JPH0750366A - ソケット - Google Patents

ソケット

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JPH0750366A
JPH0750366A JP5215216A JP21521693A JPH0750366A JP H0750366 A JPH0750366 A JP H0750366A JP 5215216 A JP5215216 A JP 5215216A JP 21521693 A JP21521693 A JP 21521693A JP H0750366 A JPH0750366 A JP H0750366A
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JP
Japan
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contact
package
socket
contactor
electric component
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5215216A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyokazu Iketani
清和 池谷
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Texas Instruments Japan Ltd
Original Assignee
Texas Instruments Japan Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to KR1019940019396A priority patent/KR950007204A/ko
Publication of JPH0750366A publication Critical patent/JPH0750366A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R33/00Coupling devices specially adapted for supporting apparatus and having one part acting as a holder providing support and electrical connection via a counterpart which is structurally associated with the apparatus, e.g. lamp holders; Separate parts thereof
    • H01R33/74Devices having four or more poles, e.g. holders for compact fluorescent lamps
    • H01R33/76Holders with sockets, clips, or analogous contacts adapted for axially-sliding engagement with parallely-arranged pins, blades, or analogous contacts on counterpart, e.g. electronic tube socket
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/04Housings; Supporting members; Arrangements of terminals
    • G01R1/0408Test fixtures or contact fields; Connectors or connecting adaptors; Test clips; Test sockets
    • G01R1/0433Sockets for IC's or transistors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】ソケット本体2には、コンタクト11がその固定
部12で固定され、弾性部13、約180度折曲する折曲部1
4、接触部15が固定部12から順次延在する。ソケット本
体2には、レバー7が軸6を支点として回転可能に軸支
されている。ICパッケージ21を支持するヘッド21がソ
ケット本体2に向かって移動し、ヘッド21がソケット1
に装着される。ICパッケージ装着直前にレバー7のア
ーム9がヘッド31に押され、レバー7が回転する。コン
タクト弾性部13と同接触部15の下端部とに挟まれたアー
ム10が回転し、接触部15がリード26を押圧して両者が電
気的に接続する。 【効果】コンタクトがリードを押圧する接触荷重は、接
触開始から(C)迄漸次最終荷重の約40%迄上昇し、殆
ど変化しない状態を経由して、装着完了迄に100%に上
昇する。必要な荷重が得られるのは装着完了の(E)の
時点であり、電気的接触のためのコンタクトの負担が大
幅に軽減され、耐久性が向上し、パッケージの品質低下
が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の電気部品、特に
半導体集積回路パッケージ(以下、ICパッケージと呼
ぶ)を挿入して取付ける際、この電気部品に対し押圧し
て電気的に接続する接触子を有するソケットに関し、特
に、ICパッケージテスト用(とりわけ電気的特性のテ
スト用)に好適なソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ICパッケージのテスト(例え
ば、種々の電気的特性のテスト)のための試験装置に用
いられるソケットとして、図24に示すような構造のソケ
ットが使用されるている。
【0003】ソケット本体92の図において両側縁部にコ
ンタクト101 が固定されている。コンタクト101 の固定
部102 はU字形を呈し、その下部中央部から上方に棒状
の弾性部103 が延設され、弾性部103 の先端に広幅の接
触部(ICパッケージに対する接触部)105 が設けられ
ている。固定部102 の下側にはリード脚部106 がソケッ
ト本体92の底壁を貫通して外部に突出するように延設さ
れ、リード脚部106 は図示しない試験装置のプリント回
路基板(PCB)30を貫通し、これによりソケット91が
PCB30に固定される。
【0004】ICパッケージ21は、左右の側面に略J字
形のリード26を有し、試験装置に往復動可能に設けられ
たヘッド31に支持され、ヘッド31の往動によって図示の
ようにソケット本体92内に装着される。
【0005】この状態で、リード26がコンタクトの接触
部105 を左右に押拡げられる。コンタクトの弾性部103
が弾性変形し、これによる弾性復元力によって接触部10
5 がリード26を押圧して両者が電気的に接続する。かく
して、ICパッケージ21のリード26は、コンタクト101
及びPCB30を介して試験装置の所定の電気回路に接続
する。
【0006】ICパッケージがソケットに装着される過
程は、図25(a)、(b)、(c)、(d)に示す通り
である。図25では、左右対称であるので、中心線の左側
だけを断面で示してある。図25(a)はソケットへのI
Cパッケージ装着前の状態を、同図(b)はICパッケ
ージのリードがコンタクト接触部に接触した瞬間の状態
を、同図(c)はICパッケージのリードにコンタクト
接触部の側面が摺接している状態を、同図(d)はヘッ
ドが所定位置に到達してICパッケージがソケットに装
着された状態を夫々示している。
【0007】図25(a)−(b)間では、コンタクト弾
性部103 が変形しておらず、接触部105 はリード26を押
圧していない。図25(b)−(c)間では、弾性部103
が曲がるように変形し、接触部105 がリード26を押圧
し、この押圧力は同図(b)での零から同図(c)での
所定押圧力へ上昇する。図25(c)−(d)間では上記
押圧力は変化せずに前記所定押圧力が保たれる。
【0008】ICパッケージは、図24、図25(d)の状
態で種々の電気的特性がテストされる。ICパッケージ
1個当たりのテスト所要時間は、数秒〜1分間程度であ
り、ICパッケージはソケットに装着され、テストを受
け、ソケットから離脱する。すると、次のICパッケー
ジがソケットに装着される。
【0009】ところで、従来のソケットは、ICパッケ
ージの耐熱性試験(装着状態で所定温度に所定時間加熱
保持する、バーン イン テストと呼ばれる試験)用と
して設計されたものを電気的特性試験用として適用して
いる。そのため、コンタクトとリードとの接触圧が電気
的特性試験用としては高く、電気的特性試験ではICパ
ッケージの着脱の繰り返し数が非常に多いことから、図
26(a)〜(d)のステップを繰り返しているうちに、
ICパッケージのリードを被着している半田めっき層か
らの僅かな剥離半田がコンタクトの接触部に堆積すると
共に、この堆積物が次にテストを受けるICパッケージ
のリードに付着して品質低下をきたすようになる。ま
た、コンタクトの弾性部103 の疲労が起こり易く、ソケ
ットの耐久性の上で問題である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたものであって、電気部品の装着終了の
時点でこの電気部品に対する接触子の必要押圧力が得ら
れ、この必要押圧力が作用する時期を短縮し、この押圧
力に起因する電気部品の品質低下を防止し、かつ、充分
な耐久性を示すソケットを提供することを目的としてい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、装着されるべ
き所定の電気部品に対して押圧状態で電気的に接続する
接触子(例えば後述のコンタクト11)と、この接触子を
押圧して作動するように運動可能にソケット本体に取付
けられた作動部材(例えば後述のレバー7)とを有し、
前記電気部品の装着時に前記作動部材が前記接触子を押
圧し、この押圧による前記接触子の作動方向の側で前記
接触子が前記電気部品を押圧し、前記の電気的接続がな
されるように構成されたソケットに係る。
【0012】本発明において、電気部品を支持してこの
電気部品を装着するための電気部品装着手段(例えば後
述のヘッド31)による電気部品装着時に、この電気部品
装着手段の運動に従動して作動部材が接触子を押圧する
ように構成するのが好ましい。
【0013】また、本発明において、接触子と電気部品
との電気的接続が、作動部材の押圧による前記接触子の
弾性変形によってなされるように構成するのが好まし
い。
【0014】また、本発明において、作動部材がソケッ
ト本体に回転可能に軸支され、前記作動部材の一端が電
気部品装着手段によって押圧され、前記作動部材の他端
が接触子を押圧するように構成するのが好ましい。
【0015】また、本発明において、折曲した接触子の
折曲方向に電気部品が所定の位置迄挿入され、前記接触
子の折曲一端側がソケット本体に固定されかつその他端
側が作動部材に係合し、この係合位置の近傍にて前記接
触子が前記電気部品を押圧接続するように構成するのが
好ましい。
【0016】更に、本発明において、作動部材と接触子
との組み合わせの複数個がソケット本体内で対向して設
けられ、前記複数の組み合わせ体の間に電気部品が装着
されるように構成するのが好ましい。
【0017】本発明に基づくソケットは、電気部品装着
手段がソケット本体に対して往復動可能に電気部品試験
装置に設けられ、この電気部品試験装置用のソケットと
して好ましく使用できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例について説明する。
【0019】<実施例1>この例は、互いに対向する側
面に略J字形のリードを有する、SOJタイプと呼ばれ
るICパッケージを装着するソケットについての例であ
る。
【0020】図5はソケットの平面図、図6は図5のVI
−VI線半断面図、図7は図5の VII−VII 線半断面図で
ある。
【0021】ソケット1のソケット本体2の対向側壁
3、3にはパッケージ挿入時にこれを案内する案内傾斜
面3a、3cが図において左右に形成され、案内傾斜面
3a、3cに接してICパッケージ位置決め用の位置決
め垂直面3b、3dが形成されている。側壁3、3には
軸6、6によってレバー7、7の各軸支部8が回動可能
に軸支されている。各レバー7は鉤状を呈し、ソケット
本体内の内側アーム9は、レバー長手方向に連続してお
り、先端部に上方に向けて後述するヘッドに接当する突
起9aを有する。レバー7のソケット本体内の外側のア
ーム10は、後述するコンタクトに対向するように断続的
に上方に向いている。
【0022】ソケット本体2の底壁5にはコンタクト11
の板状固定部12が埋込まれて固定されている。固定部12
からは棒状の弾性部13が上方に向けて延在し、弾性部13
は折曲部14で 180度折曲し、先端部はICパッケージの
リードに接触する接触部15となっている。折曲部14に
は、ICパッケージ挿入時にICパッケージのリードに
最初に接触する傾斜部14aが形成されている。コンタク
トの固定部12からは下方に向けてリード脚部16が延在し
ている。そして、各コンタクト11は、ソケット本体2内
に中心線に関して対称位置に配置されている。コンタク
トの弾性部13の下側部分と先端側の接触部15の先端部と
の間にレバー7のアーム10が挿入される。
【0023】ソケット本体2の他の対向側壁4、4の上
側部分には、コンタクトの弾性部13が弾性変形したと
き、この変形が許容されるよう、傾斜面4aが形成され
ている。
【0024】図12はSOJタイプのICパッケージの平
面図、図13は同正面図、図14は同側面図である。
【0025】ICパッケージ21は、本体22の長手方向の
互いに対向する側面25、25から、略J字形を呈するリー
ド26が複数個(この例では10個づつ)設けられている。
ICパッケージ21は、図3、図4に示すようにソケット
1に装着される。
【0026】図3に示すように、ICパッケージ21は、
試験装置附属のICパッケージ支持部材(ヘッドと呼ば
れる)31に支持される。ヘッド31には、ICパッケージ
位置決め用の対の凸部32a、32aを備えた支持台32と、
これに対向する支持台33とを有し、支持台32、33はヘッ
ド長手方向に設けられている。ICパッケージ21は、本
体22の上面23が支持台32に、本体22の下面24が支持台33
に向けられ、支持台32、33間に挿入される。
【0027】そして、図4に示すように、ヘッド31の側
壁34、34が、ソケット本体2の側壁4、4を挟むように
してヘッド31がソケット本体2の方に移動し、ICパッ
ケージ21がソケット本体2内に挿入される。ソケット1
は、そのリード脚部16が試験装置附属のプリント回路基
板(PCB)30に接続して固定されている。
【0028】この状態で、ヘッド31の下側の支持台33が
レバー7のアーム9先端の突部9aに接当し、図におい
て下方に押す。これにより、レバー7、7のアーム10、
10がソケット本体内側に向かって回動し、コンタクト11
の接触部15、15をICパッケージ31側に押すようにな
る。即ち、レバー7、7は、ヘッド31の動作に従動する
と共に、コンタクト11に対しては原節としてのカムとし
て機能する。このため、接触部15、15はICパッケージ
のリード26、26を押圧して両者が電気的に接続する。
【0029】このとき、コンタクトの弾性部13はソケッ
ト本体側壁4、4に近付くように弾性変形する。前記の
レバーによるコンタクトの押圧が、コンタクト弾性復元
力と相俟ってコンタクトとリードとの電気的接続が確実
なものになる。4a、4aは、上記弾性変形が可能にな
るよう、側壁4、4に設けられた傾斜面である。この状
態でICパッケージ21が試験に供される。
【0030】図8はICパッケージを支持したヘッドの
底面図(図3のVIII−VIII線底面図)、図9〜図11は同
断面図であり、図9は図10のIX−IX線断面図、図10は図
9のX−X線断面図、図11は図9のXI−XI線断面図であ
る。図3のヘッド31の部分は、図8の III−III 線断面
図である。これらの図中、32bは上側支持台32に設けら
れた貫通孔で、後述するICパッケージストッパとして
のピン(図17〜図19のピン50a)が挿通される。
【0031】図1(A)〜(E)は、図3の状態から図
4の状態に至る過程を示す半断面図である。
【0032】図1(A)は図3の状態を、図1(E)は
図4の状態を示している。図1(B)は、同図(A)の
状態からヘッド31がソケット本体2に向かって移動し、
ICパッケージ21のリード26がコンタクト11の傾斜部14
aに接触した瞬間を示している。ヘッド31が更に移動す
ると、リード26はコンタクト傾斜部14aを通過して図1
(C)に示すように接触部15の上端部に接触する。
【0033】ヘッド31が更に移動し、図1(D)に示す
ようにヘッド30の下側支持台33の下端面がレバー7の突
部9aに接当する。更にヘッド31が移動すると、レバー
7のアーム9がヘッド31の支持台33に押され、同図
(E)に示すようにレバー7のアーム10が回動し、図4
で説明したようにコンタクト11とリード26とが電気的に
確実に接続する。
【0034】図1の(A)から(E)に至る間のコンタ
クト11のリード26に対する接触荷重の変化は、図2の実
線で示す通りである。なお、図2では、ICパッケージ
装着完了時の接触荷重及びICパッケージの移動距離を
100として相対的に%で表してある。
【0035】図1の(A)→(B)の過程では接触圧力
は零である。図1の(B)→(C)の過程では接触圧力
が約40%迄上昇し、同(C)→(D)の過程では接触圧
力が上記40%を略一定に保たれている。これは、リード
26がコンタクト接触部15を摺擦しているだけだからであ
る。図1の(D)→(E)の過程では、コンタクト接触
部15がレバー7のアーム10に押されてリード26を押すよ
うになるので、接触圧力は約40%から上昇して装着完了
時の 100%に至る。
【0036】このように、装着完了時に始めて必要な接
触圧力が得られ、而も、この必要接触圧力は、コンタク
トの弾性的復元力のみに頼るのではなく、主としてレバ
ー7の回動によってなされるので、コンタクトの負担が
僅かである。また、コンタクトの上記弾性的復元力の作
用が加わって、コンタクトとリードとの接触圧力が充分
なものとなり、両者の電気的接続が確実になる。更に、
レバー7の回動によるコンタクト11の押圧とコンタクト
11のリード26に対する押圧とは、方向が同じ向きである
ので、機構が簡単である。
【0037】他方、図24に示した従来のソケットでは、
図1(A)〜(E)と同様の半断面図である図25(a)
〜(d)に示したように、コンタクト先端の広幅の接触
部105 にリード26が接触してからリード26の直線部分が
接触する迄(図25(b)→(c))接触荷重が増大し、
その後は接触荷重が略一定に保たれて図25(d)の状態
(図24の状態)に至る。この接触荷重の変化は、図2中
に仮想線で示してある。
【0038】このように、ICパッケージ移動距離40%
程度の時点で既に接触荷重が装着完了時の必要接触荷重
に達するので、コンタクトの負担が大きい。その上、こ
の接触荷重は、コンタクト弾性部103 の弾性のみに頼っ
ているので、必要接触荷重を得るためのコンタクト101
の負担は可成り大きいものとなり、繰り返し使用してい
るうちにコンタクト弾性部103 が疲労するようになる。
また、上記接触荷重が高い時期が長いことから、リード
の半田めっき層が一部剥離してこれが次のICパッケー
ジのリードに付着するという問題が起こり易い。
【0039】これに対し、本例では、コンタクトとリー
ドとの接触荷重をコンタクト11の弾性のみに頼ることな
く、主としてレバー7の回動による押圧力によって必要
な接触荷重を得るようにしているので、コンタクトにか
かる負担が僅かであって繰り返し使用してもその弾性部
13が疲労することがなく、リードの半田が接触部15に堆
積してこれが次のICパッケージのリードに付着するこ
ともない。
【0040】次に、ICパッケージの電気的特性試験の
概要について説明する。
【0041】図15は試験装置(ダイナミック テスト
ハンドラと呼ばれる)の斜視図、図16は同概略左側面
図、図17は図16の要部拡大図である。
【0042】試験装置41は、制御部45、測定、表示部46
及びヘッド駆動部43を有する。そして、ヘッド駆動部43
の上方には未テストのICパッケージを収納するキャリ
ッジ42が、同下方にはテスト済みのICパッケージを収
容する容器44が配置される。ヘッド駆動部43にはヘッド
31が接続している。キャリア42とヘッド31との間はガイ
ドレール47によって接続し、ヘッド31と容器44との間は
ガイドレール48によって接続している。
【0043】図17に示すように、試験に供されるICパ
ッケージ21は、図16のキャリッジ42からガイドレール47
を通ってヘッド31に供給される。このとき、ヘッド31の
下に位置するピン50aがストッパとして働いていて、I
Cパッケージ21はヘッド31内の所定位置で停止する。ピ
ン50aはICパッケージストッパ用のシリンダ50のピス
トンロッドとなって、ヘッド31の貫通孔32bに着脱可能
に挿通される。ヘッド31に対向して図3のソケット1が
位置している。
【0044】ICパッケージ21は、図18に示すように、
横向きにした(開口を図において右側に向けた)ソケッ
ト1に装着される。即ち、ヘッド駆動部43のヘッド駆動
用のシリンダ49が駆動し、ピストンロッド49aに固定さ
れたヘッド31がソケット1に向かって往動してICパッ
ケージが図4に示したようにソケット1に装着される。
このとき、ピストン49aの駆動に周期してストッパ用シ
リンダ50が一緒に移動し、ピン50aがICパッケージを
支える。
【0045】この状態で、ICパッケージ21は、図15、
図16の測定、表示部46により電気的特性の試験を受け
る。ソケット1は、上下方向縦にしたPCB30にセット
されている。
【0046】上記の試験が終了すると、図19に示すよう
に、シリンダ49が駆動してそのピストンロッド49aがヘ
ッド31及びICパッケージ21と共に往動し、ヘッド31及
びICパッケージ21は元の位置に復帰する。かくして、
ICパッケージ21はソケット1から外れる。次いでIC
パッケージストッパ用のシリンダ50が駆動し、ストッパ
としてのピン50aがヘッド31から外れる。そして、IC
パッケージ21はガイドレール48内を矢印のように下降し
て図16の容器44に収容される。
【0047】次に、図17に示したように、次のICパッ
ケージが前記と同様にしてヘッド31に供給される。
【0048】ICパッケージ21のキャリア42からヘッド
31への供給、シリンダ43、50の駆動及び測定、表示部46
の試験作動は、図15、図16の制御部45による制御によっ
て遂行される。
【0049】以上のようにして、ソケット1には、多数
のICパッケージが次々と装着され、撤去されるが、こ
の装着、撤去を多数回繰り返しても、前述したように、
コンタクト弾性部が疲労することなく、ICパッケージ
の品質低下をきたすこともなく、試験がスムーズに遂行
される。
【0050】<実施例2>この例は、4側面の総てに略
J字形のリードを有する、QFJタイプと呼ばれるIC
パッケージを装着するソケットについての例である。
【0051】図20はソケットの平面図、図21は図20の X
XI−XXI 線半断面図である。本例によるソケットは、正
方形を呈して各側面の形状、寸法が同一であるICパッ
ケージを装着するソケットであり、従って、互いに直交
する2つの中心線に関して対称であるので、半断面図は
図21のみとしている。なお、コンタクトは前記実施例1
におけるコンタクト11を使用しており、その他の図5〜
図7の各部に対応する部分には「50」をプラスした符号
を付して表してあり、図21にはヘッド81を併記してあ
る。
【0052】ソケット51のソケット本体52の4つの各側
壁54には、コンタクトの弾性変形を可能にする傾斜面54
aが形成されている。各側壁54の内側にはコンタクト11
が固定部12を底壁55に埋め込んで立設している。コンタ
クト11は、各側壁54に沿って13個づつ配置されている。
【0053】レバー57は、各側壁54に沿って軸56に揺動
可能に軸支され、先端に突起59aを設けた単一のアーム
59とコンタクトと同数のアーム60とが軸支部58に連設し
てなっている。各アーム60は、コンタクト11の弾性部13
と接触部15との間に挿入される。
【0054】本例にあっても、前記実施例1におけると
同様に、ヘッド81の下側ICパッケージ支持台83の下端
面が突起59aに接当してこれを押すことにより、レバー
57が回動してアーム60がコンタクト接触部15を押圧し、
接触部15がICパッケージ71のリード76に電気的に接続
する。
【0055】図22は図20、図21のソケットに装着される
ICパッケージの平面図、図23は動正面図である。IC
パッケージ71は平面略正方形を呈し、各側面75に略J字
形のリード76が13個づつ設けられている。ICパッケー
ジ71の背面図、左側面図、右側面図は、正面図である図
23と異なるところはないので省略する。
【0056】ソケット51へのICパッケージ71の装着の
機構は、コンタクトとリードとの接続が4つの側壁54の
内側でなされること及びICパッケージを上下反転して
ヘッド81に支持させることのほかは、前記実施例1にお
けると異なるところはない。
【0057】ICパッケージ71の電気特性試験には、図
15、図16で説明した試験装置41を使用できる。但し、I
Cパッケージ71の形状、寸法が前記実施例1におけるI
Cパッケージ21のそれとは異なるので、ヘッド、ガイド
レール及びPCBは、ICパッケージ71に対応したもの
を使用する。図17〜図20には、括弧を付してこれらの符
号を表してある。即ち、(51)はソケット、(71)はI
Cパッケージ、(80)はPCB、(81)はヘッド、(8
2)は上流側ガイドレール、(83)は下流側ガイドレー
ルである。
【0058】本例においても、前記実施例1におけると
同様の効果が奏せられることは言う迄もない。
【0059】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明の技術的思想に基いて種々の変形を前記の実施例に加
えることができる。
【0060】例えば、電気的特性試験用以外の試験用ソ
ケット(例えばバーン イン テスト用のソケット)や
試験用以外のソケットにも本発明が適用可能である。
【0061】また、SOJタイプのICパッケージにあ
っても、QFJタイプのICパッケージと同様に、上下
反転してソケットに装着するようにもできる。
【0062】また、SOJ、QFJ以外のタイプのIC
パッケージ装着にも本発明に基づくソケットが適用で
き、ICパッケージのリードも他の種々の形状のリード
であって良い。この場合、コンタクトの形状はリードの
形状に対応した適宜の形状として良い。また、ICパッ
ケージ以外の電気部品の装着用のソケットも本発明が適
用可能である。
【0063】更に、コンタクトを押圧するレバーは、コ
ンタクトの形状に応じて適宜の形状として良く、回転方
向も前記とは逆の方向として良い。更に、軸を支点とし
て回動するレバー以外にも、他の機構による作動部材と
することができる。
【0064】
【発明の作用効果】本発明は、電気部品装着時に作動部
材が接触子を押圧し、この押圧による接触子の作動方向
の側で接触子が電気部品を押圧し、接触子と電気部品と
の電気的接続がなされるようにしているので、次の効果
が奏せられる。
【0065】接触子と電気部品との電気的接続が、作動
部材の押圧による接触子の作動方向の側で接触子が電気
部品を押圧することによってなされることにより、上記
電気的接続のための機構が簡単になる。
【0066】その上、作動部材の接触子押圧を直接的に
接触子の電気部品押圧に作用させるので、接触子の弾性
的復元力のみに頼ることなくして迅速に上記電気的接続
がなされる。
【0067】また、作動部材の作動に伴って電気部品に
対する接触子の押圧が進行することにより、この押圧力
が、電気部品装着完了時にこの電気部品に対する接触子
の必要押圧力に達するようになる。
【0068】これらの結果、接触子の電気部品押圧のた
めの負担が僅かで済むことによって接触子の耐久性が向
上すると共に、電気部品も接触子からダメージを受ける
ことがなくて電気部品の品質低下が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例によるソケットへのICパッケー
ジ装着の手順を示す半断面図である。
【図2】同ICパッケージの移動距離と、コンタクトの
リードに対する接触荷重との関係を従来例と比較して示
すグラフである。
【図3】同ICパッケージ装着前のソケット及びヘッド
の拡大断面図である。
【図4】同ICパッケージ装着後のソケット及びヘッド
の拡大断面図である。
【図5】同ソケットの拡大平面図である。
【図6】同図5のVI−VI線半断面図である。
【図7】同図5の VII−VII 線半断面図である。
【図8】同ヘッドの拡大底面図(図3のVIII−VIII線底
面図)である。
【図9】同ヘッドの断面図(図10のIX−IX線断面図)で
ある。
【図10】同図9のX−X線断面図である。
【図11】同図9のXI−XI線断面図である。
【図12】同SOJタイプのICパッケージの拡大平面図
である。
【図13】同SOJタイプのICパッケージの拡大正面図
である。
【図14】同SOJタイプのICパッケージの拡大側面図
である。
【図15】同ICパッケージ試験装置の斜視図である。
【図16】同ICパッケージ試験装置の概略左側面図であ
る。
【図17】同図16の要部拡大図である。
【図18】同ソケットへのICパッケージ装着状態での図
16の要部拡大図である。
【図19】同ソケットからICパッケージ撤去状態での図
16の要部拡大図である。
【図20】第2の実施例によるソケットの拡大平面図であ
る。
【図21】同図20の XXI−XXI 線半断面図である。
【図22】同QFJタイプICパッケージの拡大平面図で
ある。
【図23】同QFJタイプICパッケージの拡大正面図で
ある。
【図24】従来例によるICパッケージ装着後のソケット
及びヘッドの拡大断面図である。
【図25】同ソケットへのICパッケージ装着の手順を示
す半断面図である。
【符号の説明】
1、51・・・ソケット 2、52・・・ソケット本体 3、4、54・・・ソケット本体の側壁 5、55・・・同底壁 6、56・・・軸 7、57・・・レバー 8、56・・・レバーの軸支部 9、10、59、60・・・同アーム 11・・・コンタクト 12・・・コンタクトの固定部 13・・・同弾性部 14・・・同折曲部 14a・・・同折曲部の傾斜部 15・・・同接触部 16・・・同リード脚部 21、71・・・ICパッケージ 26、76・・・ICパッケージのリード 30、80・・・プリント サーキット ボード 31、81・・・ヘッド 41・・・ICパッケージ試験装置 43・・・ヘッド駆動部 49・・・ヘッド駆動用シリンダ 49a・・・ピストンロッド

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着されるべき所定の電気部品に対して
    押圧状態で電気的に接続する接触子と、この接触子を押
    圧して作動するように運動可能にソケット本体に取付け
    られた作動部材とを有し、前記電気部品の装着時に前記
    作動部材が前記接触子を押圧し、この押圧による前記接
    触子の作動方向の側で前記接触子が前記電気部品を押圧
    し、前記の電気的接続がなされるように構成されたソケ
    ット。
  2. 【請求項2】 電気部品を支持してこの電気部品を装着
    するための電気部品装着手段による電気部品装着時に、
    この電気部品装着手段の運動に従動して作動部材が接触
    子を押圧する、請求項1に記載されたソケット。
  3. 【請求項3】 接触子と電気部品との電気的接続が、作
    動部材の押圧による前記接触子の弾性変形によってなさ
    れる、請求項1又は2に記載されたソケット。
  4. 【請求項4】 作動部材がソケット本体に回転可能に軸
    支され、前記作動部材の一端が電気部品装着手段によっ
    て押圧され、前記作動部材の他端が接触子を押圧する、
    請求項2又は3に記載されたソケット。
  5. 【請求項5】 折曲した接触子の折曲方向に電気部品が
    所定の位置迄挿入され、前記接触子の折曲一端側がソケ
    ット本体に固定されかつその他端側が作動部材に係合
    し、この係合位置の近傍にて前記接触子が前記電気部品
    を押圧接続する、請求項1〜4のいずれか1項に記載さ
    れたソケット。
  6. 【請求項6】 作動部材と接触子との組み合わせの複数
    個がソケット本体内で対向して設けられ、前記複数の組
    み合わせ体の間に電気部品が装着される、請求項1〜5
    のいずれか1項に記載されたソケット。
  7. 【請求項7】 電気部品装着手段がソケット本体に対し
    て往復動可能に電気部品試験装置に設けられ、この電気
    部品試験装置に用いられる、請求項2〜6のいずれか1
    項に記載されたソケット。
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EP94305517A EP0637752A3 (en) 1993-08-06 1994-07-26 Basement.
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