JPH07502061A - α−スルホ脂肪酸アルキルエステルを含有する顆粒 - Google Patents

α−スルホ脂肪酸アルキルエステルを含有する顆粒

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JPH07502061A JP5510593A JP51059393A JPH07502061A JP H07502061 A JPH07502061 A JP H07502061A JP 5510593 A JP5510593 A JP 5510593A JP 51059393 A JP51059393 A JP 51059393A JP H07502061 A JPH07502061 A JP H07502061A
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ユング、ディーター
パストゥラ、アメリゴ
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ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチェン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 α−スルホ脂肪酸アルキルエステルを含有する顆粒本発明は、α−スルホ脂肪酸 アルキルエステルの形のアニオン界面活性剤と、無機媒体物質とを含有する、注 出入可能な易流動性顆粒に関し、その製法、並びに顆粒洗剤製造用フンパウンド としてのその使用に関する。
再生可能な植物性および/または動物性原料から得られ、また高い生態学的適合 性を示す油脂化学界面活性剤化合物の使用は、目覚ましく、すなわち大いに重要 性を増している。生態学的に安全な油脂化学界面活性剤化合物の例としては、脂 肪アルコール分子中、主に10〜20個の炭素原子を含む植物および/または動 物起源の脂肪アルコールを硫酸化した後、中和して、水溶性塩、とりわけ対応す るアルカリ金属塩とすることにより得られる既知の脂肪アルコールスルフェート 、また脂肪酸分子中、主に10〜20個の炭素原子を含む植物および/または動 物起源の脂肪酸のメチルエステルをα−スルホン化した後、中和して、水溶性単 塩、とりわけ対応するアルカリ金属塩とすることにより得られる既知のα−スル ホ脂肪酸アルキルエステル(エステルスルホネート)が挙げられる。しかし、ア ニオン界面活性剤としてアルキルベンゼンスルホネートを50重量%まで含有す る水性スラリーは、そのような製法において一般に適用される温度(通常、25 0℃以上)で容易に噴霧乾燥することができるが、脂肪アルキルスルフェートま たはα−スルホ脂肪酸アルキルエステルを同等量含有する水性スラリーでは、自 己発火あるいは粉体爆発の危険を伴う。これより低い温度を適用すると、特に高 濃度水性スラリーを使用する場合に、顆粒洗剤または洗浄製品中に組み入れるに は不適当な粘着性の生成物が得られる。α−スルホ脂肪酸アルキルエステルの塩 に関する他の不利な点は、比較的容易に加水分解されてα−スルホ脂肪酸の塩と なり、また顆粒洗剤中で使用する場合には、ケークとなる傾向があるという点で ある。こういった困難を避けるため、既に種々な溶液が提唱された。例えば、特 殊なアルカリ性ビルダーを使用することにより、顆粒洗剤中のα−スルホ脂肪酸 アルキルエステルがケーキングを起こすのを防ぐことができるということは、公 開された日本特許出願第77/28507号より既知である。しかし、アルカリ 性ビルダーを使用すると常に、α−スルホ脂肪酸アルキルエステルが加水分解さ れる結果となる。
従って、アニオン界面活性剤を含有するそのような顆粒を噴霧乾燥することによ り製造するには、かなり多量の脂肪アルキルスルフェートまたはα−スルホ脂肪 酸アルキルエステルを使用するのに、特に適合した媒体物賀の混合物を開発する 必要がある一方、他方では、噴霧乾燥法において観測される一定の工程パラメー ターを確立する必要がある。
α−スルホ脂肪酸アルキルエステルを含有するアルカリ不含有水性スラリーと、 アルカリ含有水性スラリーとを別々に噴霧乾燥し、次いで、別々に噴霧乾燥した 顆粒を混合することにより、α−スルホ脂肪酸アルキルエステルの塩が加水分解 されるのをある程度まで抑えることができるということは、ドイツ特許出願第3 237001号より既知である。あいにく、このようにして得られたα−スルホ 脂肪酸アルキルエステルを含有する噴霧乾燥した顆粒は圧力の影響を受けやすく 、またケークとなる傾向がある。従って、ドイツ特許出願第3237001号で は、α−スルホ脂肪酸アルキルエステルを含有するが、有意量のアルカリ成分は 含有しない水性スラリーと、アルカリ含有水性スラリーとを別々に調製すると同 時に、同乾燥域内でこのように調製したスラリーを噴霧乾燥することを提唱して いる。
こうすることにより、アルカリ含有スラリーの乾燥した粒子で覆われたアルカリ 不含有スラリーの乾燥した粒子を含有する洗剤が得られる。
本発明の課題は、他の成分や他のコンパウンドと混合することにより、顆粒洗剤 製造用コンパウンドとして使用するのに適当であろうα−スルホ脂肪酸アルキル エステルを含有する、圧力に安定、すなわちケーキングを起こさず、また加水分 解に安定な顆粒を提供することであった。
本発明のもう一つの課題は、易流動性水性スラリーを噴霧乾燥することにより、 上記問題を全く起こすことな(、α−スルホ脂肪酸アルキルエステルを含有する 、注出入可能で易流動性であり、ケーキングを起こさない顆粒を製造することの できる製法を開発することであった。
従って、第一の態様において、本発明は、α−スルホ脂肪酸アルキルエステルを 含有するが、有意量のアルカリ成分は含有しない顆粒であって、(a)α−スル ホ脂肪酸アルキルエステルまたはα−スルホ脂肪酸アルキルエステルの混合物と 、スルホネートおよびスルフェートの群から選択する少なくとも一種の他のアニ オン界面活性剤とを10〜42重量%(ただし、最終顆粒に対し、α−スルホ脂 肪酸アルキルエステル含量は少なくとも10重量%である) 、(b)(必要な らば含水物質に換算して)無機ビルダーを10〜90重量%、(c)所望により 、水中で中性反応を示す無機塩を45重量%まで、および(d)残留水分を3重 量%未満含有する顆粒に関する。
もう一つの態様において、本発明は、α−スルホ脂肪酸アルキルエステルを含有 するが、有意量のアルカリ成分は含有しない顆粒の製法であって、固形分が60 重量%未満である水性スラリーを150〜250℃の温度で噴霧乾燥することか ら成る製法に関し、水性スラリーは、(a)α−スルホ脂肪酸アルキルエステル またはα−スルホ脂肪酸アルキルエステルの混合物と、スルホネートおよびスル フェートの群から選択する少なくとも一種の他のアニオン界面活性剤、(b)( 必要ならば含水物質に換算して)無機ビルダー、また所望により(c)水中で中 性反応を示す無機塩を、噴霧乾燥した顆粒が、成分(a)を10〜42重量%( たtどし、少なくとも10重量%はα−スルホ脂肪酸アルキルエステルである) 、成分(b)を10〜90重量%、また所望により成分(c)を45重量%まで 含有するよう1こ含んでおり、また噴霧乾燥した顆粒中、残留含水量が3重量% 未満に確立されるよう、乾燥域内で乾燥する混合物の滞留時間を選択する。
適当なα−スルホ脂肪酸アルキルエステルの出発原料は、脂肪酸分子中、8〜2 0個の炭素原子を含む植物および/または動物起源の脂肪酸のアルキルエステル をα−スルホン化した後、中和して、水溶性単塩とすることにより得られるα− スルホ脂肪酸のエステル(エステルスルホネート)である。該エステルは、水素 化ヤシ油、パーム核油および牛脂脂肪酸のα−スルホン化エステルであるのが好 ましく、不飽和脂肪酸(例えば、オレイン酸)のスルホン化物もまた少量、好ま しくは多くて約2〜3重量%存在する。エステル基中、アルキル鎖が多くて4個 の炭素原子よりなるα−スルホ脂肪酸アルキルエステル(例えば、メチルエステ ル、エチルエステル、プロピルエステルおよびブチルエステル)が特に好ましい 。α−スルホ脂肪酸のメチルエステル(MES)を特に有利に使用する。それら を工業規模で製造する際、既知のように、対応するα−スルホ脂肪酸またはその 二環の形成を伴う、部分的なエステル開裂により形成される二環を微量含有する 水性混合物として、実際にはα−スルホ脂肪酸アルキルエステルの単塩が蓄積す る。そのような界面活性剤の二環含量は、アニオン界面活性剤混合物のうち、一 般には50重量%以下(例えば、約30重量%までの範囲内)である。本発明に 関し、α−スルホ脂肪酸アルキルエステルについて示した量は、常に、α−スル ホ脂肪酸アルキルエステルの単塩とα−スルホ脂肪酸の二環との合計として解す る。従って、本発明の加水分解に安定な顆粒は、単塩と二環との合計に対し、二 環含量がわずか3重量%、好ましくはわずか2重量%、さらに好ましくは1゜5 重量%未満の顆粒である。本発明の好ましい顆粒は、(a)アニオン界面活性剤 を10〜40重量%含有する。特に好ましい顆粒は、α−スルホ脂肪酸メチルエ ステルを10〜35重量%、好ましくは15〜30重量%、さらに好ましくは1 5〜28重量%含有するが、他のアニオン界面活性剤は含有しない。
本発明の他の顆粒は、α−スルホ脂肪酸アルキルエステルの混合物と、スルホネ ートおよびスルフェートの群から選択する少なくとも一種の他のアニオン界面活 性剤を含有し、α−スルホ脂肪酸アルキルエステル含量は、最終顆粒に対し、少 なくとも12重量%であるのが好ましく、さらに好ましくは14〜25重量%で ある。スルホネートタイプの他の界面活性剤は、co−+3アルキルベンゼンス ルホネート、オレフィンスルホネート、すなわちアルケンスルホネートとヒドロ キシアルカンスルホネートとの混合物、また例えば、二酸化硫黄ガスでスルホン 化した後、スルホン化物をアルカリまたは酸加水分解することにより、末端ある いは内部二重結合を有するCI2−111モノオレフインから得られるジスルホ ネートであるのも好ましい。例えば、スルホクロリド化またはスルホキシド化し た後、加水分解あるいは中和することにより、C1□−18アルカンから得られ るアルカンスルホネートもまた適当である。スルフェートタイプの適当な界面活 性剤は、例えば、天然および合成起源の第一アルコール、すなわち脂肪アルコー ル(例えば、ヤシ油脂肪アルコール、牛脂脂肪アルコール、オレイルアルコール 、ラウリル、ミリスチル、セチルまたはステアリルアルコール、あるいはC1゜ −3゜オキソアルコール)の硫酸モノエステル、および同様の鎖長を有する第二 アルコールの硫酸モノエステルである。平均3.5モルのエチレンオキシドを含 有する2−メチル分枝したC1−11アルコールといったような、1〜6モルの エチレンオキシドでエトキシル化したアルコールの硫酸モノエステルもまた適当 である。スルホネートタイプの好ましい他のアニオン界面活性剤がアルキルベン ゼンスルホネートである一方、スルフェートタイプの好ましい他のアニオン界面 活性剤は、C+2−+S脂肪アルキルスルフェート、とりわけCIL18牛脂脂 肪アルコールスルフェート、またはそれらの混合物である。
アニオン界面活性剤は、そのナトリウム、カリウムまたはアンモニウム塩の形、 およびモノ−、ジー、またはトリエタノールアミンといったような有機塩基の可 溶性塩の形で存在し得る。アニオン界面活性剤は、そのナトリウムまたはカリウ ム塩の形、とりわけそのナトリウム塩の形で存在するのが好ましい。
好ましい顆粒は、(al)α−スルホ脂肪酸メチルエステルを10〜35重量% 、好ましくは12〜30重量%、さらに好ましくは14〜25重量%、および( a2)脂肪アルコールスルフェート、とりわけCl3−111牛脂脂肪アルコー ルスルフエートを5〜25重量%、好ましくは10〜20重量%含有し、(al )と(a2)との合計は、少なくとも20重量%、好ましくは25〜35重量% である。
他の好ましい顆粒は、(al)α−スルホ脂肪酸メチルエステルを12〜28重 量%、および(a3)アルキルベンゼンスルホネートを10〜20重量%含有し 、(al)と(a3)との合計は、少なくとも25重量%、好ましくは25〜3 0重量%である。
洗剤は、さらなる界面活性剤として、ノニオン界面活性剤(例えば、エトキシル 化脂肪アルコール)を含有し得る。ヤシ油脂肪アルコール、牛脂脂肪アルコール 、またはオレイルアルコールといったようなCD−l8第一脂肪アルコールおよ びそれらの混合物、あるいは2−メチル分枝した第一アルコールと、アルコール 1モルにつき、1〜10モル、好ましくは2〜8モルのエチレンオキシドとのエ トキシル化脂肪アルコールが、好ましいノニオン界面活性剤である。3モルのエ チレンオキシド(EO)または4モルのエチレンオキシドを含むC+z−+4ア ルコール、7モルのエチレンオキシドを含むC9−11アルコール、3モルのエ チレンオキシド、5モルのエチレンオキシド、7モルのエチレンオキシドまたは 8モルのエチレンオキシドを含むC+S−+Sアルコール、3モルのエチレンオ キシド、5モルのエチレンオキシドまたは7モルのエチレンオキシドを含むCl 1−18アルコール、および3モルのエチレンオキシドを含むC+i−+4アル コールと、5モルのエチレンオキシドを含むC32,□I、アルコールとの混合 物といったような、それらの混合物が、特に好ましいノニオン界面活性剤である 。顆粒は、ノニオン界面活性剤を6重量%まで、とりわけ5重量%まで含有する のが好ましい。
好ましい無機ビルグー(b)は、アルモケイ酸ナトリウム、とりわけ洗剤特性の あるゼオライト(例えば、ゼオライトNaA) 、またさらにトリポリリン酸ナ トリウムといったようなホスフェートである。適当なゼオライトは、10IIm 未満の平均粒度(体積分布、コールタ−カウンター法により測定)を有し、結合 水を20〜22重量%含有するのが好ましい。このことは、本発明の顆粒が、水 不含有活性物質に対し、ゼオライトを72重量%(水含有ゼオライトの90重量 %に相当)まで含有し得ることを意味する。本発明の顆粒は、水不含有活性物質 に対し、無機ビルグーを15〜65重量%含有するのが好ましく、さらに好まし くは15〜50重量%(例えば、48重量%まで、あるいは40重量%まで)含 有する。
特に好ましい顆粒は、水不含有活性物質に対し、洗剤特性のあるゼオライトを2 0〜30重量%、または42〜50重量%含有する。
水中で中性反応を示す好ましい無機塩(c)は、もし存在するとすれば、そのナ トリウムおよびカリウム塩の形のクロリドおよび/またはスルフェートである。
好ましい顆粒は、(c)水中で中性的に反応する無機塩を20〜45重量%、と りわけ25〜40重量%含有し、硫酸ナトリウムが特に好ましい。
上記成分の他に、顆粒洗剤は、洗剤中で一般に使用される既知の添加剤(例えば 、シリコーン油といったような抑泡剤、蛍光増白剤、ポリカルボン酸およびその 塩、染料並びに香料、乳白剤または真珠光沢剤)、また特に、顆粒の安定性を増 大する既知の凝集助剤を含有し得る。
適当なポリカルボン酸は、もし使用することに生態学的問題がなければ、例えば 、クエン酸、アジピン酸、コハク酸、グルタル酸、酒石酸、糖酸、アミノカルボ ン酸、ニトリロトリ酢酸(NTA)といったような、ナトリウム塩の形で使用す るのが好ましいポリカルボン酸、およびそれらの混合物である。好ましい塩は、 クエン酸、アジピン酸、コハク酸、グルタル酸、酒石酸といったようなポリカル ボン酸の塩、およびそれらの混合物である。使用する量は、顆粒に対し、好まし くは0.5〜5重量%、さらに好ましくは1〜3重量%である。
既知の凝集助剤には、なかでも、ポリカルボキシレートポリマー、デンプン誘導 体、アニオンおよびノニオンセルロース誘導体およびそれらの混合物、並びにポ リエチレングリコール、および脂肪族アルコールの高エトキシル化誘導体が包含 される。本発明の顆粒中、凝集助剤は、一般に0.05〜10重量%存在し得る 。
適当なポリカルボキシレートポリマーは、例えば、ポリアクリル酸またはポリメ タクリル酸のナトリウム塩であって、例えば、相対分子量が800〜150゜0 00(酸に換算)であるポリアクリル酸またはポリメタクリル酸のナトリウム塩 である。適当なポリカルボキシレートコポリマーは、特に、アクリル酸とメタク リル酸とのコポリマー、およびアクリル酸またはメタクリル酸とマレイン酸との コポリマーである。アクリル酸を50〜90重量%、およびマレイン酸を50〜 10重量%含有する、アクリル酸とマレイン酸とのコポリマーが特に適当である ことが分かった。アクリル酸が60〜85重量%、およびマレイン酸が40〜1 5重量%存在するコポリマーが、特に好ましい。それらの相対分子量は、遊離酸 に換算して、通例、5.000〜200,000、好ましくは10.000〜1 20.000、さらに好ましくは50,000〜100.000の範囲内である 。
本発明の顆粒中におけるそれらの含量は、好ましくは0.05〜5重量%、さら に好ましくは1〜2.5重量%である。
好ましいセルロース誘導体は、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース 、メチルヒドロキシエチルセルロースの塩、またはそれらの混合物である。
適当なポリエチレングリコールは、200〜12.000の相対分子量を有する 。好ましいポリエチレングリコールは、200〜6,000、好ましくは4,0 00まで、さらに好ましくは2.000までの相対分子量を有する。
適当な脂肪族アルコールの高エトキシル化誘導体は、例えば、約20〜80モル のエチレンオキシドと、本質的には8〜20個の炭素原子を含む1モルの脂肪族 アルコールとの付加物である。特に重要なのは、約20〜60モル、とりわけ2 5〜45モルのエチレンオキシドと、例えば、ヤシ油脂肪アルコールまたは牛脂 脂肪アルコールといったような第一アルコールとの付加物、オレイルアルコール との付加物、オキソアルコールとの付加物、あるいは8〜18個の炭素原子を含 む第二アルコールとの付加物であるとされている。こういった群から選択する、 特に好ましい誘導体は、30モルのエチレンオキシドを含む牛脂脂肪アルコール 、および40モルのエチレンオキシドを含む牛脂脂肪アルコールである。
噴霧乾燥した顆粒成分の幾つかは、15〜45℃という仮定の貯蔵温度で、安定 な水和物を形成する。従って、噴霧乾燥した粉末状で使用したか、あるいは懸濁 液の状態て使用したかにかかわらず、本発明の噴霧乾燥した顆粒中、ゼオライト は水和状態で存在する。安定な水和ゼオライトは、水和ゼオライトに対し、結合 水を20〜22重量%含有するのが好ましい。例えば、水和ゼオライトに対し、 水を約22重量%含有する水和物を形成するのに十分な水が、顆粒中のゼオライ トにとって有用とされる場合、本発明のゼオライトを含有する顆粒は、易流動性 であるといったような特に有利な性能特性を示すことが見いだされた。これとは 対照的に、硫酸ナトリウムやポリカルボキシレートポリマーといったような成分 は、水不含有物質として見なされる。安定な水和物の各々の含水量の合計は、安 定な顆粒の理論含水量を表す。ところで、噴霧乾燥した顆粒が、理論値または計 算値より高い含水量を有するなら、顆粒の実測含水量と顆粒の理論含水量との間 の差は、顆粒の残留含水量(d)を表す。本発明の好ましい顆粒は、2重量%未 満、好ましくは1重量%未満、さらに好ましくは0〜0.5重量%の残留含水量 (d)を有する。3重量%未満という必須残留含水量から、約35℃で3力月間 貯蔵した後でもケークとなる傾向を全く示さない、加水分解に安定で、注出入可 能な易流動性の生成物が得られる。
原則的に、噴霧乾燥法は、2つの乾燥段階に分けられる。まず初めに、結晶化多 孔質マトリックスが形成されるまで、水性媒体を除去する。次いで、結晶化マト リックスの気孔中に閉じ込められた水を除去する。乾燥時間を増加する、すなわ ち乾燥を強化するにしたがって、結晶化多孔質マトリックスの硬質表面が硬化す るという事実により、結晶化マトリックスの気孔中に閉じ込められた不結合水を 完全に除去するのが困難となっている。現在、噴霧乾燥することにより、α−ス ルホ脂肪酸アルキルエステルを含有する顆粒を完全に乾燥させるのは、もつと困 難であるということ、すなわち、こういった顆粒に対する乾燥時間は、アルキル ベンゼンスルホネートおよび/または脂肪アルキルスルフェートのみを含有する 顆粒に対する乾燥時間より長いということが見いだされた。従って、本発明の顆 粒は、2つの方法を組み合わせることにより、α−スルホ脂肪酸アルキルエステ ルを含有する顆粒を乾燥するという問題が解決された本発明の製法により製造す るのが好ましい。
専門家には既知のように、比較的微細な液体粒子は、比較的粗大な液体粒子より も、速(完全に乾燥するので、また噴霧乾燥法で微細な液体粒子が形成されるか どうかは、粘度、すなわち水性スラリーの固形分に依存するので、本発明の製法 においては、固形分が60重量%未滴である水性スラリーを乾燥域内へ噴霧する のが好ましい。なかでも、α−スルホ脂肪酸アルキルエステルのみを含有する、 すなわち他のアニオン界面活性剤を含有していない顆粒を製造する際には、固形 分が好ましくは45〜55重量%、また特に有利には45〜53重量%である水 性スラリーを噴霧乾燥する。α−スルホ脂肪酸アルキルエステルと他のアニオン 界面活性剤との混合物を噴霧乾燥する際には、固体濃度が60重量%以上(例え ば、約62〜65重量%)であってもよいということが見いだされた。しかし、 水性スラリーの固形分が60重量%以下、特に55重量%以下の場合でも、特に 有利な特性を有する顆粒が得られる。
水性スラリーを製造する際、媒体物質、ゼオライトは、粉末状か、あるいは水性 懸濁液状で、水性スラリー中へ入れるのがよい。ゼオライトの水性懸濁液、好ま しくは45〜55重量%の水性懸濁液を使用する場合、水性スラリー中へ、一般 にはゼオライL懸濁液中に存在する安定剤を、懸濁液に対し、約1.5〜3重量 %入れる。こういった安定剤には、ノニオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、 またはポリカルボキシレートポリマーが包含される。しかし、ゼオライトは、通 例、17〜25重量%の含水量を有する、粉末状、とりわけ噴霧乾燥した微細粉 末状で、水性スラリー中へ入れるのが好ましい。好ましいゼオライトは、30μ mより大きい粒子を含有せず、少なくとも80%のゼオライトが10II■より 小さい粒子から成る。そのようなゼオライト粉末の他に、硫酸ナトリウム、ニト リロトリ酢酸の塩、水酸化ナトリウム、カルボキシメチルセルロース、ポリカル ボキシレートポリマー、またはノニオン界面活性剤といったような添加剤を少量 含有する、噴霧乾燥したゼオライト粉未配合物[デグサ(D egussa)  A Gの製品、商品名ヴエサリス(Wessalith)] もまた適当である 。
噴霧乾燥する前の水性スラリーの温度は、好ましくは50〜85℃、さらに好ま しくは55〜80℃である。水性スラリーの噴霧ノズル先端圧力を増大すること により、噴霧乾燥している間に微細な液体粒子が形成するのを、さらに助長する ことができる。好ましい圧力は、30〜90バール、さらに好ましくは35〜8 0バールの範囲内である。
しかし、特に好ましい一態様においては、小さなノズル孔口を有するノズルを使 用することにより、乾燥域内で微細な液体粒子が形成するのが助長される。好ま しいノズルは、直径が31またはそれ未満、好ましくは2,5101未満、さら に好ましくは0.5〜2m11の孔口を有する。いわゆる「二成分系ノズル(t wo−component nozzles)jをまた、特に有利に使用するこ ともできる。二成分系ノズルを用いて、噴霧乾燥する水性スラリーと共に、助剤 媒体ガス、好ましくは空気を乾燥域内へ吹き込む。こういったノズルを使用する ことにより、噴霧乾燥する前に、例えば約5〜10バール、好ましくは6〜8バ ールまで、水性スラリーの圧力を減弱することが可能となる。
第二の方法は、乾燥した顆粒中、3重量%未満、好ましくは2重量%未満、さら に好ましくは1重量%という所望の残留含水量、また特に有利には0−0.5重 量%の水が確立されるよう、各々の組成や乾燥温度に依存する、乾燥域内におけ る混合物の滞留時間に対応する長さを選択することである。滞留時間を延ばす方 法の一つは、軸方向に比較的長い乾燥路を有する、比較的広い乾燥域を使用する ことである。噴霧乾燥法において、向流の原理を適用する場合に、滞留時間を延 ばす別の方法は、単位時間あたりの軸方向の空気流量を増加するか、あるいは軸 方向の空気流れに加え、軸方向ではない空気流れ、いわゆる、ねじれ空気(tw isting air)を乾燥域内へ入れることである。原則的に、空気保有量 は、単に装置に関連ある理由により制限される。しかし、原則的に、向流で流れ る空気量が過剰であると、形成される顆粒の摩耗をひどくする結果となるという ことが見いだされた。所望する生成物の組成と、その所望する粒度分布に依存す る各々の空気量を選択するのは専門家に任される。本発明によれば、1時間あた り5000m3まで、好ましくは1,500〜3.500m”、さらに好ましく は多くても3.000m5のねじれ空気押出量に対し、1時間あたり15,00 025,000m”の軸方向の空気押出量を使用するのが好ましい。
単位時間あたりの軸方向の空気流量が付随して減少する場合に、滞留時間を延ば す別の方法は、並流の原理を適用することである。並流法には、向流法と比べて 、単位時間あたり、より少ない空気流量で形成される顆粒の摩耗が無視できるほ どのものであるか、あるいは向流法により生成する顆粒の摩耗より少ないという 有利な点がある。
流入する空気の温度は、180〜240℃の範囲内であるのが好ましく、さらに 好ましくは220℃以下(例えば、約200℃)である。
さらに、滞留時間はまた、噴霧乾燥域内で微細な液体粒子が形成されることによ っても増えるが、専門家は知っているように、大きな液体粒子より、小さな液体 粒子はど、軸方向の乾燥域を通づてゆっくりと落下するので、このことは、特に 、小さな孔口直径を有するノズルを通して、比較的低濃度の水性スラリーを噴霧 することにより成される。
本発明の製法により製造される顆粒は、大変薄く、わずかに黄色味がかった色を しており、例えば、150〜約650g/j!、好ましくは180〜600 g /lという見掛密度を有する。どのような製法を行うかにより、見掛密度が約5 00g/I!、または約450g/lである顆粒もまた得られる。もし、乾燥域 内で、空気量を理想的に調節するなら、粒度分布(篩分析)に直径が2市より大 きく、あるいは50μmより小さい粒子を実質的には含まない顆粒が得られる。
好ましい顆粒は、10重量%未満、好ましくは5重量%未滴の粒子が直径1.6 II11以上であって、15重量%未満、好ましくは10重量%未満の粒子が直 径Q、l+u+以下であるという粒度分布を有する。
本発明の顆粒は、顆粒洗剤製造用コンパウンドとして使用できる。こういったこ とを目的とし、本発明のコンパウンドを他の典型的な洗剤成分と混合するが、好 ましくは、少なくとも一部が噴霧乾燥したコンパウンド、または顆粒コンノくラ ンドの形で存在する。本発明の顆粒の見掛密度を増大するよう、他の洗剤成分と 混合する前に、本発明の顆粒を圧縮してもよい。常用圧縮法のいずれか(例えば 、高速混合機または圧縮ローラでの造粒)を、こういった目的に使用することが できる。
こういった方法で得られる顆粒洗剤は、低い見掛密度(例えば、200〜500 g、#)を有し得るか、あるいは高い見掛密度(例えば、約500〜800g/ lまたは約850g/lまで)を有し得る。こういった顆粒洗剤の典型的な成分 は、専門家には既知である他の界面活性剤(例えば、石ケンおよびノニオン界面 活性剤)、さらなる量の無機ビルダー(例えば、ゼオライト)、または有機ビル ダー(例えば、クエン酸あるいはシトレート)、無機塩(例えば、カーボネート 、ビカーボネート)、シリケート(例えば、噴霧乾燥した水ガラスまたは結晶性 層状シリケート)および/またはスルフェート、漂白剤(例えば、)(−ボレー トあるいはパーカルボネート)、漂白活性剤(例えば、ポリアクリル化アルキレ ンジアミン、無水カルボン酸、またはポリアクリル化ポリオール)、再付着防止 剤(例えば、ポリビニルピロリドン)、抑泡剤(例えば、シリコーン、)くラフ インまたはワックス)、酵素(例えば、プロテアーゼ、す1<−ゼ、アミラーゼ および/またはセルラーゼ)、酵素安定剤、蛍光増白剤、乳白剤または真珠光沢 剤、染料および香料である。原則的には、液体の、液化した、あるいは溶解した 成分をまた、本発明のコンパウンド上に既知の方法で噴霧することもできる。
本発明のコンパウンドは、顆粒洗剤であって、α−スルホ脂肪酸アルキルエステ ルを含むコンパウンドを約25〜97重量%、好ましくは40〜80重量%、さ らに好ましくは約70重量%まで、漂白剤を25重量%まで、漂白活性剤を8重 量%まで、抑泡剤を1重量%まで、酵素を2重量%まで、炭酸ナトリウムおよび /またはケイ酸ナトリウムといったような無機塩を35重量%まで、好ましくは 10〜25重量%、また他のアニオンおよび/またはノニオン界面活性剤を15 重量%まで、好ましくは2〜10重量%含有する洗剤を製造するのに使用するの が好ましい。
実施例 組成を表1に示した顆粒1〜3は、固形分が50.3重量%である水性懸濁液を 噴霧乾燥することにより得られる。噴霧乾燥条件を表2に示す。以下の出発原料 を使用した。
ABS : C,−Ijアルキルベンゼンスルホネート、ナトリウム塩TAS  : 牛脂脂肪フルコールスルフェート[スルホポン(Sulfopon) T  55W (商標)、ヘンケル社(Henkel KGaA)の製品]MES :  α−スルホン化牛脂脂肪酸メチルエステル[テキシン(Texin) ES− 68(商標)、ヘンケル社の製品、−ナトリウム塩が77.1重量%、 ニナトリウニ塩が22.9重量%] ポリマー : アクリル酸/マレイン酸コポリマー、ナトリウム塩[ツカラン( Sokalan) CF2 (商標) 、BASFの製品、ドイツ連邦共和国] ゼオライト : 水和ゼオライトNaA、無水活性物質として表し、水を20重 量%含む粉末状で使用する。
理論上、顆粒が水を22重量%含む水和ゼオライトを含有するように、顆粒の含 水量を調節した。顆粒は、加水分解に安定である、すなわち単塩と二基との合計 に対する二基のパーセンテージ含量が25重量%未満であって、約35℃におい て約3カ月(貯蔵終了)後でも、ケークとなる傾向を全く示さなかった。
MES 15.0 21.0 15 ポリマー 1.6 1.6 1.6 ゼオライト 24.0 24.0 24.0蛍光増白剤 0.28 0.28  0.28シリコーン油 0.02 0.02 0.02硫酸ナトリウム 35. 4 35.3 35.8ノズルの孔口直径 2關 ねじれ空気 2,500m3/h ノズル前の圧力 40バール α−スルホン化牛脂脂肪酸メチルエステルを31.45重量%、CD−11脂肪 アルコール・7エチレンオキシドを4.05重量%、ポリカルボン酸混合物[ツ カランDCS (商標)、BASFの製品、ドイツ連邦共和国]を2.6重量% 、ゼオライト[牛脂脂肪アルコール・5エチレンオキシドで安定化した49.6 重量%の懸濁液状で入れた]を46.5重量%、シリコーン油を0.02重量% 、またその他に、溶液起源の塩、および出発原料起源の水を含有する顆粒4を、 実施例1〜3と同様に調製した。顆粒4の見掛密度は、約500g/fであった 。
国際調査報告 瞳−儒え0.、l−エPCT/EP92102B361、、−1m M+−6, PCT/Eρ 92102836フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、 PT、 S E)、 CA、JP、 KR,US(72)発明者 バストウラ、アメリボドイ ツ連邦共和国 デー−5810ヴイッテン、ザオアープルッフシュトラアセ 3 ア一番

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.α−スルホ脂肪酸アルキルエステルを含有するが、有意量のアルカリ成分は 含有しない顆粒であって、 (a)α−スルホ脂肪酸アルキルエステルまたはα−スルホ脂肪酸アルキルエス テルの混合物と、スルホネートおよびスルフェートの群から選択する少なくとも 一種の他のアニオン界面活性剤とを10〜42重量%含有し、最終顆粒に対し、 α−スルホ脂肪酸アルキルエステル含量は少なくとも10重量%であって、 (b)(必要ならば含水物質に換算して)無機ビルダーを10〜90重量%含有 し、 (c)所望により、水中で中性反応を示す無機塩を45重量%まで含有し、(d )3重量%未満の残留含水量を有することを特徴とする顆粒。
  2. 2.(a)α−スルホ脂肪酸アルキルエステルまたはα−スルホ脂肪酸アルキル エステルの混合物と、スルホネートおよびスルフェートの群から選択する少なく とも一種の他のアニオン界面活性剤とを10〜40重量%含有し、最終顆粒に対 し、α−スルホ脂肪酸アルキルエステル含量は少なくとも10重量%であって、 また (b)(水不含有活性物質に換算して)無機ビルダーを10〜65重量%、好ま しくは15〜50重量%含有する ことを特徴とする、請求項1に記載の顆粒。
  3. 3.(a)α−スルホ脂肪酸メチルエステルを10〜35重量%、好ましくは1 5〜30重量%、さらに好ましくは15〜28重量%含有するが、他のアニオン 界面活性剤は含有せず、また必要ならば、ノニオン界面活性剤を6重量%まで含 有し、 (d)2重量%未満、好ましくは1重量%未満、さらに好ましくは0〜0.5重 量%の残留含水量を有する ことを特徴とする、請求項1または2に記載の顆粒。
  4. 4.(a1)α−スルホ脂肪酸メチルエステルを10〜35重量%、好ましくは 12〜30重量%、さらに好ましくは14〜25重量%含有し、(a2)脂肪ア ルコールスルフェート、とりわけC16−18牛脂脂肪アルコールスルフェート を5〜25重量%、好ましくは10〜20重量%含有し、(a1)と(a2)と の合計は、少なくとも20重量%、好ましくは25〜35重量%であって、 (b)水不含有活性物質に対し、洗剤特性のあるゼオライトを15〜65重量% 、好ましくは15〜50重量%、さらに好ましくは20〜30重量%、または4 2〜50重量%含有し、また (d)2重量%未満、好ましくは1重量%未満、さらに好ましくは0〜0.5重 量%の残留含水量を有する ことを特徴とする、請求項1または2に記載の顆粒。
  5. 5.(a1)α−スルホ脂肪酸メチルエステルを12〜28重量%含有し、(a 3)アルキルベンゼンスルホネートを10〜20重量%含有し、(a1)と(a 3)との合計は、少なくとも25重量%、好ましくは25〜30重量%であって 、 (b)水不含有活性物質に対し、洗剤特性のあるゼオライトを15〜65重量% 、好ましくは15〜40重量%、さらに好ましくは20〜30重量%含有し、ま た (d)2重量%未満、好ましくは1重量%未満、さらに好ましくは0〜0.5重 量%の残留含水量を有する ことを特徴とする、請求項1または2に記載の顆粒。
  6. 6.凝集助剤(例えば、ポリカルボキシレートポリマー、デンプン誘導体、アニ オンおよびノニオンセルロース誘導体またはそれらの混合物、および相対分子量 が200〜12,000であるポリエチレングリコール、あるいは脂肪族アルコ ールの高エトキシル化誘導体)を0.05〜10重量%含有することを特徴とす る、請求項1〜5のいずれかに記載の顆粒。
  7. 7.ポリカルボン酸、ポリカルボン酸の塩および/またはポリカルボキシレート ポリマーを0.05〜5重量%、好ましくは1〜3.0重量%含有することを特 徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の顆粒。
  8. 8.(c)水中で中性反応を示す無機塩、とりわけ硫酸ナトリウムを20〜45 重量%、好ましくは25〜40重量%含有することを特徴とする、請求項1〜7 のいずれかに記載の顆粒。
  9. 9.α−スルホ脂肪酸アルキルエステルを含有するが、有意量のアルカリ成分は 含有しない顆粒の製法であって、固形分が60重量%未満である水性スラリーを 150℃〜250℃の温度で噴霧乾燥することから成り、水性スラリーが、(a )α−スルホ脂肪酸アルキルエステルまたはα−スルホ脂肪酸アルキルエステル の混合物と、スルホネートおよびスルフェートの群から選択する少なくとも一種 の他のアニオン界面活性剤、(b)無機ビルダー、また所望により(c)水中で 中性反応を示す無機塩を、噴霧乾燥した顆粒が、成分(a)を10〜42重量% (ただし、少なくとも10重量%はα−スルホ脂肪酸アルキルエステルである) 、(必要ならば含水物質に換算して)成分(b)を10〜90重量%、また所望 により成分(c)を45重量%まで含有するように含んでおり、また噴霧乾燥し た顆粒中、残留含水量が3重量%未満に確立されるよう、乾燥域内で乾燥する混 合物の滞留時間を選択することを特徴とする製法。
  10. 10.水性スラリーが、45〜55重量%、好ましくは45〜53重量%という 固形分を有し、また残留含水量が、2重量%未満、好ましくは1重量%未満、さ らに好ましくは0〜0.5重量%に確立されるよう、乾燥域内における混合物の 滞留時間を選択すること特徴とする、請求項9に記載の製法。
  11. 11.ゼオライトを、粉末状、または水性懸濁液状、好ましくは微粒子粉末状で 水性懸濁液中へ入れることを特徴とする、請求項9または10に記載の製法。
  12. 12.乾燥域内へ噴霧乾燥するために、直径が3mm未満、好ましくは2.5m m未満、とりわけ0.5〜2mmという小さなノズル孔口を有するノズルを使用 することを特徴とする、請求項9〜11のいずれかに記載の製法。
  13. 13.乾燥域内へ噴霧乾燥するために、噴霧乾燥する水性スラリーと共に、助剤 媒体ガス、好ましくは空気を乾燥域内へ吹き込む二成分系ノズルを使用すること を特徴とする、請求項9〜12のいずれかに記載の製法。
  14. 14.噴霧乾燥する前に、水性スラリーの圧力を、5〜10バール、好ましくは 6〜8バールに調節することを特徴とする、請求項13に記載の製法。
  15. 15.噴霧乾燥を向流で行う場合に、5000m3/時間まで、好ましくは1, 500〜3,500m3/時間、さらに好ましくは多くても3,000m3/時 間のねじれ空気押出量に対し、15,000〜25,000m3/時間の軸方向 の空気押出量を使用することを特徴とする、請求項9〜14のいずれかに記載の 製法。
  16. 16.噴霧乾燥を並流の原理に基づいて行うことを特徴とする、請求項9〜14 のいずれかに記載の製法。
  17. 17.乾燥域内へ流入する空気の温度が、180〜240℃の範囲内、とりわけ 220℃以下であることを特徴とする、請求項9〜16のいずれかに記載の製法 。
  18. 18.後で圧縮することにより、顆粒の見掛密度を増大することを特徴とする、 請求項9〜17のいずれかに記載の製法。
  19. 19.請求項1〜8のいずれかに記載した顆粒の、顆粒洗剤製造用コンパウンド としての使用。
  20. 20.請求項1〜8のいずれかに記載した顆粒を含有する洗剤であって、α−ス ルホ脂肪酸アルキルエステルを含有する顆粒を25〜97重量%、好ましくは4 0〜80重量%含有することを特徴とする洗剤。
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