JPH07504699A - 洗浄用組成物の改良 - Google Patents

洗浄用組成物の改良

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JPH07504699A
JPH07504699A JP5516364A JP51636493A JPH07504699A JP H07504699 A JPH07504699 A JP H07504699A JP 5516364 A JP5516364 A JP 5516364A JP 51636493 A JP51636493 A JP 51636493A JP H07504699 A JPH07504699 A JP H07504699A
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ラボーン,ケネス・レスリー
ハツク,ジーヤ
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ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 洗浄用組成物の改良 発明の分野 本発明は、洗浄用組成物に係わり、一般には主に有機性の不可視の汚れの存在を 現出させる成分と汚れを洗浄する成分とを含む組成物に係わる。本発明は更に洗 浄方法にも主に有機性の汚れ(即ち汚損または汚染)は一般にタンパク質、炭水 化物及び/または脂肪からなり、細菌や微生物の汚染を伴なうことは普通であり 、健康に害を及ぼすことがあり得る。汚れを可視化するには、タンパク質に結合 する試薬、例えば所定の染料を使用するのが都合がよい。
タンパク質を含む汚れを現出させることにより、それに伴なう細菌または微生物 汚染物の位置を間接的に可視化し、有効な洗浄の標的とし得る。
国際出願WO90/ 14591 (C1eansolve Internat ional^PS)は、汚れを現出させるために、非特定の性質の洗浄剤と一緒 に成る範囲の染料、特に酸性染料(例えばエリトロシン(Erythrosin ) BS (E127) )を使用することを開示している。
しかしながら上記明細書は、汚れを現出させるために染料を洗浄剤と組み合わせ たときに実際に生じる問題について論議していない。特に本発明者らは、所定の 染料を水のみに溶解したものはタンパク質に結合し、従って汚れを現出させる上 で有効であるが、染料を、一般(使用者)濃度の、汎用硬質表面洗浄用製剤に一 般に使用される界面活性剤と混合すると、タンパク質の存在を顕在化し得ないこ とを見い出した。即ち、界面活性剤の存在は、染料がタンパク質に結合してそれ を顕在化するのを妨害し得ると見られる。界面活性剤はタンパク質に結合し、ア ニオン性界面活性剤は非イオン性界面活性剤より強力に結合することが公知であ る。従って、認められる挙動は、界面活性剤がタンパク質上の結合部位を染料分 子と競合するためと説明され得る。他にも、染料が界面活性剤ミセル中に溶解し 、タンパク質に対する染料の親和性が単純に低減されると説明され得る。
驚くべきことに、本発明者らは、染料、界面活性剤及び溶剤の混合物中に染料が 存在するとき、染料がタンパク質に結合してそれを顕在化することを見い出した 。
発明の要約 本発明の1つの態様においては、タンパク質を直接染色する( 5ubstan tive)染料;水混和性溶剤;及び界面活性剤を含む水性洗浄用組成物が提供 される。
かかる組成物について、染料はタンパク質に結合して可視の着色複合体を形成し 、従って汚れを顕在化し、界面活性剤(及びある程度は溶剤も)は汚れを除去す る洗浄機能を発揮することが見い出された。タンパク質を可視化することにより 、汚れを洗浄の標的とし得る。洗浄後も可視のまま残っている染料は洗浄が不完 全であることを示している。
実験結果の統計分析から、染料と溶剤または界面活性剤いずれかとの混合物中で 溶剤または界面活性剤の量を増加すると、染料のタンパク質への結合は低下する が、染料、界面活性剤及び溶剤の3成分混合物を用いると、水のみに含まれる染 料と比較すれば染料のタンパク質への結合の程度は低下するが、その低下は、界 面活性剤と溶剤の相加効果から予測されるより小さいことが判った。界面活性剤 及び溶剤は一緒になって相乗効果を有し、その結果、染料のタンパク質への結合 の低下を少なくする。
染料は、染料、界面活性剤及び溶剤の適当な混合物から、汚れに結合してそれを 顕在化することができ、かかる混合物は汚れを有効に洗浄することができる。本 発明は更に、汚れを顕在化すると共に洗浄し得る複合製剤を提供し得る。
酸性組成物中に酸性染料を用いると優れた結果が得られた。酸性染料は、羊毛の 染色、食品の着色を含む種々の目的で広範に使用されている良く知られたクラス の染料である。
タンパク1t(及び羊毛)を直接染色する即ちタンパク質に結合し得るトリフェ ニルメタン系の酸性染料としては、ブリリアントブルーG(Acid Blue  90. C,1,42655としても公知)、ブリリアントブルーR(Aci d Blue 83. C,1,42660) 、C,I、Ac1d Blue  104、C,I、Acid Blue 109及び^cidViolet 1 7 (C,1,42650)が挙げられる。これらの染料のうち、ブリリアント ブルーGが一般に好ましい。
タンパク質を直接染色するキサンチン系の酸性染料としては、エリトロシ:/B  (Acid Red 5.1. C,1,45430)及びローズベンガル( Rose Bengal) (Acid Red 94. C,1,45440 )が挙げられる。これらの染料は食品着色料として使用されており(エリトロシ ンBは食用赤色14号であり、ローズベンガルは食用赤色105号である)、家 庭用に製造される組成物中に使用するのに良く適している。エリトロシンBは化 粧品全般に使用が許可されている着色剤のリストに挙げられている( EECD irective 76/ 76g/ 1991年6′月、別紙工V−パート1 ,4ページ、 No E127参照)。
タンパク質を直接染色する別の酸性染料としては、アルミニウムフタロシアニン スルホネート(APS)(例えばC1ba Ltdから商標Tinolux B BSで販売のもの)及び亜鉛フタロシアニンスルホネート(ZPS)のごときフ タロシアニンスルホネートが挙げられる。
染料の構造及び他の詳細については、The Sig■a−Aldridge  Handbook of 5tains、 Dyes and Indicat ors、 F J’Green、 Aldridge Chemical Co 、、 Inc (1990)を参照されたい。
色が不堅牢(fugitive) 、即ち色が適当な条件下で少な(とも実質的 に消失する(従って少なくとも裸眼ではほぼ見えなくなる)染料を使用するのが 好ましい。着色された染料/タンパク質複合体は、同様の条件下でその色をほぼ 失い、結合したまま残った染料は無色になるという類似の態様で挙動するのが好 ましい。条件は天然に起こるものでも、使用者によって制御されるものでもよく 、例えば、酸または塩基との化学反応; (例えば大気酸化または漂白剤による )酸化:光化学反応:物理的置換反応などが挙げられる。
上述の酸性染料は、特に現出に必要な濃度で、程度の差こそあれ全てが感光性で ある。ローズベンガル及びエリトロシンBは、比較的迅速に退色するので特に好 ましい。
(赤色)キサンチン染料と(青色)トリフェニルメタン染料の混合物も使用し得 、このときは、付随する■型増感光酸化(染料増感反応の概要についてはKir k−Othmer、 Encyl。
paedia of Chemical Technology、(第3版)、  Vol 8. pp405. filey−Interscience pu blication、John Wiley & 5ons(1979)参照) よって青色染料の退色は加速さ−れ得、そのために可視スペクトルの光吸収は所 与の量の染料に対して最大化される。
ブリリアントブルーGも酸化に極めて高感度であり、DOmestos漂白剤の ごとき市販の漂白剤製剤及びDomestos Multi−3urfaceク リーナー(Domestosは商標)のごとき漂白剤含有製剤中に存在する次亜 塩素酸ナトリウムのごとき塩素系漂白剤に暴露されると退色する結果となる。
不堅牢染料の使用は、使用後に残った未結合の染料が適当な条件下で少なくとも 実質的に無色になるという利点を有する。更に、作用表面内の割れ目や傷口の中 など、使用の際に多孔質材料中に吸収された染料が、永久的または長期の不本意 なしみを形成するのが防止される。
微生物を光動力作用により失活化し得る染料を使用することも好ましい。好まし い染料は、光に暴露されたときに一重項酸素を生成するものである。まず染料は 可視光によって第1励起状態に励起され、次いで項間交差によって三重項状態と なる。次いで分子状酸素と衝突すると、電子エネルギー移動が起こり、染料は基 底状態に戻り、−重項酸素が生成される。
微生物の生命成分の光酸化は細胞死をもたらし得る(タンパク質、ポリペプチド 、アミノ酸、アリル水素を含む脂質、トコフェロール、糖及びセルロース)。
上述の酸性染料のあるもの、特にローズベンガル、エリトロシンB、APS及び ZPSは上述の要求を満足し、光に暴露されたときに一重項酸素を生成する。こ れらの染料は上述したようにタンパク質を直接染色し、一般には微生物表面の細 胞タンパク質に結合することにより、微生物に結合し得る。これは、染料が標的 微生物の近傍に結合し得、標的微生物に対する一重項酸素の有効性を増強すると いう有利な結果を有する(−重項酸素は寿命が短(、従って拡散経路が短い)。
このことにより微生物を標的にして死滅させ得、殺菌及び消毒作用を伴なう結果 となる。
酸性組成物は中性組成物と比較してグラム陰性菌に対してかなり増強された有効 性を有することが判っているので、本発明組成物は酸性であるのが好ましく、一 般に3〜5のpH,例えば約4のpHを有する。ダラム陽性菌に対する有効性は 、pHにはそれほど影響されないようである。本発明組成物は、比較的弱い有機 酸、例えば酢酸を使用して酸性にするのが便宜的である。
染料の結合に関して上述した相乗効果に類似の相乗効果が、溶剤と界面活性剤と を含む混合物中の染料の光毒作用(phototoxic effect)にも 適用されることが判明した。
更にある種の溶剤、例えばエタノールは、微生物の細胞壁を弱体化し、より透過 性とし、従って、−重項酸素の侵入に対してより感受性とする。このことは、染 料の微生物殺傷作用を増強する効果を有する。
ローズベンガルのごとき染料による浮遊状態の微生物の光動力作用による失活化 は公知である。しかしながら、驚(べきことに、適当な染料は表面で微生物を光 動力作用により失活化し得ることが判明した。微生物は、プランクトン即ち浮遊 状態において殺生性物質により感受性であることが良く知られている。つまり、 通常即ち好ましい状態である表面付着時には微生物を失活するのがずっと困難で ある。微生物は通常“バイオフィルム(biofilms)”の形態、即ち細胞 外物質の基質中に埋め込まれた状態で表面に存在する。この細胞外物質は文献中 で“被着体(Bdhesin)”と称されることもある。プランクトン状態の微 生物に作用する過程が、変形を必要とすることな(、表面結合微生物に作用する かどうかは明らかでない。表面結合状態の微生物は、家庭、公共施設及び工業環 境において重大且つ十分な汚染源を呈し、本発明は、かかる微生物に的を絞った 殺菌作用を可能とし得る。
(例えば所与の(全)量の染料に対して吸収される光を最大化するよう)改良さ れた光吸収特性、所望の不堅牢性、所望の色などを有する染料を生成すべく、適 当であれば染料の混合物を本発明の組成物中に使用し得る。
本発明組成物は一般には10〜100 ppm、例えば20ppmの量の染料を 含む。
溶剤は極性であるのが好ましく、C2−C5直鎖または分枝鎖アルコール、例え ばエタノール、ブタノール、イソプロパツール(プロパン−2−オール)(IP A)、N−ブトキシプロパン−2−オール(プロピレングリコールn−ブチルエ ーテル)、2−ブトキシェタノール(エチレングリコールモノブチルエーテル) であるのが好ましい。
IPAは一般に好ましい溶剤である。
エチレングリコールのごとき二価アルコール及びジメトキシエタン、例えば1. 2−ジメトキシエタンのごとき水混和性エーテルを使用することもできる。
適当であれば、例えばエタノールとN−ブトキシプロパン−2−オールの混合物 のごとき溶剤の混合物を使用してもよい。
溶剤は、組成物の全重量の2〜20重量%の量で存在するのが好ましい。
界面活性剤は好ましくはアルコキシル化、より好ましくはエトキシル化されてお り、例えばエトキシル化アルコールの形態である。アルコールは4〜15個の炭 素原子を有し、直鎖または分枝鎖構造のものであり、10〜14、例えば12の HLB値(親水性親油性バランス)を有するのが好ましい。
広範囲にわたる適当な界面活性剤が市販されているが、1つのかかる材料は、K olbから商標Imbentin 91−35で市販されている界面活性剤であ り、これは、非イオン性C9−11アルコールエトキシレートであって、アルコ ール1モル当たり平均5モルのエチレンオキシドを有する。
第一級エトキシスルフェートを使用してもよい。
所望であれば界面活性剤の混合物を使用してもよい。
界面活性剤は非イオン性または主として非イオンであるのが好ましいが、少量の アニオン性界面活性剤を場合によっては含有してもよい。アニオン性界面活性剤 を含有すると、組成物の洗浄力は向上するが、現出力を低下する作用がある。
この目的に好ましいアニオン性界面活性剤としては、第一級硫酸アルキル(PA S) 、好ましくはナトリウムドデシルスルフェート(SDS)が挙げられる。
実質的な割合のドデシルスルフェートを含む市販混合物(例えばEmpic。
I LX)は特に好ましい。ドデシルスルフェートは公知のタンパク質変性剤で あり、タンパク質を表面から洗浄するのに優れており、殺生性である。
非イオン性界面活性剤対アニオン性界面活性剤の重量比は少なくとも3:1であ るのが好ましい。
本発明組成物はカチオン性界面活性剤を実質的に含まないのが好ましいが、微量 のカチオン性殺菌剤を含んでもよい。
界面活性剤は、組成物の全重量の0.05〜2.5重量%、一般には0.5〜1 .5重量%、例えば0.7重量%の量の非イオン性界面活性剤を、最高0,2重 量%までの任意の量のアニオン性界面活性剤と共に含むのが好ましい。
本発明組成物は、以下のものを含む多数の任意成分を含み得る: 1、洗浄増進剤、好ましくはエチレンジアミン四酢酸(EDTA)のごとき金属 キレート化剤。金属キレート化剤(EDTAを含む)は、細胞壁を透過性にし、 微生物を一重項酸素の殺生作用に対してより感受性にすると述べられている。
2、緩衝液または塩、例えばNazs、o4のごとき電解質。
電解質は、水性相からタンパク質塩への染料の移動を促進することにより、染料 のタンパク質への結合を助成するよう作用する。電解質は一般に市販時に酸性染 料製剤中に存在するが、必要であれば電解質を更に添加してもよい。組成物の全 電解質含有量は一般に0〜1重量%、好ましくは約0.1重量%である。
3、香料。
4、増粘剤。
本発明組成物は等方性単相組成物の形態であり、硬質表面(例えばガラス、プラ スチック、セラミック及び金属の表面)の洗浄に特に有用であり、台所や、便器 を含む浴室の表面などの家庭洗浄、学校、病院などの公共施設の洗浄、工場、事 務所、ホテルなどの事業用建物の洗浄を含む広範囲の場所に用途が見い出される 。特に本発明組成物は、表面の欠陥部分、結合部及び他の比較的閉鎖された領域 に細菌汚染を伴なう汚れが付着しているかもしれない表面に使用するのに有効で ある。
少なくとも家庭用には、本発明組成物は噴霧によって施用するための製品として 処方されるのが好ましく、手動式噴霧器またはエーロゾル噴射剤ディスペンサー を有する適当な容器内に詰められるのが都合が良い。容器は光不透過であるのが 好ましい。
使用に際しては、本発明組成物は洗浄すべき表面に任意の便宜的な方法で、例え ば適当なディスペンサーから噴霧したり、布もしくはスポンジのごとき適当な担 体を用いて塗布したり、容器から注ぎ出すなどして施用する。便器の汚れを現出 させるためのトイレ用洗浄剤の場合には、本発明組成物は周縁ブロックまたはタ ンク内(1ncistern)デバイスから施用してもよいし、噴霧してもよい 。場合によっては、特に工業洗浄においては、施用後に光源、例えば石英ハロゲ ンランプのごとき白色光源または蛍光“昼光”源に暴露する。このあとは一般に 、必要であれば、担体を用いて拭き取ったり、水道水流を適用するなどの濯ぎス テップが行われる。使用後、洗浄箇所に可視で残っている着色染料は、結合した 染料が残っていること、一般にはタンパク質が残っていることを示しており、更 なる洗浄の必要性を示唆するものである。
上述したように塩素系漂白剤に暴露すると不堅牢であるブリリアントブルーGの ごとき、化学処理に不堅牢性の染料を使用する実施態様においては、洗浄ステッ プのあとに、塩素系漂白剤のごとき適当な化学試薬を適用し、未結合の染料また は割れ目や傷口のごとき表面内に吸収され残っている染料を実質的に不可視にす る。
別の態様においては、本発明は、表面を洗浄する方法であって、本発明の組成物 を表面に施用し、次いで濯ぐことからなる方法を提供する。
以下、実施例及び添付の図面を参照して本発明を更に説明する。
図1は、溶剤を含まない対照(*で示す)及び15%のIPAを含む3成分混合 物(円で示す)とを用いて得られた結果を示す、色差対非イオン性界面活性剤の 割合(%)のグラフである。
図2は、種々の量の非イオン性界面活性剤(NI)及び種々の量のIPAを含む 本発明の組成物の、色差(DE)応答面の斜視3次元グラフである。
図3は、種々の量の非イオン性界面活性剤(Nl)及び種々の量のIPAを含む 本発明の組成物の(洗浄能を示唆する)残留物低下(PDET)を示す斜視3次 元グラフである。
図4は、無釉セラミックタイルにおけるローズベンガル及びエリトロシンBの光 退色を示す、波長(nm)に対する光吸収対光散乱の比(K/S)のグラフであ る。
実施例 タンパク質ウシ血清アルブミン(BSA)の溶液を白色施釉タイルに、各タイル を横切る帯状に塗布し、タイルを(50℃で)乾燥し、汚れ源モデルを構成する 多数の同様の汚れタイルを準備した。
水中と、0.5及び2.5%の一般的な(使用者)濃度の汎用洗浄剤に一般的な 界面活性剤中とに酸性染料ブリリアントブルーG (BBG)及び酸性染料エリ トロシンB(BE)を含む溶液を調製した。下記の界面活性剤を使用した非イオ ン性: C9−115EO(Ia+bentin 9l−35)アニオン性:第 一級硫酸アルキル(P A S )(Albright& filson。
Espicol LX) 第二級アルカンスルホネート(Hoechst、 Ho5tapur)直鎖アル キルベンゼンスルホネート(Petrelab 550)染料溶液を汚れタイル 上に噴霧し、溶液をBSAバンドと接触させて放置した。5分後、冷たい水道水 の流れの下に、結合した染料をタンパク質−染料複合体から洗い落とすことなく バックグラウンドの汚れを除去するのに十分な時間、一般には約5秒以下保持す ることによりタイルを濯いだ。
各ケースで、視覚的に認知可能な色の量を、ICS 1licroi[atch  Spectroreflectoweterを使用して測定し、染色前のタイ ル表面の元の色と比較したときのCI E (Co■1issionInter nationale de l’Eclairage) (1976) 5pe cificati。
ns for Illuminant D65)によって定義される色差を決定 することにより定量化した。色差の量は、ΔEとして公知の数値で表わされる。
使用される該方法の更なる詳細については、RIG Hunt、 Measur ing Co1our (第2版) Ellis Horwood、 Lond on、(1991)を参照されたい。一般にΔEが約1を超えると、かかる実験 において色差は裸眼で認知可能である。場合によっては色差を眼で定性的に評価 し、色差が視認し得る場合(ΔE値が約1より大きいことを示す)は“十”とし 、色差が視認し得ない場合(ΔE値が約1より小さいことを示す)は“−”とし た。
得られた結果は表1に示す。
表1の結果から、界面活性剤と染料とを含む組成物のいずれにおいても、染料は タンパク質に、それを現出するのに十分に結合することができなかったが、水中 に染料を含む対照溶液はそれができたことが判る。
実施例2 プロパン−2−オール(IPA)、非イオン性界面活性剤Imbentin 9 1−35及びBBGまたはEB染料を含む一連の3成分組成物を使用し、はぼ実 施例1に記載のごとき方法によっで要因分析を実施した。かかる一連の3成分組 成物を調製し、酢酸を使用してpHを3〜4に調整した。実施例1に記載のごと <BSAを用いて処理したタイルに組成物を噴霧してタンパク質を顕在化し、冷 たい水道水で簡単に濯ぎ、乾燥させた。タイル上に得られた染色の濃度を分光光 度計で測定し、色差を表わすΔE値を実施例1に記載のごとく計算した。かかる 要因分析の結果は表2及び3に示す。
EBよりもBBGのほうが大きい色差(ΔE値)が得られたので、BBGで得ら れた結果について統計分析を実施した。これは一部には、EBはBBGよりタン パク質に結合するのが弱く、濯ぎ段階で水により容易に複合体から濯ぎ取られる が、BBG/タンパク質複合体は水による濯ぎに対して安定であるということに 起因する。
BBGを用いた要因分析の統計分析 得られたデータを、5tatistical Analysis System  (SAS、統計分析システム)の一般線形モデル法(PROCGLM)を使用 して分析した。SASシステムは、5ASInstitute Inc、 SA S Campus Drive、 Cary、 NC27513,USAによっ て開発された総合ソフトウェアシステムである。SASは登録商標である。GL M法は最小2乗法を使用して一般線形モデルを適合させるものであり、(この実 験のように)十分な比較評価されない実験計画の分散の分析には特に適している 。
まず、ある程度は比較評価できる0、1%非イオン性界面活性剤を含む実験結果 を考える(表3)。分散の分析から、染料濃度を変化させることは、発色を高め る上で極めて有意である(99%以上の信頼水準)ことが判る。特に、3つの可 変要素、即ち染料、界面活性剤及び溶剤間には(94%信頼水準で有意な)3重 相互作用があることは驚くべきである。簡単には相互作用は、1つの成分に認め られる効果が他の成分のレベルに依存することを意味する。
規定した実験範囲内で、パラメーターの符号は、溶剤及び界面活性剤の主な作用 は発色を低減することであるが、溶剤と界面活性剤、溶剤と染料、及び界面活性 剤と染料の相互作用が相殺されることを示している。これは、発色の低減が、溶 剤及び界面活性剤が一緒に存在するときに予想されるよりも小さいことを意味し ている。該モデルは91%の分散を示し、これは99%以上の信頼水準で有意で ある。
固定染料レベル(100ppm)に対する全てのデータの分析から、正の溶剤− 界面活性剤相互作用の存在(80%以上の信頼水準で有意)が立証された。
図1は、標定試験においてpHが約3.5のImbentin C91−35溶 液中に100 ppmブリリアントブルーGを含むが溶剤は含まない対照実験の 結果を、IPAを一定量15%で含む3成分混合物の結果と比較するグラフであ る。このグラフ上で、認知しきい値(可視しきい値)は、色差1の位置に横線で 示されている。グラフから、色差は界面活性剤レベルが増加するにつれて低下す るが、溶剤の存在によって増加することが判る。
上記統計分析から溶剤と界面活性剤との相乗作用的反応が存在することが判り、 それを図2にグラフで示す。
図2は、染料、溶剤(IPA)及び非イオン性界面活性剤(NI)を含む3成分 組成物において溶剤及び界面活性剤を変化させたときの、ΔE (DE)値によ って表わされるタンパク質顕在化の変化を表わす3次元グラフである。
3成分混合物中の溶剤と界面活性剤との間に相互作用がないならば、タンパク質 顕在化面は、溶剤濃度及び界面活性剤濃度の増加に対して均一な勾配で下向きに 傾斜する平面を呈し、溶剤または界面活性剤いずれかの濃度を増加したときの、 ΔE値の低下によって示される染料のタンパク質への結合の低下に及ぼす作用は 、均一な予測し得るものとなる。
実際には、タンパク質顕在化面は平坦でなくて凹面またはサドル形状であり、こ れは、染料、溶剤及び界面活性剤の3成分混合物において、染料のタンパク質へ の結合の低下が、界面活性剤単独及び溶剤単独の低下効果を合わせたより小さい ことを示している。即ち、相乗作用が起こって100 pp+iのブリリアント ブルーG及び種々の量のImbentin C91−35を含む組成物において 、溶剤としてIPAに代えてエタノールを使用し、実施例2の方法を繰り返した 。
結果は表4に示す。
実施例4 溶剤としてDot Chemical Companyから得たDovanol  PnBを含む組成物を用いて実施例3の方法を繰り返した( Dowanol は商標である)。Dowanol PnBはn−ブトキシプロパン−2−オール (プロピレングリコールn−ブチルエーテル)からなる。Dovanol Pn Bは、温度及び異性体レベルに従って最高で約6%まで水に混和性である。結果 は表5溶剤としてエチレングリコールを含む組成物を用い、実施例3の方法を繰 り返した。表6には、標定評価方法において認知可能な染色を与えた組成物を挙 げである。この場合、濯ぎ前に色はより濃かった。
実施例6 Butyl Ce1losolve (Cellosolveは商標である)と して公知の市販製剤を含む組成物を用い、実施例3の方法を繰り返した。But yl Ce1losolveは、水混和性洗浄用溶剤2−ブトキシェタノール( エチレングリコールモノブチルエーテルとも称される)からなる。結果は表7に 示す。
耐PAS性を調査するため、即ち汚れ顕在化作用が失われるまでに添加し得るP ASの量を測定するために、非イオン性界面活性剤(Imbentin C91 −35,0,7%)、プロパン−2−オール(15%)及びブリリアントブルー G(100ppm)並びに種々の量のアニオン性界面活性剤(第一級硫酸アルキ ル(P A S ) 、Empicol LX)を含む組成物を使用し、実施例 2の方法を繰り返した。
ブリリアントブルーG及びプロパン−2−オールと一緒のPAS界面活性剤は、 タンパク質を顕在化することはできなかった。他の結果は表8にまとめて示す。
表中、“(+)”は視認し得る染色を示し、“(=)”は標定評価において染色 は認められなかったことを示す。
実施例8 Enichemから商標Lialet 111で市販されているエーテルスルフ ェート(平均炭素鎖長11及び平均エトキシル化度3)を含む組成物を使用し、 実施例2の方法を繰り返した。
かかる実験から、表9に示したように、添加した溶剤がタンパク質顕在化作用を “オンに切り換える”という効果を有することが明らかに判る。前と同様に、ブ リリアントブルーGは100 ppmで使用し、酢酸を用いて溶液のpHを3゜ 5に調整した。
実施例9 100 ppmのブリリアントブルーG及び種々の量のImbentin C9 1−35を含む組成物において溶剤としてIPAに代えて1.2−ジメトキシエ タンを使用し、実施例2の方法を繰り返した。結果は表10に示す。
タンパク質を顕在化するのに有効な組成物が汎用洗浄剤においても有効であるこ とを確認するための実験を実施した。実験は、半艶消セラミックタイルの台所汚 れモデルにおいて実施した。
汚れモデルは下記の組成を有した: 重量% グリセリントリバルミタート 1.0 トリオレン 0.5 カオリン 0.5 液体パラフィン 0.2 バルミチン酸 0,1 カーボンブラツク(Elftex 675) 0.02工業用変性アルコール  97.68 (Elftexは、Carbot Europa、5pecial Black s Division。
25 Boulevard de 1’^dmiral Bruix、 757 82 Paris Codex 16、フランスの商標である。) 汚れ組成物は、使用直前に5ilverson実験用ミキサー/乳化装置を使用 して30分間混合し、下記のようにタイルに塗布した。
l)半艶消セラミックタイルを研磨剤入り洗浄剤で洗浄し、濯ぎ、50℃で乾燥 した。
n)タイルを、中央をストリップ状に露出するよう残してマスクし、そこに、通 風室内でHua+brol (Hull、英国) Pawerpackスプレー ガンを使用して汚れ組成物を均等に噴霧した。使用するまで24時間、タイルを 放置して熟成させた。
ff1)微細セルローススポンジクロス(Tesco Supermarket 製)を適当な寸法に裁断し、洗浄し、水で数回濯いで界面活性剤の残部を除去し 、乾燥した。乾燥したクロスを水または試験組成物中に浸漬し、洗浄装置の洗浄 ヘッド(下記参照)に取り付けた。ペーパータオルに被せたプラスチックメツシ ュ上にヘッドを置き、ヘッドに適当な重さを30秒秒間型することにより、使用 前に余分な溶液をクロスから絞り出した。
汁)特別に設計及び構築した直線形洗浄(スクラビング)装置を標準条件下で、 人手による圧力をシミュレートすべ(約3g/c■2の表面圧力で作用させ、洗 浄試験を実施した。洗浄後、洗浄ストリップと清浄なタイルの色の差をDrLa ngeの” Microcolor”比色計を使用して測定した。
実験において、水だけを使用してタイルから汚れ洗浄し、清浄なタイルと比較し たときの残留物の色差を測定した。
次いで試験組成物の使用によるこの残留物の%低下を、水のみに対する該組成物 の有効性の測定値として使用した。
全てが100pp−のBBG染料及び種々の量のIPA及び■■bentin  !IJL−35を含む多数の組成物の結果を表11に示す。
かかる結果から、非イオン性界面活性剤及びIPAの組合せは、模擬台所汚れを セラミック表面から除去することにおいて水のみより有効であることが判る。( 妨害(1ntercept)はないと仮定した)データセットの統計分析は、界 面活性剤及び溶剤の主要作用は、残留物を低減することにおいて水単独よりも優 れていることを(合理的に)示している。しかしながら、負の相互作用も示され ている。相互作用の効果を添付の図3のグラフに示す。このグラフは、種々の量 の非イオン性界面活性剤(NI)及びIPAを含む組成物における水に対するΔ Eの%低下を示す、推定応答面を示している。相互作用が意味するものは、溶剤 または界面活性剤の作用は、他方の成分が最低レベルのときの作用と比較して最 高レベルのときに低下されるということである。
全ての作用は、98%以上の信頼水準で有意である。
染料の不堅牢性 種々の染料の不堅牢性を示す一連の実験を実施した。簡単のため、染料、溶剤及 び界面活性剤の混合液ではなく染料の水溶液を使用して実施したが、染料の不堅 牢性は他の成分の存在に影響されないことが推定される。
実施例11 グラウト(grouting)のごとき多孔質材料のモデルとして艶消セラミッ クタイル(H&RJohnson Ti1es Ltd)を使用した。ブリリア ントブルー6染料溶液(2m1. 10100ppをシリンジによってタイルに 適用した。溶液は毛管作用によつて放射状に拡散し、オーブン(100℃)内で 短時間乾燥すると計器測定に適した均−染色域を生成した。
染色及び未染色タイルの反射スペクトルを実施例1のごとく繰返し測定した(染 色タイルは620 nmiこ最大吸収を示した)。
塩素系漂白剤による酸化に対するブリリアントブルーの反応を試験するため、冷 たい水道水で濡らし、絞り、Domestos l1ulti−3urface クリーナー(1ml)で処理したセルローススポンジクロスを用いて拭くことに より染色域を洗浄した。洗浄して直ぐ、洗浄域を冷たい水道水の流れの中で完全 に濯ぎ、上述のごとく乾燥し、反射スペクトルを測定した。Kubelka−M unk分析(D B Judd及びG Wyszecki、 Col。
r in Business、 5cience and Industry、  filey 5eries 1nPure and Applied 0pt ics (第3版) 、 London、 John filey and S on (1975)参照)を使用し、吸収ピークにおける光吸収対光散乱の比( K/S)の変化から染料の損失を決定し、99.7%であることが判明した。未 染色タイルで測定された色差は0.5であり、これは、隣り通しを比較して認知 可能なしきい値上であり、単一の呈示で認知可能な値以下である。
対照実験においては、洗浄液をDomestos Multi−3urface クリーナーに置き換えた。この場合、81.2%の染色が除去されたが、色差は 、単一呈示で容易に認められる5゜9のままであった。
本実施例から、ブリリアントブルーG染料は多孔質タイルにおいてさえ希次亜塩 素酸ナトリウム(Domestos Multi−5urface C1ean er中の漂白剤)によって容易に且つ効率的に脱色されることが判った。
別の実験では(その詳細は記載しない)、ブリリアントブルーGの色不堅牢性に 対してタンパク質の存在が有意な差を与えないことが示された。
実施例12 ブリリアントブルーR染料の光退色性(light fading prope rties)を試験するため、実施例11と同様の方法を実施したが、但し、B SAで処理した半艶消白色タイルを使用した。
しかしながらこの場合は、冷たい水道水で簡単に濯いだ後、染料をタイル上で乾 燥させた。タイル上の染色の濃度を上述のごとき分光光度計で測定してから、人 工昼光源(Atlas Weather−0−Meter)に5時間暴露した。
暴露後、染色の濃度を取り出し、Kubelka−Munk分析を使用して染色 損の量を計算した。
ブリリアントブルーRを用いると、5一時間暴露後、約50%の色損が見られた 。
実施例13 実施例11に与えた染色法を使用し、多孔質タイルにおいてにAc1d Red  94 (ローズベンガル)の光退色性を^cidRed 51 (エリトロシ ンB)と比較した。退色率の結果が不公平に即ちローズベンガルに有利に処理さ れないよう、染色タイルの初期反射が同じ大きさとなるよう注意した。両染色を 窓敷居上に置き窓ガラスを通して明るい昼光に同時に暴露した。4時間後、退色 した染色の反射スペクトルを測定した。結果は図4にグラフで示す。実線は露光 前の結果を示しており、ローズベンガルについては菱形で表わしてあり、エリト ロシンBについては十で表わしである。破線は露光後の結果を示しており、ロー ズベンガルについては黒い四角で表わしてあり、エリトロシンBについては*で 表わしである。
可視域(400〜700 tv)における発色団の全損失は、(清浄なタイルに ついて補正した) Kubelka−Munk比に/Sの和の%変化として測定 した。ローズベンガル染色は平均損失51%を示し、エリトロシンB染色は平均 損失41%を示した。
別の比較実験において、実施例13と同様の方法を使用し、但し人工昼光(At las feather−0−Meter)に90分間暴露して、ローズベンガ ル及びエリトロシンBの光退色性を試験した。かかる条件下で、ローズベンガル の95%、エリトロシンBの90%が退色した。元の未染色タイルとの色差につ いては(差が小さいほど結果は優れている)、エリトロシンBが3.4単位であ ったのに比較し、ローズベンガルは2.3単位に退色した。
実施例15 別の実施例において、予め希薄タンパク質溶液(1%ウシ血清アルブミン)を噴 霧し乾燥(50℃)しておいた多孔質タイルにおいて、ローズベンガルの光退色 性を試験した。実施例13と同様に処理した後、人工昼光(Atlas Wea ther−0−Meter)に90分間暴露した。かかる条件下で、ローズベン ガルの86%、エリトロシンBの85%が退色した。色差については、タンパク 質の存在下で、エリトロシンBが4.9単位であったのに比較し、ローズベンガ ルは4.1単位に退色した。
実施例16 別の実験において、ローズベンガル及びブリリアントブルーGの光退色性を多孔 質タイルにおいて試験した。
蒸留水中にローズベンガル(10pp■)を含む溶液をマスクしたタイル上に噴 霧し、均一な円形スポットを与えた。
蒸留水中にブリリアントブルーG(10ppm)を含む溶液を用い、同じタイル 上の別の箇所に均一な円形スポットを与えるよう作業を繰り返した。45℃で約 1時間乾燥した後、各スポットの反射スペクトルをICS MicroMatc h分光反射計を使用して測定した。次いでタイルを昼光に2時間暴露し、反射ス ペクトルを測定した。(清浄なタイルに対して補正した) 400〜700nm の範囲のKubelka−Munk比に/Sの和の%変化を個々の染料において 計算した。この試験において、ブリリアントブルーGの発色団の平均合計損失が 45%であるのに比較し、ローズベンガルの発色団の平均合計損失は19%であ った。
実施例17 0.7%の非イオン性界面活性剤(Iibentin C91−35)及び10 %のプロパン−2−オールを含み、pHを3.5に調整した溶液中の濃度100  ppmのAPSにおいて試験を実施した。実施例13の方法をほぼ繰り返した 後、人工昼光(Atlas lleather−0−Meter)に150分間 暴露した。かかる条件下で約45%のAPSが退色した。ZPSはこれより速く 退色すると考えられる。APSは、細菌に対して光毒性(phototoxic )であることも判明した。
染料の光毒性 溶剤及び界面活性剤を含む組成物におけるローズベンガルの光毒性作用を示すた めに、下記の細菌を使用する浮遊試験において一連の実験を実施した: 黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)NCTC65 3g(ダラム陽性)大腸菌(Escherichia colt) NCTC8 196(グラム陰性)栄養ブロス中37℃で一晩インキユベートすることにより 微生物を増殖させた。Q 、 45 us Milliporeフィルターを使 用した真空濾過によって培養液を単離し、濃度4分の1のリンガ−溶液で洗浄し てからリンガ−溶液(10ml)中に再度浮遊させた。浮遊状態の微生物を連続 希釈し、栄養寒天を用いて平板培養し、カウントし、合計生存数(TvC)を、 1ml当たりのコロニー形成単位(cfu)数の常用対数として表わした。
試験溶液は、無菌プラスチックペトリー皿中に深さ5■■(30ml)に作製し た。微生物浮遊液(0、3ml)を各溶液に添加し、静かに混合した。ローズベ ンガルを試験溶液に含む場合は、露光を最少限に抑えるために最後に添加した。
ローズベンガルは使用する場合には濃度2 Q ppmで存在したが、幾つかの ケースではローズベンガルを含まない対照溶液を露光し、以下の実施例において はこれらの結果を、見出しに“ローズベンガルなし”と書かれた欄に与える。
溶液はライトボックスにおいて20分間露光した。拡散体の表面の平均強度は、 Megatron D^10露出計(Megatron Ltd製)を用いて測 定すると400ルツクスであった。露光後、生存している細菌を連続希釈し、寒 天上に塗り広げ、インキュベートし、コロニー形成単位(cfu/ml)として カウントした。(1ml当たりのコロニー形成単位として)残っている細菌の数 の常用対数をとり、log (出発数)−1og (最終数)として露光前の数 と比較した。この値が高いほど細菌の死滅は多い。この表示を使用すると、値ゼ ロは、条件に暴露した後の微生物数に変化のないことを意味する。
対数比の数字の前の符号“+”は、微生物の増殖が認められなかったこと(即ち 完全光)を示している。
以下の実施例に記述する試薬を使用し、種々の試験を全てpH4で実施した。結 果は関連の表に与える。
実施例18 0−ズベンガル、エタノール及びImbentin C91−35、並出発濃度 の常用対数log (出発時)は6.8であった。結果は表12に与える。
実施例19 0−ズベンガル、Dowanol PnB及びImbentin C91−35 、並びにS、 aureusを使用し、浮遊試験を実施した。log (出発時 )は6.9であった。結果は表13に与える。
この実施例は、Dovanol PnBがある種の殺生性を有することを示して いる。
実施例20 ローズベンガル、エチレングリコール及びImbentin C91−35、並 びにS、 aureusを使用し、浮遊試験を実施した。log(出発時)は6 .8であった。結果は表14に与える。
usを使用し、浮遊試験を実施した。Lialet 111は、平均鎖長11及 び平均エトキシル化度3を有するEnichem市販のエーテルスルフェート製 剤の商標である。10g(出発時)は6.7であった。結果は表15に与える。
実施例22 0−ズベンガル、プロパン−2−オール及びImbentin C91−35、 並びにE、coltを使用し、浮遊試験を実施した。log(出発時)は6.8 であった。結果は表16に与える。
実施例23 0−ズベンガル、エタノール及びIn+bentin C91−35、並びにE 、coliを使用し、浮遊試験を実施した。log (出発時)は7.1であっ た。結果は表17に与える。
表1 −− −−− BOG 20 3.48−−− BBG 100 13.67 −− −−−EB 20 3.9 −−− EB too 3.9 Imbentin 91−35 0.5 8BG 20 −Imbentin  91−35 0.5 EB 20 −Imbentin 91−35 2.5  8OG 20 −Iwbentin 91−35 2.5 EB 20 −Em picolLX O,5BBG 20 −Empicol LX O,5EB  20 −EmpicolLX 2.5 8OG 20 −Empicol LX  2.5 EB 20 −Hostapur G、5 8BG 20 −Hos tapur O,5EB 20 −+1ostapur 2.5 BBG 20  −Hostapur 2.5 EB 20 −Petrelab 550 0 .5 8BG 20 −Petrelab 550 0.5 EB 20 −P etreLab 550 2.5 BBG 20 −Petrelab 550  2.5 EB 20 −表2 5.0 0.05 20.0 2.9410.0 0.05 20.0 1.2 15.0 0.1 20.0 2.3g 10.0 0.1 20.0 0.685.0 0.05 100.0 3.6 510.0 0.05 100.0 2.445.0 0.1 100.0 2 .1910.0 0.1 100.0 2.21表3 0、0 0.0 20.0 3.48 0、 OO,020,04,08 5、00,0520,01,30 5,00,0520,04,23 5、00,120,02,81 5、OO,120,03,33 10、OO,0520,02,10 10,00,0520,04,33 10、00,120,02,31 10,00,120,03,73 0,00,0100,013,67 0,00,0100,012,2 5,00,05100,013,09 5,00,1100,09,43 5,00,1100,011,61 10,00,05100,012,3610,00,05100,014,54 10,00,1100,05,99 10、00,1100,09,88 10,00,1100,0?、19 10.0 0.1 100.0’ 10.2210.0 0.1 100.0  6.0510.0 0.1 100.0 10.6110、θ 0.2 100 .0 7.9610.0 0.4 100.0 5.26表1 ブリリアントブルーG(100pp−) :非イオン性界面活性剤及びエチレン グリコールを使用した艶消白色セラミックタイルにおけるウシ血清アルブミンの 可視化 エチレングリコール(%) Imbentin C91−35(%)pHAE。
5 0.7 3.4 1.9 10 0.7 3.5 1.1 15 0.7 3.5 1.4 表ユ ブリリアントブルーG(100ppa+) :非イオン性界面活性剤及び2−ブ トキシェタノールを使用した艶消白色セラミックタイルにおけるウシ血清アルブ ミンの可視化2−7Hノxタノール(%) In+bentin C91−35 C%)pHAE5 0.7 3.5 3.5 10 0.7 3.6 3.6 15 0.7 3.5 3.5 表8 ブリリアントブルーG(1001)p■)を含む混合有効組成物におけるEMP ICOL LXのタン0.7 0.056 15 3.8 1.9(+)0.7  0.112 15 3.9 1.1(+)0.7 0.168 15 3.3  1.4(+)0.7 0.224 15 3.3 1.3(+)0.7 0. 28 15 3.4 0.9(+)0.7 0.42 15 3.4 (−)エ ーテルスルフェート及び溶剤(ブリリアントブルーG100pI1.pH3,5 )によるタンパク質現出 界面活性剤(%) プロパン−2−オール(%) 0.1 0.互 12す0 極めて僅か −− 5+ −− 10+ 不均一 極めて不均一 15 + + + 表10 ブリリアントブルーG(100ppm) :非イオン性界面活性剤及び1.2− ジメトキシエタンを使用した艶消セラミックタイルにおけるウシ血清アルブミン 5 0.7 4 2.6 10 0.7 4 1.8 15 0、7 4 2.3 表11 汚れモデルを水のみで洗浄した後の残留物の除去における5、 OO,278, 07 5、00,785,79 5、01,287,37 10、00,271,55 10、00,771,05 10、01,286,89 15、00,277、48 15、O0,781,9 15、01,286,48 表12 エタノール Imbentin C91−35log(比)(%) (%) 露 光後 ローズベンガルなし+6.8 2.3 表13 Dowanol Imbentin C91−35log(比)(%) (%)  露光後 ローズベンガルなし+6,9 表14 − エチμ:/ Imbentin C91−35log(比)グリコール(%)  (%) 露光後 ローズベンガルなし10 0、7 +6.8 +6.8 プロパン−Ia+bentin C91−35log(比)2−オール(%)  (%) 露光後 ローズベンガルなし15 0、5 +6.7 15 +6.7 4.9 0、5 46.7 +6.7 +6.7 表16 プロパン−Iw+bentin C91−35log(比)2−オール(%)  (%) 露光後 ローズベンガルなし5 0、1 2.3 10 0、1 +6.8 10 0、5 +6.8 10 0、7 +6.8 0、7 1.1 1.1 表17 エタノール Imbentin C91−35log(比)(%) (%) ! I先光後ローズベンガルなし5 0、2 4.1 15 0、6 47.1 5 5、0 0.2 0、2 3.3 2.5 0、6 3.4 2.6 3.9 国際調査報告 MNI−4ANCi ANNEX ANNE:XEフロントページの続き (31)優先権主張番号 9222813.9(32)優先臼 1992年10 月30日(33)優先権主張国 イギリス(GB)(31)優先権主張番号 9 304732.2(32)優先臼 1993年3月9日 (33)優先権主張国 イギリス(GB)(81)指定図 EP(AT、BE、 CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、SE) 、0A(BF、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN 、TD。
TG)、AT、AU、BB、BG、BR,CA、CH。
CZ、DE、DK、ES、FI、GB、HU、JP、KP、KR,LK、LU、 MG、MN、MW、NL、N。
、NZ、PL、PT、RO,RU、SD、SE、SK。
UA、US、VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.タンパク質を直接染色する染料;水混和性溶剤;及び界面活性剤を含む水性 洗浄用組成物。 2.前記染料が酸性染料であり、該組成物が酸性である請求項1に記載の組成物 。 3.前記染料が、ブリリアントブル−G、ブリリアントブル−R、C、I、アシ ッドブル−104、C、I、アシッドブル−109、アシッドバイオレット17 、エリトロシンB、ローズベンガル、アルミニウムフタロシアニンスルホネート 、亜鉛フタロシアニンスルホネート及びこれらの混合物からなる群から選択され る請求項2に記載の組成物。 4.前記染料が、その色が適当な条件下で少なくとも実質的に消失するようなも のである請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。 5.前記染料が感光性である請求項4に記載の組成物。 6,前記染料が、徴生物を光動力により不活性化し得る請求項1から5のいずれ か一項に記載の組成物。 7,前記染料が、露光すると一重項酸素を生成する請求項6に記載の組成物。 8.3〜5のpHを有する請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。 9.前記染料が10〜100ppmの量で存在する請求項1から8のいずれか一 項に記載の組成物。 10.前記溶剤が極性である請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物。 11.前記溶剤がC2〜C5直鎖または分枝鎖アルコールである請求項10に記 載の組成物。 12.前記溶剤が、該組成物の全重量の2〜20重量%の量で存在する請求項1 から11のいずれか一項に記載の組成物。 13,前記界面活性剤がアルコキシル化されている請求項1から12のいずれか 一項に記載の組成物。 14.前記界面活性剤がエトキシル化されている請求項13に記載の組成物。 15.前記界面活性剤が少なくとも主に非イオン性である請求項1から14のい ずれか一項に記載の組成物。 16.前記界面活性剤が、非イオン及びアニオン性界面活性剤の混合物であり、 非イオン界面活性剤対アニオン性界面活性剤の重量比が少なくとも3:1である 請求項15に記載の組成物。 17.前記界面活性剤が、該組成物の全重量の0.05〜2.5重量%の量で存 在する請求項1から16のいずれか一項に記載の組成物。 18.更に洗浄増進剤を含む請求項1から17のいずれか一項に記載の組成物。 19.請求項1から18のいずれか一項に記載の組成物を表面に適用し、次いで 濯ぐことからなる、表面を洗浄する方法。
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