JPH05197777A - 遅延シミュレーション方式 - Google Patents

遅延シミュレーション方式

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Publication number
JPH05197777A
JPH05197777A JP4027513A JP2751392A JPH05197777A JP H05197777 A JPH05197777 A JP H05197777A JP 4027513 A JP4027513 A JP 4027513A JP 2751392 A JP2751392 A JP 2751392A JP H05197777 A JPH05197777 A JP H05197777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delay time
delay
hardware description
floor plan
wiring
Prior art date
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Pending
Application number
JP4027513A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Hasegawa
拓己 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロアプランに基づくマクロ間の配線の遅延
時間を用いて遅延シミュレーション行うことにより、遅
延時間計算の精度を向上させる。 【構成】 フロアプラン作成手段2により作成されたフ
ロアプランに基づき、マクロ間の配線の遅延時間を算出
し、これを遅延時間付加手段6によりハードウェア記述
言語に付加し、これをシミュレーション手段8によりシ
ミュレーションする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遅延シミュレーション方
式に関し、特に、ハードウェア設計初期におけるハード
ウェア記述言語の遅延シミュレーション方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遅延シミュレーション方
式では、フロアプランに基づくマクロ間の配線の遅延時
間を用いることなくシミュレーションを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の遅延シ
ミュレーション方式では、フロアプランに基づくマクロ
間の配線の遅延時間を用いることなく遅延シミュレーシ
ョンを行っているので、遅延時間の精度が悪い、という
問題点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る遅延シミュ
レーション方式は、ハードウェア記述言語に基づき、フ
ロアプラン作成手段によりフロアプランを作成し、この
フロアプランを用いてマクロ間遅延算出手段によりマク
ロ間の配線の遅延時間を算出し、この遅延時間をハード
ウェア記述言語に付加するようにしたものである。
【0005】
【作用】本発明はマクロ間の配線の遅延時間の精度を上
げることができる。
【0006】
【実施例】図1は本発明に係る遅延シミュレーション方
式の一実施例を示す系統図である。まず、図2に示すハ
ードウェア記述言語を用いて、マクロの配置座標による
配線遅延時間の違いを考慮した遅延シミュレーションを
行う場合について、図1に示す遅延シミュレーション方
式を用いて説明する。
【0007】図2に示す最上位の階層のハードウェア記
述において、INPは、それ以下に外部入力の信号名を
示す識別子である。ここでは、外部入力の信号名Iが定
義されている。OTPは、それ以下に外部出力の信号名
を示す識別子である。ここでは、外部出力の信号名Uが
定義されている。MODは、それ以下にマクロ名を示す
識別子である。ここでは、A、B,Cがマクロ名として
定義されている。マクロ名に続く括弧の中には、各マク
ロの入出力の信号名が定義される。LODは、それ以下
にマクロの入力信号名を示す識別子であり、SRCは、
それ以下にマクロの出力信号名を示す識別子である。こ
こでは、マクロAの入力信号名としてI、出力信号名と
してAB、ACが定義されている。同様に、マクロBの
入力信号名としてAB、出力信号名としてBC、マクロ
Cの入力信号名としてAC、BC、出力信号名としてU
が定義されている。以下では、長さの単位をmm、時間の
単位をn sec.とする。
【0008】まず、ハードウェア記述格納手段1が、図
2に示すハードウェア記述言語を格納するとする。フロ
アプラン作成手段2は、このハードウェア記述言語に基
づき、最終レイアウト後の面積が最小になり、かつ、ハ
ードウェア速度に関する性能が最高になるようにフロア
プランを作成する。即ち、条件を満たすようにマクロ
A、B、Cのみのレイアウトを行う。ここでは、フロア
プラン作成の結果、マクロA、B、Cの中心座標が、そ
れぞれ、(10,10)、(10,20)、(20,1
0)になったとする。フロアプラン格納手段3は、この
フロアプランを格納する。マクロ間遅延算出手段4は、
このフロアプラン及び図2のハードウェア記述言語より
マクロ間の配線長をマクロの中心座標間のマンハッタン
長として求め、それに基づき、マクロ間の配線の遅延時
間を求める。
【0009】ここでは、フロアプランによる座標より信
号AB、AC、BCの配線長は、それぞれ、10、1
0、20となる。配線の遅延時間が、10×(配線長)
で求められるとすると、信号AB、AC、BCの配線の
遅延時間は、それぞれ、100、100、200とな
る。マクロ間遅延格納手段5は、これらのマクロ間の配
線の遅延時間を格納する。遅延時間付加手段6は、ハー
ドウェア記述言語に、これらのマクロ間の配線の遅延時
間の記述を付加し、マクロ内の配線の遅延時間について
は一律10の遅延時間を想定し、この記述をハードウェ
ア記述言語に付加する。遅延時間付ハードウェア記述言
語格納手段7は、遅延時間の記述を付加したハードウェ
ア記述言語を格納する。シミュレーション手段8は、遅
延時間を付加したハードウェア記述言語に基づき、遅延
シミュレーションを行う。これにより、マクロの配置座
標による配線遅延時間の違いを考慮した遅延シミュレー
ションを行うことができる。
【0010】なお、上述の実施例では、階層設計された
論理回路に関する遅延シミュレーションについて説明し
たが、これに限定せず、種々な回路に適用することがで
きることはもちろんである。
【0011】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る遅延シミュレーション方式によれば、フロアプランに
基づくマクロ間の配線の遅延時間を用いて遅延シミュレ
ーションを行っているので、遅延時間の精度が高い、と
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遅延シミュレーションの一実施例
を示す系統図である。
【図2】最上位の階層のハードウェア記述の一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 ハードウェア記述格納手段 2 フロアプラン作成手段 3 フロアプラン格納手段 4 マクロ間遅延算出手段 5 マクロ間遅延格納手段 6 遅延時間付加手段 7 遅延時間付ハードウェア記述言語格納手段 8 シミュレーション手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハードウェア記述言語を格納するハード
    ウェア記述格納手段と、 このハードウェア記述言語に基づき、フロアプランを作
    成するフロアプラン作成手段と、 このフロアプランを格納するフロアプラン格納手段と、 前記のフロアプラン及びハードウェア記述言語よりマク
    ロ間の配線長を求め、 それに基づき、マクロ間の配線の遅延時間を求めるマク
    ロ間遅延算出手段と、 このマクロ間の配線の遅延時間を格納するマクロ間遅延
    格納手段と、 前記ハードウェア記述言語に、このマクロ間の配線の遅
    延時間を付加する遅延時間付加手段と、 遅延時間を付加したハードウェア記述言語を格納する遅
    延時間付ハードウェア記述言語格納手段と、 前記遅延時間を付加したハードウェア記述言語に基づ
    き、遅延シミュレーションを行うシミュレーション手
    段、とを含むことを特徴とする遅延シミュレーション方
    式。
JP4027513A 1992-01-20 1992-01-20 遅延シミュレーション方式 Pending JPH05197777A (ja)

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