JPH07504620A - 乾式ノンカーボン紙 - Google Patents

乾式ノンカーボン紙

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JPH07504620A
JPH07504620A JP5515741A JP51574193A JPH07504620A JP H07504620 A JPH07504620 A JP H07504620A JP 5515741 A JP5515741 A JP 5515741A JP 51574193 A JP51574193 A JP 51574193A JP H07504620 A JPH07504620 A JP H07504620A
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sheet
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dye
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JP5515741A
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ネルソン,リチャード
ワング,パット ワイ.エッチ.
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ナーシュア コーポレーション
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    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/124Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 乾式ノンカーボン紙 発明の背景 この発明は、裏面に感圧剤をコーティングしたシートと、表面コーティングシー トより構成される、乾式複写が可能で、且つ、意図せぬ発色による汚れに抵抗性 を有するノンカーボン紙に関するものである。
ノンカーボン紙は、2枚又は2枚以上重ねたシートからなる。
シートの裏面は、°′ココ−ィング裏面”又は“CB”と称する発色剤を含むコ ーティング剤をコーティングしている。シートの表面あるいはその対面には、識 閾値以上の圧力がかけられたときに破壊し、発色剤を放出する淡色又は無色の発 色剤を含んだ連続マトリックス又はマイクロカプセルからなるコーティングがな されている。土用シートのコーティングされた裏面と接触する位置にある、下用 シートの表面は、CBレシート発色剤と反応して発色する顕色剤組成物がコーテ ィングされている。
これらのシートは“コーティング表面”又は” CF ”と称する。
多数枚を組みとしたノンカーボン紙は、CBコーティング層のみからなる上用シ ート、CFコーティング層のみからなる下用シート及びCBとCFの両方のコー ティング層からなる1枚又は1枚以上の中周シートからなる。特に、典型的には 、上記ノンカーボン紙は、少なくとも上用シート、及び一枚又はそれ以上の中周 シートの表面にプリントされた印字、及び情報が筆記又はタイプ印字で埋められ るブランクスペースより構成される。
土用シートに圧力がかけられたとき、CBコーティング層は潰され、接触したイ メージ通りに発色物質を放出し、CFレシートコーティングされた顕色剤と反応 して可視色を形成する。
可視色像は、圧力をかけられたときに発色剤が放出されたところに形成される。
土用シートに圧力が加えられると、複写セット中の各シートの表面に対応するマ ークが形成される。このようにして多数の“カーボン”複写が直ちになされる。
ノンカーボン紙は、ビジネスに広く使われ、市販されている。
このシートの欠点の一つは、シートの上に重い物が乗せられたときのような意図 しない圧力でCBコーティング層が破壊され、汚染されたり、アンダーライ層の CFレシート意図しない発色を起こすことである。意図しない発色は、CB用紙 が乾式複写される際、複写機の給紙ロール及び/又は加熱ロールの圧力によって 引き起こされる。同じような問題は、ノンカーボン紙をレーザープリンターに通 したときにも起こる。ノンカーボン紙は、意図しない発色に対して抵抗をもつこ とが必要ではあるが、意図した圧力が作用したときには明瞭に複写されることが 必要である。
発明の要旨 本発明は互いに結合して積み重ねセットを形成するCB/CFシート上に印字記 号を乾式複写したノンカーボン紙の製造法に関する。
セット中の各シートは、複写機を通して各シートに印字記号を複写することがで き、次いでノンカーボン紙が対になるように互いにシートを重ね合わせられる9 本方法は、意図しない圧力に対してすぐれた耐破壊性を有するCBココ−ィング 組成物によるシート裏面のコーティングに関する。
より詳しくは、CB組成物は、カルボキシメチルセルローズ、アクリル樹脂、架 橋剤、ロイコ染料、スペーサ粒子、及びCMCを沈殿させる金属塩からなる。コ ーティングの化学的目的は、筆圧ならびにタイプ圧では容易に破壊するが、複写 機のロールを通過する際には破壊せず、染料も放出しないロイコ染料を内包する 殻壁を有するコーティングを製造するものである。印字記号(indicia) はシートの全部又は一部の表面に乾式複写される。
上記多数枚を積み重ねたセットは、耐圧力性のCBココ−ィングの上用シート、 少なくとも一枚の、裏面にはCBココ−ィング、表面には標準CFココ−ィング の中周シート及びCFココ−ィングの下用シートからなる。
ここで言うノンカーボンシートとは、優れた白皮を示し、シート上に物体が乗せ られたとき、貯蔵の為にシートが積み重ねられたとき、又は複写機や印刷機の供 給及び/又は加熱ロールを通過するときのように意図しない圧力がシートに加え られた際に、意図せぬ発色が少ないシートである0本発明のCBココ−ィングは 、意図しない圧力がかけられたときに破壊に対して抵抗を示すが、例えばペン又 はタイプライタ−による意図した圧力が作用したときには選択的に破壊し、発色 剤を放出するよう設計されている。
この改善されたCBココ−ィングの使用によって、乾式複写できるように多層構 造となっており、プリント法に比して経費及び時間の短縮をもたらす。また、本 発明の方法及びCB組成物は、セットのアンダーライシート上に良好な発色並び に改良された輪郭を形成する。得られたシートは、視覚的に優れたものである。
事務用紙又は通常のノンカーボン紙の製造者は、ここに述べられるような土用シ ート、下用シート及び中周シートからなる、複写機に通し、通常の技術によって 多数枚セットの土用シート面に原版から印字記号を転写することが出来るカーボ ン紙の製造をめていた。このように造られた用紙は、CB中の染料の意図しない 放出に対する抵抗性及び白皮の改良されているので、通常に印刷したノンカーボ ン紙と、見映え及び機能の両面で見分けがつかない。
図の簡単な説明 図1は、本発明のCBレシート使ったシートに複写した物の解像度を市販品と比 較したものである。
図2は、本発明のCBココ−ィングと市販のコーティング(B)を使用した2枚 目のCFレシートおける複写の明瞭度について、原版と比較したもので、40倍 以上優れている。
図3は、本発明のCB/CFシステムと市販のシステムとの光学密度についての 比較である。
図4は、複写機の加熱ロールの通過前後のCBコーティング面の光学顕微鏡によ る比較である。
図中、(A) 、 (B)は各々市販の品の加熱ロールの通過前と通過後のもの で、(C) 、 ([1)は本発明の品の通過前と通過後のものである。
発明の詳細な説明 本発明の方法は、意図せぬ圧力に特に優れた抵抗性を持つCBココ−ィングを形 成する組成物で、セルローズ系シートの裏面のコーティング、標準的なCFココ −ィングで該シートの表面のコーティング、及び所望の印字記号をもつマスター シートを用いて乾式複写による該印字記号のプリンティングに関するものである 。
上記上用シートは、典型的なCBココ−ィングが施こされ、中周シートはCBと CFの両方のコーティングからなり、下用シートは典型的なCFココ−ィングか らなる。上記シートを組み合わせて、積み重ねノンカーボン紙を製造する。
具体的には、本発明における上記積み重ねノンカーボン紙は、カルボキシメチル セルローズ(CMC)樹脂、殻壁形成用アクリル樹脂、有機架橋剤及び金属塩、 好適にはアルミニュウム塩からなるエマルジョンのCBココ−ィング組成物をセ ルローズ系シートに最初にコーティングすることにより製造される。上記組成物 は、CMCI O0部(乾燥重量)に対して、アクリル樹脂約1〜50重量部、 アルミニュウム又は他の金属塩約1〜12.21[1部、及びカルボメチルセル ローズとアクリル樹脂に対して活性な架橋剤約10〜150重量部からなる。
上記分散体は、固形分25〜40%の水エマルシヨンであり、通常のコーティン グ方法、例えばナイフ、ロンド及びカーテンコーティング等によって薄いフィル ムを形成する。
上記コーティングは、乾燥により紙の裏面に密着フィルムを形成する。上記染料 は、塩基性の無色のロイコ染料であって、CFココ−ティング中酸性発色剤と接 触時に反応して発色する。
所要の印字記号は、印刷を含む幾つかの方法によってシートに複写することが出 来る0本発明のCBココ−ィングシートは、意図せぬ圧力による破壊に対して優 れた抵抗性があるので、悪影響なく、複写機に通すことができる0本発明の好適 な態様は、乾式複写でCBレシート上印字記号が形成されることである。
末法で作られたシートは、複写機の給紙皿にセットされ、所要の印字記号を印刷 したマスターシートをガラス上に置き、上記シートの非CB面側に上記印字記号 を複写する。上記シートは、組み合わせて積み重ねた書類を作る。積み重ねられ たセット中の個々のシートは、必要あれば、綴じられる。
本発明のシートのコーティングに用いられるCBココ−ィングには、水中油型エ マルジョンが含まれ、これを紙シートに使い、乾燥したときに、改善されたイメ ージング性、白色度及び不必要な発色に対する抵抗性を持つ安定なコーティング となる、上記コーティングは、CMCと少量のアクリル樹脂、有機架橋剤及びC MCを沈殿させるための金属塩を化合させることによって作られる。上記コーテ ィングの油相は、一種又はそれ以上の無色のロイコ染料を含む、上記染料は、C MC,アクリル樹脂及び架橋剤との反応により形成された架橋フィルムによって 漏出が防止されている。
より特徴的なことは、上記組成物は、約0.65約0.85の範囲で置換された CMCの水溶液中の一種又はそれ以上の発色剤を含む油、殻壁形成用の少量のア クリル樹脂、多価金属塩、有機架橋剤、及び適宜の配合剤のエマルジョンであっ て、上記配合剤は、組成物の全固形分が少なくとも25重量%、望ましくは少な くとも28重量%になるような量で使用される。
上記コーティング剤の粘度は、特殊なコーティング装置で特定のウェブ速度で適 用するとき、ブルックフィールド粘度計の測定で50〜5000センチボイズ( cps)程度である。上記固形分のパーセントは、組成物中の水辺外の全ての成 分を含んでいる。好適態様では、アクリル系の殻壁形成樹脂は、カルボキシル化 ポリエチルアクリレート/メチルメタクリレート共重合体の共重合体であり、最 も望ましくはエチルアクリレート(EA)とメチルメタアクリレート(MMA) の比が約2=1の共重合体である。上記有機架橋剤は、ポリアミド−エピクロル ヒドリン又はCMCとアクリル樹脂のカルボキシ基の両者と架橋結合の形成可能 なその他の樹脂である。好ましい上記金属塩は硝酸アルミニウムである。
上記組成物は、任意成分として蛍光増白剤を含んでいてもよい。
望ましい一般的態様は、6%水溶液の粘度が約200〜700cpsで、約0. 65から0.85の置換度を持つCMCを使用する。
上記組成物は、密着で、乾燥してCBレシート形成するよう紙シートの裏面にコ ーティングされ、意図した充分な圧力が加えられたとき、発色剤を放出する。識 閾圧は一意図せぬ圧力がかかったときに、コーティングの破壊を防止し、且つ、 アンダーライのCFレシート意図しない発色を防止するに充分に高く、鉛筆、ペ ン、タイプライタキー又はコンピュータのプリンターヘッド及びドツトプリンタ ーにより圧力がかけられたときに、コーティングが破壊して明瞭でコントラスト の強いイメージを形成するのには低い程度である。上記CBココ−ィングは、約 400Fで約70ps i以上の圧力に耐える。
本発明のCB組成物は、一般的に以下のようにして作られる。
置換度約0.65から0.85で、低粘度のCMCを水に溶解する。
上記置換度は、無水グルコース単位当たりのカルボキシメチル基の平均置換数で 表わす、高い置換度は、他の水溶性成分とのCMCの相溶性を改善する0本発明 に使われるCMCは、好ましくはナトリウムCMCのようなアルカリ金属CMC である。
アクリル系殻壁形成樹脂が、この水溶液に加えられる。少量のアクリル樹脂の添 加は、最も効果的で、好ましくは50重量部以下、より好ましくは20重量部以 下である。本発明に用いられる有用な樹脂は、例えば、カルボキシル化ポリEA /MMAの[カルボセットTM514HJ (ビ、エフ、グンドリ・ンチ社)や ポリブチルアクリレート/スチレン共重合体の「アクリゾールTMWS−24J (ローム アンド ハース社)である。
染料の油性溶液が、上記アクリル樹脂−CM Ci液に加えられる。適当な染料 及び油性溶剤は、当分野で周知のものを用いる。
好ましい油性染料は、無色か又は淡色で、且つ、酸性物質(発色剤)と接触して 発色する塩基性の発色性ラクトン又はフタライド染料を含む。上記染料は、アル キルビフェニルのような効果的な溶剤に溶解する。染料類の好ましいのは、活性 な油に3〜12重量%の濃度に溶解されて、2相混合物を形成するものである。
カルボキシ−メチルセルローズとカルボキシル化されたアクリル系の水溶性殻壁 形成樹脂を架橋させる、カチオン性で水溶性のポリアミド−エピクロルヒドリン 樹脂のような架橋剤が上記混合物に加えられる。他の有用な架橋剤には、グリオ キサール、硼酸、及びフォルムアルデヒルデヒド樹脂、メラミン−フォルムアル デヒド樹脂及び尿素−フォルムアルデヒド樹脂のようなフォルムアルデヒド−供 与性樹脂が含まれる。望ましい架橋剤には、「キメンTM 557NJ (バー キュレス社製)、「キメンTM 557HJ (同)、「キメンTM 557L XJ(同)がある。これらの樹脂は、効果的で、カチオン性で、且つ、酸性又は アルカリ性の下でも湿潤強度に優れた樹脂である。
コーティングしたとき、架橋剤はCMCとアクリル樹脂と反応して、強く、柔軟 で、且つ、水不溶性の架橋コーティングフィルムとなる。上記キメンTM樹脂は 、水酸基とカルボキシル基の両方に反応するが、カルボキシル基の方に優先して 反応する。
上記金属塩の溶液(例えば5重量%以下)が、上記エマルジョンに加えられる。
上記金属塩は、CMCを沈殿させてCBを形成するために使われる。この目的に は、アルミニウム塩が望ましく、特に硝酸アルミニウム及び酢酸アルミニウムが 望ましい。
最後に、でんぷん分散体又は他のスペーサ粒子の分散体が上記混合物に添加され る。
任意成分として蛍光増白剤を上記組成物に加えることも出来る。蛍光増白剤が、 イメージの視覚的鮮明さを高めることは、この分野では周知である。この目的に 特に有用な蛍光増白剤は、スチルベン−トリアジン誘導体、「チノパールH3T J (チバーガイギ社)がある、所望の効果を達成するための蛍光増白剤の使用 量は経験的に定められる。典型的には約0.01から約1.0%(乾燥重量基準 )で充分である。
生成エマルジョンの固形濃度は、少なくとも25%である。
また、その粘度は大きく変化させることが可能で、水含量の減少及び/又は高粘 度のCMC量の増加により状況に応じて調節出来る。エヤーナイフコーティング の場合、組成物の粘度は、#4スピンドルのブルックフィールドRVF粘度計で 1100RPで測定したとき、約50〜250cps、特に好適には60〜IQ Qcpsであり、ブレードコーティングでは約300〜5000 cpsである 。上記の粘度の特定は、コーティング装置やコーティング速度によって決められ る。
上記組成物は、紙又は他の基材の裏面にコーティングされ、乾燥される。コーテ イング量は、ノンカーボンコピーシステムで使う場合には、約3.00g/■2 (乾燥重量)以上が適当である。
基材に圧力がかかった際には、染料と反応する顕色剤を含むアンダーライのCF レシート触れ、上記コーティングの状態は破壊され、油相中の発色剤が流出し、 上記圧力がかけられた部分にカラー像を形成する。
本発明のコーティング剤の好ましい態様は、置換度0.65から0.85のCM C1殻壁形成性のカルボキシル化されたアクリル樹脂、有機架橋剤、及び金属塩 から構成されるものである。好ましくは、CMCI 00部(乾燥重量)に対し アクリル樹脂約1〜50部、架橋剤10〜150部、油と染料300〜1000 部、金属塩1.0〜12.2部からなる組成物である。
上記金属塩は、好適には硝酸アルミニウム; Al(NOx)z、又は好ましく は硼酸で安定化した酢酸アルミニウム; CH3CO□Al(Olb)・1/3 osBoiである。上記硝酸アルミニウムは、CMC100部当たり約4.4〜 約12.2部、好適には約5〜6部、上記酢酸アルミニウムは、約1〜約5部、 望ましくは約2〜3部用いられる。
CMCI 00部に対して殻壁形成樹脂は、約10〜20部、架橋剤は60〜1 00部、油と染料は600〜800部、金属塩は5〜6部用いられる。上記スペ ーサ粒子は、もし必要ならばCMCI 00部に対して1oo〜soo部、望ま しくは2゜0〜300部用いられる。
本発明の実施は、従来の処方に比して有用な結果が得られる。
例えば、従来の処方は米国特許4822416号に記述されており、その技術は ここで参考にできる。
しかし本発明の処方は、上記米国特許4822416号と異なり、アクリル系の 殻壁形成樹脂は少量で、置換度が低く高粘度のCMCを用いている。上記組成物 から形成されるCBココ−ィングは著しく改良された物性を有している。このコ ーティングは、従来のCMCベースのCB組成物に比して意図せぬ発色に対して 鋭敏性が少ない。圧力試験では、本発明のCBココ−ィングは、従来のコーティ ングに比して静的抵抗性が50%以上優れていることがわかった0本発明の処方 のCBココ−ィングのシートは、より強い接着を意味する、より低い接触角を示 す、このことは本発明のCBレシート多数積み重ねのセットにするとき、扇形接 着(fan−apart)で用紙の一端を接着させることができることになる。
本発明のCBl[l酸物をコーティングしたシートは、アンダーライのCFレシ ート上、より明瞭に、より鮮明に、より濃く、よりはっきりしたイメージを形成 する。多数枚重ねたときの最下層のシートでさえ、良好なイメージが形成される 。さらに、このことは図によって明らかにされる0本発明の方法及び組成物を用 いて得たイメージの読みやすさを市販製品と比較した。
二種のCBコーティングを用いてイメージの解像度と密度の目視観察の結果を図 1に示した。ここで述べられたCB組成物をコーティングした土用シートに圧力 を作用させてCFレシート上形成したイメージは、より明瞭で、より鮮明で、よ り濃く、より見映えのするものである。
図2には、本発明のCB組成物(A)と市販品(B)により形成されたイメージ に対してオリジナルのタイプしたイメージ(C)の明瞭度が示されている0本発 明の処方は濃く読みやすいコピーを形成する。
図3には、本発明のCB組成物と方法を用いてのイメージの発色速度が示されて いる0本発明によるイメージは(ロ)で示し、市販品のそれはプラス(+)で示 した0本発明の処方はより短時間で、濃いイメージが発現している。
本発明のノンカーボンシートは、意図せぬ発色に優れた抵抗性を示し、シートへ の乾式の複写性に優れている。本発明のCBレシートバッキングしたCFレシー ト、複写中のCBレシート圧力破壊による意図せぬ発色に抵抗性がある。これは 本発明のCBレシート、複写機又はプリンターの供給ロールやベルト、静止表面 又は加熱ロールの圧力によって擦られることによるダメージを受けにくいからで ある1図4に示されるようにスペーサ粒子は、CBコーティング表面の走査型電 子顕微鏡観察によって、CBココ−ティングマトリックス中安定に保持されてい ることがわかる。ダメージを受けないCBコーティング表面は、コピー機の紙移 送、受光体又は溶融材等へ異物質を移行しない。
本発明は以下の実施例により説明されるが、これに限定されるものではない。
実施例 1隻■土 CBココ−ィング組成物を作るための高濃度固形分含有ブラックは、以下の方法 に従って作られた。
水1600部及びCMC(rCMC−7LJ 、ハキュレス社)150部を混合 して固形分9%のカルボキシメチルセルローズ(CMC)の水溶液を調製した。
この溶液に17.6部のポリエチルアクリレート/メチルメタアクリレート共重 合体(「カーポセット514HJ、 ビ、エフ。
グツドリッチ社)を加えた。得られた混合物に脱臭ケロシン(ベンレコ) 33 3.1部及び油性染料677.3部を加えた。
上記油性染料は、615部のアルキルビフェニル(「タナコールBBJ、 シブ ロン社)に対して5.8部の結晶性バイオレットラクトン(ヒルトン−ディビス 社) 、28.9部のパーガスクリプト オリーブI−G(チバーガイギー社)  、10.9部のコビケム20(ヒルトン−ディビス社)及び16.7部のP  S D−150(日本曹達(株)製)を混合して全量を677、3部とした。上 記混合物は、水中油工マルジダウンを形成するために、上記添加中は撹拌を続け た。上記エマルジョンに122.7部のポリアミドエピクロルヒドリン架橋剤( 「キメン557NJ)を加えた。さらに、13.4部の1.4%硝酸アルミニュ ウム水溶液を加えた。この混合物に10〜25ミクロンのでんぷん粒子の32. 0固形分濃度の水分散液を1261.4部添加した。この時点でエマルジョンの 固形分は約32%である。
1施t2 蛍光増白剤(「チノパールHSTJ、チバーガイギー社)を加えた以外は実施例 1と同様にして高固形分のエマルジョンを調製した。
実】11走 CBレシートびCFレシート面と面とを重ね合せて積層し、圧力損傷テストに供 した。テストンートは、本発明実施例1のCB処方及び標準のCF処方をコーテ ィングしたシートと市販(ゼロックス商品)のCB/CFシートである。
各々シートは、動的及び静的耐圧力性についてテストした。
動的耐圧力は、ASTM F59Bの方法に従って行なった。
リセプター(CF)テストユニットは所定圧力に保持され、特定長さのドナー( CB)テストユニットは制御された機械的方法で引っ張った。CFココ−ィング の受容側とCBコーティングの供与側とは接触させる0発色体の発色度は、CF 試験片と背景とのコントラスト比によってダメージ計数を算出する。動的耐圧力 テストは、4インチ平方の試験片当たり8 lbの荷重をかけて行なった。CF レシート上発色度は、A37M記載の反射計で測定した0本発明のCBレシート 接触しているCFレシート汚染度は、市販のCB/CF製よりも実質的に少なか った。
本発明の6層構成品(CB/CF/CB/CF/CB/CF )と2種の銘柄の 市販品について静圧テストを行なった。
上記6層構成品に400Fで0.05秒間に70psiの圧力をかけた。このテ ストは、取り扱い中に引き起こされる熱と挟圧に関連するCBコーティングのカ プセルの耐破壊性を示すものである。2.4及び6枚目のCFレシートついて意 図的でない発色に対する着色汚濁を目視で判定した。2種類の市販シートは、2 枚目と4枚目のシートがかなり汚染され、6枚目のシートは僅かに汚染されてい た0本発明のシートは、2枚目のシートは殆ど汚染されておらず、4ないし6枚 目のシートは全く汚染されていなかった。
IJLfL先 実施例3の2種類のシートは、ゼロックス9900プリンターで複写した。CB コーティング層は、間接光源型の上記ゼロンクスプリンターの場合のみ供給ロー ルで汚染された。試験したシートは、顕微鏡を使い1000倍に拡大してカプセ ルの破壊状態を調べた。結果を図4に示す。
市販のCBは、図4Aに示されているようにプリンターに供給する前には全くマ イクロカプセルが破壊されていない。
図4Bに示されているようにプリンターを通過させることによりカプセルの多く は破壊されている。カプセルは、油性染料を含んでいるので、カプセルの破壊に より染料が漏れだし、アンダーライのCFレシート意図しない発色をもたらした 。
図40は、プリンターの供給ロールに通す前の本発明のCBコーティングを表わ す、上記CBコーティングは、油性染料を含有するポケットを持ち、平滑で、そ のままの状態を保っている。
図4Dから明らかなように上記コーティングは、プリンターから実質的にそのま まの状態で排出された。わずかにカプセルの破壊は認められるが、染料の逸失に よる発色は殆ど又は全(ない。
均等物 通常の実験機を用い、ここで述べた特定の具体的な多くの事例からこの分野にお ける有用性が認められるであろう、このような均等物は以下のクレームに含まれ る。
FIG、5 FIG、2C ス、L!SN2σ7YりILdO’I’S補正書の写しく翻訳文)提出書(特許 法第184条の7第1項)請求の範囲 平成6年9月5−〜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.表面にプリントした印字記号を有し、且つ、筆記又はダイビングによって空 白部を埋めるプランクスペース部分を持つ、以下の(a)〜(d)の工程からな るノンカーボン紙の製造方法。 (a)セルローズ系シートの裏面をコーティングして、殻壁中に酸−発色性のロ イコ染料を含み、かつ70psi以上の圧力がかかったときに、染料を放出する に充分な耐破壊性を有する均一層を形成する、 (b)乾式複写機の復写用紙給紙皿に多数枚の上記シートを装填する、 (c)表面に印字記号を印刷したマスターシートを用意する、(d)上記乾式複 写機におけるコピーサイクルを作動させて、上記複数枚シートの上記裏面層の反 対側の面の夫々に前記マスターシートから上記印刷された印字記号を複写する。 2.工程(a)において、以下(i)〜(iv)に記載のCBコーティング組成 物を用いるクレーム1の製造方法。 (i)約100重量部のカルボキシメチルセルローズ、(ii)約1〜50重量 部のアクリル樹脂、(iii)約1〜12.2重童部の金属塩、(iv)約10 〜150重量部のカルボキシメチルセルローズとアクリル樹脂とに活性な架橋剤 、 (v)約100〜500重量部の粒状スペーサ粒子、(vi)約300〜100 0重量部の染料3.蛍光増白剤を含む分散体であるクレーム2の方法。 4.コーティング組成物が約10〜20重童部のアクリル樹脂を含むクレーム2 の方法。 5.金属塩が硝酸アルミニウム又は酢酸アルミニウムであるクレーム2の方法。 6.シートが加圧されたときに色形成層の中の染料と反応して接触部分が発色す る発色物質を含む発色層を表面に有するクレーム1のシート。 7.乾燥複写後に、意図せぬ発色を起こさないクレーム6のシート。
JP5515741A 1992-03-06 1993-02-24 乾式ノンカーボン紙 Pending JPH07504620A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

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US84682392A 1992-03-06 1992-03-06
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