JPH07504772A - ２個のディスクを有するコイン取扱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 って延び、選別される最も小さなコインの直径の２倍未満の端部からの距離で制 限される可撓性撓み板とからなるコイン選別２個のディスクを有するコイン取扱 装置対しても極めて有用である。

レール選別機の最も簡単な形態として、重力の影響下で進路に沿ってコインを移 動させるものがある。この簡単な形態の一例は、カークメイヤー氏の１８９１年 ６月２３日に発行された米国特許４５４，６５３号公報に開示されている。重力 を利用するには、進路を傾ける必要があるが１．水平な進路を望む場合、あるい は、コインの処理速度をより速くしたい場合には、通常１乃至それ以上の従動無 端状ベルトにより、進路に沿ってコインを物理的に移動させてもよい。こうした 形態の例は、アベ氏の１９７８年２月７日に発行された米国特許４．　０７２． 　１５６号公報、ウエダ氏の１９８１年６月９日に発行された米国特許４，２７ １，８５５号公報、およびジンマーマン氏の１９８７年４月１４日に発行された 米国特許４，６５７．０３５号公報に開示されている。また、サムニルセン氏の １９３７年１２月７日に発行された米国特許２，１０１，５１３号公報には、従 動無端状ベルトが傾斜した進路とともに用いられている例が示されている。

レール選別機の変形として、直線状というよりも、むしろ環状に進路を配置した ものがある。このレール選別機の変形例は、レイス氏の１９７３年１１月１３日 に発行された米国特許３゜７７１．５３８号公報に示されている。レイス氏の特 許では、ホッパーの底部を形成する回転硬質ディスクの上面に、コインが投下さ れる。回転硬質ディスクの周辺で、コインを単一列および単一層に配列するため に、コインは遠心力によってホッパーの壁面にある開口部を通過して移動する。

単一列のコインは、板の外周に進路を備えた選別板の接線通路を通過する。進路 となるレールは、この進路の周辺に延びるリムによって形成され、選別板の上部 は第２の回転ディスクがある。第２の回転ディスクは、その下側に弾性を有する ゴムリングを備え、このゴムリングが接線通路から移動するコインを捕捉すると ともに、選別進路の回りにある進路開口部を通過した。コインを搬送する。

本発明のコイン選別機には、コインが投下される硬質回転ディスク、および、環 状の進路と弾性下側部を有する重合回転ディスクを備えた選別板が近接して設け られる。しかし、本発明では、回転硬質ディスクと回転弾性ディスクが重なり合 うことによって、コインが硬質ディスクから弾性ディスクに引き渡される。その 結果、コインの詰まりもなく正確な選別により、比較的速い速度でコイン選別機 を操作することが可能となる。

本発明の装置は、混ぜ合わされた各コインから１乃至それ以上の選ばれた種類の コインを選別し、これによって、選ばれたコインを包装装置あるいは他のコイン 取扱装置に送り込むのに用いられることもある。

［発明の概要］ 本発明の主な目的は、複数種のコインを選別するために、迅速で簡単かつ有効な 機構を提供することにある。

本発明の他の目的は、比較的コインの詰まりがなく、どのようなコインの詰まり に対しても、選別機構にダメージを与えることなく簡単に直すことの可能なコイ ン選別機を提供することにある。

本発明の他の目的は、消耗部品を簡単に交換することのできるコイン選別機を提 供することにある。

本発明の他の目的は、幅広い様々な種類のコインを取扱うことのできるコイン選 別機を提供することにある。

前記の各目的は、選別されたコインが上面に投下される第１の回転ディスクと、 第１の回転ディスクの一側において、回転ディスクの周辺部に近接する地点で始 まる全体が環状の選別通路を有する固定した選別板とを備えたコイン取扱装置に よって達成される。通路は複数の選別部を備えている。また、弾性下側部を有す る第２の回転ディスクが、選別板の上面に極めて近接して配置されており、第１ の回転ディスクの周辺部近傍にあるフィンを引受け、このコインを通路に沿って 動かすのに、弾性下側部が部分的に第１の回転ディスクの上面に重なり合ってい る。

本発明のコイン選別機は、センサの形態をなすカウント機構部を備えた通路の開 口部によって規定された選別部を有することが好ましい。センサは各開口部の下 側に配置され、これによって、開口部を通過するコインがカウントされることに なる。

選別されるコインの特定の種類に対して、唯一の幅を持つ開口部がそれぞれ有っ てもよい。代わりに、１乃至それ以上の開口部を、特定の種類のコインに対応さ せ、それよりも大きいかあるいは小さいコインを取除く形状に、他の開口部を形 成してもよい。さらには、１乃至それ以上の開口部の幅を、調節可能にしてもよ い。通路の一側は直立リムによって規定され、この直によって選別板に取付けら れる。

好ましくは、第２の回転ディスクの弾性下側部が、ゴムあるいは他の弾性材料か らなる一連の放射状に配置されている可撓性フィンガーによって規定される。フ ィンガーは、それぞれ内部テーパ一部を有する放射状の外端部が有り、この内部 テーパ一部は、第１のディスクおよび選別板の各上面に近接した直立部に達して いる。

直立リムは、コインが通路に沿って移動する際に、コインが押すように配置され る基準外端部を形成する。コインを円周方向に動かそうとする可撓性フィンガー によって、コインが常にリムに対向して押されるようになるために、レールは弾 性ディスクの回転中心に対して僅かに内側に螺旋して延びている。

好ましくは、第１のディスクは硬質面を有し、ホッパーの底部に設けられる。硬 質ディスクの中心は、ホッパーから内部に間隔をおいて配置された外端部を有し 、かつ、取扱われる最も薄いコインの厚さの２倍未満の高さの直立部を備えてい る。好ましくは、最も小さな直径のコインの２列分が、端部との間に通ることが できないように、端部から十分率さな距離をおいて、撓み板が回転硬質ディスク の上面に延びている。

さらに、本発明によれば、単一のベルトを備えた単一の駆動モータによって、２ 個の回転ディスクを駆動してもよい。硬質ディスクと弾性ディスクは、反対方向 に駆動される。ベルトは弾性ディスクを取付けるドラムを囲むようにして延び、 ベルトの走路は硬質ディスクのフランジの周辺部に係合する。

他の実施例では、回転弾性ディスクに引き渡されたコインを単一層および単一列 に維持し、かつ、コインが弾性ディスクにより係合されなかった場合に、コイン を引き渡し領域から素早く運び去るために、硬質ディスクが選別板を横切る地点 で、硬質ディスクの周辺部に近接して駆動ローラが取付けられる。

本発明における上記および他の諸口的と利益は、次の詳細な説明のなかで明瞭に なる。説明では、本発明の好ましい実施態様を図示した添付図面か参照となるで あろう。

［図面の簡単な説明］ 第１図は、本発明におけるコイン選別機の操作部の斜視図である。

第２図は、説明を目的として、回転弾性ディスクを取り去った状態の第１図にお ける選別機の平面図である。

第３図は、第２図における３−３線の平面から見た縦断面図である。

第４図は、回転弾性ディスクの下側の平面図である。

第５図は、第２図における５−５線の平面から見た部分的な拡大縦断面図である 。

第７図は、駆動部を機構的に示す図である。

第８図は、駆動ローラを用いた他の配置を示す部分平面図である。

第９図は、通路内に調節可能な開口部を有し、混ぜ合わされたコインから一種類 のコインを選択するために配置された他の機構の部分平面図である。

第１０図は、第９図における１０−１０線の平面から見た部分縦断面図である。

［実　施　例］ 第１実施例を参照すると、コイン選別機は、リング１１の上部に取付けられた直 立する環状の円筒ホッパー１０を備えている。

第１のディスク１２はリング１１の内部に取付けられるとともに、硬質で通常は 金属製の平坦な上面１３と、従属する環状フランジ１４とを有している。硬質デ ィスク１２は、図示しないジャーナル軸受を有するシャフト１５とともに回動す るように、その中心で取付けられる。

段部を形成するために、プラグ１６が硬質ディスク１２の上面１３に取付けられ る。プラグ１６は平板状の形態をなし、各皿頭ねじ１７によって上面１３に固定 される。プラグ１６の厚さは、コイン選別機が取扱う最も薄いコインの厚さの２ 倍未満である。プラグ１６の周縁部は、鋸歯状さもなければ粗くすることが好ま しい。

第３図に示すように、リング１１は、ホッパー１０の底部からリング１１の近傍 に間隔をおいて配置された硬質ディスク１２の外周部に向かって延びる内部テー パー面１８を有する。

選別板２０は、硬質ディスク１２に近接して配置されており、その上面２１は、 硬質ディスクの上面１３と実質的に同一平面となっている。この選別板２０は１ 、特に第２図に示すように、その外面に硬質ディスク１２の円周部を収容する切 欠２２が有ることを除いては、本質的に円形をなしている。選別板２０の中心は 、第２の回転ディスク２５を装着したドラム２４を収容するための円形状の開口 部２３を有する。ドラム２４とディスク２５の双方は、図示しないジャーナル軸 受を有するシャフト２６の上部に取付けられる。

第２のディスク２５の下側には、複数の放射状に配置され、かつ、円周状に間隔 をおいて配置されたフィンガー２７が、周辺部に近接して取付けられる。このフ ィンガー２７は、ゴムあるいは他の弾性材料によってそれぞれ形成されるが、シ ョアＡ硬度が約７５の硬さを有するポリウレタン材料であることが好ましい。特 に第５図に示すように、選別板２０の上面２１に近付くようにして、各フィンガ ー２７が下方に延びている。各フィンガーは、選別板の上面２１に近接する直立 部２８と、この直立部２８の上部にある外部傾斜部２９とからなる放射状の外側 面を有する。２つの回転ディスク１２．２５の中心間隔によって、この２つの回 転ディスクの各周辺部が重なり合う位置で、フィンガー２７が硬質ディスク１２ の上面１３の上部を通過する（第２図参照）。ホッパー１０およびリング１１の 側部は、弾性ディスク２５の延長周辺部を収容するのに開口している。

選別板２０は、直立状の円周リム３０によって規定された選別通路と、−続きの 開口部３１ａ、　３１ｂ、　３１ｃ、　３１ｄ、　３１ｅ、　３１ｆとを備えて いる。リム３０は、硬質ディスク１２の端部近くの地点で始まり、最終の開口部 ３１ｆを越えて延びている。第５図に最もよく示されているが、リムは選別板２ ｏの溝３２に収容されるとともに、可撓性ゴムあるいは弾性部材３３により、溝 の内部の適所に保持される。第２図に示すように、各開口部３１は、先にある開 口部と比較して、後にある開口部の幅が増大しており、しかも、選別板２０のブ リッジ部３５によって、各開口部３１が隔てられている。開口部３１の放射状の 外側端部とリム３１との間にある小縁部３４によって、各開口部３１が寸法化さ れる。また、個々の開口部にコインが選別されるように、コインの直径よりもご く僅かに大きな距離で、開口部３１の放射状内側部３６がリム３ｏから間隔をお いて配置される。これは第２図において、開口部３１ｄにおいて細線で示したコ インによって示されている。さらに、第２図によれば、それぞれの開口部３１は 、リム３ｏに沿っである距離に延びている。各開口部３１は、発光ダイオード３ ７の形態をなす光源３７と光電セル３８とを一体に設けている。各光源３７がら それぞれの光電セル３８に至る光路は、各開口部３１の下方において、開口部３ １の長い距離に沿って延びているため、開口部３１がらコインが通過すると、光 のビームが遮られるとともに、光電セル３８に記録され、これによって、個々の 種類毎に選別された各コインの信号が与えられる。これらの信号は、技術的によ く知られたカウンターに供給される。

ホッパー１０の内面からは、薄い金属製の細長片の形態をなす可撓性の撓み板４ ０が延びており、この撓み板４０の外端部４１は、取扱われる最も小さなコイン の直径の２倍未満の距離で、プラグ１６の端部から間隔をおいて配置される。こ の結果、単一列のコインのみが、撓み板４０の端部４１とプラグ１６の端部との 間を通過できるようになる。

硬質ディスク１２および弾性ディスク２５は、好ましくは、リブ付きベルト４６ を駆動する単一の電動モータ４５によって駆動される。第３図に示すように、ド ラム２４の外周部はベルト４６のリブを支える溝４７を備えている。第７図に示 すように、ベルト４６は、モータシャフトに連結される駆動プーリー４８から、 弾性ディスク２５を取付けるドラム２４の外側を囲むようにして延びている。

ベルト４６の戻り走路４６′は、硬質ディスク１２の環状フランジ１４の外周部 の回りに延びている。

動作について説明すると、混ぜ合わされたコインは、ホッパー１０内の回転硬質 ディスク１２の上部に投下される。仮にコインの供給が徐々に硬質ディスク１２ に行われるならば、装置は最良の状態で作動する。硬質ディスク１２上にあるコ インは、遠心力によりディスク１２の外端部に向かって、リング１１を押して移 動しようとする。リングにある傾斜面１８は、コインを端部に立たせないように し、単一層のコインが、プラグ１６の端部とリング１１との間に位置しようとす る。反時計回りの回転硬質ディスク１２は、撓み板４０に係合するようにコイン を動かし、この撓み板４０によって、単一列のコインだけが外端部４１を通過す る。撓み板４０を通過するコインは、プラグ１６の外側において、硬質ディスク １２の上面１３で水〜■Ｌに横たわる。その後、弾性ディスク２５の下側にある フィンガー２７が、このコインの上面に係合する。フィンガー２７の放射端部の 側面により、フィンガーに対する過度の磨耗およびゆがみをなくして、コインを フィンガーの下方に動かすことが可能となる。

実際に、コインは回転硬質ディスク１２から、より大きな速度で回転する回転弾 性ディスク２５に引き渡される。フィンガー２７によって、コインは硬質ディス クの上面１３から、選別板２ｏの上面２１に運ばれる。選別板２０の表面上にフ ィンガー２７によりコインが運ばれると、放射状の内部にコインを押し進める直 立リム３０の開始部にコインが出合うことになる。リム３ｏの全体は、その長さ 方向の初めから終りまで、弾性ディスクの回転中心を徐々に浸食するように、僅 かに螺旋状に配置されることが好ましい。これは、選別通路中にコインが運ばれ るときに、コインがリム３０に対向して強く押し進められる原因となる。コイン は、形状に合った開口部３１に出合うまで、縁部３４および選別板２ｏに支えら れた対向する端部を有する通路中に運ばれる。それぞれのコインは、重力による 影響を受けつつ、フィンガー２７の弾性により、適切な開口部に押し込まれる。

それぞれのコインが開口部を通過すると、カウント信号が結果として発生する。

各開口部３１において、カウント装置を用いる代わりに、第１の開口部３１ａよ り前方の通路の開始部に、コイン認識センサを配置することで、コインをカウン トすることができる。こうしたコイン認識センサは、通路の開始部を通過する際 に、コインの様々な種類を見分けるあるパターンに配列された近接センサあるい は光電セルの形態をなす。

リム３０は、スプリング鋼からなる細長片により形成されることが好ましい。機 械溝３２にリム３０を取付ける手法は、コインが通路を進む際に、コインを正確 に配置する基準端部を規定する。

万一、通路に沿ってコインの詰まりが発生するようになっても、リム３０は僅か に撓んで、詰まりを取除くことが可能となる。しかも、リム３０の取付部にある 弾性が、通路に向かってコインに力を戻すのに役立つ。

本装置における主な摩耗部品は弾性部材２５であるが、これは、交換および修理 を容易に行ないやすい。硬質ディスク１２．プラグ１Ｇおよび選別板２０は、摩 耗が現われることがある別の部品である。これらは、全て上部から手に届きやす く、必要により容易に交換することができる。

第８図は他の実施例を示し、第１実施例の撓み板４０が、被駆動輪５０によって 置き換えられている。コインが硬質ディスク１２から弾性ディスク２５に引き渡 される領域に、２層のコインが到達しないように、車輪５０の周辺部は、選別さ れる最も薄いコインの２枚分の厚さ未満の距離で、硬質ディスク１２の上面１３ から間隔をおいて配置される。車輪５０は硬質ディスクの回転方向と逆の方向に 駆動するとともに、前記引き渡し領域に、２列のコインが同時に入り込むことを 阻止しようとする。引き渡し領域の向こう側で、類似の被駆動輪５１を硬質ディ スク１２の表面上に取付けてもよい。この被駆動輪５１は、引き渡し領域からフ ィンガー２７に係合しなかったコインを素早く運び去るために、硬質ディスク１ ２と同一方向に回転する。

特定の種類のコインのカウントが、予め決められたレベルに達した時点で、２個 のディスクの駆動を中止し、かつ、コインの選別を止めるために、ブレーキ機構 （図示せず）をモータ４５と結合させてもよい。他のモータ４５としては、適当 なりＣモータ制御を用いることで動的に止められるＤＣモータがある。

第８図および第９図は、特にコイン包装装置と用いるのに適合する池の装置を示 している。本装置は、３個のコイン開口部５６ａ、５６ｂ、５６ｃを有する選別 板５５を備えている。各コイン開口部５６は、全て同一の形状である。すなわち 、これらのコイン開口部は、リム３０からそれぞれの開口部５６の対向端部５７ までの大きさが、同一の幅を有している。しかも、コイン開口部５６は、通路の 円周に沿って同一の長さを有している。第１の２個の開口部５６ａ、５６ｂには 、調節可能な突出部５８がそれぞれ取付けである。この突出部は、選別板５５の 下側に沿って配置された楔部５９と、開口部５６ａあるいは開口部５６ｂの内部 に配置された直立縁部６０とを有する。細長い放射状孔６１が、開口部５６の中 間地点において、選別板に設けられる。孔６１は面取りされた上端部６２を有し 、この上端部に、楔部５９に螺合するボルト６４の円錐形頭部６３が支えられる 。縁部６０は、開口部５６　ａ　、　５６　ｂに対する調節可能な対向端部を形 成している。

中央の開口部５６ｂは、通路から特定の選ばれた種類のコインを選別するために 、その幅を調節できる。選ばれたコインは、開口部５６ｂを通過する際にカウン トもされるが、これは滑り板によって、コインを特定の種類に巻装あるいは封入 する包装用の包装装置に向かうことになる。第１の開口部５６ａは、選ばれた種 類よりも直径の小さな全てのコインを選別しないように、その幅を調節できる。

また、最後の開口部５６ｃが、選ばれた種類よりも直径の大きな全てのコインを 選別しないようする。この手法では、より大きなコインまたはより小さなコイン を選別せずに、単一の予め選ばれた種類のコインを、混ざり合うコインから選別 することが可能となる。

この通路の各開口部５Ｇの可動幅を調節する同一の装置を、第１実施例における １乃至それ以上の開口部に用いることか可能である。こうした手法では、様々な 国の貨幣制度で作り出された様々に混ぜ合わされたコインを受入れるために、単 一の装置を調節可能に設計することができる。

補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の８）平成６年　８月３１嘘

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 独占的所有権がクレームされる本発明の実施例は、次のように定義される。 １．コインが上面に投下される第１の回転可能なディスクと、第１の回転可能な ディスクの周辺部に近接する地点で始まる全体が環状の選別通路を有し、この通 路は複数の選別部を備えているとともに、この通路は第１の回転可能なディスク の上面と同一平面にある上面を有する第１の回転可能なディスクの一側に固定し た選別板と、 選別板の上面に極めて近接して配置される弾性下側部を有するとともに、この弾 性下側部は第１の回転可能なディスク上にあるコインを引受けて、このコインを 通路に沿って各選別部に動かすのに適している第２の回転可能なディスクとから なるコイン取扱装置。 ２．ホッパーと、 ホッパーの底部にある回転可能な硬質ディスクと、硬質ディスクの周辺部に近接 する地点で始まる全体が環状の選別通路を有し、硬質ディスクの上面の延長部と なる同一平面にある上面を有する回転可能なディスクの一側に固定した選別板と 、 選別板の上面に対向して上部に配置され、部分的に硬質ディスクの上に横たわる とともに、硬質ディスクのコインを引受けて、このコインを通路に沿って動かす のに適した回転可能な弾性ディスクとからなるコイン選別機。 ３．ホッパ一と、 ホッパーの底部にある回転可能な硬質ディスクと、硬質ディスクの周辺部に近接 する地点で始まる全体が環状の選別通路を有し、硬質ディスクの上面の延長部と なる上面を有する回転可能なディスクの一側に固定する選別板と、選別板の上面 に対向して上部に配置され、部分的に硬質ディスクの上に横たわるとともに、硬 質ディスクの周辺部に近接するコインを引受けて、このコインを通路に沿って動 かすのに適した一続きの弾性フィンガーを備え、この弾性フィンガーは弾性ディ スクの周辺部に近接して互いに間隔をおいて配置されるとともに、各フィンガー は弾性ディスクの中心から放射方向に延びている弾性ディスクとからなるコイン 選別機。 ４．各フィンガーは内部テーパー部を有する放射状の外端部が有り、この内部テ ーパー部は硬質ディスクおよび選別板の各上面に近接した直立部に達するもので あることを特徴とする請求項３記載のコイン選別機。 ５．選別通路は、コインが通路に沿って移動する際に、コインが押すように配置 される基準外端部となる直立レールを備えているとともに、このレールは、コイ ンの衝突でレールが撓むように、通路の外側にある共同の溝に配置され、かつ、 緩衝手段によって適所に保持されるスプリング鋼からなる直立帯により構成した ものであることを特徴とする請求項２記載のコイン選別機。 ６．硬質ディスクと弾性ディスクの双方に、モータとモータシャフトに連結する 単一のベルトとを備えたことを特徴とする請求項２記載のコイン選別機。 ７．ベルトはモータシャフトから弾性ディスクを取付けるドラムを囲むようにし て延びており、ベルトの戻り走路は硬質ディスクに連結する環状フランジの外周 に係合していることを特徴とする請求項６記載のコイン選別機。 ８．ホッパーと、 ホッパーの底部にある回転可能な硬質ディスクと、ホッパーから内部に間隔をお いて配置される外端部を有し、取扱われる最も薄いコインの厚さの２倍未満の高 さの直立部を備えた硬質ディスクの中心部と、 硬質ディスクの周辺部に近接する地点で始まる全体が環状の選別通路を有し、硬 質ディスクの上面の延長部となる上面を有する回転可能なディスクの一側に固定 する選別板と、選別板の上面に対向して上部に配置され、部分的に硬質ディスク の上に横たわるとともに、硬質ディスクの周辺部に近接するコインを引受けて、 このコインを通路に沿って動かすのに適した回転可能な弾性ディスクとからなる コイン選別機。 ９．弾性ディスクに先立っ硬質ディスクのコイン通路において、ホッパーの内側 から硬質ディスク上に延びる撓み板を備え、この撓み板は選別される最も小さな コインの直径の２倍未満の距離で、段部の外端部から間隔をおいて配置される端 部を有するものであることを特徴とする請求項８記載のコイン選別機。 １０．ホッパーと、 ホッパーの底部にある回転可能な硬質ディスクと、硬質ディスクの周辺部に近接 する地点で始まる全体が環状の選別通路を有し、硬質ディスクの上面の延長部と なる上面を有する回転可能なディスクの一側に固定する選別板と、選別板の上面 に対向して上部に配置され、部分的に硬質ディスクの上に横たわるとともに、硬 質ディスクの周辺部に近接するコインを引受けて、このコインを通路に沿って動 かすのに適した回転可能な弾性ディスクと、 硬質ディスクと弾性ディスクとの重なり合う部分の前で硬質ディスクの周辺部に 近接して配置され、選別される最も薄いコインよりも小さい距離で、硬質ディス クの上部で間隔をおいて配置された周辺部を有するとともに、硬質ディスクの動 きと反対方向に駆動される被駆動ローラとからなることを特徴とするコイン選別 機。 １１．ホッパーと、 ホッパーの底部にある回転可能な硬質ディスクと、硬質ディスクの周辺部に近接 する地点で始まる全体が環状の選別通路を有し、硬質ディスクの上面の延長部と なる上面を有する回転可能なディスクの一側に固定する選別板と、選別板の上面 に対向して上部に配置され、部分的に硬質ディスクの上に横たわるとともに、硬 質ディスクの周辺部に近接するコインを引受けて、このコインを通路に沿って動 かすのに適した回転可能な弾性ディスクと、 硬質ディスクおよび弾性ディスクの重なり合う部分に読いて硬質ディスクの周辺 部に近接して配置され、硬質ディスクの動きと同一方向に駆動される被駆動ロー ラとからなることを特徴とするコイン選別機。 １２．ホッパーと、 ホッパーの底部にあり、ホッパーの内側から内部に間隔をおいて配置される環状 の端部を有する中心直立部が有り、しかも前記端部は取扱われる最も薄いコイン の厚さの２倍未満の高さを有する回転可能な硬質ディスクと、 硬質ディスクの周辺部に近接する地点で始まる全体が環状の選別通路を有すると ともに、硬質ディスクの上面の延長部となり、かつホッパーの開口部に延びた上 面を有する回転可能なディスクの一側に固定する選別板と、 選別板の上面に対向して上部に配置されるとともに、硬質ディスクの周辺部に近 接するコインを引受けて、このコインを通路に沿って動かす硬質ディスクに重な り合う回転可能な弾性ディスクと、 ホッパーの内側から弾性ディスクに先立っ段部の端部に向かって延び、選別され る最も小さなコインの直径の２倍未満の端部からの距離で制限される可撓性撓み 板とからなるコイン選別機。