JPH04266566A - 交差誘導線の製造方法 - Google Patents

交差誘導線の製造方法

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Publication number
JPH04266566A
JPH04266566A JP3028702A JP2870291A JPH04266566A JP H04266566 A JPH04266566 A JP H04266566A JP 3028702 A JP3028702 A JP 3028702A JP 2870291 A JP2870291 A JP 2870291A JP H04266566 A JPH04266566 A JP H04266566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductors
insulating
pitch
insulating band
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3028702A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Misawa
三沢 昌博
Mitsuo Kimoto
紀本 満男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP3028702A priority Critical patent/JPH04266566A/ja
Publication of JPH04266566A publication Critical patent/JPH04266566A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リニアモータ列車等の
移動体の位置検知方式に用いられる交差誘導線の製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、交差誘導線の製造方法として、次
のものが知られている。
【0003】(1) 図4(a) 〜(b) に示すよ
うに、一定ピッチで打抜き窓22のある2枚の絶縁テー
プ21の間に絶縁電線から成る2本の導体23を打抜き
窓幅W内に位置する間隔Sで平行配置し、上記2枚の絶
縁テープ21を打抜き窓が一致した状態で融着してから
絶縁テープの両縁24を取り去って固定部25と非固定
部26とを形成し、その後固定部25を 180°撚回
することによって非固定部26に交差部を形成してから
外層テープを融着させる方法(特公昭56−6710号
公報)。
【0004】(2) 図5に示すように、切欠溝28を
有する絶縁体27に、対撚線から成る導線29を切欠溝
8で折り曲げて添装し、同一面上で交差部分を形成する
方法(実開昭52−158895号公報)。
【0005】(3) 図6に示すように、横断面矩形状
の絶縁体30周上に一対の通信回線用偏平導体31,3
2を絶縁体を介して対称位置で互いに交叉する如く等し
い間隔、等しい周期で螺線状に巻回せしめることにより
、一定ピッチで交差させながら帯状シートに配置する方
法(実公昭42−18496号公報)。
【0006】このように従来の交差誘導線の製造方法に
おいては、2導体を一定ピッチで交差させたものを製造
していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4及
び図5の場合、導体を実際に交差させる方法であるため
、製造装置の動作が複雑になり、製造装置が大掛かりで
コスト高となる。また、自動化が難しい。
【0008】また実際には、交差誘電線を1対で使用す
ることは少なく、n対組合わせて使用することが多いの
で、前記図6のテープ電線の場合も含め、従来方法で製
造した交差誘電線ではそれをn対組合せる工程が更に必
要である。
【0009】そこで本発明の目的は、前記した従来技術
の欠点を解消し、生産効率がよく長尺の大量生産に適し
、従って製造装置の構造の簡単化,自動化が容易な交差
誘電線の製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の交差誘導線の製造方法は、絶縁帯の両側縁
に一定ピッチの切欠溝を互いに1/2ピッチずらせて形
成し、この絶縁帯を一方向に移動させながら、その周囲
に互いに平行な3導体を相対的に回転させて、上記切欠
溝を通しながら絶縁帯に一定ピッチで3導体を巻き付け
るようにしたものである。
【0011】
【作用】絶縁帯の両側縁の切欠溝を1/2ピッチずらせ
且つこの絶縁帯に3導体を螺線状に巻き付けると、3導
体は絶縁帯の表裏で相互に交差すると共に、3導体が絶
縁帯の両側縁即ち切欠溝で折り返す角度も等しくなり、
3本の導体による交差部を一定の繰り返し位置で正確に
形成できる。これは従来方法で製造した交差誘電線を2
対組合せた場合と同等である。しかも製造動作は単純で
あるから、製造装置が簡略化し、交差誘導線の製造の自
動化を容易に達成できる。尚、絶縁帯に巻き付ける際に
は3導体に一定張力を付与することが好ましく、3導体
に巻き付ける直前で粘着剤を塗布した上で絶縁帯上に固
定すると、正確なピッチの交差を有する交差誘電線を製
造することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の一実施例
を説明する。
【0013】第1図は3本の導体を巻き付ける絶縁帯1
を示す。絶縁帯1の両側縁には一定ピッチで切欠き溝1
aが設けてあり、両者のピッチは互いに1/2ピッチず
れている。これに3本の導体2,3,4を平行に供給し
つつ螺線状に巻回すると、第2図に示すように、3導体
は絶縁帯の表裏で相互に交差すると共に、3導体が絶縁
帯1の両側縁即ち切欠溝1aで折り返す角度も等しくな
り、交差部が一定の繰り返し位置で正確に形成される。
【0014】交差誘導線としての機能を有効に果たすた
めには、絶縁帯1は5mm以下の厚さにする必要があり
、また幅は200mm 以下にする必要がある。また機
械的強度を保つためには、厚さ0.5mm 以上,幅は
30mm以上にする必要がある。尚、絶縁帯に切欠溝を
形成する代わりに、ピンを立てて導体を巻き付けること
ができる。
【0015】第3図は、上記3導体を自動的に巻回する
装置を示す。13は中央に開口13aを有する回転円盤
であり、この回転円盤13はプーリベルト15を介して
モータ14により矢印A方向に回転されるようになって
いる。この回転円盤13の表面には、3導体を繰り出す
ための3組のボビン5及びガイドロール6と、繰り出さ
れた3導体を等間隔に支持ガイドするためのガイドプー
リ7と、このガイドプーリ7に対峙する3つのガイド孔
81を備え3導体2,3,4を平行に支持ガイドするガ
イド板80及びその3つのガイド孔81に臨ませた粘着
剤ノズル82を有する粘着剤ヘッド8と、その粘着剤ノ
ズル82へ粘着剤を供給するためのチューブ10,電動
ポンプ11及び粘着剤収納箱12とが、開口13aを取
り巻いて順次配設されている。3導体を繰り出す3つの
ボビン5には、回転円盤13の裏面に設けたトルクモー
タ9が所属しており、繰り出される導体2,3,4に一
定の張力が付与されるようになっている。
【0016】まず、第1図に示すような切欠き溝1aの
ある絶縁帯1を用意し、これを回転円盤13の中央に開
口13aに通し、第3図に矢印Bで示す引き取り方向に
引き取りながら、回転ドラム13をプーリベルト15を
介してモータ14により回転させる。各ボビン5に巻き
付けてある導体2,3,4は、ボビン5からガイドロー
ル6を経てガイドプーリ7へと引き出される。このとき
、トルクモータ9によりボビン5に導体の引き出し方向
と逆方向にトルクが加わり、導体2,3,4に一定張力
が与えられる。ガイドプーリ7からガイド板80のガイ
ド孔81を通ることにより、各導体2,3,4は相互に
平行になる。ガイド板80から平行に出た3導体2,3
,4は、絶縁帯1のB方向の引き取り運動と回転円盤1
3のA方向の回転運動とにより、丁度絶縁帯1の切欠溝
1aに合わせて螺線状に絶縁帯1に巻き付けられ、第2
図に示すような3導体交差誘導線が製造される。この場
合、各導体2,3,4にはトルクモータ9により一定張
力が与えられているので、巻き取りピッチも正確である
。トルクモータ9はパウダブレーキ等ボイビン5を介し
て導体2,3,4に張力を加えることのできるものであ
れば良い。
【0017】一方、上記各導体2,3,4には粘着剤ヘ
ッド8において粘着剤が塗布される。即ち、ガイド板8
0のガイド孔81に臨ませた粘着剤ノズル82に、収納
箱12に収納されている粘着剤が、電動ポンプ11によ
りチューブ10を介して送り出され、これにより各導体
2,3,4に粘着剤が塗布される。従って、絶縁帯1の
切欠溝に合わせて一定の張力で正確なピッチで巻き付け
られた導体2,3,4は、この粘着剤の作用で正確なピ
ッチのまま位置固定され、時間変化に伴う導体の位置ズ
レが防止される。
【0018】尚、粘着剤ヘッド8とガイドプーリ7につ
いては、各導体ごとに可動式にして、交差ピッチを簡単
に変え得る構成とすることができる。
【0019】上記実施例では導体2,3,4に粘着剤を
塗布したが、この代わりに、絶縁帯1に予め粘着剤を塗
布しておくこともできる。この場合、粘着剤収納箱12
,電動ポンプ2,チューブ10,ヘッド8は、回転円盤
13上から省くことになる。また、交差誘導線の特性上
、粘着剤を塗布しないで導線を巻き付けることもできる
【0020】また上記実施例では、絶縁帯1の周囲に3
導体を相対的に回転させる方法として、回転円盤13の
方を回転させたが、これを回転させずに、絶縁帯1の送
出機と絶縁帯1の巻取機とを回転させることもできる。 この場合、プーリベルト15,モータ14は、回転円盤
13の回転用ではなく、絶縁帯1の巻取機及び送出機を
回転させるように接続する。そして、巻取機と送出機の
回転速度を一致させる。巻取機と送出機の回転速度が一
致していないと絶縁帯1の撓み,ねじれのため、導体2
,3,4の交差ピッチの精度が悪くなるからである。
【0021】上記実施例においては、独立した3本の導
体を絶縁帯1に巻き付けたが、この代わりに、平行3導
体を絶縁テープに挟み込んだテープ電線を、絶縁帯に巻
き付けることもできる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の交差誘導線
の製造方法によれば、予め切欠溝を形成してある絶縁帯
に3導体を所定のピッチで巻き付けるだけであるから、
極めて製造が簡単であり、その自動化も極めて容易であ
り、従来の製造方法に比べ低コストで交差誘導線を製造
することができる。
【0023】また導体は通常の直線状のものを用意すれ
ば良く、予め導体自体を交差状配置して形成し、それを
絶縁物で挟み込んだ後、これをn対組み合わせるという
ような、複雑な工程を必要としないため、製造装置が簡
易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法の実施例で用いる絶縁帯の外
形図である。
【図2】本発明によって製造される3導体交差誘導線の
部分平面図である。
【図3】本発明の製造方法の実施例で用いた製造装置の
斜視図である。
【図4】従来の製造方法の説明図である。
【図5】従来の他の製造方法の説明図である。
【図6】従来の更に他の製造方法の説明図である。
【符号の説明】
1  絶縁帯 2〜4  導体 5  ボビン 6  ガイドロール 7  ガイドプーリ 8  粘着剤ヘッド 9  トルクモータ 10  チューブ 11  電動ポンプ 12  粘着剤収納箱 13  回転円盤 14  モータ 15  プーリベルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  絶縁帯の両側縁に一定ピッチの切欠溝
    を互いに1/2ピッチずらせて形成し、この絶縁帯を一
    方向に移動させながら、その周囲に互いに平行な3導体
    を相対的に回転させて、上記切欠溝を通しながら絶縁帯
    に一定ピッチで3導体を巻き付けることを特徴とする交
    差誘導線の製造方法。
JP3028702A 1991-02-22 1991-02-22 交差誘導線の製造方法 Pending JPH04266566A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3028702A JPH04266566A (ja) 1991-02-22 1991-02-22 交差誘導線の製造方法

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JP3028702A JPH04266566A (ja) 1991-02-22 1991-02-22 交差誘導線の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04266566A true JPH04266566A (ja) 1992-09-22

Family

ID=12255796

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JP3028702A Pending JPH04266566A (ja) 1991-02-22 1991-02-22 交差誘導線の製造方法

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JP (1) JPH04266566A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7124978B2 (en) * 2002-06-28 2006-10-24 Contitech Luftfedersysteme Gmbh Spiraling device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7124978B2 (en) * 2002-06-28 2006-10-24 Contitech Luftfedersysteme Gmbh Spiraling device

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