JPH07500487A - 骨形成ペプチド - Google Patents

骨形成ペプチド

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JPH07500487A
JPH07500487A JP3518322A JP51832291A JPH07500487A JP H07500487 A JPH07500487 A JP H07500487A JP 3518322 A JP3518322 A JP 3518322A JP 51832291 A JP51832291 A JP 51832291A JP H07500487 A JPH07500487 A JP H07500487A
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オズケイナック,エンジン
ルージャー, デイビッド シー.
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 骨形成ペプチド 光皿勿豊景 本発明は、新規なポリペプチド鎖及び哺乳動物に於ける骨形成を誘発しうるポリ ペプチド鎖から成る骨形成タンパク質に係る。そして、ポリペプチド鎖をエンコ ードする遺伝子、DNA遺伝子組換え技術を用いるそれらの製造方法、及び骨形 成タンパク質を用いる骨および軟骨組織修復方法に関する。
哺乳動物の骨組織は、推定するに、骨の成長及び自然治癒中に活発化する軟骨内 骨形成に至る細胞事象の展開カスケードを誘発し得る単−若しくは複数のタンパ ク質物質を含むものと知られている。この活性因子(又は因子類)は、文献では 、骨形態形成タンパク質、骨誘発タンパク質、骨形成タンパク質、オステオジェ ニン又は骨誘発タンパク質等、様々に称名されている。
骨分化の展開カスケードは開光組繊細胞のレクリートメント、原種細胞の増殖、 軟骨石灰化、管侵入、骨形成、改造そして髄分化から成る(Reddi(198 1) Couu並」1. Res、 1:209−226)。
これ等の表現型変換の基礎となる正確な機構は不明確であるが、骨マトリックス の自然軟骨内骨分化活性は分離的に抽出することができ、不活性の残照コラーゲ ンマトリックスと再構成され完全な骨誘導活動を回復する(Saa+path  and Reddi。
(1981)Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 USA 78ニ ア599−7603) 、これにより、生体軟骨内骨誘発能力を試す実験方法が 提供される。
数種の哺乳動物は、異種移植実験で示されるように、密接に関連するタンパク質 を生成する(Sas+path and Reddi (1983)Proc、  Natl、 Acad、 Sci、 IJsA 80:6591−9595) 。
これ等のタンパク質の潜在的有用性は広く認められてきた。
これ等タンパク質が入手可能になれば、整形外科、ある種のプラスティック外科 と種々の歯周及び頭顔処置を改革することになろう。
これ等タンパク質両分の性質が観測されると、種々の研究所で、骨形成活動の原 因になる純粋な因子、あるいは因子類を分離し、特定しようとする強力な研究努 力が惹起した。@乳動物の骨から骨形成タンパク質を純粋化しようとする技術の 現状は、Sampa th等により示されている。((1987) Proc。
Natl、 Acad、 Sci、 USA 84ニア109−7113)。U rist等は(1984)力透旦、五匹よ」組り一堕」L−6世よ H匙194 −199で、塩化カルシウム−尿素からなる無機−有機溶剤混合物により脱塩皮 質骨から抽出され、グアニジン−塩酸塩と調製ゲル電気泳動で分別沈澱により回 収されたヒトの骨形成タンパク質両分を開示している。彼らの報告によれば、こ のタンパク質両分は酸性ポリペプチドのアミノ酸成分をもち、1748kD 領 域の分子量を有する。
Urist et al、 (1984) Proc、 Natl、 Acad 、 Sci、 LISA 81:371−375は酸性ポリペプチドの性質をも ち、分子量が約18kDの牛の骨形前形成のタンパク質を開示している。その著 者等の報告によれば、このタンパク質はヒドロキシアパタイト・スの体後半部の 筋肉内に骨形成、そしてラットと犬の頭骨内の冠状欠陥に骨再生を誘発した。骨 から抽出物を得る彼等の方法は、生成物が不明瞭で、不純物を含んでいる。
1985年10月7日公開の欧州特許出願第148.155号は、牛、豚及びヒ ト由来の骨形成タンパク質を開示している0発明者等によって22−24kDの 分子量をもつP3タンパク質と名付けられたタンパク質の一つは、本質的に均一 な状態に純化されたと述べられている。この物質は動物に埋め込まれたとき、骨 形成を誘発すると報告されている。
1988年1月14日発行の国際出#PCT108?101537は、骨誘導性 質をもつ、牛の骨からの未精製画分を開示している。出願人は又、DNA組換え 技術によって生成された推定上の「骨誘導ファクターJを開示している。4個の DNAシーケンスがヒト又は牛ゲノム或いはcDNAライブラリーから回収され 遺伝子組換えのホストセル内に発現されている。出願人は発現されたタンパク質 が骨形前形成のタンパク質であり得ると述べているが、骨誘導は示されていす、 遺伝子組換えタンパク質は骨形成性のものではないことを示唆している。同じグ ループはその後、4個のファクターのうち3個は軟骨形成を誘発すると報告し、 そして骨形成活動は「調整分子の混合によるものであり」そして「骨形成は01 .これ等分子の相互作用よって制御されるというのが極めて有り得ることである 」と仮定する。再び、如何なる骨形成もcDNAの発現生成物に起因されなかっ た。「骨形前形成に伴う因子」を名称とするUrisL et al、、 EP O212+474についても参照のこと。
’Aang等は、(1988)Proc、 Nat、 Acad、 Sci、  IJSA 85.で、ゲル濾過から決定した30kDの分子量に対応する塩基性 タンパク質の軟骨及び骨形成活性を有する脱塩骨のグアニジン抽出物からの牛の 骨形前形成タンパク質の精製を開示している。このタンパク質の精製により、分 離して不活性となった30.18及び16kDのタンパク質を得た。この結果か ら、活性物質の正確な同定はできなかったことを認めている。
14ang等は、(1990)Proc、 Nat、 Acad、^si、 U SA 87: 2220−2227で、PCT 87101537に記載された cDNA鎖の一つの発現と部分精製を記載している。軟骨組織及び/又は骨形成 をこのタンパク質で首尾一貫して行おうとすると純度50%の物質の最低600 ngを要する。
1990年4月19日刊行の国際出願第PCT/89104458(Int、  Pub。
No、 l[1901003733)は、r31−34のP3Jと呼ばれる一骨 形成因子ファミリーの純化と分析を記載している。このタンパク質ファミリーは 、ペプチド断片配列により特徴づけられる少なくとも4個のタンパク質を含む。
不純混合物r31−34のP3Jは骨形成活性により検定される。個々のタンパ ク質の活性は評価されず、また論議もされていない。
本発明の一つの目的は、ヒトを含む哺乳動物での同種および異種移植に於ける軟 骨内骨形成が可能な二量体骨形成タンパク質のサブ・ユニットとして有用な新規 なポリペプチド鎖の提供にある。他の目的は、これらのポリペプチド鎖をコード する遺伝子、及びDNA組換え技術を用いてこれ等のポリペプチド鎖から成る骨 形成タンパク質の製造方法の提供、そしてこれ等タンパク質に特異的に結合でき る抗体の提供にある。
本発明のこれら及び他の目的と特徴は、以下の記載、図面及び続くクレームから 明らかになろう。
主班坐塁要 本発明は、マトリックスと連携して補乳動物内に埋め込まれたとき、埋め込み位 置に軟骨内骨形成と骨髄分化の十分な展開カスケードを誘発できる二量体骨形成 タンパク質の一方または両方のサブ・ユニットとして有用な、新規なポリペプチ ド連鎖を提供する。
これ等の展開の鍵は、天然牛骨形成タンパク質のアミノ酸シーケンスと構造デー タの解明にあった。活発な、実質上純粋な骨形成タンパク質を、移植物のmg当 たり約0.8から1.0ngの半量大骨形成活性を有する牛骨から回収するに至 るプロトコルが開発された。物質が入手可能であったので、本発明者等は骨形成 を達成するに必要なタンパク質の重要な構造的詳細を解明することができた。タ ンパク質のアミノ酸シーケンスと他の構造的特徴の知識はヒトのゲノムに於ける 天然遺伝子の特定とクローニングを可能にした。
部分シーケンスデータに基づくコンセンサスDNAシーケンスと文献に示された 調節タンパク質の観測ホモロジーを、ヒトのゲノム及びcDNAライブラリーか ら骨形成タンパク質をコードする遺伝子を抽出するためのプローブとして用いた 。コンセンサス・シーケンスの一つは、これまで未特定であった遺伝子を分離す るのに用いた。この遺伝子は、適切に修正され、適切なマトリックスに挿入され 、そしてここに開示されたように埋め込まれるとき、軟骨内骨形成が可能な領域 から成るタンパク質をコードし、発現する。rhOP1]又はrOP−IJと呼 ばれる遺伝子は、係属中の米国422.699に詳細に記載されており、引例に よって一体化されて開示している。
その天然型では、hOP 1発現は、約400アミノ酸の未成熟翻訳物(rhO Pl−PPJここでrpplは「プレプロ形式」を言う)を得られ、139アミ ノ酸の成熟配列として(rOP 1−184 )その後プロセッシングされる。
このタンパク質の活性領域(機能ドメイン)はhOP 1シーケンス(rOPs J)のC末端97アミノ酸から成る。長い活性シーケンスはOF2 (C末端1 02アミノ酸から成る)である。
哺乳動物のcDNAライブラリーをhOP 1に固有なシーケンスで更に調べる と、ここで’0P2J (rhOP2J又はrmOP2」)と称する新規なOP 1類似のシーケンスが特定された。このOP2タンパク質は約74%の有意のア ミノ酸シーケンスホモロジーをOPIタンパク質の活動領域(例えば0P7)と 共有し、又少なくとも成熟型とは20%のホモロジーを有する。ホモロジーを健 全な成長形式(例えば0P1−18.58%アミノ酸ホモロジー)と共有する。
ここに開示する骨形成タンパク質のアミノ酸シーケンスは、コンセンサス・プロ ーブをモデル化した調節タンパク質の変異体とも有意なホモロジーを共有する。
特に、これ等タンパク質は、骨形成タンパク質の活性領域から成るそれ等のC末 端シーケンスに於いて有意義にホモロジーの共有をする。
(例えば、OPIをショウジヨウバエのDPPとXen0PusのVglと比較 。例えば、米国特許第5.011,691号参照。)更に、これらのタンパク質 は共通して、この領域に6又は7の保存システィン骨格構造をもつ(例えば、こ れ等C末端のシスティン残基の直列配置は異なるタンパク質中に保存され ・て いる。)例えば、そのシーケンスが7システイン骨格構造をもつOF2又はその シーケンスが6システイン骨格構造をもつOPS参照、OP2タンパク質も、こ の領域に付加システィン残基を一つ含む。
このように、一つの好ましい俸禄として、本発明は、対立因子とその変種及び生 化学合成突然変異を含む、シーケンスID第3番または第5番によって記述され たアミノ酸シーケンスから成るポリペプチド鎖から成る骨形成タンパク質にあり 、このポリペプチド鎖から成る二量体タンパク質は、適切なマトリックスと連携 して哺乳動物に埋め込まれたとき、軟骨内骨形成を誘発できる配座を有するもの である。有用なタンパク質は全長タンパク質、成熟タンパク質及びC末端によっ て記述される機能範囲から成る切頭タンパク質を含む。
更に、本発明はこれ等特定の構造体に限らない、即ち、これ等のポリペプチド連 鎖のいずれかから成る本発明の骨形成タンパク質は、種々のグリコジル化パター ン、種りのN末端を有する形態、自然発生可能な又は生化学的合成でできるアミ ノ酸シーケンスの領域を有する一連の関連タンパク質、原核細胞又は真核細胞の ホストセル内で組み替えDNAの発現によってつくられる活性な切頭または突然 変異型原アミノ酸シーケンスを有する形態でも良い。本発明の骨形成タンパク質 として有用な活性シーケンスは、マトリックスと連携して哺乳動物に埋め込まれ たとき、軟骨内骨形成を誘発でき、0PSのアミノ酸シーケンスと少なくとも7 0%、好ましくは少なくとも80%のシーケンス・ホモロジーを有するタンパク 質を含むものとする。これは、あるタンパク質のより長い形態と共に、対立因子 変種及び保存C−ターミナル・システィン骨格構造を変更することのあるもので あってこの変更が尚、タンパク質をして、マトリックスと連携して哺乳動物に埋 め込まれたとき、該哺乳動物内に骨形成を誘発できる配座を有する二量体種を形 成せしめるような追加及び削除の突然変異体を含む。
新規なポリペプチド鎖及びそれらを構成する骨形成タンパク質は、原核細胞又は 真核細胞のホストセル内で未変の又は切頭c D N A sあるいは合成りN Aから発現され、しかる後精製ミ切断、リフォールディング、二量体化して実験 動物に移植し得るものである。現在の所より好ましいホストセルはE、coli 又はCHO1CO3又はBSC細胞のような哺乳動物細胞を含む0本発明の骨形 成タンパク質は、種々のグリコジル化パターン、種々のN末端、アミノ酸シーケ ンス・ホモロジーの領域を有する関連するタンパク質ファミリー、及びホストセ ル内の姐換えDNAによってつくられる天然又は生合成タンパク質の活性な切頭 又は突然変異形を含んでも良い。
かくして、この開示により、熟練した遺伝子工学者は、適切なアミノ酸シーケン スをコードする様々の異なる種のcDNA又はゲノム・ライブラリーから遺伝子 を分離でき、若しくはオリゴヌクレチオドからDNAを構築でき、そして原核細 胞及び真核細胞を含む種々の形態のホストセル内でそれ等を発現し、ヒトを含む 哺乳動物内で骨形成を誘発できる活性タンパク質を大量に調製できる。この開示 により、当該技術分野の習熟者は、標準の免疫学を用いて、ここに開示された骨 形成タンパク質とその断片に特異的に結合し得る抗体を創ることができよう。
骨形成タンパク質は、適切な受け渡し又は支持システム(マトリックス)ととも にして臨床応用に有用である。マトリックスは多孔性材料の粒子から成る。孔は 原種細胞移動とそれに引き続く分化と拡散を許容する寸法でなければならない0 粒子の大きさは、TO−850v++、より好ましくは150−420mmの範 囲内であるべきである。粒状材料を骨欠損にまたがる形状に密接に詰め込み、或 いは材料を適宜生体適合性(非炎症性)に構成し、「臨時的骨格」と移動原種細 胞の補充のための基盤として作用し、引き続(それ等の固定と拡散のための土台 として作用するため、生体内分解可能に構成する。現在の所より好ましい担体は 、粒子状の、脱塩化、グアニヂン抽出、種特異的(同種性)骨、及び特別に処理 された粒子状、タンパク質抽出、脱塩化異種発生骨を含む、任意には、かかる異 種発生粉状マトリックスは又、粒子間侵入の体積と表面積を増大するため、トリ プシン及び/又は原繊維変性剤のようなプロテアーゼで処理しても良い、有用な 層剤はジクロロメタン、トリクロロ酢酸、アセトニトリル及びトリフルオロ酢酸 やふう化水素のような酸を含む、或いは、マトリックスは加熱酸性水溶液を含む 、温度範囲を約37℃から75℃とした加熱水溶液で処理しても良い、他の利用 可能なマトリックス材料は、コラーゲン、モノポリマー、グリコール酸と乳酸の コーポリマー、ヒドロオキシアパタイト、燐酸トリカルシウム及び他の燐酸カル シウムから成る。
ここで可能になり、開示された骨形成タンパク質及び埋め込み可能な骨形成装置 により、医師は例えば先天性及び後天性の頭顔及び他の骨格又は歯の異常(Gl owacki et al、 (1981)Lancet 1:959−963 )の修正をすることができる。装置は、動物実験で示された癒着不良の破砕や、 骨形成を要する歯科及び歯周応用を含む他の臨床応用に使用できる。他の潜在的 臨床応用は、例えば、骨関節炎の治療に於ける軟骨修復にある。
皿血坐呈単星脱皿 本発明の以上に述べた目的とその他目的、そして種々の特徴は、本発明自体と同 様、添付する図面とともに読まれるとき、以下の説明から、より充分に理解され よう。図面に於いて、 図1は、成長m0P−2及びhOP−2ポリペプチド鎖:bOP2−A及びm0 P−Aのアミノ酸シーケンスを比較している。
図2は、成長OPI及びOP2ポリペプチドIN : OP 1−18、m0P 1−3.bOP2−A及びm0P2 Aのアミノ酸シーケンスを比較している。
返−里 先ず、哺乳動物からの未処理タンパク質抽出物中に存在する骨形成タンパク質の 分離を可能にする精製プロトコルを開発した。(1989年10月19日刊行の PCT No 89109787及び1988年4月8日出願の米国出願第17 9.406号参照)。処置の展開は、新鮮な子牛の骨が入手可能であったことと 相俟って、実質的に純粋な牛骨形成タンパク質(bOP)の単離を可能にした。
bOPは明確に特徴づけられた。それが猫、兎及びラットに於いて軟骨を誘発し 、ついに軟骨内の骨成長をし得ることが示され、検討された。異種の骨抽出中の 、以前には未知のタンパク質に帰せられていた骨形成の完全な展開カスケードを 誘発し得ることが示された。この適用量依存且つ高度に特定な活動は、タンパク 質がグリコジル化しているいないに関わらず存在した(Sampath et  al、+ (1990)J、 Biol、 Chew。
265: 1319B−13205)。牛由来の物から得られたシーケンスデー タは、ヒトの遺伝子を分離するのに用いられるプローブ設計を示唆した。OPヒ ト同等物タンパク質は今、発現され、広範に特徴づけられている。
これ等の発見は、個々にホモ二量体として、又ヘテロニ量体として他の種を結合 して、真の軟骨内骨創製を可能にする全く新規且つ非天然タンパク質構成物をコ ードするDNAの作成を可能にした(1989年10月19日刊行のPCT−0 09788及び全米国特許第5,011,691号となっている1989年2月 23日出願の米国出願第315.342号参照)。それ等は又、天然源から回収 されたcDNA及びゲノムDNAからの、そしてここに開示された技術及び自動 化した市場で入手可能な装置を用いて作成された合成りNAからの天然型、切頭 型、ミューティン、アナログ、融合タンパク質及び様々な他の変種と構成物の発 現を許容した。DNAは、充分に確立されている分子生物学と組換えDNA技術 を用い、原核細胞又は真核細胞をホストセルとして発現され、生物学的に活性な タンパク質を製造するため、必要に応じ、インビトロで酸化及びリフォールディ ングされても良い。
ヒトのゲノム及びcDNAライブラリーから分離したDNAシーケンスは、ここ でOPIと言及するこれまで未特定だった遺伝子をエンコードする。分離された DNAによってコードされるタンパク質は初め、TGF−βファミリー中のタン パク質をもつアミノ酸ホモロジーにより特定化された。コンセンサス接合信号は アミノ酸ホモロジーが終わり、エキソンーイントロン境界を表示するところに見 いだされた。三個のエキソンが組み合わされ、七個のシスティンを含む機能的T GF−β状領域を得た。(例えば、米国特許第5,011,691号又は0zk aynak、 E、 et al、、(1990)EMBo、 9: 2085 −2093参照)。
hOP 1の全長cDNAシーケンスとN末端シグナルペプチドシーケンスを含 むエンコードされた”prepro”型rhOP 1−pPJは、シーケンスI D第1番(残基1−431)、に開示されている。哺乳動物細胞に発現されたh OP 1タンパク質の成熟型rOP1−18Jは、シーケンスID第1番のアミ ノ酸残基293−431によって記述される。hopiの全長型は、遺伝子の種 々の切頭型及び融合遺伝子と同様、E。
匹且と無数の哺乳動物細胞に発現されている(例えば、1991年5月2日刊行 のPCT出願り094105802参照)。
そして、全て適切なマトリックスとともに哺乳動物に埋め込まれたとき骨形成活 性を有することが示されている。
以上のアミノ酸及びDNAシーケンス情報が与えられると、hOPタンパク質( 例えば、OPS又は0P7)の少なくとも活性領域及びその種々のアナログ(対 立因子及びその変種と遺伝子工学的に創られた突然変異体を含む変種を含む)と 共に融合タンパク質、成長タンパク質の切頭型及び同様な構成体をエンコードす る種々の核酸(RNA及びDNA)が創られる。更に、DNAハイブリダイゼー ションプローブがhOPIDNAの断片から創られ、又はhOPIDNA又はア ミノ酸シーケンスに基づき新たに設計される。これ等のプローブは次に、追加の 骨形成タンパク質を特定するため、異なるゲノム及びcDNAライブラリーをふ るい分けるのに用いられる。
DNAは当該技術分野の熟練者によって、ゲノム及びcDNA分離、合成された オリゴヌクレオチドからの合成りNAの構築及びカセット変異発生技術を含む良 く知られたDNA操作技術を用いて創られる。15−Looserオリゴヌクレ オチドは旧osearch DNA Model 86005ynthesiz erによって合成され、Tris−Borate−EDTAバッファー中でポリ アクリルアミドゲル電気泳動(PAGE)により純化される。DNAは次に、ゲ ルから電気溶出される。重畳するオリゴマーはT4ポリヌクレオチド・キナーゼ により加燐酸作用を受け、PAGEにより精製できるより大きなブロックにライ ゲーションされる。
ハイブリダイゼーションプローブとして用いられるDNAはラベルを付けても良 く(例えば、ラヂオアイソトープで、ニックトランスレーションによって)当該 技術分野で良く知られている技術に従って、プローブがハイブリダイズするDN Aを含む与えられたライブラリー中のクローンを特定するのに用いられる。ライ ブラリーは市場で得ても良く、或いは従来の分子生物学技術を用い新たに創って も良い。DNAライブラリー構成に係る更なる情報及び交配技術は当該技術分野 の熟練者に良く知られている多くのテキストに見いだされる0例えば、F、 M 、八usube1.+ ed、+ Currentn Prorocols頂し 1■且りはよっ影」士、1式11.1 (1989)参照。特に、ユニット5+  ”Con5truction of Recombinant DNA Li braries”及びユニット6”Screening of Recombi nant Libraries、”適切に特定したクローンは次に分離でき、サ ブ・クローン化でき、(好ましくは、発現ベクトルに)そしてシーケンスするこ とができる。目的のシーケンスを含むプラスミドは次に、タンパク質の発現と更 なる特性化のため、適切なホストセルにトランスフェクトすることができる。非 グリコジル化タンパク質であってもタンパク質の骨形成活動に支障は無いから、 ホストは原核細胞でも真核細胞でも良い。有用なホストセルハ、L芯匪け、ハ匹 框■1匹競、昆虫/バキュロウィルス細胞系、骨髄腫細胞及び種々の哺乳動物の 細胞を含む。ベクターは更に、遺伝子組換えタンパク質の正確な発現を促進する ため種々のシーケンスをエンコードできる。シーケンスは、転写プロモーター及 びシーケンス、エンハンサ−シーケンス、優先レボシーム結合サイトシーケンス 、mRNAリーダーシーケンス、タンパク質分泌のための好ましいシグナルシー ケンス等を含む。目的の遺伝子をエンコードするDNAシーケンスは又、潜在的 阻害配列を除去若しくは不必要な二次的構造形成を最小化するため操作できる。
遺伝子組換え骨形成タンパク質は又、融合タンパク質として発現されても良い。
翻訳後、タンパク質は細胞自体から純化しても良く、又培養物から回収しても良 い。全ての生物学的に活性なタンパク質形式は、SS結合によって結合、或いは 個々のサブ・ユニットの発現後、適切な真核細胞または生体内の種々の組換えポ リペプチド鎖の一以上の酸化又はリフォールディングによって連携、創生された 二量体種からなる。E、colt中で遺伝子組換えDNAから発現された骨形成 タンパク質の詳細な説明は、ここで言及により挿入する1991年2月27日出 願の米国出願第660.162号に開示されている。多(の異なる哺乳動物細胞 内で遺伝子組換えDNAから発現された骨形成タンパク質の詳細な説明は、ここ でまた言及により挿入するPCT WO91105802に開示されている。
最後に、本文中になされた開示に鑑み、そしてこの技術分野で公知な標準的方法 を用いることによって、本技術分野の熟練者は、ここに開示されたポリペプチド 鎖の全て又は一部に対するポリクロナール及びモノクロナール抗体を得ることが できる。該抗体はポリペプチド鎖上のエピトープ特異的に結合できる。有用なプ ロトコルは、例えば、Mo1ecular C1oin−A Laborato r Manual(Sambrook et al、 eds、、 Co1d  SpringHarbor Press 2nd ed、 1989) 、 B ook3+ 5ection 18参照。
■−丞 骨形成タンパク質をエンコードする追加DNAシーケンスを同定するため、成長 0P−1のDNAのC末端に特異的なハイブリダイゼーションプローブを、当該 技術分野で記述されているとおり、0P−1の5tul−EcoR1ダイジェス ト断片(シーケンスID第1番中のベースペア1034−1354)を用いて作 成し、当該分野で記述されているとおり、ニックトランスレーションにより31 pのラベルを付した。上述したように、0P−I C末端は、キー機能領域、例 えば、骨形成活性のための「活性領域」をエンコードする。C末端は又、そのア ミノ酸シーケンスがアミノ酸シーケンスホモロジーを調整タンパク質TGF−β スーパーファミリー中の特定タンパク質と共有し、その蛋白質は保存システィン 骨格構造を含んでいる。
17.5日齢p、c、マウス胚由来の5゛ストレツチc D N A (gtl O)ライブラリー(C1onetech、 Inc、+ Pa1o Alto、  CA)をプライムしたオリゴdTファージ7 x 10’をラベル化プローブ で選別した。これは、次の厳密なハイブリダイゼーション条件を用いて行った: 40%フォルマリン、5 x 5SPE、 5χDenhart溶液、0.1% SOS、37℃ 1晩、次いで0.1%5SPE洗浄50℃で0.1%SOS  。
スクリーニングを3度行って、5個の遺伝子組換えファージを純化した。ファー ジDNAは、5個のファージ全てから作られ、EcoR1ダイジェストし、ジン グルストランドシーケンシングができるようにモディファイされた通常のpUC タイププラスミドのEcoR1サイトにサブ・クローニングし、そして当該技術 分野で良く知られた手段を用いてシーケンスした。
この処置によって、二つの異なるDNAが同定された。ここでm0P1とする第 一のDNAは成熟形0PI(約98%)に対する実質的ホモロジーを有し、19 90年10月18日出願の係属中の米国出願第600.024号に詳述されてい る。この処置で同定された第二のDNAは、関連遺伝子のC末端をエンコードし ており、ここではm0P2とする。遺伝子符号化m0P2のN末端は、引き続き 行われた第二のマウスcDNAライブラリー(マウス PCC4cDNA (Z AP)ライブラリー、Stratagene、 Inc、、 La Jolla 、 CA)のスクリーニングによって同定された。
マウスOP2 (mOP2)タンパク質は、明らかにアミノ酸シーケンス・ホモ ロジーを約74%のhOP 1活性領域(例えば、OPS又は0P7)アミノ酸 シーケンスと共有し、少くともホモロジーを約58%の完全な成熟形(例えば、 0P1−10)と共有している。フルレングスm0P−2タンパク質について、 cDNAシーケンスとコードされたアミノ酸シーケンスは、シーケンスID第3 番に描写されている。タンパク質のフルレングスタイプはm0P−21m0P2 −PP)のプレプロ型として示されており、そのN末端にシグナルのペプチドシ ーケンスを含む、アミノ酸シーケンスLeu−Ala−Leu−Cys−^1a −Leu(シーケンスID第3番のアミノ酸残基13−18)は、シグナルペプ チドシーケンスの除去のための切断位置を構成し、発現する細胞から分泌される べき中間形式のタンパク質、rPr OJ形を残すものと思われる。アミノ酸シ ーケンス^rg−Ala−Pro−Arg−Ala (シーケンスID第3番の アミノ酸残基255−259)は、ここでrmOP2−AJと言い、シーケンス ID第3番の残基259−397によって記述される成熟形タンパク質を生成す る位置を構成するものと思われる。シーケンスID第3番の残基301−397 は、保存された6個のシスティン骨格構造を決める領域に対応する。シーケンス ID第3番の残基296−397は、保存された7個のシスティン骨格構造を決 める領域に対応する。
m0P2のプロ領域から作られたプローブ(EcoRLダイジェスト断片、シー ケンスID第3番bp46フー771)を用い、マウス・ライブラリー・スクリ ーンに対するのと本質的に同一の処理に従い、ヒト海馬ライブラリーをふるむ) わけた(ヒト海馬cDNA l ambda (ZAPライブラリー Stra tagene+ Inc、、 La Jolla、 CA) 、この処理によっ て、m0P2の系列ホモロジーをもつアミノ酸シーケンスをエンコードする新規 なりNAのN末端が同定された。遺伝子のC末端は次に、ヒト・ゲノム・ライブ ラリー(C1onetech、 1nC1+ Pa1o Alto+ C^のl ambdaファージEMBL−3)を前記の新規なヒトDNAでプローブして同 定した。このDNAにより符号化した新規なポリペプチド鎖は、ここでhOP2 タン)<り質とし、殆ど完全なアミノ酸同定(約93χのアミノ酸シーケンスホ モロジー)をm0P2−Aと共有する(図1及び以下参照)。
プレプロ形式のhOP2、rhOP2−PIIIJのcDNAシーケンス、符号 化されたアミノ酸シーケンスは、シーケンスID第5番中に記述されている。こ のフルレングス形タンパク質は又、そのN末端にシグナルペプチドシーケンスを 含む。アミノ酸シーケンスLeu−Ala−Leu−Cys−^1a−Leu  (シーケンスID第5番のアミノ酸残113−18)は、シグナルペプチドシー ケンススの除去のための切断位置を構成し、発現する細胞から分泌される中間形 式のタンパク質、プロ形式を残すものと思われる。アミノ酸シーケンスArg− Thr−Pro−Arg−Ala(シーケンスID第5番のアミノ酸残基257 −261)4よ、ここでhOP2−A”と言い、シーケンスID第5番の残基2 61−399によって記述される成熟形のタンパク質と考えられるものを生成す る切断位置を構成するものと思われる。
活動的と思われる他のhOP2成熟種は切頭形シーケンス、rhOP2−PJ  (シーケンスID第5番の残基264−399によって記述される)及びrhO P2−RJ (シーケンスID第5番の残基267−399によって記述される )、そして僅かに長いシーケンスrhOP2−3J (シーケンスID第5番の 残基240−399によって記述される)を含む。シーケンスID第5番の残基 303−399は保存された6個のシスティン骨格構造を決める領域に対応する 。シーケンスID第5番の残基297−399は保存された7個のシスティン骨 格構造を決める領域に対応する。
注目すべきことは、m0P2とhOP2の両方のプレプロ形式のN末端をエンコ ードする核酸配列はグアニジンとシトシンの塩基対が豊富なことである。当該技 術分野の熟練者により理解されるように、かかるrG−Cリッチ」領域をシーケ ンスすることには、活動の進行を休ませがちにする及び/又は停滞の理由で問題 がある。従って、この領域内では、シーケンシングに誤差が生じる可能性は排除 できない、しかしながら、これ等及び他の同様に同定されるタンパク質に対する 決定的アミノ酸シーケンスは、例えば、ここに開示される手段のいずれかを用い ることにより遺伝子操作DNAからタンパク質を発現せしめ、当該技術分野で良 く知られた従来のペプチドシーケンスの諸方法によりポリペプチド鎖の配列を容 易に決定できる。
図1は、成熟m0P2とhOPのアミノ酸シーケンスを比較する。一致はm0P 2シーケンス中の三つの点(、、、)によって示されている。図から明かなよう に、これ等二つのタンパク質の成熟型間のアミノ酸シーケンスホモロジーは、か なりなものである(成熟シーケンス間の92%のホモロジー、C−ターミナル活 性領域内では約95%のホモロジー(例えば、図1の残基38−139又は42 −139)。
図2は、OPIとOP2タンパク質の4種全ての成長形式のアミノ酸シーケンス を比較する。ここでも又、一致は三つの点(、、、)によって示されている。m 0P2タンノ々り質と同じように、hOP2タンパク質は有意のホモロジー(約 74%)をOPI活性領域を決めるアミノ酸シーケンスと共有しくOPS又はO F2、図2中それぞれ残基43−139及び3B−139)、0PI−18とは ホモロジーは少なし)(約58%ホモロジー)、、両OP2タンパク質はOPI タンノ(り質に見られる保存された7個のシスティン骨格構造を共有する。
更に、OP2タンパク質は、この領域内の8個のシスティン残基から成る(図2 の位置78参照)。
マトリックスと連携して哺乳動物にに埋め込まれたとき、軟骨内骨または軟骨形 成を誘発できる二量体骨形成タンノでり質のサブ・ユニットとして有用であり、 同定されたOPI及びOP2タンパク質間の最大ホモロジーを取り込んだより好 ましい包括的なアミノ酸シーケンスは、ここでrOPXJとするシーケンスによ って記述され、以下及びシーケンス第7番に示されている。
Cys Xaa Xaa His Glu Leu Tyr Val Xaa  PheXaa Asp Leu Gly Trp Xaa Asp Trp X aa IleAla Pro Xaa Gly Tyr Xaa Ala Ty r Tyr CysGlu Gly Glu Cys Xaa Phe Pro  Leu Xaa SerXaa Met Asn Ala Thr Asn  His Ala lie XaaGin Xaa Leu Val His X aa Xaa Xaa Pro XaaXaa Vat Pro Lys Xa a Cys Cys Ala Pro ThrXaa Leu Xaa Ala  Xaa Ser Val Leu Tyr XaaAsp Xaa Ser  Xaa^sn Val Xaa Lea Xaa LysXaa Arg As n Met Val Val Xaa Ala Cys Glyそしもここで、 Xaa at res、 2 = (Lys or Arg); Xaa at  res。
3 = (Lys or Arg); Xaa at res、 9 = (S er or Arg); Xaa atres、 11 = (^rg or  Gin); Xaa at res、 16 = (Gin or Leu); Xaa at res、 19 = (Ile or Val); Xaa a t res、 23 * (GluOr Gin); Xaa ar res、  26 = (Ala or 5er); Xaa at res、35= ( Ala or 5er); Xaa at res、39 = (Asn or  Asp); Xaa atres、41 = (Tyr or Cys);  Xaa at res、50 = (Val or Leu);Xaa at  res、52 = (Set or Thr); Xaa at res、56  = (Pheor Leu); Xaa at res、57 = (Ile  or Met); Xaa at res、5B= (Asn or Lys ); Xaa at res、60 = (Glu、Asp or Asn); Xaa at res、61 = (Thr、Ala or Val); Xa a at res、65 =(Pro or Ala); Xaa at re s、71 = (Gln or Lys); Xaa at res。
73= (^sn or 5er); Xaa at res、 75 = ( lie or Thr); Xaaat res、80 = (Phe or  Tyr): Xaa at res、82 = (Asp or 5er);X aa at res、84 = (Ser or Asn) ; Xaa at  res、87 = (lieor Asp); Xaa at res、89  = (Lys or Arg): Xaa at res、91= (Tyr 、 Ala or His); そして Xaa at res、 97 =  (Argor Lys)である。
種々のOPI及びOP2タンパク質問に示される高度のホモロジーは、ここに同 定される一新規な骨形成タンパク質が本質的にはOPIと同様、或いはOPIに たいし開示されたプロトコルの僅かな修正で純化できることを示唆している。同 様に、精製m0P1、m0P2及びhOP2タンパク質は、SDSポリアクリル アミドの電気泳動ゲルに関する分子量基準との比較により測ると、還元された単 一のサブ・ユニットとして約18kDaの見かけ上の分子量を、又酸化された二 量体として約36kDaの見かけ上の分子量をもつことが予示される。
未グリコジル化二量体(例えば、E、coliでの組換え発現によって生成され たタンパク質)は、約27kDaの見かけ上の分子量をもつことが推定される。
成熟型のm0P2とhOP2タンパク質には、一つの潜在的Nグリコジル化位置 があるようである。
8個のシスティン残基から成る活性領域をもつ骨形成タンパク質が特定されると 、以下の鋳型アミノ酸シーケンスいずれかに基づいて骨形成ポリペプチド鎖を構 築したり、このシーケンスをもつその他の骨形成タンパク質を特定できる。考え られる鋳型シーケンスは、保存された6個のシスティン骨格構造とOP2タンパ ク質中に特定される追加システィン残基から成るrOPX−7C]及び保存され た7個のシスティン骨格構造とOP2タンパク質中に特定される追加システィン 残基から成るrOPX−8C,である。rOPX−7C。
及びrOPX−8CJシーケンスは以下及びシーケンスID第8.9番に記述さ れている。これ等の鋳型シーケンス中の各χaaは20個の天然型り型、αアミ ノ酸又はその誘導体の一つを表す。この鋳型に基づく生合成構造体は、当該分野 で良く知られた従来のDNA合成又はペプチド合成技術を用いて容易に作られる 。これ等のポリペプチド鎖から成る骨形成タンパク質は、一旦構築されると、こ こに開示されるように試験することができる。
rOPX−7C,(シーケンスID第8番):Xaa Xaa Xaa Xaa  Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa151゜ Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa  Xaa XaaXaa Xaa Cys Xaa Xaa Xaa Cys X aa Xaa Xaa XaaXaa Xaa Cys Xaa Xaa Xa a Xaa Xaa Xaa Xaa XaaXaa Xaa Xaa Xaa  Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa XaaXaa Xaa  Xaa Xaa Xaa Cys Cys Xaa Xaa Xaa XaaX aa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa X aa XaaXaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xa a Xaa Xaa XaaXaa Xaa Xaa Xaa Xaa Cys  Xaa Cys Xaaropx−8CJ (保存されたシスティン残基を含 む、N末端に更に5個の残基から成るシーケンスID第9番):Cys Xaa  Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa 51O Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa  Xaa XaaXaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa C ys Xaa Xaa XaaCys Xaa Xaa Xaa Xaa Xa a Xaa Cys Xaa Xaa Xaa XaaXaa Xaa Xaa  Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa XaaXaa  Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa CysC ys Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa X aa XaaXaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xa a Xaa Xaa XaaXaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa  Xaa Xaa Xaa Xaa CysXaa Cys Xaa マトリックスの調製 A、マトリックス特性の一般的考察 現在の所より好ましい担体材料は、ここに開示されるように処理された移植性骨 誘導の粒状材料である。この担体は、生体内分解可能−合成または合成−無機母 体(例えば、ヒドロオキシルアパタイト(HAP) 、コラーゲン、燐酸トリカ ルシウム又はポリ乳酸、ポリグリコール酸及びこれ等の種々なコーポリマー)で 置き換えても良い。
研究によれば、表面電荷、粒子サイズ、鉱物の存在及びマトリックスと骨形成タ ンパク質を結合する方法等は全て、骨誘導を上手(達成するための役割を果たす 。化学的変異による電荷の摂動は、誘導反応を撤廃する0粒子サイズは、新しい 骨の定量的応答に影響を与える。75μ蒙から420μmの粒子は最大の応答を 引き出す。マトリックスの骨ミネラルによる汚染は、骨の形成を阻害する。極め て重要なこととして、OPを母体に作り出すのに用いられる処理は、骨形成タン パク質とマトリックス両者の物理的及び化学的状態に極めて敏感に作用する。
骨マトリックス/骨形成タンパク質移植物の界面に於ける順次の細胞反応は複雑 である。多段階カスケードは、フィブリンとフィブロネクチンの埋め込まれたマ トリ・ノクスへの結合、細胞の化学的刺激によって起こる移動運動、フイプロフ ゛ラストの増殖、コンドロブラストへの分化、軟骨形成、管侵入、骨形成、改造 及び骨髄の分化を含む。
骨形成タンパク質に適応した担体は、いくつかの重要な機能を果たさねばならな い。それは、骨形成タンノマク質を結合し、緩慢な放出送り出しシステムとして 作用し、骨の発達中細胞応答の各段階を場節し、そして骨形成タン/(り質を非 特異的なタンパク質加水分解から保護しなければならな0゜更に、選ばれた材料 は生体適合性であって、好ましくは生体内再分解でなければならない。担体は、 新しし)骨によって完全に置き換えられるまで、%Z時の骨格として作用しなけ れbiならない。ポリ乳酸(PLA)、ポリグリコール酸(PGA)及び種々の 組み合わせは、生体内で分解速度を異にする。骨中、分解速度は、移植物が埋め 込まれるのが皮層又番よ柱状骨かどうかによって変化する。
マトリックス形状、粒子サイズ、表面電荷の存在及び粒子内と粒子間の多孔度の 程度は全て、適応したマトリ・ンクス遂行能力にたいして重要である。母体を新 し0骨の望まれる形状に成形し、癒着不良の欠陥にまたがるように寸法化するこ とが好ましい。ラットを使った研究によれば、新しく1骨Gよ本質的に、埋め込 まれた装置の寸法をもって形成される。
マトリックスは、疎に接着した粒子材料、例え番ヨコラーゲンでできた形状保持 固体で構成されても良い、それは又、型造された多孔性固体から成っても良く、 或いは単に包囲する組織によって位置付けられた密語粒子の集合であっても良い 。
砕いて練った筋肉や他の組織も又、用いられる。大きな同所骨移植体は、その骨 髄腔を清浄化し、粒子と分散する骨形成タンパク質で埋めれば、母体の担体とし て作用できる。
移植性骨から作られ、ここに開示のとおり処理されたより好ましいマトリックス 材料は、種々の臨床設定に於いて有用な移植材料を土製する。種々の整形、歯周 及び改造処置に於ける骨形成のためのマトリックスとしての用途に加えて、マト リックスは又、持続する放出担体として或いはインブラントのコラーゲン被覆と して用いられる。マトリックスは、手術に先駆けて望ましいように成形されても 良く、又手術中に −医師又は技術手によって成形されても良い、このように、 材料は局所的、皮下、腹腔又は筋肉内移植物としζ用いられる。 −癒着不良の 破砕にまたがるように又は骨欠陥を詰めるように成形できる。骨形成または誘導 処置に於いて、材料は緩つくつと身体に吸収され、そして移植物の形状又はそれ に極めて近い形状の骨によって置き換えられる。
種々の成長ファクター、ホルモン、酵素、治療組成物、抗生物質及び他の身体処 理剤もまた担体材料の吸収されても良(、埋め込まれると、マトリックス材料が 緩つくりと吸収されるにしたがって、時間をかけて放出されることになる。即ち 、EFG、 PDGF、 rGF、 FGF、 TFG−α及びTGF−βのよ うな種々の公知の成長ファクターが生体内で放出される。材料は化学療法剤、イ ンシュリン、酵素又は酵素抑制遺伝子を放出するのに用いることができる。
B、骨誘導マトリックス 1、脱塩化骨の調製 脱塩化骨マトリックス、好ましくはウシ骨マドIJ 、ンクス番よ公知の処理方 法でつくられる(Sampath and Reddi (1983)Proc  Natl、 Acad、 Sci、 USA 80: 6591−6595) 。ウシの長骨幹骨(エイジ: L−10日)を地域の屠殺場から得、そのまま用 いる。骨は、筋肉と脂肪を除去し、骨膜を取り、骨髄を加圧冷水で取り去り、冷 たい無水エタノールに浸し、−20°Cで貯蔵する。骨は次に、乾燥し、粉砕に より破断し、そして大型のミルで粉末化する。液体窒素を用い加熱を防く′よう にン主意を払う。粉末化した骨は、70−850μm、好ましく番よ150−4 20μmの範囲の粒子サイズに製粉し、3量のクロロホルムとメタノール(3: 1)で約2時間の洗浄を2回行って脱月旨する。
粒子状の骨は次に、1量の無水アルコール水エーテルで乾燥し、脱脂骨粉を生ず る。脱月旨骨粉番よ次に、4 ”Cで40分間、IO量の0.5 N HCIを 使った弓1き続く4回の処理によって脱塩化する。最後に、大量の水を用し)、 脱塩化骨粉に中性化洗浄を施す。
2、グアニジン抽出 このような処理を行った脱塩化骨マトリ・ノクスを、4°Cで16時間pH7. 0の50mMのトリス−塩酸に熔解した4Mグアニジン−塩酸5容量で抽出した 。!I!′/@液を濾過した。不溶物を集め、マトリックスの調製に使用した。
材料は殆どが天然のコラーゲン性の物質であり、骨形成活性または軟骨形成活性 を有していない。
3、マトリックスの処理 全ての骨マトリックスの主要成分は、タイプ−I型コラーゲンである。コラーゲ ンに加えて、上に示したように抽出した脱塩化骨は、その容積あたり5%の非コ ラーゲン性蛋白質を含んでいる。異種移植性マトリックスでは、これらの非コラ ーゲン性成分は強い抗原となる可能性があり、免疫原及び/または拒絶成分とな る可能性がある。これらの成分も、骨の分化の展開的カスケードに伴う干渉によ って同種性の移植物の骨形成を阻害する可能性がある。コラーゲン繊維変質剤に よるマトリッス粒子の処理は、マトリックスから望ましくない成分を潜在的に除 去し、マトリックス材料の表面構造を変質させることを見出した。有用性のある 薬剤としては、酸、有機溶媒、加熱水溶性溶媒を含む。種々の処理を以下に述べ る。これらの繊維改質剤の作用の詳細な物理的分析は脱塩作用に基づいており、 グアニジン抽出管コラーゲン性子は1990年9月7日公開のPCT Wo 9 0/10018に開示されている。
繊維改質剤と接触後、処理されたマトリックスを、以下に述べる一形式の処理に よって、何れの抽出成分をも除去するため洗浄する。
1、T B S (Trisll衝含塩物) Ig/200中で懸濁し、4°C で2時間かき混ぜる;若しくは6M尿素、50mM Tris−HCI、500  mM NaCI、pH7.0(LITBS)または水中で懸濁し、室温(RT )で30分間(pHを中和するに十分な時間)かき混ぜる;2、 遠心分離し、 洗浄ステップを繰り返す1そして3、 遠心分離し、浮遊物を放棄し、残しを水 洗しそして凍結乾燥する。
3.1 鼠処理 1、トリフルオロ酢酸 トリフルオロ酢酸は、強い非酸化性酸で、タンパク質にたいする公知の膨潤剤で あって、コラーゲンの原繊維を改変する。
上述のようにして作られたウシ骨残渣(滓)を篩いにかけ、適切な粒子サイズの 粒子を回収する。これ等の粒子を、0°C又は室温で、終始かき混ぜながら、■ −2時間、様々の比率(1,0%−100%)のトリフルオロアセテート及び水 (v/v)を用い抽出する。処理されたマトリックスは、濾過し、凍結乾燥し又 は水/塩で洗浄してから凍結乾燥する。
2、ぶつ化水素 トリフルオロ酢酸と同様、ぶつ化水素は、強酸で膨潤剤であり、また粒子内表面 構造を変更できる。かくして、HFは、グアニヂン抽出後、マトリックスと更に 連携する何れの糖タンパク質の抗原性炭水化物成分をも除去することにより、こ れ等マトリックスの骨形成活性を増大するように機能する。
上述のようにして作られたウシ骨残渣(滓)を篩いにかけ、適切な粒子サイズの 粒子を回収する。サンプルは、P z Os上で真空乾燥し、反応容器に移送し 、−70°Cでの蒸留による無水ぶつ化水素(母体の10−20 ml/g)に 晒す。容器は0℃まで加温し、反応混合物は同温度で120分間攪拌する。真空 中でぶつ化水素の蒸発後、残渣(滓)は、どんな微量の酸をも除去するため、K OHのペレット上で充分に真空乾燥される。
脱グリコジル化の程度は、非共有結合的に結合する炭水化物を除去するためサン プルを適切に洗浄した後、ぶつ化水素による処理の前後のマトリックスサンプル の炭水化物分析から決定できる。HFにより処理された材料からのSDS抽出タ ンパク質は、Con Aブロッティングを行った場合と、炭水化物反応は陰性で ある。
脱グリコジル化骨マトリックスは次に、TBS(Tris緩衝含塩物)又はUT BS中で2回洗浄し、水洗浄後、凍結乾燥する。
他の酸処理も、HF及びTFAと同様におこなえる。TFAはこれ等の処理で、 その揮発性故に現在の所より好ましい酸性化反応物質である。しかしながら、酢 酸や蟻酸のような、他の可能性きして腐食性がより少ない酸も用い得ることが理 解される。
3.21m”理 1、ジクロロメタン ジクロロメタン(DMC)はタンパク質を、その−次構造に影響せず、変性でき る有機溶媒である。この膨潤剤は、自動化ペプチド合成で通例の反応物質であり 、成分除去のため洗浄工程で用いられる。
上述のようにして作られたウシ骨残渣(滓)を篩いにかけ、適切な粒子サイスの 粒子を100%DCM中で、又、より好ましくは99.9%DCM10.1%T FA中でインキュベーションする。マトリックスは、膨潤剤を用い、0″C又は 室温にて1〜2時間培養する。或いは、マトリックスはインキュベーションせず 、上記剤で短時間洗浄を3回(各20分)行って処理する。
2、アセトニトリル アセトニトリルは(ACN)はタンパク質を、その−次構造に影響せず、変性で きる有機溶媒である。それは、高速液体クロマトグラフィーに用いられる通例の 反応物質であり、疎水性相互作用に摂動を起こさせることによってシリカをベー スとするカラムからタンパク質を溶出するのに用いられる。
上述のようにして作られた適切な粒子サイズのウシ骨残渣(滓)粒子を、100 %八CNへ1.0g/30m1)を用い、又、より好ましくは、99.9%AC N10.1%TFAを用い、室温で1〜2時間、終始かき混ぜながら処理する。
処理したマトリックスは次に、水洗し又は尿素緩衝剤或いは4M NaC1で洗 浄した後、凍結乾燥する。或いは、ACN又はACN/TF^処理マTFAクス は洗浄せずに凍結乾燥しても良い。
3、イソプロパツール イソプロパノールもまた、タンパク質をその一次構造に影響せず変性できる有機 溶媒である。それは、シリカHPLCカラムからタンパク質を溶出するのに用い られる通例の反応物質である。
上述のようにして作られた適切な粒子サイズのウシ骨残渣(滓)粒子を、100 %イソプロパツール(1,0g/30m1)を用い、又、より好ましくは、0. 1%TFA存在下で1、室温で1〜2時間、終始かき混ぜながら処理する。母体 は次に、凍結乾燥する前に、水洗若しくは尿素緩衝剤又は4 M NaClで洗 浄する。
4、クロロフォルム クロロフォルムもまた、上述の反応物質と同様、単独又は酸性化して後、骨母体 の表面積を増大するため、用いても良い。
上述の処理は、材料が埋め込まれる前、病原体の無いようにすることを確実にす るために有効である。
3.3 熱処理 現在の所最も好ましい月割は、水のような加熱された水溶性繊維改質剤で、マト リックス粒子の表面積と多孔度を増大する。現在のところ最も好ましい水溶性媒 体は、pHが4.5以下、例えばpH2−pH4、の酸性水溶性媒体で、加熱前 のコラーゲンの膨潤を助長する。pHが約3の0.1%酢酸が、現在の所、より 好ましい、 0.1M酢酸を用いても良い。
様々の量の脱脂、脱塩、グアニヂン抽出骨コラーゲンを、水ジャケットを有する ガラス・フラスコ内の上記水溶性媒体(Igマトリックス/30m1水溶性媒体 )の中で、終始がき混ぜながら加熱し、一定温度に一定時間維持する。好ましい 処理時間は約1時間だが、0.5〜2時間の晒し時間は許容できるようである。
採用される温度は一般に約37℃−75℃の範囲内の温度で一定に保たれる。現 在の所より好ましい熱処理温度は45℃−60°Cの範囲内にある。
熱処理後、マトリックスは濾過され、洗浄され、凍結乾燥の後、移植物として用 いられる。酸性水溶性媒体を用いるとき、マトリックスはまた、好ましくは、洗 浄と凍結乾燥前に中和される。現在の所好ましい中和緩衝剤はpH7,0の20 0+mM燐酸ナトリウムである。マトリックスを中和するため、マトリックスは 、好ましくは先ず、熱処理に続いて冷却され、酸性水溶性媒体(例えば、0.1 %酢酸)は除かれ、中和緩衝剤で置き換えられ、これとマトリックスは30分間 かき混ぜられる。
次に、中和緩衝剤は除かれ、マトリックスは洗浄され、凍結乾燥される(以下参 照)。
マトリックスはまた、金属イオンキレート剤に晒すこと等によって、汚染重金属 を取り除くように処理されても良い。
例えば、0.1χ酢酸を用いた熱処理に引き続き、マトリックスは例えば200 mM燐酸ナトリウム、5mM EDTA、 pH7,0のEDTA(ナトリウム −エチレンデアミンチトラアセテート酸)を含む中和緩衝剤中で中和されても良 い。5 mM EDTAは、約100倍モル過剰のキレート剤をこれまで試験さ れた最も汚染されたマトリックス中に存在する残留重金属に提供する。中和化に 続く次の洗浄はEDTAの大半を取り除くようである。マトリックス粒子のED TA処理は試験された全ての金属(Sb。
As+ Bel Cd、 Cr、 CHI Co、 pb、 Hg+ Ni、  Se+ Ag+ Zn、 TI)の残留重金属成分を約t ppm以下に減少せ しめる。EDTA処理マトリックスの生化学分析によれば、金属イオンキレート 剤による処理は骨誘導活性を抑止しない。
コラーゲンマトリックス材料は好ましくは、非不溶性で、非接着性粒子から成る 微細粉末の形式を取る。それは、新しい骨成長又は持続放出が望まれる容積内に 単に詰め込むようにして用い、包囲する組織によって固定される。或いは、身体 によって容易に吸収される、例えば、シェラチン又はポリ乳酸のカプセルに収納 されても良い。粉末は、所定の体積に成形されて、例えば、可溶性の種−生体適 合性のコラーゲンを用い、粒子間接着をすることによってその形状に維持される ようにしても良い。材料はまた、シート状、棒状、ビーズ状又は他の微小形状に 製作されても良い。
ここに開示された実験の成るものに同種マトリックスとして用いられる脱塩化ラ ット骨マトリックスを、ここに開示されたとおり、鼠の大腿部及び頚骨の脱水骨 幹の幾つかから製作し、420μ慴の篩いを通過するサイズの骨粒子を作成する 。
骨粒子は、4MグアニヂンーHClで分離的抽出にさらす。かかる処理によって 、骨母体の固有の軟骨内で骨分化を誘発する能力が完全に無くなる。残る非溶性 材料が、マトリックスを製作するのにもちいられる。材料は殆どコラーゲンの性 質を有し、埋め込み後、軟骨及び骨を誘発しない。新しい製作物の全ては、使用 前、ミネラル成分及び骨形成活性につき試験される。骨マトリックスの生化学活 性の全面的喪失は、活性な骨形成タンパク質両分又は純粋な骨形成タンパク質調 製物が生化学的不活性非溶性コラーゲンマトリックスで再構成されるとき、回復 する。
骨形成物の製作 上述のような自然界に源を有し遺伝子操作で作られるタンパク質及び他の構造物 は、以下に記載する方法の何れかを用いて適切なマトリックス製作物に組み合わ され、分散される。
一般に、550−1O0nの活性タンパク質は不活性担体マトリックス(例えば 、ラットのバイオアッセイにだいし25s+g )と組み合わされる。
より大きな移植物にだいし、より多量が用いられる。
1、エタノール沈澱 母体を、グアニヂンーHCIに溶解されている骨形成タンパク質に加える。サン プルは攪拌され、低温(例えば、4°C)でインキュベートされる。そして、サ ンプルは更に攪拌される。冷温の無水エタノール(5量)が混合物に添加され、 後者は次に、かき混ぜられ、−20°Cで、好ましくは30分間培養される。遠 心分離(マイクロフユージ、高速)の後、浮遊物はを除去する。再構成されたマ トリックスは、水中で低温高濃度エタノールにより2回洗浄され、次に凍結乾燥 される。
2、アセトニトリル・トリフルオロ酢酸の凍結乾燥この処理では、アセトニトリ ル・トリフルオロアセチック(ACN/TFA)溶液を担体材料に添加する。サ ンプルは何度も激しく攪拌され、そして凍結乾燥される。この方法は現在の所よ り好ましく、種々の濃度と異なる純粋度レベルに於いて骨形成タンパク質で試験 された。
3、尿素凍結乾燥 尿素緩衝側中で作られる骨形成タンパク質にたいし、タンパク質はマトリックス 材料と混合され、何度も攪拌され、そして凍結乾燥される。凍結乾燥された材料 は「そのまま」移植物として用いられる。
4、緩衝食塩水凍結乾燥 生理食塩水中のOPI及びOP2生成物はまた、マトリックスと攪拌され、そし て凍結乾燥されて骨形成活性材料を生成する。
これ等の処理はまた、他の活性治療薬、ホルモン及び種々させるのに用いること ができる。
バイオアッセイ 本発明の種々のタンパク質と装置(デバイス)の機能は、インビボバイオアッセ イで評価できる。ラットでの研究は適切な母体に於ける骨形成効果がマトリック ス中に分散する骨形成タンパク質の適用量に依存することを示す。マトリックス だけが埋め込まれるときには、如何なる活性も観測されない。ラットモデルで行 われたインビボバイオアッセイが示すところでは、文献に記載された形式の脱塩 化、グアニヂン抽出自然発生的骨マトリックス材料は、上に開示したように処理 されなければ、埋め込まれても、担体として有効でなく、骨を誘発せず、また炎 症性応答と生体過敏反応を生ずる。ある種では(例えば、猿)、同種マトリック ス材料はまた、担体として無効のようである。以下、上述のようにして作られた タンパク質とマトリックス材料から骨形成デバイスを製作するための種々の方法 とそれ等の骨形成の有用性を評価する方法を述べる。
A、ラットモデル 1、埋め込み ここで言及により挿入するSampa thとRedd iにより記述された骨 形成にたいするバイオアッセイ((1983) Proc、 Natl。
Acad、 Sci、 USA 80: 6591−6595)は、軟骨内骨分 化活性をモニターするのに用いられる。このアッセイは、テストサンプルをエー テル麻酔下のレシピエンド・ラットの皮下位置に埋め込むことにより成る。2B −32日齢の雄のLong−Evansラットが用いられた。胸部領域に亘る皮 膚に、無菌状態で、縦の切り込み(1cm)をつくり、鈍い切開によるくぼみを 用意する、約25冒gのテスト・サンプルをくぼみに深く埋め込み、切れ込みは 金属製皮膚クリップで密閉する。埋め込み日は、実験の第1日と指定する。埋め 込みは122日目除去する。
異型位置は、直交異方性の位置の場合起こる曖昧さの無い骨誘導の検討を許容す る。ここに開示するとおり、同種(ラット骨母体)と異種(生材動物骨母体)移 植の両方を分析した。
2、細胞事象 成功した移植は、タンパク質誘導軟骨内骨発展の複数段階を通して制御された進 行を示し、これは: (1)第1日日の多形核の白血球による暫時浸潤; (2 )第2.3日目の開光組繊細胞の移動と拡散; (3)第5,6日目の軟骨細胞 の出現; (4)第7日日の軟骨母体形成; (5)第8日日の軟骨石灰化;  (6)第9.100日目管侵入、遺骨細胞の出現及び新しい骨の形成; (7) 第12〜18日日の遺骨細胞と骨改造の出現と埋め込まれたマトリックスの溶出 ;及び(8)第21日日の小骨内の増血骨髄分化を含む。結果は、新しい骨の形 状が埋め込まれた母体(マトリックス)の形状に順応することを示している。
3、組織構造評価 組織構造の区分化と染色は移植物内の骨形成の程度を決定するため好ましい。移 植物はBou ins溶液中で固定され、パラフィン中に埋没され、そして6− 8μmの区画に切断される。
トルイジン・ブルー又はヘモトキシリン/エオシンを用いる染色は、軟骨内の骨 の究極的発展を明瞭に示す。200日目移植物は、移植物が新たに誘導された骨 を含んでいるかを決定するのに、通常充分である。
4、生物学的マーカー アルカリ性ホスファターゼ活性は、骨形成のマーカーとして用い得る。この酵素 活動は、移植物の均質化後、スペクトル分光によって決定される。活動は、第9 〜1o日目に生体中最高に達し、その後緩やかに低下する。組織構造による骨の 発展を全く示さない移植物は、これら等の分析条件下でアルカリ性ホスファター ゼ活動を殆ど又は全く有しない0分析は、定量化と、移植物をラットから取り除 いた後、速やかに骨形成の見積を得るため、有用である。或いは、骨形成の量は 、移植物のカルシウム成分を測ることによって、決定できる。
本発明は、その精神と本質的特性から離れることなく、他の特定形式で具体化で きる。本実施例は、従って、あらゆる観点で例示的と考えるべきであり、限定的 とされるべきではない。本発明の範囲は、以上の記載によるよりはむしろ添付す る請求項によって指定されるものであり、請求項の意味および等価の範囲に入る あらゆる変更は、従って、それ等に包括されるものと意図するものである。
配列表 (1)一般情報 (ii)発明の名称:骨形成器具 (iii )配列数:9 (ii)配列の種類: cDNA (iii )ハイポセティカル:N。
(iv)アンチセンス=NO (xi)配列記号:配列番号l (2)配列番号2の情報 (11)配列の種類:蛋白質 (1x)配列の特徴 (D)その他の情報:物質=hOP 1−PP(xi)配列記号:配列番号2 X1e Asn Pro Lys Leu Ala Gly Leu Ile  Gly Arg )lis Gly Pro Gln As■ Lys Gin I’ro Phe Met Val Ala Phe Phe  Lys Ala Thr C;lu Val Hls P■P Arg Ser X1e Arg Ser Thr Gly Ser Lys  Gin Arg Ser Gin Asn Arg 5erAsn Ser S er Ser Asp Gin Arg Gin Ala Cys Ly; L ys Hls Glu Leu T)r■ Val Ser Phe Arg Asp Leu Gly Trp Gin  Asp Trp Ile Ile^la Pro GluGly Tyr Al a ALa Tyr Tyr Cys Glu Gly Glu Cys Al a Phe I’ro Leu As■ 355 360 、 365 Phe Ile Asn Pro Glu Thr Val Pro Lys  Pro Cys Cys Ala I’ro Thr G1■ Leu Asn 入1a Ile Ser Val Leu Tyr Phe  Asp Asp Ser Ser Asn Val l1eLeu Lys L ys Tyr Arg Asn l1et Val Val Arg Ala  Cys Gly Cys l1e(2)配列番号3の情報 (ii )配列の種類: cDNA (xi )配列記号:配列番号3 CAATrCCGCT GCCAGGCACA GGTGCGCCGT CTG GTCCTCCCCGTCTGGCG TCAGCCGAGb60 GCCAGT GACCGA TにG CTG CTG AACCAT CAC AAG GACCTG GGA CTCCGC738Ala Ser Asp  Arg Trp Leu Leu Asn Hls Hls Lyg Asp  Leu Gly Leu ArgTにCTTCTACT ACCTTACCAT  CTGC;CCGCGCCCCTCTCCAに A(−GCACAAACC口 TCTATにs 137] τATCATAGCT CAGACAGGGG CAATGGGAGG CCC TTCACTT CCCCTGGCCA CTTCCTGCsA 1433 AAAAAAAACG GAAT?(1929(2)配列番号4の情報 (ii)配列の種類:蛋白質 (xi)配列記号:配列番号4 Met Ala Met Arg Pro Gly Pro Leu Trp  Leu Leu Gly Leu Ala Leu Cysl 5 10 15 Ala Leu Gly Gly Gly His Gly Pro Gly  Pro Pro Hls Thr Cys Pro G1nArg Arg L eu Gly Ala Arg Asp Arg Asp Met Gin A rg Glu Ile Leu Pr。
Pro Gly Thr Gln Arg^la Pro Leu PheMe t Leu Asp Leu Tyr Hls AlaAla Asp Leu  Val Met Ser Phe Val Asn Met Val Glu  Arg Asp Arg Thrloo 105 110 (2)配列番号5の情報 (xi) 5EOUENCE DESCRIPTION: SEQ ID N0 s5:Arg Pro Pro Pro Gly Cys !’ro Gin  Arg Arg L@u Gly Ala Arg Asp Ar■ CC(1; AAG A入A AC,CAACC,AG CTG CCI:、C A(、(1,CCAACCGA 1349Arg Arg Arg にin P ro Lys Lys Ser Agn Glu Leu Pro Gin A la A;n arg(2)配列番号6の情報 (ii )配列の種類:蛍白質 Val Asp Pro Gly Leu Ala Gly Leu Leu  Gly Gin Arg Ala Pro Arg 5er225 230 2 35 24O AXg Thr Pro Arg Ala Val Arg Pro Leu  Arg Arg Arg Gin I’ro Lys L7r Val Ser Phe Gin Asp Leu Gly Trp Leu  Asp Trp Val 工1e Ala Pro G1nSer Cys M et Asn Ala Thr Asn )lis Ala Ile Leu  Gin Ser Leu Val H1■ (2)配列番号7の情報 (ii)配列の種類:蛋白質 (xi )配列記号:配列番号7 特表千7−500487 (16) (2)配列番号8の情報 (ii)配列の種類:蛋白質 (xi)配列記号:配列番号8 (xi) 5EQUENCE DESCR工FTION= sr:q XD N O:8=Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa  Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Cys Xaa Cysaa (2)配列番号9の情報 (ii )配列の種類:蛋白質 (xi)配列記号:配列番号9 Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa  Xaa Xaa Xaa Xaa Cys Xaa XaaXaa Cys X aa Xaa Xaa Xaa Xaa Xaa Cys Xaa Xaa X aa Xaa Xaa Xaa XaahOPI Thr Asn His A la 工1e Val Gln Thr Leu0P1 hOP2 、、、、、、、、、、、、、、、Leu、、、Ser、、。
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の7第1項)平成5年4月1 6日

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.配列表配列番号5の残基303−399によって記述されたアミノ酸シーケ ンスから成るポリペプチ鎖。
  2. 2.配列表配列番号5の残基297−399によって記述されたアミノ酸シーケ ンスから成る請求項1のポリペプチド鎖。
  3. 3.配列表配列番号5の残基267−399によって記述されたアミノ酸シーケ ンスから成る請求項2のポリペプチド鎖。
  4. 4.配列表配列番号5の残基264−399によって記述されたアミノ酸シーケ ンスから成る請求項3のポリペプチド鎖。
  5. 5.配列表配列番号5の残基240−399によって記述されたアミノ酸シーケ ンスから成る請求項4のポリペプチド鎖。
  6. 6.配列表配列番号5の残基1−399によって記述されたアミノ酸シーケンス から成る請求項5のポリペプチド鎖。
  7. 7.配列表配列番号3の残基301−397によって記述されたアミノ酸シーケ ンスから成るポリペプチド鎖。
  8. 8.配列表配列番号3の残基296−397によって記述されたアミノ酸シーケ ンスから成る請求項7のポリペプチド鎖。
  9. 9.配列表配列番号3の残基259−397によって記述されたアミノ酸シーケ ンスから成る請求項8のポリペプチド鎖。
  10. 10.配列表配列番号3の残基1−397によって記述されたアミノ酸シーケン スから成る請求項9のポリペプチド鎖。
  11. 11.一対のSS結合ポリペプチド鎖から成る二量体骨形成タンパク質のサブ・ ユニットとして有用なポリペプチド鎖であって、対立遺伝子及びその変種を含む 配列表配列番号5の残基303−399によって記述されたアミノ酸シーケンス を有し、前記ポリペプチド鎖から成る二量体骨形成タンパク質が、マトリックス と連携して哺乳動物に埋め込まれたとき、軟骨内骨形成を誘発できる配座を有す るような前記ポリペプチド鎖。
  12. 12.前記アミノ酸シーケンスが配列表配列番号5の残基261−399から成 る請求項11のポリペプチド鎖。
  13. 13.前記アミノ酸シーケンスが配列表配列番号3の残基301−397から成 る請求項11のポリペプチド鎖。
  14. 14.前記アミノ酸シーケンスが配列表配列番号3の残基259−397から成 る請求項13のポリペプチド鎖。
  15. 15.マトリックスと連携して哺乳動物に埋め込まれたとき、前記哺乳動物内で 軟骨内骨形成を誘発できる二量体骨形成タンパク質であって、二量体種を構成す る一対のSS結合ポリペプチド鎖から成り、各前記のポリペプチド鎖は請求項1 1のポリペプチド鎖である前記タンパク質。
  16. 16.ホストセル内で組換えDNAの発現によって生成される請求項3または1 1のポリペプチド鎖。
  17. 17.前記ホストセルが原核細胞である請求項16のポリペプチド鎖。
  18. 18.前記ホストセルが哺乳動物細胞である請求項16のポリペプチド鎖。
  19. 19.グリコシル基をもつ請求項1、3または11のポリペプチド。
  20. 20.請求項1、3または11のポリペプチド鎖をコードする核酸。
  21. 21.対立遺伝子及びその変種を含み、配列表配列番号3又は5によって記述さ れたDNAシーケンスから発現される一対のポリペプチド鎖から成る二量体タン パク質であって、前記ポリペプチド鎖が酸化されてSS結合二量体種を生じると き、該二量体種がマトリックス内に置かれそして哺乳動物内に埋め込まれたとき 軟骨内骨又は軟骨形成を誘発できる配座を有するような前記タンパク質。
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