JP3108135B2 - 眼科用撮影装置 - Google Patents

眼科用撮影装置

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JP3108135B2 JP03182394A JP18239491A JP3108135B2 JP 3108135 B2 JP3108135 B2 JP 3108135B2 JP 03182394 A JP03182394 A JP 03182394A JP 18239491 A JP18239491 A JP 18239491A JP 3108135 B2 JP3108135 B2 JP 3108135B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被検眼への照明光量を自
動的に調節して露光量を調節することのできる眼科用撮
影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、眼科用撮影装置には、発光強
度を一定とした撮影照明光による被検眼からの反射光の
光量を検出して適正露光量に達した時点で、撮影光源の
発光を停止させて適正露光量を得る構成のものが知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の眼
科用撮影装置においては、被検眼の撮影部位が過度に明
るすぎる場合には反射光量が過大となるので極短時間の
うちに適正露光量に達し、被検眼の撮影部位が過度に暗
すぎる場合には反射光量が過小となるので反射光束が相
対的に長い時間で適正露光量に達することになり、被検
眼の撮影部位からの反射光量が直接露光量に影響するた
め、被検眼からの反射光量が撮影中に変化する場合、た
とえば、固視微動のために眼底からの反射光量が変化す
る場合には、適正露光量を得ることが難しい。
【0004】そこで、本発明の目的は、被検眼に対する
適正露光量をより確実に得ることのできる眼科用撮影装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の眼科撮影装置は、被検眼照明用の光源を有する照明光
学系の途中に観察用の照明光束の一部を抽出する照明光
束抽出光学部材が設けられ、撮影光学系に被検眼からの
観察用の照明光束の反射光束を抽出する反射光束抽出光
学部材が設けられ、前記照明光束抽出光学部材により抽
出された観察用の照明光束の光量を基準として観察用の
反射光束の光量との比である反射率を演算により求める
演算手段を備え、撮影光源の発光量が演算手段により求
められた反射率により制御され、前記照明光束抽出光学
部材は、前記照明光学系に設けられて前記被検眼の瞳孔
と光学的に略共役なリング絞りと前記光源との間で前記
被検眼の眼底を照明する照明光束以外の光束を抽出でき
る箇所に設けたことを特徴とする。
【0006】
【0007】
【作用】本発明に係わる請求項1に記載の眼科撮影用装
置によれば、照明光束抽出光学部材は観察用の照明光束
の一部を抽出する。反射光束抽出光学部材は撮影光学系
に被検眼からの観察用の照明光束の反射光束を抽出す
る。演算手段は照明光束抽出光学部材により抽出された
観察用の照明光束の光量を基準として観察用の反射光束
の光量との比である反射率を演算により求める。撮影光
源の発光量は演算手段により求められた反射率により制
御されることで撮影照明光量が制御される。
【0008】
【0009】
【実施例】以下に、本発明に係わる眼科撮影用装置の実
施例を眼底カメラについて適用した実施例を図面を参照
しつつ説明する。
【0010】図1において、1は照明光学系であり、2
は撮影光学系である。
【0011】照明光学系1は、観察光源3、コンデンサ
レンズ4、撮影光源5、コンデンサレンズ6、リング状
絞り7、リレーレンズ8、ミラー9、リレーレンズ10を
備えている。撮影光学系2は、被検眼11に対向する対物
レンズ12、孔空きミラー13、合焦レンズ14、結像レンズ
15、クイックリターンミラー16、シャッター17、フィル
ム18を備えている。リング状絞り7は、リレーレンズ
8、10、対物レンズ12に関して被検眼の瞳孔と略共役位
置に設けられている。
【0012】リレーレンズ8とリング状絞り7との間に
は、合焦用の指標投影光学系19の一部を構成するハーフ
ミラー20が設けられている。指標投影光学系19は光源2
1、指標板22、スプリットプリズム23、24を備えてい
る。光源21にはここではハロゲンランプが用いられてい
る。また、スプリットプリズム23、24は指標板22と一体
である。
【0013】眼底カメラには、指標投影光学系19の光路
に挿入される遮光板26を有する遮光装置27が設けられて
いる。遮光装置27はロータリーソレノイド28を有し、2
9′はその回転軸である。この遮光装置27の作用につい
ては後述する。
【0014】コンデンサレンズ6とリング状絞り7との
間には、抽出光学系29の一部を構成する反射ミラー30が
設けられている。この反射ミラー30は観察用照明光束の
一部を抽出する。この反射ミラー30は眼底照明光束以外
の光束を抽出するために、リング状絞り7に極力接近さ
せて設けられている。その抽出光学系29はその反射ミラ
ー30により反射された光束を集光する集光レンズ31を有
し、その光束は受光素子32に集束される。
【0015】撮影光学系2の途中には、孔空きミラー13
と合焦レンズ14との間にハーフミラー33が設けられてい
る。このハーフミラー33はアライメント指標投影光学系
34の一部を構成しており、35はその光源である。この光
源には例えばLEDが用いられている。
【0016】クイックリターンミラー16は接眼光学系36
の一部を構成しており、観察時に撮影光学系2の光路に
挿入されており、撮影時は撮影光学系2の光路から退避
されている。接眼光学系36は反射鏡37、接眼レンズ38を
有する。結像レンズ15とクイックリターンミラー16との
間には被検眼11の眼底39からの反射光束の一部を抽出す
る反射光束抽出光学部材としての可動ミラー40が設けら
れている。抽出光学部材40は抽出光学部材41の一部を構
成しており、抽出光学部材41は集光レンズ42と受光素子
43とを有し、受光素子43には抽出光学部材41により抽出
された眼底撮影部位からの反射光束が集束される。
【0017】撮影に際しては、アライメント指標がハー
フミラー33により反射されて、孔空きミラー13の孔部13
aを通って被検眼11に投影され、被検者はアライメント
指標により、被検眼に対するアライメント合わせを行な
う。
【0018】観察用の照明光束はコンデンサレンズ4に
より一旦撮影光源5の位置に集束されて再び拡散され、
コンデンサレンズ6により集光されて、リング状絞り7
に導かれる。リング状絞り7に導かれた観察用の照明光
束は、その一部が反射ミラー30により反射されて集光レ
ンズ31に導かれ、受光素子32に集束される。受光素子32
に導かれた観察用照明光束は基準光量として用いられ、
受光素子32はその基準光量に対応する光電信号を反射率
演算回路44に向かって出力する。
【0019】リング状絞り7を通過した観察用の照明光
束は輪帯光束となり、リレーレンズ8、反射鏡9、リレ
ーレンズ10、孔空きミラー13、対物レンズ12を介して被
検眼11の眼底39を照明する。観察用の照明光束は眼底39
により反射され、その反射光束は対物レンズ12、孔空き
ミラー13の孔部13a、合焦レンズ14、結像レンズ15を介
してクイックリターンミラー16に導かれ、このクイック
リターンミラー16により反射されて反射ミラー37、接眼
レンズ38を経由して検者の眼に導かれる。
【0020】合焦用の指標投影光学系19の一対の指標
は、ハーフミラー20により反射され、リレーレンズ8、
反射ミラー9、リレーレンズ10、孔空きミラー13、対物
レンズ12を経由して被検眼11の眼底39に投影され、その
反射光束は同様にして接眼光学系36に導かれる。眼底39
の像がぼけて見えるときには、一対の指標が分離して視
認され、眼底39の像が鮮明に結像して見えるときには一
対の指標が合致して視認される。指標板22と合焦レンズ
14とは可動可能とされ、指標板22をその合焦用の指標投
影光学系19の光路に沿って可動させると、その可動に伴
って合焦レンズ14が撮影光学系2の光軸に沿って可動さ
れ、これによって、眼底39のピント合わせが行なわれ
る。
【0021】撮影スイッチ45を図2(a)に示すように
時点t1で操作すると、ロータリーソレノイド28が同時
に時点t1で駆動されて、遮光板26がその指標投影光学
系19の光路に挿入され、ピント合わせ用の指標が図2
(d)で示すように時点t2から時点t3の間遮光され
る。また、略同時にアライメント指標投影光学系34の光
源35が消灯される。
【0022】次に、駆動手段46が駆動されて図2(b)
で示すように時点t4において抽出光学部材40が撮影光
学系2の光路に挿入されて、眼底39において反射された
反射光束の一部が受光素子43に導かれ、受光素子43はそ
の反射光量に対応する光電信号を反射率演算回路44に向
かって出力する。反射率演算回路44は図2(b)の時点
t4から時点t5までの間で駆動されて反射率を演算
し、その出力は発光量制御回路47に入力される。発光量
制御回路47は、ここでは、反射率情報に基づきコンデン
サに充電される充電電圧を変更する。
【0023】一方、シャッター17は反射率演算後図2
(c)で示すように時点t6でシャッター駆動手段48
により駆動され、一定時間経過すると図2(e)で示す
ように時点t7においてシンクロ接点信号が発光量制御
回路2に入力され、撮影光源5は図2(f)で示すよう
に閃光を発する。その撮影光源5は反射率情報に基づく
発光強度(ピーク)で発光する。この発光強度の変更に
より全発光量が反射率に応じて変更される。なお、可動
ミラー40は撮影直前の眼底撮影部位の反射率を測定し
た後、時点t5において撮影光学系2の光路から対比さ
れる。
【0024】本実施例によれば、眼底撮影部位の反射率
の検出に先だって、アライメント指標投影光学系34の光
源35は消灯され、消灯速度の遅い光源21は反射率の演算
中に遮光されるので眼底撮影部位の反射率を正確に測定
できる。
【0025】以上実施例においては、遮光板26を回転さ
せて指標投影光学系19の光路に挿入させる構成とした
が、遮光板26を用いる代わりに指標投影光学系19の光路
の途中に液晶シャッター等のシャッター機構を設けても
よい。
【0026】また、実施例では合焦用の指標投影光学系
19の指標を遮光するようにしたが、アライメント指標、
固視標も遮蔽するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明に係わる請求項1に記載の眼科用
撮影装置は、以上説明したように眼底撮影部位の反射率
を求めて眼底撮影を行なうようにしたので、眼底からの
反射光量を積算して適正露光量を設定する従来のものに
較べて、より正確に適正露光量を設定できるという効果
を奏する。
【0028】また、請求項3に記載の眼科撮影用装置に
よれば、眼底撮影部位の反射率を求めるに際し、眼底に
投影されるピント合わせ用の指標を遮蔽する構成とした
ので眼底撮影部位の反射率を正確に求めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる眼科用検査装置としての眼底
カメラの一実施例を示す光学図である。
【図2】 本発明に係わる眼科用検査装置としての眼底
カメラの反射率測定から撮影光源までの過程を示すタイ
ミング図である。
【符号の説明】
1 照明光学系 2 撮影光学系 7 リング状絞り 11 被検眼 26 遮光板 29 抽出光学系 30 ミラー(照明光束抽出光学部材) 34 抽出光学系 40 可動ミラー(反射光束抽出光学部材) 44 反射率演算回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検眼照明用の光源を有する照明光学系の
    途中に観察用の照明光束の一部を抽出する照明光束抽出
    光学部材が設けられ、撮影光学系に被検眼からの観察用
    の照明光束の反射光束を抽出する反射光束抽出光学部材
    が設けられ、前記照明光束抽出光学部材により抽出され
    た観察用の照明光束の光量を基準として観察用の反射光
    束の光量との比である反射率を演算により求める演算手
    段を備え、撮影光源の発光量が演算手段により求められ
    た反射率により制御され、 前記照明光束抽出光学部材は、前記照明光学系に設けら
    れて前記被検眼の瞳孔と光学的に略共役なリング絞りと
    前記光源との間で前記被検眼の眼底を照明する照明光束
    以外の光束を抽出できる箇所に設けたことを特徴とする
    眼科用撮影装置。
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