JPH07501239A - 計量されたエーロゾルを吸入するための医療器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 計量されたエーロゾルを吸入するための医療器具本発明はエーロゾル容器用の医 療器具に関し、特にエーロゾルを容器へ解放すると同時または入れ換わりに中間 室へ吸入し、上記中間室へ薬剤を噴霧し、次いでそこから薬剤を吸入するエーロ ゾル容器用の医療器具に関する。

ＢＰ特許第００　０８　６６７　ＡＩ号による吸入器具はエーロゾル容器を保持 するための収容室を具備するハウジングを有し、収容室には同心の渦発生室およ びマウスピースが連結されている。サポートは中心の階段付孔を有し、上記階段 付孔の大きな孔径を有する部へは収容室内に設置されたエーロゾル容器のノズル 針が挿入されていて上記渦発生室へ相当に深く侵入している。

吸入時に吸入される空気は空気入口から上記渦発生室へ吸引されかつ上記マウス ピースから肺へ吸引される。上記空気入口は上記階段付孔から比較的離れた位置 で上記渦発生室へ開放している。上記マウスピース領域内には人口弁と出口弁が 分離して設けられ、この両弁により、一方で上記渦発生室からの吸入を可能にし 、他方で上記渦発生室からの独立の吐出を可能にする。上記渦発生室への上記空 気入口の開口部の寸法は比較的小さく、その空間位置の結果として、薬剤の微粒 子化と渦発生に大きな効果を与えることができない。

この器具は相当に長く、通常のエーロゾル容器の高さの約３倍の長さであるため に携帯またはポケット器具として終始上記器具を運搬する役目を果たすことはで きない。

ＵＳ特許第４８５２５６１号による吸入器によれば、マウスピースとエーロゾル 容器収容室を形成するハウジングは相互に前後に設けられ、上記エーロゾル容器 計量弁開口部の機構はマウスピースの吸入器と反対の吸入器端部へ固定されてい る。このエーロゾル容器収容室は薬剤渦発生室を形成し、これに対して比較的小 さい入口が形成されている。上記エーロゾル容器計量弁が開放するときに、噴射 剤により解放された薬剤は約９０度回転しなければならず、そのために計量弁は 簡単に閉鎖する。

よく知られている吸入器を使用する場合、渦発生室へ開放する入口が比較的小さ いために、所謂、「呼吸不安ｊの危険があり、弁要素が吸入マウスピースの前に ある場合には、その危険は一層大きくなり、呼吸を妨害し、かつ薬剤が収集する 過剰障害物を形成する。

本発明の基礎は、計量されたエーロゾルを吸入するために医療器具を使用すると きに、該器具から吸入された空気によりエーロゾル容器を離れる薬剤の微粒子化 と渦発生が、最高量の薬剤を気管支領域へ導入しかつしばしば発生する呼吸不安 を大幅に解消する点で従来器具と比較して改良されている。

これは請求の範囲１による医療器具により実行される。

本発明の医療器具の有利な形態は従属請求項に記載されている。

呼吸不安は直径の大きい空気主管およびこの目的に適した空気供給器を設けるこ とにより克服される。

大量の薬剤の最適吸入は微粒子化兼渦発生室により確実にされ、この室は空気の 一部を第２枝管から供給され、好ましくは階段付孔の直近領域、従って、エーロ ゾル容器計量弁において、薬剤は肺および気管支に必要とされる３ミクロン以下 の寸法にされる。

図１から５は本発明に関する吸入器の異なる態様を示す。

図１に図示された吸入器具はハウジングｌから成り、このハウジングはマウスピ ース９と軸方向へ組み立てられることができ、収容室２を有し、この収容室は隔 壁１．１により１側上が画定され、かつ階段付孔５を有する。室２はエーロゾル 容器３を収容し、その収容室のノズル針３ａは階段付孔５の相対的に大きい直径 部へ挿入される。収容室２は大きいオリフィス断面を全体上に存する軸方向へ配 向された第１空気主管により包囲されている。階段付孔５の相対的に小さい直径 の部５．１へは渦発生室６が連結され、かつ空気枝管７が渦発生室６へ空気主管 １４を連結し、隔壁１．１を通って好ましくは上記ノズル開口部の近くで開放し ている。

マウスピース９は渦発生室６の一部を形成する円筒状部を有する。

マウスピース９の領域において、渦発生室６は中心開口部１３を有する壁９ａに より画定されており、空気主管１４へ連結された第２空気主管１ａを具備する。

ハウジングｌとマウスピース９は２重壁として設計されており、空気主管１４と １４ａを形成するために円筒状壁間にウェブを有する。

マウスピース９は、例えば、ねじ山を介してハウジングｌへ結合できる。マウス ピース９は、その外端部が楕円形等の口に適した形状に形成されてよい。

渦発生室６の壁は研磨されるのが好ましい。空気枝管７は傾斜し、かつ階段付孔 ５，５．１は容器３を離れたエーロゾルが最大限に微粒子化されかつ渦発生する ように配置されている。

図２の態様によれば（１９９１年ｌθ月２８日の優先権主張による１９９２年１ 月３０日公告のＤＢ−ＧＭ第９１１３８３１．０号参照）、空気主管１４．１は 比較的短く軸方向へ開放し、外向連結管１４．２がハウジング１の外シェル面か ら空気主管１４．１へ開放している。この空気主管はマウスピース９に対面する ハウジング側上に設けられている。空気枝管７は空気主管１４．１へ結合されか つ渦発生室６へ開放している。

図３によれば（１９９２年１月２０日の優先権主張による１９９２年７月２３日 公告のＤＢ−ＧＭ第９２０２１９８．０号参照）、小径を有する階段付孔部はノ ズル形状または円錐形のエーロゾル出口５．２へ向かって拡大し、渦発生室６へ 開放し、そのオリフィス角度は６０度から１２０度の範囲にあり、好ましくは略 ９０度であり、空気枝管７はこの出口５．２へ開放している。

付加的空気枝管７．１は同様に空気主管１４．１から分岐していて、渦発生室６ に沿った方向へ流れるケーシング流が発生するように渦発生室６へ配向されてい る。

中心開口部１３．１は渦発生室６と結合されていて比較的大きい断面を有する。

図４によれば（１９９２年４月９日の優先権主張出願であって未公告のＤＥ−Ｇ 間第９２０４８３８．９号参照）、ハウジングｌは図３と対照的に、その内壁上 に軸方向へ配向されたスペーサウェブ１．２を有し、上記エーロゾル容器とエー ロゾル容器の挿入後の収容室２の内壁との間で軸方向へ配向された空気管は開放 状態になっている。収容室２に結合された空気枝管７はエーロゾル出口５．２へ 開放し、エーロゾル出口５．２はノズル状に拡大している。

マウスピース９は円筒管を構成し、その内部は渦発生室６の一部を形成し、その 全長にわたって実質的に同様形状の円筒断面を有しており、このマウスピースの オリフィス１２はマウスピース９の内部と同一断面を存するようになっている。

空気主管１４．１および連結管１４．２は、渦発生室６へ開放する空気枝管７と 共に図３による主形態と実質的に同一である。図４による態様において、マウス ピース９の内部の直径は１２から１８ｍｍ、好ましくは１５ｍｍであり、空気主 管１４ａは比較的短く、従って外部へ流出する空気は上記マウスピースの内壁に 沿ったケーシング流を形成する。

図５による態様において（優先権主張せず）、収容室２へ向かって軸方向へ配向 された空気主管１４．３は図４と対照的にスペーサウエ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．イ）エーロゾル容器（３）のための収容室（２）およびその軸方向へ配向さ れた空気第１主管を具備した円筒状ハウジング（１）、ロ）ハウジング（１）へ 同軸に連結されたマウスピース（９）、マウスピース（９）はハウジング（１） と共に微粒子化兼渦発生室（６）を形成し、かつ上記第１空気主管と結合した第 ２空気主管（１４ａ）を有する、 ハ）収容室（２）と渦発生室（６）との間の隔壁（１．１）、上記隔壁は、相対 的に大きい直径の孔部が収容室（２）と結合しかつ相対的に小さい直径の孔部が エーロゾル出口（５．２）として渦発生室（６）と結合している階段付孔（５） を有し、かつ隔壁（１．１）および階段付孔（５）に対して対角に走りかつ上記 渦発生室へ直接開放している上記第１空気主管へ連結された空気枝管（７）を具 備する、から成ることを特徴とする計量されたエーロゾルを吸入するための医療 器具。 ２．上記空気枝管（７）は上記第１空気主管へ連結されている、ことを特徴とす る請求項１の医療器具。 ３．上記ハウジング（１）は上記マウスピース（９）に対面するハウジング（１ ）側へ開放した複数の第１空気主管（１４．１）を有し、第１空気主管（１４． １）に対して側方向の連結管（１４．２）が開放している、ことを特徴とする請 求項１の医療器具。 ４．上記第１空気主管（１４．３）は上記収容室（２）を上記微粒子化兼渦発生 室（６）へ連結している、ことを特徴とする請求項１の医療器具。 ５．上記隔壁（１．１）は上記空気主管（１４；１４．１；１４．３）を上記渦 発生室（６）へ連結している付加管（７．１）を有し、かつ付加管（７．１）を 流れる空気は渦発生室（６）の内壁に沿った実質的に軸方向のケーシング流を発 生させる、ことを特徴とする請求項３または４の医療器具。 ６．上記マウスピース（９）は使用者側へ開放した円筒部を有し、そのオリフィ ス断面はマウスピース（９）により形成された渦発生室（６）のその部の内側断 面と実質的に同一である、ことを特徴とする請求項１から５のいずれか１の医療 器具。 ７．上記ハウジング（１）はその内壁上に軸方向に配向されたスペーサウエブ（ １．２）を有する、ことを特徴とする請求項１の医療器具。 ８．上記ハウジング（１）および上記マウスピース（９）は相互にねじ止めされ ている、ことを特徴とする請求項１の医療器具。 ９．上記エーロゾル出口（５．２）は６０度から１２０度の範囲、好ましくは略 ９０度の開口角度を持った断面を有する、ことを特徴とする請求項１の医療器具 。 １０．上記空気枝管（７）は上記エーロゾル出口（５．２）の円錐形拡大部へ開 放している、ことを特徴とする請求項９の医療器具。 １１．上記空気枝管（７；７．１）は上記渦発生室（６）へ放射状に開放してい る、ことを特徴とする請求項１または５の医療器具。 １２．上記マウスピース（９）は１２ｍｍから１８ｍｍの範囲、好ましくは１５ ｍｍの直径を有しかつ上記マウスピースのオリフィス（１２）へ直進している、 ことを特徴とする請求項１の医療器具。 １３．一方で上記第２空気主管（１４ａ）を流れる空気量を調整し、かつ他方で 上記空気枝管（７；７．１）を流れる空気量を調整するために、上記マウスピー ス（７）は上記ハウジング（１）の異なる周辺位置へねじ止めされている、こと を特徴とする請求項１の医療器具。 １４．上記第１空気主管（１４）は上記ハウジング（１）を連続通過している、 ことを特徴とする請求項１の医療器具。