JPH07504957A - ベーンポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ベーンポンプ 本発明は、ハウジング内に設置した湾曲リングを備えたベーンポンプに関し、湾 曲リング内で、スリット内を半径方向にスライドするベーンを備え、軸に固定し たロータが回転する。ベーン間には、側部星形板により密閉される作動室がある 。油の供給排出のため、一方の星形板は吸込圧縮区域を有する。一方の星形板に は、作動室の部分充填の場合、先に吐出された油の逆流を妨げる弁装置が配置さ れている。

上記特徴のあるベーンポンプは、西独国特許出願公開第４１１０７３４号公報か ら周知である。このポンプ内で、ロータは１作動室に接続する互いに連結した多 数の半径方向ボートと軸方向ボートとから成るボート系統を有する。このボート 系統の軸方向ボートは、反作用ディスクとして構成される吐出弁によりカバーさ れる。全作動室に付設される反作用ディスクは、部分充填作動室内の先に圧力を 受けた油が逆流できるのを回避する。この周知のベーンポンプは、いわゆる吸込 調整の長所を備えて作動し、即ち、ポンプは、それぞれ必要な油量だけを吸込む 、つまり、残りの油量に圧力は生ぜず、流量制御弁を介して再びポンプの吸込区 域に調整される。このようにして、駆動出力節約できる。ローフ内の軸方向ボー トを閉鎖する反作用ディスクは、一方の星形板内で支えられる押圧要素により圧 縮され、その際、ロータと反作用ディスク間に望ましくない摩擦が生じる。

直角に互いの中に移行する半径方向ボートと軸方向ボートにより、ポンプは、そ の外、比較的高い内部流れ抵抗を有する。

この発明は、わずかな内部流れ抵抗を有し、平滑運転をする出来る限り摩耗の少 ない吸込調整ベーンポンプを見つけることを課題としている。別の要求は、ポン プの吸込調整に必要な部品を空間に取り付けることであり、ポンプ本体は、小さ く組み立てられ、それにもかかわらず、高い操作安全性を達成できる。

この課題の解決策は、請求の範囲第１項に含まれている。請求の範囲第２項乃至 第８項はこの発明の有利な別の横道を示す。

主要特徴によれば、ロータは、圧縮区域の範囲で星形板内に連続配置された多数 の流出口と協働する制御スリットをベーン間に有する。弁装置は、星形板の後側 に固定され、流出口を制御する。制御スリットは、吐出油の逆流が高圧の作動室 から低圧の作動室へ生じないように流出口に関して分配される。一定の縮小作動 室内にある油が付勢され、油体積がそれぞれの室サイズに一致すると初めて吐出 されるように弁装置を配慮しである。前記特徴により、キャビテーション損傷を 確実に回避でき、騒音が少なく作動する吸込調整ポンプを得ることができる。

１つの特徴によれば、この弁装置は、Ｆｍ形舌ばねとして構成され、星形板に固 定された支持体が星形板の開口リフトを限定する。舌ばねは、両方の圧縮区域の ため単一に構成され、舌は、鏡像に相対している。弁装置は、迅速に組立可能な ２部品だけから成る。その外、静粛さのため、支持体が開口リフトの緩衝のため 舌の範囲に油ポケットを有するのが都合が良い。

別の特徴によれば、直径上対向位置する吸込区域がノズルボートな介して環状吸 込室と連結されている。これらのノズルボートは、吸込油流を制限し、設定回転 数を越えて、吐出量のそれ以上の増大が生じることはない。

吸込区域と連結される環状吸込室は、また、一実施例では、１つだけのノズルボ ートを介して吸込接続部と連結できる。

別の特徴によれば、圧力案内出口ボートは弁装置の後で緩衝室に接続する。この 処置は圧力脈動を妨げ、それで、生じ得る騒音を妨げる。

更に、ある特徴によれば、吐出断面積の拡大のために流出口に半径方向の溝が設 けである。この処置により。

出口圧力は、弁装置の個々の舌の大きい面に分配し、実質的な圧力上昇無しに弁 装置は柔軟に開く。

この発明の２実施例を図面に基づき次に詳細に説明する。

第１図は第２図のＭＩ−１によるベーンポンプの縦断面図を示す。

第２図は、第１図の線ｌｌ−Ｈに従いハウジングを除去した場合のポンプパッケ ージの拡大図を示す。

第３図は第１図のＭ　ＩＩＩ　−ＩＩＩに従いハウジングを除去した場合の弁装 置の拡大図を示す。

第４図は別の実施例の部分縦断面図を示す。

ベーンポンプの主要構成部分は、一般的に周知構造であり、理解のための本質的 部分についての説明に限定する。このグプルリフトボンブは、第１図と第２図に よると、スリット３内で半径方向にスライドするベーン４を案内し、駆動軸ｌに 回転固定したロータ２を持つ、ロータ２は、前方星形板５および後方星形板６の 間にあるベーンと共に回転する。ベーン４は、その外径部分で湾曲リング７内を スライドする。遊隙バランスのため、ハウジング部分８と、ロータ２、ベーン４ ．湾曲リング７から成るポンプパッケージとの間に、前方星形板５を緩く取り付 ける。後方星形ｆｆ１ｉ６はハウジング部分８Ａと一体化されている。星形板５ の後に消費装置に通じる出口１１と連結する圧力室ｌＯがある。ベーン４は、吸 込口１３．１３Ａ、［状吸込室１４を介して吸込接続部１５と連結する作動室１ ２を閉じる。湾曲リング７のリフト曲部１６でのベーン４のシールを改良するた め、ボート２０．２０Ａ、部分的環状通路１７．１７Ａ及び１９゜１９Ａを介し 、環状溝３４を介して１作動圧力なベーン室１Ｂ（第２図）に導く。

この発明によると、ロータ２はベーン４間に制御スリット２１を有する。更に、 星形板５の圧縮区域に、弓形に連続する多数の流出口２２がある。制御スリット ２１、流出口は、わずかな圧力ヘッドで後続の作動室１２内に圧力油の逆流が生 じることがないように調整されている。それにより、キャビテーションを回避で きる。流出口２２．２２Ａは弁装置２３（第３図）により閉じられ、弁装置は、 鏡像となる可動舌２５．２５Ａを備えた櫛形舌ばね２４から成る。薄鋼板仕上げ の舌ばね２４と、支持体２６は、ねじ２７で星形板５に取り付けできる。第１図 と第３図から、流出口２２．２２Ａはその吐出断面の拡大のために半径方向部分 ２８．２８Ａを備えているのが分かる。それで、舌２５．２５Ａは開口の際に大 きい面を介して押し開けることができる０部分断面で見える支持体２６は、開口 運動を１！！衝するため。

流出口２２．２２Ａの高さの所で油ポケット３０を有する。その外、環状吸込室 １４と、吸込口１３．１３Ａとの間にポンプ回転数を越える吸込流を限定するノ ズルボート３１．３１Ａが設けである。

ロータ２は、第２図の矢印方向に回転する。吸込口１３．１３Ａから作動室１２ に流入する油は、湾曲リング７のリフト曲部に応じて、ベーンにより圧縮され。

作動室１２の充填度に応じて、圧縮区域の前後範囲にある流出口２２，２２Ａお よび弁装置２３を介して圧力室ｌＯに到達する。その際、舌２５，２５Ａは、流 出口２２．２２Ａの吐出圧により上昇し、短期間、順次、支持体２６に当たる、 油は、最後に流出口１１を介して圧力室ｌＯ牟も消費装置に向けて流出する。

第４ｒＡの実施例は、吸込口１３．１３Ａと連結する吸込室３２が単一のノズル ボート３３を介して吸込接続部１５と連結されていることが、第１図と異なる。

それで、ノズルボート３３は１両方の吸込口１３．１３Ａへの殺到を制限する。

上記ノズルボート３１，３１Ａの代わりに、例えば、車速により、任意の吸込流 を調整できる電磁作動比例弁（西独間特許出願公開４１１０７３４号公報）を吸 込接続部１５内に設置することも明らかに可能である。

符号の説明 ｌ　駆動軸 ５　星形板 ６　星形板 ？　ｆｉ曲リング ８．８Ａ　ハウジング部分 １０　圧力室 １１　流出口 １２　作動室 １３．１３Ａ　吸込口 １４　吸込室 １５　吸込接続部 １６　リフト曲部 １７．１７Ａ　部分環状通路 １８　内ベーン室 １９．１９Ａ　部分環状通路 ２０．２０Ａ　ボート ２１　制御スリット ２２．２２Ａ　流出口 ２３　弁装置 ２４　舌ばね ２５、２５Ａ舌 ２６　支持体 ２７　ねじ ２８．２８Ａ　満 ３０　油ポケット ３１．３１Ａ　ノズルボート ３２　吸込室 ３３　ノズルボート ３４　！ｌｌ状通路 ｉ 廿 ネ「１１正書の岳羽言尺文提出書 （特許法第１８４条の８） 平成６年　８月　２１圃

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ハウジング（８，８Ａ）内に湾曲リング（７）が設置してあり、 湾曲リング（７）内で、スリット（３）内を半径方向にスライドするベーン（４ ）を備え、駆動軸（１）に固定したロータ（２）が回転し、ベーン（４）間にあ る作動室（１２）が星形板（５，６）により軸方向に限定され、油供給排出のた め、星形板（５）は、吸込区域および圧縮区域を有し、ポンプの外側には、部分 充填した作動室（１２）の場合に先に吐出された油の逆流を妨げる弁装置（２３ ）があるべーンポンプにおいて、ロータ（２）は、ベーン（４）間にある制御ス リット（２１）を有し、 一方の星形板（５）の圧縮区域に、連続配置されてロータ（２）の制御スリット （２１）と協動する流出口（２２，２２Ａ）があり、 弁装置（２３）は、星形板（５）の後側に取り付けられ、流出口（２２，２２Ａ ）を閉じることを特徴とする前記ベーンポンプ。 ２．弁装置（２３）は、可動舌（２５，２５Ａ）を備えた櫛形舌弁（２４）とし て構成され、 舌（２５，２５Ａ）の開口リフトは、舌弁（２４）の固定に同時に役立ち、星形 板（５）に取り付けた支持体（２６）により制限されることを特徴とする請求の 範囲第１項に記載のべーンポンプ。 ３．弁装置（２３）は、両方の圧縮区域のため、単一舌弁（２４）として構成さ れ、舌（２５，２５Ａ）は、鏡像的に相対していることを特徴とする請求の範囲 第２項に記載のべーンポンプ。 ４．支持体（２６）は、開口リフトの緩衝のため、舌（２５，２５Ａ）の範囲で 油ポケット（３０）を有することを特徴とする請求の範囲第２項に記載のベーン ポンプ。 ５．直径上対向位置する２つの吸込口（１３，１３Ａ）が、各々、ノズルポート （３１，３１Ａ）を介して環状吸込室（１４）と連結していることを特徴とする 請求の範囲第１項に記載のベーンポンプ。 ６．吸込口（１３，１３Ａ）の連結する環状吸込室（１４）がノズルポート（３ ３）を介して吸込接続部（１５）と連結していることを特徴とする請求の範囲第 １項に記載のべーンポンプ。 ７．流出口（２２，２２Ａ）は、弁装置（２３）の後で、緩衝室として働く圧力 室（１０）に接続することを請求の範囲第１項に記載のべーンポンプ。 ８．流出口（２２，２２Ａ）は、その吐出断面積を拡大するため、半径方向溝（ ２８，２８Ａ）を備えていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載のベーン ポンプ。