JP2998542B2 - ワイヤハーネスの布線方法および布線治具 - Google Patents

ワイヤハーネスの布線方法および布線治具

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JP2998542B2 JP6004418A JP441894A JP2998542B2 JP 2998542 B2 JP2998542 B2 JP 2998542B2 JP 6004418 A JP6004418 A JP 6004418A JP 441894 A JP441894 A JP 441894A JP 2998542 B2 JP2998542 B2 JP 2998542B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重要回路用電線を含む
ワイヤハーネスの布線方法および布線治具に関するもの
で、特に、重要回路用電線を一般回路用電線の中心部に
位置決め保持出来るようにするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用のワイヤハーネスは、図1
6に示すように、ワイヤハーネス組立図板1の上面の所
要位置に布線治具2を突設させて取り付け、これら布線
治具2の電線挿入部2aに所要の電線Wを挿入し、この
状態で、電線群を電線挿入部2aより持ち上げながらテ
ープ3等の結合材で電線群の外周面を巻き付けて結束し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した多数の電線を
集束して形成するワイヤハーネスにおいて、車体パネル
と短絡することを絶対に回避する必要がある電線、例え
ば、常時電圧が印加されているバッテリーと直接接続し
た電源線は、集束した電線群の中で、断面中心部に位置
させ、外周部には位置させない事が好ましい。即ち、上
記電源線は、大容量の電流が流れているため、車両パネ
ル等による干渉で断線が発生しにくい中心位置に位置さ
せることが好ましい。
【0004】しかしながら、前記図16に示す従来のワ
イヤハーネスの結束方法では、布線治具2の電線挿入部
2aに対して、上端開口から多数の電線Wがアトランダ
ムに挿入され、上記した電源線等の中心位置に位置させ
たい重要回路用電線を、電線群の中心に位置決め保持す
る手段が設けられていない。布線作業時、作業員が重要
回路用電線を中心に位置させながら結束すれば良いが、
どの電線が重要回路用電線であるかを認識していない場
合には、これら重要回路用電線を中心に位置させること
は出来ない。一方、重要回路用電線を認識して、テープ
3で結束する時に重要回路用電線を中心位置に位置決め
して結束しようとしても、重要回路用電線は通常複数本
であるため、これら複数の重要回路用電線を中心に位置
決めしながら結束することは容易ではない。
【0005】よって、従来は、図17に示すように、ワ
イヤハーネスの断面中心に位置させたい重要回路用電線
W−Sがワイヤハーネスの外周部に位置することがある
問題を確実に解消することはできなかった。
【0006】上記問題に対して、図18に示す如き、定
電線位置決め専用の結束具4が提案されている。(実開
平1−122574)上記結束具4は略環状の保持部材
4aの外周に放射状に伸びる3本の突起4bを備え、保
持部材4aに重要回路用電線W−Sを収容した状態でテ
ープにより重要回路用電線と結束具4とを固着し、重要
回路用電線の保持部材4aの外周面に他の電線Wを配置
した状態で、これら集束する電線の外周をテープ3で結
束してワイヤハーネスを形成している。
【0007】上記結束具を用いた場合、複数の突起4b
の外周面に沿ってテープ3を巻き付けるため、集束する
ワイヤハーネスの外径を結束具4の外径と対応させる必
要がある。よって、ワイヤハーネスの外径の変化に応じ
て、別部品からなる結束具4を多種類用意しなければな
らない問題がある。さらに、保持部材4aの形状は開口
部が大きくかつ、外開きとなっているため、重要回路用
電線W−Sが保持部材4aより出やすく、ワイヤハーネ
スの中心に位置決め保持できない場合があると共に、外
周に配置する電線Wを保持する手段がないため、電線群
の全体を集束するためにテープを巻き付ける時に手数が
かかる問題がある。
【0008】本発明は、上記した問題に鑑みてなされた
もので、電線群の中で、特定の電線をワイヤハーネスの
断面中心に位置させ、他の一般回路用電線により囲んだ
状態で簡単に結束できるワイヤハーネスの布線方法およ
び布線治具を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、請求項1で、重要回路用電線を一般回
路用電線の中心位置に布線する方法として、布線治具を
用いて、一般回路用電線を水平方向に並列に布線し、つ
いで、上記並列に布線した一般回路用電線の上面あるい
は下面に粘着シートを貼り付けて、一般回路用電線を並
列状態に位置決め保持し、その後、並列状態の一般回路
用電線の中心位置に重要回路用電線を布線した後、治具
から、上記粘着シートにより固着されている一般回路用
電線を取り外して、重要回路用電線の外周に巻き付け、
ついで、上記粘着シートあるいは別の粘着テープを用い
て巻き付け状態を保持するように固着しているワイヤハ
ーネスの布線方法を提供するものである。
【0010】また、請求項2で、布線治具を用いて、一
般回路用電線を水平方向に並列に布線し、ついで、上記
並列に布線した一般回路用電線の下面に粘着シートを貼
り付けて、一般回路用電線を並列状態に位置決め保持
し、その後、並列状態の一般回路用電線の中心位置に重
要回路用電線を布線した後、再度、上記布線治具を用い
て、重要回路用電線の上面に一般回路用電線を水平方向
に並列に布線した後、上記一般回路用電線の上面に粘着
シートを貼り付けて、一般回路用電線を並列状態に位置
決め保持すると共に、上記下面側の粘着シートと貼り合
わせて、上下一般回路用電線の中心位置に重要回路用電
線を位置させているワイヤハーネスの布線方法を提供す
るものである。
【0011】また、請求項3で、上記上下粘着シートを
貼り合わせた後、布線治具から取り外し、重要回路用電
線が位置する中心部の両側を、中心部の外周を囲むよう
に巻き付けた後、その外周面に粘着テープを巻き付けて
固着しているワイヤハーネスの布線方法を提供するもの
である。
【0012】また、請求項4で、布線治具を用いて一定
間隔をあけた両側に一般回路用電線を垂直方向に並列に
布線し、ついで、上記両側の一般回路用電線の間で且つ
高さ方向の中心位置に重要回路用電線を布線し、その
後、上記一般回路用電線の外側に粘着シートを貼り付け
て、一般回路用電線を垂直方向に位置決め保持すると共
に、両側の粘着シートを貼り合わせて、両側の一般回路
用電線の中心位置に重要回路用電線を位置させているワ
イヤハーネスの布線方法を提供するものである。
【0013】また、請求項5で、上記上下に一般回路用
電線を位置決めする粘着シートは、互いに貼り合わせた
後に、布線治具より取り外し、重要回路用電線が位置す
る中心部の両側を、中心部の外周を囲むように巻き付け
た後、その外周面に粘着テープを巻き付けて固着するワ
イヤハーネスの布線方法を提供するものである。
【0014】上記布線治具により一般回路用電線を並列
に布線し、ついで、その中央部に重要回路用電線を布線
した状態で、上記粘着シートを貼り付けた後、上記布線
治具を一定間隔移動させて、粘着シートを貼り付けて規
制していない部分も重要回路用電線を一般回路用電線の
中心位置に位置させるようにしてもよい。
【0015】また、請求項6で、布線用図板に着脱自在
に取り付けられる垂直方向の軸部の上端にH型の基板部
を突設し、該基板部の両側の垂直部に溝を設け、該溝に
電線を挿通して垂直方向に並列状態に布線すると共に、
基板部の中央連結部の上面に電線を通して、該電線を両
側の電線の中心部に位置させることが出来るようにして
いる布線治具を提供するものである。さらに、請求項7
で、上記布線治具を上記図板に対して電線の長さ方向の
移動可能に取り付けている布線治具を提供するものであ
る。
【0016】上記一般回路用電線を水平方向に並列に布
線する布線治具としては、布線用図板に着脱自在に固定
される垂直方向の軸部の上端に、水平方向に長尺な基板
部を設け、該基板部の両側より支持部を突設し、これら
支持部の間にコイルバネを張設しており、該コイルバネ
の巻回部の間に電線を通して電線を水平方向に並列状態
で布線する布線治具が好適に用いられる。
【0017】
【作用】本発明の請求項1によれば、一般回路用電線を
水平方向に並列に布線し、この状態で粘着シートに固着
するため、一般回路用電線を並列状態に位置決め保持で
き、かつ、この並列に布線した一般回路用電線の中心位
置に重要回路用電線を布線した後、治具から粘着シート
により固着されている一般回路用電線を取り外して重要
回路用電線の外周に巻き付けているため、重要回路用電
線の外周を確実に一般回路用電線で囲むことが出来、重
要回路用電線をワイヤハーネスの中心に位置させる事が
出来る。
【0018】また、請求項2によれば、並列に布線した
一般回路用電線の下面に粘着シートを貼り付けて、一般
回路用電線を並列状態に位置決め保持し、その後、並列
状態の一般回路用電線の中心位置に重要回路用電線を布
線した後、重要回路用電線の上面に一般回路用電線を下
面側と対向するように水平方向に並列に布線し、その上
面に粘着シートを貼り付けて、上下両側の粘着シートと
貼り合わせているため、上下に並列に布線された一般回
路用電線の間に重要回路用電線がサンドイッチ状に挟ま
れ、重要回路用電線の外周を一般回路用電線により確実
に囲む事が出来る。
【0019】また、請求項3によれば、上記サンドイッ
チ状に形成したワイヤハーネスを、重要回路用電線が位
置する中心部の両側を、中心部の外周を囲むように巻き
付けた後、その外周面に粘着テープを巻き付けて固着し
ているため、ワイヤハーネスを偏平形状より断面円形と
でき、ワイヤハーネスを断面円形とすることが好ましい
配索位置に好適に用いられる。
【0020】また、請求項4によれば、請求項1から請
求項3は一般回路用電線を水平方向に並列に布線してい
たが、水平方向に代えて、一定間隔をあけた両側に一般
回路用電線を垂直方向に並列に布線し、この両側の一般
回路用電線の間で且つ高さ方向の中心位置に重要回路用
電線を布線し、その後、上記一般回路用電線の外側に粘
着シートを貼り付けて、一般回路用電線を垂直方向に位
置決め保持すると共に、両側の粘着シートを貼り合わせ
て、両側の一般回路用電線の中心位置に重要回路用電線
を位置させているため、重要回路用電線を一般回路用電
線の中心に位置させて、重要回路用電線を一般回路用電
線で確実に囲む事が出来る。また、一般回路用電線の布
線方向が垂直方向であるため、布線時にスペースをとら
ない。
【0021】また、請求項5によれば、上記垂直方向の
両側の粘着シートを貼り合わせてサンドイッチ状に形成
した後、重要回路用電線が位置する中心部の両側を、中
心部の外周を囲むように巻き付け、その外周面に粘着テ
ープを巻き付けて固着しているため、ワイヤハーネスを
偏平形状から断面円形とすることができ、配索時に断面
円形が好ましい箇所に好適に用いられる。
【0022】また、布線治具を移動させることにより、
粘着シートで一般回路用電線と重要回路用電線を位置決
め保持していない部位においても、布線治具の移動で、
上記電線を夫々の粘着シートで位置決め保持している位
置に規制しなおすことができ、仮に粘着シートで規制さ
れていない位置において、重要回路用電線が中心位置に
配置されていない場合に、布線治具の移動で中央位置に
位置するように直すことができる。上記布線治具の移動
は、一方の一般回路用電線に粘着シートを貼り付けた後
に一定間隔移動させ、ついで、他方の粘着シートを貼り
付けることが好ましい。
【0023】また、請求項6では、布線治具の構成を、
布線用図板に着脱自在に固定される垂直方向の軸部の上
端にH型の基板部を突設し、該基板部の両側の垂直部に
溝を設け、該溝に電線を挿通して垂直方向に並列状態に
布線すると共に、基板部の中央連結部の上面に電線を通
して、該電線を両側の電線の中心部に位置させることが
出来るようにしているため、一般回路用電線を両側の溝
に並列に布線することが容易に出来ると共に、これら両
側の一般回路用電線の間の中心位置に重要回路用電線を
位置決めすることができ、かつ、垂直方向に並設した一
般回路用電線に粘着シート容易に取り付ける事が出来る
と共に、布線治具からの取り外しも容易にでき、布線作
業がやり易くなる。さらに、請求項7の構成として布線
治具を移動可能とすると、前述したように、粘着シート
で規制される以外の部位においても重要回路用電線を一
般回路用電線の中心位置に配置して、一般回路用電線で
囲むことができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
詳細に説明する。図1から図3は本発明の請求項1に対
応する第1実施例を示し、図1に示す布線治具10を用
いて一般回路用電線Wの中央に重要回路用電線W−Sを
配置してワイヤハーネスを形成している。
【0025】布線治具10は、布線用図板に着脱自在に
固定する軸部10aの上端に、水平方向に延在する長尺
な基板部10bを備え、該基板部10bの両端より上方
に突出する一対の支持部10cを設けて、倒コ字形状の
電線保持部10dを形成している。これら支持部10c
の上端近傍には、螺旋状に巻回したコイルバネ11を張
設し、該コイルバネ11の隣接した巻回部11aに電線
を布線するようにしている。
【0026】上記布線治具10は、図13および図14
(A)(B)に示すように、上記電線W、W−Sの長さ方向
(布線方向)に移動可能に図板17に取り付けられてい
る。(請求項6に対応)詳しくは、布線治具10は、図板
17の上面に配置する位置決板部10eを上記軸部10
aに対して摺動可能に挿通させると共に、該位置決板部
10eの両端近傍には固定用凸部10fを下方に向けて
突設している。かつ、軸部10aの下端には軸部10a
と直交する方向に、長尺なガイド軸部10gを着脱自在
に連結している。図板17には、上記軸部10aの直径
より大きい溝の幅とした凹状の溝17aを、上記電線
W、W−Sの長手方向X(布線方向)に直線的に延在させ
ると共に、該溝17aの両側部に上記固定用凸部10f
を内嵌する固定用凹部17bを、溝17aの長さ方向に
所要間隔をあけて凹設している。また、溝17aの下端
部には、上記ガイド軸部10gをスライド自在に内嵌す
る管路17cを上記溝17aの下端面よりそれぞれ両側
外方へ延在させて開口している。
【0027】上記布線治具10は、図14(A)に示すよ
うに、位置決板10eを図板17の上面より持ち上げた
状態で、上記長手方向Xに軸部10aを移動させること
により、ガイド軸部10gが管路17c内をスライドし
て、布線治具10全体が溝17aに沿って水平移動す
る。また、布線治具10を所要距離移動させて、図14
(B)に示すように、近傍の固定用凹部17bに固定用凸
部10fを内嵌することにより、布線治具10を図板1
7に対して安定状態で保持することが出来る。尚、上記
溝、固定用凹部および管路は図板17ではなく、別体の
板材料に形成し、図板17上の所要位置に固定する構成
としても良い。
【0028】図15は、上記布線治具10のスライド機
構の変形例を示し、上記軸部10aの下端部には、平板
状の保持板部10hを設けている。また、該保持板部1
0hの一端縁をスライド自在に内嵌保持する溝18aを
備えた一対の取付部材18を設け、溝18aと反対面よ
り突出する固定部18bのネジ穴18cにネジ(図示な
し)を挿通して、上記図板17に対して螺着固定するよ
うにしている。上記構成とすることにより、上記図13
に示すスライド機構と同様に電線W、W−Sの長手方向
Xに布線治具10全体をスライドさせることが出来、上
記と同様の作用・効果を得ることが出来る。
【0029】上記布線治具10を用いた布線方法を説明
すると、まず、布線用図板上の所要位置に突設した上記
布線治具10に対して一般回路用電線Wを布線する。こ
の時、一般回路用電線Wは、上記巻回部11aに対して
1本ずつ、または、複数本ずつ布線して、図2(A)に示
すように、一般回路用電線Wを水平方向に並列なフラッ
ト状態に布線する。
【0030】ついで、図2(B)に示すように、一般回路
用電線Wの上面に粘着シート12を、これら一般回路用
電線Wの長手方向Xと直交するY方向に延在させて貼り
付け、上記一般回路用電線Wを並列状態に位置決め保持
する。
【0031】その後、図2(C)に示すように、フラット
状に位置決した一般回路用電線WのY方向の中心位置の
粘着シート12上に重要回路用電線W−Sを布線する。
その後、前述のように布線治具10を所定間隔水平移動
させ、粘着シート12で規制されていない両側の電線群
において、一般回路用電線Wを並列させると共に、その
中心位置に重要回路用電線W−Sが位置するように規制
する。(請求項6に対応)
【0032】ついで、布線治具10より電線を取り外
す。そして、図2(D)に示すように、位置決めした一般
回路用電線Wを重要回路用電線W−Sの外周に巻き付
け、粘着テープ13により、一般回路用電線Wの外周を
テープ巻きして図2(E)に示すように結束状態とする。
【0033】上記方法で形成したワイヤハーネスは、図
3に示すように、重要回路用電線W−Sの外周に一般回
路用電線Wが巻回された状態で位置決めされおり、よっ
て、重要回路用電線W−Sを一般回路用電線Wの中央に
配置して確実に保護することが出来る。尚、図示の実施
例では、重要回路用電線は1本の太線からなるものであ
るが、重要回路用電線が複数本であっても、同様な工程
でワイヤハーネスの中心部に位置させることが出来るこ
とは言うまでもない。
【0034】図4は第1実施例の変形例を示し、該変形
例では、上記第1実施例と同様に布線治具10上にフラ
ット状に並列させた一般回路用電線Wに対し、図4(A)
に示すように、下面側に所要長さの粘着シート14を貼
り付けて一般回路用電線Wを位置決めする。この粘着シ
ート14はY方向の一端が上記一般回路用電線Wより突
出する長さのものを用いている。
【0035】その後、位置決めした一般回路用電線W上
の、Y方向の中心に上記重要回路用電線W−Sを布線
し、図4(B)に示すように、粘着シート14が突出して
いない一側端14aより一般回路用電線Wを巻回させ
て、上記重要回路用電線W−Sの外周に巻き付け、最後
に粘着シート14の突出部位14bを上記一側端14a
上にラップ巻きして固着する。
【0036】このように形成したワイヤハーネスにおい
ても、図5に示すように、一般回路用電線Wの中心に重
要回路用電線W−Sを確実に位置させることが出来る。
また、該変形例の布線方法によると、粘着シート14が
一般回路用電線Wを位置決めする作用と、一般回路用電
線Wの外周を結束する作用を有するため、上記第1実施
例に示す粘着テープによるテープ巻きが不要となり、作
業性が向上すると共に、コストダウンを図ることが出来
る。また、第1実施例の図2において、粘着シート12
を両面粘着シートとすれば、外装テープ巻時の作業性が
向上する。
【0037】図6は、本発明の請求項2に対応する第2
実施例の布線方法を示し、第2実施例では、図6(A)に
示すように、布線治具10に一般回路用電線Wは水平方
向に並列に布線し、ついで、上記第1実施例の変形例と
同様に、並列させた一般回路用電線Wの下面側を粘着シ
ート14を固着して一般回路用電線を位置決め保持す
る。この状態で、一般回路用電線Wの上面の幅方向の中
心位置に重要回路用電線W−Sを布線する。ついで、こ
れらの上面に更に一般回路用電線Wを並列に布線して図
6(B)に示す状態とする。
【0038】ついで、この並列させた上側の一般回路用
電線Wに他の粘着シート14'を貼り付けて位置決めす
る。ついで、下側の粘着シート14と上側の粘着シート
14'の一般回路用電線Wの幅方向両側より突出させた
端縁14b,14b'を貼り合わせて図7(A)に示す状
態とする。この状態では、重要回路用電線W−Sは一般
回路用電線Wによりサンドイッチ状に挟まれ、一般回路
用電線で外周が囲まれた状態で位置決めされ、重要回路
用電線W−Sが確実に保護される。
【0039】その後、上記状態の電線W、W−Sを布線
治具10より取り外す。上記した上下粘着シートで挟ん
だ状態のワイヤハーネスは偏平形状であるため、本発明
の請求項3では、図7(B)に示すように、重要回路用電
線W−Sが位置する中心部の両側を、重要回路用電線W
−Sを囲むように巻き込んで、その外周を粘着テープ1
3によりテープ巻きして固着する。
【0040】図8から図10は本発明の請求項4に対応
する第3実施例の布線方法を示し、該第3実施例では請
求項7に対応する図8に示す布線治具20を用いてワイ
ヤハーネスを形成している。
【0041】布線治具20は、組付図板上に着脱自在で
かつ電線の長さ方向に移動自在に取り付ける軸部20a
の上端に、垂直方向に並列する一対の垂直部20bと、
これら垂直部20bを接続する中央連結部20cよりな
るH型の基板部20dを突設している。上記垂直部20
bには、上記一般回路用電線Wを布線するX方向に貫通
した上面開口の溝20eをそれぞれ凹設しており、これ
らの溝の幅を1本の一般回路用電線Wが挿通できる程度
に設定している。また、垂直部20bと中央連結部20
cにより囲まれた凹状部位を重要回路用電線保持部20
dとしており、中央連結部20c上面に重要回路用電線
W−Sを配置した際に、該重要回路用電線W−Sが両側
の垂直部20bの垂直方向Z中央に位置するように、上
記中央連結部20cの高さを設定している。上記軸部2
0aの下部には、請求項8に対応するように、上記図1
3あるいは図14に示すスライド機構を設けており、上
記と同様の作用・効果を得ることが出来るようにしてい
る。
【0042】次に、上記布線治具20を用いたワイヤハ
ーネスの布線方法を説明する。まず、組付図板上の所要
位置に突設した布線治具20の両側の溝20eに一般回
路用電線Wを挿通して、一般回路用電線WをZ方向に並
列に布線する。これにより、Z方向(垂直方向)にフラ
ット状となった一般回路用電線Wが2つ平行状態に配列
される。
【0043】ついで、フラット状とした2つの一般回路
用電線Wの、Y方向の中央でかつZ方向の中央に重要回
路用電線W−Sを布線する。この重要回路用電線W−S
の布線作業は、上記布線治具20の重要回路用電線保持
部20d内に重要回路用電線W−Sを配置することのみ
で、簡単に上記のように一般回路用電線Wの中央に位置
させることが出来る。
【0044】その後、一般回路用電線Wの外側にそれぞ
れ粘着シート14,14を貼り付けて、一般回路用電線
Wを位置決めした後に、布線治具20を所要間隔移動さ
せ、粘着シート14を貼り付けていない位置の電線Wお
よびW−Sの位置規制を行う。ついで、粘着シート1
4,14の突出端縁14b,14bを貼り合わせて図1
0(A)に示す状態とする。この状態では、上記第2実施
例と同様に、重要回路用電線W−Sは一般回路用電線W
によりサンドイッチ状に挟まれ、一般回路用電線で外周
が囲まれた状態で位置決めされ、重要回路用電線W−S
が確実に保護されている。
【0045】その後、上記状態の電線W,W−Sを上記
布線治具20より取り外す。この電線W,W−Sの取外
作業は、布線治具20の溝20eおよび重要電線保持部
20dを上面開放としたストレート状に形成しているた
め、容易に行うことが出来る。
【0046】上記した上下粘着シートで挟んだ状態のワ
イヤハーネスは偏平形状であるため、本発明の請求項5
では、図10(B)に示すように、重要回路用電線W−S
が位置する中心部の上下側を、重要回路用電線W−Sを
囲むように巻き込んで、その外周を粘着テープ13によ
りテープ巻きして固着し、ワイヤハーネスを形成する。
【0047】尚、上記布線治具20に対する一般回路用
電線Wと一般回路用電線Wの布線順番は逆、即ち、重要
回路用電線保持部20dに重要回路用電線W−Sを布線
した後に、垂直部20bの溝20eに一般回路用電線W
を布線して並列させても良い。
【0048】図11は第3実施例の変形例を示し、上記
一般回路用電線Wを並列状態に位置決め保持する際に長
尺な粘着シート15を用い、該粘着シート15をU字形
状に湾曲させて両側の一般回路用電線Wの外側に配置す
るようにしても良い。このように長尺な粘着テープ15
を用いることにより、両側の一般回路用電線W−Sの外
側に配置する粘着テープの位置決め作業を不要として、
上記粘着テープの貼り合わせ作業を容易とし、よって作
業性の向上を図ることが出来る。
【0049】図12は上記第3実施例および第3実施例
の変形例に用いる布線治具20の変形例を示し、この布
線治具20は両側の垂直部20bに、それぞれストレー
ト状に凹設する溝20eを、挿通する一般回路用電線W
の本数に対応させて複数列(図示では3列)設けている。
このように、両側の垂直部20bに複数の溝20eを並
列させることにより、上記と同様に中央に配置する重要
回路用電線W−Sを、複数の層を形成した一般回路用電
線Wにより更に確実に保護することが出来る。
【0050】尚、本発明の各実施例において、作業後の
電線の状態を目視にて確認することができるように、透
明な粘着シートや粘着テープを使用することも可能であ
る。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1によれば、一般回路用電線を水平方向に並列
に布線し、この状態で粘着シートで固着するため、一般
回路用電線を並列状態に位置決め保持でき、かつ、この
並列に布線した一般回路用電線の中心位置に重要回路用
電線を布線した後、治具から粘着シートにより固着され
ている一般回路用電線を取り外して重要回路用電線の外
周に巻き付けているため、重要回路用電線の外周を確実
に一般回路用電線で囲むことが出来、重要回路用電線を
ワイヤハーネスの中心に位置させる事が出来る。これに
より、重要回路用電線は一般回路用電線で保護されるた
め、重要回路用電線が破損することに伴う種々の問題を
防止することが出来る。
【0052】また、請求項2によれば、並列に布線した
一般回路用電線の下面に粘着シートを貼り付けて、一般
回路用電線を並列状態に位置決め保持し、その後、並列
状態の一般回路用電線の中心位置に重要回路用電線を布
線した後、重要回路用電線の上面に一般回路用電線を下
面側と対向するように水平方向に並列に布線し、その上
面に粘着シートを貼り付けて、上下両側の粘着シートと
貼り合わせているため、上下に並列に布線された一般回
路用電線の間に重要回路用電線がサンドイッチ状に挟ま
れ、重要回路用電線の外周を一般回路用電線により確実
に囲む事が出来る。
【0053】また、請求項3によれば、上記サンドイッ
チ状に形成したワイヤハーネスを、重要回路用電線が位
置する中心部の両側を、中心部の外周を囲むように巻き
付けた後、その外周面に粘着テープを巻き付けて固着し
ているため、ワイヤハーネスを偏平形状より断面円形と
でき、ワイヤハーネスを断面円形とすることが好ましい
配索位置に好適に用いられる。これにより、更に確実に
重要回路用電線の保護を図ることが出来る。
【0054】また、請求項4によれば、請求項1から請
求項3は一般回路用電線を水平方向に並列に布線してい
たが、水平方向に代えて、一定間隔をあけた両側に一般
回路用電線を垂直方向に並列に布線し、この両側の一般
回路用電線の間で且つ高さ方向の中心位置に重要回路用
電線を布線し、その後、上記一般回路用電線の外側に粘
着シートを貼り付けて、一般回路用電線を垂直方向に位
置決め保持すると共に、両側の粘着シートを貼り合わせ
て、両側の一般回路用電線の中心位置に重要回路用電線
を位置させているため、重要回路用電線を一般回路用電
線の中心に位置させて、重要回路用電線を一般回路用電
線で確実に囲む事が出来る。かつ、一般回路用電線の布
線方向が垂直方向であるため、布線時にスペースをとる
ことは無い。
【0055】また、請求項5によれば、上記垂直方向の
両側の粘着シートを貼り合わせてサンドイッチ状に形成
した後、重要回路用電線が位置する中心部の上下両側
を、中心部の外周を囲むように巻き付け、その外周面に
粘着テープを巻き付けて固着しているため、ワイヤハー
ネスを偏平形状から断面円形とすることができ、配索時
に断面円形が好ましい箇所に好適に用いられる。
【0056】また、布線治具を移動させることにより、
粘着シートで位置規制した以外の領域でも、布線治具に
より一般回路用電線および重要回路用電線の位置規制を
行うことができ、重要回路用電線を一般回路用電線の中
心に位置すると共に、一般回路用電線で囲むことができ
る。
【0057】また、請求項6によれば、布線治具の構成
を、布線用図板に着脱自在に固定される垂直方向の軸部
の上端にH型の基板部を突設し、該基板部の両側の垂直
部に溝を設け、該溝に電線を挿通して垂直方向に並列状
態に布線すると共に、基板部の中央連結部の上面に電線
を通して、該電線を両側の電線の中心部に位置させるこ
とが出来るようにしているため、一般回路用電線を両側
の溝に垂直方向に並列に布線することが容易に出来ると
共に、これら両側の一般回路用電線の間の中心位置に重
要回路用電線を位置決めすることが出来る。かつ、垂直
方向に並設した一般回路用電線に粘着シート容易に取り
付ける事が出来ると共に、布線治具からの取り外しも容
易にでき、布線作業がやり易くなる。請求項7によれ
ば、請求項6の布線治具を移動可能としているため、前
記したように、粘着シートを貼り付けて電線の位置規制
を行った箇所以外でも電線の位置規制を簡単に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例に用いる布線治具を示す斜視図で
ある。
【図2】 (A)〜(E)は第1実施例のワイヤハーネスの
布線方法を示す作業工程図である。
【図3】 第1実施例の布線方法により形成したワイヤ
ハーネスを示す断面図である。
【図4】 (A)〜(C)は第1実施例の変形例の布線方法
を示す作業工程図である。
【図5】 第1実施例の変形例の布線方法により形成し
たワイヤハーネスを示す断面図である。
【図6】 (A)(B)は第2実施例の布線方法を示す正面
図である。
【図7】 (A)は布線治具より電線を取り外した状態を
示す断面図、(B)は形成したワイヤハーネスの断面図で
ある。
【図8】 第3実施例に用いる布線治具を示す斜視図で
ある。
【図9】 第3実施例の布線方法による電線の布線状態
を示す斜視図である。
【図10】 (A)は布線治具より電線を取り外した状態
を示す断面図、(B)は形成したワイヤハーネスの断面図
である。
【図11】 第3実施例の変形例を示す斜視図である。
【図12】 第3実施例に用いる布線治具の変形例を示
す正面図である。
【図13】 布線治具のスライド機構を示す斜視図であ
る。
【図14】 布線治具のスライド機構の作動状態を示
し、(A)は移動させる状態を示す断面図、(B)は固定保
持状態を示す断面図である。
【図15】 布線治具のスライド機構の変形例を示す斜
視図である。
【図16】 従来の布線方法を示す斜視図である。
【図17】 従来の布線方法により形成されたワイヤハ
ーネスを示す断面図である。
【図18】 結束具を用いて形成した従来のワイヤハー
ネスを示す断面図である。
【符号の説明】
10 布線治具 10a 軸部 10b 基板部 10c 支持部 10d 電線保持部 11 コイルバネ 11a 巻回部 12 粘着シート 13 粘着テープ W 一般回路用電線 W−S 重要回路用電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−34520(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01B 13/00 513 H05K 13/06 H01B 7/00 301

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重要回路用電線を一般回路用電線の中心
    位置に布線する方法であって、 布線治具を用いて、一般回路用電線を水平方向に並列に
    布線し、 ついで、上記並列に布線した一般回路用電線の上面ある
    いは下面に粘着シートを貼り付けて、一般回路用電線を
    並列状態に位置決め保持し、 その後、並列状態の一般回路用電線の中心位置に重要回
    路用電線を布線した後、 治具から、上記粘着シートにより固着されている一般回
    路用電線を取り外して、重要回路用電線の外周に巻き付
    け、 ついで、上記粘着シートあるいは別の粘着テープを用い
    て巻き付け状態を保持するように固着しているワイヤハ
    ーネスの布線方法。
  2. 【請求項2】 重要回路用電線を一般回路用電線の中心
    位置に布線する方法であって、 布線治具を用いて、一般回路用電線を水平方向に並列に
    布線し、 ついで、上記並列に布線した一般回路用電線の下面に粘
    着シートを貼り付けて、一般回路用電線を並列状態に位
    置決め保持し、 その後、並列状態の一般回路用電線の中心位置に重要回
    路用電線を布線した後、 再度、上記布線治具を用いて、重要回路用電線の上面に
    一般回路用電線を水平方向に並列に布線した後、 上記一般回路用電線の上面に粘着シートを貼り付けて、
    一般回路用電線を並列状態に位置決め保持すると共に、
    上記下面側の粘着シートと貼り合わせて、上下一般回路
    用電線の中心位置に重要回路用電線を位置させているワ
    イヤハーネスの布線方法。
  3. 【請求項3】 上記上下粘着シートを貼り合わせた後、
    布線治具から取り外し、重要回路用電線が位置する中心
    部の両側を、中心部の外周を囲むように巻き付けた後、
    その外周面に粘着テープを巻き付けて固着している請求
    項2記載のワイヤハーネスの布線方法。
  4. 【請求項4】 重要回路用電線を一般回路用電線の中心
    位置に布線する方法であって、 布線治具を用いて一定間隔をあけた両側に一般回路用電
    線を垂直方向に並列に布線し、 ついで、上記両側の一般回路用電線の間で且つ高さ方向
    の中心位置に重要回路用電線を布線し、 その後、上記一般回路用電線の外側に粘着シートを貼り
    付けて、一般回路用電線を垂直方向に位置決め保持する
    と共に、両側の粘着シートを貼り合わせて、両側の一般
    回路用電線の中心位置に重要回路用電線を位置させてい
    るワイヤハーネスの布線方法。
  5. 【請求項5】 上記両側の粘着シートを貼り合わせた
    後、布線治具から取り外し、重要回路用電線が位置する
    中心部の両側を、中心部の外周を囲むように巻き付けた
    後、その外周面に粘着テープを巻き付けて固着している
    請求項4記載のワイヤハーネスの布線方法。
  6. 【請求項6】 布線用図板に着脱自在に取り付けられる
    垂直方向の軸部の上端にH型の基板部を突設し、該基板
    部の両側の垂直部に溝を設け、該溝に電線を挿通して垂
    直方向に並列状態に布線すると共に、基板部の中央連結
    部の上面に電線を通して、該電線を両側の電線の中心部
    に位置させることが出来るようにしている布線治具。
  7. 【請求項7】 上記布線治具を上記図板に対して電線の
    長さ方向の移動可能に取り付けている請求項6に記載の
    布線治具。
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