JP2519131Y2 - ユニットル−ムの給水、給湯管接続構造 - Google Patents

ユニットル−ムの給水、給湯管接続構造

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JP2519131Y2
JP2519131Y2 JP7883691U JP7883691U JP2519131Y2 JP 2519131 Y2 JP2519131 Y2 JP 2519131Y2 JP 7883691 U JP7883691 U JP 7883691U JP 7883691 U JP7883691 U JP 7883691U JP 2519131 Y2 JP2519131 Y2 JP 2519131Y2
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俊明 加藤
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、工業化住宅におけるユ
ニットル−ムの給水、給湯管接続構造に関し、特に階上
側のユニットル−ムの給水、給湯管接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建築物の工期の短縮化及び現場施
工の容易化等の目的によって、工業化住宅、特に工場に
おいてユニットル−ムを形成し、このユニットル−ムを
建築現場において組み立てて、建物を形成するユニット
工法が推進されてきている。
【0003】このユニット工法においては、従来、例え
ば図3及び図4に示すようになっていた。
【0004】この例では、1階のユニットル−ム10上
に、2階のユニットル−ム12を積み重ねて、アパ−ト
を形成するようになっており、前記2階のユニットル−
ム12には、一方の壁パネル14に給湯噐16を取り付
け、その反対側の壁パネル14側に流し台18を設置す
るようにしている。そして、前記給湯器16と、流し台
18とを、2階のユニットル−ム12の床パネル22下
面に亘って配設した給水、給湯管20にて接続するよう
にしている。
【0005】この場合、給水、給湯管20を床パネル2
2下面にそのまま取り付けると、給水、給湯管20が、
床パネル22の下面より下方に出っ張って、邪魔になる
ため、床パネル22の心材24下面に切り込み26を形
成し、この切り込み26内に給水、給湯管20を嵌め込
むようにしていた。
【0006】また、図示せぬが、給水、給湯管を壁パネ
ル内に配設するようにしたものもあった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】前記従来のユニットル
−ムにおける給水、給湯管接続構造にあっては、2階の
ユニットル−ム12の床パネル22の心材24下面に形
成した切り込み26内に給水、給湯管20を嵌め込むよ
うにしていたため、給水、給湯管20が床パネル22の
下方に突出して搬送の邪魔になるようなことはないが、
床パネル22の芯材24下面に切り込み26を形成しな
ければならず、その加工に手間がかかり、面倒であると
いう問題があった。
【0008】また、壁パネル内に給水、給湯管を配設す
る場合にあっても、壁パネルに加工を加えなければなら
ず、前述の場合と同様の問題があった。
【0009】本考案は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、給水、給湯管がユニッ
トル−ムの下方に突出して、搬送の邪魔になるようなこ
とがなく、しかも給水、給湯管の配設のために切り込み
を形成したりする加工を不要にし、給水、給湯管を容易
に配設することの可能なユニットル−ムの給水、給湯管
接続構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段を、本願の請求項の各構成要件に対して、本願の
実施例の符号を対応させて説明すると、 請求項1に記載
の考案に係るユニットルームの給水、給湯管接続構造
は、天井(38)を有する階下のユニットルーム(3
0)と、床部(34)を有する階上のユニットルームと
(32)、一方の端部は、前記階上のユニットルームに
予め設置される給水、給湯源(42)に接続され、他方
の端部は、前記床部に貫通される第1の給水、給湯管
(46)と、一方の端部は、前記階上のユニットルーム
に予め設置される給水、給湯先(44)に配設され、他
方の端部は、前記床部に貫通される第2の給水、給湯管
(48)と、前記天井の上部に予め配設され、前記床部
と前記天井との間の天井裏空間にて、前記第1の給水、
給湯管及び前記第2の給水、給湯管の各他方の端部に対
して、両端がそれそれ接続される第3の給水、給湯管
(50)と、前記床部に設けられ、前記階上のユニット
ルーム内空間と前記天井裏空間とを連通させる第1の点
検口(52)と、前記天井に設けられ、前記階下のユニ
ットルーム内空間と前記天井裏空間とを連通させる第2
の点検口(54)とを有して成ることを特徴としてい
る。
【0011】
【作用】前記構成のユニットルームの給水、給湯管接続
構造にあっては、一方の端部は、階上のユニットルーム
に予め設置される給水、給湯源に接続され、他方の端部
は、前記階上のユニットルームの床部に貫通される第1
の給水、給湯管と、一方の端部は、前記階上のユニット
ルームに予め設置される給水、給湯先に配設され、他方
の端部は、前記床部に貫通される第2の給水、給湯管
と、階下のユニットルームの天井の上部に予め配設さ
れ、前記床部と前記天井との間の天井裏空間にて、前記
第1の給水、給湯管及び前記第2の給水、給湯管の各他
方の端部に対して、両端がそれそれ接続される第3の給
水、給湯管とを有しており、階上のユニツトルームに
は、給水、給湯源、給水、給湯先、第1の給水、給湯
管、及び第2の給水、給湯管が予めそれぞれ設置され、
また、階下のユニットルームには、第3の給水、給湯管
が予め設置されるので、現場の作業項目が減少して、工
期を短縮することができる。ここで、階上のユニットル
ームの第1の給水、給湯管及び第2の給水、給湯管は、
階上のユニットルームの床部下方に突出して、搬送の邪
魔になるようなことがない。また、階上及び階下のユニ
ットルームに切り込み等の格別の加工を施すことなく、
第3の吸水、給湯管を配設することが可能である。
【0012】また、前記床部に設けられ、階上のユニッ
トルーム内空間と前記天井裏空間と連通させる第1の
点検口と、前記天井に設けられ、前記階下のユニットル
ーム内空間と前記天井裏空間とを連通させる第2の点検
口とを有することにより、階上のユニットルームの第1
の給水、給湯管及び第2の給水、給湯管と、階下のユニ
ットルームの第3の給水、給湯管とを接続することがで
き、第1の給水、給湯管及び第2の給水、給湯管と第3
の給水、給湯管との接続も容易になすことが可能であ
る。
【0013】
【実施例】以下、本考案の好適な実施例について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0014】図1及び図2は、本考案の一実施例に係る
ユニットル−ムの給水、給湯管接続構造を示す図であ
る。
【0015】本実施例においては、階下のユニットルー
ムである1階のユニツトルーム30上に、階上のユニッ
トルームである2階のユニットルーム32を積み重ね
て、アパートを形成する場合を示している。
【0016】各ユニットル−ム30、32は、複数の床
パネルを連設して床部34を形成し、この床部34の外
周に壁パネルを立設して壁部36を形成すると共に、こ
の壁部36の上部開口部分若干下方位置に、天井材を張
設して天井38を形成するようにしている。
【0017】また、前記壁部36の一面には、外側に向
かって開口する収納部40が形成され、この収納部40
内に給水、給湯源である給湯器42が収納されると共
に、この給湯器42を取り付けた壁面と対向する位置の
壁面側床部34上に給水、給湯先である流し台44が設
置されるようになっている。
【0018】これら給湯器42及び流し台44には、そ
れぞれ上下方向に亘って配設された給水、給湯管46、
48の上端部が接続されると共に、これら給水、給湯管
46、48の下端部が床部34に形成した貫通口を貫通
して、床部34の下面位置とほぼ一致するように設定さ
れるようになっている。ここで、前記給水、給湯管46
は第1の給水、給湯管に、前記給水、給湯管48は第2
の給水、給湯管にそれぞれ対応する。
【0019】さらに、前記給水、給湯管46、48の下
端部同士を接続するための第3の給水、給湯管である
水、給湯管50を階のユニットルーム30の天井38
の裏側(上面)に配設するようになっている。すなわ
ち、給水、給湯管50は、一方の給水、給湯管46と、
他方の給水、給湯管48との間に亘って天井38の裏側
面に取り付けられ、かつその両端部が1階のユニット
ルーム30の上端位置とほぼ一致するように上方に立ち
上げられた状態になっている。
【0020】また、2階のユニットルーム32には、給
湯器42側の給水、給湯管46付近の床部34に、開閉
可能に床下点検口52を形成すると共に、1階のユニッ
トルーム30には、2階のユニットルーム32の流し台
44側給水、給湯管48との対応位置付近の天井38
に、開閉可能に天井点検口54を形成している。これに
より、床下点検口52は、2階のユニットルーム32内
空間と1階のユニットルーム30の天井裏空間とを連通
させ、また、天井点検口54は、1階のユニットルーム
30内空間と1階のユニットルーム30の天井裏空間と
を連通させる。ここで、床下点検口52が第1の点検口
に、天井点検口54が第2の点検口にそれぞれ対応す
る。
【0021】次に、本実施例の給水、給湯管の接続状態
について説明する。
【0022】まず、工場において1階及び2階のユニッ
トル−ム30、32を組み立て形成し、2階のユニット
ル−ム32に給湯器42及び流し台44を取り付け、さ
らに給湯器42及び流し台44にそれぞれ給水、給湯管
46、48を接続しておく。この各給水、給湯管46、
48の下端部は、床部34の下面位置とほぼ一致させる
ようにしておく。また、1階のユニットル−ム30の天
井38上面には、給水、給湯管46、48を接続するた
めの給水、給湯管50を所定の位置に取り付けておく。
この給水、給湯管50の両端部は、1階のユニットル−
ム30の上端位置とほぼ一致させるようにしておく。
【0023】この場合、給水給湯管50を階のユニ
ットルーム30の天井裏空間に取り付けているため、2
階のユニットルーム32の床部34には何等加工を施す
ことなく、簡単に取り付けることができる。
【0024】次に、1階及び2階のユニットル−ム3
0、32を、建築現場に搬送して、1階のユニットル−
ム30を基礎上に固定し、さらにこの1階のユニットル
−ム30上に2階のユニットル−ム32を載置固定す
る。このユニットル−ム30、32の搬送に際しては、
給水、給湯管46、48、50がユニットル−ムより突
出することがないため、搬送上の支障はない。
【0025】そして、1階のユニットル−ム30上に2
階のユニットル−ム32を載置固定した状態で、床下点
検口52及び天井点検口54を開いて、2階側の給水、
給湯管46、48の下端部と、1階側の給水、給湯管5
0の両端部とをジョイント56にて接続すれば、作業が
完了するもので、接続作業が簡単になし得るものであ
る。
【0026】本考案は、前記実施例に限定されるもので
はなく、本考案の要旨の範囲内で、各種の変形実施が可
能である。
【0027】例えば、本実施例においては、ユニットル
−ムを用いて2階建てのアパ−トを形成する場合につい
て説明したが、この例に限らず、3階建て以上の場合に
も適用可能である。
【0028】また、給水、給湯先として、流し台を示し
たが、これに限らず、洗面台その他のものにも適用でき
るものである。
【0029】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のユニット
ルームの給水、給湯管接続構造にあっては、階上のユニ
ットルームには、給水、給湯源と、給水、給湯先と、第
1の給水、給湯管と、第2の給水、給湯管とが予めそれ
ぞれ設置され、また、階下のユニットルームには、第3
の給水、給湯管が予め設置されるので、現場の作業項目
が減少して、工期を短縮することができる。ここで、階
上のユニットルームの第1の給水、給湯管及び第2の給
水、給湯管は、階上のユニットルームの床部下方に突出
して、搬送の邪魔になるようなことがない。また、階上
及び階下のユニツトルームに切り込み等の格別の加工を
施すことなく、第3の吸水、給湯管を配設することがで
きるという効果がある。
【0030】また、階上のユニットルームの第1の給
水、給湯管及び第2の給水、給湯管と、階下のユニット
ルームの第3の給水、給湯管とを接続することができ、
第1の給水、給湯管及び第2の給水、給湯管と第3の給
水、給湯管との接続も容易になすことができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るユニットル−ムの給
水、給湯管接続構造を示す縦断面図である。
【図2】図1のユニットルームの給水、給湯管接続構造
を示す斜視図である。
【図3】従来のユニットル−ムにおける給水、給湯管接
続構造を示す斜視図である。
【図4】図3の2階のユニットル−ムの床パネル下面の
状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
30、32 ユニットル−ム 34 床部 38 天井 42 給湯器 44 流し台 46、48、50 給水、給湯管 52 床下点検口 54 天井点検口
MH017102

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井を有する階下のユニツトルームと、 床部を有する階上のユニットルームと、 一方の端部は、前記階上のユニットルームに予め設置さ
    れる給水、給湯源に接続され、他方の端部は、前記床部
    に貫通される第1の給水、給湯管と、 一方の端部は、前記階上のユニットルームに予め設置さ
    れる給水、給湯先に配設され、他方の端部は、前記床部
    に貫通される第2の給水、給湯管と、 前記天井の上部に予め配設され、前記床部と前記天井と
    の間の天井裏空間にて、前記第1の給水、給湯管及び前
    記第2の給水、給湯管の各他方の端部に対して、両端が
    それそれ接続される第3の給水、給湯管と、 前記床部に設けられ、前記階上のユニットルーム内空間
    と前記天井裏空間とを連通させる第1の点検口と、 前記天井に設けられ、前記階下のユニットルーム内空間
    と前記天井裏空間とを連通させる第2の点検口とを有し
    て成る ことを特徴とするユニットルームの給水、給湯管
    接続構造。
JP7883691U 1991-09-02 1991-09-02 ユニットル−ムの給水、給湯管接続構造 Expired - Lifetime JP2519131Y2 (ja)

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