JP4688391B2 - 吸入装置のための内部渦機構 - Google Patents
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Description
発明の分野
本発明は、患者の肺臓内への吸入によって一定服用量のエアロゾル化薬物を吐出するための方法および装置に関し、さらに詳細には吸入装置のための内部渦機構に関する。
【0002】
発明の背景
エアロゾルは、身体の治療処置用として薬物を肺臓内に吐出するために、その使用がますます増加している。例えば喘息を治療する場合、β2アゴニストなどの気管支拡張剤、およびコルチコステロイドなどの抗炎症剤を吐出するために、吸入器が広く使用されている。服用量計量吸入器(MDI)および乾燥粉末吸入器(DPI)の2種類の吸入器が広く使用されている。
【0003】
従来のMDI装置では、薬物は、薬剤製造者によって、クロロフルオロカーボン(CFC)またはヒドロフルオロアルカン(HFA)などの液体噴霧体中に薬物が懸濁または溶解した加圧エアロゾルキャニスタで提供されている。キャニスタは、キャニスタの内側に押し込むことができる中空吐出ステムを有する計量弁を備えており、計量された分量の噴霧体−薬物混合剤を、薬物の粒子が懸濁または溶解した噴霧体の微細飛沫からなるエアロゾルの形で吐出させることができる。
【0004】
このようなキャニスタと共に使用するための従来のMDIは、アクチュエータおよびノズルを有するハウジングを備えている。キャニスタは、該キャニスタの中空吐出ステムと共にハウジング内に挿入され、アクチュエータ内の孔中に受け入れられる。キャニスタの密閉端を押すと、ステムがキャニスタの内部へ押し込まれ、計量された分量の薬物がノズルから吐出される。ハウジングはさらに、ノズルに流体連絡する流路を画定している。該流路の出口は、ハウジングの口金部分に設けられており、エアロゾル化薬物が該口金部分を出た後に吸入されるようになっている。患者は口金を口腔内に挿入して口唇で該口金の周囲を密封し、あるいは開いた口腔から若干の距離を隔てて口金を保持し、次にキャニスタを押して薬物を吐出させると同時に吸入する。
【0005】
多くの用途に対して概して良好ではあるが、既存のMDIは、多数の重大な欠点を抱えている。既存のMDIの問題の1つは、薬物の吐出効率が悪いことである。既存のMDIの場合、意図した結果を達成することができる肺臓に実際に到達する薬物の量は、キャニスタから吐出される薬物服用量のわずかに平均10%程度でしかないことが推定されている。薬物の相当な部分がMDI装置の内表面に衝突し、粘着している。したがってMDIは、高価な薬物の吐出用としては決して最適ではない。
【0006】
MDI装置の内表面に粘着する薬物の量を少なくするために、本出願人の同時係属出願第08/952,352号、第09/326,538号、第09/326,531号に、MDI装置の内表面の、MDI装置内への薬物の出口点付近に取り付けられた一連の内部羽根が開示されている。薬物が吐出されている間、該羽根によって外気が導かれ、MDI装置の内表面に沿って、内表面上への薬物の密着を最少にするための円周渦巻攪乱境界層が生成される。羽根は薬物の密着を最少にしているが、同時にMDI装置を高価かつ複雑にしている。
【0007】
したがって本発明の目的は、計量された服用量のうちの吸い込まれる部分(すなわち、最適サイズの粒子の形での部分)が装置の出口で最大化される、エアロゾル化薬物を吐出するための方法および装置を提供することである。
【0008】
本発明の他の目的は、装置の内壁への薬物の密着および粘着を最少化する、エアロゾル化薬物を吐出するための方法および装置を提供することである。
【0009】
本発明のさらに他の目的は、その内表面に沿った、空気の円周渦巻攪乱境界層を有する、費用有効性が高くかつ単純なMDI装置を提供することである。
【0010】
発明の概要
本発明の上記の目的およびその他の目的は、流量制御技法および装置が、主としてMDI装置の内表面への薬物の密着および粘着を制限し、また、
・周囲の空気と薬物の混合、およびエアロゾル化薬物のプルームの分散の促進
・薬物のエアゾル噴霧体の蒸発
・患者による吸入のための、口金への空気/薬物混合物の導入
を促進するために使用される本発明による方法および装置によって達成される。
【0011】
本発明の一実施形態では、エアロゾル流量制御装置は、開放端と、内表面を備えた壁を有する、概して管状のコンジットとを有するハウジングと、該ハウジング内に配置され、コンジット内に一定服用量のエアロゾル化薬物を吐出するようになされた薬物吐出器と、該薬物吐出器の下流側の壁の内部に形成された複数の渦発生器とを備えている。該渦発生器は、開放端を通して確立される空気流の上に、内表面に沿った円周渦巻攪乱空気流を確立している。
【0012】
本発明の他の実施形態では、エアロゾル流量制御装置は、内表面および外表面を備えた壁によって画定されたコンジットを有し、開放端がユーザの口腔内に挿入されるようになされ、また、実質的に密閉された端部が、上記開放端から離れた位置にあるハウジングを備えている。上記装置は、ハウジング内に支持され、コンジット内に一定服用量のエアロゾル化薬物を吐出するようになされた薬物吐出器と、コンジットの外表面上に配置された複数の空気取入れ口と、薬物吐出器の下流側コンジットの壁の内部に配置された複数の渦発生器とを備えている。該渦発生器は、空気取入れ口に流体連絡している。コンジットの開放端に加えられる吸入努力により、渦発生器上を空気が流れ、それによりコンジットの内表面に沿って流れる円周渦巻攪乱境界層流が確立され、コンジット表面上への薬物の密着および粘着が低減される。
【0013】
本発明のさらに他の実施形態では、内表面および外表面を備えたコンジットを有し、開放端がユーザの口腔内に挿入されるようになされ、実質的に密閉された端部が、上記開放端から離れた位置にあるハウジングと、ハウジング内に支持され、コンジット内に一定服用量のエアロゾル化薬物を吐出するようになされた薬物吐出器とを有するエアロゾル流量制御装置における、一定服用量の薬物を吐出するための方法が提供される。該方法には、コンジット内にエアロゾル化薬物のプルームを形成するために、薬物吐出器から一定服用量の薬物を吐出するステップと、少なくとも該吐出ステップの間、コンジットの開放端に加えられる吸入努力によって、コンジットの内表面に沿った空気流を供給するステップが含まれている。空気流は、コンジットとハウジングの密閉端の間の接合点に隣接するコンジットの外表面上に形成された複数の空気取入れ口を介して、また、薬物吐出器の下流側の壁の内部に形成され、かつ、コンジットの内表面に隣接する出口を有する複数の渦発生器を介して引き出される。円周渦巻攪乱境界層流が、コンジットの内表面に沿って生成され、コンジットの内表面への薬物の密着および粘着が低減される。
【0014】
本発明のさらに他の実施形態は、開放端および概して管状のコンジットを備えたハウジングを有するエアロゾル流量制御装置を備えている。上記コンジットは、内表面を有する壁、およびコンジット外部の周囲空気に流体連絡した複数の空気取入れ口を備えている。また、上記装置は、ハウジング内に配置され、コンジット内に一定服用量のエアロゾル化薬物を吐出するようになされた薬物吐出器アセンブリと、該薬物吐出器の下流側コンジットの壁の内部に配置された複数の渦発生器とを備えている。渦発生器の各々は、頂点と内表面上に設けられる出口を形成する開放底辺とを有する第1の概してピラミッド様の部分、および、頂点と対応する空気取入れ口に流体連絡した開放底辺とを有する第2の概してピラミッド様の部分を備えている。ピラミッド形部分の頂点はオーバラップして、ピラミッド様の部分間の流体連絡を可能にする開口部を形成し、渦発生器および空気取入れ口が協働して、開放端を通して確立される空気流の上に、内表面に沿った円周渦巻攪乱空気流を確立している。
【0015】
本発明の独自の特徴の1つは、本発明による渦発生器を使用することにより、MDI装置のコストが低減されること、およびその製造が簡略化されることである。特に、独自のピラミッド形渦発生器は、製造費が安価であり、プラスチック成形によって容易に製造/変更することができる。コンジットの壁の内部に渦発生器を成形することにより、コンジットの内部壁に羽根を成形する際の余分の材料費が節約される。また、コンジットを製造するための型の複雑性が緩和されるため、より容易に型を製造することができ、また、より容易にMDI装置を製造することができる。
【0016】
本発明により、プラスチック射出成形を使用した製造が容易になり、独自の渦発生器の設計が、プラスチックによる製造のためのプル(pull)を容易にしている。
【0017】
本発明のこれらおよびその他の目的および利点は、添付の図面およびそれらに対する説明から、より明確になるであろう。
【0018】
本明細書に組み込まれ、かつ、本明細書の一部を構成する添付の図面は、本発明の様々な実施形態を示したもので、前述の本発明の一般的な説明および以下の詳細説明と共に、本発明の原理を説明するものである。
【0019】
図面の詳細な説明
図1〜図4Bは、本発明の原理による吸入器を示したものである。吸入器は、コンジット16に接続されたレセプタクル部分14を有するハウジング12を備えている。キャニスタ18は、本発明に関わる部分ではない。本発明による吸入装置は、薬物の吐出が阻止される非動作部分から、中空吐出ステムを通して計量された分量のキャニスタ内容物が吐出される動作部分へ、キャニスタ本体の内側に向けて押し込むことができる中空吐出ステムを備えた内部計量弁を有する任意の標準加圧キャニスタを用いて使用することができる。
【0020】
コンジット16は、レセプタクル部分14から間隔を隔てた開放端20と、レセプタクル部分14に接続された端部壁24によって画定される密閉端とを備えている。端部壁24の形状は、その頂点が開放端20から最も遠い端部壁24部分を形成する概して円錐形であるか、あるいは半球形であることが好ましい。
【0021】
また、吸入器10は、コンジット16の開放端20に接続される、別個の口金60を備えている。口金60は、ユーザの口腔内に挿入されるようになされた、直径の小さい部分63を有している。口金60はさらに、ノズル吐出オリフィス30の下流側に間隔を隔てて、該ノズル吐出オリフィス30に対向する出口36、および口金の外部に設けられる空気取入れ口38を有する空気管34を備えている。空気取入れ口38は、空気管34の出口36に流体連絡し、周辺の外部空気を、オリフィス30から吐出された薬物のプルームに衝突させている。
【0022】
ハウジング12はさらに、端部壁24に支えられたアクチュエータおよびノズルアセンブリ26を備えている。アクチュエータおよびノズルアセンブリ26は、キャニスタ18の中空吐出ステムを受け入れるようになされた孔28を備えており、ノズル吐出オリフィス30は、孔28に流体連絡している。ノズル吐出オリフィス30は、有利には端部壁24の頂点に配置かつ配向され、概してコンジットの長手方向の中心軸32に沿って、エアロゾルプルームを導いている。オリフィス30の出口の内径は、約0.025インチ(約0.635mm)未満であることが好ましく、約0.005インチ(約0.127mm)と約0.019インチ(約0.483mm)の間であることがさらに好ましい。
【0023】
ハウジング12は、図1に示すように、3つのセクションから構成されているが、製造を簡易にするために、別法として2つのセクション以内で構成することもできる。例えば、ハウジング12を、レセプタクル部分14、端部壁24およびコンジット16を備えた第1のセクションと、口金60を備えた第2のセクションの2つのセクションから構成することができる。あるいは、ハウジング14を、コンジットを貫く長手方向の平面上に分割された、互いに概して鏡像となる、対称平面に沿って一体化される2つの分割セクションから構成することもできる。しかしここでは実例によって説明するために、3つのセクションを有する実施形態を示し、説明する。
【0024】
第1のセクション70は、レセプタクル部分14、端部壁24、アクチュエータおよびノズルアセンブリ26、およびコンジット16の一部を形成し、接合点48で端部壁24に接続された概して円筒状の部分62を備えている。第1のセクション70は、別法としては、後々に一体化される複数の部品から構成することもできるが、ここでは有利に1個の部品から総合的に構成されている。
【0025】
第2のセクション72は、その内径および外径が、第1の概して円筒状セクション70の内径および外径より小さい第2の概して円筒状の部分を備えている。直径が小さくなっていることにより、接合点48で第2のセクションを第1のセクションの開放端の内部に受け入れることができる。第2のセクション72は、別法としては、後々に一体化される複数の部品から構成することもできるが、1個の部品から総合的に構成されることが好ましい。
【0026】
ハウジング12の第3のセクション74は、第2のセクション72のもう一方の端部(開放端20)を受け入れる、概して円筒状の口金60を備え、さらに、MDI装置の外表面上に配置され、対応する空気取入れ口38と、衝突噴流を供給する出口36とを有する空気管34を備えている。
【0027】
本発明について、第2のセクションの直径が、第1のセクションおよび第3のセクション(口金)の直径より小さい実例を示したが、セクションの接続が可能な任意の設計を使用することができる。
【0028】
ハウジング12は、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ABS、ポリカーボネートまたはポリアクリラートなどのプラスチックで有利に形成されている。ハウジング12は、射出成形あるいはブロー成形など、任意の適切な技法を用いて製造することができる。
【0029】
また、吸入器10は、複数の渦発生器を、端部壁とコンジットの間の接合点に隣接するコンジットの壁の内部に備え、さらに好ましいことには、接合点に隣接する端部壁上に備えている。各渦発生器は、コンジット/端部壁の内表面上の出口を形成する開放底辺58、および対応する補助周囲空気取入れ口46に流体連絡した頂点を有する第1のピラミッド形部分56を備えている。補助空気取入れ口46は、端部壁24の外表面上に、円周状に間隔を隔てて位置付けされ、接合点48に隣接して好ましく配置されている。
【0030】
また、渦発生器は、実質的に第1のピラミッド形と類似の、補助空気取入れ口に流体連絡した(あるいは補助空気取入れ口を形成する)開放底辺を有する第2のピラミッド形を備えていることが好ましい。第2のピラミッド形部分は、第1のピラミッド部分の頂点とオーバラップする頂点を備え、流体連絡を確立し、かつ、ピラミッド部分とピラミッド部分の間に、オーバラップ部分54を形成している。
【0031】
ピラミッド形渦発生器は、コンジットに対して半径方向および軸方向の成分を有する空気流61を生成し、コンジットの内部に沿った円周渦巻攪乱境界層を確立している。この境界層により、主として、薬物粒子がコンジットの内部壁に衝突し、永久的に粘着する可能性が低減され、かつ、空気と薬物の混合、エアゾル噴霧体の蒸発、および空気/薬物混合物の口金への導入の助けとなる。
【0032】
各ピラミッド形は、底部表面に対して90°の角度をなす1つの側面を備えている。渦発生器に2つのピラミッド形を使用することにより、ピラミッドの頂点が共に90°の角度をなすその側面上に形成され、2つのピラミッド形の間に開口部を確立するオーバラップ(遮断)が形成される。開口部の大きさは、2つのピラミッド間の頂点のオーバラップを増減することによって変更することができる。オーバラップが大きいほど、開口部は大きくなる。最終的には開口部の大きさが渦発生器を流れる空気流の量を決定している。したがってオーバラップを制御することによって、コンジットの内表面周囲の境界層中の補助空気流の量が決定される。
【0033】
本発明による吸入器の動作は以下の通りである。先ずユーザが完全に息を吐き出し、次に部分63を口腔内に挿入し、口唇で部分62の周囲を密閉する。続いてユーザが吸入を開始すると、空気管34からの空気流、および渦発生器54からの円周渦巻攪乱空気流61が確立される。これらの空気流が確立した後、ユーザが、吸入を維持しつつキャニスタ18を押し下げると、計量された分量の薬物と噴霧体の混合物がノズル吐出オリフィス30から吐出される。空気管34から流れる空気が、端部壁の頂点部分の出口オリフィスを出るエアロゾル化薬物のプルームに衝突し、それによりプルームの速度が低下し、エアゾル噴霧体のほとんどが蒸発する。主として、渦発生器によって生成される空気流61により、内部コンジット壁に薬物粒子がない状態が維持され、かつ、薬物と空気の混合、および空気管34からの衝突噴流空気によっては蒸発しきれなかった残留噴霧体の蒸発が促進される。ユーザは、肺の容量一杯まで吸入し続け、肺が一杯になると、典型的な場合、肺の気道内にエアロゾル化薬物を落ち着かせるために、一定時間の間、呼吸を止めることになる。
【0034】
以上、本発明について、様々な実施形態の相当詳細な説明を通して、実例を挙げて説明したが、特許請求の範囲の各クレームの範囲を、これらの詳細に制限すなわち限定することは、本出願人の意図するところではない。その他の利点および改変については、当分野の技術者には容易に明らかであろう。したがって本発明は、その広義の態様において、上に示しかつ説明した特定の詳細、代表装置および方法、および実例となる実施例に制限されることはない。したがって、本出願人の一般的な発明概念の精神および範囲を逸脱することなく、これらの詳細から逸脱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の側断面図である。
【図2A】 補助空気取入れ口および渦発生器の一部を示す、本発明によるMDI装置のハウジングの後部壁の斜視図である。
【図2B】 渦発生器のピラミッド形部分の1つを示す、本発明によるMDI装置の補助空気取入れ口の拡大図である。
【図3】 本発明によるMDI装置のハウジングの後部壁のフロント部分の斜視図である。
【図4A】 渦発生器出口の位置を示す、本発明によるMDI装置のハウジングの後部壁の側断面図である。
【図4B】 第1および第2のピラミッド形部分のオーバラップした頂点を示す、本発明による渦発生器の側断面図である。
Claims (12)
- a.開放端と、内表面を備えた壁を有する、概して管状のコンジットとを備えたハウジングと、
b.前記ハウジング内に配置され、前記コンジット内に一定服用量のエアロゾル化薬物を吐出するようになされた薬物吐出器と、
c.前記薬物吐出器の下流側の前記壁の内部に配置された複数の渦発生器とを備え、前記渦発生器が、周囲の外気に流体連絡している複数の取入れ口、および前記内表面上に設けられた複数の出口を有し、前記渦発生器の形状が、前記出口を形成する開放底辺および前記空気取入れ口に流体連絡した頂点を有する、実質的にピラミッド形であり、前記渦発生器が、前記開放端を通して確立される空気流の上に、前記内表面に沿った円周渦巻攪乱空気流を確立するエアロゾル流量制御装置。 - 前記渦発生器の各々が、頂点と、前記出口を形成する開放底辺とを有する第1の概してピラミッド様の部分、および、頂点と、対応する空気取入れ口に流体連絡した開放底辺とを有する第2の概してピラミッド様の部分を備え、前記頂点がオーバラップして、前記部分間の流体連絡を可能にする開口部を形成する、請求項1に記載のエアロゾル流量制御装置。
- 前記薬物吐出器が、薬物が入った加圧キャニスタを備え、前記ハウジングが、前記キャニスタの中空吐出ステムを受け入れるようになされたアクチュエータおよびノズルアセンブリを備え、前記アクチュエータおよびノズルアセンブリが、前記コンジット内にエアロゾル化薬物を吐出するために配置されたノズル吐出オリフィスを有する、請求項1に記載のエアロゾル流量制御装置。
- 前記コンジットの内部に支持され、かつ前記ノズル吐出オリフィスに対向して配列された出口と前記コンジットの外部の周囲空気に流体連絡した取入れ口とを有する空気管をさらに備え、前記コンジットの開放端に加えられる吸入努力により、前記空気管の取入れ口に空気が流入し、かつ、前記空気管の出口から流出し、前記空気管の出口から流出する空気が前記ノズル吐出オリフィスを通して前記キャニスタから吐出されるエアロゾル化薬物のプルームに衝突するように導かれるように前記空気管が配向される、請求項1に記載のエアロゾル流量制御装置。
- 前記コンジットが、前記開放端から離れた位置に、実質的に密閉された端部を備え、前記密閉端が前記複数の空気取入れ口を備える、請求項1に記載のエアロゾル流量制御装置。
- a.内表面および外表面を備えた壁によって画定されたコンジットを有し、開放端がユーザの口腔内に挿入されるようになされ、実質的に密閉された端部が前記開放端から離れた位置にあるハウジングと、
b.前記ハウジング内に支持され、前記コンジット内に一定服用量のエアロゾル化薬物を吐出するようになされた薬物吐出器と、
c.前記コンジットの前記外表面上に配置された複数の空気取入れ口と、
d.前記薬物吐出器の下流側の前記壁の内部に配置され、かつ、前記内表面上に位置する複数の対応する出口を有する、前記空気取入れ口に流体連絡した複数の渦発生器とを備え、前記渦発生器の各々の形状が、前記出口を形成する開放底辺および対応する空気取入れ口に流体連絡した頂点を有する、実質的にピラミッド形であり、前記コンジットの開放端に加えられる吸入努力により、前記渦発生器を通して空気が流れ、それにより前記コンジットの内表面に沿って流れる円周渦巻攪乱境界層流が確立され、前記コンジット表面上への薬物の密着および粘着が低減されるエアロゾル流量制御装置。 - 前記渦発生器の各々が、頂点と、前記出口を形成する開放底辺とを有する第1の概してピラミッド様の部分、および、頂点と、対応する空気取入れ口に流体連絡した開放底辺とを有する第2の概してピラミッド様の部分を備え、前記頂点がオーバラップして、前記部分間の流体連絡を可能にする開口部を形成する、請求項6に記載のエアロゾル流量制御装置。
- 前記薬物吐出器が、薬物の加圧キャニスタ、前記キャニスタの中空出口ステムを受け入れるようになされた孔を備えたアクチュエータおよびノズルアセンブリ、および前記孔に流体連絡し、かつ、前記コンジット内にエアロゾル化薬物のプルームを導くようになされたノズル吐出オリフィスを備える、請求項6に記載のエアロゾル流量制御装置。
- 前記コンジットの内部に支持され、かつ前記ノズル吐出オリフィスに対向して配列された出口と前記コンジット外部の周囲空気に流体連絡した取入れ口とを有する空気管をさらに備え、前記コンジットの前記開放端に加えられる吸入努力により、前記空気管の取入れ口に空気が流入しかつ前記空気管の出口から流出し、前記空気管の出口から流出する空気が、前記ノズル吐出オリフィスを通して前記キャニスタから吐出されるエアロゾル化薬物のプルームに衝突するように導かれるように前記空気管が配向される、請求項6に記載のエアロゾル流量制御装置。
- 前記密閉端の形状が、前記コンジットの前記開放端から最も遠い位置にある前記密閉端の一部を形成する頂点を有する、概して円錐形または半球形であり、前記空気取入れ口が、前記密閉端と前記コンジットの間の接合点に隣接して配置される、請求項6に記載のエアロゾル流量制御装置。
- 前記アクチュエータおよびノズルアセンブリが、前記孔に流体連絡した第2のノズル吐出オリフィスを備え、前記2つのノズル吐出オリフィスが、前記オリフィスから吐出されるプルームが前記コンジット内で互いに衝突し、エアロゾル化薬物の分散および混合が促進されるよう、間隔を隔ててかつ互いに一定の角度で配向される、請求項10に記載のエアロゾル流量制御装置。
- a.開放端と、内表面を備えた壁および周囲外気に流体連絡した複数の空気取入れ口を有する、概して管状のコンジットとを備えたハウジングと、
b.前記ハウジング内に配置され、前記コンジット内に一定服用量のエアロゾル化薬物を吐出するようになされた薬物吐出器と、
c.前記薬物吐出器の下流側の前記コンジットの前記壁の内部に配置された複数の渦発生器とを備え、前記渦発生器の各々が、頂点と前記内表面上に位置される出口を形成する開放底辺とを有する第1の概してピラミッド様の部分、および、頂点と対応する空気取入れ口に流体連絡した開放底辺とを有する第2の概してピラミッド様の部分を備え、前記頂点がオーバラップして、前記ピラミッド様の部分間の流体連絡を可能にする開口部を形成し、前記渦発生器および前記空気取入れ口が協働して、前記開放端を通して確立される空気流の上に、前記内表面に沿った円周渦巻攪乱空気流を確立するエアロゾル流量制御装置。
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