JPH0750290A - 低温エッチング装置 - Google Patents

低温エッチング装置

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Publication number
JPH0750290A
JPH0750290A JP19464193A JP19464193A JPH0750290A JP H0750290 A JPH0750290 A JP H0750290A JP 19464193 A JP19464193 A JP 19464193A JP 19464193 A JP19464193 A JP 19464193A JP H0750290 A JPH0750290 A JP H0750290A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
chamber
vacuum preliminary
preliminary chamber
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19464193A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuharu Moriwaki
克治 森脇
Kazuhiko Kawai
和彦 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Priority to JP19464193A priority Critical patent/JPH0750290A/ja
Publication of JPH0750290A publication Critical patent/JPH0750290A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低温エッチング装置のスループットを向上さ
せる。 【構成】 低温エッチング装置はエッチング処理室とこ
のエッチング処理室でエッチング処理されたウエハWが
搬入される第2真空予備室4とを有している。第2真空
予備室4には、エッチング処理室で処理されたウエハを
常温程度に加熱するヒータ13が設けられている。した
がって、エッチング処理されたウエハWは第2真空予備
室4内で迅速に常温にまで加熱されることになるので、
第2真空予備室4内であまり止め置くことなく、迅速に
外部に排出することができ、エッチング処理のスループ
ットが向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低温エッチング処理室か
ら取り出されたウエハが搬入される真空予備室を有する
低温エッチング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの集積度の増大に伴って
回路パターンの微細化が進み、ドライエッチングの技術
が採用されるようになっている。このドライエッチング
の技術には、被処理物であるウエハの温度を下げること
により、反応を抑えて加速されたイオンのみで回路パタ
ーンを形成するために低温エッチング装置が開発されて
いる。
【0003】このような低温エッチング装置にあって
は、エッチング処理を行うエッチング処理室の搬入側と
搬出側とにロードロック室とも言われる真空予備室が配
置されている。ウエハは搬入側の真空予備室に搬入さ
れ、エッチング処理室とほぼ同じ圧力ないし真空度に設
定された後に、真空予備室とエッチング処理室とを区画
するゲートを開いてエッチング処理室内に送り込まれ
る。処理室においてウエハは−60℃程度の低い温度条
件の下でエッチング処理がなされる。
【0004】エッチング処理が終了したならば、処理室
から搬出側の真空予備室内に処理終了後のウエハが搬出
される。この真空予備室をN2 ガス等の不活性ガスによ
りパージした後に、ウエハは外部の大気中に払い出され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな低温エッチング装置にあっては、処理完了後のウエ
ハが常温よりも低いので、真空予備室でウエハを大気に
開放する際、ウエハに大気中の水分が結露してしまう。
これを防止するために、従来ではN2 ガスでパージした
後にウエハが常温に戻るまで真空予備室内でウエハを放
置しているが、放置時間が長くなり、スループットが低
下するという問題点がある。
【0006】本発明の目的は、低温処理室から搬出され
たウエハを真空予備室内で迅速に常温に戻してウエハの
処理効率を向上させることにある。
【0007】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0009】すなわち、低温エッチング装置はエッチン
グ処理室と当該処理室でエッチング処理されたウエハが
搬入される真空予備室とを有している。真空予備室には
エッチング処理された後に搬入されるウエハを常温まで
加熱する加熱手段が設けられている。
【0010】
【作用】エッチング処理室でエッチング処理されたウエ
ハは、エッチング処理室から真空予備室に搬出される。
この真空予備室には加熱手段が設けられており、ウエハ
はこの真空予備室で迅速に常温まで加熱されることにな
る。したがって、真空予備室内で長時間放置することな
く真空予備室から外部にウエハを払い出しても、ウエハ
に結露が発生することがなくなる。これにより、低温エ
ッチング装置におけるスループットの向上が図られる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0012】(実施例1)図1は本発明の低温エッチン
グ装置の全体を示す概略図であり、低温エッチング処理
装置本体1はエッチング処理室2と、これの一方側に配
置された第1ロードロック室つまり搬入側の第1真空予
備室3と、他方側に配置された第2ロードロック室つま
り搬出側の第2真空予備室4とを有している。
【0013】エッチング処理がなされる図示しない半導
体ウエハは、カセット5により第1真空予備室3内に搬
入され、この中がエッチング処理室2内と同様の真空度
に設定されたならば、ウエハはエッチング処理室2内に
搬入される。このエッチング処理室2内において、プラ
ズマエッチング等のドライエッチング処理がなされるこ
とになるが、その際にはウエハは、たとえば−60℃程
度に常温よりも低い温度に冷却される。
【0014】エッチング処理が完了したならば、エッチ
ング処理室2内と同様の圧力に設定されている第2真空
予備室4内にウエハが搬入される。
【0015】図2は図1に示す第2真空予備室4を示す
断面図であり、低温でエッチング処理されたウエハWが
ステージ11に載置された状態を示す。
【0016】この第2真空予備室4には、この中に不活
性ガスとしてのN2 ガスを供給するガス供給管12が接
続されており、このガス供給管12に装着されたヒータ
13によりN2 ガスは常温以上の温度、たとえば20〜
30℃に加熱されるようになっている。このように、第
2真空予備室4を加熱されたN2 ガスによりパージする
ようにしたので、ウエハWは迅速に常温に戻ることにな
る。
【0017】したがって、第2真空予備室4から図1に
示すカセット6にウエハWを搬出してウエハWが大気開
放されても、ウエハWには結露が発生することがなくな
るので、ウエハWを迅速に取り出すことができ、スルー
プットを向上させることができる。なお、ガス供給管1
2を熱交換器に通すことにより、N2 ガスを加熱するよ
うにしても良い。
【0018】(実施例2)図3は本発明の他の実施例に
係る低温エッチング装置における図2と同様の部分を示
す図であり、図2における部位と共通する部位には同一
の符号が付されている。
【0019】この場合には、ウエハWを支持するための
ステージ11内にヒータ14が組み込まれており、この
ヒータ14によりステージ11を介してウエハWが加熱
されるようになっている。ヒータ14としては、電熱線
を用いるようにしても、熱媒体を循環させるようにして
も良い。
【0020】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0021】たとえば、ロードロック室つまり真空予備
室を1つのみ設けることにより、そのロードロック室を
エッチング処理室2内へのウエハWの搬入用と、処理後
のウエハWの搬出用とに使用する場合にも本発明を適用
することができる。
【0022】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0023】(1).エッチング処理室から真空予備室内に
搬出されたウエハを迅速に常温にまで戻すことができ
る。
【0024】(2).その結果、低温エッチング装置におけ
るスループットの向上が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による低温エッチング装置の一実施例の
全体構成を示す概略図である。
【図2】図1に示された真空予備室を示す断面図であ
る。
【図3】真空予備室の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 低温エッチング処理装置本体 2 エッチング処理室 3 第1真空予備室 4 第2真空予備室 5,6 カセット 11 ステージ 12 ガス供給管 13 ヒータ 14 ヒータ W ウエハ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エッチング処理室と当該エッチング処理
    室で処理されたウエハが搬入される真空予備室とを有す
    る低温エッチング処理装置であって、前記真空予備室に
    搬入された前記ウエハを常温まで加熱する加熱手段を前
    記真空予備室に設けたことを特徴とする低温エッチング
    装置。
  2. 【請求項2】 前記真空予備室内に供給されるパージ用
    の不活性ガスを供給するガス供給管にヒータを設けて前
    記加熱手段を構成したことを特徴とする請求項1記載の
    低温エッチング装置。
  3. 【請求項3】 前記ウエハを支持するステージにヒータ
    を設けて前記加熱手段を構成したことを特徴とする請求
    項1記載の低温エッチング装置。
JP19464193A 1993-08-05 1993-08-05 低温エッチング装置 Pending JPH0750290A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19464193A JPH0750290A (ja) 1993-08-05 1993-08-05 低温エッチング装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP19464193A JPH0750290A (ja) 1993-08-05 1993-08-05 低温エッチング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0750290A true JPH0750290A (ja) 1995-02-21

Family

ID=16327898

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19464193A Pending JPH0750290A (ja) 1993-08-05 1993-08-05 低温エッチング装置

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JP (1) JPH0750290A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970003600A (ko) * 1995-06-29 1997-01-28 김주용 저온 에칭방법
US8869418B2 (en) 2008-10-31 2014-10-28 Lg Display Co. Ltd. Apparatus for fabricating display device
JP2020184575A (ja) * 2019-05-08 2020-11-12 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. ロボット用ハンド、ウェハ搬送用ロボット及びウェハ搬送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR970003600A (ko) * 1995-06-29 1997-01-28 김주용 저온 에칭방법
US8869418B2 (en) 2008-10-31 2014-10-28 Lg Display Co. Ltd. Apparatus for fabricating display device
JP2020184575A (ja) * 2019-05-08 2020-11-12 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. ロボット用ハンド、ウェハ搬送用ロボット及びウェハ搬送装置

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