JPH0749692Y2 - 巻線コイル用絶縁テープ - Google Patents

巻線コイル用絶縁テープ

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Publication number
JPH0749692Y2
JPH0749692Y2 JP7087989U JP7087989U JPH0749692Y2 JP H0749692 Y2 JPH0749692 Y2 JP H0749692Y2 JP 7087989 U JP7087989 U JP 7087989U JP 7087989 U JP7087989 U JP 7087989U JP H0749692 Y2 JPH0749692 Y2 JP H0749692Y2
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JP
Japan
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winding
sheet
insulating sheet
insulating
wound
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Application number
JP7087989U
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English (en)
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JPH0310430U (ja
Inventor
健二 神原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Engineering Co Ltd
Original Assignee
Toray Engineering Co Ltd
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Publication date
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  • Insulating Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電気機器、電子機器、通信機機等に使用される
巻線コイルを形成する場合に使用される巻線コイル用絶
縁テープに関するものである。
(従来技術) 一般に、電気機器、電子機器、通信機機等に使用される
スイッチングトランス等の巻線コイルは、第3図に示す
ようにボビン10に線材21と絶縁シート22等を交互に巻き
付けたものであり、該ボビン10は第4図に示すように胴
部11の両側に鍔12、13が形成され、一方の鍔12に複数本
の端子14が突設された形状である。そして、該コイル
は、第5図に示す順序で形成されており、構成を理解し
やすくするため鍔12を取り除いた状態で断面斜視図とし
て示してある。まず、胴部11に接着剤が塗布され、胴部
11と略同一幅の絶縁シート22を所定回数巻き付けると、
所定幅(細幅)の絶縁シート23を該胴部11の両端部に巻
き付けて畔部23A、23Bを形成する(第5−1図)。次い
で、線材21を所定の端子14に絡げると畔部23Aの端面が
巻き始め位置になるようにして胴部11に線材21を巻き付
ける(第5−2図)。そして、胴部11の長手方向に沿っ
て線材21を巻き付け、もう一方の畔部23Bの位置まで巻
き付けると(第5−3図)、胴部11に巻き付けた線材21
の上に接着剤が塗布され、胴部11と略同一幅の絶縁シー
ト22を所定量巻き付ける。次いで、線材21を折り曲げ、
絶縁シート22の上に沿わせて端子14に向かって配線する
(第5−4図)。そして、線材21を端子14に絡げると、
再び、絶縁シート22を端子に向かって折り返した線材21
の上から所定量巻き付ける(第5−5図)。上述の操作
により1番目の巻線層が形成される。該操作を繰返行な
うことにより、第3図に示すような巻線コイルが形成さ
れる。
(問題点) 上述の巻線コイルを形成するために供給される細幅絶縁
シート23は、厚さ寸法が0.05〜1.0mm、幅寸法が2〜10m
mであるため剛性、および強度が非常に小さい。そのた
め、ボビン10上、あるいは線材21上に巻き付ける時に少
しでも張力が掛かると、絶縁シート23に捩じれを生じて
所定の位置に正確に巻き付けることができない。また、
張力が掛かると絶縁シートが変形して(厚さが薄く、幅
が狭くなったり、シートが切断する)所定の絶縁層を形
成することができない。そのため、剛性、および、強度
の大きい絶縁シートを使用し、しかも、作業者が余分な
張力が掛からないように注意して巻き付けなければなら
ず、作業効率が非常に悪いという問題があった。
(目的) 本考案の目的は、絶縁シートの巻き付け操作が容易に、
かつ確実に行なえるようにすると共に、巻き付け操作を
機械化できるようにすることである。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成するために本考案の巻線コイル用絶縁
テープは、案内用シートに所定の間隔をもって細幅の両
面接着絶縁シートを貼着してある。
(実施例) 本考案の巻線コイル用絶縁テープの1実施例の構成を図
面に基づいて説明する。
巻線コイル用絶縁テープ1は、案内用シート2に所定の
間隔でもって細幅の両面接着絶縁シート3を貼着したも
のである。上述の案内用シート2は、非接着性の紙、あ
るいは合成樹脂フイルムにより形成されている。また、
両面接着絶縁シート3は、接着材の塗布された紙、ある
いは合成樹脂フイルムにより形成されている。そして、
巻線コイル用絶縁テープ1は紙製、あるいは合成樹脂製
のリール4等を巻いてあり、案内用シート2の巻き終わ
り部は、両面接着絶縁シート3が貼着されていない、該
案内用シート2を巻取用のリールに巻付けるための部分
2aが形成されている。
該巻線コイル用絶縁テープ1を使用して巻線コイルを形
成する場合は、第2図に示すように、機台(図示せ
ず)、あるいは、垂直、水平方向等に移動する可動腕等
に回転自在に支持されたチャック(図示せず)に装着
し、該リール4から案内シート2を引き出して巻取用の
リール5に巻き付ける。これ等の準備ができると、巻線
操作を開始する。そして、細幅絶縁シートを巻き付ける
時は、押圧具30、あるいは、可動腕を移動させてボビン
10上、または、線材21上に両面接着絶縁シート3を当接
して接着し、ボビン10を回転することによりボビン10
上、あるいは、線材21上に巻き付け畔部3A、3Bを形成す
る。この時、案内用シート2はボビン10の鍔12、13によ
って案内されると共に、巻線コイル用絶縁テープ1が広
幅の案内用シート2と複数の両面接着絶縁シートによっ
て構成され剛性、強度が大きいため、捩じれや変形をお
こさず、鍔12、13に沿って正確に巻き付けられる。一
方、両面接着絶縁シート3から剥離した案内用シート2
は別に設置したリール5に巻き取る。
(考案の効果) 本考案の巻線コイル用絶縁テープは、案内用シートに所
定の間隔をもって細幅の両面接着絶縁シートを貼着した
構成になっているため、案内用シートをボビンの所定の
巻き付け位置にセットするだけで両面接着絶縁シートを
予め設定された位置に巻き付けることができる。また、
両面接着絶縁シートが案内用シートに貼着してあるた
め、巻き付け操作時に張力が掛かっても両面接着絶縁シ
ートが捩じれたり、変形したりせず所定の絶縁層を形成
することができる。さらに、両面接着絶縁シートの巻き
付け操作を機械によって行なうことができ、巻線コイル
の生産効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の巻線コイル用絶縁テープの1実施例を
示す概略斜視図である。 第2図は本考案の巻線コイル用絶縁テープの巻き付け状
態を示す概略図である。 第3図は巻線コイルの1実施例を示す概略断面図であ
る。 第4図はボビンの1実施例を示す概略斜視図である。 第5図は従来の巻線コイルの形成操作状態を示す概略図
である。 1:巻線コイル用絶縁テープ、2:案内用シート、3:両面接
着絶縁シート、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】案内用シートに所定の間隔をもって細幅の
    両面接着絶縁シートを貼着したことを特徴とする巻線コ
    イル用絶縁テープ。
JP7087989U 1989-06-16 1989-06-16 巻線コイル用絶縁テープ Expired - Lifetime JPH0749692Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7087989U JPH0749692Y2 (ja) 1989-06-16 1989-06-16 巻線コイル用絶縁テープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7087989U JPH0749692Y2 (ja) 1989-06-16 1989-06-16 巻線コイル用絶縁テープ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0310430U JPH0310430U (ja) 1991-01-31
JPH0749692Y2 true JPH0749692Y2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=31607419

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7087989U Expired - Lifetime JPH0749692Y2 (ja) 1989-06-16 1989-06-16 巻線コイル用絶縁テープ

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JPH0310430U (ja) 1991-01-31

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