JPH07502283A - ヘテロ環式誘導体 - Google Patents
ヘテロ環式誘導体Info
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- JPH07502283A JPH07502283A JP5511515A JP51151593A JPH07502283A JP H07502283 A JPH07502283 A JP H07502283A JP 5511515 A JP5511515 A JP 5511515A JP 51151593 A JP51151593 A JP 51151593A JP H07502283 A JPH07502283 A JP H07502283A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ヘテロ環式誘導体
且j目υ」敷
本発明は、新規のへテロ環式誘導体、特に、スクアレンシンターゼを抑制する薬
学上有用な特性を有する新規のへテロ環式誘導体に関する。本発明は、過コレス
テリン血症及びアテローム動脈硬化症のような疾病又は医学的状態、並びにスク
アレンシンターゼの抑制が好ましい他の疾病及び状態を治療するのに使用する薬
剤組成物にも関する0本発明は、新規のへテロ環式誘導体の製法及び医学でのそ
の使用にも関する。
1見
数種の異なる種類の化合物は、血漿中のコレステロールのレベルを下げることの
できる能力を有することが報告されていた。例えば、コレステロールの製造に必
須である酵素HMG CoAリダクターゼを抑制する薬剤は、血清コレステロー
ルのレベルを減じることが報告されている。この種の化合物の実例は、米国特許
第4231938号明細書に記載されるロバスフチン(Iovss+s+in)
として公知のHMG CoAリダクターゼインヒビターである。血清コレステロ
ールを減じることが報告されている他の薬剤は、腸系中で胆汁酸と錯化すること
により作用し、従って「胆汁酸シークニストラン(sequestrin+s)
Jと称するするものも含む。
そのような試薬の多くが、腸管の中で胆汁酸を錯化(Sequesterin(
)することにより作用する。これは、腸肝系を循環する胆汁酸のレベルを低下さ
せ、肝臓中でコレステロールから合成することにより胆汁酸の置換を促進すると
いう結果になり、この合成は、特に、循環する血液コレステロールレベルを低下
させることになる。
スクアレンシンターゼは、コレステロール生合成の最初の預託工程(c omm
i口ed 5tep)を触媒するミクロソームの酵素である。ファルネシルビ
ロリン酸(FEP)の2分子を、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドリン酸
(NADPH)の還元形の存在下に縮合させて、スクアレンを形成する。コレス
テロールにいたるこの預託工程の阻止は、ユビキノン、ドリコール及びインペン
テニルt−RNAへの妨害されない生合成方法を残すべきである。高められたコ
レステロールレベルは、虚血性心臓血管疾患の主要危険要素の1つであることは
公知である。従って、スクアレンシンターゼを阻害する試薬は、コレステロール
のレベルを減じることが望ましい疾病及び医学的状態、例えば過コレステリン血
症及びアテローム性動脈硬化症の治療に有用である今までは、スクアレンシンタ
ーゼインヒビターの意図は、基質ファルネシルビロリン酸(FEP)の類似物の
製造、従って燐基を含有する化合物に集中していた。例えば、燐含有スクアレン
シンターゼインヒビターの製造が、公表された欧州特許出願第409181号明
細書中に報告されており;かつスクアレンシンターゼのインヒビターとして、イ
ンプレノイド(ホスフィニルメチル)ホスホネートの製造が、ピラー等(B11
1e+ el a l) 、J、Med、Chem、 、1988.31.18
69により報告されている。
ある種のキヌクリジン誘導体は、ムスカリンアゴニストであると欧州特許第45
8214号明細書中に報告されている。
邊JjすとL良
本発明は、ある種のへテロ環式誘導体がスクアレンシンターゼのインヒビターで
あり、従ってスクアレンシンターゼの阻害が望ましい疾病及び医学的状態の治療
に有効であるという発見に基づいている。
本発明により、式Iの化合物(式は、これに関連する他の化学式と一緒に後に記
載する)又は薬学上認容性のその塩が提供され、式中:RIは、水素又はヒドロ
キシであり;R2は水素であるか、又はR1及びR2は、−緒になっていて、C
R’−CR”は二重結合であり、Xは、−CH,CH,−1−CH=CH−1−
C==C−1−CH2O−1−〇CH2−、−CH,NH−1−NHCH,−1
−CH,C0−1−COCH,−1−CH=N−1−N=CH−1−CH2S−
1−5CH2−から選択され、その際最後の2つの基の硫黄原子は、任意に酸素
原子1又は2個を有してよく:かつ環A及び環Bのうちの1つ又は両方は、任意
に非置換であるか又は独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シア
ノ、カルボキシ、カルバモイル、(1−60)アルキル、(2−6C)アルケニ
ル、(176C)アルコキシ、(1−6C)アルキルアミノ、ジー[(1−6C
)アルキルコアミノ、N−[(1−6C)アルキルスルホニル、N、N−ジー[
(1−6C)アルキルスルホニル、(1−6G)アルコキシカルボニル、<1−
6C)アルキルチオ、(1−6C)アルキルスルフィニル、(1−6C)アルキ
ルスルホニル及びハロゲン−(1−6C)アルキルから選択された置換基1個以
上により置換されていてよく;但し、Xが−CH2N H−1−CH=N−1−
CH20−及び−CH,S−(任意に酸素原子1又は2個を有する)から選択さ
れる場合、R1は、ヒドロキシではない。
置換基の特性に応じて、式Iのある種の化合物はキラル中心11i1以上を有し
てよいことが、認識されるであろう。そのような状況では、本発明の化合物は、
光学活性又はラセミ形で存在してよく、かつ単離されていてよいことが認識され
るであろう。本発明は、スクアレンシンターゼを阻害する有益な薬学上の効果を
有する式Iの化合物の任意の光学活性形又はラセミ形を包含する。光学活性形の
合成は、公知の有機化学の標準的技術により、例えばラセミ形の分割、光学活性
出発物質からの合成又は不均斉合成により実施してよい属名、例えば「アルキル
」は、直鎖及び分枝鎖の基、例えばブチル及びt−ブチルを包含すると理解すべ
きである。しかしながら、特定名、例えば「ブチル」を使用する場合、直鎖又は
「ノルマル」ブチル基を特定し、分枝鎖異性体、例えば「t−ブチル」は、特に
、意図した場合に、参照される。
R1及びR2は、−緒になっていて、CRI−CR2は二重結合である場合に、
式I中のへテロ環は、式■1に示される2、3−デヒドロキヌクリジン基を包含
することが認識されるであろう。
環A又は環B上に存在してよいアルキル置換基の特定の基は、例えば(1−4C
)アルキル、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル又はS−ブチルである。
環A又は環B上に存在してよいアルケニル置換基の特定の基は、例えば(2−4
C)アルケニル、例えばアリル、ブチ−2−エニル又は2−メチル−2−プロペ
ニルである。
環A又は環B上に存在してよいアルコキシ置換基の特定の基は、例えば(1−4
C)アルコキシ、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、インプロポキシ又は
ブトキシである。
環A又は環B上に存在してよいアルキルアミノ置換基の特定の基は、例えば(1
−4C)アルキルアミノ、例えばメチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ
又はブチルアミノである。
環A又は環B上に存在してよいジアルキルアミノ置換基の特定の基は、例えばジ
メチルアミノ、ジエチルアミノ、メチルプロピルアミノ又はジプロピルアミノで
ある。
11A又は環B上に存在してよいアルキルカルバモイル置換基の特定の基は、例
えばN−メチルカルバモイル、N−エチルカルバモイル又はN−プロピルカルバ
モイルである。
環A又は環B上に存在してよいジ−アルキルカルバモイル置換基の特定の基は、
例えばN、N−ジメチルカルバモイル又はN、N−ジエチルカルバモイルである
。
環A又は環B上に存在してよいアルコキシカルボニル置換基の特定の基は、例え
ばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル又はプロポキシカルボニルである環
A又はrJB上に存在してよいアルキルチオ置換基の特定の基は、例えばメチル
チオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ又はブチルチオである。
環A又1ま環B上に存在してよいアルキルスルフィニル置換基の特定の基は、例
えばメチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニル、イソプ
ロピルスルフィニル又はブチルスルフィニルである。
環A又は環B上に存在してよいアルキルスルホニル置換基の特定の基は、例えば
メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスル
ホニル又はブチルスルホニルである。
環A又は環B上に存在してよいハロゲン置換基の特定の基は、例えばフルオル、
クロル又はブロムである環A又は環B上に存在してよいハロゲンアルキル置換基
の特定の基は、例えばフルオル、クロル及びブロムから選択されたハロ基1.2
又は3個を有するものであり、かつアルキル基は、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、インブチル又はS−ブチルから選択されており、特にト
リフルオルメチルである。
環Bは、環Bが基Xに対してオルト−、メタ−又はパラ−であるように@Aに付
いていてよい。従って環Aは、1.4−フェニレン、1,3−フェニレン又は1
.2−フェニレン基を包含してよい。
一般に、例えば、環Bが基Xに対してメタ又はパラ、特にパラであるのが有利で
ある。従って、一般に、例えば、環Aは、1,4−フェニレン又は1,3−フェ
ニレン基、特に1,4−フェニレン基であるのが有利である。
一般に、例えば、環A又は環Bの1つ又は両方が、独立して、非置換又はハロゲ
ン、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、(1−6C)アルキル、(2−6C)アルケ
ニル、(1−6C)アルコキシ、(1−6C)アルキルチオ、(1−6C)アル
キルスルフィニル、(1−60)アルキルスルホニル及びハロゲン−(1−6C
)アルキルから選択された置換基1個以上により置換されているのが有利である
。
一般に、有利には、環へ及び環Bは、非置換であってよいか又は合計3個まで置
換基を有してよい。例えば環Aは非置換であり、環Bは3個まで置換基を有して
よく;又は環へは、置換基1個を有し、環Bは、置換基2g!1まで有する。
詳細例では、環A及び環Bは、双方とも置換されていない。別の詳細な例では、
環Aは非置換1.4−フェニレン基であり、環Bは任意に/10ゲン、ヒドロキ
シ、ニトロ、シアノ、(1−6C)アルキル、(2−6C)アルケニル、(1−
6C)アルコキシ、(1−60)アルキルチオ、(t−6C)アルキルスルフィ
ニル、(1−6C)アルキルスルホニル及びノ)ロゲン−(1−6C)アルキル
から選択された置換基1.2又は3個により置換されている。
Xの特定の基は、 CH2CHz−1−CH=CH−1−C=C−1−CH20
−1−0CH2−1CH2NH−1−N HCH2−1−CH2C0−1−CO
CHx−1−CH2S−1−3CH,−から選択されたものであり、その際、最
後の2つの基の硫黄原子は、任意に酸素原子1又は2個を有してよい。
Xの更に特定の基は、−CH2CH2−1−CH=CH−1−C=C−1−0C
R2−1−CH,C0−1−COCH2−及び−3CH2−から選択されたもの
であり、その際、最後の基は、任意に酸素原子1又は2個を有してよい。
xの更に特定の基は、 CH2CH2−1−CH=CH−1−C=C−1−CH
2N H−1−NHCH2−1−CH2CO−又は−COCH2−である。
Xの重要な基のもう一つの群は、−CH2CH2−1−CH=C)f−1−C=
C−1−CH2CO−及び−〇〇CH2−である。
Xの特に重要な基は、 CH2CH2−1−CH=CH−及び−〇云C−であり
、特に、−CH=CH−及び−C=C−である。
環A及び環Bの特定の基は、環Aが非置換1.4−フェニレン基であり、かつ環
Bが非置換であるか又はアルコキシ(例えばメトキシ又はエトキシ)、ヒドロキ
シ及びハロゲン(例えばフルオル又はクロル)から選択された置換基1.2又は
3個を有するものを包含する。
本発明の一つの態様では、R1及びR2が、両方共水素であり、他の基は、前記
のものであり、第二の態様では、R1はヒドロキシであり、R2は水素であり、
他の基は前記のものであり、もう一つの態様では、R1及びR2は、−緒になっ
ていて、CR’−CR”は二重結合であり、他の基は前記のものである。
もう一つの態様では、Xが一〇 H2N−1−CH=N−1−CH,O−及び−
CH2S (任意に酸素原子1又は2個を有する)から選択される場合、R1及
びR2は、両方共水素である。
本発明の特定の態様では、式1の化合物又は薬学上認容性のその塩が提供され:
その式中、R1は水素又はヒドロキシであり;R2は水素であるか;又はR1及
びR2は、−緒になっていて、CRI−CR2は二重結合であり、Xは、−CH
2CH2−1−CH=CH−1−C=C−1−CH2O−1−0CH,−1−C
)(2NH−1−CH2N H−1−CR2O0−1−COCH2−1−CH2
S−1−3CH,−から選択され、その際、最後の2つの基の硫黄原子は、任意
に酸素原子1又は2個を有してよく、かつ式中、環A及び環Bのうちの1つ又は
両方は、任意に非置換であるか又は独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、アミン、
ニトロ、シアノ、カルボキシ、カルバモイル、(1−6C)アルキル、(2−6
C)アルケニル、(1−6C)アルコキシ、(1−6C)アルキルアミノ、ジー
[(1−6C)アルキルコアミノ、N−[(1−6C)アルキル]カルバモイル
、N、N−ジー[(1−6C)アルキル]カルバモイル、(1−6C)アルコキ
シカルボニル、(1−6C)アルキルチオ、(1−6C)アルキルスルフィニル
、(1−6C)アルキルスルホニル及びハロゲン−(1−6C)アルキルから選
択された置換基1個以上により置換されていてよく、但し、Xが=CH2NH−
1−CH=N−1−CH20−及び−CH。
S−(任意に酸素原子1又は2個を有する)から選択される場合、R1は、ヒド
ロキシではない。
種々の基の特に有利な基は、前記の適切な基である本発明のもう一つの態様では
、式Iの化合物又は薬学上認容性のその塩が提供され:その式中、R1は水素又
はヒドロキシであり:R2は水素であるか;又はR1及びR2は、−緒になって
いて、CR’−CR”は二重結合であす:Xは、 CH2CH2−1−CH=C
H−1−0CR2−1−COCH,−及び−5CH2−から選択され、その際、
最後の基は、任意に酸素原子1又は2個を有してよく;式中、環A及び環Bの内
の1つ又は両方は、任意に非置換であるか又はハロゲン、ヒドロキシ、ニトロ、
(1−6C)アルキル、(2−6C)アルケニル、(1−6C)アルコキシ、(
1−6C)アルキルチオ、(1−6C)アルキルスルフィニル、(1−6C)ア
ルキルスルホニル及びハロゲン−(1−6C)アルキルから選択された置換基1
個以上により置換されていてよい。
種々の基の特に有利な基は前記の適切な基である。
本発明のもう一つの態様では、式Iの化合物又は薬学上認容性のその塩が提供さ
れ:その式中、R1は水素又はヒドロキシであり;R2は水素であるか;又はR
1及びR2は、−緒になっていて、CRI−CR2は二重結合であり;Xは、−
CH,CH,−1−CH=CH−1−〇ミC−1− CH2O−1−〇CH2−
1−CH2NH−1−CH2NH−1−CH2CO−1−COCH,−1−CH
2S−1−3CH,−から選択され、その際、最後の2つの基の硫黄原子は、任
意に酸素原子1又は2個を有してよく;環Bは基Xに対しパラ位にあす;及び式
中、環A及び環Bのうちの1つ又は両方は、任意に非置換であるか又は独立して
、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、カルバモイル
、(1−6C)アルキル、(2−6G)アルケニル、(1−6C)アルコキシ、
(1−6C)アルキルアミノ、ジー[(1−6C)アルキルコアミノ、N−[(
1−6C)アルキルスルホニル、N。
N−ジー[(1−6C)アルキルスルホニル、(1−6C)アルコキシカルボニ
ル、(1−6C)アルキルチオ、(1−6C)アルキルスルフィニル、(1−6
C)アルキルスルホニル及びハロゲン−(1−6C)アルキルから選択された置
換基1個以上により置換されていてよく、但し、Xが=CH2N H−1−CH
20−及び−CH2S (任意に酸素原子1又は2個を有する)から選択される
場合、R1は、ヒドロキシではない。
種々の基の特に有利な基は、前記の適切な基であるもう一つの態様では、式Iの
化合物又は薬学上認容性のその塩が提供され:その式中、R1はヒドロキシであ
り;R2は水素であるか;又はR1及びR2は、−緒になっていて、CR’−C
R”は二重結合であり;Xは、 CH2CH2−1−CH=CH−1−C=C−
1−CH2O−1−0CR2−1−CH2N H−1−NHCH2−1−CH2
CO−1−COCR2−1−CH=N−1−N=CH−1−CH2S−1S C
Hx−から選択され、その際、最後の2つの基の硫黄原子は、任意に酸素原子1
又は2個を有しており;及び式中、環A及び環Bのうちの1つ又は両方は、任意
に非置換であるか又は独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シア
ノ、カルボキシ、カルバモイル、(1−6C)アルキル、(2−6C)アルケニ
ル、(1−60)アルコキシ、(1−6C)アルキルアミノ、ジー[(1−6C
)アルキルコアミノ、N−[(1−6C)アルキル]カルバモイル、N、N−ジ
ー[(1−6C)アルキル]カルバモイル、(1−6C)アルコキシカルボニル
、(1−6C)アルキルチオ、(1−6C)アルキルスルフィニル、(1−6G
)アルキルスルホニル及びハロゲン−(1−6C)アルキルから選択された置換
基111以上により置換されていてよく、但し、Xが=CH2N H−1−CH
=N−1−CHxOEtび=CH,S−(任意に酸素原子1又は2個を有する)
から選択される場合、R1は、ヒドロキシではない。
種々の基の特に有利な基は、前記の適切な基であるもう一つの態様では、式Iの
化合物又は薬学上認容性のその塩が提供され:その式中、R1はヒドロキシであ
り;R2は水素であり;Xは、 CH2CH2−1−CH=CH−1−C=C−
1−0CH,−1−NHCH2−1−CH,C0−1−COCHi−1−N=C
H−1−3CH,−から選択され、その際、最後の基の硫黄原子は、任意に酸素
原子1又は2個を有してよく:環Aは、1,4−フェニレン基であり;かつ式中
、環A及び環Bのうちの1つ又は両方は、任意に非置換であるか又は独立して、
ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、カルバモイル、
(1−6C)アルキル、(2−6C)アルケニル、(1−6C)アルコキシ、(
1−6C)アルキルアミノ、ジー[(1−6C)アルキルコアミノ、N−[(1
−6C)アルキル]カルバモイル、N、N−ジー[(1−6C)アルキルコカル
パモイル、(1−6C)アルコキシカルボニル、(1−6C)アルキルチオ、(
1−6C)アルキルスルフィニル、(1−6C)アルキルスルホニル及びハロゲ
ン−(1−6C)アルキルから選択された置換基1個以上により置換されていて
よい。
種々の基の特に有利な基は、前記の適切な基であるもう一つの態様では、R+は
水素又はヒドロキシであり;R2は水素であるか;又はR1及びR2は、−緒に
なっていて、CR’−CR2は二重結合であり;Xは、CH2CH2−1−CH
=CH−1−C=C−1−CH2N H−1N HCH2−1−CH,CO−及
び−CoCH2−から選択され、環Aは1.4−フェニレン基であり;かっ式中
、環A及び環Bのうちの1つ又は両方は、任意に非置換であるか又は独立して、
ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、カルバモイル、
(1−60)アルキル、(2−6C) 7 ル)7 = #、(1−6C)7に
コキシ、(1−60)アルキルアミノ、ジー[(1−6C−)アルキルコアミノ
、N−[(1−6C)アルキルスルホニル、N、N−ジー[(1−6C)アルキ
ルスルホニル、(16C)フル=+キシカルボニル、(1−6C)フルキルチオ
、(1−6C)アルキルスルフィニル、(1−6C)アルキルスルホニル及びハ
ロゲン−(1−60)アルキルから選択された置換基1個以上により置換されて
いてよく、但し、Xが=CH2NH−である場合、R1は、ヒドロキシではない
。
特に重要な態様では、R1はヒドロキシであり;R2は水素であり;Xは、−C
=C−であり;環Aは1゜4−フェニレン基であり:がっ式中、環A及び環Bの
うちの1つ又は両方は、任意に非置換であるか又は独立して、ハロゲン、ヒドロ
キシ、アミノ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、カルバモイル、(1−6C)アル
キル、(2−6C)アルケニル、(16G)アルコキシ、(1−6C)アルキル
アミノ、ジー[(1−60)アルキルコアミノ、N−[(1−6C)アルキル]
カルバモイル、N、N−ジー[(1−6C)アルキル]カルバモイル、(1−6
0)アルコキシカルボニル、(1−6C)7#キIL、fオ、(1−6C)フル
キルスルフィニル、(1−6C)アルキルスルホニル及びハロゲン−(1−6C
)アルキルから選択された置換基1個以上により置換されていてよい。
種々の基の特に有利な基は、前記の適切な基であるもう一つの重要な態様では、
R1は水素であり、R2は水素であり:Xは、 CH2CH2−1−CH=CH
−1−C=C−1−CH2NH−1−CH2CO−、−COCH2−から選択さ
れ;環Aは1.4−フェニレン基であり:かつ式中、環A及び環Bのうちの1つ
又は両方は、任意に非置換であるか又は独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、アミ
ノ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、カルバモイル、(1−6C)アルキル、(2
−6C)アルケニル、(1−6C)アルコキシ、(1−6C)アルキルアミノ、
ジー[(1−6C)アルキルコアミノ、N−[(1−6C)アルキルコカルパモ
イル、N、N−ジー[(1−6C)アルキル]カルバモイル、(1−6C)アル
コキシカルボニル、(1−6C)アルキルチオ、(1−6C)アルキルスルフィ
ニル、(1−6C)アルキルスルホニル及びハロゲン−(1−6C)アルキルか
ら選択された置換基1個以上により置換されていてよい。
種々の基の特に有利な基は、前記の適切な基であるもう一つの特に重要な態様で
は、R1は水素又はヒドロキシであり、R2は水素であるか;又はR1及びR2
は、−緒になっていて、CR’−CR2は二重結合であり:Xは、 CHz C
H2−1−CH=CH−1−〇CH2−1−5CH2−及び−COCH2−から
選択され:環A及び環Bは、両方とも非置換である6前記したように、環Bが基
Xに対しパラであるのが一般に有利である。
特に重要である本発明の化合物は、添付例に記載の化合物(及びその薬学上認容
性の塩)を包含し、従って本発明のもう一つの特徴として提供される。
本発明の好適な薬学上認容性の塩は、薬学上認容性のアニオンを提供する無機又
は有機の酸から誘導された酸−付加塩を包含する。従って本発明の塩の例は、塩
酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸、トリフルオル酢酸、クエン酸、酒石酸、
コハク酸、マレイン酸、フマル酸又は酢酸との酸付加塩を包含する。更に、好適
な薬学上認容性の塩は(ここで式Iの化合物は、十分に酸性であり、例えば式1
の化合物は酸性置換基、例えばカルボキシを有する)、薬学上認容性のカチオン
を供給する塩基を用いて形成されたものを包含する。
好適な塩基は、アルカリ金属塩(例えばナトリウム又はカリウム塩)、アルカリ
土類金属塩(例えばカルシウム又はマグネシウム塩)、アンモニウム塩又は生理
学上認容性のカチオンを提供する有機塩基との塩、例えばメチルアミン、ジメチ
ルアミン、トリエチルアミン、ピペリジン又はモルホリンとの塩を包含する。
本発明の化合物は、構造的に類似する化合物の製造に適用される既に公知の有機
化学の標準的方法により得ることができる。式Iの化合物又は薬学上認容性のそ
の塩のそのような製法は、本発明のもう一つの特徴として提供され、かつ次の有
利な方法により説明され、この方法では、種々の総称基、例えばR1,R2及び
Xが前に定義した任意の意味をとってよく、環A及び環Bは任意に非置換又は曲
記されたように置換されていてよい。
従って、本発明により、式lの化合物又は薬学上認容性のその塩の製法も提供さ
れ、この方法は、次の事からなる:
(a)R’及びR2が両方共水素である式Iの化合物を得るために、R1及びR
2が一緒になっており、CRI−CR2が二重結合である(但しXは、−c=c
−又は−CH=CH−ではない)式■の化合物を還元する還元は、例えば接触水
素添加又は好適な還元剤との反応により実施してよい。好適な反応条件は、例え
ば貴金属を含む触媒を使用する接触水素添加を包含する。
特別な触媒は、パラジウム、白金及びニッケル(特にラネーニッケルとして公知
の微細粉された状態のもの)及び貴金属が不活性担体、例えば炭素上に支持され
た触媒を包含する。支持触媒の詳細な例は、Pd/Cである。還元は、溶剤、例
えばアルコール、例えばエタノール中で、周囲温度(又はほぼ周囲温度ン及び任
意には圧力下で実施するのが有利である。
更に好適な反応条件は、例えばボラン、例えばジボランを用いる還元を包含する
。反応は、一般に、不活性溶剤、例えばテトラヒドロフラン又はメチルt−ブチ
ルエーテル中で、例えば0〜60℃で実施する。還元の間、反応を周囲温度より
下に(例えば約0℃まで)冷却するのが有利でありうる。生じたボランを有機酸
、例えば酢酸で処理することにより加水分解でき、この加水分解は0〜60℃で
実施してよく、かつ加熱(例えば還流)により促進することができる。
(b)R1及びR2が一緒になっており、CRI−CR”が二重結合である式l
の化合物を得るために、R1がヒドロキシであり、R2が水素である式Iの化合
物を脱水する。
脱水は、酸、例えば硫酸(例えば濃硫酸)又はp−トルエンスルホン酸を用いて
実施することができる。
反応は、有利に、加熱して実施し、有利には不活性溶剤を使用する。例えば反応
は、硫酸を約70〜130℃の温度で使用して実施してよいか;又は炭化水素溶
剤、例えばトルエン又はキシレン中で、周囲温度で還流させて、有利に還流下で
、p−)ルエンスルホン酸を使用して実施してよい。脱水は、不活性溶剤、例え
ばジクロルメタン中で、トリフルオル酢酸を使用して実施することもできる(周
囲1度から還流温度迄で)(c)R’及びR2が一緒になっており、CR’−C
R2が二重結合である式Iの化合物を得るために、Zが離脱基である式11の化
合物を塩基で処理する。
Zの好適な基は、例えばハロゲン、例えばクロル、ブロム、ヨード又はメチルス
ルホニルオキシ又はトルエンスルホニルオキシ基である。好適な塩基はヒドロキ
シド(例えば水酸化カリウム又は水酸化ナトリウム)及びアル−キシド(例えば
カリウムt−ブトキシド又はナトリウムエトキシド)を包含する。
反応は、有利に、溶剤、有利に極性有機溶剤の存在下に実施される。好適な溶剤
は、例えばアルコール(例えばエタノール)又は非プロトン性溶剤、例えばジメ
チルホルムアミド又はN−メチルピロリドンを包含する。反応は、周囲温度又は
高められた温度、例えば周囲温度と反応混合物の還流温度との間の温度で、実施
してよい。この方法は、一般に、Xが−OCH。
−又は−3CH2−である場合に、(b)に記載されたものより有利である。
式I+の化合物は、R1がとドロキシである式Iの化合物から製造することがで
きる。例えばR1がヒドロキシであり、R2が水素である式Iの化合物は、Zが
ハロゲンの場合には、適切なハロゲン化リン(例えばPC15、PBr3又はP
I3)と反応させてよく、又はZがクロルの場合は、塩化チオニルとの反応によ
る。
R1がヒドロキシである式Iの化合物は、塩化メシルと反応してZがメチルスル
ホニルオキシである化合物になり;かつ塩化トシルと反応して、Zがトルエンス
ルホニルオキシである化合物になる。
(d)Xが−COCH2−である式Iの化合物を得るために、Mが金属原子又は
その誘導体である式II+の有機金属化合物を式IVの化合物と反応させる。
好適なMは、例えばマグネシウム及びリチウムを包含する。Mがマグネシウムの
場合は、式−MgX (式中、Xはハロゲン原子、例えばヨード又はブロムであ
る)の誘導体の形で存在するのが有利であるので、式II+の有機化合物はグリ
ニヤール試薬として公知の形である0反応は、一般に、不活性溶剤、例えば無水
ジエチルエーテル又はテトラヒドロフラン中で、冷却しながら実施する0例えば
反応を、0℃を下回る温度で、例えばO〜−78℃の温度で実施してよい。
式II+の化合物は、rhalJがハロゲン原子、例えばヨード又はブロムであ
る式I]1!の化合物から製造してよい。式111aの化合物を直接に金属Mと
反応させてよい。従って、マグネシウムの場合には、式II+のグリニヤール試
薬は、技術上周知であるように、「halJがブロム又はヨードである式III
!の化合物とマグネシウム削り屑とを不活性溶剤、例えばジエチルエーテル中で
反応させることにより製造することができる。Mがリチウムである場合、式II
+の化合物は、技術上周知であるように、式111aの化合物を、不活性溶剤、
例えばジエチルエーテル中で、リチウムと反応させるか、又は不活性溶剤、例え
ばジエチルエーテル又はテトラヒドロフラン中で、アルキルリチウム誘導体、例
えばS−ブチルリチウムと反応させることにより製造することができる。
(e)Xが−CH=N−である式1の化合物を得るために弐Vの化合物と式Vl
の化合物とを反応させる。
反応は、一般に不活性炭化水素溶剤、例えばトルエン又はベンゼン中で、加熱(
例えば還流)下に実施する。反応は、反応中に生じた水を共沸蒸留で除去するこ
とにより促進することができる。
Cf> Xが=CH2−NH−又は−NHCH2−である式1の化合物を得るた
めに、Xが(適切なものとして)−CH=N−又は−N=CH−である式Iの化
合物を還元する。
反応は、化学的還元剤、例えば水素化物を使用して、溶剤、例えばアルコール中
で、周囲温度で実施してよい。従って、特別な例では、還元は、水素化ホウ素ナ
トリウムを使用してメタノールの溶剤中で周囲温度で実施してよい。還元は、(
a)に記載のものと同様の条件を使用して、接触水素添加により実施してもよい
有利な還元法は、環A及び環Bの置換基及びXの基の特性に拠るであろう。従っ
て、例えば、脱ベンジル化が可能な場合(例えば、Xが=CH2NH−である場
合)には、化学的還元剤を使用するのが一般に有利である。
(g)Xが−N HCH2−1−QC)−I2、−5CH2−であり、R1がヒ
ドロキシであり、R2が水素である式Iの化合物を得るために、Zが適切なもの
として−NH2、−0H又は−3Hである式VIH7)化合物を式Vl11の化
合物と反応させる。
反応は、溶剤、例えば不活性炭化水素、例えばトルエン中で、加熱下に実施する
のが有利である。反応は、酸又は塩基の存在により促進することができる。
式Vlllの化合物を、後に例6に記載するように現場製造するのが有利である
。
式v111の化合物は、技術上周知であるように、「ハロヒドリン」から製造す
ることもできる。ハロヒドリンは、例えばHOCIを使用して、相当するオレフ
ィンの酸化により製造することができ、ハロヒドリンを塩基(例えばNa0H)
で処理して、式Vlllの化合物が得られる。
(h)Xが−CH=CH−である式1の化合物を得るために、式1xの化合物と
式Xの化合物とを塩基の存在下に反応させる。
好適な塩基はアルコキシド、例えばカリウムt−ブトキシドを包含し、かつ反応
は不活性溶剤、例えばテトラヒドロフラン中で、周囲温度を下回るような冷却下
に(例えば−40℃〜O℃)実施するのが有利である。
式IXの化合物は、Wがハロゲン、例えばクロルである式IXaの化合物をトリ
フェニルホスフィンと反応させて製造することができる。好適な条件は、後記例
21に記載の条件である。
(1)Xが=CH2CH2−である式■の化合物を得るために、Xが−CH=C
H−又は−C=C−である式Iの化合物を還元する。
反応は、前記(a)に記載のものと同様の条件を使用する接触水素添加により実
施するのが有利である。
もう一つの合成では、式: A r CH2CH2h a 1(式中、Arは環
A及び環Bを有するビフェニル基を表し、halはハロゲン、例えばブロムを表
す)の化合物を、S−ブチルリチウムの存在下に、不活性溶剤、例えばテトラヒ
ドロフラン中で、冷却(例えば−70℃)しながら、キヌクリジン−3−オンと
反応させる(j)Xが一〇H2Co−である式1の化合物を得るために、Mが金
属原子又はその誘導体である式XVII+の化合物と式XIXの化合物とを反応
させる。
Mの好適な基及び好適な反応条件は、前記(d)に記載のものである。式XVI
I+の化合物は、相応のハロゲン化合物から、前記(d)に記載の式II+の化
合物の製造と類似の方法で製造することができる。
(k)Xが=CH2〇−又は−〇H2S−である式Iの化合物を得るために、式
XIの化合物を式Xl+の化合物と反応させ;式中、Zlは離脱基であり、I2
は−YMであるか又はZlは−YMであり、I2は離脱基であり、ここでYは(
適切なものとして)酸素又は硫黄であり、Mは金属原子である。
好適な離脱基は、例えばハロゲン(例えばクロル、ブロム又はヨード)、メタン
スルホニルオキシ、トルエンスルホニルオキシ又はトリフルオルメタンスルホニ
ルオキシを包含し、好適な金属は、例えばナトリウム及びリチウムを包含する。
工程は、一般に、好適な溶剤、例えば炭化水素、例えばトルエン又はキシレン又
はエーテル、例えばジオキサン又はテトラヒドロフランの存在下に、例えば20
〜150℃の範囲の温度で実施する。
反応の間、特にzlが−YMである場合に、キヌクリジン窒素原子を、後記(0
)に記載のように、保護することが望ましい。
(1)Xが−N=CH−である式Iの化合物を得るために、式xlvの化合物と
式Xの化合物とを反応させる好適な反応条件は、前記(e)に記載のものである
(m)Xが一5CH2−又は−CH2S (式中、硫黄原子は酸素原子1又は2
個を有する)である式Iの化合物を得るために、Xが一5CH2−又はCH25
−である式Iの相当する化合物を酸化する。
Xが一5CH2−である式Iの化合物を、例えば過ヨウ素酸ナトリウムの適切凰
を用いて酸化して、硫黄原子が酸素原子1個を有するもの(即ち「スルホキシド
」)にする。硫黄原子が酸素原子2個を有する化合物(即ち「スルホンJ)へ更
に酸化することは、過酸、例えば過酢酸又は過酸化水素を使用して実施すること
ができる。硫黄化合物を相当するスルホキシド及びス特表千7−502283
(11)
ルホンにする酸化は、化学技術上周知である。Xが−CH2S−である式1の化
合物は、同様に酸化して、相当するスルホキシド又はスルホンにすることができ
る。
幾つかの場合には式1の化合物を酸化してスルホンが得られることは、キヌクリ
ジン環の窒素原子が酸化されてN−オキシドになることを伴いうる。そのような
場合には、キヌクリジンN−オキシド基は、技術上周知の還元剤、例えば二酸化
硫黄を使用して、前記(a)に記載のようにして、スルホンに影響せず、キヌク
リジン基に還元することができる。
(n)Xが−OCH,−又は−8CH2−であり、R1及びR2の両方が水素で
ある式lの化合物を得るために、Yが適切なものとして、酸素又は硫黄である式
xvの化合物とZが離脱基である式X■■の化合物とを反応させる。
好適な離脱基は、ハロゲン、例えばクロル、ブロム又はヨード、メタンスルホニ
ルオキシ及びトルエンスルホニルオキシを包含する。反応は、一般に塩基、例え
ばアルカリ金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムの存在下
に、溶剤、例えばジメチルスルホキシド又はジメチルホルムアミド中で実施する
。
(o)Xが−CH20−又は−CH2S−であり、R1及びR2が水素である式
Iの化合物を得るために、Yが適切なものとして、酸素又は硫黄であり、Qが保
護置換基である式XV11の化合物とWが離脱基である式1x易の化合物とを塩
基の存在下で反応させ、置換基Qを離脱させる。
反応は、極性非プロトン性溶剤、例えばジメチルホルムアミド中で実施するのが
有利である。好適な塩基は、金属水素化物、例えば水素化ナトリウムを包含する
。
Qの好適な基は、−BH3及び酸素を包含する。従って、Qが−BH3である式
XVI+の化合物は、キヌクリジン−3−オール(又は相当するチオール)をB
H、、THFで処理することにより製造することができる。式XVI+の化合物
との反応に引き続き、−BH3置換基を、溶剤、例えばアセトン中で、酸、例え
ば塩酸で処理して除去することができる。Qが酸素である化合物は、例えば30
%過酸化水素を用いて、キヌクリジン−3−オールを酸化して製造することがで
きる。
式XV11の化合物との反応に引き続き、N−オキシドを、例えば二酸化硫黄を
用いて還元し、式Iの化合物を得ることができる。
(p)Xが−CミC−である式■の化合物を得るために、Xが−CH=CH−で
ある式■の化合物と7’iロゲンとを反応させ、次いで塩基で処理する。
好適なハロゲンは、臭素であり、反応は、不活性溶剤、例えば四塩化炭素中で実
施するのが有利である。
好適な塩基は、例えばカリウムt−ブトキシドを包含する。この処理は、溶剤、
例えばTHF中で加熱して(例えば周囲温度から約70℃までの温度)実施する
のが有利である。
(q)Xが一〇=C−である式lの化合物を得るために、Mが金属原子である弐
X1llの化合物をキヌクリジン−3−オンと反応させる。
好適な金属はリチウムであり、好適な反応条件は、前記(d)に記載のものであ
る。
(r)Xが−CミC−であり、R1が水素又はヒドロキシであり、R2が水素で
ある化合物を得るために、R1が水素又はヒドロキシであり、R2が水素である
式xxの化合物とZが離脱基である式Vl+の化合物とを、触媒の存在下に反応
させる。
好適な触媒は、例えば遷移金属錯体、例えばパラジウム又はニッケル錯体を包含
する。特別な触媒はパラジウムCI+)錯体であり、詳細な例はPd (PPh
3)2C12である。Zの好適な基は、例えばハロゲン(例えばクロル、ブロム
又はヨード)、メタンスルホニルオキシ、トルエンスルホニルオキシ及びトリフ
ルオルメタンスルホニルオキシを包含する。反応は、一般に塩基、例えばアミン
、例えばトリエチルアミンの存在下に、溶剤、例えばジメチルホルムアミド中で
、加熱(例えば60〜100℃)しながら実施する。反応はヨウ化銅(1)の存
在下で実施するのが有利である。
式xXの化合物は、図式11及び2bにより製造することができる。
(s)Xが−C=C−であり、R1が水素又はヒドロキシであり、R2が水素で
ある化合物を得るために、R1が水素又はヒドロキシであり、R2が水素である
式XXIの化合物とZが離脱基である式Vl+の化合物とを、触媒の存在下に反
応させる。
好適な反応条件は、前記(p)に記載のものである。
弐XXIの化合物は図式1b及び2!により製造することができる。
(t)Xが−CH2CO−である式Iの化合物を得るために式XX11の化合物
を脱炭酸する。
脱炭酸は、一般に式XXI+の化合物を加熱することにより実施する。好適な温
度は、約100〜約180℃の温度を包含し、反応は、溶剤中で実施してよい。
式xX目の化合物は、弐XXl11の化合物を加水分解することにより製造する
ことができる。好適な加水分解条件は、有利には高められた温度で、無機酸、例
えば硫酸又は塩酸を使用する酸性加水分解を包含する。従って、一般に、弐Xl
l+の化合物を、式XXI+の化合物を単離することなく式Iの化合物に変換す
るのが有利である。
従って、特に、式X111の化合物を、硫酸又は塩酸中で、例えば100〜15
0℃に加熱してよい。例えば式XII+の化合物を硫酸水中で約100℃又は濃
塩酸中で約115℃まで加熱してよい。
弐XXI目の化合物は、適切なビフェニルアセトニトリルと塩基、例えば水素化
ナトリウムとを、不活性溶剤、例えばキシレン中で反応させ、続いて高められた
温度、例えば反応混合物の還流温度でキヌクリジン−3−カルボン酸エステル(
例えばメチルエステル)と反応させることにより製造することができる。特に好
適な反応条件は、後記例13に記載のものである。ビフェニルアセトニトリルは
、技術上周知である方法、例えば式IXの化合物とシアン化物、例えばシアン化
ナトリウムとを、極性非プロトン性溶剤、例えばアルコール(例えばエタノール
又はエタノール水)中で、高められた温度で(例えば反応混合物の還流温度で)
反応させることにより製造することができる。
(u)Zが好適な離脱基である式XX+Vの化合物と、Ll及びLlが好適な配
位子である式xxvの化合物とを触媒の存在下に反応させる。
Zの好適な基は、例えばハロゲン、例えばブロム又はヨード及びトリフルオルメ
タンスルホニルオキシ基を包含する。ホウ素原子上にある配位子L+及びLlの
好適な基は、ヒドロキシ、(1−4C)アルコキシ(例えばメトキシ又はエトキ
シ)及び(1−6C)アルキル(例えばメチル、エチル、プロピル又はブチル)
から独立して選択された基を包含する。基L1及びLlは、これらが結合してい
るホウ素原子と一緒にボロキシン環を形成してよい。基L1及びLlは、−緒に
結合して一オキシアルキレンオキシー基を定義できるので、Ll及びLlは、ホ
ウ素原子と一緒に環状ホウ酸塩エステル基を定義する。特に好適な離脱基は、基
−B (OH)2である。
好適な触媒は、例えばパラジウム(0)、パラジウム(1り、ニッケル(0)及
びニッケル(II)触媒から選択された触媒を包含する。特別な触媒は、例えば
テトラキス−(トリフェニルホスフィン)ニッケル(0)、ビス(トリフェニル
ホスフィン)ニッケル(11)クロリド、塩化ニッケル(I +)、塩化パラジ
ウム(11)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)クロリド、
ビス(トリフェニルホスフィン)フェニルパラジウムヨーシト及びテトラキス(
トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)を包含する。ラジカル開始剤、例え
ばアゾ(ビヌイソプチルニトリル)も存在してよい。
工程は、一般に、好適な溶剤又は希釈剤、例えば炭化水素、例えばトルエン又は
キシレン又はエーテル、例えばジオキサン又はテトラヒドロフランの存在下に、
例えば20〜150℃の範囲の温度で実施する。
弐XXV(r)化合物は、式: RO−BL’(Ll)(式中、Ll及びLlは
、前に記載のようにアルキル又はアルコキシ基である)のホウ素化合物の反応に
より製造することができる。従って、例えば式: B(OR)3 (式中、Rは
、(1−6C)アルキル基である)の化合物を、グリニヤール試薬と反応させる
か、又は式+Ar−hal(式中、rhalJはハロゲン原子、例えばブロム又
はヨードを表し、Arは環Bを表す)の化合物から、前記(d)に記載のような
標準方法を使用して誘導されたフェニルリチウム化合物と反応させてよい。
反応は、一般に、溶剤、例えばテトラヒドロフラン又はジエチルエーテル又はこ
れらの混合物中で、−78〜25℃の温度で実施する。ホウ素に結合している配
位子がアルコキシである式Xxvの化合物を、標準技術を用いて、加水分解によ
り、配位子がヒドロキシであるものに変換することができる。ボロキシン化合物
を、後者から、標準方法を用いて、脱水により製造することができる。
式Xxvの化合物を式Iの化合物の製造のための前に記載の方法と同様にして製
造することができる。
前記に関する種々の出発物質は、公知であるか又は技術上周知である技術により
公知物質から製造することができる。例えばビフェニル誘導体は適切なベンゼン
誘導体を触媒を用いてカップリングさせることにより製造することができる。例
えば銅触媒を使用してよい(ウルマン反応)。ビフェニル誘導体は、触媒の存在
下で、フェニルボロン酸誘導体と式:Ar−X(式中、Arは、フェニル環であ
り、Xは離脱基、例えばブロム又はトリフレート(1+1llNe)である)の
化合物とを反応させて製造することもできる。反応は、好適な反応条件が記載さ
れる(u)に記載のものと類似している。
ここに記載の幾つかの反応においては、化合物中の任意の不安定基を保護するこ
とが必要/所望であることが認識されるであろう。保護が必要又は所望である例
及び保護に適する方法は当業者に公知である。従って反応成分が基、例えばアミ
ノ、カルボキシ又はとドロキシを包含する場合には、その基を前記の何らかの反
応中で保護することが望ましい。ヒドロキシのための好適な保護基は、例えばシ
リル基、例えばトリメチルシリル又はt−ブチルジメチルシリル、テトラヒドロ
ピラニル及びエステル化基、例えばメチル又はエチルエステルを包含する二アミ
ノ基用には、ベンジルオキシカルボニル及びt−ブトキシカルボニルを包含する
。カルボキシ基は、還元形、例えば相当する保護アルコールの形で保護でき、こ
れは引き続いて酸化されてカルボキシ基を生じる。保護基は、化学技術上周知の
慣用技術を用いて、合成の任意の都合のよい段階で除去することができる。
式Iの特別な化合物を製造する有利な方法は、種々の基の特性に依存しているこ
とも認識されるであろう。
同様に、試薬の有利な選択は、存在する種々の基の特性に依存するであろう。例
えば、特別な化合物を還元することが必要な場合、還元剤は、一般に他の存在す
る基(g+ouρing)に干渉しないものであるよう選択される。
本発明の化合物中の種々の任意の置換基は、標準芳香族置換反応により導入され
るが又は前記方法の前に又は前記方法に続いてすぐに慣用の官能基変性により形
成されることも認識されるだろうし、このことは本発明の方法の態様に含まれる
。そのような反応及び変性は、例えば芳香族置換反応による置換基の導入、置換
基の還元、置換基のアルキル化及び置換基の酸化を包含する。そのような方法の
ための試薬及び反応条件は、化学技術上周知である。芳香族置換反応の特別な例
は、濃硝酸を用いるニトロ基の導入、フリーデル−クラフッ条件下で、例えばハ
ロゲン化アシル及びルイス酸(例えば三塩化アルミニウム)を用いるアシル基の
導入;フリーデル−クラフッ条件下で、ハロゲン化アルキル及びルイス酸(例え
ば三塩化アルミニウム)を用いるアルキル基の導入;及びハロゲン基の導入を包
含する。変性の特別な例は、例えばニッケル触媒を用いる接触水素添加にょるア
ミノ基へのニトロ基の還元、又は塩酸の存在下で、加熱下での鉄による処理:ア
ルキルスルフィニル又はアルキルスルボニルへのアルキルチオの酸化を包含する
。
式Iの化合物の薬学上認容できる塩が必要な場合には、例えば前記化合物を適切
な酸(生理学上認容性のアニオンを提供する)と、又は適切な塩基(生理学上認
容性のカチオンを提供する)と反応させるが又は任意の他の慣用の塩の製法によ
り得ることができる。
予め記載のように、式lの化合物(及びその薬学上認容性の塩)は、酵素スクア
レンシンターゼのインヒビターである。従って本発明の化合物は、デノボ・スク
アレン合成の阻害によりコレステロール生合成を阻害することができる。
本発明の化合物の有益な薬学的特性は、次の技術1種以上を用いて示すことがで
きる。
(a)スクアレンシンターゼの阻害
このテストで、放射性物質(トリチェージョンされたファルネシルビロリン酸)
からのスクアレン合成を妨げる化合物の能力を評価する。
テスト化合物は、リン酸カリウム(50mM)、MgCIz (4,95mM)
、KF (9,9mM)、NADPH(0,9mM)及びラットレバーのミクロ
ンームタンパク質(20μg)を含有する緩衝溶液200μm中の25マイクロ
モルの濃度でインキュベートする。ラットレバーのミクロソームを、刊行された
欧州特許出願第324421号明細書に記載の方法により製造し、検定の前に液
体窒素中に貯蔵する。検定ガラス瓶は、インキュベーションの間37℃に保持す
る反応は、物質(1−[:3H]−ファルネシルピロリン酸)を添加して(最終
濃度20μM)開始し1反応時間15分後に4%KOH50μlを添加して停止
させる。C−18オクタデシルIceポンドカラム(C−18oc+adecy
l 1ceBond Column:^nilylichem InIprod
ucl No、617]01)への適用後に反応生成物を未反応物質から分離す
る。水性フラクションを0.1MKOH250μlで溶離させる。次いで、スク
アレンをヘキサン中の10%酢酸エチル1.0mlで溶離し、放射能を測定する
。テスト化合物の存在及び不在での放射能の差は、阻害のレベルを決定するのに
使用できる。テスト化合物が、25マイクロモルで約70%より多く阻害する場
合には、一般に、25及び2.5マイクロモルで再検査す、る。テスト化合物の
IC5o(スクアレン合成の50%阻害をもたらす濃度)は、2種の濃度の結果
から予期される数種の、例えば5種類の濃度で化合物をテストして決定すること
ができる。次いで、IC6゜は、テスト化合物の濃度に対する阻害の割合のプロ
ットから決定することができる。
一般に、式■の化合物は、前記テストでは、約0゜001〜25μMの範囲の濃
度で、重要な阻害を示す実例として、後の例5に記載の式1の化合物のスクアレ
ンシンターゼ阻害特性は、IC5o 1.4X10これは、デノパ肝コレステロ
ール合成を外因性投与された14C−アセテートから測定する、ラットにおける
急性生体内テストである。
メスのラット(35〜55g)をテスト前約2週間の期間、逆層明条件(赤色光
0200h 〜1400h)で飼育する。動物は、この期間、自由に食べかつ水
を飲むことを許されている。テストでは、動物は125〜150gの体重である
べきである。
テスト化合物を0.5%ポリソルベート中に溶解するか懸濁させて、経口摂取に
より又は腹腔内又は静脈内投与により投薬できる。対照動物には賦形薬のみを与
える。1時間後、ラットに塩類液0.25m1の容量中の[2−”Cコーアセテ
ート(NEN DυFONT、比活性45〜60+aCi/mmol NEC−
085H又はAMER3HAM 比活性 50〜60mC1/mmol CFA
14) 25*Ci (1007Ci/ml)を腹腔内に注射する。更に1時
間後、ラントなハロセンで末端麻酔し、腹部大静脈から血液サンプルを採る。
血漿1 m lを凍結乾燥させ、次いでエタノール性KOH(33%KOH1部
、エタノール9部)2ml中で75℃で2時開けん化する1等量の水を添加後に
、未けん化脂質をヘキサン5 m lの容量で2回抽出する。
ヘキサン抽出物を蒸発乾固し、残分はエタノールに溶かしてコレステロール比放
射能を決定する。EC6゜の値を標準法で決定することができる。
一般に、式Iの化合物は約0.1〜100mg/kgの範囲の活性を示す。実例
として、例17に記載の式■の化合物のスクアレンシンターゼ阻害特性は、ED
8011mg/k gを示した。
式1の化合物をその最小阻害用量又は濃度の数倍で投与した場合に、明白な毒性
は検出されなかった。
前記のように、本発明の化合物はスクアレンシンターゼインヒビターであり、従
ってコレステロール生合成を阻害する特性を有する。従って、本発明の化合物は
、スクアレンシンターゼの阻害が望ましい疾病又は医学的状態、例えば血漿中の
コレステロールのレベルを下げるのが望ましいものの治療に有用である。特に、
本発明の化合物は、過コレステリン血症及び/又は粉瘤性血管変性を伴う虚血性
疾病、例えばアテローム性動脈硬化症の治療に有用である。本発明の化合物は真
菌感染の治療にも有用である。
従って、本発明のもう一つの特徴により、そのような治療を必要とする温血動物
(例えばヒト)におけるスクアレンシンターゼの阻害法が提供され、この方法は
、前記動物に式Iの化合物(明細書中で定義されている)又は薬学上認容性のそ
の塩の有効量を投与することからなる。特に、本発明は、コレステロール生合成
の阻害法、特に過コレステリン血症及び粉瘤性血管変性(例えばアテローム性動
脈硬化症)の治療法を提供する。
従って、本発明は、血漿中のコレステロールのレベルを下げるのが望ましい疾病
又は医学的状態(例えば、過コレステリン血症及びアテローム性動脈硬化症)の
治療用医薬の製造のために、式Iの化合物(明細書中で定義されている)又は薬
学上認容性の塩を使用することも提供する。
コレステロール生合成の阻害が望ましい疾病及び医学的状態の治療、例えば、過
コレステリン血症又はアテローム性動脈硬化症の治療で使用される場合、式1の
化合物(又は薬学上認容性のその塩)を、経口で、静脈内で、又は任意の他の医
学的に認容できる経路で投与するので、一般的な範囲、例えば0.01〜50m
g/体重kgの用量で摂取されることが観察される。
しかしながら、投与された正確な用量は、疾病の性質及び苦しさ、治療される患
者の年齢及び性別及び投与の経路により必然的に変化することは、理解されるで
あろう。
一般に、式Iの化合物(又は薬学上認容性のその塩)は、通常、薬学上認容性の
希釈剤又はキャリヤーと一緒に、薬剤組成物の形で投与され、そのような組成物
は本発明のもう一つの特徴として提供される。
本発明の薬剤組成物は、種々の投薬形であってよい。
例えば経口投与用には錠剤、カプセル、溶液又は懸濁液の形で、直腸投与用には
座薬の形で、例えば静脈内注射又は筋肉内注射による非経口的投与用には無菌溶
液又は懸濁液の形であってよい。
組成物は技術上周知の薬学上認容性の希釈剤及びキャリヤーを用いて慣用法で得
ることができる。経口投与用錠剤及びカプセルは、胃中で式lの化合物(又は薬
学上認容性のその塩)の活性成分が溶解するのを最小にするため、又は不愉快な
味を遮蔽するため、コーチング、例えばエンテリツクコーチング(例えば酢酸フ
タル酸セルロースに基づくもの)を用いて形成するのが有利である。
本発明の化合物は、所望の場合には、心臓血管疾病の治療に有用であることが知
られている他の薬剤1種以上と一緒に、例えばHMG−CoAリダクターゼイン
ヒビター、例えばロバスタチン(Iovaslalin)、胆汁酸シークニスト
ラン、他の抗過コレステリン血症剤、例えばフィプレート(目bri1g)、例
えばゲムフィブロジル(gemlibrotil)及びニコチン酸及び冠動脈性
心臓病の治療用薬剤と一緒に(又は引き続いて)投与してよい。もう一つの例と
して、本発明化合物は、所望の場合には、アンジオテンシン変換酵素(ACE)
インヒビター、例えばカプトグリル(ciptopril)、リシノブリル(l
isinop目1)、ゾフェノプリル(tolenopril)又はエナラプリ
ル(enslspril)と−緒に(又は続けて)投与してよい。
本発明の化合物は、抗真菌剤としても有用であり、そこで、本発明は真菌感染の
治療法も提供し、この方法は、そのような治療を必要とする温血動物、例えばヒ
トに、式Iの化合物又は薬学上認容性のその塩の有効量を投与することからなる
。このようにして使用する場合には、本発明の化合物は、前記の処方に加え、局
所的投与のために応用でき、かつそのような組成物は本発明のもう一つの特徴と
して提供される。そのような組成物は種々の形で、例えばクリーム又はローショ
ンであってよい。
本発明を次の例により詳説するが、本発明はこれに限定されるものではない。例
中で、他に記載が無ければ次の通りである:
(i)1発は、mでの回転msにより実施した;(ii)操作は、18〜26℃
の範囲の室温で実施した(iii)収率は、説明のためにのみ記載し、必ずしも
、勤勉な工程の開発により得られる最大値ではない;(ii)プロトンNMRス
ペクトルは、通常、溶剤としての重水素化された水(他に記載が無い場合)中で
、内部標準としてテトラメチルシラン(TMS)を使用して、200MHzで測
定し、かつ化学シフト(デルタ(直)として、TMSに対してミリオン当たりの
部で表現し、かつ主ピークの名称には慣用の略語を用いる:S、シングレット二
m、マルチプレット;t、トリブレット;br、広幅;d、ダブレット。
(v)最終生成物すべてを、微量分析、NMR及び/又は質量分光法により特徴
付ける。
(マi)個々の基及び再結晶溶剤に慣用の略語を使用し、例えばM e =メチ
ル、Et=エチル、Pr=プロピル、Pr’=イソプロピル、Bu=ブチル、B
u’=イソブチル、ph=フェニル、EtOAc冨酢酸エチル、Et、O=エ
ーテル、M e CN =アセトニトリル、MeOH=メタノール、E t O
H=エタノール、Pr’0H=2−プロパツール、H!0=水である;(マ11
)フラッシュカラムクロマトグラフィー又は中圧液体クロマトグラフィー(MP
LC)をシリカゲル[フルカ社(Fluka AG、Buchs、5w1tze
rland)製フルカ・キーセルゲル(Fluka Kiessel(cl)
60 (カタログ番号6073B)又はE メルツク社(E Merck、Da
rmsladl。
Ge+m1n7)製メルック・キーセルゲル・アート(Metck Kiess
elgel Art) 9385コな用いて実施する。
五上
テトラヒドロフラン(5,0m1)中の4−ブロムビフェニル(2,3g)の溶
液をテトラヒドロフラン(5,0m1)中のマグネシウム削り屑(240mg)
の撹拌された懸濁液に滴加した。ヨードエタン数滴で反応を開始させた後に、反
応を、全てのマグネシウムが消費される迄(はぼ1時間)還流加熱した。次いで
混合物を周囲温度まで冷却し、次いでテトラヒドロフラン(5,0m1)中の3
−キヌクリジニルアセトニトリル(750m g )の溶液を撹拌混合物に添加
した。
反応混合物を周囲温度で16時間撹拌し、次いで還流させて1時間撹拌した。混
合物を冷却し、飽和塩化アンモニウムを添加し、混合物をエーテルで抽出した。
エーテル抽出物を分離し、乾燥させ(MgSO4)、蒸発させた。残分を4M塩
酸水溶液で処理し、混合物をスチームパス上で30分間加熱した。次いで混合物
を冷却し、4M水酸化ナトリウム水溶液で塩基性にし、エーテルで抽出した。エ
ーテル抽出物を分離し、乾燥させ(M g S 04) 、濾過し、過剰のエー
テル性塩化水素を添加してゴム状物が得られた。エーテルをデカントし、ゴム状
物をエタノールから晶出させ、融点247℃の固体として3−(ビフェニル−4
−イルカルボニルメチル)キヌクリジンヒドロクロリドが得られた(80mg)
:微量分析により、C72,8%、H7,2%、N 4.0%が判明した; C
21H23NO,HCI 0 、25 H2O(計算値):C72゜8%、H7
,08%、N4.04%;
NMR(D20):
3−キヌクリジニルアセトニトリルの製造は、例えば英国特許第1416958
号明細書に記載されてし\る。
、似」エ
カリウム−t−ブトキシド(1,12g)を、無水テトラヒドロフラン(60m
l)中の4−ビフェニルメチルトリフェニルホスホニウムクロリド(4,4g)
の撹拌懸濁液にアルゴン下で添加した。濃いオレンジ−レッド色の反応混合物を
30分間撹拌した。次いで、反応混合物を一40℃まで冷却し、無水テトラヒド
ロフラン(5,0m1)中の3−ホルミルキヌクリジン(570mg)の溶液を
10分間にわたり滴加した。
反応混合物を周囲温度まで加温し、かつ該反応混合物をこの温度で16時間撹拌
した。テトラヒドロフランを蒸発させ、残分をジクロルメタン中に溶かした。溶
液を水で洗浄し、乾燥させ(M g S 04) 、蒸発させて、半固体物質が
得られ、これは、ジクロルメタン中の10%メタノールの溶離剤を用いるフラッ
シュカラムクロマトグラフィー(メルック(Merck) 9385シリカゲル
)により精製して、トリフェニルホスフィンオキシトを除去し、次いで、0.8
80アンモニア1%を含有するジクロルメタン中の10%メタノールの溶離剤に
よりZ−3−[2−(ビフェニル−4−イル)ビニル]キヌクリジン(Rf=0
.72)が得られた。
これをエタノール中に溶かし、過剰のエーテル性塩化水素を添加し、次いで、結
晶化が始まるまでエーテルを添加した。固体を濾過して集め、乾燥させて、融点
216〜217℃の無色固体としてZ−3−[2−(ビフェニル−4−イル)ビ
ニル]キヌクリジンヒドロクロリドが得られた(9omg):微量分析により、
C76,1%、H7,4%、N 4.4%が判明した; Cz+H*iN−HC
1、0、25N20 (計算値)+(76,3%、H7,4%、N 4.2%:
NMR(DxO) :
1.8−2.15(5H,01>、 2.15−2.4(IH,m)、 3.0
2−3.6(6H,+n)、 5.89−6.0(IH。
t)s 6.3−6j6(LH,d、 J−12ヘ*ツ)、 7.3−7.4(
2H,d)、 7.4−7.6(3H,l11)。
7.6−7.8(4H,t)H11/2290 (M+H)。
訪記溶離剤を用いて更に溶離すると(混合異性体を含有するフラクションの後に
)純粋E−3−[2−(ビフェニル−4−イル)ビニルコキヌクリジン(Rf=
0.6)が得られ、これは前記のように塩酸塩に変換し、融点〉300℃のE−
3−[2−(ビフェニル−4−イル)ビニル]キヌクリジンヒドロクロリドが得
られた(65mg);微量分析により、C73゜4%、H7,6%、N 4.3
%が判明した。C21H23N 、 HCl 、 N20 (計算値):C73
,36%、87.57%、N4.07%:
NMR(D、O):
4−ビフェニルメチルトリフェニルホスホニウムクロリドは、トリフェニルホス
フィン(7,86g)及特表平7−502283 (16)
び4−クロルメチルビフェニル(2,02g)の混合物を160℃で1時間撹拌
することにより製造した(密な固体が生じた)。反応混合物を冷却し、エタノー
ル(20mls)を添加し、混合物を還流下に完全に溶解するまで加熱した。次
いで、ヘキサン(80ml)を溶液にゆっくり添加し、次いで、混合物を冷却し
て、濃い白色沈殿物が得られた。この固体を濾過により集め、エーテルで洗浄し
て、融点283〜284℃の4−ビフェニルメチルトリフェニルホスホニウムク
ロリドが得られた(4.6g)。
三重
炭素上の10%パラジウム(40mg)を、メタノール(10m l )中のギ
酸アンモニウム(250mg)及び3− [2−(ビフェニル−4−イル)ビニ
ル]キヌクリジンのE/Z異性体の混合物(243mg)の撹拌溶液に添加した
。混合物を撹拌しながら60℃で1時間加熱した。次いで、ギ酸アンモニウム(
500mg)を更に添加し、反応混合物を60℃で更に1時間加熱した。反応混
合物を冷却し、珪藻土を通して濾過し、残分をメタノールで洗浄した。メタノー
ル濾液を集め、蒸発させた。残分を4M水酸化ナトリウム水溶液とジクロルメタ
ンとに分配した。有機層を分離し、乾燥させ(M g S 04) 、 78発
させて、無色油状物が得られた。この油状物を、0.880アンモニア1%を含
有するジクロルメタン中の10%メタノールの溶離剤を用いるシリカ(メルツク
9385)のフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製した。次しXで、
精製生成物をア七トンに溶かし、次いで、過剰のエーテル性塩化水素を添加し、
引き続き、十分なエーテルにより晶出させた。濾過して固体を集めて、融点22
3〜224℃の無色固体として3−[2−(ビフェニル−4−イル)エチルコキ
ヌクリジンヒドロクロリドが得られた(115mg);微量分析により、076
.5%、H8,1%、N 4.5%カー判明した;C2,N2.N、 HC1(
計算値)+C76,9%、N7.99%、N4.27%;
NMR(D20) :
1.6−2.1(88,ra)、 2.5−2.65(2M、 t)。
2.75−2.9(LH,r++)、 3.1−3.5(5H,m)、 7.2
2−7.32(2H,d)、 7.32−7.52(3H,窒氏j。
7.55−7.65(2H,d)、 7.65−7.75(2H,d); m/
z 292(M+H)。
五土
ディーン・アンド・スターク水分離機(Dsan and 5lark vil
er 5epsralo+)を用しAで、4−ビフェニルカルボキシアルデヒド
クリジ7 (1 1 0mg)を、トルエン( 5 0 m l )中で還流下
で2時間加熱した。トルエンを蒸発させ、残分を、アルミナ(ICN AIum
in* N32−63)の中圧力ラムクロマトグラフィーにより精製し,酢酸エ
チルで溶離して、融点82〜84℃の無色固体として3−[(ビフェニル−4−
イルメチレン)アミノコキヌクリジンカ;得られた(150mg);微量分析に
より、C 82。
2%、H 7,7%、N 9.6%が判明した;C2。
H.2N.(計算値):C82.7%、H 7.6%、N 9.6%;
NMR (CDCl2)’
3、4−3.5(IH, a+)、 7.3−7.5(3H, m)、 7.5
5−7.65(4H, m)、 7.8(2H, dd) yび
8、3(IH, s)H rm/z 291 (M+H)。
五立
水素化ホウ素ナトリウム(260mg)をメタノール(50ml)中の3−[(
ビフェニル−4−イルメチレン)アミノコキヌクリジン(990mg)の撹拌溶
液に添加し、反応混合物を2時間撹拌した。メタノールを蒸発させ、残分を1H
塩M(12ml)中に溶かした。過剰の水酸化ナトリウム溶液(密度1.35g
/am’)を添加してpH1 4にする帽こ水溶液をジエチルエーテル(3X2
5ml)で洗浄した。混合物をジエチルエーテルで抽出し、エーテルを分離し、
乾燥させ(Na2SO4)、蒸発させた。過剰の飽和エーテル性塩化水素を添加
し、固体を沈殿させ,これをメタノール/酢酸エチルから晶出させて、融点18
0〜181℃の無色固体として3−[(ビフェニル−4−イルメチル)アミノコ
キヌクリジンが得られた(820mg);微量分析により、C 62。8%、H
7.3%、N 7.4%が判明した; CzoHzaN22HCl 、 HzO
(計算値):C62,7%、H7゜3%、N 7.3%;
NMR([CD3コ 、So) :
1.7−2.0(3H,n+)、 2.2−2.4(LH,m)、 2.6(L
H,s)。
3.1−3.8(8H,01)、 4.2(2H,s)、 7.3−7.5(3
H,a+) and 7.6−7.8(6H,+n)Hm/噤@293
(H+H)。
水(91ml)中の水酸化ナトリウム(9,1g)の溶液を、トルエン(150
ml>中のキヌクリジン−3−オン(9,5g)、4−フェニルフェノール(1
3,7g) 、l−リメチルスルホオキソニウムヨージド(33,4g)及び硫
酸水素テトラブチルアンモニウム(1,2g)の撹拌混合物に周囲温度で添加し
た。混合物をアルゴン下で周囲温度で2日間撹拌した。
飽和ブライン(220ml)を混合物に添加し、混合物を酢酸エチル(4X14
0ml)で抽出した。酢酸エチル抽出物を集め、乾燥させ(N a 2304)
、蒸発させると、残分が得られ、これは、シリカ(メルyり9385.264
g)のフランシュカラムクロマトグラフィーにより精製した。この物質を酢酸エ
チルから再結晶させることにより更に精製して、融点132〜133℃の無色固
体として3−(ビフェニル−4−イルオキシメチル)キヌクリジン−3−オール
が得られた(0.8g);微量分析により、C76,5%、H7,4%、N 4
.8%が判明した; C,oH,、NO20,2H20(計算値):C76,7
%、H7,5%、N 4.5%;
NMR(CDCis)’
1.3−1.5(LH,n+)、 1.5−1.7(2H,n)、 2.0−2
.2(2H,DI)、 2.3−2.7(LH,br)。
2.6−3.1(6H,m)、 3.9(IH,d)、 4.1(IH,d)、
7.0(2H,d)、 7.2−7.6(7H,m);01/2310 (M
+H)。
亘り
水(90ml)中の水酸化ナトリウム(9,1g)の溶液を、トルエン(150
m l )中のキヌクリジン−3−オン(9,5g)、4−フェニルチオフェノ
ール(13,2g)及びトジメチルスルホオキソニウムヨージド(33,4g)
の撹拌混合物に周囲温度で添加した。反応混合物をアルゴン雰囲気下で周囲温度
で3日間撹拌した。反応混合物を珪藻土で濾過した。必要生成物の大部分は、フ
ィルターケーキ中に保有されていた。フィルターケーキを酢酸エチルで洗浄し、
次いでメタノール(4X130ml)で抽出した。メタノール抽出物を集め、秦
発させて、残分が得られ、これを1M水酸化ナトリウム水溶液(250ml)中
に懸濁させて、酢酸エチル(2X 260 m l及び2X130 m l )
で抽出した。酢酸エチル抽出物を集めて、飽和ブライン(50ml)で洗浄し、
2M塩酸水溶液(8X25ml)°で抽出した。集めた水溶液から塩酸塩を晶出
させて、融点107〜109℃の無色固体として3−(ビフェニル−4−イルス
ルファニルメチル)キヌクリジン−3−オールヒドロクロリドが得られた(11
.9g);微量分析により、C63,4%、H7,0%、N 3.7%が判明し
た; C26H23NO3,MC1,H2O(計算値):C63,2%、H6,
9%、N 3.7%;m/z 326(M+H)。
水性濾液を水中で冷却し、32%w / w水酸化ナトリウム水溶液(50m
l )で塩基性にし、酢酸エチルで抽出した(3X130ml)。酢酸エチル抽
出物を集め、乾燥させ(NazSO4)、蒸発させて、融点145〜147℃の
無色固体として3−(ビフェニル−4−イルスルファニルメチル)キヌクリジン
−3−オールが得られた(0.5g);微量分析により、C73,6%、H7,
2%、N 4.3%が判明した:C20H23N OS (計算値):C73,
8%、H7゜1%、N 4,3%。
N M R(CD Cl 3)
1.2−1.4(IH,m)、 1.5−1.6(2H,m)。
1.9−2.0(IH,quin)、 2.0−2.2(LH,m)、 2.5
−3.0(7H,m)、 3.1−3.5(2H,q)及び7.2−7.6(9
H,m)Hrn/z 326 (M+H)。
例8
メタ過ヨウ素酸ナトリウム(2,5g)をメタノール(10m l )中の3−
(ビフェニル−4−イルスルファニルメチル)キヌクリジン−3−オールヒドロ
クロリド(1,1g)の溶液に添加した。混合物を周囲温度で5時間撹拌し、次
いで溶剤を蒸発により除去した。水(15ml)を残分に添加し、氷冷された混
合物を32%w/w水酸化ナトリウム水溶液で処理し、酢酸エチルで抽出した(
3X50ml)、酢酸エチル抽出物を集め、乾燥させ(N a is 04)−
かつ蒸発させた。残分を、溶離剤として酢酸エチル、メタノール及び35%、
W / Wアンモニア溶液の混合物C95:5:3 v / v )を用いるシ
リカゲルのフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製して、融点157〜
162℃の無色固体として3−(ビフェニル−4−イルスルフィニルメチル)キ
ヌクリジン−3−オールのジアステレオマーの混合物(2:1)が得られた(0
.3g):微量分析により、C68,9%、H6,8%、N 3.9%が判明し
た;C2゜H23No2S (計算値):C69,1%、H6,9%、N 4.
0%:
NMR(CDC13)’
1.3−1.9(3H。
”)+ 2.0(<iH+ It+ マイ+−シフZf しtマー)y 2−1
−2・4(LH+ m)+ z、s(<to、1mメジャージアステレオマー
)、2.6−3.1(78,lI+)、3.0−3.2(2H,q)、3.1−
3.2(IH,m)。
4.1−4.6(LH,br)、 7.35−7.55(3H,m)、 7.5
5−7.65(2H,m)及び7.65−7.8(4H,mjH
m/z 342 (M+H)。
、堡」−
ベルオキシー硫酸カリウム、例えば[オキソン(020ne:商標名)J (1
,85g)をメタノール(20ml)中の3−(ビフェニル−4−イルスルファ
ニルメチル)キヌクリジン−3−オールヒドロクロリド(1゜1g)の溶液に添
加した。混合物を周囲温度で4時間撹拌した。混合物を濾過し、フィルターケー
キをメタノールで洗浄した。メタノール濾液及び洗浄液を集め、蒸発させた。残
分を氷冷16%w/w水酸化ナトリウム溶液(35ml)で処理し、酢酸エチル
で抽出した(3X50ml)、酢酸エチル抽出物を集め、蒸発により60 m
lまで濃縮し、結晶化させた。固体をメタノールから2度再結晶させて、融点2
03〜205℃の無色固体として3−(ビフェニル−4−イルスルホニルメチル
)キヌクリジン−3−オールが得られた(0.3g);微量分析により、C66
,3%、■(6,5%、N 3.8%が判明した:C2゜H23N。
3S (計算値):C66,4%、H6,5%、N3.9%;
N M R(D M S O−d s ) ’3.5−3.8(2H,q)、
4.7(IH,s)、 7.4−7.6(3H,s)、 7.6−7.8(2H
,+n)及び7.8−8.0(4H,m)Hm/z 358 (M+H)。
例10
n−ヘキサン中のn−ブチルリチウム溶i1!(6,4m1.1.6M)を無水
テトラヒドロフラン(15ml)中の1−ビフェニル−2,2−ジブロムエチレ
ン(1,2g)の撹拌溶液に、−60℃でアルゴン雰囲気下で滴加した。冷却浴
を取り除き、反応混合物を周囲温度で1時間撹拌した。次いで反応混合物を一6
0℃まで冷却し、無水テトラヒドロフラン(5,0m1)中のキヌクリジン−3
−オン溶液を、10分間にわたり滴加した。反応混合物を更に1時間撹拌し、次
いで水(1,0m1)をゆっくり添加して冷却した。蒸発によりテトラヒドロフ
ランを除去して、残分が得られ、これをメタノールから晶出させて、融点217
〜218℃の無色固体として3−C2−(ビフェニル−4−イル)エチニル]キ
ヌクリジンー3−オールが得られた(300mg);微量分析により、C60,
2%、H7,0%、N 4.8%が判明した;C,、H,、NO(計算値)+c
s3.1%、H6,98%、H4、62% ;
NMR(DMSOda):
1.2−1.4(IH。
m)、 1.5−1.7(LH,ml、 1.8−2.02(3H,n)、 2
.6−2.78(48,t)、 2.8−2.92(IH,пj。
3.02−3.14(IH,d)、 5.61(LH,s)、 7.32−7.
54(5H,r++l、 7.62−7.73(4H,m)gm/z
304 (M+H)。
出発物質として使用された1−ビフェニル−2,2−ジブロムエチレンは、次の
ようにして製造した。
四臭化炭素(25,2g)を、無水ジクロルメタン(600ml)中のトリフェ
ニルホスフィン(26゜2g)の撹拌溶液に添加した。反応混合物を15分間撹
拌し、次いで亜鉛ダスト(6,5g)’を1回で添加し、反応混合物を周囲温度
で1晩撹拌した。次いで、ビフェニル−4−カルボキシアルデヒド(9,1g)
を反応混合物に添加し、かつ反応混合物を3時間撹拌した。次いでトリフェニル
ホスフィン(5,2g)及び四臭化炭素(5,0g)を更に反応混合物に添加し
た0反濃混合物を周囲温度で更に3時間撹拌し、次いで、ジクロルメタンを蒸発
により除去した。残分を、沸騰ヘキサン(4X200ml)で抽出し、熱い間に
濾過した。濾液を集めて、蒸発により400m1まで濃縮すると、融点105〜
106℃の1−ビフェニル−2,2−ジブロムエチレンで形成された無色結晶が
得られた(9.6g)、。
NMR(CDClz)ニ
ア、3−7.7 (IOH,m); o+/z 336 + 338 + 34
0 (M+H)。
例11
メタノール(20m l )中の3− [2−(ビフェニル−4−イル)エチニ
ル]キヌクリジンー3−オール(303mg)、ギ酸アンモニウム(800mg
)及び炭素上の5%パラジウム(50mg)の混合物ヲ60℃で30分間撹拌し
た。次いで、更にギ酸アンモニウム100mgを、反応温度を60℃に保持しな
がら20分間隔で1時間にわたり添加した。次いで、反応混合物を冷却し、珪藻
土により濾過し、メタノールで洗浄した。濾液及びメタノール洗浄液を集め、か
つ蒸発させた。残分を水に溶かし、4M水酸化ナトリウム水溶液の添加により塩
基性にし、ジクロルメタンで抽出した(3X10ml)、有機抽出物を集め、乾
燥させ(Na2SO4)、過剰のエーテル性塩化水素を添加した。次いで、エー
テル(30ml)を添加して、沈殿物を生じさせ、これは濾過により集めて、エ
ーテルで洗浄して、融点224〜225℃の固体として3−[2−(ビフェニル
−4−イル)エチル]キヌクリジンー3−オールヒドロクロリドが得られた(2
80mg)、微量分析により、C72,2%、H7,6%、N 4 、 1 %
カ判明シタ; C21H25NO,HC1。
0 、 3 HzO(計算値):C72,2%、H7゜6%、N 4.0%;
NMR(DMSOda)’
3−[2−(ビフェニル−4−イル)エチニル]キヌクリジンー3−オール(3
03m g )及びp−トルエンスルホン酸(570mg)の混合物をトルエン
(25ml)中で還流下で4時間撹拌した。反応混合物を冷却し、トルエンを蒸
発により除去した。残分を飽和炭酸ナトリウム溶液(10ml)で処理し、酢酸
エチル(2xlOml)で抽出した。有機抽出物を乾燥させ(M g S 04
) 、蒸発させて、ゴム状物が得られた(300mg)。引き続いてこのゴム状
物を酢酸エチル及びn−ヘキサンの混合物(1:1v/v)から晶出させ、つい
でn−ヘキサンから晶出させて、融点147.3℃の固体として2.3−デヒド
ロ−3−(ビフェニル−4−イルメチルカルボニル)キヌクリジンが得られた(
zzmg);微量分析により、C83,2%、H6,9%、N 4.6%が判明
した;C,、N2.NO(計算値):C83,1%、8 6゜98%、N4.6
2%:
NMR(DMSOd6)’
1.47−1.73(4H,m)、 2.6−2.95(5H,n+)、 3.
9(2H,s)、 7.08−7.12(IH,t)。
7.37−7.57(3H,m)、 7.7−7.88(4H,i)及び8.0
2−8.12(2H,d); rn/z 304 (M+Hj。
例13
水素化ナトリウム(鉱油中の60%w / w分散液;80mg)をキシレン(
10ml)中の4−(シア/メチル)ビフェニル(3g6mg)の撹拌溶液に、
アルゴン雰囲気下で10分間にわたり、少量宛て添加した。次いで、反応混合物
を周囲温度で更に30分間撹拌した。次いで、キヌクリジン−3−カルボン酸メ
チルエステル(340m g )を添加し、反応混合物をアルゴン雰囲気下で還
流させて6時間撹拌した0反応混合物を冷却し、エーテル(20m l )を添
加した。得られた固体を濾過により集め、濃塩酸(15ml)に添加した。生じ
た混合物を還流下で6時間撹拌した。
反応混合物を冷却し、蒸発させて小容量にし、かつ炭酸ナトリウム飽和溶液の添
加により塩基性にした。生じた混合物を酢酸エチル(3X 15 m l )で
抽出した。
酢酸エチル抽出物を集め、乾燥させ(M g S 04)、蒸発させて、ゴム状
物が得られた(290mg)、このゴム状物を、溶離剤として酢酸エチル中の1
0%メタノールを用いるアルミナ(IcN Aluaia N32−63)のフ
ラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製し、ゴム状物として、3− [2
−(ビフェニル−4−イル)メチルカルボニル]キヌクリジン(150mg)が
得られた。ゴム状物を酢酸エチル中に溶かして、過剰のエーテル性塩化水素を添
加した。沈殿ゴム状物を溶液から分離し、2−プロパツール及びエーテルの混合
物から晶出させ、融点189℃の固体として3−[2−(ビフェニル−4−イル
)メチルカルボニル)]キヌクリジンヒドロクロリドが得られた(100mg)
;微量分析により、C73,7%、H7,1%、N4.0%が判明した; C2
1HI3 N O、HC1(計算値):C73,8%、N7.08%、N 4.
1%:
NMR(DMSO・−d6)。
1.48−1.68(1)1. ml、 1.68−1.88(LH,rn)、
1.93−2.12(2H,m)、 2.65−2.75iIH,q)。
3.05−3.47(6)1. ml、 3.58−3.7(l)l、 d o
f d)・、 3.9−4.1(2H,d of d)。
7.28−7.52(5H,n+)、 7.6−7.7(4H,mlHm/z
305 (+(+H)。
出発物質として使用された4−(シアノメチル)ビフェニルは、次のようにして
製造した。
シアン化カリウム(2,6g)を、4−(クロルメチル)ビフェニル(2,02
g)及びジクロルメタン(50ml)中の硫酸水素テトラブチルアンモニウム(
200m g )の撹拌された2相混合物に添加した。
反応混合物を周囲温度で36時間撹拌した。有機層を分離し、水(10ml)で
洗浄し、乾燥させ(MgS04)、蒸発させると、固体残分が得られ、これIよ
、n−ヘキサンから晶出させて、融点95℃の固体として4−(シアノメチル)
ビフェニルが得られた(1゜3g);微量分析により、C86,3%、H5゜7
%、N 7.2%が判明した; C14HIIN、0.1H20(計算値):C
86,2%、H5,7%、N7.18%。
キヌクリジン−3−カルボン酸メチルエステル1よ、容易に得られる(例えば、
Helマe1ica、ChiIIIica(+954)。
37、1689〜1698参照)。
例14
無水ジメチルホルムアミド(20m l )中の4−ブロム−4゛−エトキシビ
フェニル(1,1g)、3−ェ’!−ルー3−ヒドロキシキヌクリジン(600
mg)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(I+)クロリド(140
mg) 、ヨウ化鋼(I ) (70m g )及び無水トリエチルアミン(5
,0m1)の撹拌混合物をアルゴン雰囲気下に90℃で4時間撹拌した。蒸発に
よりジメチルホルムアミド及びトリエチルアミンを除去し、残分な炭酸ナトリウ
ム飽和溶液(20m l )で処理した。得られた固体を濾過により集め、ジメ
チルホルムアミドから晶出させ、融点255〜256℃の固体として3−[2−
(4’−エトキシビフェニル−4−イル)メチニルコキヌクリジンー3−オール
が得られた(300mg);微量分析により、C79゜1%、H7,3%、N3
.9%が判明した:C23H2,NO2(計算値):C79,5%、H7,3%
、N4.03%;
NMR(DMSOds)’
1.2−.1.4(3H。
t)、 1.52−1.71(LH,n+)、 1.8−2.0(3H,n+)
、 2.6−2.98(5H,ml、 3.05−3.2(hH,o+)。
出発物質として使用された3−エチニル−3−ヒドロキシキヌクリジンは、次の
ようにして得られた:n−ブチルリチウムの溶液(ペンタン中の2M溶液100
m1)を、無水テトラヒドロフラン(400ml)中のエチニルトリメチルシラ
ン(19,6g)の撹拌溶液に一70℃で20分間にわたって少量宛て添加した
。混合物を一70℃で1時間撹拌した0次いで、無水テトラヒドロフラン(10
0ml)中のキヌクリジン−3−オン(2,4g)の溶液を混合物に添加し、混
合物を一70℃で1時間撹拌した。次いで、メタノール(1m l )を混合物
に添加し、混合物を室温まで加温した。溶剤を蒸発により除去した。メタノール
(500ml)及び炭酸カリウム(40g)を残分に添加し、混合物を1時間撹
拌した。溶剤を蒸発により除去した。残分を水(500m l )の存在下で粉
砕し、得られた固体を真空中で乾燥させた。このようにして、融点193〜19
7℃の固体として3−エチニル−3−ヒドロキシキヌクリジンが得られた。
NMR(DMSOds)’
1.5−1.3(LH,ml、 1.4−1.6(IH,m)、 17−1.9
5(3H,01)、 2.55−2.8(5H。
m)、 2.95(LH,d)、 3.3(LH,d)及び5.4(IH,s)
Hm/Z 152 ()I+H)。
例】5
無水ジメチルホルムアミド(10m l )中の4−ブロム−4′−ヒドロキシ
ビフェニル(747mg)、3−エチニル−3−ヒドロキシキヌクリジン(45
3mg)、 ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(11)クロリド(1
05mg)、ヨウ化銅(1)(55mg)及び無水トリエチルアミン(5,0m
1)の混合物をアルゴン雰囲気下に70℃で4時間撹拌した。
反応混合物を冷却し、かつ蒸発にょリジメチルホルムアミド及びトリエチルアミ
ンを除去した。残分を、溶離剤として、酢酸エチル中の10%メタノールから酢
酸エチル中の20%メタノールまでの勾配を用いるアルミナ(IcN−Alum
is N32−63)のフラッシュカラムクロマトグラフィーにより精製し、融
点230〜233℃の固体として3− [(4’−ヒドロキシビフェニル−4−
イル)エチニルフキヌクリジン−3−オールが得られた(220mg):微量分
析により、c 76゜7%、H6,6%、N 4.4%が判明した;C2182
1N O2,0、5N20 (計算値):C76,8%、H6,7%、N4.2
6%;
NMR(DMSOd6)’
1.2−1.42(1)1. ml、 1.5−1.72(LH,m)、 1.
8−2.0(3H,m)、 2.65−2.8(4)1. 煤j。
2.8−3.2(2H,d of d)、 5.6−5.7(IH,br)、
6.8−6.9(2H,d)及び7.48−7.63(6HB
ml; rn/z 320 (M+H)。
例16
無水トリエチルアミン(15ml)中の4−ブロム−4’−フルオルビフェニル
(’1.0g)、3−エチニル−3−ヒドロキシキヌクリジン(600mg)、
ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(I +)クロリド(120mg)
及びヨウ化銅(1) (60m g )の混合物をアルゴン雰囲気下に還流下で
5時間撹拌した。反応混合物を冷却し、水(60ml)で希釈し、2M水酸化ナ
トリウム水溶液を添加し、かつジクロルメタンで抽出した。混合層を珪藻土で濾
過し、ジクロルメタンで洗浄した。濾液中の有機層を分離し、乾燥させ(M g
S 04) 、蒸発させて、残分な得、これは、溶離剤として酢酸エチル中の
10%エタノールの混合物を用いるアルミナ(ICN Alumis N32−
63)のフラッシュカラムクロマトグラフィーにより更に精製すると、残分が得
られ、これを酢酸エチル中の10%エタノールの混合物から晶出させ、融点23
2〜233℃の固体として3− [2−(4’ −フルオルビフェニル−4−イ
ル)エチニル]キヌクリジンー3−オールが得られた(210mg);微量分析
により、C78,0%、H6,4%、N 4.5%が判明した;Cz+820F
No、 0 、I N20 (計算値):C78,07%、H626%、N4
.34%:
NMR(DMSOds)’
1.2−1.4(IH,J、 1.5−1.7(IH,n+)、 1.8−2.
01(3H,rn)、 2.6−2.8(4H,t)。
2.8−3.15(2H,d of d)、 5.6(1)1. s)、 7.
22−7.4(2H,ml、 7.45−7.55(2H,пj 及ヒ
フ、61−7.81(4H,ml; m/z 322 (M+H)。
例17
4−フェニルフェノールの代わりに4,4°−ジヒドロキシビフェニルを用いて
、例6に記載と同じ方法により、メタノールからの再結晶後に、融点212〜2
14℃の3−(4’−ヒドロキシビフェニル−4−イルオキシメチル)キヌクリ
ジン−3−オールが得られた;微量分析により、C73,2%、H7,2%、N
4.1%が判明した;C2゜Hz3NOz (計算値):C73,2%、H7
,2%、N 4.3%N M R(D M S O−d a )1.13−1.
32(LH,ml、 1.32−1.67(2H,m)。
本発明の化合物を治療又は予防に使用するために提供するのに好適な実例となる
薬学上の投薬形は、次の錠剤及びカプセル処方物を包含し、これは製菓業の技術
で公知の慣用法により得ることができ、かつヒトに関する治療又は予防に好適で
ある:
(a)錠剤工
m g /錠剤
化合物Zネ 1・0
ラクトースPh、Eur、 93.25クロスカルメロースナトリウム
(C+osca+mello+e sodium) 4 、0トウモロコシデン
プンペースト
(5%w / v 水性ペースト) 0.75ステアリン酸マグネシウム 1.
0
(b)錠剤I+
mg/錠剤
化合物2本 50
ラクトースPh、Eur、 223.75クロスカルメロースナトリウム 6.
0トウモロコシデンプン 15.0
ポリビニルピロリドン
(5%w/v 水性ペースト) 2.25ステアリン酸マグネシウム 3.0
(C)錠剤■【
mg/錠剤
化合物2本 100
ラクトースPh、Eur、 182.75クロスカルメロースナトリウム 12
.0トウモロコシデンプンペースト
(5%w/v 水性ペースト) 2.25ステアリン酸マグネシウム 3.0
(d)カプセル
m g /カプセル
化合物Z* 10
ラクトースPh、Eur、 488.5ステアリン酸マグネシウム 1.5
注:
* 活性成分化合物Zは、式Iの化合物又はその塩、例えば前記の任意の例に記
載の式lの化合物である。
錠剤の組成物(a)〜(c)は、慣用法により、例えば酢酸フタル酸セルロース
でエンテリツクコーチングしてよい。
図式1
%式%
図式2
じ)
(、Kx、19a−C−(13s、e’ro’Aス、(−)づり\i、賑、 丁
μhp、’ly−’3..炉OC)ト蝉(溶液ゆ)
1、NもH−cミ0−し7丁にF、!に弘;〜白ろ゛0−ルゴン雰囲気よ、に趣
:、、九cd、 ”Lv−15−C化学式
化学式(続き)
フロントベージの続き
(81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、PT、 SE
)、0A(BF、BJ、CF、CG、 CI、 CM、 GA、 GN、 ML
、 MR,SN、 TD。
TG)、 AtJ、 BB、 BG、 BR,C3,FI、 HU。
J P、 KP、 KR,LK、 MG、 MN、 MW、 No、 NZ、P
L、 RO,RU、 SD、 US(72)発明者 マリオン、 ケイト ブレ
イクニーイギリス国 ダブリュエイ168エイイーチエシヤー ナツツフォード
エイルスビー クローズ 4
(72)発明者 ハリソン、 ベーター ジョーンイギリス国 ニスケイ10
3エヌワイ チェシャー マクルスフィールド セントオースチル アヴエニュ
ー 143
Claims (13)
- 1.式中;R1は、水素又はヒドロキシであり;R2は水素であるか、又はR1 及びR2は、一緒になっていて、CR1−CR2は二重結合であり;Xは、−C H2CH2−、−CH=CH−、−C≡C−、−CH2O−、−OCH2−、− CH2NH−、−NHCH2−、−CH2CO−、−COCH2−、−CH=N −、−N=CH−、−CH2S−、−SCH2−から選択され、その際最後の2 つの基の硫黄原子は、酸素原子1又は2個を有してもよく;かつ環A及び環Bの うちの1つ又は両方は非置換であるか又は独立して、ハロゲン、ヒドロキシ、ア ミノ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、カルバモイル、(1−6C)アルキル、( 2−6C)アルケニル、(1−6C)アルコキシ、(1−6C)アルキルアミノ 、ジ−[(1−6C)アルキル]アミノ、N−[(1−6C)アルキル]カルバ モイル、N,N−ジ−[(1−6C)アルキル]カルバモイル、(1−6C)ア ルコキシカルボニル、(1−6C)アルキルチオ、(1−6C)アルキルスルフ ィニル、(1−6C)アルキルスルホニル及びハロゲン−(1−6C)アルキル から選択された置換基1個以上により置換されていてもよく;但し、Xが−CH 2NH−、−CH=N−、−CH2O−及び−CH2S−(酸素原子1又は2個 を有してもよい)から選択される場合、R1は、ヒドロキシではない、式Iの化 合物(式は、これに関連する他の化学式と一緒に後に記載する)又は薬学上認容 性のその塩。
- 2.環Aは1,4−フェニレン基である、請求項1記載の化合物。
- 3.R1はヒドロキシであり、かつR2は水素である、請求項1又は2記載の化 合物。
- 4.Xは、−CH2CH2−、−CH=CH−、−C≡C−、−CH2NH−、 −NHCH2−、−CH2CO−及び−COCH2−から選択される、請求項1 、2又は3記載の化合物。
- 5.環A又は環Bの1つ又は両方は、独立して、非置換であるか又はハロゲン、 ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、(1−6C)アルキル、(2−6C)アルケニル 、(1−6C)アルコキシ、(1−6C)アルキルチオ、(1−6C)アルキル スルフィニル、(1−6C)アルキルスルホニル及びハロゲン−(1−6C)ア ルキルから選択された置換基1個以上により置換されている、請求項1から4ま でのいずれか1項記載の化合物。
- 6.その式中、R1はヒドロキシであり、R2は水素であり、Xは、−CH2C H2−、−CH=CH−、−C≡C−、−OCH2−、−NHCH2−、−CH 2CO−、−COCH2−、−N=CH−及び−SCH2−から選択され、その 際、最後の基の硫黄原子は酸素原子1又は2個を有してもよく;かつ式中、環A 及び環Bの1個又は両方は非置換であるか又は独立して、ハロゲン、ヒドロキシ 、アミノ、ニトロ、シアノ、カルボキシ、カルバモイル、(1−6C)アルキル 、(2−6C)アルケニル、(1−6C)アルコキシ、(1−6C)アルキルア ミノ、ジ−[(1−6C)アルキル]アミノ、N−[(1−6C)アルキル]カ ルバモイル、N,N−ジ−[(1−6C)アルキル]カルバモイル、(1−6C )アルコキシカルボニル、(1−6C)アルキルチオ、(1−6C)アルキルス ルフィニル、(1−6C)アルキルスルホニル及びハロゲン−(1−6C)アル キルから選択された置換基1個以上により置換されていてもよい、式Iの化合物 (式は、これに関連する他の化学式と一緒に後に記載する)又は薬学上認容性の その塩。
- 7.環Aは1,4−フェニレン基を意味する、請求項6記載の化合物。
- 8.環A及び環Bのうちの1つ又は両方は、非置換であるか又は独立して、フル オル、クロル、ブロム、ヒドロキシ、ニトロ、シアノ、メチル、エチル、プロピ ル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、s−ブチル、アリル、ブテ−2−エニ ル、2−メチル−2−プロベニル、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロ ポキシ、ブトキシ、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ 、ブチルチオ、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニ ル、イソプロピルスルフィニル、ブチルスルフィニル、メチルスルホニル、エチ ルスルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、ブチルスルホニ ル及びトリフルオルメチルから選択された置換基1個以上により置換されていて もよい、請求項6又は7記載の化合物。
- 9.Xは−C≡C−である、請求項6、7又は8記載の化合物。
- 10.3−(ピフェニル−4−イルカルボニルメチル)キヌクリジン;3−[2 −(ピフェニル−4−イル)ビニル]キヌクリジン;3−〔2−(ピフェニル− 4−イル)エチル]キヌクリジン;3−[(ピフェニル−4−イルメチレン)ア ミノ]キヌクリジン;3−[(ピフェニル−4−イルメチル)アミノ〕キヌクリ ジン;3−(ピフェニル−4−イルオキシメチル)キヌクリジン−3−オール; 3−(ピフェニル−4−イルスルファニルメチル)キヌクリジン−3−オール; 3−(ピフェニル−4−イルスルフィニルメチル)キヌクリジン−3−オール; 3−(ピフェニル−4−イルスルホニルメチル)キヌクリジン−3−オール;3 −[2−(ピフェニル−4−イル)エチニル]キヌクリジン−3−オール;3− [2−(ビフェニル−4−イル)エチル]キヌクリジン−3−オール;2,3− デヒドロ−3−(ビフェニル−4−イルメチルカルボニル)キヌクリジン;3− 〔2−(ビフェニル−4−イル)メチルカルボニル]キヌクリジン;3−[2− (4′−エトキシビフェニル−4−イル)エチニル]キヌクリジン−3−オール ;3−[(4′−ヒドロキシビフェニル−4−イル)エチニル]キヌクリジン− 3−オール;及び3−[2−(4′−フルオルビフェニル−4−イル)エチニル ]キヌクリジン−3−オールから選択された請求項1記載の化合物及びその薬学 上認容性の塩。
- 11.請求項1記載の化合物の製法において、この方法は: (a)R1及びR2が両方共水素である式Iの化合物を得るために、R1及びR 2が一緒になっており、CR1−CR2が二重結合である(但しXは、−CH= CH−又は−C≡C−ではない)式Iの化合物を還元する; (b)R1及びR2が一緒になっており、CR1−CR2が二重結合である式I の化合物を得るために、R1がヒドロキシであり、R2が水素である式Iの化合 物を脱水する; (c)R1及びR2が一緒になっており、CR1−CR2が二重結合である式I の化合物を得るために、Zが離脱基である式IIの化合物を塩基で処理する;( d)Xが−COCH2−である式Iの化合物を得るために、Mが金属原子又はそ の誘導体である式IIIの有機金属化合物と式IVの化合物とを反応させる(e )Xが−CH=N−である式Iの化合物を得るために、式Vの化合物と式VIの 化合物とを反応させる; (f)Xが−CH2−NH−又は−NHCH2−である式Iの化合物を得るため に、Xが(適切なものとして)−CH=N−又は−N=CH−である式Iの化合 物を還元する; (g)Xが−NHCH2−、−OCH2、−SCH2−であり、R1がヒドロキ シであり、R2が水素である式Iの化合物を得るために、Zが適切なものとして −NH2、−OH又は−SHである式VIIの化合物と式VIIIの化合物とを 反応させる;(h)Xが−CH=CH−である式Iの化合物を得るために、式I Xの化合物と式Xの化合物とを塩基の存在下に反応させる; (i)Xが−CH2CH2−である式Iの化合物を得るために、Xが−CH=C H−である式Iの化合物を還元する; (j)Xが−CH2CO−である式Iの化合物を得るために、Mが金属原子又は その誘導体である式XVIIIの化合物と式XIXの化合物とを反応させる;( k)Xが−CH2O−又は−CH2S−である式Iの化合物を得るために、式X Iの化合物と式XIIの化合物とを反応させる(式中、Z1は離脱基であり、Z 2は−YMであるか又はZ1は−YMであり、Z2は離脱基であり、ここでYは (適切なものとして)酸素又は硫黄であり、Mは金属原子である);(1)Xが −N=CH−である式Iの化合物を得るために、式XIVの化合物と式Xの化合 物とを反応させる; (m)Xが−SCH2−又は−CH2S−(式中、硫黄原子は酸素原子1又は2 個を有する)である式Iの化合物を得るために、Xが−SCH2−又は−CH2 S−である式Iの相当する化合物を酸化する;(n)Xが−OCH2−又は−S CH2−であり、R1及びR2の両方が水素である式Iの化合物を得るために、 Yが適切なものとして、酸素又は硫黄である式XVの化合物とZが離脱基である 式XVIの化合物とを反応させる; (o)Xが−CH2O−又は−CH2S−であり、R1及びR2が水素である式 Iの化合物を得るために、Yが適切なものとして酸素又は硫黄であり、Qが保護 置換基である式XVIIの化合物とWが離脱基である式Ixaの化合物とを塩基 の存在下で反応させ、置換基Qを離脱させる; (p)Xが−C≡C−である式Iの化合物を得るために、Xが−CH=CH−で ある式Iの化合物とハロゲンとを反応させ、続いて塩基で処理する;(q)Xが −C≡C−である式Iの化合物を得るために、Mが金属原子である式XIIIの 化合物とキヌクリジン−3−オンとを反応させる; (r)Xが−C≡C−であり、R1が水素又はヒドロキシであり、R2が水素で ある化合物を得るために、R1が水素又はヒドロキシであり、R2が水素である 式XXの化合物とZが離脱基である式VIIの化合物とを、触媒の存在下に反応 させる; (s)Xが−C=C−であり、R1が水素又はヒドロキシであり、R2が水素で ある化合物を得るために、R1が水素又はヒドロキシであり、R2が水素である 式XXIの化合物と、Zが離脱基である式VIIの化合物とを、触媒の存在下に 反応させる;(t)Xが−CH2CO−である式Iの化合物を得るために式XX IIの化合物を脱炭酸する;(u)Zが好適な離脱基である式XXIVの化合物 と、L1及びL2が好適な配位子である式XXVの化合物とを、触媒の存在下に 反応させる; から選択され、かつその後、式Iの化合物の薬学上認容性の塩が必要な場合には 、前記化合物を生理学上認容性のアニオンを提供する酸又は生理学上認容性のカ チオンを提供する塩基と反応させることを特徴とする、請求項1記載の化合物の 製法。
- 12.請求項I又は6に記載の式Iの化合物又はその薬学上認容性の塩を、薬学 上認容性の希釈剤又はキャリヤーと一緒に含有する薬剤組成物。
- 13.スクアレンシンターゼを阻害するような治療を必要とする温血動物でスク アレンシンターゼを阻害する方法において、この方法が、請求項1又は6に記載 の式Iの化合物又は薬学上認容性のその塩を前記動物に投与することよりなるこ とを特徴とする、温血動物でのスクアレンシンターゼを阻害する方法。 化学式I▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼ IaII▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼ IIIaIII▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があり ます▼IVV▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等がありま す▼VIVII▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があり ます▼VIIIIX▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等が あります▼IXa▲数式、化学式、表等があります▼XXI▲数式、化学式、表 等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼XII化学式(続き)XII I▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼XIV XV▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼XV IXVII▲数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります ▼XVIIIXIX▲数式、化学式、表等があります▼XX▲数式、化学式、表 等があります▼XXI▲数式、化学式、表等があります▼XXII▲数式、化学 式、表等があります▼XXIII▲数式、化学式、表等があります▼XXIV▲ 数式、化学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等があります▼XXV発明 の詳細な説明
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