JPH07505448A - 高押出し成形性,高耐食性のアルミニウム−マンガン−チタン系アルミニウム合金およびその製造方法 - Google Patents

高押出し成形性,高耐食性のアルミニウム−マンガン−チタン系アルミニウム合金およびその製造方法

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JPH07505448A JP5517649A JP51764993A JPH07505448A JP H07505448 A JPH07505448 A JP H07505448A JP 5517649 A JP5517649 A JP 5517649A JP 51764993 A JP51764993 A JP 51764993A JP H07505448 A JPH07505448 A JP H07505448A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 高押出し成形性、高耐食性のアルミニウムーマンガン−チタン系アルミニウム合 金およびその製造方法 発明の分野 本発明は、改良されたアルミニウムーマンガン−チタン合金に間し、更に詳しく は実質的に銅を含まず、高押出し成形性と高耐食性を備えたアルミニウム合金に 関する0本発明はまた高耐食性製品の製造に際し、高押出し成形比で製造する方 法を提供する。
発明の背景 自動車工業において、アルミニウム合金は軽量、高強度で押出し成形性にすぐれ ているため製管に広く使用されている。自動車工業において、とくに熱交換器ま たは空調コンデンサ装置に使用する合金は強度、耐食性および押出し成形性のす ぐれたものでなければならない。
空調コンデンサに使用されてきた従来のアルミニうム合金の一例としてAA10 00シリーズのアルミニウム合金がある。自動車用熱交換器を改良した結果とし て、コンデンサの壁厚を減らし、新たな冷却器と重量減少の要請に応えるように 設計された。AA 1000シリーズの材料は一般に約1. 5ksiの降伏強 さを備えているが、降伏強さが約2. 5ksiのAA 3102のような高合 金アルミニウム合金に置き換えられた。
より効率の高いコンデンサを設計する必要上、耐食性改良のほかにAA3102 タイプと同様の強度を存するアルミニウム合金が要請される。
米国特許第4,649,087号と4,828,794号にはアルミニウムーマ ンガン合金にチタンを添加して耐食性を向上させることが記載されている。これ らの特許に記載された合金は押出し成形比(ビレシト断面積と押出し成形の断面 積との比)200以下の押出し成形には有用である。押出し成形比を200より 高くすると、例えば500またはそれ以上の比にすると、上記特許に記載された 合金では、これらの押出し成形比を達成するために極めて高い押出し力が必要と なる。このようにマンガン、銅およびチタンを含有するアルミニウム合金は高押 出し成形比で押出し成形するのには不経済である。
従来の合金が耐食性にはすぐれているが成形性能が低いという欠点およびコンデ ンサの押出し成形に断面積が小さくかつ薄い壁厚の寸法が要求されるという工業 上の要請の観点から、すぐれた押出し成形性と耐食性を兼ね備えたアルミニウム 合金組成物の開発が要請されている。押出し成形工場で押出し成形圧力を低くし かつ押出し成形速度を高めて製造コストを最小にするためには、すぐれた押出し 成形性が要求される。
この要請に応えるため、本発明はすぐれた耐食性を示しかつ押出し成形性が改良 されたアルミニウム合金組成物を提供するものである0本発明のアルミニウム合 金は、調整した量のマンガン、鉄、ケイ素およびチタンを含有する。銅の含有量 は、合金の押出し成形性を大幅に改善し、かつアルミニウム合金の流動応力をチ タン無添加の場合よりも大にするチタン合金成分の影響を相殺するから、制限本 発明の第1の目的は、調整した量のマンガン、ケイ素、チタンおよび鉄を含有し 、実質的に銅を含まず、すぐれた耐食性と押出し成形性を備えたアルミニウムを 基材とした合金を提供するにある。
本発明の他の目的は、熱交換器用管材または押出し成形に好適なアルミニウム合 金を提供するにある。 4 本発明の別の目的は、熱交換器用のフィンストックとしての使用または例えば塩 水による腐食にさらされるホイル包装装置において好適なアルミニウム合金を提 供するにある。
本発明のさらに別の目的は、高い押出し成形比で高耐食性の製品を製造する方法 を提供するにある。
本発明の他の目的および利点は以下の記載により明らかになろう。
前記目的および利点を満足させるため、本発明のアルミニウム合金は、マンガン 0. 1〜0.5i+t%、ケイ素0.05〜0.12wt%、チタン0.10 〜0゜20wt%、鉄0.15〜0.25wt%および残部アルミニウムと不可 避の不純物から成り、アルミニウム合金には実質的に銅が含まれない、他の不純 物は好ましくはそれぞれが0.05wt%以下で、その合計が0.15wt%で ある。更に好ましくは、他の不純物はそれぞれ0.03wt%以下で、合計が0 .10wt%以下である。ここでいう“残部アルミニウム”なる用語は不可避の 不純物を含有することを意図するものではないと理解されたい、 ゛好ましい実 施態様において、不純物としての銅の含量は、すぐれた耐食性と併せて高押出し 成形性を得るために0〜0.01wt%以下に制限される。
本発明はまた押出し成形品、管類、フィンストックおよびホイルのような本発明 合金組成物を利用した製品をも含むものである。
回血q旦単l説皿 添付図面について参照する。
図1は本発明の好ましい合金組成物で作った多数の空室をもつ管類(マルチボイ ド管)の−例を示し、 図2は室温におけるマルチボイド管類の引張強さに及ぼす銅含量の効果を示すグ ラフ、 図3は熱間捩り試験条件下での流動応力に及ぼす銅含量の効果を示すグラフ、図 43は本発明合金の横断面を示す倍率100の顕微鏡写真、図4bは図4aに示 した合金の倍率200のSEM表面の顕微鏡写真、図5aと図5bは従来の合金 組成物の図4a、図4bに対応する顕微鏡写真、図6は本発明合金と従来の二つ の合金についての押出し圧力と残存ビレット長の比較を示すグラフ、 図7は本発明合金と従来の二つの合金の腐食を示すグラフである。
好適実施態様Ω規則 本発明はすぐれた耐食性と高い押出し成形特性を兼ね備えた改良されたアルミニ ウムーマンガン−チタン合金に関するものである0本発明のアルミニウム基材合 金は、マンガン0. 1〜0. 5wt%(好ましくは0.25〜0.35wt %)、ケイ素0.05〜0.12wt%、チタン0.10〜0.20wt%(好 ましくは0゜12〜0.17wt%)、鉄0.15〜0.25wt%および残部 アルミニウムから成り、アルミニウム合金は実質的に銅を含まない、他の元素と して、0.03wt%以下のMg、0.05wt%以下のZn、および0.00 311t%以下のBを含むこともある。“銅を含まない”なる用語は、合金組成 物中の銅の含量が0.03wL%を超えず、好ましくは0.01wt%を超えな いように銅の含有量が不純物のレベルに調整されていることを意味する。
好ましい実施態様として、アルミニウム合金は銅0.01wt%、マンガン0゜ 22wt%、ケイ素0.10wt%、鉄0.21wt%、チタン0. 14〜O ,l 6wt%および残部アルミニウムから成る。更に好ましい実施態様では、 銅の含量は0゜01wt%未満とする。
本発明のアルミニウム合金の鉄とケイ素の含量はFeAl5の生成を避けるため 合金中の鉄の量をケイ素の2.5倍未満に抑える。更に、マンガンはM n A  1 hの生成を促すためにケイ素の2倍より大かまたは等しくする。上記およ び以下の量は重量%を表わす。
本発明の合金のすぐれた耐食性と高押出し成形性とは銅の含量を調整することに より得られたものである。銅含量を調整した結果、すぐれた耐食性能と共に高押 出し成形比、例えば500を超える200より大きな押出し成形比が達成された 。本発明の合金が高押出し成形性能を備えていることにより、とくに自動車用空 調コンデンサ組立体に適応する高品質、高耐食性で曲げ易く断面積の小さい管類 を製造することができる。
このすぐれた耐食性は、一つには腐食の攻撃モードが一般に層状組織に制限され ることが原因であり、この層状組織は腐食が与えられた厚さに浸透する時間を延 長し、これにより合金の寿命が長くなる。
本発明の更に好ましい実施B+1において、マンガンとチタンのより好適な範囲 は、マンガン0.20〜0.35wL%、チタン0. 11〜0. 17wt% である。
従来の合金に対する本発明合金の改良点を示すために、均質化過程、機械的性質 、耐食性および押出し成形性に関する緒特性について調べた0次にこれらの性質 を調べるのに用いた方法を説明し、その試験結果について考察する。
本発明の二つの好ましい合金組成物と比較するため8種の組成物を選んだ、8種 の組成物を表Iに示した。公知の合金A、 B、 CおよびDの組成物は比較の 基準として選んだものである0合金CとDの組成物はマンガンの含量が異なるも のである。
他の組成物は、銅含量が多い他は合金Aに似たAl−Mn−Cuとして選定し、 鋳造したものである。
本発明合金の好ましい実施例は表Iに発明品1および発明品2として示した。
発明品1の銅の含量は0.01%で、発明品2は0.01%より少ない。
表1の組成物は、チタンを含有するものとしないものがあり、これは銅またはマ ンガンの含量とは関係なく腐食の攻撃モードを変えてチタンの有効性を確めるた めである0表■の合金組成物は通常の鋳造技術を用いて押出しビレットとして鋳 造した。それぞれ直径7.6cm(3インチ)、長さ183cm(72インチ) の丸棒を鋳造し、500′″Fで応力除去を行った。必要に応じてビレットを2 2゜9〜25.4cm(9〜10インチ)の長さに切断した。鋳放しビレットは 均質化の実態を測定するために最初均質化試験に用いた。均質化試験の後で、ビ レットを押出しにかけて機械的性質と耐食性を調べた。
表■ 押出しビレットの組成物と対照合金押出し成形性能を調べるために、第2 の組のビレットを鋳造し、均質化した。この押出し成形性の実験の結果は後で述 べる。
均質化はアルミニウム合金の引張性質と押出し成形性を測定するのに重要である 。ビレット鋳造後、直径7.6cm(3インチ)の各丸棒から厚さ2.5cs( 1インチ)の試料を切り取り、均質化試験に使用した。各鋳放し試料の電気伝導 率の測定をうず電流方法により測定した。試料は長時間950@Fと1100° Fで均質化を行った後、引続いて水冷した。それから各試料についてうず電流に よる電気伝導率の測定を行った。さらに、いくつかの試料については各温度で2 4時間保持した後、所定のゆっ(すした速度で400°F以下に冷却してから電 気伝導率を測定した。
鋳造の際に大部分のマンガンは固溶体から析出して構成粒子を形成する。インゴ ント鋳造の際かなり急速冷却が行われるので、マンガンの一部は固溶体の中に残 る。均質化は残存マンガンをディスパーツイドとして析出させることを意図する ものである。t11成分およびディスパーツイドの大きさと分布、それから固溶 体中のマンガンの量はその材料の流動応力により押出し成形性に大きな影響を及 ぼす、!気伝導率の測定により固溶体中のマンガンの量を測定することが可能で ある。したがって、電気伝導率と顕微鏡組織を監視することにより与えられた合 金に及ぼす均質化の効果を分析することができる。
表IIは表Iに示した8種の組成物の鋳放し、950°F均質化および1100 @F均質化の条件での電気伝導率である0表IIから明らかなように、均質化に よ表II 8種の組成物の電気伝導率 %rAcs(鋳放しおよび24時間と徐 冷後による均質化)すべての組成物が均質化によりその電気伝導率が増加するが 、これはマンガンが過飽和マトリックスから析出したことを示す、1100°F で均質化した試料は950”Fのものより電気伝導率が低いが、これは1100 @Fで均質化した試料ではマンガンの析出が同程度でなかつたこを示唆する。更 に、鋳放し状態からの電気伝導率の変化は1100”Fよりも950”Fの方力 伏きいが、これはより完全な析出が起きたことを示唆する。電気伝導率が最も大 きく変化したのはマンガンを含有するがチタンを含まない組成物、例えばAlM n−Cuである。
950’Fの均質化では、マンガンが顕微鏡組織に見られる樹枝状組織アームの 最外領域に析出し、非常に非均−な構造となる。対照的に1100″″Fの均質 化ではより均一な顕微鏡組織が得られる。後で示すように、1100°Fの均質 化により、押出し成形プロセスまたは他の加工操作方法に対して大幅に加工性が 改善された材料が得られる。
均質化試験の後、管類の押出し成形に使用するビレットを24時間1100゜F で均質化し、所定の時間冷却した。
表■に示した各組成に直径?、6c11(3インチ)のビレット2本を通常の幅 2゜5(2)(1インチ)の多数の空室(マルチボイド)を有するコンデンサ管 用ダイスを使いプレス圧600トンで押出し成形した0図1は本発明合金(前記 発明品2)で作ったマルチボイド管の断面図を示す、ビレットの温度は各組成物 について1000’Fであった。押出し成形比が比較的高く、かつ比較的短時間 でテーブルから出てくるので、各ビレットは5段階で押出し、各段階はラムの部 分的ストロークである。各部分ストロークは約10秒であり、約30フイートの 長さの管をつくった。続いて長さ914cm(30フイート)の管を152cm (5フイート)に切断した。押出し速度は最大圧1300と1800psiの間 で毎分160と200フイートの間であった。
ブレージングサイクルを決める(simulate)ためにマルチボイド管を選 んで、これらを加熱処理した0通常のコンデンサ装置では、マルチボイド管にブ レージングを行ってフィンを接合する。このブレージングサイクルの効果を決め るために加熱炉を1090°Fと1110°Fの間で予熱した。押出し成形した 試料を加熱した炉に入れて15分保持しその温度にした0次いで、試料を炉から 取出し、冷却した。
図1に戻って説明すると、符号10は代表的なマルチボイド管を断面図で示した ものであり、外壁部分1.?ji数の空室3、一対の外側半径部分5および複数 の内脚7を備えている。このマルチボイド管の代表的な寸法は、壁厚aが約0. 016インチ、全体の厚さbが約o、osoインチ、全体の幅Cが約1インチで ある。
上記の断面図で示したマルチボイド成形品を用いて強度を測定した。これはAS TM基準書基準台わないが、引張特性については、種々の合金と比較することが できる0表IIIに示すように、引張試験を押出し成形のままの条件と前述のブ レージングサイクル条件の下で行った。マルチボイド実験組成物の強度に対する 銅含量の効果は図2に示した。図2にみるように、強度は銅含量と共に増加する 。
特別にチタンを添加した組成物は、他の組成物たとえばAI −Mn−Cuと合 金Bよりも僅かにのびが少ない。
熱間捩り試験(Hot torsion tests )を行って、種々の組成 物の高温での流動応力を測定した。試験試料は長さ方向に均質化したビレ7)の 外側と中心部の間から採った。この作り方は各組の試料について構造の均一性を 確めるためである。
試験試料は名目上直径0. 6cm(0,235インチ)、長さ5.1cm(2 インチ)であり、各試験試料に捩り試験中温度を監視するため、その肩部分に軸 方向に整列した開口を設けた。
表III 種々の組成物についての幅1インチ、壁厚0.16インチのマルチポ イ1′成形品の引張試験涙り試験条件は商業的規模で押出し成形するときに起き る条件に近いところを選んだ、試験は開始温度900”Fと1.000 ’ F で行った。試験機は試験中試料を囲む管状炉を備えている。この管状炉は試料を 所望の試験温度に加熱するのにも使用した0代表的には、試料を所望の温度にす るのに30分を要した。捩り試験用サンプルの非回転端は軸方向に自由に動くよ うにし、試料に大きな歪みが生したときに試料がよじれる可能性を減するように した。試験試料にかけられた回転速度は接線ひずみ速度(tangential  5train rate)と等しい選択した引張力から算出した。捩り試験に 用いたひずみ速度は0. 05. 0. 5. 1. 0. 2゜0および4. 07秒である。破断(failure )は荷重セルをコンピュータで監視する ことにより荷重の急減として検出し、この破断検出をもって試験終了とした。
熱間涙り試験のデータと押出し製造のパラメータとの相関関係は押出し製造の際 に多くの変数があるので難しい。捩り試験の温度は代表的なビレットの予熱温度 と同し温度に設定した。捩り試験のひずみ速度は合金の中から十分に比較できる ものおよび少なくとも押出し成形のある部分で例えばダイスのベアリング表面の スタート時に生じる高いひずみ速度を考慮して選択した。各試験での最大応力を 流動応力とした。
模り試験結果はすべて表IVaとIVbにまとめた0表IVaとIVbに示され るように、Ti含有の合金はみな合金Aよりも高い流動応力を示した。たとえば 、発明品1対合金Aは試験温度1000’F、ひずみ速度0.5/秒である。ひ ずみ速度が高く、試験温度が低いと、表IVbの発明品1にみるように、ひずみ 速度0゜5秒、均質化温度1000’″F、試験温度900°Fおよび1100 °Fと表IVaに対し、流動応力が増加することがわかる。
与えられた温度およびひずみ速度に対して流動応力に影響を及ぼす最も大きな2 つの因子は、銅の含量と均質化である。図3から裏付けられるように、合金組成 物の銅の量が多いと、流動応力が大になる。さらに、この効果は試験温度が低く 、ひずみ速度が高いと、一層明確になる。均質化温度が低くなると、流動応力は 高くなる。マンガンは僅かに流動応力を増加させるが、その効果は銅の量および 均質化のような他の変数に比べると二次的なものである。
表IVa 捩り試験結果(試験はひずみ速度2.0/秒と等しい引張力で行った 。) 表IVa (・・・前の続き・・・) * 段階的均質化; 1100°F24時間+950°F24時間表!νb 捩 り試験結果(試験は2.0/秒のひずみ速度と等価でない引張力で行った。) 表nb (・・・前の続き・・・) 押出し成形において、最大剪断応力はおおよそビレットが潰されてコンテナを満 たし、かつダイス室がまだ満たされていない時点で示される6次いで、金属はコ ンテナ壁に沿って剪断のみによって押出され、またダイス開口で剪断のみによっ て押出される。これに基いて、捩り試験で測定された流動応力の値は商業的な押 出し成形条件に適用できるとするのが合理的である。
表1に示した種々の組成物でつくった前述のマルチボイド管の腐食試験を行った 。前述の方法で製造したマルチボイド管の試料はA37M規格に従って循環式塩 −氷酢酸噴霧試験(以下、5WAAT)を行った。試験は前述の模擬ブレージン グ熱処理を行ったマルチボイド管と無処理のものについて行った。各合金組成の 試料は長さ15.2c■(6インチ)に切断し、両端をシールした0個々の試料 は1〜35日の範囲で時間を変えて噴霧に曝した。試験後、試料を酸性溶液で洗 浄しさびを除去した。マルチボイド管に0. 70kg/cm” (10psi )での窒素を加圧して水に浸すことにより漏れ孔を数えた。各試験材料の食孔の 数は曝露時間の函数として記録した。試験試料中の食孔数を測定することにより 試験環境下での腐食進行を評価できる。
腐食試験結果を表Vに示した。合金AとAlMn−Cuの組成物は腐食によりチ タンを添加した組成物に比べて短時間で孔があいた。マンガンを含有し、チタン 含量が多いもの、例えば合金C1合金B1発明品lおよび発明品2については、 銅含量の最も低いものが孔食までの時間が最も長い、20日以上経過しても本発 明の合金は従来の合金よりもすぐれている。
腐食試験中の腐食の進み方を金属&II織学的に区分して走査電子顕微鏡(以下 、SEMという)を用いて調べた0図4aと4bは本発明合金2の代表的な腐食 の進行を示す0図4aは表面と平行に走る層状攻撃を示す、対照的に図5aに示 した従来の合金では孔食が起きる。
S E M u alk II写真、とくに図4bでは、腐食による攻撃は本発 明合金を含むチタン中に平底の浅い孔として現われるが、図5bに示されるよう にチタンを含有しない組成物ではスポンジ状の底を呈する深い裂目のある孔とし て現われる9層状の攻撃の仕方はチタンを含有するすべての組成物に存在する。
チタン、マンガンおよび銅をともに含む組成物は最大の層状攻撃を示す。
前述の米国特許第4.827.794号と4,629,087号において、チタ ンの添加効果はかなりの量のマンガンを含む組成物についてだけ記載されている 。もう−皮表Vと図4a、4b、5a、5bの顕微鏡写真を参照すると、マンガ ンとチタンを共に含む組成物では、層を重ねた顕微鏡組織を示す層状構造を示す 。
チタン含有組成物を比較し、銅含量を変えてみると、層状攻撃は存在するが、こ れは銅含量が低いと少なくなる。従って、発明品1の攻撃のモードは合金B。
CまたはDよりも層状的でない。しかしながら、また、表Vの結果によると、実 質的に銅を含まない組成物の発明品2は5WAAT環境ですぐれた耐食性を示し 、腐食の進行がよりゆるやかである。
本発明合金組成物の改良された押出し成形性を示すため、合金E、Fと本発明合 金である発明品3とを比較してみる。
押出し成形性試験に使用した合金の組成を表vrに示したが、ビレットの残部は アルミニウムである。これらの組成物は直径20.3c■(8インチ)の丸棒に 鋳造し、長さ60.9cm(24インチ)に切断した。合金Fと発明品3の合金 は75@F/時間の加熱速度で1100@Fで24時間均質化した後、50°F /時間で冷却した。各組成物の均質化したビレットを内径6−閣(0,236イ ンチ)、壁厚0.41−一(0,016インチ)に成形した。
押出し成形に際しては、できるだけ商業的方法に近い条件で行った。
図6は押出し成形圧力と残存ビレットの長さとの関係を示す、このグラフから明 らかなように、本発明合金である発明品3に必要な成形圧力は従来の合金組成物 である合金Fよりも小さく、従来の合金Eよりも大きい、従って、本発明合金の 押出し成形は合金Fと比較すると装置および設備の摩耗が減少して経済的に操業 することができ、所定の圧力では押出し成形速度が速(する。
表vr 押出し成形ビレットの組成 押出し成形試験に用いた組成物について更に腐食試験を行った0図7は直径6a m(0,236インチ)の熱交換器チューブについての5WAAT試験結果を示 し、長さ15.2cs(6インチ)のチューブ4本を所定の日数5WAAT試験 にかけた後の全体の食孔数を示している。図7かられかるように、本発明合金は 2つの従来合金のいずれよりも改良された耐食性を示す。
表v■Iは押出し成形試験に用いた3つの合金組成物の機械的性質を示す0機械 的試験中は熱交換器チューブに如何なる熱的処理も加えなかった。さらに、その 製造条件は空引きダイスを1回通し、これにより僅かに冷間加工を行った。この チューブ試料は減少区分をもたない長さ25.4c■(10インチ)のチューブ を用いて引張強さを測定した。破裂圧力は各組成物について多数の試料を用いて 評価した0表vrfかられかるように、本発明合金はいずれの従来品よりも強X はないが、もし必要であれば、本発明合金による管類の押出し成形を僅かに直径 を大にして空引きし、冷間加工量を増大することにより本発明合金の引張強さを 大にすることができる。
表vII 製造直後の61熱交換器チユーブの引張強さと破裂圧力前述の腐食性 、機械的性質および押出し成形性の比較から明らかなように、本発明合金組成物 は押出し成形性の向上と共に高レベルの耐食性を備えている。押出し成形性の改 良により、押出しプレス速度が増加し、押出し圧力が減少するので、押出し成形 による製造において種々の利点が得られる。
本発明の合金の製造方法は次の工程を含んでいる。
a)実質的に、マンガン0. 1〜0. 5wt%(好ましくは0.25〜01 35−t%)、ケイ素0.05〜0.12wt%、チタン0.10〜0.20獅 t%(好ましくは0゜12〜0.17w1%)、鉄0.15〜0.25wt%、 銅0.01wt%未満および残部アルミニウムと不可避の不純物から成る組成の とレフトを鋳造する工程、 b)上記ビレットを750〜1180°Fの温度で均質化する工程、C)上記ビ レットを周囲温度に冷却する工程、dン上記ビレットを600−1180 ’F 、好ましくは800−1−000’Fの高温度に加熱する工程、 e)上記ビレットを押出し成形して高耐食性を備えた製品にする工程。
“ビレット”なる用語は前述のように広い意味で用いられる0例えば、工程a) からC)において、この用語は工程d)の前に個々のビレットに切断される丸棒 を意味する。また、ビレットは工程d)に先立って、とくにビレットを間接的押 出しプレスで押出し成形するのであれば、その表面を削る(scalped)こ ともできる。この方法の一実施態様において、工程C)はビレットを2QO”F /待時間りも低い冷却速度で均質化温度から60°F前後の温度に冷却し、次い で空冷して周囲温度にする調整冷却法を含む。この調整冷却法はとレットの均質 化に用いた炉の中で炉温度を調整して下げることにより行うことができる。工程 e)では、押出し比を200より大、例えば少なくとも500とすることができ る。
本発明合金組成物をマルチボイドおよび丸い熱交換器に適用した例について説明 したが、他のものへの適用も考えられる。同一の組成物を熱交換器のフィンスト ック、塩水による腐食を受けやすい包装処理に用いる耐食性ホイルその他の押出 し成形品の製造に使用することができる。
以上は本発明の前記目的をそれぞれ全部が満足する好ましい実施態様について発 明の説明を行ったが、本発明はすぐれた耐食性と押出し成形性を備えたアルミニ ウム合金組成物とその改良された製造方法を提供するものである。
もちろん、当業者であれば本発明の数えるところによりその精神と背景を逸脱し ないで種々の変形、修正および変更を加えることが可能である。従って、本発明 は添付の特許請求の範囲の記載のみに制限されるものと理解されたい。
υ7Sksi (1−)¥玉1田ml FIGURE7゜ 補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の7第1項)平成 6年10月 3日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.実質的にマンガン0.29wt%以下、ケイ素0.05〜0.12wt%、 チタン0.10〜0.20wt%、鉄0.15〜0.25wt%、銅0.03w t%未満および残部アルミニウムと不可避の不純物から成り、高耐食性を備え、 かつ高押出し比で押出し成形をすることができるアルミニウムを基材とする合金 。 前記銅の含量が0〜0.01wt%である請求項1に記載の合金。 前記チタンが0.11〜0.17wt%である請求項1に記載の合金。 前記マンガンが0.25〜0.29wt%である請求項1に記載の合金。 前記鉄とマンガンが次の式で規定される請求項1に記載の合金。 Fewt%<2.5(Siwt%) Mnwt%≧2.0(Siwt%) 6.実質的に、銅0.01wt%、マンガン0.22wt%、ケイ素0.10w t%、鉄0.21wt%、チタン0.14〜0.16wt%および残部アルミニ ウムから成る請求項1に記載の合金。 7.実質的に、銅0.01wt%未満、マンガン0.29wt%以下、ケイ素0 .10wt%、鉄0.15wt%、チタン0.15wt%および残部アルミニウ ムから成る請求項1に記載の合金。 8.前記合金が板状のビレットまたはインゴットに成形されたものである請求項 1に記載の合金。 9.請求項1の合金を含む複数の空室(multivoid)を有する押出し成 形品。 10.請求項1の合金を含むホイル材料。 11.請求項1の合金を含む押出しチューブ。 12.請求項7の合金を含むマルチボイド押出し成形品。 13.請求項7の合金を含むホイル材料。 14.請求項11の合金を含む押出しチューブ。 15.前記銅の含量が0.01wt%未満、マンガンの含量が0.25〜0.2 9wt%、チタンの含量が0.12〜0.17wt%である請求項1に記載の合 金。 16.個々の不純物の含量が0.03wt%以下で、かつ不純物の合計が0.1 0wt%以下である請求項15に記載の合金。 17.高耐食性を備えた製品の押出し成形方法であって、a)実質的に、マンガ ン0.1〜0.5wt%、ケイ素0.05〜0.12wt%、チタン0.10〜 0.20wt%、鉄0.15〜0.25wt%、銅0.01wt%以下および残 部アルミニウムと不可避の不純物から成る組成のビレットを鋳造する工程、 b)前記ビレットを高い温度で均質化する工程、c)前記ビレットを冷却する工 程、 d)前記ビレットを高温度に加熱する工程およびe)前記ビレットを押出して高 耐食性を備えた改良された製品とする工程を含むことを特徴とする成形方法。 18.前記冷却工程がビレットを200°F/時間より遅い速度で均質化温度か ら600°F程度の温度に調整冷却することを含む請求項17に記載の成形方法 。 19.押出し成形に際して押出し比を200より大にする請求項17に記載の成 形方法。 20.押出し成形に際して押出し比を少なくとも500とする請求項17に記載 の成形方法。
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