JPH0750743B2 - 配線処理方式 - Google Patents

配線処理方式

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JPH0750743B2
JPH0750743B2 JP62298243A JP29824387A JPH0750743B2 JP H0750743 B2 JPH0750743 B2 JP H0750743B2 JP 62298243 A JP62298243 A JP 62298243A JP 29824387 A JP29824387 A JP 29824387A JP H0750743 B2 JPH0750743 B2 JP H0750743B2
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茂芳 多和田
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はLSIまたはPWB等の配線設計に用いられる配線処
理方式に関し、特に3層の配線層を持つ配線チャネルの
配線処理に適用して好適な配線処理方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、LSI,PWB等の配線設計に用いられる配線処理方式
では、2層を処理単位として扱うものが多く、3層以上
の配線層をもつ配線チャネルの配線処理は、2層ずつを
ペアにしてXY原則を用い、例えばはじめの2層に引ける
だけの配線を割付け、残ったら次の2層に配線を割付け
るという方式が採用されていた(参考文献;「論理装置
のCAD」,情報処理学会,昭和56年3月20日発行,p43〜p
50) 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、上述した従来の層ペアの配線では、一つのペア
層に引けるだけの配線を割付けた後、ペア層を切替えて
他のペア層に配線を割付ける際、どの端子をどの端子に
接続すべきか、配線禁止部分はどの部分になるかといっ
た配線領域の条件設定を再度行なう必要があり、この条
件設定には比較的多くの時間を要することから配線処理
時間が長くかかるという欠点があった。
また、2層ずつをペアにして2層を処理単位として扱う
ので、ペア層以外の層について参照することが困難であ
り、配線の張り直し等による配線の最適化が難しいとい
う欠点もあった。
本発明の目的は、ペア層毎の切替えに伴う配線領域の再
条件設定を不要にすると共に、ペア層以外の層について
の参照を可能とすることにより、処理速度が早く且つ配
線の最適化も容易に行ない得る配線処理方式を提供する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、3層の配線層を持
つ配線チャネルの上下に存在する端子を、第1層,第3
層はX方向に、第2層はY方向に配線するXY原則に基づ
いて配線する配線処理方式において、第1図に示すよう
に、第1層,第3層に存在する端子を第2層に引き出し
て第2層上に仮想端子を設定し、第1層上のX方向トラ
ック数と第3層上のX方向トラック数の和分のX方向仮
想配線トラックを持つ仮想層を設定し、且つ、該仮想層
と第2層とを用いて2層の仮想配線チャネルを設定する
仮想配線チャネル設定手段1と、前記仮想配線チャネル
内でXY原則に基づいた2層配線を行なう2層配線手段2
と、この2層配線手段2による仮想配線チャネル内での
2層配線を3層配線に変換する変換手段3とを有してい
る。
〔作用〕
仮想配線チャネル設定手段1により、第1層,第3層に
存在する端子を第2層に引き出し第2層上に仮想端子を
設定すると共に、第1層上のX方向トラック数と第3層
上のX方向トラック数の和分のX方向仮想配線トラック
を持つ仮想層を設定し、且つ、該仮想層と第2層とを用
いることで2層の仮想配線チャネルを設定する。このよ
うに、3層の配線チャネルを2層の仮想配線チャネルに
変換することによって、層ペア毎の切替え無くして再条
件設定を不要とし、またペア層以外の層についての参照
を可能としている。2層配線手段2は、仮想配線チャネ
ル内でXY原則に基づいた2層配線を行ない、変換手段3
は、例えば仮想配線チャネル内のX方向仮想配線トラッ
クを第1層分と第3層分に振り分け、その振り分けた層
に応じて2層配線手段の配線結果における仮想層と第2
層との間のスルーホールを第1層と第2層との間のスル
ーホール,第2層と第3層との間のスルーホールに変換
すると共に前記仮想端子を取り除き、且つ配線チャネル
内の配線と引き出し配線を併合することにより、2層配
線を3層配線に変換する。
〔実施例〕
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第2図は本発明の実施例のハードウェア構成例を示すブ
ロック図であり、プロセッサ等の処理装置10と、主記憶
装置等のメモリ11と、磁気ディスク装置等の補助記憶装
置12と、CRT等の表示装置13と、キーボード等の入力装
置14と、プリンタ等の出力装置15とで構成されている。
配線対象となるLSI,PWB等の設計情報は例えば補助記憶
装置12に記憶されており、入力装置14からの操作により
配線処理の指示が出されることにより、処理装置10は設
計情報をメモリ11に展開し、例えば第3図に示す処理を
含む配線処理を実行する。そして、配線結果を表示装置
13或いは出力装置15に出力する。
第3図は一つの配線チャネルについての配線処理の手順
例を示している。本実施例で配線処理しようとする配線
チャネルは、3層の配線層を持つ配線チャネルであり、
チャネルの上下に存在する端子を、第1層,第3層はX
方向に、第2層はY方向に配線するというXY原則に基づ
いて配線する。各ステップでは次の処理が行なわれる。
・ステップS1 配線チャネルを構成する第1層,第3層に存在する配線
すべき端子を第2層に引き出し、第2層上に仮想端子
(仮想端子位置)を設定する。
・ステップS2 配線チャネル内の第1層上のX方向トラック数と第3層
上のX方向トラック数の和分に等しい数のX方向トラッ
ク(X方向仮想配線トラック)をもつ仮想的な層(仮想
層)を設定する。
・ステップS3 ステップS2で得られた仮想層と第2層を用いて2層の仮
想配線チャネルを設定する。
・ステップS4 仮想配線チャネル内でXY原則に基づいた2層配線を行な
う。
・ステップS5 仮想配線チャネル内のX方向仮想配線トラックを第1層
分と第3層分に振り分ける。
・ステップS6 配線結果における仮想層と第2層との間のスルーホール
を、ステップS5で振り分けたトラックの層に応じて、第
1層と第2層との間のスルーホールおよび第2層と第3
層との間のスルーホールに変換する。
・ステップS7 仮想端子を取り除き、配線チャネル内の配線と引き出し
配線を併合して処理を終了する。
次に、第4図に示すような3層の配線層を有する配線チ
ャネル内で、第1層端子(第1層に存在する端子)BT1
−1と第2層端子(第2層に存在する端子)BT2−3、
第3層端子(第3層に存在する端子)BT3−1と第2層
端子BT2−2、第2層端子BT2−1と第3層端子BT3−2
をそれぞれ配線する端子ペアとした場合を例にして、本
実施例の動作をより具体的に説明する。なお、第4図に
おいてBR1−1〜BR1−6は第1層X方向トラック、BR2
−1〜BR2−7は第2層Y方向トラック、BR3−1〜BR3
−4は第3層X方向トラックである。
先ず、第3図のステップS1の実行により、第4図の第1
層端子BT1−1が第5図に示すスルーホールBH12−1で
構成される引き出し配線により、また第3層端子BT3−
1,第3層端子BT3−2が第5図に示す引き出しパターンR
2,R3及びスルーホールBH23−1,BH23−2で構成される引
き出し配線により、それぞれ第2層上の仮想端子VT1,VT
2,VT3に引き出される。なお、仮想端子VT1〜VT3は配線
チャネルの境界線上に位置する。
次に、ステップS2及びステップS3が実行され、配線チャ
ネルの第1層のX方向トラック数が6(BR1−1〜BR1−
6分),第3層上のX方向トラック数が2(BR3−2,BR3
−3分)なので、第6図に示すような8本のX方向仮想
配線トラックVR1〜VR8をもつ仮想層が設定され、この仮
想層と第2層を用いた仮想配線チャネルが設定される。
次に、ステップS4が実行されることにより、仮想配線チ
ャネル内で第2層仮想端子VT1と第2層端子BT2−3、第
2層仮想端子VT2と第2層端子BT2−2、第2層端子BT2
−1と第2層仮想端子VT3のそれぞれについてのXY規則
に基づいた2層配線が行なわれ、例えば第7図に示すよ
うな配線経路P1′(第2層仮想端子VT1→仮想層と第2
層との間のスルーホールVH1→仮想層と第2層との間の
スルーホールVH2→第2層端子BT2−3の経路)と、配線
経路P2′(第2層仮想端子VT2→仮想層と第2層との間
のスルーホールVH6→仮想層と第2層との間のスルーホ
ールVH5→第2層端子BT2−2の経路)と、配線経路3′
(第2層端子BT2−1→仮想層と第2層との間のスルー
ホールVH3→仮想層と第2層との間のスルーホールVH4→
第2層仮想端子VT3の経路)が生成される。
次に、ステップS5が実行されることにより、第8図に示
すようにX方向仮想配線トラックVR1〜VR8が第1層分と
第3層分に振り分けられ、ステップS6が実行されること
により、仮想層と第2層との間のスルーホールVH1〜VH6
のうちスルーホールVH1,VH2,VH3,VH4が第2層と第3層
との間のスルーホールBH23−3,BH23−4,BH23−6,BH23−
5に変換され、スルーホールVH5,VH6が第1層と第2層
との間のスルーホールBH12−2,BH12−3に変換される。
そして、ステップS7の実行により、第2層仮想端子VT1
〜VT3が取り除かれ、チャネル内の配線と引き出し配線
を併合して目的とする3層の配線経路P1〜P3を得る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、3層の配線チャネルを
2層の仮想配線チャネルに変換して配線処理を行なうも
のであり、層ペア毎の切替えが不要となるので従来要し
た再条件設定処理時間を省くことができ、仮想配線チャ
ネルの設定,仮想配線チャネル内での2層配線の3層配
線への変換処理は比較的短時間で済むので、3層配線を
高速に行なうことができる効果がある。従って、今後の
配線の多層化に伴う処理時間の増大を抑えることが可能
となる。
また、ペア層以外の層についての参照が可能となるの
で、配線の最適化を容易に行なうことができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、 第2図は本発明を実施する装置のハードウェア構成例を
示すブロック図、 第3図は本発明の実施例の処理手順を示す流れ図、 第4図乃至第8図は実施例の動作説明図てある。 図において、 1……仮想配線チャネル設定手段 2……2層配線手段 3……変換手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3層の配線層を持つ配線チャネルの上下に
    存在する端子を、第1層,第3層はX方向に、第2層は
    Y方向に配線するXY原則に基づいて配線する配線処理方
    式において、 第1層,第3層に存在する端子を第2層に引き出して第
    2層上に仮想端子を設定し、第1層上のX方向トラック
    数と第3層上のX方向トラック数の和分のX方向仮想配
    線トラックを持つ仮想層を設定し、且つ、該仮想層と第
    2層とを用いて2層の仮想配線チャネルを設定する仮想
    配線チャネル設定手段と、 前記仮想配線チャネル内でXY原則に基づいた2層配線を
    行なう2層配線手段と、 該2層配線手段による仮想配線チャネル内での2層配線
    を3層配線に変換する変換手段とを具備したことを特徴
    とする配線処理方式。
JP62298243A 1987-11-26 1987-11-26 配線処理方式 Expired - Lifetime JPH0750743B2 (ja)

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JPH01138731A JPH01138731A (ja) 1989-05-31
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