JPH07502487A - 血糖低下性チアゾリジンジオンとその中間体 - Google Patents

血糖低下性チアゾリジンジオンとその中間体

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 血糖低下性チアゾリジンジオンとその中間体発明の背景 本発明は、血糖低下剤又は血中コレステロ−・ル低下剤(hypog17eem ic snd h7poehole+ls+olemic grailとしての 用途を有する、下記で示される式11■、■の特定の化合物と、これらの化合物 の使用方法と、これらの化合物を含む薬剤組成物とに係わる。
早くからインシュリンが発見され、その発見後に糖尿病の治療のために広く使用 され、更には、スルホニル尿素(例えば、クロロプロパミド、トルブタミド、ア セトヘキサミド、トラザミド等)とビグアニド(例えば、フェンホルミン)とが 発見され、経口血糖低下剤として使用されてきたにも係わらず、糖尿病の治療は 依然として不モ分である。合成血糖低下剤が有効ではない約10%の糖尿病患者 (■型糖尿病、インシュリン依存型糖尿病)に必要とされるインシュリンの使用 は、一般的には自己注射による、10に複数回の投薬を必要とする。インシュリ ンの適正な投薬量の決定には、尿中又は血中の糖を頻繁に分析することを必要と する。過剰な投薬量のインシュリンの投与は血糖減少症を引き起こし、これは、 血中グルコース、の軽微な異常から昏睡、更には死に及ぶ範囲の結果を招く。イ ンシュリン非依存型糖尿病(■型糖尿病)の治療は、一般的に、食餌と運動と経 口薬剤(例えばスルホニル尿素)と、更に重症の場合にはインシュリンとの組み 合わせから成る。しかし、残念ながら、臨床的に使用可能な血糖低下剤は他の毒 性発現を伴い、このことによってその血糖低下剤の使用が制限される。いずれに しても、こうした薬剤の1つが個別の症例に有効ではない場合には、その症例に 対して別の薬剤が有効であるかもしれない。他の血糖低下剤が無効である症例に 対して有効であり毒性が低い得る血糖低下剤が、常に必要とされているというこ とは明白である。
更に、動脈の疾病であるアテローム性動脈硬化症が、合衆国と西ヨーロッパにお ける第1位の死亡原因であると、認められている。アテローム性動脈硬化症と閉 塞性心臓疾病とを生じさせる病理学的シーケンスが、New EBl畠nd I os+nsl ol Medicine295、36LH7(lQT61 にお いて、asssとGlosselによって詳細に説明されている。このシーケン スの最初の段階は、頚動脈内と冠状動脈内と大脳動脈内、更に大動脈内の「脂肪 線条(自117+l+cxkslJの形成である。こうした病変は、主に平滑筋 細胞内に発見される脂貢沈贅物と、Iユ記動脈と大動脈との内膜層の大食細胞と の存在のために、黄色を呈する。コレステロールとコレステリールエステルがこ の脂質の大半を構成する。更に、脂肪線条中に発見されるコレステロールの殆ど が血漿からの吸収によってもたらされる。一方、こうした脂肪線条は[線維様斑 (lib+oυIplsqo+)Jの進行を生じさせ、この線維様斑は、外部の 細物脂質とコラーゲンとエラスチンと蛋白質グリカン(p+oleoglrc+ nlとよって囲まれた、脂質を内含する内膜平滑筋細胞の蓄積から成る。これら の細胞と細胞間質とが、より深い位置にある細胞破片沈着物と細胞の更に外側に ある脂質とを覆う線維様キャップ(tijuon+ c!pl を形成する。こ うした脂質は、主として、遊離及びエステル化コレステロールである。上記線錐 様キャップは徐々に形成され、将来的には石灰化して壊死状態となる可能性もあ り、動脈閉塞の原因となる共に、重度のアテローマ性動脈硬化症を特徴付ける壁 在性血栓症と動脈筋痙雫とをもたらす[合併病変(+oiplicgled l e+1onlJに進む。
高脂肪血症が、アテローマ性動脈硬化症に起因する心血管系疾病fcVD)を引 き起こす第1のリスクファクターであることを、疫学的証明が明確に立証してい る。近年になって、医療分野において指導的な立場にある人々が、血漿コレステ ロールレベルを低下させること、特に、低密度リボプロティンコレステロールを 低下さゼることを、CvOの予防の極めて重要な方法として、再び重要視するこ とになった。現在では、「正常」の上限が、従来認められていた上限よりも著し く低いということが知られている。その結果として、このリスクファクターのた めに欧米人口の大部分がCvnの進行又は進展に関する高い危険にさらされてい ると、現在では理解されている。高脂肪血症に加えて個別的なリスクファクター を有する個人は、特に高い危険にさらされている。こうした個別的なリスクファ クターは、グルコース不耐性、左心室肥大高+m圧症、及び、男性であることを 含む。
心血管系疾病は、少なくとも部分的には糖尿病患者における複数の個別的なリス クファクターの存在のために、糖尿病患者の中に特に数多く見受けられる。従っ て、人口全体における高脂肪血症の有効な治療、特に糖尿病患者における高脂肪 血症の有効な治療は、医療的に極めて重要である。
高脂肪血症に関する推奨された治療養生法の第1の段階は、食餌制限(di!l xB 1nte+w+n1ion)である。食餌制限だけで適切な効果を得られ る患者もあるが、そうでない他の多くの患者は高い危険性にさらされたままであ り、薬学的手段1こよる治療を更に受けなければならない。従って、高脂肪血症 治療のための新しい薬剤は、cvDn行の高い危険性にさらされて(する数多く の人々に大きな利益をもたらす。更に、糖尿病状態に関連した高脂肪血症と高血 糖症との両方を単一の治療薬lこよって有効・二治療することが、特にめられて いる。
上記の血糖低下剤に加えて、B15ak (BIB<+’ s Ms+1iei n*IChli+lB、Fo@+lh E+1ilioe、Ps+l 、Joh n Wiley sad 5ons。
にY(19?91. u、1QsLIQIlG)によって概説されて(亀るよう 毫こ、このタイプの活性を有する様々な他の化合物力(報告されて(する。
米国特許第4.367、234号(SCh+ullは、次式の血糖低下性オキサ ゾリジンジオンを開示している。
前式中のフェニル環は、一般的に、そのオルト/メタ位置において一置換又は多 置換されている。特に、4−フルオロフェニル類似体を除いて、その/(う置換 誘導体の血糖低下活性(よゼロであるか低レベルである。
米国特許第4.312.771号(Sc)lno+)は、次式のオキサ゛ノ1ノ ジンジオン血糖低下剤を開示している。
前式中のYは水素又はアルコキシであり y r は水素又はアルキルであり、 Y′は水素又はノー口である。
米国特許第4.617.312号(3cbmw+)は、次式の血糖低下性チアゾ リジンジオンを開示している。
前式中の1は低級アルキルであり、X”liF、C1又はB’+であり、Y′が 水素、クロロ、低級アルキル、又は、低級アルコキシである。特に、こうした化 合物は、アルコキシ基によるオルト置換を必要とし、バラ置換は水素又はハロゲ ンに限定される。
米国特許第4.340.605号(Kxwr+ul■他)は、次式の血糖低下性 化合物を開示している。
前式中でCが結合、又は、低級アルキレンであり、RItが、Nと0とSから選 択された1〜2つのへテロ原子を含む任意に置換された三員又は六員ヘテロ環基 である時に、L]と し2の各々が水素であると定義することが可能である。特 定の非エーテル性類似体では血糖低下活性と血漿トリグリセリド低下活性とが欠 如していることに基づいて、上記構造式の四角形で囲ったエーテル酸素を含む部 分が、この一連の化合物における有効活性にとって不可欠な特徴を表していると いうことが示唆されている(Sohdi他、Chem、PhI「m、fluff 、、I+px3 Vol、3G、H。
358G−3600(19821+。
米国特許第1.703.052号fEggle+ It!l)は、次式の血糖低 下性チアゾリジンジオンを開示している。
前式中で点線がオプショナルな結合を表し、RtがH、メチル又ハx 4− ル t’あり、X が0.51SOSS02、CH2、C01CIIOII。
i k g h 又はNRであり、 RがH又はアシル基であり、 R,R。
R1% R1の数多くの定義が、水素又はメチルとしてのRt。
ph 、Rt と、任意に置換されたフェニル、ベンジル、フェネチル又はスチ リルとしてのR1を含む。
国際特許出願公開第7089108651 (CII+に他)は、次式の血糖低 下性チアゾリノンジオンを開示している。
前式中の点線が結合又は非結合を表し、V b< −CH= CH−1−N=C II−1−C1l=N−1又は、Sであり、WがCH2,CHOIISCO,− C=NOR、又は、−CH= CH−であり、X カS 、O、NR’ 、−C H=N−1又は、−N =CI+−テJl)、YがC1l又はNであり、 2が、水素であるか、(C−C7)アルキルであるか、又は、FC−C71シク ロアルキル、フェニル、ナフチル、ピリジル、フリル、チェニル、もしくは、( C,−C31アルキルかトリフルオロメチル、(C−C3)アルコキシ、フルオ ロ、クロロも■ しくけブロモである同一もしくは異なった基で一置換もしくは二置換されたフェ ニルであり、 2 が水素、又は、(C,−C3)アルキルであり、Rと R1の各々が、互い に無関係に、水素、又は、メチルであり、 nが1.2又は3である。
発明の要約 上記参照文献においてはそのラセミ形でのb開示されたアルコールを、光学的に 純粋な形態で提供することが、本発明の目的である。本発明は、対応する鏡像体 を実質的に含まない形態で、各々のアルコールを提供する。
本発明は、次式Iの(Is+ −5−[4−(3−(5−メチル−2−フェニル −4−オキサシリル)−1−ヒドロキシプロピル)ベンジル)チアゾリジン−2 ,4−ジオンに向けられ、この化合物は、その対応するIR鏡像体を実質的に含 まない。
■ 前記IR鏡像体である次式Hの(IRI−5−14−(3−(5−メチル−2− フェニル−4−オキサジノル)−1−ヒドロキシプロピル)ベンノルlチアゾリ ジン−2,4−ジオンも、本発明に含まれ、前記IRfi像体は、その対応する 1s鏡像体を実質的に含まない。
更に、次式■の化合物が本発明の範囲内に含まれる。
】V 前式中のYは、CllOR(ラセミ)、(その対応する k異性体を実質的に含 まない) か、又は、(その対応する S鏡像体を実質的に含まない)マ \C/ 責は(C−C) アルキル、(07〜 C91フェニルアルキル、フェニル、又 は、式(CH2)。O[Cll2) 、 C)13のアルコキンアルキルであり 、 nは2.3又は4であり、 賞は0.1.2.3又は4である。
本発明は、更に、上記の2つの段落の化合物の、薬剤として許容可能なカチオン 塩と、薬剤として許容可能な酸付加塩とを含む。
「薬剤として許容可能なカチオン塩」という表現は、アルカリ金[(例えばナト リウムやカリウム)塩、アルカリ土類(例えばカルシウムやマグネシウム)塩、 アルミニウム塩、アンモニウム塩、及び、有機アミンとの塩、例えばベンザチン (N、N’−)ベンジルエチレンンアミン)、コリン、ジェタノールアミン、エ チレンンアミン、メグルミン(N−メチルグルカミン)、ベネタミン(N−ベン ジルフェネチルアミン)ジエチルアミン、ピペラジン、トロメタミン(2−アミ ノ−2−ヒドロキシメチル−1,3−プロパンジオール)、プロ力インを、非■ 定的に定義することが意図されている。特に好ましいこうした塩の1つは、ナi ・リウム塩である。
「薬剤として許容可能な酸付加塩」という表現は、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸 塩、硫酸水素塩、リン酸塩、リン酸水素塩、リン酸二水素塩、酢酸塩、コハク酸 塩、クエン酸塩、メタンスルホン酸塩(メンラード)、及び、 P、−トルエン スルホン酸塩(トンラード)を、非限定的に定義することが意図されている。
更に、本発明は、血中グルコースを低下する量又は血中コレステロールを低下す る量の式■、■、■の化合物の少なくとも1つと、薬剤として許容可能な基剤と を含む、高血糖症又は高コレステロール血症の哺乳動物の治療に使用するための 薬剤組成物を含む。
更に、本発明は、血中グルコース低下に有効な量の式1、IT、■の化合物の少 なくとも1つを高血糖症の哺乳動物に投与することを含む、前記哺乳動物におけ る血中グルコースを低下させるための方法と、血中コレステロール低下に有効な 険の式11■、■の化合物の少なくとも1つを高コレステロール血症の哺乳動物 に投与することを含む、前記哺乳動物における血中コレステロールを低下させる ための方法とを含む。
更に、本発明は、次式■の重要な中間体を含む。
II 前記中間体はその対応する鏡像体を実質的に含まない。
本発明の範囲内に含まれる別の中間体は、次式Vの化合物で■ であり、前記中間体はその対応する鏡像体を実質的に含まない。
発明の詳細な説明 本明細書で説明される化合物は全て、下記の図表Iに示され以下で説明される反 応シーケンスによって容易に調製することが可能である。
p−ブロモアセトフェノンをテトラヒドロフラン中で水素化ナトリウムとカルバ ミン酸ジエチルとに反応させてβ−ケトエステルを得、更に、このβ−ケトエス テルを、テトラヒドロフラン中で水素化ナトリウムと塩化5−メチル−2−フェ ニル−4−オキサシリメチルと反応させ、その後で、酢酸と塩酸との還流溶液の 中で加水分解と脱カルボキシルを行うことによって、次式■のケトンが得られる 。
このケトンを、2つの方法のどちらか一方を使用して、s−アルコール還元生成 物又はR−アルコール還元生成物に変換する。即ち、テトラヒドロフラン及びエ タノール溶液中で約20分〜8時間に亙って0℃で水素化ホウ素ナトリウムを使 用してケトン■を還元することによって、式Iの化合物、式■の化合物の′4I @混合物であるラセミアルコールが得られる。
更に、このラセミ混合物を、キラルなイソシアン酸塩と反応させることによって 個々の光学的に純粋な成分に分割する。キラルなイソシアン酸塩は、何らかの物 理的手段によって容易に分離可能なノアステレオ異性体を生じさせる能力の故に 選択される。その後で、(R) −(−) 、−1−(ナフチル)エチルイソン アナートを、還流トルエン中で17時間に亙って上記ラセミアルコールと反応さ せる。反応を完了させるために追加量のイソシアン酸塩を加え、24時間に亙っ て還流を続ける。この反応によって、配[11RRと配置R8の2つのジアステ レオマーカルバメートが得られる。これらのジアステレオマーの互いに異なった 物理的特性が、これら2つの化合物を等暖に含む溶液から一方の化合物(RRi 性体)を選択的に結晶化させることを結果的にもたらす。この特定の事例に使用 される溶液は、ジエチルエーテル/′ヘキサンfl/2)系である。fRRl− ジアステレオマーを更に精製するために、」−紀結晶化から得られる固体材料を 、酢酸エチルから再結晶化させる。
この結晶化の母液と再結晶化段階は、主として(R5I−ジアステレオマーを含 む。溶媒の除去と、ヘキサン/ジエチルエーテル(1/2)を用いて溶離しっつ シリヵゲルで残渣を精製することによって、光学的に純粋な(R5I−ジアステ レオマーが得られる。
こうして分離されたジアステレオマーは、ベンゼン中で前記カルバメートをトリ クロロンランとトリエチルアミンとに反応させることによって、前記カルバメー トから前記アルコールへと逆に変換される。こうして得られたアルコールの各々 は、対応する鏡像体を実質的に含まない1つの鏡像体として存在する。
こうしたアルコールを得るための第2の方法は、光学的に純粋なこれらのアルコ ールを、立体選択的還元プロセスによって、そのケトン前駆体から直接的に調製 することであり、従って、この方法は、キラル分割プロセスを必要としない。こ の立体選択的還元は、環状エーテル溶媒(例えばジオキサン又はテトラヒドロフ ラン)中で、適切なキラル体オキサザボロリジン触媒の存在下で、ボラン還元剤 (例えば、ボラン/メチルスルフィド錯体、カテコールボラン、ボランテトラヒ ドロフラン)を使用することによって得られる。更に、触媒の立体化学の選択が 、生成物アルコールの立体化学的配置に直接的に影響する。例えば、ト装置触媒 の選択は、S−配置アルコールに帰する。
S−配置触媒の選択は、資−配置アルコールに帰する。特に、S−アルコールを 生成するための好ましい系は、テトラヒドロフラン中において、(R)−テトラ ヒドロ−1−メチル−3,3−ジフェニル−IL311−ピロロ[1,2−CI  tl、 3.21オキサザボロルの存在下で、室温において、約15分〜3時 間に亙って、式■のケトンをボラン/メチルスルフィド錯体と反応させることで ある。 R−アルコールを生成するための好ま12い系は、テトラヒドロフラン 中において、(S)−テトラヒドロ−1−メチル−3,3−ジフェニル−111 ’、311−ピロロ[1,2−C111,3,21オキサザボロルの存在下で、 室温において、約15分〜3時間に亙って、式■のケトンをボラン/メチルスル フィド鎖体と反応させることである。
これらのアルコールは、更に、図表夏に示されるように、チアゾリジンジオンア ルコールとチアゾリジンジオンエーテルとにされる。下記で説明される反応の全 ては、式■のに配置又はS配置のアルコールのどちらを用いても同様に適切に行 われる。
弐■のアルコールを、室温において一晩に亙ってジメチルホルムアミド中で塩化 1−ブチルジメチルシリルとイミダゾールとに反応させることによって、〇−保 護アルコールが得られる。
このように保護されたアルコール部分によって、その臭化物を、=78℃の n −ブチルリチウムの周知の条件と、乾燥ジメチルホルムアミドを用いたアニオン の冷却下消止と、標準的な水性後処理とを使用して、アルデヒドに変換する。標 準的な水性後処理とは、反応混合物を水で希釈し、その結果とL7て得られる水 溶液から任意の有機化合物を取り出すために、十分な量(一般的には2〜3部合 )の有機溶媒を使用して前記水溶液から抽出することと定義される。その後で、 この有機溶媒(一般的には酢酸エチル)が真空中で除去される。
こうして得られたアルデヒドを、エタノールとピペリジン触媒とを還流させる慣 用の方法を使用して、市販品として入手可能な2,4−チアゾリジンジオンと縮 合させ、そのオレフィン縮合生成物を得る。こうして得られたオレフィンを、そ のオレフィンと反応不活性溶媒と触媒とを含む密閉反応容器の中に水素を送り込 むことによ−〕て、水素添加する。この反応容器の内部の圧力は、15〜5QP SIの範囲で変化させてよい。水素添加は、こうした条件下で約2〜48時間内 に起こる。好ましい触媒は、硫黄による阻害に対する耐性のために、パラジウム であり、パラジウムは、炭素のような不活性基体上に支持される。術語「反応不 活性溶媒」は、反応を妨害することも干渉することもない溶媒を意味する。この タイプの反応のtこめの反応不活性溶媒は、エタノール、メタノール、テトラヒ ドロフランを含む力く、これらの溶媒には限定されtjい。この事例での女子ま しIl鳥溶鉦諷(!、テトラヒドロフランである。
保護基を、室温において約1z時間屹こ亙ってテトラヒドロフラン中の 35% 水性過塩素酸を使用して除去する。この反応の最終結果は、式I又は式■のアル コール るアルコールは、前記アルコール部分(光学(+’J lこ純粋な形態で1等ら れた後でどのエナンチオアルコールリカ(選観くさオztこ力λと(1うことに よって決まる。
弐■の光学的に純粋なアルコール4、式■のエーテル誘導(本を調製する上での 中間体としても有効である。従って、0℃カーら、選択されたその反応不活性溶 媒の還流温度までの温度ζこおける、反応不活性溶媒中ての、塩基と、式RXの ノーロゲンイヒアルキルかハロゲン化アルコキンかノーロゲンイしアノしキルカ \ノーロゲン化フェニルか/hロゲン化アラルキル 反応。賀X化合物の只部分はtc, −’ c4)アルキルアラルキル、フェニ ル、又は、式(C112)。O(CI+2)□C)+3のアルコキンアルキルで ある。前式中のnは2、3又(よ4−rあり、且つ糟は0、1、2、3又は4で ある。そのX部分(↓、クロロ、ブロモ又はヨードである。このタイプの反応の ための反応不活性溶媒は、非眼定的に、ノエチルエーテル、ジオキサン、ンメト キシエタン、テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミドである。奸ましい溶媒 はテトラヒドロフランてあり、lまし一1塩基は水素化ナトリウムである。好ま い)ハロゲン化アルキルヨウ化メチル、ヨウ化エチル、臭化ベンジルである。
上記段落で説明した通りに調製したエーテルを、式■、■の化合物の調製に関し て説明した方法と同じ方法で、弐■のチアゾリジン−2.4−ジオンに個々に変 換する。例え番f1弐■のエーテルのブロモ部分をテトラヒドロフラン中のロー ブチ/I/ 1ノチウムとジメチルホルトアミドと反応させて、アノyデヒドを 生成し、更に、そのアルデヒドをエタノール中の2.4−チア−/ IJリジン オンと触媒ピペリジンと反応させて、オレフィンとして縮合生成物を生成する請 求める式■の最終生成物を生成するために、そのオレフィンを、テトラヒドロフ ラン[tl1こお(1て炭素上のパラジウムの存在下で水素添加する。これらの エーテJしを生成するために使用される反応の具体的な詳細事項番よ、式1,I Iのアルコールの調製に関して上記段落で説明された詳細事項に類似している。
て、O25%w/vのメヂルセルロー、−から成るビヒクル中に溶解した形態で 投与した。5日目に動物の体重を再び測定し、血中代謝生成物レベルの分析のた めに(眼球経路を経由して)血液採取した。新たに集めたサンプルを室温におい て2分間に亙ってto、 IlloOxで遠心分離した。その上澄液を、例えば 、Agent グルコースUV試薬系(Riehle+ieh及びDs++ws lde+。
S+hwei+e+1tche Medi+ini+ehe Woel+5ns eh+i11. 101. ’860f19711)の方法の変形である、ヘキ ソキナーゼ法)を用いて、20.60、loOsg/dl標準を使用して、A8 ^2008ich+omstic^eilHe+によって、グルコースに関して 分析した。その後で、血漿グルコースを、方程式「血漿グルコース (Ig/d ll=サンプル値X 5 X 1.67= 8.35xサンプル値」によって計 算した。この方程式では、5は希釈係数であり、167は血漿へマドクリット調 整値(ヘマトクリットが40%であると仮定する)である。
Abboll Ltbo++to+i++、Disgno+Iic+ Diy口 ion、820 MissionSl++el、 So、 P*+*den易、  Cal百o+nis 91030の登録商標。
ビヒクルを投与された上記動物は、概ね一定不変の血糖過多のグルコースレベル (例えば250mg/dl)を維持し、一方、正の対照の動物は、グルコースレ ベル(例えば130mg/dl)が低下シた。試験用の化合物を、%グルコース 正規化によって示した。
例えば、正の対照のグルコースレベルと同一のグルコースレベルを、 100% として示した。
下記で説明する検討によって、式(1)の化合物が哺乳動物における血清コレス テロールレベルを低下させる作用を有することが証明された。
1*ckson L*bo+xloB、口gt ll++bo+、 M*ine から人手した生後8〜12週間の雌ハツカネズミ (系統C5?B+/cd I  )を使用し、2〜4週間の順化の後に、水と標準的な実験室食物とを自由に摂 取させた。これらの動物を、各グループが6〜7匹の動物から構成される3つの グループにランダムに分けた。3つのグループ全てに、075%のコレステロー ル、31%のスクロース、15.5%のデンプン、2096のカゼイン、17% のセルロース、4,596のとうもろこし油、5%のやし油、0.25%のコー ル酸、4%の塩、2%のビタミンを含む食餌を与え、18日間に亙って好きなだ け食餌をとることを許し、最後の5日間は毎1丁1午前9〜11時に、経口前ゾ ンデによって、対照グループに対しては51/1のビヒクル(0,1%水性メチ ルセルロース)を投与し、試験グループに対しては、ビヒクル中に O,l−1 01g/kg/Elの投薬量範囲内で調査対象の化合物を投与した。投与40目 後に、上記動物を午前5時から一晩中絶食させた。その翌朝、試験グループに対 して最終投薬量の化合物を5回目の投薬として投与し、3時間後に」1記動物を 断頭によって犠牲にした。胴体からの血液を集め、凝血させ、Abbolt V P自動分析装置を使用して、II [I Lコレステロールと、LDL及びVL DLコレステロールと、総コレステロールとに関して、酵素を用いてその血清を 分析した。LDL+ VLDLコレステロールレベルに基づく評価でも、総コレ ステロールレベルに基づく評価でも、LDL+ VLDL/IIDLの比率に基 づく評価でも、本発明の化合物は、コレステロールレベルの低下に関して好適な 結果をもたらした。
式(工、■、■)の本化合物を、経口的経路又は非経口的経路を介して、人間を 含む哺乳動物に臨床的に投与することが可能である。経口的経路による投与は、 非経口的経路による投与よりも容易であり、且つ、注射によって生じる可能性が ある痛みと刺激作用を回避することができるので、経口的経路によって投与を行 うことが好ましい。しかし、例えば、患者が薬剤を飲み込むことが不可能な場合 、又は疾病又は他の異常のために、経口的投与後の吸収が妨げられる場合には、 非経口的に薬剤を投与することが不可欠である。経口的経路による投与と非経口 的経路による投与のどちらの場合も、また投薬の10量は、1日1回の投与又は 1日数回の投与のどちらの場合にも、患者体重1kl当たり約0.10〜約50 +Ig1好ましくは、患者体重1kl当たり約010〜約loagである。しか し、治療を受ける個々の患者に対する最適投薬量は、治療に大任を負う担当医に よって決定され、一般的には、最初は上記投薬量よりも少ない投薬量が投与され 、その後で、最適投薬量を決定するために増分が行われる。
これは、使用される個々の化合物と治療を受ける患者とに応じて様々である。
本発明の化合物は、薬剤として許容可能な基剤又は希釈剤と組み合わせて、その 化合物又は薬剤として許容可能なその酸塩を含む、薬剤組成物の形態で使用可能 である。薬剤として許容可能な適切な基剤は、不活性の固体充填剤又は希釈剤と 、無菌の水溶液又は有機溶液とを含む。本発明の活性化合物は、上記範囲内の望 ましい投薬量をもたらすのに十分な量だけ上記薬剤組成物中に含まれる。例えば 、経口的投与の場合には、カプセルや錠剤、粉末、ノロツブ、溶液、懸濁液等を 形成するように、本発明の化合物を適切な固体又は液体の基剤又は希釈剤と組み 合わせることが可能である。上記薬剤組成物は、必要に応じて、香味料や甘味料 や賦形剤等のような追加の成分を含むことが可能である。非経口的投与の場合に は、注射可能な溶液又は懸濁液を形成するように、本発明の化合物を無菌の水性 媒質又は有機媒質と組み合わせることが可能である。例えば、ごま油や落花生油 や水性プロピレングリコール等中の溶液と、上記化合物の薬剤として許容可能な 水溶性の酸付加塩の水溶液とが使用可能である。この仕方で調製される注射可能 な溶液は、静脈内に、腹膜内に、皮下に、又は、筋肉内に注射することが可能で あり、人間の場合には筋肉内注射が好ましい。
本発明を、以下の実施例によって例示する。しかし、本発明がこれらの実施例の 特定の詳細事項に限定されないということを理解されたい。全ての反応を、特に 明記しない限り、窒素のような不活性雰囲気の下で行った。使用する略語TII F SDMFは各々にテ]・ラヒドロフランとジメチルホルムアミドを意味する 。
こうした溶媒は、以下で説明を行う反応の過程に干渉しないように、少量の水だ けしか含まないとみなし得る。以下で使用する命名法は、Ri(+udy *s d Klesnt7. ILIP^CHo++enclzlv+e olOrl tnie Chem口IB、1979 El、PeBema* Pnst、Ne w Tolk。
New Work、1979に基づいている。
乾燥ジエチルエーテル中に水素化ナトリウム(S、2* 、 tl、2l−01 )を墾濁し、0℃に冷却した。炭酸ジエチル(17,1t、 0. Iswal lを加え、その内容物を10分間に亙って攪拌し、この攪拌時に、ジエチルエー テルf50sL)及びエタ/ −ル(0,2mLl 中(y) p −ブロモア セトフェノン(19,9g、0.11611を滴状に添加することを開始した。
この添加を20分間続けた。この溶液を3時間還流させ、室温に冷却し、低温の 10%塩酸(25GmLl上に注いだ。その水溶液をジエチルエーテル[750 +lLl で2回抽出し、抽出物を合わせ、水(250sLj とブライン(2 50sLl で連続的に洗浄し、乾燥させた(MtSO41゜溶媒を真空除去し 、その残渣をヘキサン/酢酸エチル(4/j)で溶離し、てシリカゲルで精製し 、標題の化合物20.jg(74%)を油として得た。 ’HNMR(60MH +、DCI ) +δ 1.2 (1,38)、3.9 (1,2H]、4.1  (Q、Htl、7.55 (d、I=7Ht。
2H)、 7.75 (d、I=2H+、 2tl)。
実施例2 TIIF +75IILl中に水素化す1−リウム(lug 、55m5ol) を懸濁し、0℃に冷却した。実施例1の標題化合物f14.9g、 55mmo llをTIIF 175m1暑中に溶解し、−1−記懸濁液中に30分間に亙っ て滴状に加えた。その結果として得た溶液を更に30分間に亙って攪拌し、この 攪拌の後に、固体の塩化5−メチル−2−フェニル−4−オキサジノルメチルf lo、og、 18m1lall を小分けして5分間に亙って加えた。この反 応混合物を48時間に耳って還流させ、室温に冷却し、真空中で濃縮した。その 残渣を酢酸(120IL)及び濃HCI f30IIL)中に溶解し、5時間に 亙って還流させた。この反応混合物を室温に冷却し、水氷(300sLj 上に 注いだ。その水溶液を酢酸エチル(500sLj て2回抽出し、その有機抽出 物を合わせ、ブラインf2511mL)で洗浄し、乾燥させfMgsO4) 、 真空中で濃縮した。ヘキサン/酢酸エチルfl/Il て溶離して、シリカゲル で精製し、その結果として1譜られた粗固体を、ヘキサンからの再結晶化によっ て更に精製し、白色の結晶として標題の化合物(++、5g、 6596)を得 た。l1lp 80−81℃。’IINMR(60Mll(CI)CI3):δ 2.2 Fl、 311)、 2.8 (繭、 2+11.3.2 f餉、 2 +11.7.2−(Sj−4−[3−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサ シリル)−1−ヒドロキシプロピル1 ブロモベンゼン実施例2の標題化合物( 2J、54 Iol)を外界温度においてTHF (2HmLjに溶解し、(− 晩に亙って150℃で高真空中で予乾燥した)4人分子ふるいで処理した。−晩 に亙って静置した後に、その溶液を分子ふるいからデカントし、0.0092% の水を含むことが発見された(K1+l Fishe+分析による)。(R+  −テトラヒドロ−1−メチル−3,3−ジフェニル−111,311−ピロロ[ 1,2−el ++、 3.21 オキサシリル(74gIIg 12.7*m allを外界温度で加え、その溶液をボラン/メチルスルフィド錯体(THF中 に2M。
76mL、 152mlNa1lで75分間に亙って滴状に処理した。その反応 混合物を更に15分間攪拌し、0℃に冷却し、メタノール(280mL)を滴状 に加えることによって反応を消止した。その消止した溶液を外界温度で18時間 に亙って攪拌した。溶媒を真空除去し、その残渣を塩化メチレン(2OhLl中 に溶解し、pH4の水性リン酸塩緩衝l&f200mL) と水(200sLj  とで連続的に洗浄し、乾燥させた fMtso4)。その有機層を100mL の体積が残るまで大気圧下で蒸留した。ヘキサンを加え、留出物の温度が62℃ に達するまで蒸留を続けた。熱源を取り除き、その残渣を結晶化させ、16時間 に亙って粒状化した。真空濾過によって白色の固体を集め、高真空下で乾燥させ 、標題の化合物を得た(17.46s、 8?%、〉99%鏡像体過剰率)。
実施例2の標題化合物(S、Og 、 I3■oll をTIIFf75mLl  に溶解し、0℃においてエタノール?5IIL中の水素化ホウ素ナトリウム( SNmg、131116+1 の響濁液に、20分間に亙って滴状に加え、その 反応混合物を0℃において3時間に亙って攪拌した。その反応混合物を氷水(5 00+ILj上に注ぎ、ジエチルエーテル(7011eL]で2回抽出した。そ の有機抽出物を合わせ、水(2SOall とブライン(2SOall で洗浄 し、乾燥させた(Mgso4)。溶媒を真空中で除去し、その残渣をヘキサンか ら再結晶化させ、ラセミ体の標題化合物4.4g (9296)を得た。mp  82−83℃。’IINIIRf60Mllt。
CDCl31 6 20 (市、2旧、 2.2 (+、 311)、2.5  (1,I=6fl+。
2R1,4,6+−,IRl、4.7 (brosd t、IN、ヒドロキシル プロトン1. 7.1−7.5(書、 711)、 7.8−1.0 (■、2 日) 。
実施例5 foul −4,13−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサシリル)□ 実権例4の標題化合物f1. Bg 15m5oll G ) ルエンf100 aLl 中のイソシアン酸(ill −(−) −1−(ナフチル) エチル( 1,tlH。
5m+161+で処理し、その結果として得られた溶液を17時間に亙って還流 させた。上記イソシアン酸塩を更に1g加え、更に24時間に亙って還流させた 。溶媒を真空除去し、その残渣をジエチルエーテル/ヘキサンf+/21 から 再結晶化させ、1.Ig (37%)の固体を得た。酢酸エチルからの再結晶化 によって、純粋な、より極性が高い、ジアステレオマーの標題化合物570gB !20%)ヲ得り。mp fils−185℃。Ca ] D I 1.97  (C=0.03. DMSO)。
害施例6 fRS)−4−+3−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサシリル)−3− (+−ナフチル)エチルアミノカルボニルオキシ)プロピ11“111o1o1 ”111−′−隅■−1−關−−−リーーー呻−□明霞N―1−11−1.2□ 、−秤甲1■關−−−一―■1実施例5の結晶化段階からの母液と再結晶化段階 からの母液とを真空濃縮し、ヘキサン/ジエチルエーテルt1/2)で溶離して 、シリカゲルで精製し、純粋な、より極性が低いジアステレオマーを得た。mp  120−125℃。 [α] D−39,55FC=0.31.l111SO 1゜実施例7 fsl −4−[3−+5−メチル−2−フェニル−4−オキサシリル)= 1 −ヒドロキシプロピルl ブロモベンゼン実施例6の標題化合物(1,56g、  2.7mmallをベンゼン(65++L)に溶解し、トリクロロンラン(1 ,JmL) とトリエチルアミンf1.9mL)とで処理し、その結果として得 られた溶液を外界温度で18時間に亙って攪拌した。その反応混合物を水(25 0mL) と酢酸エチルf250m1.) とて希釈し、10分間に亙って攪拌 した。眉を分離させ、その水溶液を酢酸エチルf250mLl で抽出した。そ の有機抽出物を合わせ、飽和炭酸水素ナトリウム水(IOht)と、水(loh +Llと、ブラインflOhLl とて洗浄し、乾燥させた(MgSO4)。溶 媒を真空中で取り除き、その残渣をヘキサン/ジエチルエーテルf + 、/  + ] で溶離して、シリカゲルで精製し、純粋なS−アルコールを粘着性物質 として得たf82hg、 %)。その ’IINMIIは、上記ラセミ混合物の  ’ II N M Rと同一だった。
実施例8 (Sl−4−11(+−ブチルジメチルシリルオキシ) −315−メチル−2 −フェニル)−4−オキサジノル)プロピルlブロモベンゼン 実施例7の標題化合物[769IIg、 2. Ommol) (!:、In化 1−メチルジメチルシリル(377mg、 2.5wvol)と、イミダゾール (340B、 5.0++mol)とをDMF (10mLl中で混合し、室温 で24時間に互って攪拌した。その反応混合物を水(lohLl で希釈し、酢 酸エチル(2X IG[1mLlて抽出した。その有機層を合わせ、水(loo mL)と、飽和炭酸水素ナトリウム(100++Ll 水と、ブライン(loO aL)とで洗浄し、乾燥させた(11g3041゜溶媒を真空中で取り除き、標 題化合物を粘着性物質として得たf860mg、 85961゜ II N M  Itf6QIJtl+、CDC131δ0.5 1d、61(1,1,0(s 、911)、2.0−2.7(lB、 41()、 2.3 (1,3111, 4,8(1,I=511+、18)、 7.1−7.6 Cl1゜7H1,7, 9−8,I (11,2111゜実施例9 fSl−4−[1−(+−ブチルジメチルンリルオキシ)−315−メチル−2 −フェニル−4−オキサシリル)プロピル]ベンズn−ブチルリチウム(ヘキサ ン中に1.6L 1. lsL )を、T)IF(60sL)中の実施例8の標 題化合物(780ml、1.6 m5el) (1)冷却溶液(−78℃)に、 10分間に亙って加えた。更に50分間に亙って、この反応混合物を一78℃で 攪拌し、乾燥DMFt152mt 、2.0ssol)を加えた。更に 15時 間に亙ってその反応混合物を一78℃で攪拌し、その後で、室温において1.5 時間に亙って撹拌した。その反応混合物を酢酸エチルf2GQsL)で希釈し、 水(5OsLlと、10%飽和水性炭酸水素ナトリウム(5OsLlと、ブライ ン (SOsLl とで洗浄し、乾燥させた(MiSO41゜溶媒を真空中で取 り除き、その残渣をヘキサン/ジエチルエーテル+4/11 で溶離して、シリ カゲルで精製し、標題のアルデヒド(65Owg、 93%)を得た。
’IINMR(60Mtl+、CDC131: 6 G、5 Ld、 611) 、l−,0(1,9111,2,0−2,7fs、41+1. 2,3 +1.  311)、4.9 (dd、I=611!、1211+、1111. 7.2 −80 (蒙、 911)、 10.1 (+、 I旧。
実施例9の標題化合物(341mg、 0.78mmall と、2.4−チア ゾリジンジオン(1113mg、 !、5G++5oll と、ピペリジン(1 4+B 、 0. l5m5ollとを、エタノール+10園L)中に混合し、 18時間に亙って還流させた。その反応混合物を室温に冷却し、真空中で濃縮し た。
その残渣をヘキサン/酢酸エチル/酢酸+16/4/+1で溶離してシリカゲル で精製し、固体を得、この固体をヘキサン中で粉砕し、標題化合物を白色の固体 として得た(163B、3g%)。−一158−160℃。 H,NIJR(3 00MM+、CDCIa l : 6 −0.5 (1,6)1)。
1、Of+、9tl)、2.Q−2,7(+1. 011. 2j (s、31 1)、4.9 (s、Ill。
7.6−1.1 (s、?81. 7.8 (1,l旧、8.0 [+1. 2 旧。
実施例10)標題化合物(160mg、0.31all ト、炭素上)lf1% /?ラジウム(160++g) とを、THF(1OsLl 中でi合し、22 時間に亙って室温、50PSlにおいてhz Sh*に++ J−で水素添加し た。その懸濁液を、けい藻土を通して濾過し、溶媒を真空中で除去し、標題化合 物を粘着性物質として得た(180mg、%)。’IINMRNOOMH+、C DCl3 ) : 6 0.5 Lll、6旧、1θ (+、911)、2.0 −2.2(m、2111. 2.3 (+、3111. 2.4−2.6 (i 、2111. 3.4 (dd、fill、4.3fdd、fill、1.7  fdd、Iff)、7.00−73(、7111,7゜8 輸、2+11 。
実施例l2 (Sl −5−14−(3−(5−メチル−2−フェニル−4−オキサシリル) −1−ヒドロキシプロピル)ベンジル1 チアゾリジン−2,4−ジオンのナト リウム塩 実施例11の標題化合物(16hB、 OJmaollをTIIF(5el)に 溶解し、35%過塩素酸(3mLl 水で処理した。その反応混合物を室温で1 2時間に亙って攪拌し、酢酸エチル+25mL)で希釈し、水(25sL)とブ ライン(25m1.)とで洗浄し、乾燥させた(Mに504)。溶媒を真空中で 取り除き、その残渣をヘキサン/酢酸エチル/酢酸(66/33/11 で溶離 させて、シリカゲルで精製し、粘着性物質として遊離塩基 115mgを得た。
この粘着性物質をメタノール (1OsLl 中に溶解し、ナトリウムメトキン トf15++g 、 0.3mmallで処理し、室温において25時間に亙っ て攪拌した。溶媒を真空中で除去し、その残渣をジエチルエーテルと共に粉砕し 、標題化合物を固体として得た(79 mg、 60961゜np 235−2 40℃。
’IINMR(30011+ = D M S O−d 6 璽δ 1.9 ( m、2旧、2.3 +1. 3H)。
2.5 fm、 2111.2.7 fdd、1111.3.4 (dd、l1 11.4.1 (dd、1IIl。
4.5 (s、1l11. 5.2 (d、III、ヒドロキシルプロトン)、 7.1 (d。
2+1+、7.5 (蒙、31(1,7,9(I!、2旧。
実施例5の標題化合物から開始して、実施例7〜12で説明した連続した諸段階 を概ね行うことによって、本実施例の標題化合物ヲX1lllj、:。mp 2 45−250℃。 ’IINMR(300Ml+!、DMSO−d l :61 .9 [m、2111. 2J (+、3t11. 2.5 (m、2111.  2.7 (dd、l旧。
3.4 (dd、1lI1. 4.1 (dd、fill、 4.5 (s、t ill、 5.2 (d、Ill、ヒドロキシルプロトン1. 7.1 (d、 21+1. 7.5 fs、3111. 7.9 (m、2tll 。
実施例7の標題化合物(1,Og 、 2.7ssol)と水素化すトリウムf 324mg、 6.7a+mollとを、0℃においてTIIF f3hLI  ICm 解L t=。
その反応混合物をヨウ化エチル(1,og 、 6.7mmallで処理し、そ の内容物を18時間に亙って還流させた。その反応混合物を室温に冷却し、真空 中で濃縮し、水(25mL)に溶解し、酢酸エチルlsOmL)で2回抽出した 。その有機抽出物を混合して、水 (25■L)とブライン(HmLl とで洗 浄し、乾燥させた(MgSO3)。溶媒を真空中で取り除き、その残渣をヘキサ ン/酢酸エチル(3/l)で溶離して、シリカゲルで精製し、標題化合物を粘* t’を物質として得た+1. IM、 90%)。 IINMRHOOMIIl 、CDCl3 ) :δ1.1s(1゜3111.2.0 +−,211)、  2j (@、 3111,2.5 (1,211)、 3.2−3.4tm、  2111.4.2 [d、1111. 7.21d、 2111.7.4 (( 5l11.1.9 (C2旧。
実権例15 実施例14で説明した手順と概ね同一の手順を使用して、適切なハロゲン化アル キルflX)を、下記立体配置を有する請求める光学的に純粋なアルコールと反 応させることによって、次式の光学的に純粋なエーテル誘導体を調製した。
(実施例!5で説明した通りに調製した、1.1M、 2.8mmolの)−3 −メトキシプロピルj ブロモベンゼンをTi1t (30論L)に溶解し、− 78℃に冷却し、 n−ブチルリチウム(TIIF中に2.5M。
!、2sL 、 3.0mmol )をシリンジを介して滴状に加えて処理した 。
この添加の後に、更に1時間に亙って反応混合物を一78℃で攪拌し、乾燥DM F (22(let 、 30m+eol)で処理した。その反応混合物を90 分間に亙って一78℃で撹拌し、更に、外界温度において24で希釈し、水(5 QmL)と、10?6塩酸水(50++Llと、水(50mし)と、ブライン( 50m日とで洗浄し、乾燥させたflJIs041゜溶媒を真空中で除去し、そ の残渣をヘキサン/酢酸エチルfl/3+で溶離して、シリカゲルで精製し、粘 性の油(S811J、6296)をi得り。
’IINMRf300MM+、CDCl l δ2.0 韮 2H1,2,3( +、3tl)。
2.5f1.川、 3.2 [1,川、 4.+51dd、 III)、 7j  (轡、 3+11゜7.1 (d、2+11. 7.8 Cd、2旧、?、9  fm、211)、9.9 L+、1tl)。
実施例16の標題化合物(58011g、 1.7mmol)と、ピペ1ノジン  (30■、0.34mmo1)と、2.4−チアゾリジンジオン(+[15m g 、 3.4mIIol)とを、エタノール(2OIILl中に混合し、その 結果としてilた溶液を一晩に亙って還流させた。溶媒を真空itで除去し、そ の残渣をヘキサン/酢酸エチル(1/31 と596酢酸とで溶離して、シリカ ゲルで精製し、固体として標題化合物を得たf64Qm(,87?6)。+I’ p2[15−2M℃。 It N 11 R(30[11111t 、 It賛 5O−d6j 62.0(粕。
2旧、2.3 (+、31()、2.4 (1,2H)、3.1 (s、311 1.4.2 fdd、+111゜?、9 (*、281 。
リル) −1−メトキシプロピル)ベンジル1チアゾリジン−2゜4−ジオン 実施例17の標題化合物(Ti4(lax115IollをTIIF(5hL)  l:溶解し、Pttr 5htker上において、511PSIで20時間に 亙って、耐硫黄性の、炭素上10%パラジウム(641g)の存在下で水素添加 した。その触媒を、けい藻土を通して濾過によって除去し、その濾液を真空中で 濃縮した。残渣をヘキサン/酢酸エチル(1/3+と5%酢酸とで溶離して、シ リカゲルで精製し、粗材料を得、更に、この粗材料を酢酸エチル5OsL中に溶 解し、水f25mLlと飽和炭酸水素ナトリウム水(25a+Llとブライン( 25sLlとで洗浄し、乾燥させ(11gSO4) 、無色の粘着性物質f22 9sM、 35%)を得た。
’HNMR(3QO11tl!、 C[1CI3 + + 6 2.0 (m、  28)、 2.3 (富、 3111゜2.5 fl、21()、3.1 ( dd、1t11. 3.2 (+、3旧、3.5 fdd、1+11゜4、I  Ill IH)、4.4 (dd、Hl、?、2 fm、48)、7.4 (鵬 、3旧。
79 (1,21+1. 8.1 (b霧、II(、MHI 。
寒m%I♀ 実施例14.15で説明した通りに調製したエーテルから開始して、実施例16 〜(8で説明した連続した諸段階を概ね行うことによって、次式のエーテル誘導 −を調製した。
べ1ンシ一し S 補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)平成6年1月21日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.次式Iによってその構造が表され、且つ、その対応するIR鏡像体を実質的 に含まない、(IS)−5[4−(3−(5−メチル−2−フェニル−4−オキ サゾリル)−1−ヒドロキシプロピル)ベンジル]チアゾリジン−2.4−ジオ ンと、▲数式、化学式、表等があります▼ 薬剤として許容可能なそのカチォン塩と、薬剤として許容可能なその酸付加塩。 2.次式IIによってその構造が表され、且つ、その対応するIS鏡像体を実質 的に含まない、(IR)−5−(4−(3−(5−メチル−2−フェニル−4− オキサゾリル)−1−ヒドロキシプロピル)ベンジル)チアゾリジン−2.4− ジオンと、▲数式、化学式、表等があります▼ 薬剤として許容可能なそのカチオン塩と、薬剤として許容可能なその酸付加塩。 3.式中のxが ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は、 ▲数式、化学式、表等があります▼IIであり、且つ、その対 応する鏡像体を実質的に含まない、次式IIIの化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼IIIである請求項3に記載の化合物。 5.次式IVで表され、 ▲数式、化学式、表等があります▼IV前式中のYがCHORであり、Rが(C 1−C4)アルキル、(C7−C9)フェニルアルキル、フェニル、又は、式− (CH2)nO(CH2)mCH3のアルコキシアルキルであり、nが0、1、 2、3又は4であり、且つ、mが2、3又は4であるオキサゾールと、薬剤とし て許容可能なそのカチオン塩と、薬剤として許容可能なその酸付加塩。 6.前記YがR配置を有し、且つ、前記YがS配置をとる鏡像体を実質的に含ま ない請求項5に記載の化合物。 7.前記Rがメチルである請求項6に記載の化合物。 8.前記Rがエチルである請求項6に記載の化合物。 9.前記Rがベンジルである請求項6に記載の化合物。 10.前記YがS配置を有し、前記YがR配置をとる鏡像体を実質的に含まず、 且つ、前記Rがメチルである請求項5に記載の化合物。 11.次式Vで表され、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 前式中のZがB1、▲数式、化学式、表等があります▼であ るオキサゾール。 12.前記ZがB1である請求項11に記載の化合物。 13.前記Zが ▲数式、化学式、表等があります▼ である請求項11に記載の化合物。 14.前記Zが ▲数式、化学式、表等があります▼ である請求項11に記載の化合物。 15.前記Zが ▲数式、化学式、表等があります▼ である請求項11に記載の化合物。 16.血中グルコースを低下する量又は血中コレステロールを低下する量の請求 項1の化合物と、薬剤として許容可能な基剤とを含む、高血糖症又は高コレステ ロール血症の哺乳動物に使用するための薬剤組成物。 17.血中グルコース低下に有効量又は血中コレステロール低下に有効量の請求 項1の化合物を高血糖症又は高コレステロール血症の哺乳動物に対して投与する ことを含む、前記哺乳動物の血中グルコースを低下させるための方法。 18.血中グルコースを低下する量又は血中コレステロールを低下する量の請求 項2の化合物と、薬剤として許容可能な基剤とを含む、高血糖症又は高コレステ ロール血症の哺乳動物に使用するための薬剤組成物。 19.血中グルコース低下に有効量又は血中コレステロール低下に有効量の請求 項2の化合物を高血糖症又は高コレステロ−ル血症の哺乳動物に対して投与する ことを含む、前記哺乳動物の血中グルコースを低下させるための方法。 20.血中グルコースを低下量する又は血中コレステロールを低下する量の請求 項5の化合物と、薬剤として許容可能な基剤とを含む、高血糖症又は高コレステ ロール血症の哺乳動物に使用するための薬剤組成物。 21.血中グルコース低下に有効量又は血中コレステロール低下に有効量の請求 項5の化合物を高血糖症又は高コレステロール血症の哺乳動物に対して投与する ことを含む、前記哺乳動物の血中グルコースを低下させるための方法。 22.約12時間に亙って室温において、テトラヒドロフラン中の過塩素酸水と 、次式の化合物を反応させることを含む、▲数式、化学式、表等があります▼ 対応する鏡像体を実質的に含まない次式の化合物を調製するための方法。 23.約12時間に亙って室温において、テトラヒドロフラン中の過填素酸水と 、次式の化合物を反応させることを含む、▲数式、化学式、表等があります▼ 対応する鏡像体を実質的に含まない次式の化合物を調製するための方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼ 24.その式中のxが ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は、 ▲数式、化学式、表等があります▼ である次式で表され、 且つ、対応する鏡像体を実質的に含まない、化合物を調製するための方法であっ て、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 2つのジアステレオマーカルバメートを形成するために、約17〜約41時間に 亙って環流トルエン中でキラルなイソシアン酸塩と次式の化合物を反応させるこ とと、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 前記2つのジアステレオマーカルバメートを個々のカルバメートに分離すること と、 前記個々のカルバメートの各々を、ベンゼン中でトリクロロシランとトリエチル アミンと個々に反応させることを含む方法。 25.次式で表され、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 前式中のYが一CHORであり、Rが(C1−C4)アルキル、(C7−C9) フェニルアルキル、フェニル、又は、式−(CH2)nO(CH2)mCH3の アルコキシアルキルであり、nが0、1、2、3又は4であり、且つ、mが2、 3又は4である化合物を調製するための方法であって、 その式中のYが−CHORであり、Rが(C1−C4)アルキル、(C7−C9 )フェニルアルキル、フェニル、又は、式−(CH2)nO(CH2)mCH3 のアルコキシアルキルであり、nが0、1、2、3又は4であり、且つ、mが2 、3又は4である次式の化合物を、 ▲数式、化学式、表等があります▼ 室温において約2〜約48時間に亙って均15〜約50PSIの圧力で、反応不 活性溶媒中、触媒の存在下で、水素添加することを含む方法。
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