JPH075103B2 - 自動車用ドアのシ−リング工法 - Google Patents

自動車用ドアのシ−リング工法

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Publication number
JPH075103B2
JPH075103B2 JP61078980A JP7898086A JPH075103B2 JP H075103 B2 JPH075103 B2 JP H075103B2 JP 61078980 A JP61078980 A JP 61078980A JP 7898086 A JP7898086 A JP 7898086A JP H075103 B2 JPH075103 B2 JP H075103B2
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JP
Japan
Prior art keywords
door
attached
thermosetting resin
outer panel
hemming
Prior art date
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JP61078980A
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JPS62234785A (ja
Inventor
俊勝 三浦
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用ドアのヘミング部におけるシーリング
工法に関する。
〔従来技術〕
従来、ドアのアウタパネルのエッジ部を防錆するため施
されるシーリング工法としては例えば、アウタパネルと
インナパネルの当接する外周部をヘミング接合して自動
車用ドアを構成し、このドアを自動車のメインボデイに
ドアヒンジを介して取り付け、この状態で電着塗装し、
その後前記ドアのヘミング接合部の全周をPVC系シーリ
ング材を塗布し、このシーリング材を中塗塗装における
焼付工程によって固化してシーリングするようにしてい
る。(実開昭52-6310号公報参照) 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながらこのような従来のシーリング工法にあって
は、ドアをメインボデイに取り付けた状態でシーリング
材を塗布するため、ドアを開いた状態でもヘミング接合
部のドアヒンジ取付部に対応した部位すなわちドアヒン
ジ裏の隠れた部位にシーリング用ガンの注入部を挿入す
ることが非常に困難で、往々にしてシーリングの出来な
い部分を残す結果となり、市場での発錆の原因となると
いう問題点があった。
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたも
ので、ドアのヘミング接合部におけるシーリングの困難
な部位を完全にシーリングし、高い防錆性能を得るよう
にした自動車用ドアのシーリング工法を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はかかる目的を達成するため、アウタパネルとイ
ンナパネルの当接する外周部とをヘミング接合して構成
した自動車用ドアにおいて、該ドアのインナパネルにド
アヒンジを取り付けるドア組立工程で、前記ヘミング接
合部のアウタパネルのエッジ部の一部に半硬化状態で粘
着性を有する熱硬化樹脂テープを貼付し、前記ドアヒン
ジを介してドアを取り付けた後のメインボデイに電着塗
装を施し、前記熱硬化樹脂テープの貼付されていない前
記アウタパネルのエッジ部の残部にシーリング材を塗布
することを特徴とする 〔作用〕 ドアをメインボデイに取り付けない前にヘミング接合部
のシーリング困難な部位に熱硬化樹脂テープを貼付する
ため、その作業を完全に遂行することができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図a,bに示すように、アウタパネル1とインナパネ
ル2の当接する外周部をヘミング接合3して自動車用ド
ア4を構成し、このドア4のインナパネル2にドアヒン
ジ5を溶接もしくはボルトにより取り付ける。(以下ド
ア組立工程と称す) このドア組立工程において、ドア4にドアヒンジ5を取
り付ける前又は後に、ヘミング接合部3の一部具体的に
はドアヒンジ5取付部に対応する部位すなわちドアヒン
ジ5裏の隠れた部位に、半硬化状態で粘着性を有する熱
硬化樹脂テープ6を貼付する。この熱硬化樹脂テープは
例えばエポキシ樹脂等で形成されるものである。
次に上記ドア4は車体組立工程において第2図a,bに示
すように、ドアヒンジ5を介してメインボデイのピラー
7に回動自在に取り付けられる。
その後、上記ドア4を取り付けたメインボデイは電着塗
装工程すなわち詳細には化成電着工程および電着焼付工
程を経て電着塗装する。前記熱硬化樹脂テープ6は少量
でありかつ半硬化であるため、化成電着工程において電
着液を汚染したり樹脂が洗い流されることはない。さら
に、焼付工程前までは、パネル面に密着硬化しないの
で、電着液がすみずみまでいき渡る。そして電着焼付工
程まで進み、この電着焼付工程時の加熱により固化し当
該ヘミング接合部3の一部のシーリングが終了する。
このように、電着塗装された後、メインボデイに取り付
けられたドア4のヘミング接合部3における残部に安価
で塗布作業性の良いペースト状のPVC系シーリング材8
をガンにより塗布する。
次に上記ドア4の取り付けられたメインボデイは中塗塗
装工程において、中塗塗装され、この工程における乾燥
工程において前記シーリング材8は乾燥炉内で加熱固化
し当該ヘミング接合部3の残部のシーリングが終了す
る。
このようにしてドア4のヘミング接合部3の全部がシー
リングされるが、従来シーリングが困難であった部位も
ドア4をメインボデイに取り付ける前に、熱硬化樹脂テ
ープ6を貼付してシーリングを施こすので、そのシーリ
ングは完全に遂行され、市場において発錆することがな
い訳である。しかも前記テープ6は必要箇所に最小限貼
付するため、安価である。
なお、上記実施例ではサイドドアを例にとって説明した
が、本発明ではこれに限定されずバックドア等にも適用
されることは勿論である。
〔効果〕
以上説明してきたように、本発明によれば、ドアのヘミ
ング接合部におけるシーリングの困難な部位のシーリン
グを完全に行うことができ、高い防錆性能を得ることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bおよび第2図a,bは夫々本発明シーリング工法
の工程図で、第1図aはドア組立工程におけるドアの要
部斜視図、第1図bはその水平断面図、第2図aは中塗
塗装工程におけるメインボデイの要部斜視図、第2図b
はその水平断面図である。 1……アウタパネル、2……インナパネル、3……ヘミ
ング接合部、4……自動車用ドア、5……ドアヒンジ、
6……熱硬化樹脂テープ、7……ピラー(メインボデイ
の一部)、8……PVC系シーリング材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アウタパネルとインナパネルの当接する外
    周部とをヘミング接合して構成した自動車用ドアにおい
    て、 該ドアのインナパネルにドアヒンジを取り付けるドア組
    立工程で、 前記ヘミング接合部のアウタパネルのエッジ部の一部に
    半硬化状態で粘着性を有する熱硬化樹脂テープを貼付
    し、 前記ドアヒンジを介してドアを取り付けた後のメインボ
    デイに電着塗装を施し、 前記熱硬化樹脂テープの貼付されていない前記アウタパ
    ネルのエッジ部の残部にシーリング材を塗布することを
    特徴とする自動車用ドアのシーリング工法。
  2. 【請求項2】ドア組立工程における熱硬化樹脂テープの
    貼付部位が、前記ヘミング接合部のアウタパネルのエッ
    ジ部のヒンジ取付部に対応する部位であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の自動車用ドアのシーリ
    ング工法。
JP61078980A 1986-04-04 1986-04-04 自動車用ドアのシ−リング工法 Expired - Lifetime JPH075103B2 (ja)

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JPS62234785A JPS62234785A (ja) 1987-10-15
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