JPH07509385A - ポンプとして作用する部分と、ポンプによって膨らますべき部分とを有している膨らまし可能な物体,特に空気マット - Google Patents

ポンプとして作用する部分と、ポンプによって膨らますべき部分とを有している膨らまし可能な物体,特に空気マット

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JPH07509385A
JPH07509385A JP6504923A JP50492394A JPH07509385A JP H07509385 A JPH07509385 A JP H07509385A JP 6504923 A JP6504923 A JP 6504923A JP 50492394 A JP50492394 A JP 50492394A JP H07509385 A JPH07509385 A JP H07509385A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ポンプとして作用する部分と、ポンプによって膨らますべき部分とを有している 膨らまし可能な物体、特に空気マット本発明は、請求項1の前文に記された特徴 を有している膨らますべき物体、詳細には空気マットに関する。
ポンプ部分が配置されている。このポンプ部分は、一端がダイアフラム弁(Fo lien ventil)で終っており、そして、ダイアフラム弁を囲んでいる 壁内の小さい造的に非常に労力及び費用がかかる。
類似の構成の空気マットが、米国特許第3042941号により公開されている 。この公知の空気マットでは、ヘッド部分がポンプ部分として作用され、そして 圧縮後、ポンプ部分のポンプ作用により再び押し開かれ、一方向人口弁を通り空 気をポンプ部分に流入できるようになっている自動的に膨張する成形体を含む。
ポンプ部分と膨らますべき部分との間に配置された壁に、戻り装置のないダイア フラム弁がある。他の実施例では、このダイアフラム弁の代わりに、一方向人口 弁に比べてかなり小さい直径を存している常時開いている流路が配置されている 。
それによって、膨らますべき部分とポンプ部分との間に、圧力バランスが生ずる ようになっている。
双方の場合に、ポンプ部分壁を広げる要素は、ポンプ部分閉鎖前に挿入されなけ ればならない、それは製造技術上不都合である。その上、公知の空気マットでは 、利用者は、感知できる抵抗の形で、また多分目でも見える程の、壁を広げる要 素を感する、それもまた望ましくない。さらに、空気マットのロール巻きも、成 形スプレッダ−によって妨げられる。
一体化してポンプ部分を有する空気マットがヨーロッパ特許第0078763号 によって公開されている。このマットのヘッド部分が密閉したポンプ容器を形成 しており、そのポンプ容器はその寸法を膨らまし可能なチャンノく−によって規 定されている。逆止弁を経て、ポンプ容器は、マットの水平部分(Lleget eil)に接続されている。利用器の足によって行なうことができるへ・ノド部 分の圧縮によって、空気が水平部分内に入れられる。勿論へ・ノド部分は、内部 圧力以下にすることはできない、むしろその硬さは、膨らますことができるチャ ンノ(−によって決まる。さらに、口又はふいごによって一度チャンノく−を膨 らす必要がある。
ヘッド部分及び水平部分における望ましい均等な圧力は通常達成できない。
本発明の目的は、請求項1の前文に記した種類の膨らますべき物体の構造を、特 に製造に関して簡易化し、しかもポンプ部分の構造に関しても簡易化することに ある。
この目的の解決方法は、請求項1に記された特徴によって達成される。廃物の形 の小さい発泡性材料(Treibmaterial)は、発泡性材料が、膨らま すべき物体の製造後、ポンプ部分内に、しかも入口開口を通り挿入されるのを可 能にする。
勿論、廃物の使用は、多分、一方向出口弁が、これらの廃物によって、たとえこ れらの廃物がオーブンセル(offenzall ig)であっても、詰まり、 それによって空気の通過を困難にする欠点を有している。そのため、一方向出口 弁の前tこ、空気を通す壁が配置されていて、それが、発泡性材料を一方向出口 弁(こ達し得な+11ようにしている。
発泡性材料というのは、圧縮可能であって、しかも減圧のとき、空気流入(こよ り、その容積を増大する材料を言う。そのような材料の例は請求項2に記されて いる。
さらに他の有利な実施例が、その他の従属請求項の主題である。
ポンプ部分として、ヘッド部分の一部が使用されているとき、膨らますこと力( できるヘッド部分の場合に、存在する対向している囲いを互に接続して0る支持 壁(steg wand)の一つが、ポンプ部分と膨らますべき部分との間の仕 切壁として形成されるのが特に経済的である。この仕切壁はさらに延長部を備え ており、それが、折りたたむことによって、ダイアフラム弁の形の一方向出口弁 を形成し、その弁が、膨らますべき部分内に突出している。ポンプ部分くよ、物 体の対向する壁間に挿入された仕切壁によって膨らますべき部分から分離されて いる、それはつまり、ポンプ部分が大部分、物体の壁によって形成されているこ とを意味している。これはまた、ポンプ部分が、マットの水平部分を形成する多 くのパイプの一部であるときにも言える。 好ましくは、膨らますべき部分内に 突出しているダイアフラム弁部分か、又は仕切壁自体のいずれかに設けられてい る小さい開口が、空気のわずかな戻りを行なう。
ポンプ部分の囲い内に配置した開口が入口として使用されるのが特に有利である 。この開口は、物体を膨らますべき利用者の足によって閉じることができる、そ れによっである意味で一方向弁ができる。この目的のために、開口は好ましくは 、ポンプ部分の上部側に配置される。
以下に、図面に示された実施例により本発明を詳述する。この実施例は、空気マ ットの製造に関する。しかし本発明は、ポンプ部分及び膨らますべき部分に、均 等な圧力が支配することが重要であるいかなる種類の膨らますべき物体の場合に も適用可能である。そのような物体は、例えば、膨らますことができる玩具人形 、島等である。
図面において、 図1は、本発明により形成された空気マットを斜視図で示している、図2は、ポ ンプ部分と膨らまべき部分との間に配置された弁ブロックの上から見た平面図で ある: 図3は、図2の切断線A−Aに対応する弁ブロックの断面を示している ; 図4は、弁ブロツク内に挿入されるべき弁体を側面図で示している;図5は、弁 体の他の実施例を、同様に側面図で示している;図6は、変更した実施例におけ る本発明により形成された、ヘッド部分及び水平部分より成る2部分の空気マッ トを斜視図で示している;図7は、本発明により形成された空気マットの他の実 施例の長手方向の断面であり、ミートとして置く′のに適している形状を示して いる。
図8は、一方向出口弁及び、一方向人口弁及び中間部分とヘッド部分との間に配 置された一方向弁を斜視図で示している;図9は、図8に示した物体を他の実施 例で示している:図10は、ポンプ部分と膨らますべき部分との間に配置された 一方向山口弁の他の実施例の上から見た平面図を示している;図11は、図1O に示した物体の部分断面側面図を示している;図12は、図7の代りとして示さ れた挟持バーを斜視図で示している;図13は、空気マットを平面図で示してい る、この場合にはポンプ部分は、ヘッド部分の一部である; 図14は、ポンプ 部分と、ダイアフラム弁を有している膨らますべき部分との間の移行部の断面を 示している;−図15は、図14の線B−Bに対応する断面図を示している;図 16は、空気マットに挿入する前の広げた仕切壁を上から見た平面図を示してい る; 図17は、空気マットを平面図で示しており、この場合には、ポンプ部分はマッ トの水平部分内に配置されている; 図18は、ポンプ部分と、ダイアフラム弁を有している膨らますべき部分との間 の移行部の断面を示している; 図19は、図18の切断線C−Cによる断面図 を示している; 図20は、囲いに接続した大板を有している入口開口の断面を示している;図2 1は、ダイアフラム部分の3つの図を示しており、これは仕切壁及びダイアフラ ム弁形成のため設けられている;図22は、空気マットを平面図で示しており、 この場合には、ポンプ部分として、水平部分を形成するパイプの1部が形成され ている;図23は、膨らますべき部分におけるポンプ部分の移行部の、図22の D−D線による断面を示している。
図1に、普通の基本形状の空気マットが示されている。これはヘッド部分と水平 (横臥)部分とより成っている。この場合に、ヘッド部分がポンプ部分lを表わ し、水平部分が膨らますべき部分2を表わしている。
ポンプ部分lは、側方に入口開口3を有し、この入口開口3は、外方から挿入で きる栓4によって閉止可能である。栓4は、例えばねじ又は嵌合部を有している 任意の通常の構造のものであればよい。この栓は入口開口3を通る空気の流出を 防止できなければならない。
ポンプ部分lと膨らますべき部分2との間に、弁ブロック5が入れられており、 これは、本実施例では、その中にこの部分を常に互に気密に閉じているバンドが 配置されている。
ポンプ部分lは、(図示されていない)発泡性材料(Treitmaterla l) l aを収容している。発泡性材料というのは、空気流入の際にその容積 を増大する材料を言う。好ましくは、発泡性材料として、オーブンセル(off en zell)の発泡プラスチック材料が使用される、それはまた、廃物の形 でヘッド部分に入れられる。
そのような材料は、空気流入の際の圧縮後膨張する。
図2乃至図5に、ヘッド部分と水平部分との間に入れられた制御弁が示されてい る。
図2の平面図に示された弁ブロック5は、実質的に長方形形状を有している。
弁ブロック5は、ポンプ部分lの内部を膨らますべき部分2の内部に接続してい る通路6を有している。この通路を横切って孔7が設けられており、この孔7に よって、通路6は、ポンプ部分の方に向いた部分6aと、膨らますべき部分の方 に向いた部分6bとに分けられている。孔7は通路6よりも大きい直径を有して おり、かつ実施例では貫通している。図3による断面から明らかなように、弁ブ ロック5は、最も厚い中央領域から、少くとも空気マットの長手方向に薄い翼8 の方に扁平になっている、これは、ヘッド部分と水平部分との間の移行領域に接 着されたダイアフラム間に弁ブロックを入れるのを容易にする。
ポンプ部分lの方に向いた通路6の部分6aに、通常の、公知の構造の一方向弁 9が配置されている。この一方向弁9の特異な点は、ヘッド部分を踏むとき、こ れから出る空気が簡単に通過し、しかも、反対方向へのわずかな空気量の戻りが 可能である装置9aと協働することである。この戻り(の流れ)は、一方向弁9 の非気密性の有効利用によって達成することができる。しかしまた、例えば、フ ラップの形に形成されている弁閉鎖体は、小さい開口を備えることができる。
最後に、また一方向弁9は、常に開いているバイパスによって、小さい横断面を 迂回することも可能である。そのようなバイパス9aが概略的に図2に示されて いる。
孔7は、図4及び図5の2つの実施例に示されているように、弁体lOの収容に 役立っている。 図4はシリンダースライド弁(パイロット弁)を示しており、 この場合、孔7に対応するシリンダー面11の長さの中間にリング溝12が設け られている。弁体lOは上方にリングカラー13を有しており、このカラー13 によって完全に押し込まれた弁体10は、孔7の上面に当接する。弁体lOを操 作できるようにするため、この弁体lOはリングカラー13の上方に把持溝14 を何している。弁体lOは、それが孔7に挿入されたとき、2つの位置を有して いる;すなわち第1の位置では、リング溝12は通路6に連絡し、この場合には 、ヘッド部分lが水平部分2に接続され、そしてそのようにして形成された流路 は、シリンダー面11によって大気に対してシーリングされている。弁体lOが 完全に孔7内に押し込まれている第2の位置では、ヘッド部分1と水平部分2と の間及び大気に対する閉鎖が達成される。
軸線方向にシフト(移動)可能な弁体の代りに、図5に示されたような回転スラ イド弁の形の弁体lOも使用できる。この弁体10もまた同様にシリンダー面1 5を有しており、これらのシリンダー面の間に、両側のセグメント状のくぼみ1 7によって、最初の横断面のまま残された壁16が作られている。回転スライド 弁のシリンダー面15により、常に大気に対する閉鎖が行なわれており、一方つ まみ(ハンドル)18によって行なわれる弁体lOの回転の際に、通路6の貫通 路は、壁16の縦の位置のとき開かれ、そして壁の横の位置のとき閉じられる。
空気マットの膨らまし及び空気抜きは下記のようにして行なわれる。
空気マットが例えば、輸送のため折りたたむため圧縮されている状態から説明し よう。
初めに、栓4が除かれ、入口開口3を通り空気がポンプ部分lの内部に入る。
空気流入の際に、ポンプ部分lに入れられた発泡性材料1aは、ポンプ部分lが 多少空気で満たされるまで、容積を増加する。次に、例えば利用者の足によって ポンプ部分lが圧縮されるので、空気は、制御弁が開いているとき通路6を経て 膨らますべき部分2内に押し込まれる。このポンプ作業は、水平(横臥)部分が 、最終結果において望ましいよりも多少多く膨らまされるまで、繰返し行なわれ る。
このポンプ作業が終り、入口開口3が栓4によって閉じられると、空気の1部は 、された密閉システムが同圧力になるまで、ヘッド部分に戻される。このとぎ弁 体は第2の位置に置かれて、弁体が通路6を閉じる。したがってマットは使用状 態にある。
ポンプ部分lを膨らますべき部分2よりも多少少なく膨らませたい時は、完全な 圧力バランス(平衡)が行なわれる前に、戻りの中断を行なうことができる。
空気マットの空気抜きのため、弁体lOが完全に引き出され、そして圧縮又は折 りたたみによって、空気は空気マットから除去される。空気は両側から通路6の 部分6a及び6bを通り孔7に送られ、この孔を経て出て行く。空気マットが十 分に圧縮されると、弁体10が孔7に挿入され、そして栓4も入れられる。それ は、そうしないとポンプ部分lが、所望のように膨らませられないので、必要で ある。圧縮状態では、空気マットは折りたたむことができる。上記のサイクルを それから再び開始できる。
図6に、図1の物体に対応する基本形状で空気マットが示されている。この空気 マットは、ヘッド部分と、水平(横臥)部分とから成っている。この場合、ヘッ ド部分がポンプ部分lを表わし、水平部分が膨らますべき部分2を表わしている 。
ヘッド部分は、側方に突出した既述の入口開口3を有し、この入口開口3は外部 から取付けられる栓4によって閉鎖可能である。
図7に示された空気マットは、3部分に形成されており、したがってシートとし て置くのに適している、その場合、ヘッド部分はシート部分として使用される。
ポンプ部分lは、下部水平部分に配置される。ポンプ部分には発泡性材料1aが 入っている。
膨らますべき部分2は、図7による実施例では、ヘッド部分と、中央部分と、マ ットの下部部分の1部とから成っている。
ポンプ部分lと膨らますべき部分2との間に、ダイアフラム弁19が設けられて おり、これは空気をポンプ部分から膨らますべき部分に容易に通過させるが、反 対の方向に、膨らますべき部分からポンプ部分内に空気の戻りを可能にする。
これは、ダイアフラム弁19が、図8及び図9に示した形状を有することによっ て達成できる。その場合に、ダイアフラム弁は、縁で互に接続される2つのダイ アフラムバンド23を含み、その場合に、これらのダイアフラムバンドは、内側 が荒いので、所望の弁の非気密性が反対方向に達成される。
図8によれば、弁の出口側は円錐形24に広げられており、それによって膨らま すべき部分2内に自由に突出する弁端部のまくれが防止される。
縁で互に接続されるダイアフラムバンド23を含む図8に示されたダイアフラム 弁の他の実施例が図9に示されている。それによれば、ダイアフラムバンド23 の縁は、3つの側部で互に接続されており、そして空気の出口のために、少くと もダイアフラムバンドの1つに開口25が配置されている。
図1O及び図11に、他の種類の一方向出口弁が示されている。ポンプ部分lの 壁28に穴26がある。これらの穴は薄い可撓性のダイアフラム27によってカ バーされている。ダイアフラムは、中央で壁28に接続されている。この弁は、 図11において壁28の右にあるポンプ部分lがら空気が穴26を通り、ダイア フラム27の持上りにより膨らますべき部分内に達するので、一方向出口弁とし て作用する。他方において、ダイアフラム28は穴26をカバーしているので、 所望の非気密性を除き、反対方向に、空気は容易に膨らますヴき部分2からポン プ部分lに達することはできない。
図12に、挟持バー(KIerabalken) 29が示されている、これは 、ポンプ部分lと膨らますべき部分2との間に配置されたダイアフラム弁19と 同じように形成されている、マットの中央部分とヘッド部分との間に配置された ダイアフラム弁20に代えることができる。この挟持バーは、2つの互に可動な バー29を含み、これらのバーの間に、空気通過部材(tuft durchl aB)が挟持される。挟持バー相互の接続は、ピン31によって行なわれる、こ れらのピン31は、挟持バーの一方に接続していて、他方の挟持バーの穴32内 に入る。これらのピン31は、それらの上部端に外側の膨らみを有し、それが穴 32内への挿入の際に変形し、そして通過後、弾性的に外方に弯曲するので、そ れによって挟持バー相互の接続が保証される。図8及び図9によって形成できる ダイアフラム弁19、ダイアフラム弁20及び入口開口3を閉じるダイアフラム 弁は、それぞれ次の室(スペース)内に突出している。そこに形成された圧力に よってダイアフラムは押圧される。ダイアフラム弁19の場合、ダイアフラムの 荒い形式によって、空気のわずかな戻りが可能であるようになっている。ダイア フラム弁2oでは、ダイアフラムの滑らかな形式によって、これらのダイアフラ ムは互に圧着されているので、空気の戻りは実際にない。空気マットの膨らまし 及び空気抜きは、図1乃至図5に説明したのと同じように行なわれる。ただマッ トは、ポンプ部分lからスタートして、出口開口21の方向にロール状に巻かれ るだけである。その前に勿論、この出口開口を閉じる栓22を除去しなければな らない。
ダイアフラム弁19を通り戻る空気量は、入口開口3を通りポンプ部分lに入る 空気量よりも少なくなければならないことに注目すべきである。
ダイアフラム弁19及び20の入口側は、好ましくは、これらの弁を形成するダ イアフラムバンド23が、広がったとき、ポンプ部分lの壁の縁に接続されるよ うに形成されている。それによって、空気の通過に常に必要なダイアフラム弁の 開度が保証される。
図13に平面図で示された空気マットは、通常行なわれているように、ヘッド部 分と水平(横臥)部分とを含む。ヘッド部分内にポンプ部分lが形成されており 、一方膨らますべき部分が2で示されている。膨らますべき部分は、全水平部分 と、ヘッド部分の大部分とを含む。これらの部分の接続は、貫通孔33によって 作られている。
ポンプ部分lの上方に入口開口3があり、これは、栓4によって閉じることがで きる。
膨らますべき部分2にも同じように栓によって閉じることができる出口開口21 が配置されている。この開口は、実施例では、水平部分のコーナーに配置されて いるが、この開口は、膨らますべき部分内のどこにあってもよい。
ヘッド部分に、支持壁(Stegwand) 34が配置されており、これらの 支持壁は、このヘッド部分の外壁間と距離を規定している。
これらの支持壁の1つは、仕切壁34として形成されており、これは、ポンプ部 分lを、膨らますべき部分2に属するヘッド部分の他の部分から分離している。
この仕切壁は、延長部分35aを備えており、これは折り目を通り、折り目線( 図16)36に沿ってダイアフラム弁35を形成している、この場合、折り目に 対向している自由縁は、ダイアフラム弁内で互に接続される。ダイアフラム弁3 5は、膨らますべき部分2内に突出しており、そしてその入口側が、ポンプ部分 の高圧によって開かれるように配置されている。ダイアフラム弁35を実際に仕 切壁34aの1部として形成することによって、特に経済的な製造が得られる。
ポンプ部分lが、発泡性材料1aによっである程度満たされているのが、図14 に示されている。この発泡性材料は、オーブンセルの発泡プラスチックから成っ ており、しかもマット製造後、入口開口3を通りポンプ部分内に挿入できる廃物 の形の発泡プラスチックから成っている。廃物として、特に発泡材加工産業の残 物及び/又は切り端が使用されるが、再製羊毛も、ぬいぐるみ動物充填物等も使 用される。また、色々なソフトボールの使用も考えられる、しがも特に膨らます べき物体を透明に形成するときに考えられる。
ダイアフラム弁35の前に空気を通す壁39が配置されている、これは、ダイア プラム弁への小さい発泡性材料の流入を防止する。この壁39はいポンプ部分の 運動を妨げるが、しかし、ダイアフラム弁の側方の溶接継ぎ目又は接着箇所°  の裂は目形成を回避するため、ダイアフラム弁の入口開口の大きすぎる開きを防 止するようにその寸法を形成しなければならない。
空気マットの膨らまし及び空気抜きは、前述と同様に行なわれる。
図14から、小さい開口37が、仕切壁34a内か又は膨らますべき部分2内に 突出しているダイアフラム弁35の部分に配置されており、しかもポンプ部分l と膨らますべき部分2との間の継ぎ目の出来るだけ近くに配置されているのが判 る。この継ぎ目は、図14では、明らかに見て判る絞りとして示されている。
さらに他の実施例が、図17乃至図19に示されている。この場合、図17から 、ポンプ部分lが水平部分の下方コーナーに配置されているのが判る。マットの その他の部分は、膨らますべき部分2を表わしている。ポンプ部分lの上方に、 この場合にもまた入口開口3が設けられており、この入口開口3は栓4によって 閉じることができる。前記の実施例の場合のように、ポンプ部分1は、前記の組 成の発泡性材料1aによって充填されている。この場合にもまた、ダイアフラム 弁35への発泡性材料の流入を防止するため、空気を通す壁39が設けられてお り、この壁39は、ダイアフラム弁35が挿入されている壁38から間隔を隔て ている。
これは、その壁が水平なスロット(長孔)を備えていて、そのスロットを規定し ている縁が膨らますべき部分の方に上方に曲げられ、そしてこれらの縁の間にダ イアフラム弁35を形成するダイアフラムが接着されるようにして行なわれる。
仕切壁38内に小さい開口37が配置されていて、この間口37が空気の戻りを 行なう。入口開口3は必ずしもポンプ部分1の上方に配置される必要はなく、栓 4aによって閉じることができる点線で示した入口開口3aがポンプ部分の他の 位置、例えば側部に設けることができることが図18に示されている。この場合 には、ポンプ部分の圧縮のときに、大部分の空気がダイアフラム弁35を通り膨 らますべき部分2内に流れるように、入口開口3aの横断面は、ダイアフラム弁 35の横断面よりも実質的に小さくなければならないように工夫されている。そ の場合に、入口開口3aを通るある程度の空気損失は避けられないことは言うま でもない。空気マットの膨らまし及び空気抜きは、他の実施例に対して前に説明 したのと同じように行なわれる。
入口開口3又は3aが1又はそれ以上の孔板46の形で形成されていることが図 20に示されている、この孔板46は、栓の直径及び囲い4o内の穴に比べて多 少小さい孔直径を備えている。
それによって、孔板46の多少狭い繰向への栓4又は4aの挿入の際に、これら の縁が、栓の押し込み方向において、栓の側部に接触し、そして栓4の最適シー リング及び確実な嵌合を行なうことが達成される。
同じように、出口開口21を形成することができる。
ポンプ部分lのさらに非常に経済的な実施例が図21乃至図23に示されている 。仕切壁44は、縁で互に接続された2つのダイアフラム部分44aを含む、そ の場合に、円錐形に伸びている広い端の外縁は、ポンプ部分lを形成しているパ イプ42の全周に対応していなければならない。円錐形縮小部に続く延長部45 aによりダイアフラム弁35が形成され、ダイアフラム弁35の開口内への発泡 性材料1aの部片の侵入を防止するため、この入口開口の前にも同様に空気を通 す壁39がある。仕切壁44内に、空気の戻りを行なうようになっている小さい 開口37が配置されている。
マットの水平部分を形成している長手方向に配置されたパイプ42内のポンプ部 分lが、仕切壁44と、パイプ42を互に分離している継ぎ目43とによって限 定されているのが図22から明らかである。ポンプ部分lの両側に設けられた継 ぎ目43は、ダイアフラム弁44aの梯形状に形成された部分の側方コーナーに 交差している。空気マットの膨らまし及び空気抜きは、前述の実施例と同じよう に行なわれる。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ポンプとして作用する部分と、ポンプによって膨らますべき部分とを有して おり、 a)ポンプ部分(1)がポンプ部分の壁を押し開く装置を収容し、b)ポンプ部 分内に配置された入口開口(3)が栓(4)によって閉止可能であり、 c)ポンプ部分(1)と膨らますべき部分(2)との間に一方向出口弁が配置さ れていて、それがポンプ部分(1)からの空気を容易に通過させ;d)特殊な装 置によって、反対向方向に、膨らますべき部分(2)からポンプ部分(1)内へ の空気のわずかな戻りが可能であり、e)膨らますべき部分(2)内に、栓(2 2)によって閉止可能な出口開口(21)が配置されている特徴を有している膨 らますべき物体、詳細には空気マットにおいて、 f)ポンプ部分(1)内に、廃物の形の小さい発泡性材料(1a)が入れられて おり; g)一方向出口弁の前に空気を通す壁(39)が配置されていることを特徴とす る物体。 2.発泡性材料(1a)として、オープンセルの発泡プラスチック材料、再製羊 毛、ぬいぐるみ動物充填物等が使用されている請求項1に記載の物体。 3.ポンプ部分(1)と、膨らますべき部分(2)との間に井ブロック(5)が 配置されており;弁ブロック(5)が、ポンプ部分(1)を膨らますべき部分( 2)に連絡している通路(6)を有し、この通路(6)を横切って、弁ブロック (5)が、通路(6)よりも大きな直径の孔(7)を収容しており;ポンプ部分 (1)の方に向いた通路(6)の部分(6a)内に一方向弁(9)が入れられて おり、それが空気のわずかな戻りのための装置と協働し;孔(7)内に弁体(1 0)が挿入可能であり、この弁体が、一方の位置にあるとき、通路(a)の部分 (6a、6b)を閉じることによって大気に連絡し、第2の位置にあるとき、通 路(6)の部分(6a、6b)を閉じることによって大気と互に分離する 特徴を有している請求項1又は2に記載の物体。 4.膨らますべき部分(2)からポンプ部分(1)へのわずかな戻りが、一方向 弁(9)の非気密性により達成される請求項3に記載の空気マット。 5.わずかな戻りが、一方向弁(9)の井閉鎖体内の小さい開口によって可能に されている請求項3に記載の空気マット。 6.わずかな戻りが、一方向弁(9)を囲んでいるパイバス(9a)によって達 成される請求項3に記載の物体。 7.孔(7)内に挿入すべき弁体(10)が、シリンダースライド弁(パイロッ ト弁)であり、その中にリング溝(12)が配置されている請求項1乃至6のい ずれか1項に記載の物体。 8.孔(7)内に挿入すべき弁体(10)が、シリンダー(15)より成る回転 スライド弁であり、その中に、壁(16)の両側にセグメント(17)がくり抜 かれている請求項3乃至6のいずれか1項に記載の物体。 9.弁体(5)が、長手方向の断面において、孔(7)から両側の方に減少して いる横断面を有している請求項3乃至8のいずれか1項に記載の物体。 10.入口開口(3)がタイヤパルプ(Schlauch ventll)によ って閉止可能であり、その弁が縁で互に接続される2つのダイアフラムバンドか ら成っており、かつポンプ部分(1)の内部に突出している請求項1又は2に記 載の物体。 11.入口開口(3)が、囲い(40)内に設けた開口によって形成されており 、この開口が、ポンプで空気を送るとき利用者によって閉じられる請求項1又は 2に記載の物体。 12.ポンプ部分(1)と膨らますべき部分(2)との間に配置された一方向出 口弁がダイアフラム弁(19)であり、このダイアフラム弁(19)が、縁で互 に接続されるダイアフラムバンドから成っており、かつ膨らますべき部分(2) の内部に突出しており、その場合に、弁の所望の非気密性を達成するため、ダイ アフラムバンド(23)が内側に荒い面を備えている請求項1、2、10又は1 2のいずれか1項に記載の物体。 13.ダイアフラムバンド(23)が、入口側において、弁を収容するポンプ部 分(1)の壁に接続される請求項12に記載の物体。 14.ダイアフラムバンド(23)が側部で互に接続されており、そしてダイア フラムバンド(23)が開口(25)を備えている請求項13に記載の物体。 15.ダイアフラム弁(19)が、出口側において円錐形に広がっている(24 )請求項13に記載の物体。 16.一方向出口弁が、ポンプ部分(1)の壁の少くとも1つの開口(26)を カバーしている薄いダイアフラム(27)から成っている請求項1、2、10又 は11のいずれか1項に記載の物体。 17.ポンプ部分(1)が、物体の任意の場所にある請求項1乃至16のいずれ か1項に記載の物体。 18.1つのある空気マットの場合、ポンプ部分(1)が、少くともヘッド部分 の1部により形成されている請求項17に記載の物体。 19.1つのある空気マットの場合、ポンプ部分(1)が、マットの水平部分内 に入れられている請求項17に記載の物体。 20.ヘッド部分がシート部分になっている、3つの部分から成るシートとして 置くことができるマットの場合に、中央部分とヘッド部分との間に一方向弁が配 置されている請求項19に記載の物体。 21.一方向弁がダイアフラム弁(20)であり、そのダイアフラム弁(20) が、縁で互に接続された、内面の滑らかな2つのダイアフラムバンド(23)か ら成っており、かつヘッド部分の内部に突出している請求項20に記載の物体。 22.ヘッド部分がシート部分になっている3つの部分から成るシートとして置 くことができるマットの場合に、中央部分とヘッド部分との間に外部から閉じる ことができる通路が配置されている請求項19に記載の物体。 23.閉鎖部分が、挟持バー(29)であり、それが2つの互に可動なバー(3 0)を有している請求項22に記載の物体。 24.ポンプ部分(1)が、マットのヘッド部分の1部であり、かつ仕切壁(3 4a)によって膨らますべき部分(2)から分離されており、そしてこの仕切壁 (34a)が、延長部(35a)と共にダイアフラム弁(35)を形成している 請求項1又は2に記載の物体。 25.膨らますべき部分(2)からポンプ部分(1)内に空気を戻すために、小 さい開口(37)が、膨らますべき部分(2)内に突出しているダイアフラム弁 (35)の部分内に、しかもポンプ部分(1)と膨らますべき部分(2)との間 の継ぎ目の出来るだけ近くに設けられているか、あるいは仕切壁(34a)に設 けられている請求項24に記載の物体。 26.ポンプ部分(1)と膨らますべき部分(2)との間に、対向している囲い (40)を互に接続する仕切壁(38)があり、そしてこの仕切壁(38)内に ダイアフラム弁(35)が配置されている請求項1又は2に記載の物体。 27.ダイアフラム弁(35)が、仕切壁(38)に溶接されている請求項26 に記載の物体。 28.仕切壁(44)が2つのダイアフラム(44a)により形成されており、 これらのダイアフラムが、それらの側部縁で互に接続されており、かつ延長部分 (4a)と共にダイアフラム弁(35)を形成している請求項26に記載の物体 。 29.ダイアフラム弁(35)に対向しているダイアフラム弁(44a)の部分 が梯形状に形成されており、かつそれらの外方コーナーにおいて、膨らますべき 部分(2)をポンプ部分(1)から分離している継ぎ目(43)に交差している 請求項28に記載の物体。 30.仕切壁(34a、44)内に、空気のわずかな戻りのための小さい開口( 37)が配置されている請求項26乃至29のいずれか1項に記載の物体。 31.ダイアフラム弁(35)の幅対長さの比が約1:1.5乃至1:3である 請求項24乃至30のいずれか1項に記載の物体。 32.入口開口(3)が、一方向出口弁の横断面に比べて実質的に小さい横断面 を有している請求項1乃至31のいずれか1項に記載の物体。 33.ポンプ部分(1)又は膨らますべき部分(2)の囲い(40)内に配置さ れた短いソケット(41)が入口開口(3、3a)及び出口開口(21)として 役立っている請求項1乃至32のいずれか1項に記載の物体。 34,入口開口(3、3a)及び出口開口(21)が、ポンプ部分(1)又は膨 らますべき部分(2)の囲い(17)に接続した少くとも1つの弾性の穴板(4 6)によって囲まれており、その場合に、穴板(46)の穴の直径が、囲い(4 0)の開口の直径及び栓(4)の直径よりも小さい請求項1乃至33のいずれか 1項に記載の物体。 35.空気を通す仕切壁(39)が、弁スロット(細長い穴)に垂直にダイアフ ラム弁(35)の弁開口の大きさを規定している請求項10乃至34のいずれか 1項に記載の物体。
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