JPH07509500A - ポリアミド材料 - Google Patents
ポリアミド材料Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（ここで、Ｒは任意に置換されていてもよいアルキル基、任意に置換されていて
もよいフェニル基または（メタ）アクリリル基である）であるか、
＼Ｒ１
（ここで、Ｒが（メタ）アクリリル基でありモしてＲ１が水素、任意に置換され
ていてもよいアルキル基、または任意に置換されていてもよいフェニル基である
か、或は
Ｒが水素でありそしてＲ１が任意に置換されていてもよいアルキル基、または任
意に置換されていてもよいフェニル基である）（ここで、Ｒは任意に置換されて
いてもよいアルキル基、または任意に置換されていてもよいフェニル基である）
であるか、
ＯＲ’
（ここで、Ｒ１は任意に置換されていてもよいアルキル基、任意に置換されてい
てもよいフェニル基、または任意に置換されていてもよいビニル基である）
であってもよい］
で表される。このアントラキノン環の他の位置が任意に置換されていてもよい。
好適には、この２置換アントラキノンは２−アクリルアミドアントラ＋／ ン（
Ｘ＝ＮＨＣ（０）ＣＨ＝ＣＨｚ） 、２−アクリルオキシアントラ４／ ン（Ｘ
＝ＯＣ（０）ＣＨ＝ＣＨｚ）または２−ベンゾイルアミノアントラキノン（Ｘ＝
ＮＨＣ（０）ＣａＨｓ）である。
この光架橋性材料は２種以上の２置換アントラキノン類を含んでいるか、或は１
種以上の２置換アントラキノン類と１種以上の他の光開始剤材料との混合物を含
んでいてもよい。
如何なるポリアミドも用いられ得るが、ポリへキサメチレンジアミン（より通常
にはナイロン６．６として知られている）またはポリカプロラクタム（より通常
にはナイロン６として知られている）が好適である。
本発明のさらなる面に従い、２置換アントラキノンがその中に組み込まれている
か或はそれの表面上にコートされているポリアミドを含んでいる溶媒キャストフ
ィルムまたは溶融紡糸繊維を提供する。
この２置換アントラキノンは、その溶融紡糸を行う前か或はそれを行っている間
にそのポリマーの中に組み込まれ得るか、或は紡糸仕上げ剤としてか或は染色工
程を行っている間にその繊維表面に塗布され得る。
ンブであってもよい。
これらの２−置換アントラキノン類は一般に知られているが、２位に（メタ）ア
クリルオキシ基を含んでいる化合物は新規である。
それゆえ、本発明のさらなる面に従い、式Ｒは水素またはメチル基である］
で表される光開始剤化合物を提供する。
以下に示す実施例を用いて本発明の説明を行う。
実施例１
トリフルオロエタノールの中にナイロン６．６チツプ（２重量％）を溶解させた
後、２−アクリルアミドアントラキノン（ＡＡＡＱ）を０゜２重量％加えた。そ
の得られる溶液をガラスプレート上に広げて溶媒を蒸発させることによって、１
組のフィルムサンプルを製造した。このＡＡＡＱが入っていない対照サンプルも
調製した。
これらのプレートからフィルムを取り外した後、４００ワツトの水銀が入ってい
るカラス漏斗の中に注ぎ（この漏斗と詰物は予め一定重量になるまで乾燥したも
のである）、溶解していないゲルを濾別し、固定量の蟻酸で洗浄した後、再び一
定重量になるまで乾燥させることによって、ゲル生成量を測定したが、これは架
橋度合に比例している。その結果を表１に示す。
実施例２
２−アクリルオキシアントラキノン（ＡＯＡＱ）および２−ベンゾイルアミノア
ントラキノン（ＢＯＡＡＱ）を用いる以外は実施例１を繰り返した。その結果も
表１に示す。
轟１
時間 ゲル％
（分） 対ｆｆｌ ＡＡＡＱ ＡＯＡＱ ＢＯＡＡＱｏ ０ ０ ０ １．８
５ ２．９３ ７．２ ５．５
１０ ３．８ ２７．４ １７．２４
２０ ４５．０ ４１．１４
３０ １２．４４ ５９．４ ５３゜５３ ４２．２実施例３
各々が約１９デシテツクス（ｄｅｃｉｔｅｘ）のフィラメントが６８本備わって
いる半艶消しくｓｅｍｉ−ｄｕｌｌ）ナイロン６、６カーペ・ノド糸のサンプル
を、ＡＡＡＱが１重量％とベンジルアルコールが５重量％入っている８０／２０
水／イソプロピルアルコール溶液内で３０分間沸騰させたが、ここでは、このナ
イロン用膨潤剤としてベンジルアルコールを存在させこれらの乾燥させたサンプ
ルをほどいて平らな表面の上に置き、４００ワツトの水銀ランプの下に種々の時
間室いたが、各々のサンプルに関して、その時間の半分の時点で裏返した。実施
例１と同じ方法でゲル生成量を測定した。その結果を表２に示す。
実施例４
ナイロン６．６フイルムのサンプルを用いて実施例３を繰り返した。
その結果も表２に示す。
時間 繊 維 フィルム
（分） 対照 ＡＡＡＱ 対照 ＡＡＡＱｏ １．０ ０ ０ ０
２０ ２．４ ２０．４ ２．４ １５．２４０ １０．４ ３３．２ ７．０
４１．３６０ １４．８ ３０．０ ８．０ ４５．７８０ ２０．１ ３９
．０
実施例５
２−アクリルオキシアントラキノンの合成水浴の中に入れた適当な容器内で、２
−ヒドロキシアントラキノン（２ｇ）、水（１２５ｍＬ） 、ジオキサン（２５
ｍＬ）およびＫＯＨ（２０ｇ）を−緒に混合した。このアントラキノンのフェノ
キサイド塩その残渣を濾過し、水で洗浄した後、水系エタノールから再結晶させ
た。
その収率は約６０％であった。
国際調査報告
Claims (7)
- １．線状ポリアミドと光架橋剤としての２置換アントラキノンを含んでいる光架 橋性材料。
- ２．該２置換アントラキノンが、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ［式中、 Ｘは、ＯＲ （ここで、Ｒは任意に置換されていてもよいアルキル基、任意に置換されていて もよいフェニル基または（メタ）アクリリル基である）であるか、 ▲数式、化学式、表等があります▼ （ここで、Ｒが（メタ）アクリリル基でありそしてＲ１が水素、任意に置換され ていてもよいアルキル基、または任意に置換されていてもよいフェニル基である か、或は Ｒが水素でありそしてＲ１が任意に置換されていてもよいアルキル基、または任 意に置換されていてもよいフェニル基である）であるか、 Ｃ（Ｏ）−Ｒ （ここで、Ｒは任意に置換されていてもよいアルキル基、または任意に置換され ていてもよいフェニル基である）であるか、 ＯＲ１ （ここで、Ｒ１は任意に置換されていてもよいアルキル基、任意に置換されてい てもよいフェニル基、または任意に置換されていてもよいビニル基である） であってもよい］ で表されることを特徴とする請求の範囲１記載の光架橋性材料。
- ３．該２置換アントラキノンが２−アクリルアミドアントラキノン（Ｘ＝ＮＨＣ （Ｏ）ＣＨ＝ＣＨ２）、２−アクリルオキシアントラキノン（Ｘ＝ＯＣ（Ｏ）Ｃ Ｈ＝ＣＨ２）または２−ベンゾイルアミノアントラキノン（Ｘ＝ＮＨＣ（Ｏ）Ｃ ６Ｈ５）であることを特徴とする請求の範囲２記載の光架橋性材料。
- ４．該ポリアミドがポリヘキサメチレンジアミンまたはポリカプロラクタムであ ることを特徴とする前請求の範囲いずれか記載の光架橋性材料。
- ５．２置換アントラキノンがその中に組み込まれているか或はそれの表面上にコ ートされているポリアミドを含んでいる溶媒キャストフィルム。
- ６．２置換アントラキノンがその中に組み込まれているか或はそれの表面上にコ ートされているポリアミドを含んでいる溶融紡糸繊維。
- ７．式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ［式中、 Ｒは水素またはメチル基である］ で表される光開始剤。
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