JPH0750974Y2 - 組立家具 - Google Patents

組立家具

Info

Publication number
JPH0750974Y2
JPH0750974Y2 JP1989078204U JP7820489U JPH0750974Y2 JP H0750974 Y2 JPH0750974 Y2 JP H0750974Y2 JP 1989078204 U JP1989078204 U JP 1989078204U JP 7820489 U JP7820489 U JP 7820489U JP H0750974 Y2 JPH0750974 Y2 JP H0750974Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top plate
pipe
main top
legs
depth direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989078204U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0316429U (ja
Inventor
一弘 小西
好博 太洞
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イトーキクレビオ filed Critical 株式会社イトーキクレビオ
Priority to JP1989078204U priority Critical patent/JPH0750974Y2/ja
Publication of JPH0316429U publication Critical patent/JPH0316429U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0750974Y2 publication Critical patent/JPH0750974Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パイプ部材を主として利用し、組立て簡単で
コスト的に安くしかも空間を有効に利用したシンプルな
構成の組立家具に関する。
〔従来の技術〕
従来、脚部や天板等を種々組み合わせて組立家具、例え
ば机を作るのは既に公知である。例えば、そのような例
として実公昭55-14264号等で代表される机がある。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、このような組立家具、とりわけ机にあっては天
板用の板材と各種パイプ部材を利用して組立てられてい
るが、単に机が構成されるだけで、これらの複数個を側
方へ簡易に連結して種々のものを組立てたり又は上下方
向に空間を有効に利用し、しかも構成簡単に組立てるこ
とのできる状態のものではない。結果、広い面積の一つ
の机等を得るには、これらを複数個側方へ並列設置する
必要がある。このために、組立て作業が複雑であるばか
りでなく、そのコストも高くなり、又空間が有効に利用
されていない等の問題がある。本考案は、従来のこのよ
うな問題点に鑑み、パイプ部材を主として利用し、組立
て簡易でコスト的に安く、しかも空間の有効利用がなさ
れたシンプルな構成の組立家具を提供せんとするにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
前記本考案の目的は、パイプ部材で逆T字型に作成し、
その垂直なパイプ部材の上端に、奥行方向に配向した短
冊状板材からなるジョイント用側部天板の中央部下面を
固定するとともに、該側部天板の奥行方向中央一側又は
両側の側面に側方連結孔を開口してなる一対の脚部と、
前記側部天板の内縁間に側方連結孔を利用して回転軸で
奥行方向中央両側を枢支した主天板と、前記主天板と脚
部との間に設けた主天板角度調整装置と、よりなる角度
調整可能な天板を有する組立家具を提供する。
更に、側部天板中央であって前記脚部を構成する垂直な
パイプ部材の直上に上方へ開口した上方連結孔を作り、
該孔に下端を挿入して支柱パイプを立設するとともにエ
ルボ部材を介して長手方向に凹溝を有する水平連結パイ
プを嵌合・架設し、該水平連結パイプに外嵌し且つ凹溝
に嵌合できる凸部を内設した外嵌部を有する取付部材を
取付け、該取付部材を介して棚用ケース等を固定してな
る構造が好ましく採用される。
〔作用〕
以上の如く、本考案にかかる組立家具は、ジョイント用
の側部天板を上端に有する一対の脚部と、前記脚部の側
部天板間に回転軸で枢支される主天板と、主天板角度調
整装置とを有することから、これらの部材を組立てれば
家具の一種である机としての最低形態が得られるばかり
でなく、その主天板は側部天板に対し水平から各種角度
に調整することができるうえに、側部天板の両側に主天
板又は他の種々の部材を連結することで、巾広い天板面
を作ることができ、又側部天板上方に支柱を立設し且つ
水平連結パイプを架設することで、天板上方の空間利用
がなされうるのである。
〔実施例〕
本考案の詳細を更に図示した実施例により説明する。第
1図は本考案にかかる組立家具の組立状態説明用斜視図
であり、図中1が一対の脚部であり、該脚部1,1間に設
けた2が主天板である。そしてこの脚部1に対し主天板
2は、回動自在に取付けられている。即ち、脚部1は、
図例の如くパイプ部材で逆T字型に作成され、その垂直
なパイプ部材の上端に短冊状板材を側部天板3として中
央部下面を固定するとともに、この側部天板3の奥行方
向中央一側又は両側には側方連結孔4を開口しており、
更に該脚部1を構成する垂直なパイプ部材の直上に上方
へ開口した上方連結孔5を設けている。そして、これら
の一対の脚部1,1の側部天板3内縁間に介装される主天
板2は、前記側部天板3の奥行とほぼ等しい巾をもつ板
材の奥行方向中央両側に回転軸6を突設し、該回転軸6
を前記側部天板3の連結孔4に挿入して、側部天板3に
対し主天板2を回転可能に設定している。尚、図例の前
記回転軸6は、主天板2側面に突設した状態のものを例
示しているが、これらを逆に設定することは当然採用さ
れうるところである。そして、側部天板3に対し、主天
板2の角度調整は図中の角度調整装置7でなされてい
る。即ち、主天板2又は側部天板3の一方にピン挿入用
係止孔8を有する止片9を垂設し、他方に前記止片9に
近接し、且つ止片9の係止孔8に対応して複数個の係止
孔10を縦設した調整片11を垂設し、止片9の係止孔10と
調整片11の適宜の係止孔10に係止ピン12を挿脱すること
で、主天板2の角度を調整しているのである。図例のも
のにおいては、止片9を側部天板3側面に設け、又調整
片11を主天板2側面に設けている。従って一対の脚部1,
1に対し、角度調整装置7における係止ピン12の止め位
置を変更するだけで、主天板2の角度を適宜調整可能と
なる。次いで、第1図で示すパイプフレーム13は、この
主天板2並びに側部天板3の上方の空間を利用する為の
種々の部材、例えば、棚部材を取付けること等に利用さ
れる。即ち、側部天板3中央には、上方へ開口した連結
孔5を前記の如く設けているので、該孔5に支柱パイプ
14の下端を挿入して、立設するとともに、パイプ14上端
には第1図の如きL型、又は第6図の中央で示す如きT
型のエルボ部材15を介して水平連結パイプ16を互いに嵌
合することで架設して前記パイプフレーム13が作られ、
この水平連結パイプ16に種々のものを吊下げたり、又は
載置したりする。このパイプ16と種々の取付け部材との
連結装置の関係は、例えば第3〜4図によって示され
る。即ち、該水平連結パイプ16には、図例の如く完全な
丸型とせず、断面異形の状態、即ち他の部材を外嵌する
ことで、その部材が回転するのを規制されるような断面
構造のものが採用される。図例のものは、パイプの上下
面の長手方向に凹溝17を作り該凹溝17に嵌合できる凸部
18を内設した前記パイプ16への外嵌部19の上面に支持台
20を取付けた取付部材21を介して種々の部材が固定され
る。即ち、第6図で示す如く、一対の脚部1,1間に角度
調整装置7を利用しながら、主天板2を枢支し、側部天
板3上に支柱パイプ14並びに水平連結パイプ16をエルボ
部材15を介して連結するとともに、この水平連結パイプ
16上に前記回転を規制された取付部材21を利用して棚用
ケース22等を固定したり、又は照明器具を取付けたりす
るのである。即ち、種々の複雑な構成を必要とせず水平
連結パイプ16に対し回転が規制された取付部材21を介し
て種々の部材を取付けたり、又は直接該水平連結パイプ
に係止したりして天板上方の空間を有効に利用せんとす
るものである。尚、第6図で示す実施例は、2連の主天
板2を用い、その一側端には半円状の端部テーブル23を
取付けている。この端部テーブル23も前記主天板2と同
様に角度調整装置7と回転軸6を採用することで水平に
も又は角度調整された状態にも取付けることができる。
図中24は、主天板2下の空間を利用する支持パイプであ
る。
〔考案の効果〕
以上の如く、本考案にかかる組立家具は、 パイプ部材を主として利用して組立家具を構成して
いるので、各部材を組立てるだけで基本の家具ばかりで
なく、それを大きく連設したりして、種々の所望の家具
が手軽に組立てでき、且つ側部天板部材が主天板、その
他の部材を連結する連結部分となるとともに天板の一部
を構成してテーブル面としての使用面積を拡大すると同
時に、天板上方の空間並びに下方の空間を有効に利用し
うるようなシンプルな構成となり、 主天板は側部天板に対し、その表面角度を種々に変
更でき、更にこれらの単位部材を側方又は上下方向へ組
立てることで、これら部材の増設で種々の家具を、簡易
に且つコスト的に安く作ることができる。
主天板の奥行方向中央両側を、両側に配設した一対
の脚部の内縁間、即ち逆T字型のパイプ部材の上端に中
央部下面を固定した側部天板の内縁間であって奥行方向
中央を回転軸と連結孔とで枢支したことにより、主天板
に加わる荷重の大部分を中央部の回転軸を介して脚部で
支持するのでバランスが良く、しかも角度調整装置に無
理な荷重が加わらないので、該角度調整装置が損傷する
恐れが少ない。
側部天板中央であって前記脚部を構成する垂直なパ
イプ部材の直上に上方へ開口した上方連結孔を作り、該
孔に下端を挿入して支柱パイプを立設するとともにエル
ボ部材を介して長手方向に凹溝を有する水平連結パイプ
を嵌合・架設し、該水平連結パイプに外嵌し且つ凹溝に
嵌合できる凸部を内設した外嵌部を有する取付部材を取
付け、該取付部材を介して棚用ケース等を固定する場合
には、支柱パイプと、脚部を構成する垂直なパイプ部材
とが直線状になって、棚用ケース等の荷重を支柱パイプ
を介して脚部のパイプ部材でバランス良く支持すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる組立家具の説明用斜視図、第2
図はその分解説明図、第3図並びに第4図はパイプ部材
に対する取付部材の取付状態を説明する説明図、第5図
は主天板の角度調整状態を示す説明図、第6図は本組立
家具により連設組立てられた実施例説明図である。 1:脚部、2:主天板、3:側部天板、4:側方連結孔、5:上方
連結孔、6:回転軸、7:角度調整装置、8:係止孔、9:止
片、10:係止孔、11:調整片、12:係止ピン、13:パイプフ
レーム、14:支柱パイプ、15:エルボ部材、16:水平連結
パイプ、17:凹溝、18:凸部、19:外嵌部、20:支持台、2
1:取付部材、22:ケース、23:端部テーブル、24:支持パ
イプ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パイプ部材で逆T字型に作成し、その垂直
    なパイプ部材の上端に、奥行方向に配向した短冊状板材
    からなるジョイント用側部天板の中央部下面を固定する
    とともに、該側部天板の奥行方向中央一側又は両側の側
    面に側方連結孔を開口してなる一対の脚部と、 前記側部天板の内縁間に側方連結孔を利用して回転軸で
    奥行方向中央両側を枢支した主天板と、 前記主天板と脚部との間に設けた主天板角度調整装置
    と、 よりなる角度調整可能な天板を有する組立家具。
  2. 【請求項2】側部天板中央であって前記脚部を構成する
    垂直なパイプ部材の直上に上方へ開口した上方連結孔を
    作り、該孔に下端を挿入して支柱パイプを立設するとと
    もにエルボ部材を介して長手方向に凹溝を有する水平連
    結パイプを嵌合・架設し、該水平連結パイプに外嵌し且
    つ凹溝に嵌合できる凸部を内設した外嵌部を有する取付
    部材を取付け、該取付部材を介して棚用ケース等を固定
    してなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の組立家
    具。
JP1989078204U 1989-06-30 1989-06-30 組立家具 Expired - Lifetime JPH0750974Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989078204U JPH0750974Y2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 組立家具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989078204U JPH0750974Y2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 組立家具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0316429U JPH0316429U (ja) 1991-02-19
JPH0750974Y2 true JPH0750974Y2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=31621271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989078204U Expired - Lifetime JPH0750974Y2 (ja) 1989-06-30 1989-06-30 組立家具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0750974Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4942506B2 (ja) * 2006-03-14 2012-05-30 住化農業資材株式会社 軟質ホース用継手
JP7286944B2 (ja) * 2018-10-25 2023-06-06 コクヨ株式会社 テーブル

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5760535U (ja) * 1980-09-29 1982-04-09
JPS6140933U (ja) * 1984-08-21 1986-03-15 株式会社 くろがね工作所 机等における天板の傾斜角度調節装置
JPS644119U (ja) * 1987-06-27 1989-01-11
JPH052107Y2 (ja) * 1987-11-21 1993-01-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0316429U (ja) 1991-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2779802B2 (ja) 事務テーブル,デスク用ユニット構成型支持構造体
JPH0750974Y2 (ja) 組立家具
JPS63147409A (ja) 調度品
JPH04166104A (ja) 天板付家具
JPH1099135A (ja) 机の天板の高さ調節装置
JPS6235408Y2 (ja)
JPH0517955Y2 (ja)
JPH0347548Y2 (ja)
JPS5811220Y2 (ja) 製図台などにおける昇降支柱
JPH0448826U (ja)
JPH024634Y2 (ja)
JPH0373345U (ja)
JP3007632U (ja) ワークテーブル
JPH0339085Y2 (ja)
JPH0524Y2 (ja)
JPS5948254U (ja) 単柱式書棚
JPS6236448Y2 (ja)
JPH04115459U (ja) ベツド
JPH0264214U (ja)
JPS6019613Y2 (ja) 変形コ−ナ−テ−ブル
JP2024053169A (ja) 什器
JPS5811224Y2 (ja) 製図台
JPH0426043Y2 (ja)
KR870001709Y1 (ko) 진열대의 조립장치
JPH0438726U (ja)