JPH0750728Y2 - 顕微鏡 - Google Patents

顕微鏡

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JPH0750728Y2
JPH0750728Y2 JP1987008090U JP809087U JPH0750728Y2 JP H0750728 Y2 JPH0750728 Y2 JP H0750728Y2 JP 1987008090 U JP1987008090 U JP 1987008090U JP 809087 U JP809087 U JP 809087U JP H0750728 Y2 JPH0750728 Y2 JP H0750728Y2
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JP
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sample
optical fiber
light
objective lens
microscope
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JP1987008090U
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JPS63115112U (ja
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三直 関和
陽 川人
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Otsuka Electronics Co Ltd
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Otsuka Electronics Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、被観測試料からの光を測光する、例えば分
光光度計等の測光器、または被観測試料の像を光学的に
映し撮る、例えば撮影管もしくはカメラ等の撮像器で代
表されるような、被観測試料からの光を受光して上記試
料を観測する観測手段を備えた顕微鏡に関する。
〈従来の技術〉 上記の顕微鏡として、従来より、例えば第4図に示すよ
うに、試料設置台(42)、対物レンズ(43)、受光用光
ファイバー(44)を同一光軸上に配置し、照明用光源
(45)から出た光を、集光レンズ(46)を通して試料設
置台(42)上に照射する第1ハーフミラー(47)と、試
料(S)によって反射された光線の一部を反射させ、視
野絞りを兼ねたクロスミクロメータ(48)を通して接眼
レンズ(49)に導く第2ハーフミラー(50)とを上記光
軸上に設けた顕微鏡(41)が採用されている。
上記対物レンズ(43)は、レボルバー(52)に装着され
ており、また、光ファイバー(44)の他端には、試料
(S)からの光を測光する測光器(51)が取り付けられ
ている。なお、試料設置台(42)上における測光器(5
1)の観測エリアは、上記クロスミクロメータ(48)の
観測エリア内にあり、両エリアの中心を一致またはほぼ
一致させるために、光ファイバー(44)の先端部の位置
が調節可能となっている。
上記の顕微鏡(41)において、集光レンズ(46)、第1
ハーフミラー(47)、対物レンズ(43)を通して試料
(S)上に照射された光は、試料(S)によって反射さ
れ、対物レンズ(43)を通して、一部は、第2ハーフミ
ラー(50)からクロスミクロメータ(48)を通して接眼
レンズ(49)に導かれ、観測者によってモニターされる
とともに、残部は、光ファイバー(44)に入り、同光フ
ァイバー(44)を伝わって測光器(51)に入り、光セン
サ等の受光面に集光される。投光された光の照度は、電
気信号に変換されることによって、外部に取り出され
る。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記の顕微鏡(41)において、試料(S)を、観測エリ
アの所望の位置に設置するためには、観測エリアをクロ
スミクロメータ(48)を通った接眼レンズ(49)の視野
とほぼ一致させるとともに、試料(S)の被観測点をク
ロスミクロメータ(48)のクロス点に合わせた状態にお
く必要がある(第5図(a))。ところが、いったん試
料(S)と、観測エリアと、クロスミクロメータ(48)
のクロス点との相対位置関係を設定した後、対物レンズ
(43)を他の倍率の対物レンズ(43′)に切り替える
と、対物レンズ(43′)の中心軸が前の対物レンズ(4
3)の中心軸とずれてしまうことがある。また、中心軸
のずれがわずかな場合でも、倍率が増大することによっ
て、試料(S)の被観測点とクロスミクロメータ(48)
のクロス点との間隔が、拡大されてしまい(第5図
(b))、その結果、試料(S)の被観測点が、観測エ
リアの所望位置からはずれてしまうことがある。さら
に、対物レンズ(43)を切り替えなくとも、レボルバー
(52)の鏡筒への固定が不十分であればレボルバー(5
2)が自然に回転して対物レンズ(43)の中心軸がずれ
てしまい、試料(S)の被観測点が観測エリアの所望位
置からずれてしまうこともある。また、クロスミクロメ
ータの取り付けが緩くて回転したり、接眼レンズが2つ
ある場合、観測者の両眼の距離に合わせて接眼レンズの
幅を調整したりすると、クロスミクロメータの位置ずれ
が生じることがある。
したがって、対物レンズ(43)を取り替えるごとに、ま
たは測光時ごとに、接眼レンズ(49)を覗いて、観測エ
リアを接眼レンズのエリアとほぼ一致させるとともに、
試料(S)の被観測点をクロスミクロモータ(48)のク
ロス点に合わせる必要があり、位置合わせ操作が繁雑に
なるという欠点があった。
〈考案の目的〉 この考案は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
被観測試料を、簡単な操作で観測エリア内の所望の位置
に置くことのできる顕微鏡を提供することを目的として
いる。
〈問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するためのこの考案の顕微鏡は、投影
用光源の光を、対物レンズを通して試料の設置面上にマ
ーカーとして投影する投光用光ファイバーと、試料の設
置面上に投影されたマーカーを観測するための接眼レン
ズとを有し、受光用および投光用の両光ファイバーは、
受光用光ファイバーの採光測端面および投光用光ファイ
バーの投光側端面が、被観測試料の対物レンズによる結
像面上に一致させられた状態で、鏡筒に固定されている
ものである。
〈作用〉 以上の構成の顕微鏡であれば、試料の被観測点が観測エ
リア内の所望位置からずれた場合でも、観測者は、接眼
レンズを覗きながら、上記マーカー像の所定部を目安に
して、試料を移動させることにより、試料を観測エリア
内の所望位置に戻すことができる。
〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図は、顕微鏡の一実施例を示す概略図であり、顕微
鏡(1)は、試料設置台(2)、対物レンズ(3)、受
光用光ファイバー(13)を同一光軸上に配置し、照明用
光源(5)から出た光を、集光レンズ(6)を通して試
料上(S)に照射する第1ハーフミラー(7)と、試料
(S)から反射される光線の一部を反射させ、視野絞り
を兼ねたクロスミクロメータ(8)を通して接眼レンズ
(9)に導く第2ハーフミラー(10)とを上記光軸上に
設けている。
受光用光ファイバー(13)の採光側端部の外周面には、
複数本の投光用光ファイバー(15)が受光用光ファイバ
ー(13)と平行に設けられ、両光ファイバー(13)(1
5)とも鏡筒(18)に固定されている。各光ファイバー
(13)(15)は、それぞれ1本の光ファイバーからなる
ものであってもよく、複数の単位光ファイバーを束ねた
バンドル型光ファイバー光ファイバーであってもよい。
受光用光ファイバー(13)の採光側端面、投光用光ファ
イバー(15)の投光側端面は、光軸と直角な同一平面
(Q)上に固定配置されているとともに、第2図に示す
ように、中央部にある1本の受光用光ファイバー(13)
の端面の周辺に複数本の投光用光ファイバー(15)の端
面が配置されている。
上記受光用光ファイバー(13)と投光用光ファイバー
(15)は、採光側端部および投光側端部から途中部(1
6)まで一つの束にまとめられているが、途中部(16)
からは、1本の受光用光ファアバー(13)と、複数本の
投光用光ファイバー(15)とに分岐されている。分岐し
た受光用光ファイバー(13)には、試料(S)からの光
を光学的に観測する観測手段として、例えば分光光度計
等の測光器(11)が取り付けられており、投光用光ファ
イバー(15)には、集光レンズ(17)を介して投影用光
源(14)が設けられている。この投影用光源(14)から
発した光は、各投光用光ファイバー(15)を伝わり、上
記各端面から放射され、対物レンズ(3)を通して、試
料設置台(2)上にマーカー像(M)として複数のスポ
ットを投影するようにしている。そして、受光用光ファ
イバー(13)の端面も投光用光ファイバー(15)の端面
と同一面(Q)上にあるので、マーカー像(M)から出
た光は、投光用光ファイバー(15)のもとの端面上に集
光されるとともに、マーカー像(M)は、第2ハーフミ
ラー(10)、接眼レンズ(9)を通して目で観測され
る。このようにして、投影用光源(14)、集光レンズ
(17)、投光用光ファイバー(15)によって投影手段
(P)が構成される。
なお、投影用光源(14)の発光色は、試料(S)に感光
性等がある場合、試料に影響のない色を採用することが
好ましい。
上記の顕微鏡(1)であれば、照明用光源(5)から出
て、集光レンズ(6)、第1ハーフミラー(7)、対物
レンズ(3)を通して試料(S)に照射された光は、試
料(S)によって反射され、対物レンズ(3)を通し
て、一部は、第2ハーフミラー(10)からクロスミクロ
メータ(8)を通して接眼レンズ(9)に導かれ、観測
者によりモニターされるとともに、残部は、受光用光フ
ァイバー(13)により採光され、同ファイバー(13)を
伝わって測光器(11)に入り、光センサ等の受光面に集
光される。集光された光は、電気信号に交換されること
によって、外部に取り出される。
上記顕微鏡(1)の操作中において、対物レンズ(3)
の切り替え等により、試料(S)の被観測点がずれてし
まうことがある。そこで、対物レンズ(3)の切り替え
前に、いったん測光器(11)による測光動作を中止し
て、投影用光源(14)を点灯し、投光用光ファイバー
(15)から、対物レンズ(3)を通してマーカー像
(M)を試料設置台(2)上に投影し、接眼レンズ
(9)を通してマーカー像(M)と試料(S)との位置
関係を覚えておく。そして、対物レンズ(3)を切り替
えた後、接眼レンズ(9)を通して試料(S)を観測し
ながら、上記覚えた位置関係、例えば各マーカー像
(M)によって囲まれる部分にくるように試料(S)を
動かす(第3図)。ここに、投光用光ファイバー(1
5)、受光用光ファイバー(13)はともに鏡筒(18)に
固定されているので、マーカー像(M)と測光器(11)
の観測エリアとの位置関係は不変であるから、対物レン
ズ(3)の切り替え前後の被観測点を互いに一致させる
ことができる。
なお、マーカー像(M)と試料(S)との位置合わせ操
作終了後、顕微鏡内での迷光がほとんどない場合は、投
影用光源(14)の電源を切らないままで測光器(11)を
用いて測光を行ってもよい。前述のように、マーカー像
(M)から出た光は投光用光ファイバー(15)のもとの
端面上に集光され、受光用光ファイバー(13)には直接
入らないので、このような測定が可能になる。この場
合、投影用光源(14)には、人間の目には見えるが測定
に影響を与えない特定の色を採用して、被測定用試料
(S)を識別しながら容易に測光することもできる。
また、顕微鏡(1)の倍率が分かっている場合、マーカ
ー像(M)の見かけの大きさをクロスミクロメータ
(8)で測定することによって、マーカー像(M)の実
際の大きさを知ることができ、このマーカー像(M)の
大きさと試料(S)との大きさとを比較することによっ
て、試料(S)の大きさを知ることができる。すなわ
ち、マーカー像(M)は、試料設置台(2)上にあるス
ケールとしての役割をも果たす。
なお、この考案は上記の実施例に限定されるものではな
く、例えば観測手段としては、測光器(11)に代えて、
撮像管、カメラ等により被観測試料の像を撮像するもの
であってもよい。さらに、マーカー像の模様は、その相
互の位置関係を識別できるものであれば、いかなるもの
であってもよく、例えば円の数を増減したり、1つまた
は複数の三角形、四角形等で構成してもよい。その他こ
の考案の要旨を変更しない範囲内において、種々の設計
変更を施すことが可能である。
〈考案の効果〉 以上のようにこの考案は、簡単な構成にて、試料を、マ
ーカー像の所定部を目安にして移動させることにより、
簡単な操作で、観測エリア内の所望の位置に正確に置く
ことができる。したがって、対物レンズを切り替えても
試料を観測位置にずれが生じないので、倍率を替えなが
ら一連の観測操作を迅速に行うことができる。また、マ
ーカー像からの光は、投光用光ファイバーに戻り、受光
用光ファイバーに直接入らないので、マーカー像に患わ
されることなく試料を観測することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は顕微鏡の一実施例を示す概略図、 第2図は測光用および投光用光ファイバーの端面上の配
置例を示す図、 第3図はマーカー像による位置合わせ法を説明する図、
第4図は従来の顕微鏡の一例を示す概略図、 第5図は従来の例において、接眼レンズのエリア内にあ
る試料の位置を示す図。 (1)……顕微鏡、(3)……対物レンズ、(11)……
観測手段としての測光器、(M)……マーカー像、
(P)……投影手段、(S)……試料

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被観測試料(S)の対物レンズ(3)によ
    る結像を受光用光ファイバー(13)を通して観測する観
    測手段(11)を備えた顕微鏡において、 投影用光源(14)の光を、上記対物レンズ(3)を通し
    て上記試料(S)の設置面上にマーカー(M)として投
    影する投光用光ファイバー(15)と、 試料(S)の設置面上に投影されたマーカー(M)を観
    測するための接眼レンズ(9)とを有し、 受光用および投光用の両光ファイバー(13,15)は、受
    光用光ファイバー(13)の採光側端面および投光用光フ
    ァイバー(15)の投光側端面が、被観測試料(S)の対
    物レンズ(3)により結像面(Q)上に一致させられた
    状態で、鏡筒(18)に固定されていることを特徴とする
    顕微鏡。
  2. 【請求項2】光ファイバー(13,15)が複数の単位光フ
    ァイバーを束ねたバンドル型光ファイバーである上記実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の顕微鏡。
JP1987008090U 1987-01-21 1987-01-21 顕微鏡 Expired - Lifetime JPH0750728Y2 (ja)

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JPS63115112U JPS63115112U (ja) 1988-07-25
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