JPH0749429B2 - アザインデン、その製法、これを含有する高血圧及びうつ血性心臓疾患の治療剤及び中間体 - Google Patents
アザインデン、その製法、これを含有する高血圧及びうつ血性心臓疾患の治療剤及び中間体Info
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- JPH0749429B2 JPH0749429B2 JP2131476A JP13147690A JPH0749429B2 JP H0749429 B2 JPH0749429 B2 JP H0749429B2 JP 2131476 A JP2131476 A JP 2131476A JP 13147690 A JP13147690 A JP 13147690A JP H0749429 B2 JPH0749429 B2 JP H0749429B2
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Description
ン及びイミダゾジアジン誘導体に関し、これは、アンギ
オテンシンとして公知の物質特にアンギオテンシンII
(以後これをA IIと称する)として公知の物質の作用の
少なくとも部分的に1以上の拮抗作用をする生理学的に
有用な特性を有する。本発明は、温血動物(ヒトを含
む)の高血圧、うつ血性心臓疾患及び/又は高アルドス
テロニズム等の疾病又は症状並びにレニン−アンギオテ
ンシン−アルドステロン系が著るしい原因的役割をはた
す他の疾病又は症状の治療に使用するための新規化合物
の薬物学的組成物にも関する。本発明には、新規化合物
の製法及び前記疾病又は症状の1つの治療におけるその
使用及びこのような医学的治療で使用するための新規医
薬品の製法も包含される。
ドステロン系のキー媒体(Key mediator)であり、これ
は、ヒトを含む多くの温血動物での同化(homeostasi
s)及び液体/電解質バランスのコントロール中に包含
される。A IIとして公知のアンギオテンシンは、血漿蛋
白質アンギオテンシノーゲンから酵素レニンの作用によ
り製造されたアンギオテンシンIからアンギオテンシン
変換酵素(ACE)の作用により製造されている。A IIは
殊に血管内の潜在的スパスモゲン(Spasmogen)であ
り、血管抵抗及び血圧を高めることが公知である。更
に、このアンギオテンシンは、アルドステロンの放出を
刺激し、従つてナトリウム及び液体保留機構を介する血
管のうつ血及び高血圧を起こすことは知られている。従
来、血圧及び/又は体液/電解質バランスの治療的コン
トロールのために、レニン−アンギオテンシン−アルド
ステロン系内での薬物学的介在のための多くの種々の方
法(例えばレニン又はACEの作用を抑制することを包含
する)が存在する。しかしながら、特定の治療法と組合
された副作用及び/又は特異反応に基づき種々の方法に
関する連続的必要性が残つている。
ミダゾールは、アンギオテンシンIIの作用を阻止するこ
とは周知である。
アンギオテンシンとして公知の物質(特にA II)の作用
の1種以上に拮抗し、従つて混血動物(ヒトを包含す
る)中の存在に伴なう生理学的作用を最小にすることが
判明し、これが本発明の基礎である。
つてピリジン、ピリミジン、ピリダジン又はピラジン環
から選択されたアゼン環を形成し;R1はC1〜8−アル
キル、C3〜8−シクロアルキル、C3〜8−シクロア
ルキル−C1〜4−アルキル、フエニル又はフエニル−
C1〜4−アルキルであり;R2は水素、C1〜4−アル
キル、C1〜4−アルコシキ、ハロゲノ、トリフルオロ
メチル、シアノ又はニトロであり;R3及びR4は該アゼン
環上の独立して水素、C1〜4−アルキル、C3〜8−
シクロアルキル、C1〜4−アルコシキ、ハロゲノ、ト
リフルオロメチル、シアノ、ヒドロキシ、ヒドロキシメ
チル、ホルミル及びニトロから選択された任意の置換基
であるか;又はAがそれが結合しているイミダゾール基
と一緒になつてイミダゾ〔4,5−b〕ピリジン又はイミ
ダゾ〔4,5−c〕ピリジン基である場合には、R3及びR4
は、それらがAの隣接炭素原子上に存在する場合にトリ
メチレン又はテトラメチレン基を形成するか又は、Aの
隣接ビニレン基と一緒になつてベンゼン環を完成し、こ
のベンゼン環は、ハロゲノ、C1〜4−アルキル又はC
1〜4−アルコシキ置換基を有していてよく;又はA
が、それが結合しているイミダゾール基と一緒になつて
1H−イミダゾ〔4,5−c〕ピリジン環以外のものであ
り、R3又はR4の一方はカルボキシ又はC1〜6−アルコ
キシカルボニル基であり、他方は前記と同じものであ
り;Xは、C1〜4−アルキル、C1〜4−アルコシキ及
びハロゲンから選択された置換基1個を有していてよい
フエニレンであるか又はXは隣接フエニルとメチレン基
との間の直接結合であり;Zは1H−テトラゾール−5−イ
ル又は式:−CO・OR5又は−CO・NH・SO2・R6(ここでR5
は生理学的に認容性のアルコール又はフエノールの無害
で微生物でより分解可能な残基であり、R6はC1〜6−
アルキル、C3〜8−シクロアルキル又はフエニルであ
る)の基であり、前記フエニル基の任意のものは非置換
であるか又は独立してC1〜4−アルキル、C1〜4−
アルコシキ、ハロゲノ、シアノ及びトリフルオロメチル
から選択された置換基1個又は2個を有していてよい〕
のアザインデン誘導体又はR5が水素以外であり、R3又は
R4がカルボキシ以外である場合を除き、その生理学的に
認容性の塩が得られる。
びイミダゾジアミン(式Ie〜Ij)の異なる10群は前記式
Iの定義に包含され、本発明の分離部分に包含される: これらの群のうち、式Iaの化合物は特に重要である。置
換基の特性に応じて、特定の式Iの化合物は、1個以上
のキラール中心を有していてよく、1以上のラセミ形又
は光学活性形で単離することができる。本発明は、前記
の有用な薬物学的特性を有するような任意の形の式Iの
化合物に関すること理解すべきであり、これは、例えば
適当なキラール中間体からの合成により光学活性形をい
かにして形成するか、かつ例えば後に記載の標準法を用
いてその薬物学的特性をいかにして測定するかが知られ
ている。
られている場合に直鎖のものも分枝鎖のものも包含され
ると解すべきである。しかしながら、特定の基例えば
「プロピル」と記載されている場合は、これは直鎖のも
のであり、分枝鎖のもの例えば「イソプロピル」はその
意図する場合に特に命名されている。同様な規定は他の
基にもあてはまる。
ル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、s−ブチ
ル、ペンチル又はヘキシルであり、これがシクロアルキ
ルの場合の例は、シクロプロピル、シクロペンチル又は
シクロヘキシルであり;これがシクロアルキル−アルキ
ルの場合の例は、シクロプロピルメチル、シクロペンチ
ルメチル、シクロヘキシルメチル又は2−シクロペンチ
ル−エチルであり;これがフエニルアルキルである場合
の例は、ベンジル、1−フエニルエチル又は2−フエニ
ルエチルである。
がAの隣接ビニレン基と一緒になつてベンゼン環を形成
する場合に存在しうる任意の置換基の特別なものの例に
は次のものが包含される:それがアルキルの場合にはメ
チル及びエチル;それがアルコキシの場合にはメトキシ
及びエトキシ;及びそれがハロゲノの場合には弗素、塩
素、臭素及び沃素。
の例はシクロプロピル、シクロペンチル又はシクロヘキ
シルである。
の特別有用なものの例は、メトキシカルボニル、エトキ
シカルボニル又はブロポキシカルボニルである。
生物で分解しうる無害な残基である場合の特別有用なも
のの例は、C1〜6−アルカノール例えばエタノール又
はフエノール、グリセロール又は類似物から誘導される
残基である。
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル又はペン
チルであり;これがシクロアルキルである場合の例は、
シクロブチル、シクロペンチル又はシクロヘキシルであ
る。
の、例えばハロゲノの例には塩素及び臭素が包含され;
アルキルの例にはメチル又はエチルが包含され;アルコ
キシの例にはメトキシ及びエトキシが包含される。
エニレンが包含される。
る例はブチルであり、Zに関する例は1H−テトラゾール
−5−イルである。
ンである);及び (4) 式Ih、Ii又はIjのイミダゾピリダジン(これら
の中でR1、R2、R3、R4、X及びZは、前記の任意の定義
を有する); これらの薬物学的に認容性の塩。
アルキルであり;R2は水素又はハロゲンであり;R3及びR4
は水素、ハロゲノ、C1〜6−アルキル、C1〜6−ア
ルコキシ、ヒドロキシメチル及びヒドロキシから選択し
たものであり;Xは直接結合又はp−フエニレンであり、
Zは1H−テトラゾール−5−イル、カルボキシ及び式:
−CO・NH・SO2・R6から選択したものであり、ここでR6
は前記定義の任意のものであり、Zは、Xに対して2−
又は4−位に結合している)。
例の詳細なもの、殊に例1、3、4、5、11、12、15及
び17に記載のものが包含される。
認容性のカチオンを生じる塩基との塩例えばアルカリ金
属(ナトリウム及びカリウム)、アルカリ土類金属(例
えばマグネシウム及びカルシウム)、アルミニウム及び
アンモニウム塩並びに好適な有機塩基例えばエタノール
アミン、メチルアミン、ジエチルアミン又はトリエチル
アミンとの塩が包含される。更に、Aを有する環が充分
に塩基性である化合物(例えば、これはピラジン又はピ
リジンである場合)に関して特に好適な式I化合物の塩
には、生理学的に認容性のアニオンを生じる酸との塩例
えばハロゲン化水素との塩(例えば塩酸塩又は臭化水素
酸塩)、硫酸及び燐酸との塩も包含される。
るために文献に公知の有機化学の標準法で得ることがで
きる。このような方法は、本発明のもう1つの態様とし
て提供され、例えば次に記載の方法を包含し、ここで、
一般的な基は、特にことわりのないかぎり前記のものを
表わす。
のZが式:−CO・OR5でR5が水素であるもの)を得るた
めに、式II: 〔式中のQがC1〜6−アルコキシカルボニル(殊にメ
トキシ−、エトキシ−、プロポキシ−又はt−ブトキシ
−カルボニル)、フエノキシカルボニル、ベンジルオキ
シカルボニル及びカルバモイルから選択された保護され
たカルボキシ基である〕のカルボン酸誘導体をカルボキ
シに変じる。
金属水酸化物例えば水酸化リチウム、同ナトリウム又は
同カリウムの存在で加水分解することにより実施するこ
とができる。この加水分解は、一般に、適当な水性溶剤
又は稀釈剤の存在で、例えば水性C1〜4−アルカノー
ル例えばメタノール水又はエタノール水中で実施され
る。しかしながら、これは、水性又は非水性溶剤例えば
水及びトルエンの混合物中で、慣用の4級アンモニウム
相転換触媒を用いて実施することもできる。この加水分
解は、一般に、基Qの反応性に応じて例えば0〜120℃
の範囲の温度で実施される。一般に、Qがカルバモイル
の場合には、例えば40〜120℃の範囲の温度がこの加水
分解のために要求される。
換は、適当な触媒例えば活性炭又は硫酸カルシウム上の
パラジウムの存在で、適当な溶剤又は稀釈剤例えばC
1〜4−アルカノール(典型的にはエタノール又は2−
プロパノール)中で、かつ例えば0〜40℃の範囲の温度
で、1〜3バールの水素を用いる、水素添加分解により
実施することもできる。
変換は、例えば0〜100℃の範囲の温度で、強酸触媒例
えばトリフルオロ酢酸の存在で、加水分解することによ
つても実施できる。この加水分解は、過剰の酸中で、又
は、適当な稀釈剤例えばテトラヒドロフラン、t−ブチ
ルメチルエーテル又は1,2−ジメトキシエタンの存在で
実施することができる。
るため、式III: 〔式中のLはテトラゾリル基の窒素に付加している適当
な保護基例えばトリチル、ベンズヒドリル、トリアルキ
ル錫(例えばトリメチル錫)又はトリフエニル錫であ
る〕の化合物を脱保護する。
Lの特性に依存する必要がある。例として、これがトリ
チル、ベンズヒドリル、トリアルキル錫又はトリフエニ
ル錫である場合には、この分解条件には、例えば鉱酸
(例えば塩酸水又は臭化水素酸水)中で、有利に水性溶
剤(例えば水性ジオキサン又は2−プロパノール)中で
の、酸触媒使用加水分解を包含する。次いで、式Iの化
合物を有利に、相応する酸付加塩として単離することが
できる。トリチル又はベンズヒドリル基は、例えば先の
(a)に記載のようにベンジルオキシカルボニルをカル
ボキシに変換するための水素添加分解によつて除去する
こともできる。
IIIの化合物は、例えば式IX: のニトリルとそれぞれトリアルキル錫例えばトリメチル
錫又はトリフエニル錫との反応により得ることができ
る。この反応は、有利に、適当な溶剤又は稀釈剤例えば
トルエン又はキシレン中で、50〜150℃の範囲の温度で
実施される。適当な仕上げ条件例えば酸性仕上げ条件の
使用は、式中のZがテトラゾリルである式Iの化合物を
保護されたテトラゾールの予めの単離をせずに直接得る
ことができることが認められる。式IXのニトリルは、例
えば、式IV: のイミダゾール誘導体を、式X: 〔式中Halは適当な離脱しうる基例えば塩素、臭素、沃
素、メタンスルホニルオキシ又はp−トルエンスルホニ
ルオキシである〕のニトリルを用い、後の(c)法で使
用されていると同じ条件を用いてアルキル化することに
より得ることができる。必要な式IXの化合物は、式中の
Xがフエニレンである化合物を得るための反応式1に記
載の標準的方法により製造することができる: 注:R=低級アルキル、ベンジル、フエニル; Tr=トリフエニルメチル(トリチル) 試薬:a)BuLi/THF;ZnCl2/Et2O;Pd(Ph3P)4 b)Bu3Sn.N3/トルエン;HCl/トルエン c)Tr.Cl/Et3N/CH2Cl2 d)N−ブロムスクシンイミド/アゾイソブチロニトリ
ル/CCl4 c)式IVのイミダゾール誘導体と式V: 〔式中Halは適当な離脱性基例えば塩素、臭素、沃素、
メタンスルホニルオキシ又はp−トルエンスルホニルオ
キシである〕の化合物との反応。
酸塩、例えば炭酸カリウム又は有機塩基例えばジイソプ
ロピルエチルアミンの存在で、かつ適当な溶剤又は稀釈
剤中、例えば極性溶剤例えばジメチルホルムアミド中
で、例えば10〜80℃の範囲の温度で実施される。
素以外のもの例えばR5はC1〜6−アルキル、ベンジル
又はフエニルである)である式Iの化合物の製造のため
に特に好適であり、この化合物は、先の(a)に記載の
反応のための式IIの出発物質でもある。同様に、類似方
法を用いるが、式IV: の適当な化合物を用いて出発して、(b)法のための式
IIIの出発物質を得ることができる。この関係で、Aを
有する環が不斉的に配列された窒素原子を有する場合
(即ち、これが〔c〕ピリダジン、〔d〕ピリミジン又
はピリジンである場合)に、一般に、それぞれ式V及び
VIの化合物での式IVのイミダゾール誘導体のアルキル化
の間に、式II又は式IIIの種々の位置異性形が得られる
ことが認められる。このような位置異性形は、慣用の方
法例えば分別結晶又はクロマトグラフイにより分離する
ことができる。
は、例えば、エルダーフイールド(Elderfield)により
発行されたスタンダード・ワーク・オブ ヘテロサイク
リツク・ケミストリイ(standard work of heterocycli
c chemistry)に記載のような文献中に公知の有機化学
の標準的な方法を用いて製造することができる。必要な
式Vの化合物(及び式VIのものも)は、式中のXがフエ
ニレンである化合物に関する反応式1に記載のような標
準的方法で製造することができる。
ル(例えばメチル又はエチルエステル)との反応。
存在で実施される。特に好適な脱水剤には、例えばポリ
燐酸及びこの低級アルキルエステル例えばこのエチルエ
ステルが包含される。
式:R1・CO2Hのカルボン酸又はそのオルトエステルの存
在で実施することができる。この反応は、通例例えば40
〜150℃の高めた温度で実施される。
アシル化により形成される式VIII: のアルカノイルアミノ化合物である。この式VIIIの化合
物は、別に、例えば、一般に適当な塩基例えばトリエチ
ルアミン又はピリジンの存在で例えば0〜50℃の範囲の
温度での式VIIの化合物と酸クロリド、プロミド又は式:
R1・CO2H(ここでR1は水素以外のもの)のアルカン酸の
無水物との反応により形成することができる。式VIII
(式中R1は水素である)の化合物は、例えば式VIIのジ
アミノ化合物をギ酸又はトリエチルオルトホルミエート
と共に、例えば40〜100℃の範囲の温度で加熱すること
により得ることができる。式VIIIのアルカノイルアミノ
化合物を、次いで、先の(d)に記載のような適当な脱
水剤と共に加熱することにより閉環することができる。
式VIIのジアミン誘導体はヘテロ環化学の標準的方法例
えばエルダーフイールド(Elderfield)等により発行さ
れたスタンダード・テキストブツク(the standard tex
tbooks)に記載のようなヘテロ環化学の標準的方法で得
ることができる。
−CO・OR5(ここでR5は水素以外のものである)の基で
ある式Iの化合物は、例えば式中のZがカルボキシであ
るカルボン酸(又はこの酸の反応性誘導体)と式:NH2・
SO2R6のスルホンアミド又は式:HO・R5のヒドロキシ化合
物又はその塩(例えばそのアルカリ金属)との反応によ
り得ることができる。好適な反応性誘導体には、例えば
塩化物、臭化物、アジ化物、無水物及び前記定義のよう
な式Iのカルボン酸のギ酸又は酢酸との混合無水物が包
含される。遊離酸形が使用される際には、この反応は、
一般に適当な脱水剤例えばジシクロヘキシカルボジイミ
ド又は3−(3−ジメチルアミノプロピル)−1−エチ
ルカルボジイミドの存在で、塩基例えばトリエチルアミ
ン又はピリジンの存在で実施される。反応性誘導体が使
用される場合には、この反応を前記のような塩基の存在
で実施するか又は、スルホンアミド又はヒドロキシ化合
物を塩、例えばそのアルカリ金属塩(特にリチウム、ナ
トリウム又はカリウム塩)の形で使用する。この反応を
一般に、適当な稀釈剤又は溶剤例えばジオキサン、t−
ブチルメチルエーテル又はテトラヒドロフランの存在
で、例えば0〜60℃の範囲の温度で実施する。
は、例えば生理学的に認容性のイオンを生じる適当な塩
基又は酸との反応によるか又は他の任意の慣用の造塩法
で得ることができる。
は、前記の1方法を、光学的に活性の出発物質を用いて
実施することができる。式Iの化合物のラセミ形は、例
えばZが酸基である場合には、適当な有機塩基例えばエ
フエドリン、N,N,N−トリメチル−(1−フエニルエチ
ル)アンモニウムヒドロキシド又は1−フエニルエチル
アミンとの反応及び引続くこうして得たジアステレオ異
性体混合物の慣用の分離法例えば適当な溶剤例えばC
1〜4−アルカノールからの分別結晶化により分割する
こともでき、その後、式Iの該化合物の光学活性形は、
慣用法を用い例えば鉱酸水例えば稀塩酸を用いる酸での
処理により遊離させることができる、同様な方法で、式
Iの化合物が充分に塩基性である場合には、この分割
を、例えばラセミ形と適当な光学活性形の有機酸例えば
カンフアスルホン酸との反応により実施することもでき
る。
及びVIIの化合物は新規であり、本発明のもう1つの態
様として提供される。
の生理学的作用1種または数種の拮抗作用により、レニ
ン−アンギオテンシン−アルドステロン系の血管収縮因
子および液性維持特性の改良が所望される、温血動物
(ヒトを含む)の疾患および症状での有利な薬学効果を
有する。本発明の化合物はこのようにして温血動物(ヒ
トを含む)での高血圧症、鬱血性循環不全およびまたは
アルドステロン過剰症の治療、同じくレニン−アンギオ
テンシン−アルドステロン系が重要な原因としての役割
を果たす疾患または症状で有効である。
たは数種の生理学的作用A II、殊にA IIの相互作用の拮
抗作用は、次の慣用の実験方法1種または数種を用いて
評価される: 試験A:この試験管内方法は同定濃度の放射能標識A IIお
よび好適なアンギオテンシン標的組織から製造された、
細胞表面膜の小片を含有する緩衝された混合物中最初に
100マイクロモル(またはそれより少ない)の濃度で試
験化合物をインキユベートすることを含む。この試験で
細胞表面膜の源はA IIに対する反応でよく知られてい
る、モルモツト副腎である。その受容体と放射能標識A
IIの相互作用(特別の分子膜小片への放射能標識結合と
して評価、(その後、このような研究で標準的な急速濾
過方法により非結合放射能標識を濾過した)は膜受容体
位置に結合している化合物により拮抗されかつ拮抗度
(膜結合放射能の置換として試験で観察される)は主に
試験化合物の存在で測定された対照値と固有の試験濃度
で、試験化合物の存在における受容体結合放射能を比較
することにより決定される。10-4Mの濃度で結合する放
射能標識A IIの少なくとも50%置換を示す、この方法化
合物を用いて、その効力を測定するために、より低い濃
度で再試験される。IC50(放射能標識A II結合の50%置
換のための濃度)の測定のために、試験化合物の濃度は
通常予測される概略IC50を中心として少なくとも位数4
の大きさにわたる試験が可能であるように選択され、こ
のIC50は引続き試験化合物の濃度に対する置換パーセン
テージのプロツトから測定される。
ルまたはそれより低い濃度で、試験Aにおいて重要な阻
止を示す。
れた、摘出されたウサギ大動脈のA II−誘発収縮に対す
る試験化合物の拮抗作用の測定を包含する。化合物の効
果がA IIの拮抗に特有なものであることを確認するため
に、ノルアドレナリン−誘発収縮における試験化合物の
効果も同じ標本で測定できる。
て、50マイクロモルまたはそれより低い最終濃度で、重
要な阻止を示す。
る)の基である、式Iの化合物は一般に試験管内試験A
またはBで弱い活性を示すにすぎない〕。
動脈カテーテルが差し込まれた、末端麻酔されたまたは
意識のあるラツトの使用を包含する。経口または経腸投
与に引続く、試験化合物のA II拮抗作用はアンギオテン
シンIIで惹起される血圧増進反応に対して評価される。
この作用が固有のものであることを確認するために、バ
ソプレシン誘発血圧増進反応における試験化合物の作用
も、同じ標本で測定してよい。
の不利な薬理的作用なしに、50mg/kg体重またはそれよ
り少ない配量で、明確なA II−拮抗特性を示す。
含する種々の種族での内生A II生合成の、低ナトリウム
含量の食餌の導入およびフルセミド(frusemide)とし
て公知の塩分排泄剤の好適な1日配量を投与することに
よる刺激を包含する。試験化合物はその後血圧における
変化の測定のために麻酔下に動脈カテーテルが差し込ま
れた動物に経口または経腸投与される。
または他の不利な薬学作用なしに、50mg/kg体重または
それより少ない配量で、血圧における重大な低下により
証明されるようなA II−拮抗作用を示す。
学分野で公知のような、薬学的に受容できる希釈剤また
は担持剤と結合して医薬組成物の形で、このような治療
を必要とする温血動物(ヒトを含む)に投与される。こ
のような医薬組成物は本発明のもう1つの特徴を形成し
かつ有利には経口投与に好適な形(たとえば錠剤、カプ
セル、溶液、懸濁液またはエマルジヨンとして)または
非経腸投与に好適な形(たとえば注入可能な水性または
油溶液または注入可能なエマルジヨンとして)である。
に、上記に引用した1つまたはそれより多くの疾患また
は症状を治療するのに重要であることが一般的によく知
られている他の薬剤と一緒に投与することができる。
な塩)は一般にヒトに、たとえば50mg/kg体重(および
有利に10mg/kgまで)の1日経口配量または5mg/kgまで
の1日非経腸配量が受けられるように投与され、必要に
応じて分配量で与えられ、投与された化合物(または
塩)の正確な量および投与の経路および形は治療される
ヒトの寸法、年令および性別および医療分野における公
知の原理により治療される特別な疾患または症状に依存
する。
例3の化合物は上記試験A、BおよびCで次の結果を与
えた: 試験Aで:1.49×10-8MのIC50; 試験Bで:9.2のpAz; 試験Cで:1.07mg/kg(非経腸投与)のED50;54%20mg/kg
(経口投与)の配量で1時間後阻止。
物はまたイヌ、ネコ、ウマおよび家畜のような商業的に
価値のある温血動物を冒す類似の症状の獣医学的処置に
おいて使用できる。一般にこのような処置のために、式
Iの化合物は一般にヒトへの投与のための上記のものと
同様の量および方法で投与される。式Iの化合物は新規
かつ改良された治療剤のための連続調査の一部として、
ネコ、イヌ、ウサギ、サル、ラツトおよびネズミのよう
な実験動物でのA II作用の評価のための試験系の開発お
よび標準化における薬学的道具として重要である。
はこれらの実施例に制限されるものではない。実施例は
別記しない限り、次の条件で行なわれた: (i) 濃縮および蒸発を真空中で回転蒸発により実施
した; (ii) 作業を室温、つまり18〜26℃の範囲で実施し
た; (iii) フラツシユクロマトグラフイーを、メルツク
社(E.Merck)、ダルムシユタツト(Darmstadt)、西ド
イツ在製のメルツクケイ酸60(タイプNo9385)で実施し
た; (iv) 与えられた収率は読み手の補助だけを意図した
ものであつて、必ずしも、僅勉なプロセス開発によつて
達成可能な最大値ではない; (v) プロトンNMRスペクトルを通常、CDCl3中で200M
H2で測定し、TMSに対する百分率で化学シフト(デルタ
値)として示した。この場合、主ピークを表示するため
の慣用の略語を使用した:s、一重線;m、多重線;t、三重
線;br、広幅;d、二重線; (vi) 全ての最終生成物は満足な微量分析値を有して
いた。
H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリド−3−イル)メチル〕−
ビフエニル−2−カルボキシレート(A)(210mg)の
溶液に4M水酸化ナトリウム水溶液(0.4ml)を添加し
た。この溶液を還流下で2時間加熱し、次いで揮発性物
質を蒸発によつて除去した。残分を水(5ml)に溶か
し、この溶液を20%w/v水性クエン酸でpH4にまで酸性に
した。沈殿させられた固形物を濾取して、エーテルで擦
したところ、4′−〔(2−ブチル−3H−イミダゾ〔4,
5−b〕ピリド−3−イル)メチル〕−ビフエニル−2
−カルボン酸(153mg)がクリーム色の粉末として生じ
た。融点185〜187℃;NMR(d6−DMSO):0.9(t,3H)、1.
35(m,2H)、1.7(m,2H)、2.85(t,2H)、5.6(s,2
H)、7.1〜7.6(複合m,8H)、7.7(dd,1H)、8.0(dd,1
H)、8.3(dd,1H)、12.6(br,1H);質量スペクトル
(負の高速原子衝撃、以下「−ve FAB」と呼ぶ)、19
9、174、168;微量分析、実測値:C、74.3;H、5.9;N、10.
7 C24H23N3O2計算値:C、74.8;H、6.0;N、10.9%。
溶液をアルゴン雰囲気下で−78℃で、乾燥したテトラヒ
ドロフラン(THF)(50ml)中の4−ブロモトルエン
(6.0g)の撹拌された溶液に滴加した。温度を20分間−
78℃に維持し、次いでエーテル(38.6ml)中の無水塩化
亜鉛の1M溶液を添加した。この溶液を15分間−78℃に維
持し、次いでTHF(5ml)中のテトラキス(トリフエニル
ホスフイン)パラジウム(60mg)を添加し、引き続きTH
F(10ml)中のメチル−2−ヨードベンゾエート(6.1
g)を添加した。この溶液を1時間にわたつて放置して
環境温度にまで到達させ、次いで還流下に5時間加熱し
た。溶剤を蒸発によつて除去し、残分をクロロホルム
(150ml)に溶かした。この溶液を水(100ml)中のエチ
レンジアミン四酢酸(10g)の溶液で洗浄し、水相をク
ロロホルム(100ml)で再抽出した。集めた有機抽出物
を乾燥させ(MgSO4)、溶剤を蒸発により除去した。残
分を、酢酸エチル/ヘキサン(1:9v/v)で溶離するフラ
ツシユクロマトグラフイーにより精製したところ、メチ
ル4′−メチルビフエニル−2−カルボキシレート
(B)が無色の油状物(4.4g)として生じた;NMR(CDCl
3):2.4(s,3H)、3.65(s,3H)、7.2(s,4H)、7.35
(m,2H)、7.5(m,1H)、7.8(d,1H)。
(9.3g)の溶液にN−ブロモスクシンイミド(8.1g)と
アゾ(ビスイソブチロニトリル)(130mg)とを添加し
た。この混合物を還流下で4時間加熱し、次いで環境温
度にまで冷却した。不溶性物質を濾過によつて除去し、
濾液を真空中で濃縮した。残分を、酢酸エチル/ヘキサ
ン(1:9v/v)で溶離するフラツシユクロマトグラフイー
により精製したところ、メチル4′−(ブロモメチル)
ビフエニル−2−カルボキシレート(C)が固形物(1
0.9g)として生じた。融点48℃;NMR:3.65(s,3H)、4.5
5(s,2H)、7.25〜7.60(複合m,7H)、7.85(d,1H)。
の2−ブチルイミダゾ〔4,5−b〕ピリジン(400mg)
〔Indian J.Chem.、Sec.B、1978年、第16B巻、第531
頁〕と前記ブロモメチル化合物(C)(700mg)と炭酸
カリウム(630mg)とから成る混合物を4時間撹拌し
た。溶剤を蒸発により除去し、残分を水(20ml)と酢酸
エチル(20ml)との間で分配した。有機相を分離して、
水(20ml)、次いで飽和食塩水(20ml)で洗浄し、乾燥
させ(MgSO4)、溶剤を蒸発させた。残分を、メタノー
ル/ジクロロメタン(3:97v/v、5:95v/vに勾配変化)で
溶離するフラツシユクロマトグラフイーにより精製した
ところ、まずメチル4′−〔(2−ブチル−3H−イミダ
ゾ〔4,5−b〕ピリド−3−イル)メチル〕ビフエニル
−2−カルボキシレート(A)(260mg)がオレンジ色
のゴム状物として生じた;NMR(CDCl3):0.9(t,3H)、
1.4(m,2H)、1.8(m,2H)、2.85(t,2H)、3.6(s,3
H)、5.55(s,2H)、7.1〜7.6(複合m,8H)、7.8(dd,1
H)、8.0(dd,1H)、8.35(d,1H);次いでメチル4′
−〔(2−ブチル−1H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリド−
1−イル)メチル〕ビフエニル−2−カルボキシレート
(80mg)が黄色のゴム状物として生じた;NMR(CDCl3):
0.9(t,3H)、1.45(m,2H)、1.85(m,2H)、2.9(t,2
H)、3.6(s,3H)、5.4(s,2H)、7.0〜7.6(複合m,9
H)、7.8(dd,1H)、8.5(dd,1H);最後にメチル4′
−〔(2−ブチル−4H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリド−
4−イル)メチル〕ビフエニル−2−カルボキシレート
(220mg)が黄色のゴム状物として生じた;NMR(CDC
l3):1.0(t,3H)、1.5(m,2H)、1.9(m,2H)、3.05
(t,2H)、3.6(s,3H)、5.9(s,2H)、7.0(t,1H)、
7.2〜7.6(複合m,3H)、7.85(d,1H)、8.1(d,1H)。
−〔(2−ブチル−1H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリド−
1−イル)メチル〕ビフエニル−2−カルボキシレート
(50mg)を加水分解したところ、4′−〔(2−ブチル
−1H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリド−1−イル)メチ
ル〕ビフエニル−2−カルボン酸(26mg)が非結晶性の
固形物として生じた;NMR(d6−DMSO):0.9(t,3H)、1.
4(m,2H)、1.75(m,2H)、2.9(t,2H)、7.1〜7.6(複
合m,8H)、7.7(dd,1H)、7.9(dd,1H)、8.35(dd,1
H)、12.7(br,1H);質量スペクトル(−ve FAB、DMSO
/ニトロベンジルアルコール):384(M−H)-;微量分
析実測値:C、71.6;H、5.6;N、9.7;C24H23N3O2・H2O計算
値C、71.8;H、6.2;N、10.4%。
−2H−テトラゾール−5−イル)ビフエニル−4−イ
ル)メチル〕−3H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリジン
(D)(600mg)をジオキサン(20ml)に溶かし、濃塩
酸(20ml)を添加した。この溶液を6時間放置し、次い
で揮発性物質を蒸発により除去した。残分をジクロロメ
タン(5ml)と共に強力に撹拌し、エーテル(20ml)を
添加した。この混合物を15分間撹拌した。固形物を濾過
により集めて、エーテル(10ml)で洗浄したところ、2
−ブチル−3−〔(2′−(1H−テトラゾール−5−イ
ル)ビフエニル−4−イル)メチル〕−3H−イミダゾ−
〔4,5−b〕ピリジンヒドロクロリド(300mg)がクリー
ム色の粉末として生じた。融点224℃(分解);NMR(d6
−DMSO):0.9(t,3H)、1.4(m,2H)、1.1(m,2H)、3.
05(t,2H)、5.6(s,2H)、7.1(d,2H)、7.2(d,2
H)、7.4〜7.7(複合,5H)、8.2(dd,1H)、8.5(dd,1
H);質量スペクトル(−ve FAB、DMSO/ニトロベンジル
アルコール):408(M−H)-;微量分析実測値:C、64.
2;H、5.6;N、219;Cl、8.0;C24H23N7、HCl計算値:C、64.
6;H、5.4;N、22.0;Cl8.%。
ン(1.0g)と5−〔2−(4′−ブロモメチルビフエニ
ルイル)〕−2−トリフエニルメチル−2H−テトラゾー
ル(欧州特許出願公開第291969号明細書に記載されてい
るようにして得た;3.17g)と炭酸カリウム(1.16g)と
から成る混合物を一晩中、95℃で加熱した。次いで、例
1(iii)に記載の後処理方法を用いて、上記反応混合
物を処理した。得られた物質を、酢酸エチル/ヘキサン
(17:3v/v)から酢酸エチル/メタノール(9:1v/v)に
勾配変化する溶離液を用いてのフラツシユクロマトグラ
フイーにより精製した。こうして、まず2−ブチル−3
−〔(2′−(2−トリフエニルメチル−2H−テトラゾ
ール−5−イル)ビフエニル−4−イル)メチル〕−3H
−イミダゾ〔4,5−b〕ピリジン(D)(0.72g)を黄色
の発泡体として得た;NMR(CDCl3):1.0(t,3H)、1.45
(m,2H)、1.9(m,2H)、2.8(t,2H)、5.5(s,2H)、
7.0(m,8H)、7.2(d,2H)、7.3〜7.5(複合、12H)、
7.55(m,2H)、8.0(m,1H)、8.1(dd,1H)、8.45(dd,
1H);次いで2−ブチル−4−〔(2′−(2−トリフ
エニルメチル−2H−テトラゾール−5−イル)ビフエニ
ル−4−イル)−メチル〕−4H−イミダゾ〔4,5−b〕
ピリジン(1.10g)を赤らんだ発泡体として得た;NMR:1.
0(t,3H)、1.5(m,2H)、1.9(m,2H)、3.1(t,2H)、
5.7(s,2H)、6.7(dd,1H)、6.9(m,6H)、7.1〜7.4
(複合m,16H)、7.5(m,1H)、8.0(m,1H)、8.1(d,1
H)。
〔(2−ブチル−3H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリド−3
−イル)メチル〕ベンゾエート(E)(267mg)を加水
分解して、4−〔2−ブチル−3H−イミダゾ〔4,5−
b〕ピリド−3−イル)メチル〕安息香酸(239mg)を
淡褐色の固形物として得た。融点174〜176℃;NMR(d6−
DMSO):0.85(t,3H)、1.3(m,2H)、1.7(m,2H)、2.8
(t,2H)、5.6(s,2H)、7.25(m,3H)、7.9(d,2H)、
8.0(dd,1H)、8.3(dd,1H)、12.85(br,1H);質量ス
ペクトル(+ve化学イオン化):310(M+H)+;微量分
析実測値:C、69.6;H、6.3;N、13.4%;C18H19N3O2計算
値:C、69.9;H、6.15;N、13.6%。
トロピリジン(1.5g)の溶液をトルエン(50ml)中のメ
チル4−(アミノメチル)ベンゾエート(3.12g)とト
リエチルアミン(2.0ml)との溶液に添加した。この溶
液を還流下で5時間加熱し、次いで揮発性物質を蒸発に
よつて除去した。残分を、酢酸エチル/ヘキサン(1:1v
/v)で溶離するフラツシユクロマトグラフイーにより精
製して、メチル4−N−(3−ニトロピリド−2−イ
ル)アミノメチルベンゾエート(F)(2.58g)を明黄
色の固形物として得た。融点135〜136℃;NMR(CDCl3):
3.9(s,3H)、4.9(d,2H)、6.7(dd,1H)、7.4(d,2
H)、8.0(d,2H)、8.4(m,2H)、8.55(br,s,1H)。
(F)(530mg)の溶液を1バールの圧力で白金酸化物
触媒(100mg)上で接触水素添加した。水素の取込みを
終えた後に(約15分間)、この触媒をケイソウ土に通し
て濾過することによつて除去し、濾液を蒸発させて、メ
チル4−N−(3−アミノピリド−2−イル)アミノメ
チルベンゾエート(G)(470mg)を赤色のゴム状物と
して得た。このゴム状物を精製なしで次の段階で使用し
た;NMR(CDCl3):3.2(br,2H)、3.9(s,3H)、4.5(b
r,1H)、4.7(br,s,2H)、6.55(dd,1H)、6.8(dd,1
H)、7.45(d,2H)、7.55(dd,1H)、8.0(d,2H)。
30mg)と無水吉草酸(0.38g)と吉草酸(0.21g)とp−
トルエンスルホン酸(0.39g)との溶液を還流下で14時
間加熱した。この溶液を酢酸エチル(50ml)で希釈し
て、順次に炭酸ナトリウム溶液(30ml)と水(30ml)と
飽和食塩水(30ml)とで洗浄し、次いで乾燥させた(Mg
SO4)。揮発性物質を蒸発により除去し、残分を、エチ
ル/ヘキサン(1:1v/v)で溶離するフラツシユクロマト
グラフイーにより精製したところ、メチル4−〔(2−
ブチル−3H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリド−3−イル)
メチル〕ベンゾエート(E)(300mg)がベージユ色の
固形物として生じた。融点77〜80℃;NMR(CDCl3):0.9
(t,3H)、1.4(m,2H)、1.8(m,2H)、2.75(t,2H)、
3.9(s,3H)、5.5(s,2H)、7.2(m,3H)、7.95(d,2
H)、8.0(dd,1H)、8.3(dd,1H)。
アミド(84mg)とジメチルアミノピリジン(59mg)と1
−〔3−(ジメチルアミノ)プロピル〕−3−エチルカ
ルボジイミド(93mg)との溶液に4−〔(2−ブチル−
3H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリド−3−イル)メチル〕
安息香酸を添加した。この混合物を6時間撹拌し、次い
でジクロロメタン(20ml)で希釈した。この溶液を順次
に炭酸ナトリウム溶液(20ml)と水(20ml)と飽和食塩
水(20ml)とで洗浄し、次いで乾燥させた(MgSO4)。
溶剤を蒸発により除去し、残分を、メタノール/ジクロ
ロメタン(1:9v/v)で溶離するフラツシユクロマトグラ
フイーにより精製したところ、4−〔(2−ブチル−3H
−イミダゾ−〔4,5−b〕ピリド−3−イル)メチル〕
−N−(フエニルスルホニル)ベンズアミド(110mg)
がクリーム色の粉末として生じた。融点>270℃;NMR(d
6−DMSO):0.85(t,3H)、1.3(m,2H)、1.65(m,2
H)、2.8(t,2H)、5.5(s,2H)、7.1(d,2H)、7.25
(dd,1H)、7.4(m,3H)、7.89(m,4H)、8.0(dd,1
H)、8.3(dd,1H);質量スペクトル(正の高速原子衝
撃、以降「+ve FAB」と呼ぶ、DMSO/ニトロベンジルア
ルコール):449(M+H)+;微量分析実測値:C、59.4;
H、5.1;N、11.3%;C24H23N4O3S・2H2O計算値:C、59.5;
H、5.6;N、11.6%。
の代わりに適当なエステルから出発して次の化合物を54
〜74%の収率で製造した: (例6):4′〔(2−ブチル−5−ブロモ−1H−イミダ
ゾ〔4,5−b〕ピラジン−1−イル)−メチル〕ビフエ
ニル−2−カルボン酸を発泡体として得た;NMR(d6−DM
SO):0.9(t,3H)、1.4(m,2H)、1.7(m,2H)、3.0
(t,2H)、5.6(s,2H)、7.1〜7.3(m,5H)、7.5(m,2
H)、7.7(dd,1H)、8.5(s,1H)、12.3(bs,1H);質
量スペクトル(化学イオン化、アンモニア):465(M+
H)+;微量分析、実測値:C、59.3;H、5.0;N、11.6%;C
23H21N4O2Br計算値:C、59.4;H、5.0;N、12.0%; (例7):4′−〔(8−ブチル−9H−プリン−9−イ
ル)メチル〕ビフエニル−2−カルボン酸を固形物とし
て得た。融点153〜155℃;NMR(d6−DMSO):0.9(t,3
H)、1.4(m,2H)、1.7(m,2H)、2.9(t,2H)、5.6
(s,2H)、7.1〜7.35(m,5H)、7.5(m,2H)、7.7(dd,
1H)、8.9(s,1H)、9.1(s,1H)、12.5(bs,1H);質
量スペクトル(−ve FAB、DMSO/グリセロール):385
(M−H)-;微量分析、実測値C、71.4;H、6.1;N、14.
4%;C23H22N4O2計算値:C、71.5;H、5.7;N、14.5%; (例8):4′−〔(8−ブチル−7H−プリン−7−イ
ル)メチル〕ビフエニル−2−カルボン酸を固形物とし
て得た。融点150〜153℃;NMR(d6−DMSO):0.9(t,3
H)、1.4(m,2H)、1.7(m,2H)、3.0(t,2H)、5.6
(s,2H)、7.2〜7.4(m,5H)、7.5(m,2H)、7.7(dd,1
H)、8.9(s,1H)、9.1(s,1H);質量スペクトル(化
学イオン化、アンモニア):387(M+H)+;微量分析、
実測値:C、69.6;H、5.5;N、13.8%;C23H22N4O2・0.5H2O
計算値C、69.9;H、5.8;N、14.2%; (例9):4′−〔(2−ブチル−4−ビドロキシ−3H−
イミダゾ〔4,5−d〕ピリダジン−3−イル)メチル〕
ビフエニル−2−カルボン酸を固形物として得た。融点
232〜233℃;NMR(d6−DMSO):0.8(t,3H);1.3(m,2
H)、1.6(m,2H)、2.75(t,2H)、5.8(s,2H)、7.18
〜7.35(m,5H)、7.45(m,2H)、7.7(dd,1H)、8.35
(d,1H)、12.75(s,1H);質量スペクトル(−ve FA
B、DMSO/グリセロール):401(M−H)-;微量分析、実
測値:C、68.3;H、5.4;N、13.7%;C23H22N2O4計算値C、
68.7;H、5.5;N、13.9%。
必要な出発物質を、例1(iii)に記載した方法と同様
の方法を用いて、式IVの適当なイミダゾール誘導体を
4′−(ブロモメチル)ビフエニル−2−カルボキシレ
ートでアルキル化することによつて製造した。これらの
化合物を次のようにして12〜74%の収率で得た: (例6):2−ブチル−5−ブロモイミダゾ〔4,5−b〕
ピラジン(0.30g)アルキル化したところ位置異性体(R
egioisomet)の混合物が生じ、この混合物を、酢酸エチ
ル/ヘキサン(1.4v/vから2.3v/vに勾配変化)で溶離す
るフラツシユクロマトグラフイーにより分離したとこ
ろ、メチル〔(2−ブチル−5−ブロモ−1H−イミダゾ
〔4,5−b〕ピラジン−1−イル)メチル〕ビフエニル
−2−カルボキシレートがゴム状物として生じた;NMR
(CDCl3):0.9(t,3H)、1.4(m,2H)、1.8(m,2H)、
2.9(t,2H)、3.6(s,3H)、5.5(s,2H)、7.18〜7.35
(m,5H)、7.5(m,2H)、7.85(dd,1H)、8.4(s,1
H);質量スペクトル(化学イオン化、アンモニア):47
9(M+H)+;出発物質2−ブチル−5−ブロモイミダ
ゾ〔4,5−b〕ピラジンを5−ブロモ−2,3−ジアミノピ
リミジンの還化により次のようにして得た: 5−ブロモ−2,3−ジアミノピリミジン(Gazz.Chim.Ita
l.、1960年、第90巻、第1809頁に記載されたように得
た)(0.4g)と吉草酸(0.6ml)とポリリン酸(10g)と
の混合物を160℃で1.5時間加熱した。この混合物を環境
温度にまで冷却して、水に注入し、この溶液を炭酸ナト
リウム溶液で塩基性にした。この溶液を酢酸エチルで抽
出し、有機抽出物を、例1(iii)に記載した方法を用
いて後処理した。生じた生成物を酢酸エチルから再結晶
させたところ、2−ブチル−5−ブロモイミダゾ〔4,5
−b〕ピラジン(0.33g)が固形物として生じた。融点2
11〜213℃;NMR(CDCl3/d6−DMSO):1.0(t,3H)、1.4
(m,2H)、1.9(m,2H)、3.0(t,2H)、8.3(s,1H);
質量スペクトル(化学イオン化、アンモニア)255(M
+H)+; (例7Aおよび8A):8−ブチルプリン(0.68g)をアルキ
ル化したところ、位置異性体の混合物が生じ、この混合
物を、ジクロロメタン/メタノール(95:5v/v)で溶離
するフラツシユクロマトグラフイーにより分離した。極
性の小さい方の異性体を、酢酸エチルで溶離するフラツ
シユクロマトグラフイーにより再精製したところ、メチ
ル4′−〔(8−ブチル−9H−プリン−9−イル)メチ
ル〕ビフエニル−2−カルボキシレート(例7A)(0.40
g)が固形物として生じた。融点83〜84℃;NMR(CDC
l3):0.9(t,3H)、1.4(m,2H)、1.8(m,2H)、2.9
(t,2H)、3.6(s,3H)、5.5(s,2H)、7.1〜7.35(m,5
H)、7.5(m,2H)、7.8(dd,1H)、8.9(s,1H)、9.4
(s,1H);質量スペクトル(化学イオン化、アンモニ
ア):401(M+H)+;微量分析、実測値:C、71.9;H、6.
1;N、13.9%;C24H24N4O2計算値C、72.0;H、6.0;N、14.
0%。極性の大きい方の異性体を同じように再精製した
ところ、メチル4′−〔(8−ブチル−7H−プリン−7
−イル)メチル〕ビフエニル7−2−カルボキシレート
(例8A)(0.19g)が生じた;NMR(CDCl3):0.9(t,3
H)、1.5(m,2H)、1.9(m,2H)、3.0(t,2H)、3.7
(s,3H)、5.4(s,2H)、7.2(m,5H)、7.5(m,2H)、
7.9(dd,1H)、8.6(s,1H)、9.1(s,1H);質量スペク
トル(化学イオン化、アンモニア):401(M+H)+;出
発物質8−ブチルプリンを2,3−ジアミノピルミジンの
環化によつて次のようにして得た: 2,3−ジアミノピリミジン(0.55g)と無水吉草酸(4.9m
l)との混合物をアルゴン雰囲気に210℃で1.5時間加熱
した。この混合物を環境温度にまで冷却して、メタノー
ル(100ml)に添加し、生じた溶液を還流下で1.5時間加
熱した。溶剤と揮発性物質とを蒸発(60℃/水銀0.1m
m)により除去し、残分をフラツシユクロマトグラフイ
ーにより精製し、この場合、酢酸エチル/メタノール
(5:1v/v)で溶離した。この生成物をエーテルで擦した
ところ、8−ブチルプリンが生じた。融点164〜165℃;N
MR(CDCl3):1.0(t,3H)、1.5(m,2H)、2.0(m,2
H)、3.1(t,2H)、8.95(s,1H)、9.1(s,1H);質量
スペクトル(化学イオン化、アンモニア):177(M+
H)+; (例9A): 2−ブチル−4−ヒドロキシイミダゾ〔4,5−d〕ピリ
ダジンをアルキル化したところ、4′−〔(2−ブチル
−4−ヒドロキシ−3H−イミダゾ〔4,5−d〕ピリダジ
ン−3−イル−メチル〕ビフエニル−2−カルボキシレ
ートが固形物として生じた。融点166〜168℃;NMR(d6−
DMSO):0.8(t,3H)、1.3(m,2H)、1.6(m,2H)、2.75
(t,2H)、3.55(s,3H)、5.78(s,2H)、7.2〜7.3(m,
4H)、7.4(d,1H)、7.5(dt,1H)、7.6(dt,1H)、7.7
(dd,1H)、8.4(s,1H)、12.8(s,1H);質量スペクト
ル(化学イオン化、アンモニア):417(M+H)+;出発
物質2−ブチル−4−ヒドロキシイミダゾ−〔4,5−
d〕ピリダジンを次のようにして得た: 4,5−ジアミノ−3−ヒドロキシピリダジン(ベルギー
国特許第660637号明細書;Chem.Abs.、1966年、第64巻、
第5108頁に記載されているようにして得た)(5g)を8
−ブチルプリンの製造のための例7Aおよび8Aに記載した
方法と同様の方法で環化したところ、2−ブチル−4−
ビドロキシ−イミダゾ〔4,5−d〕ピリダジン(2.4g)
が固形物として生じた。融点241〜243℃;NMR(d6−DMS
O):0.9(t,3H)、1.3(m,2H)、1.7(m,2H)、2.8(t,
2H)、8.28(s,1H)、12.6(s,1H)、13.5(bs,1H);
質量スペクトル(化学イオン化、アンモニア):193(M
+H)+;微量分析、実測値:C、55.9;H、6.2;N、29.0%;
C9H12N4O計算値C、56.3;H、6.3;N、29.2%。
フエニルメチルである式IIIの適当な化合物から出発し
て次の化合物を36〜95%の収率で製造した: (例10):2−ブチル−4−ビドロキシ−3−〔(2′−
(1H−テトラゾール−5−イル)ビフエニル−4−イ
ル)メチル〕−3H−イミダゾ〔4,5−d〕ピリダジンを
固形物として得た。融点227〜230℃;NMR(d6−DMSO):
0.8(t,3H)、1.25(m,2H)、1.6(m,2H)、2.75(t,2
H)、5.75(s,2H)、6.4(bs,3H)、7.05〜7.2(m,4
H)、7.45〜7.7(m,4H)、8.35(s,1H);質量スペクト
ル(−ve FAB、DMSO/グリセロール):425(M−H)-;
微量分析、実測値:C、59.4;H、4.9;N、23.6;Cl、7.3%;
C23H22N8O・HCl計算値C、59.7;H、5.0;N、24.2;Cl、7.
7%; (例11):2−ブチル−7−メチル−3−〔(2′−(1H
−テトラゾール−5−イル)ビフエニル−4−イル)メ
チル〕−3H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリジンを固形物と
して得た。融点183〜190℃(分解);NMR(d6−DMSO):
0.9(t,3H)、1.4(m,2H)、1.7(m,2H)、2.7(s,3
H)、3.1(t,2H)、5.7(s,2H)、7.1(dd,4H)、7.4
(d,1H)、7.6(m,4H)、8.4(d,1H);質量スペクトル
(−ve FAB、DMSO/グリセロール):422(M−H)-;微
量分析、実測値:C、61.1;H、5.4;N、21.0%;C25H25N7・
HCl計算値:C、65.3;H、5.7;N、21.3%; (例12): 2−ブチル−5−メチル−3−〔(2′−(1H−テトラ
ゾール−5−イル)ビフエニル−4−イル)メチル〕−
3H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリジンを固形物として得た;
NMR(d6−DMSO):0.9(t,3H)、1.3(m,2H)、1.7(m,2
H)、2.6(s,3H)、2.75(t,2H)、5.5(s,2H)、7.1
(m,5H)、7.6(m,4H);質量スペクトル(+ve FAB、D
MSO/グリセロール):424(M+H)+、正確な質量測定
424.2272;C25H26N7計算値424.2250; (例13):2−ブチル−5−クロロ−3−〔(2′−テト
ラゾール−5−イル)ビフエニル−4−イル)メチル〕
−3H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリジンを固形物として得
た。融点222−223℃(分解);NMR(d6−DMSO):0.8(t,
3H)、1.3(m,2H)、1.7(m,2H)、3.0(t,2H)、5.6
(s,2H)、7.3(dd,4H)、7.6(m,5H)、8.2(d,1H);
質量スペクトル(−ve FAB、DMSO/グリセロール):444,
442(M−H)-;微量分析、実測値:C、59.3;H、5.6;N、
17.5;Cl、13.1%;C24H22N7Cl、HCl、CH3CO2C2H5計算値:
C、59.2;H、5.3;N、17.3;Cl、12.7%; (例14):2−ブチル−5−クロロ−1−〔(2′−(1H
−テトラゾール−5−イル)ビフエニル−4−イル)メ
チル〕−1H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリジンを固形物と
して得た。融点156℃(分解);NMR(CDCl3):0.9(t,3
H)、1.45(m,2H)、1.7(m,2H)、3.0(t,2H)、3.0
(s,2H)、5.6(s,2H)、7.1(dd,4H)、7.5−7.7(m,5
H)、8.1(d,1H);質量スペクトル(−ve FAB、DMSO/
グリセロール):444、442(M−H)-;微量分析、実測
値:C、58.9;H、5.3;N、19.2;H2O、1.8%;C24H22N7Cl、
0.75CH3OH、0.5H2O計算値:C、58.3;H、5.3;N、18.9%。
−テトラゾール−5−イル)ビフエニル−4−イルメチ
ル〕−3H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリジンを固形物とし
て得た。融点170〜180℃(分解);NMR(d6−DMSO):0.9
(t,3H)、1.4(m,2H)、1.7(m,2H)、2.9(t,2H)、
5.5(s,2H)、7.1(dd,4H)、7.4−7.7(m,5H)、8.3
(d,1H);質量スペクトル(−ve FAB、DMSO/グリセロ
ール):444、442(M−H)-;微量分析、実測値:C、60.
4;H、4.6;N、20.3%;C24H22N7Cl、HCl計算値:C、60.0;
H、4.8;N、20.4%; (例16):2−ブチル−5,7−ジメチル−3−〔(2′−
(1H−テトラゾール−5−イル)ビフエニル−4−イ
ル)メチル〕−3H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリジンを固
形物として得た;NMR(d6−DMSO):0.83(t,3H)、1.30
(m,2H)、1.65(m,2H)、2.60(t,3H)、2.65(s,3
H)、3.1(t,3H)、5.7(s,2H)、7.1(d,2H)、7.2
(d,2H)、7.33(s,1H)、7.4−7.8(複合m,4H);質量
スペクトル(−ve FAB、DMSO/グリセロール):436(M
−H)-;微量分析、実測値:C、65.4;H、5.8;N、20.1%;
C26H37N7、1HCl計算値:C、65.85;H、6.07;N、20.37%。
必要な出発物質を例3(1)に記載した方法と同様の方
法を用いて、式IVの適当なイミダゾール誘導体のアルキ
ル化により製造した。これらの化合物を19〜67%の収率
で次のようにして得た: (例10D):2−ブチル−4−ビドロキシイミダゾ〔4,5−
d〕ピリジン(例9Aに記載したように得た)をアルキル
化したところ、2−ブチル−4−ヒドロキシ−3−
〔(2′−(2−トリフエニルメチル−2H−テトラゾー
ル−5−イル)ビフエニル−4−イル)メチル〕−3H−
イミダゾ〔4,5−d〕ピリダジンが固形物として生じ
た。融点169〜170℃;NMR(CDCl3):0.9(t,3H)、1.3
(m,2H)、1.7(m,2H)、2.67(t,2H)、5.65(s,2
H)、6.8−6.95(複合m,6H)、7.0(d,2H)、7.1(d,2
H)、7.2−7.35(複合m,10H)、7.45(m,2H)、7.9(m,
1H)、8.35(s,1H)、11.16(s,1H);質量スペクトル
(−ve FAB、DMSO/グリセロール):667(M−H)-; (例11D):2−ブチル−7−メチルイミダゾ〔4,5−d〕
ピリジンをアルキル化したところ、位置異性体の混合物
が生じ、この混合物を、ジクロロメタン/メタノール
(97:3v/v)で溶離するフラツシユクロマトグラフイー
により分離したところ、2−ブチル−7−メチル−3−
〔(2′−(トリフエニルメチル−2H−テトラゾール−
5−イル)ビフエニル−4−イル)メチル〕−3H−イミ
ダゾ〔4,5−t〕ピリジンがゴム状物として生じた;NMR
(CDCl3):0.9(t,3H)、1.3(m,2H)、1.7(m,2H)、
2.7(s,3H)、7.15〜7.35(複合m,10H)、7.4(m,2
H)、7.9(m,1H)、8.2(d,1H);質量スペクトル(−v
e FAB、DMSO/グリセロール):422(M−トリチル)-:出
発物質2−ブチル−7−メチルイミダゾ〔4,5−b〕ピ
リジンを次のようにして得た: 2−アミノ−4−メチル−3−ニトロピリジンを、例4
(ii)に記載した方法と同様の方法を用いて接触水素添
加し、得られたジアミンを、5−ブロモ−2,3−ジアミ
ノピリジンの環化のための例6Aに記載した方法と同様の
方法を用いて直接に環化したところ、2−ブチル−7−
メチルイミダゾ〔4,5−b〕ピリジンが固形物として生
じた;NMR(CDCl3):1.0(t,3H)、1.5(m,2H)、1.9
(m,2H)、2.7(s,3H)、3.1(t,2H); (例12D):2−ブチル−5−メチルイミダゾ〔4,5−b〕
ピリジンをアルキル化したところ、位置異性体の混合物
が生じた。この混合物をフラツシユクロマトグラフイー
により分離し、この場合、まずジクロロメタン/メタノ
ール(19:1v/v)で溶離し、次いで勾配変化させてジク
ロロメタン/メタノール(9:1v/v)で溶離した。こうし
て、2−ブチル−5−メチル−3−〔(2′−(2−ト
リフエニルメチル−2H−テトラゾール−5−イル)ビフ
エニル−4−イル)メチル〕−3H−イミダゾ〔4,5−
b〕ピリジンを固形物として得た。融点149〜150℃(分
解);NMR(CDCl3):0.9(t,3H)、1.5(m,2H)、1.7
(m,H)、2.6(s,3H)、2.7(t,2H)、5.4(s,2H)、6.
89−6.95(複合m,8H)、7.26−7.4(複合m,10H)、7.4
(m,2H)、7.9(m,2H);質量スペクトル(−ve FAB、D
MSO/グリセロール):422(M−トリチル)-;出発物質2
−ブチル−5−メチルイミダゾ〔4,5−b〕ピリジンを
次のようにして得た: 2−アミノ−6−メチル−5−ニトロピリジン(J.A.C.
S.、1952年、第74巻、第3829頁に記載されたように得
た)を、例4(ii)に記載した方法と同様の方法を用い
て接触水素添加し、得られたジアミンを、2,3−ジアミ
ノピリミジンの環化のための例7Aおよび8Aに記載した方
法と同様の方法を用いて直接に環化したところ、2−ブ
チル−5−メチルイミダゾ〔4,5−b〕ピリジンが固形
物として生じた。融点87−89℃;NMR(d6−DMSO):0.9
(t,3H)、1.5(m,2H)、1.9(m,2H)、2.7(s,3H)、
3.0(t,2H)、7.1(d,1H)、7.9(d,1H);質量スペク
トル(化学イオン化、アンモニア):190(M+H)+;微
量分析、実測値:C、69.9;H、8.2;N、22.4%;C11H15N3計
算値:C、69.8;H、7.9;N、22.2%; (例13Dおよび例14D):2−ブチル−5−クロロイミダゾ
〔4,5−b〕−ピリジンをアルキル化したところ、位置
異性体の混合物が生じた。この混合物をフラツシユクロ
マトグラフイーにより分離し、この場合、溶離剤を酢酸
エチル/ヘキサン(1:1v/v)から酢酸エチル/ヘキサン
(2:1v/v)に勾配変化させた。こうして、まず2−ブチ
ル−5−クロロ−3−〔(2′−トリフエニルメチル−
2H−テトラゾール−5−イル)ビフエニル−4−イル)
メチル〕−3H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリジン(例13D)
を固形物として得た。融点76−81℃;NMR(CDCl3):0.9
(t,3H)、1.3(m,2H)、1.7(m,2H)、2.7(t,2H)、
5.3(s,2H)、6.85−6.95(複合m,8H)、7.1(d,2H)、
7.2−7.4(複合m,11H)、7.45(m,2H)、8.95(m,2
H):質量スペクトル(−ve FAB、DMSO/グリセロー
ル):422、444(M−トリチル)-;微量分析、実測値:
C、75.0;H、5.3;N、13.9;Cl、5.1%;C43H36N7Cl計算値:
C、75.3;H、5.3;N、14.3;Cl、5.2%;次いで、2−ブチ
ル−5−クロロ−1−〔(2′−(2−トリフエニルメ
チル−2H−テトラゾール−5−イル)ビフエニル−4−
イル)メチル〕−1H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリジン
(例14D)を固形物として得た。融点93−98℃;NMR(CDC
l3):0.9(t,3H)、1.45(m,2H)、1.9(m,2H)、2.8
(t,2H)、5.2(g,2H)、6.8(d,2H)、6.9−7.0(複合
m,7H)、7.1−7.4(複合m,13H)、7.5(m,2H)、7.9
(m,1H);質量スペクトル(−ve FAB、DMSO/グリセロ
ール):442、444(M−トリチル)-;微量分析、実測値:
C、74.5;H、5.4;N、14.1;Cl、5.2%;C43H36N7Cl、0.5H2
O計算値;C、74.3;H.5.4;N、14.1;Cl、5.1%;出発物質
2−ブチル−5−クロロイミダゾ〔4,5−b〕ピリジン
を次のようにして得た: 塩化スズ(II)(8.2g)を、濃塩酸(21ml)中の2−ア
ミノ−6−クロロ−3−ニトロピリジン(英国特許第11
84848号明細書に記載されているように得た)(2.0g)
の冷却された溶液に10分間にわたつて添加した。この冷
却された溶液を30分間撹拌し、次いで4M水酸化ナトリウ
ム溶液でpH10にまで塩基性にした。生じた溶液をジクロ
ロメタンで抽出し、有機相を、例1(iii)に記載した
方法と同様の後処理法を用いて処理した。こうして得ら
れた粗製ジアミンを、2,3−ジアミノピリミジンの環化
のための例7Aおよび例8Aに記載した方法と同様の方法を
用いて直接に環化したところ、2−ブチル−5−クロロ
イミダゾ〔4,5−b〕ピリジンが固形物として生じた。
融点141−143℃;NMR(CDCl3):0.9(t,3H)、1.5(m,2
H)、1.7(m,2H)、3.3(t,2H)、7.2(d,1H)、8.0
(d,1H);質量スペクトル(化学イオン化、アンモニ
ア):210、212(M+H)+;微量分析、実測値:C、57.4;
H、5.9;N、20.1;Cl、17.0%;C10H12N3Cl計算値:C、57.
3;H、5.3;N、20.0;Cl、16.9%; (例15D):2−ブチル−7−クロロイミダゾ〔4,5−b〕
ピリジンをアルキル化したころ、位置異性体の混合物が
生じた。この混合物を、ジクロロメタン/メタノール
(1:49v/v)からジクロロメタン/メタノール(1:19v/
v)に勾配変化する溶離剤を用いたフリツシユクロマト
グラフイーにより分離したところ、まず極性の小さい異
性体、次いで極性の大きい異性体が生じた。極性の小さ
い異性体を、酢酸エチル/ヘキサン(3:7v/v)から酢酸
エチル/ヘキサン(2:3v/v)に勾配変化する溶離剤を用
いたフラツシユクロマトグラフイーにより再精製したと
ころ、2−ブチル−7−クロロ−3−〔(2′−(2−
トリフエニルメチル−2H−テトラゾール−5−イル)ビ
フエニル−4−イル)メチル〕−3H−イミダゾ〔4,5−
b〕ピリジンがゴム状物として生じた;NMR(CDCl3):0.
9(t,3H)、1.3(m,2H)、1.7(m,2H)、2.8(t,2H)、
5.4(s,2H)、6.85−6.95(混合m,8H)、7.1(m,2H)、
7.2−7.4(複合m,11H)、7.5(m,2H)、7.9(m,1H)、
8.2(d,1H):質量スペクトル;−ve FAB、DMSO/グリセ
ロール):442、444(M−トリチル)-;出発物質2−ブ
チル−7−クロロイミダゾ〔4,5−b〕ピリジンを次の
ようにして得た: (i) 2−ブチルイミダゾ〔4,5−b〕ピリジン(7.6
g)と32%過酢酸溶液(25ml)と酢酸(15ml)との混合
物を80℃で16時間加熱した。溶剤を蒸発により除去し、
残分を酢酸エチル/メタノール(19:1v/v)から再結晶
させたところ、2−ブチル−1H−イミダゾ〔4,5−b〕
ピリジン−4−オキシド(3.0g)が固形物として生じ
た。融点176−178℃;NMR(d6−DMSO):0.9(t,3H)、1.
3(m,2H)、1.7(m,2H)、2.8(t,2,H)、7.1(dd,1
H)、7.5(d,1H)、8.1(d,1H);質量スペクトル(化
学イオン化、アンモニア):192(M+H)+;微量分析、
実測値:C、62.5;H、6.5;N、21.8%;C10H13N3O計算値:
C、62.8;H、6.8;N、22.0%。
ン−4−オキシド(0.38g)とオキシ塩化リン(5ml)と
の混合物を還流下で30分間加熱した。暗色のこの溶液を
蒸発させ、残分を酢酸エチルと炭酸ナトリウム溶液との
間に分配した。水相を分離して、酢酸エチルで抽出し、
集めた有機抽出物を例1(iii)に記載した方法と同様
の方法を用いて後処理した。得られた生成物を、酢酸エ
チル/ヘキサン(3:2v/v)で溶離するフラツシユクロマ
トグラフイーにより精製したところ、2−ブチル−7−
クロロイミダゾ〔4,5−b〕ピリジン(0.24g)が固形物
として生じた;NMR(CDCl3):1.0(t,3H)、1.5(m,2
H)、1.9(m,2H)、3.1(t,2H)、7.3(d,1H)、8.2
(d,1H);質量スペクトル(化学イオン化、アンモニ
ア):210、212(M+H)+; (例16D):2−ブチル−5,7−ジメチルイミダゾ〔4,5−
b〕−ビリジンをアルキル化したところ、位置異性体の
混合物が生じた。この混合物を、酢酸エチル/ヘキサン
(1:1v/v)で溶離するフラツシユクロマトグラフイーに
より分離したところ、2−ブチル−5,7−ジメチル−3
−〔(2′−(2−トリフエニルメチル−2H−テトラゾ
ール−5−イル)−ビフエニル−4−イル)メチル〕−
3H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリジンが固形物として生じ
た。融点148−150℃(分解);NMR(CDCl3):0.85(t,3
H)、1.35(m,2H)、1.65(m,2H)、2.58(s,3H)、2.6
5(s,3H)、2.7(t,2H)、5.35(s,2H)、6.8−7.0(複
合m,9H)、7.05(d,2H)、7.15−7.4(複合m,10H)、7.
45(m,2H)、7.9(m,1H);質量スペクトル(−ve FA
B、DMSO/グリセロール);436(M−トリチル)-;出発物
質2−ブチル−5,7−ジメチルイミダゾ−〔4,5−b〕ピ
リジンを次のようにして得た:− 2−アミノ−4,6−ジメチル−3−ニトロピリジン(Roc
z.Chem.、1969年、第43巻、第481頁;Chem.Abs.、1969
年、第71巻、第3228g頁に記載されたように得た)を、
例4(ii)に記載した方法と同様の方法を用いて接触水
素添加し、得られたジアミンを、2,3−ジアミノピリミ
ジンの環化のための例7Aおよび8Aに記載した方法と同様
の方法を用いて直接に環化したところ、2−ブチル−5,
7−ジメチルイミダゾ〔4,5−b〕ピリジンが固形物とし
て生じた。融点111−111.5℃;NMR(CDCl3):0.95(t,3
H)、1.45(m,2H)、1.85(m,2H)、2.65(s,3H)、2.7
(s,3H)、3.3(t,2H)、6.9(s,1H);質量スペクトル
(化学イオン化、アンモニア):204(M+H)+。
代わりに適当なエステルから出発して次の化合物を38〜
79%の収率で製造した: (例17):4′−〔(2−ブチル−7−メチル−3H−イミ
ダゾ〔4,5−b〕ピリド−3−イル)メチル〕ビフエニ
ル−2−カルボン酸を固形物として得た。融点224−225
℃;NMR(d6−DMSO):0.9(t,3H)、1.4(m,2H)、1.7
(m,2H)、2.6(s,3H)、2.8(t,2H)、5.5(s,2H)、
7.1(d,1H)、7.1−7.4(m,5H)、7.5(m,2H)、7.7(d
d,1H)、8.2(d,1H)、12.6(bs,1H);質量スペクトル
(化学イオン化、アンモニア):400(M+H)+;微量分
析、実測値:C、74.9;H、6.1;N、10.3%;C23H25N3O2計算
値:C、75.2;H、6.3;N、10.5%; (例18):4′−〔(2−ブチル−5−メトキシ−3H−イ
ミダゾ〔4,5−b〕ピリド−3−イル)メチル〕ビフエ
ニル−2−カルボン酸を固形物として得た。融点211−2
13℃;NMR(d6−DMSO):0.9(t,3H)、1.4(m,2H)、1.7
(m,2H)、2.8(s,2H)、3.9(s,3H)、5.5(s,2H)、
6.7(d,1H)、7.2−7.5(複合m,7H)、7.7(dd,1H)、
8.0(d,1H)、12.7(bs,1H);質量スペクトル(化学イ
オン化、アンモニア):416(M+H)+;微量分析、実測
値:C、72.0;H、5.7;N、10.1%;C25H25N3O3計算値:C、7
2.3;H、6.0;N、10.1%。
b〕ピリド−3−イル)メチル〕ビフエニル−2−カル
ボン酸を固形物として得た。融点184−186℃;NMR(d6−
DMSO):0.85(t,3H)、1.35(m,2H)、1.7(m,2H)、2.
85(s,2H)、5.6(s,2H)、7.1−7.65(複合m,8H)、7.
65(dd,1H)、8.0(dd,1H)、8.3(d,1H)、質量スペク
トル(−ve FAB、DMSO/グリセロール):384(M−
H)-;微量分析、実測値:C、74.6;H、6.3;N、10.7%;C
24H23N3O2計算値:C、74.8;H、6.0;N、10.9%。
b〕ピリド−3−イル)メチル〕ビフエニル−2−カル
ボン酸を固形物として得た。融点203−205℃(100℃で
相変化);NMR(d6−DMSO):0.9(t,3H)、1.4(m,2
H)、1.75(m,2H)、2.93(s,2H)、5.65(s,2H)、7.1
5(d,2H)、7.2(d,2H)、7.25−7.65(複合m,6H)、7.
7(d,2H)、8.3(d,1H)、8.85(s,1H);質量スペクト
ル(−ve FAB、DMSO/グリセロール):384(M−H)-;
微量分析、実測値:C、71.5;H、6.0;N、10.2%;C24H23N3
O2、1H2O計算値:C、71.44;H、6.25;N、10.42%。
めの必要出発物質を、例4(ii)に記載した方法と同様
の方法を用いて例4(i)における化合物Fに相当する
適当なニトロアミンを還元し、引き続き例7Aおよび8Aに
おける2,3−ジアミノピリミジンの環化のために記載し
た方法と同様の方法を用いて環化することにより、次の
ようにして得た: (例17E):メチル4′−N−(4−メチル−3−ニト
ロピリド−2−イル)アミノメチルビフエニル−2−カ
ルボキシレートを還元したところ、メチル4′−〔(2
−ブチル−7−メチル−3H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリ
ド−3−イル)メチル〕ビフエニル−2−カルボキシレ
ートがゴム状物として生じた;NMR(CDCl3):0.9(t,3
H)、1.4(m,2H)、1.7(m,2H)、2.7(s,3H)、2.9
(t,2H)、3.6(s,3H)、5.5(s,2H)、7.0(d,1H)、
7.1−7.3(m,5H)、7.5(m,2H)、7.8(dd,1H)、8.2
(d,1H):質量スペクトル(化学イオン化、アンモニ
ア):414(M+H)+; (例18E):メチル4′−N−(6−メトキシ−3−ニ
トロピリド−2−イル)アミノメチルビフエニル−2−
カルボキシレートを還元したところ、メチル4′−
〔(2−ブチル−5−メチル−3H−イミダゾ〔4,5−
b〕ピリド−3−イル)メチル〕ビフエニル−2−カル
ボキシレートが固形物として生じた。融点90−93℃;NMR
(CDCl3):0.9(t,3H)、1.4(m,2H)、1.7(m,2H)、
2.8(t,2H)、3.6(s,3H)、4.0(s,3H)、5.4(s,2
H)、6.7(d,1H)、7.2−7.55(複合m,7H)、7.8(dd,1
H)、7.9(d,1H):質量スペクトル(化学イオン化、ア
ンモニア):430(M+H)+; (例19E):メチル4′−N−(3−ニトロピリド−2
−イル)アミノメチルビフエニル−2−カルボキシレー
トを還元したところ、メチル4′−〔(2−ブチル−3H
−イミダゾ〔4,5−b〕ピリド−3−イル)メチル〕ビ
フエニル−2−カルボキシレートがゴム状物として生じ
た;NMR(CDCl3):0.95(t,3H)、1.4(m,2H)、1.8(m,
2H)、2.85(t,2H)、3.6(s,3H)、5.55(s,2H)、7.1
−7.6(複合m,8H)、7.7(dd,1H)、8.05(dd,1H)、8.
35(d,1H):質量スペクトル(化学イオン化、アンモニ
ア):400(M+H)+; (例20E):メチル4′−N−(4−ニトロ−1−オキ
シピリド−3−イル)アミノメチルビフエニル−2−カ
ルボキシレートを還元したところ、メチル4′−〔(2
−ブチル−3H−イミダゾ〔4,5−c〕ピリド−3−イ
ル)メチル〕ビフエニル−2−カルボキシレートがゴム
状物として生じた;NMR(CDCl3):0.95(t,3H)、1.45
(m,2H)、1.90(m,2H)、2.95(t,2H)、3.65(s,3
H)、5.45(s,2H)、7.13(d,2H)、7.2−7.6(複合m,5
H)、7.65(d,1H)、7.85(dd,1H)、8.43(d,1H)、8.
65(s,1H);質量スペクトル(化学イオン化、アンモニ
ア):400(M+H)+。
めの必要出発物質を32〜98%の収率で次のようにして得
た: (例17E):DMF(14ml)中の2−クロロ−4−メチル−
3−ニトロピリジン(1.06g)とメチル4′−(アミノ
メチル)ビフエニル−2−カルボキシレート(1.44g)
と炭酸カリウム(0.86g)との混合物を70℃で3時間加
熱した。この混合物を濾過し、溶剤を蒸発により除去
し、残分を、エーテルで溶離するフラツシユクロマトグ
ラフイーにより精製したところ、メチル4′−N−(4
−メチル−3−ニトロピリド−2−イル)アミノメチル
ビフエニル−2−カルボキシレートが黄色のゴム状物
(1.1g)として生じた;NMR(CDCl3):2.6(s,3H)、3.6
(s,3H)、4.8(d,2H)、6.5(d,1H)7.2−7.6(複合m,
H)、8.2(d,1H);質量スペクトル(化学イオン化、ア
ンモニア):378(M+H)+; (例18F):2−クロロ−6−メトキシ−3−ニトロピリ
ジン(西ドイツ国特許第3308499号明細書;Chem.Abs.、1
984年、第101巻、第23354頁に記載されているように得
た)とメチル4′−(アミノメチル)ビフエニル−2−
カルボキシレートとを、例17Fに記載した方法と同様の
方法を用いて反応させたところ、メチル4′−N−(6
−メトキシ−3−ニトロピリド−2−イル)アミノメチ
ルビフエニル−2−カルボキシレートが固形物として生
じた。融点148−149℃;NMR(d6−DMSO):3.6(s,3H)、
3.8(s,3H)、4.8(d,2H)、6.2(d,1H)、7.2(m,2
H)、7.4−7.7(m,6H)、8.3(d,1H)、9.6(bt,1H);
質量スペクトル(化学イオン化、アンモニア):394(M
+H)+; (例19F):2−クロロ−3−ニトロピリジンとメチル
4′−(アミノメチル)−ビフエニル−2−カルボキシ
レートとを、例17Fに記載した方法と同様の方法を用い
て反応させたところ、メチル4′−N−(3−ニトロピ
リド−2−イル)−アミノメチルビフエニル−2−カル
ボキシレートが黄色の固形物として生じた。融点112−1
16℃;NMR(CDCl3):3.65(s,3H)、4.95(d,2H)、6.7
(m,1H)、7.2−7.6(複合m,7H)、7.85(dd,1H)、8.4
5(m,1H)、8.55(bs,1H);質量スペクトル(化学イオ
ン化、アンモニア):363(M+NH4−H2O)+、331(M
−CH3OH)+; (例20F):3−フルオロ−4−ニトロピリジン−1−オ
キシド(Rocz.Chem.、1964年、第38巻、第777頁;Chem.A
bs.、1964年、第61巻、第10653頁に記載されているよう
に得た)とメチル4′−(アミノメチル)ビフエニル−
2−カルボキシレートとを一緒に反応させ、この場合、
例17Fに記載した方法と同様の方法を用いたが、この反
応を環境温度で実施した。次いで、反応混合物を過剰水
で希釈して濾過したところ、メチル4′−N−(4−ニ
トロ−1−オキシドピリド−3−イル)アミノメチルビ
フエニル−2−カルボキシレートが黄色の固形物として
生じた。融点186−189℃;NMR(d6−DMSO):3.55(s,3
H)、4.7(d,2H)、7.28(d,2H)、7.35−7.8(複合m,7
H)、7.95(d,1H)、8.05(d,1H)、8.79(t,1H);質
量スペクトル(化学イオン化、アンモニア):384(M+
H)+、364、330。
ル)ビフエニル−2−カルボキシレートを次のようにし
て製造した: メタノール(19ml)中のメチル4′−(ブロモメチル)
ビフエニル−2−カルボキシレート(0.763g)の溶液を
メタノール(38ml)中のアンモニアの冷却された(氷
俗)飽和溶液に15分間にわたつて添加した。この混合物
を環境温度にまで加熱して、さらに30分間撹拌した。溶
剤を蒸発により除去し、残分を0.1M塩酸(25ml)に溶か
した。この酸性溶液をジクロロメタン(4×25ml)で抽
出し、水相を分離して、炭酸カリウムpH9にまで塩基性
にした。この水相をエーテルで抽出し、集めたエーテル
抽出物を乾燥させて(NaSO4)、蒸発させたところ、メ
チル4′−(アミノメチル)ビフエニル−2−カルボキ
シレートがゴム状物として生じた;NMR(CDCl3):3.65
(s,3H)、3.95(bs,2H)、7.2−7.45(複合m,6H)、7.
5(dt,1H)、7.8(dd,1H);質量スペクトル(化学イオ
ン化、アンモニア):242(M+H)+。
ブロモ−4−〔(2−ブチル−3H−イミダゾ〔4,5−
b〕ピリド−3−イルメチル〕ベンゾエート(A)を加
水分解したところ、2−ブロモ−4−〔(2−ブチル−
3H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリド−3−イル)メチル〕
安息香酸が固形物として生じた。融点175−176℃;NMR
(d6−DMSO):0.86(t,3H)、1.36(m,2H)、1.68(m,2
H)、2.84(t,2H)、5.57(s,2H)、7.15(dd,1H)、7.
27(dd,1H)、7.55(d,1H)、7.69(d,1H)、8.01(dd,
1H)、8.30(dd,1H)、13.0−13.5(bs,1H);質量スペ
クトル(化学イオン化、アンモニア):388(M+
H)+、345、267、176;微量分析、実測値:C、55.4;H、
4.7;N、10.7%;C18H18N3BrO2計算値:C、55.7;H、4.6;
N、10.8%。
2−ブチルイミダゾ〔4,5−b〕ピリジンとメチル2−
ブロモ−4−(ブロモメチル)ベンゾエート(B)とか
ら出発して上記出発物質(A)を10%の収率で油状物と
して得た;NMR(CDCl3):0.94(t,3H)、1.44(m,2H)、
1.83(m,2H)、2.80(t,3H)、3.91(s,3H)、5.50(s,
2H)、7.08(dd,1H)、7.25(dd,1H)、7,48(d,1H)、
7.74(d,1H)、8.04(dd,1H)、8.35(dd,1H)。
チル2−ブロモ−4−メチルベンゾエートから出発して
上記出発物質(B)を油状物として得た;NMR(CDCl3):
3.94(s,3H)、4.41(s,2H)、7.37(dd,1H)、7.69
(d,1H)、7.76(d,1H)。
−ブチル−3H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリド−3−イ
ル)メチル〕安息香酸と(2−メチルベンゼン)スルホ
ンアミドとを反応させたところ、4−〔(2−ブチル−
3H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリド−3−イル)メチル〕
−N−(2−メチルフエニルスルホニル)ベンズアミド
が固形物として生じた。融点257−259℃;NMR(d6−DMS
O):0.83(t,3H)、1.33(m,2H)、1.67(m,2H)、2.59
(s,3H)、2.80(t,3H)、5.58(s,2H)、7.2−7.5(複
合m,5H)、7.56(dt,1H)、7.83(d,2H)、8.0(m,2
H)、8.27(dd,1H);質量スペクトル(化学イオン化、
アンモニア):309(M+H−C7H7SO2)+;微量分析、実
測値:C、65.1;H、5.3;N、12.0%;C25H26N4O3S計算値:
C、64.9;H、5.6;N、12.1%。
−〔(2−ブチル−1−H−イミダゾ〔4,5−b〕ピラ
ジン−1−イル)メチル〕ビフエニル−2−カルボキシ
レート(A)を加水分解したところ、4′−〔(2−ブ
チル−1H−イミダゾ〔4,5−b〕ピラジン−1−イル)
メチル〕ビフエニル−2−カルボン酸が固形物として生
じた。融点201−202℃;NMR(d6−DMSO):0.9(t,3H)、
1.4(m,2H)、1.7(m,2H)、2.9(t,2H)、5.6(s,2
H)、7.2−7.4(m,5H)、7.5(m,2H)、7.7(dd,1H)、
8.3(d,1H)、8.5(d,1H)、12.6(bs,1H);質量スペ
クトル(−ve FAB、DMSO/グリセロール):385(M−
H)-;微量分析、実測値:C、71.2;H、5.9;N、14.5%;C
23H22N4O2計算値:C、71.5;H、5.7;N、14.5%。
5−ブロモ−1H−イミダゾ〔4,5−b〕ピラジン−1−
イル)メチル〕ビフエニル−2−カルボキシレート(例
6におけると同様にして得た)を木炭上の5%パラジウ
ム(20mg)上で、ナトリウムメトキシド(26mg)の存在
で16時間接触水素添加した。この触媒をケイソウ土に通
して濾過することによつて除去し、濾液を蒸発させた。
残分をヘキサンで擦したところ、メチル4′−〔(2−
ブチル−1H−イミダゾ〔4,5−b〕−ピラジン−1−イ
ル)メチル〕ビフエニル−2−カルボキシレート(A)
(74mg)が固形物として生じた。融点74−78℃;NMR(CD
Cl3):0.9(t,3H)、1.4(m,2H)、1.9(m,2H)、2.9
(t,2H)、3.6(s,3H)、5.5(s,2H)、7.1−7.3(m,5
H)、7.4(m,2H)、7.8(ddh1H)、7.8(dd,1H)、8.3
(d,1H);質量スペクトル(化学イオン化、アンモニ
ア):401(M+H)+。
−〔(2−ブチル−1H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリダジ
ン−1−イル)メチル〕ビフエニル−2−カルボキシレ
ート(A)を加水分解したところ、4′−〔(2−ブチ
ル−1H−イミダゾ〔4,5−d〕ピラジン−1−イル〕ビ
フエニル−2−カルボン酸が固形物として生じた。融点
185〜186℃;NMR(d6−DMSO):0.9(t,3H)、1.35m,2
H)、1.75(m,2H)、2.95(d,2H)、5.7(s,2H)、7.2
(d,2H)、7.3−7.35(m,3H)、7.42(dt,1H)、7.55
(dt,1H)、7.7(dd,1H)、9.5(d,1H).9.6(d,1H);
質量スペクトル(化学イオン化、アンモニア):387(M
+H)+;微量分析、実測値:C、71.5;H、5.7;N、14.5%;
C23H22N4O2計算値:C、71.1;H、5.7;N、14.3%。
チル−4−ビドロキシ−3H−イミダゾ〔4,5−d〕ピリ
ダジン−3−イル)メチル〕−ビフエニル−2−カルボ
キシレート(例9Aにおけると同様にして得た)(1.4g)
の溶液に五硫化リン(5.1g)を添加し、この混合物を還
流下で24時間加熱した。この混合物を環境温度にまで冷
却し、揮発性物質ぽ蒸発により除去した。水(200ml)
を添加し、この混合物を還流下で1時間加熱した。この
溶液を酢酸エチル(2×150ml)で抽出し、集めた抽出
物を順次に2M塩酸(2×100ml)と水(2×150ml)と飽
和食塩水(150ml)とで洗浄し、次いで乾燥させた(MgS
O4)。揮発性物質を蒸発により除去し、残分を、酢酸エ
チルで溶離するフラツシユクロマトグラフイーにより精
製したところ、4′−〔(2−ブチル−4−メルカプト
−3H−イミダゾ〔4,5−d〕ピリダジン−3−イル)メ
チル〕ビフエニル−2−カルボキシレート(B)(1.1
g)が固形物として生じた。融点149−150℃;NMR(d6−D
MSO):0.8(t,3H)、1.3(m,2H)、1.6(m,2H)、2.8
(t,2H)、3.55(s,3H)、6.45(s,2H)、7.12−7.3
(q,4H)、7.4(d,1H)、7.5(dt,1H)、7.6(dt,1
H)、7.7(dd,1H)、8.8(s,1H)、14.3(s,1H);質量
スペクトル(化学イオン化、アンモニア):432(M+
H)+。
0ml)中の上記チオール(B)(1.0g)の溶液を還流下
で4時間加熱した。この混合物をケイソウ土に通して濾
過し、濾液を蒸発させ、残分をトルエンと共に共沸させ
て水を除去した。残分を、メタノール/ジクロロメタン
(5:95v/v)で溶離するフラツシユクロマトグラフイー
により精製したところ、メチル4′−〔(2−ブチル−
1H−イミダゾ〔4,5−d〕ピリダジン−1−イル〕ビフ
エニル−2−カルボキシレート(A)(0.38g)が固形
物として生じた。融点118−120℃;NMR(CDCl3):1.0
(t,3H)、1.45(m,2H)、1.9(m,2H)、2.95(t,2
H)、3.65(s,3H)、5.45(S,2H)、7.1(d,2H)、7.25
−7.35(m,3H)、7.5(m,2H)、7.85(dd,1H)、9.2
(d,1H)、9.6(d,1H);質量スペクトル(化学イオン
化、アンモニア):401(M+H)+。
−〔2′−(2−トリフエニルメチル−2H−テトラゾー
ル−5−イル)ビフエニル−4−イル)メチル〕−3H−
イミダゾ〔4,5−b〕ピリジン(例15Dに記載したように
得た;1.0g)の撹拌された懸濁液にアルゴン雰囲下で金
属ナトリウム(0.67g)を添加した。この混合内を還流
下で16時間加熱し、次いで環境温度にまで冷却した。さ
らに金属ナトリウム(2.6g)を添加し、この混合物を還
流下でさらに72時間加熱した。この混合物を蒸発させ、
残分をクエン酸希薄溶液(最終pH=7)と酢酸エチルと
の間に分配した。有機相を例1(iii)に記載した方法
と同様の方法を用いて後処理した。粗製生成物を酢酸エ
チルに溶かし、エーテル性の塩化水素溶液を添加した。
沈澱させられた固形物を濾過によつて集めたところ、2
−ブチル−7−メトキシ−3−〔(2′−(1H−テトラ
ゾール−5−イル)ビフエニル−4−イル)メチル〕−
3H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリジンヒドロクロリド(0.4
3g)が固形物として生じた。融点130−170℃(分解);N
MR(d6−DMSO):0.8(t,3H)、1.3(m,2H)、1.6(m,2
H)、3.0(t,2H)、4.1(s,3H)、5.6(s,2H)、7.0−
7.2(m,5H)、7.45−7.7(m,4H)、8.4(d,1H);質量
スペクトル(−ve FAB、DMSO/グリセロール):438(M
−H)-;微量分析、実測値:C、62.5;H、5.7;N、19.7%;
C25H25N7O、1HCl、0.25CH3CO2C2H5計算値:C、62.7;H、
5.6;N、19.7%。
リミジン(DMPU)(14ml)中のエタンエチオール(0.42
ml)の冷却されて撹拌された溶液にアルゴン雰囲気下で
水素化ナトリウム(油状物中の50%分散液;0.24g)を添
加した。メチル4′−〔(2−ブチル−5−メトキシ−
3H−イミダゾ−〔4,5−b〕ピリド−3−イル)メチ
ル〕ビフエニル−2−カルボキシレート(例18Eに記載
したように得た;0.25g)を添加し、この混合物を110℃
で1.5時間加熱した。この混合物を希酢酸(最終pH=
5)と酢酸エチルとの間に分配した。有機相を、例1
(iii)に記載した方法と同様の方法を用いて後処理
し、粗製生成物を、メタノール/ジクロロメタン(5:95
v/v)で溶離するフラツシユクロマトグラフイーにより
部分的に精製した。生じた生成物を炭酸ナトリウム溶液
に溶かして、酢酸エチル、次いでジクロロメタンで繰り
返し洗浄して、残つたDMPUを除去した。水相を分離し
て、酢酸で酸性にし、酢酸エチルで抽出した。有機相を
例1(iii)に記載した方法と同様の方法を用いて後処
理したところ、エーテルで擦した後に4′−〔(2−ブ
チル−5−ビドロキシ−3H−イミダゾ〔4,5−b〕−ピ
リド−3−イル)メチル〕ビフエニル−2−カルボン酸
が固形物として生じた。融点255−257℃;NMR(d6−DMS
O):0.8(t,3H)、1.3(m,2H)、1.7(m,2H)、2.7(t,
2H)、5.4(s,2H)、6.5(d,H)、7.2(dd,4H)、7.3−
7.6(m,3H)、7.7(d,1H)、7.8(d,1H)、10.7(bs,1
H)、12.5(bs,1H):質量スペクトル(化学イオン化、
アンモニア):402(M+H)+;微量分析、実測値:C、7
1.1;H、5.6;N、10.3%;C24H23N3O3、0.25H2O計算値:C、
71.0;H、5.8;N、10.4%。
エニルメチルである式IIIの適当な化合物から出発して
次の化合物を50〜92%の収率で製造した: (例27):2−ブチル−6−(メトキシカルボニル)−3
−〔(2′−1H−テトラゾール−5−イル)−ビフエニ
ル−4−イル)メチル−3H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリ
ジンを固形物として得た;NMR(d6−DMSO):0.9(t,3
H)、1.3−1.5(m,2H)、1.6−1.8(m,2H)、2.9(t,2
H)、3.9(s,3H)、5.6(s,2H)、7.0−7.2(m,4H)、
6.95−7.2(m,4H)8.5(d,1H)、8.95(d,1H);質量ス
ペクトル(−ve FAB、DMSO/グリセロール):466(M−
H)-;微量分析、実測値:C、62.0;H、5.1;N、19.4%;C
26H25N7O2、HCl計算値:C、62.0;H、5.2;N、19.5%; (例28):2−ブチル−4−ヒドロキシ−3−〔(2′−
(1H−テトラゾール−5−イル)ビフエニル−4−イ
ル)メチル−3H−イミダゾ〔4,5−c〕ピリジンを固形
物として得た。融点234〜237℃;NMR(d6−DMSO):0.85
(t,3H)、1.2−1.4(m,2H)、1.5−1.68(m,2H)、2.9
(t,2H)、5.95(s,2H)、4.0−6.0(bs,2H)、6.65
(d,1H)、7.05−7.25(dd,4H)、7.35(t,1H)、7.45
−7.75(m,4H)、11.8−11.95(bs,1H);質量スペクト
ル(−ve FAB、DMSO/グリセロール):424(M−H)-;
微量分析、実測値:C、62.4;H、5.2;N、21.2%;C24H23N7
O2、HCl計算値:C、62.4;H、5.1;N、21.2%; (例29):8−ブチル−9−〔(2′−(1H−テトラゾー
ル−5−イル)ビフエニル−4−イル)メチル〕−9H−
プリンを固形物として得た;NMR(d6−DMSO):0.85(t,3
H)、1.35(m,2H)、1.7(m,2H)、2.9(t,2H)、5.6
(s,1H)、7.05(d,2H)、7.15(d,2H)、7.4−7.8(m,
4H)、9.15(s,1H)、9.35(s,1H);質量スペクトル
(+ve FAB、DMSO/グリセロール):411(M+H)+、
正確な質量測定:411.2035;C23H23N8計算値411.2046。
要な出発物質を、例3(i)に記載した方法と同様の方
法を用いて、式IVの適当なイミダゾール誘導体のアルキ
ル化により製造した。これらの化合物を次のようにして
得た: (例27D):2−ブチル−6−(メトキシカルボニル)イ
ミダゾ〔4,5−b〕ピリジンをアルキル化したところ、
2−ブチル−6−(メトキシカルボニル)−3−
〔(2′−(トリフエニルメチル−2H−テトラゾール−
5−イル)ビフエニル−4−イル)メチル〕−3H−イミ
ダゾ〔4,5−b〕−ピリジンが固形物として生じた;NMR
(CDCl3):0.9(t,3H)、1.3−1.5(m,2H)、1.7−1.85
(m,2H)、2.7(t,2H)、4.0(s,3H)、5.4(s,2H)、
6.9(複合m,8H)、7.1(m,2H)、7.2−7.35(複合m,10
H)、7.4−7.5(m,2H)、7.9(m,1H)、8.65(d,1H)、
9.05(d,1H);質量スペクトル(−ve FAB、DMSO/グリ
セロール):466(M−トリチル)-;出発物質2−ブチル
−6−(メトキシカルボニル)−イミダゾ〔4,5−b〕
ピリジンを次のようにして得た: (i) 濃アンモニア水溶液(5ml)とジオキサン(30m
l)との混合物にメチル2−クロロ−3−ニトロピリジ
ン−5−カルボキシレート(J.C.S.、1951年、第2590頁
に記載されているように得た)を溶かした。この混合物
を2時間撹拌し、揮発性物質を蒸発により除去した。残
分を、ジクロロメタン/酢酸エチル(4:1v/v)で溶離す
るフラツシユクロマトグラフイーにより精製したとこ
ろ、メチル2−アミノ−3−ニトロピリジン−5−カル
ボキシレートが固形物として生じた。融点195−196℃;N
MR(d6DMSO):3.9(s,3H)、8.7(d,1H)、8.8(d,1
H);質量スペクトル(化学イオン化、アンモニア):19
8(M+H)+。
カルボキシレートを、例13Dおよび14Dに記載した方法と
同様の方法を用いて塩化スズ(II)で還元した。こうし
て得られた粗製ジアミンを、例6Aに記載した方法と同様
の方法を用いてボリリン酸と吉草酸とで直接に環化した
ところ、2−ブチル−6−(メトキシカルボニル)イミ
ダゾ〔4,5−b〕ピリジンが固形物として生じた。融点1
82−184℃;NMR(d6−DMSO):0.9(t,3H)、1.3−1.5
(m,2H)、1.7−1.9(m,2H)、2.9(t,2H)、3.9(s,3
H)、8.3(bs、1H)、8.9(bs、1H);質量スペクトル
(化学イオン化、アンモニア):234(M+H)+; (例28D):2−ブチル−4−ヒドロキシイミダゾ〔4,5−
c〕ピリジンをアルキル化したところ、2−ブチル−4
−ヒドロキシ−3−〔(2′−(2−トリフエニルメチ
ル−2H−テトラゾール−5−イル)−ビフエニル−4−
イル)メチル〕−3H−イミダゾ〔4,5−c〕ピリジンが
固形物として生じた。融点158−161℃;NMR(d6−DMS
O):0.75(t,3H)、1.1−1.25(m,2H)、1.45−1.6(m,
2H)、2.55(t,2H)、5.75(s,2H)、6.55(d,1H)、6.
8−6.9(複合m,6H)、7.0−7.1(m,4H)、7.10−7.15
(m,1H)、7.2−7.4(複合m,11H)、7.4−7.45(d,1
H)、7.5−7.6(m,2H)、7.8(d,1H)、11.25(bs,1
H);質量スペクトル(−ve FAB、DMSO/グリセロー
ル):666(M−H)-;出発物質2−ブチル−4−ヒドロ
キシイミダゾ〔4,5−c〕ピリジンを次のようにして得
た:− 2−クロロ−3,4−ジアミノピリジン(Chem.Pharm.Bul
l.Japan、1924年、第12(8)巻、第866頁に記載されて
いるように得た)を、例7Aおよび8Aに記載した方法と同
様の方法により無水吉草酸で環化したところ、粗製2−
ブチル−4−クロロイミダゾ〔4,5−c〕ピリジンが生
じた。この2−ブチル−4−クロロイミダゾ〔4,5−
c〕ピリジンをギ酸中で還流下に一晩中加熱した。揮発
性物質を蒸発により除去し、残分をエーテル/メタノー
ルから再結晶させたところ、2−ブチル−4−ヒドロキ
シイミダゾ〔4,5−c〕ピリジンが固形物として生じ
た。融点275−280℃;NMR(d6−DMSO):0.9(t,3H)、1.
2−1.4(m,2H)、1.6−1.75(m,2H)、2.7(t,2H)、6.
45(d,1H)、7.05(t,1H)、10.9−11.1(bs,1H)、12.
3−13.2(bs,1H);質量スペクトル(化学イオン化、ア
ンモニア):192(M+H)+; (例29D):8−ブチルブリンをアルキル化したところ、
位置異性体の混合物が生じた。この混合物を、酢酸エチ
ル/メタノール(9:1v/v)で溶離するフラツシユクロマ
トグラフイーにより分離したところ、8−ブチル−9−
〔(2′−(2−トリフエニル−メチル−2H−テトラゾ
ール−5−イル)ビフエニル−4−イル)メチル〕−9H
−プリン(最も極性の小さい異性体)が固形物として生
じた。融点142−144℃(分解);NMR(CDCl3):0.9(t,3
H)、1.35(m,2H)、1.7(m,2H)、2.75(t,2H)、5.35
(s,2H)、6.7−7.4(複合m,20H)、7.5(m,2H)、7.95
(m,2H)、8.95(s,1H)、9.05(s,1H);質量スペクト
ル(−ve FAB、DMSO/グリセロール):651(M−
H)−、409(M−トリチル)−。
−6−メトキシカルボニル−36−〔(2′−(2−トリ
フエニルメチル−2H−テトラゾール−5−イル)ビフエ
ニル−4−イル)メチル〕−3H−イミダゾ〔4,5−b〕
ピリジン(0.6g)の溶液に1M水酸化ナトリウム溶液(0.
9ml)を添加し、この混合物を還流下で4時間加熱し
た。揮発性物質を蒸発により除去し、残分をジクロロメ
タンと1Mクエン酸溶液とで擦した。残分を、酢酸/ジク
ロロメタン/メタノール(1:20:80v/v)で溶離するフラ
ツシユクロマトグラフイーにより精製したところ、2−
ブチル−6−カルボキシ−3−〔(2′−(1H−テトラ
ゾール−5−イル)ビフエニル−4−イル)メチル−3H
−イミダゾ〔4,5−b〕ピリジン(0.19g)が固形物とし
て生じた。融点230−232℃;NMR(d6−DMSO):0.9(t,3
H)、1.2−1.45(m,2H)、1.6−1.8(m,2H)、3.85(t,
2H)、5.55(s,2H)、7.0−7.15(m,4H)、7.45−7.7
(m,4H)、8.4(d,1H)、8.9(d,1H);質量スペクトル
(−ve FAB、DMSO/グリセロール):452(M−H)-;微
量分析、実測値:C、65.2;H、5.1;N、21.1%;C25H23N
7O2、0.36H2O計算値:C、65.2;H、5.2;N、21.3%。
ル)−3−〔(2′−(2−トリフエニルメチル−2H−
テトラゾール−5−イル)ビフエニル−4−イル)メチ
ル〕−3H−イミダゾ〔4,5−b〕ピリジン(0.97g)の氷
冷された溶液に水素化ホウ素リチウム(0.2g)を添加し
た。この冷却された混合物を3時間撹拌し、次いで2M塩
酸を滴加することによつて酸性にした。揮発物質を蒸発
により除去し、残分をフラツシユクロマトグラフイーに
より部分的に精製し、この場合、ジクロロメタン/メタ
ノール(9:1v/v)で溶離した。精製を、酢酸/ジクロロ
メタン/メタノール(0.5:5:95v/v)で溶離するフラツ
シユクロマトグラフイーにより完結させ、引き続き酢酸
エチル/メタノールから再結晶させたところ、2−ブチ
ル−6−(ヒドロキシメチル)−3−〔(2′−(1H−
テトラゾール−5−イル)ビフエニル−4−イル)メチ
ル〕イミダゾ〔4,5−b〕ピリジン(0.1g)が固形物と
して生じた。融点93−105℃;NMR(d6−DMSO):0.9(t,3
H)、1.25−1.45(m,2H)、1.6−1.8(m,2H)、2.8(t,
2H)、4.6(s,2H)、5.7(s,2H)、7.0−7.2(m,4H)、
7.5−7.7(m,4H)、7.9(d,1,)、8.3(d,1H);質量ス
ペクトル(−ve FAB、DMSO/グリセロール):438(M−
H)-;微量分析、実測値:C、68.2;H、5.5;N、22.3%;C
25H25N7O計算値:C、68.3;H、5.7;N、22.3%。
に、温血動物、たとえばヒトに汎用の医薬組成物の形で
投与することができ、この場合、これらの医薬組成物の
典型的な例は次のものである: a) カプセル(経口投与用) 活性成分* 20 ラクトース粉末 578.5 ステアリン酸マグネシウム 1.5 b) 錠剤(経口投与用) 活性成分* 50 微晶性セルロース 400 デンプン(前のり化された) 47.5 ステアリン酸マグネシウム 2.5 c) 注射可能な溶液(静脈内投与用) 活性成分* 0.05〜1.0 プロピレングリコール 5.0 ポリエチレングリコール(300) 3.0〜5.0 清浄水 残り d) 注射可能な懸濁液(筋肉内投与用) 活性成分* 0.05〜1.0 メチルセルロース 0.5 トウイーン(Tween)80 0.05 ベンジルアルコール 0.9 ベンズアルコニウムクロリド(Benzalkonium chlorid
e) 0.1 清浄水 残り 注:活性成分*は典型的には前記の例であつてよく、ま
た、製薬学的に認容し得る酸付加塩たとえば塩酸塩とし
て存在すると好都合である、錠剤およびカプセルの処方
は、活性成分の溶解を調節するか、または補助するため
に、慣用の方法で被覆することができる。すなわち、た
とえばこれら錠剤およびカプセルは消化可能な慣用のエ
ンテリツクコーテイングを被覆され得る。
Claims (15)
- 【請求項1】式I: [式中Aはイミダゾール基の隣接ビニレン基と一緒にな
って、ピリジン、ピリミジン、ピリダジン又はピラジン
環から選択されたアゼン環を完成し;R1は、C1〜8−
アルキル、C3〜8−シクロアルキル、C3〜8−シク
ロアルキル−C1〜4−アルキル、フェニル又はフェニ
ル−C1〜4−アルキルであり;R2は水素、C1〜4−
アルキル、C1〜4−アルコシキ、ハロゲノ、トリフル
オロメチル、シアノ又はニトロであり;R3及びR4は該ア
ゼン環上の任意の置換基であり、独立して水素、C
1〜4−アルキル、C3〜8−シクロアルキル、C
1〜4−アルコシキ、ハロゲノ、トリフルオロメチル、
シアノ、ヒドロキシ、ヒドロキシメチル、ホルミル及び
ニトロから選択されたものである;又は、Aが結合して
いるイミダゾール基と一緒になってイミダゾ[4,5−
b]ピリジン又はイミダゾ[4,5−c]ピリジン基であ
る場合には、R3とR4は、それらがAの隣接炭素原子上に
存在する場合に、トリメチレン又はテトラメチレン基を
形成するか又はAの隣接ビニレン基と一緒になってベン
ゼン環を完成し、このベンゼン環は、ハロゲノ、C
1〜4−アルキル又はC1〜4−アルコシキ置換基を有
していてよく;又はAが、結合しているイミダゾール基
と一緒になって1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン環以
外である場合には、R3とR4の一方は、カルボキシ又はC
1〜6−アルコキシカルボニル基であり、他方は前記定
義のものであり;Xは、C1〜4−アルキル、C1〜4−
アルコシキ及びハロゲノから選択された置換基1個を有
してよいフェニレンであるか又はXは隣接フェニルとメ
チレン基との間の直接結合であり;Zは1H−テトラゾール
−5−イル又は式:−CO・OR5又は−CO・NH・SO2・R6の
基であり、ここでR5は水素又はC1〜6−アルキル、フ
ェニル及びグリセリル基から選択された微生物により分
解可能な無害な基であり、R6はC1〜6−アルキル、C
3〜8−シクロアルキル又はフェニルであり;かつ、前
記フェニル基の任意のものは、非置換であるか又は独立
してC1〜4−アルキル、C1〜4−アルコキシ、ハロ
ゲノ、シアノ及びトリフルオロメチルから選択された置
換基1個又は2個を有していてよい、但し、R5が水素以
外である場合には、R3又はR4はカルボキシ以外である]
のアザインデン誘導体又は生理学的に認容性のその塩。 - 【請求項2】式中のR1は、メチル、エチル、プロピル、
ブチル、イソブチル、s−ブチル、ペンチル、ヘキシ
ル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル、シクロプロピルメチル、シクロペンチルメチル、シ
クロヘキシルメチル、2−シクロペンチルエチル、フェ
ニル、ベンジル、1−フェニルエチル又は2−フェニル
エチルであり;R2は水素、メチル、エチル、メトキシ、
エトキシ、弗素、塩素、臭素、沃素、トリフルオロメチ
ル、シアノ又はニトロであり;R3及びR4は該アゼン環上
の任意の置換基であり、独立して水素、メチル、エチ
ル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル、メトキシ、エトキシ、弗素、塩素、臭素、沃素、ト
リフルオロメチル、シアノ、ヒドロキシ、ヒドロキシメ
チル、ホルミル及びニトロから選択されているか;又は
Aがそれが結合しているイミダゾール基と一緒になって
イミダゾ[4,5−b]ピリジン又はイミダゾ[4,5−c]
ピリジン基である場合には、R3とR4はそれらがAの隣接
炭素原子上に存在する場合には、トリメチレン又はテト
ラメチレン基を形成するか又はAの隣接ビニレン基と一
緒になってベンゼン環を完成し、このベンゼン環は弗
素、塩素、臭素、沃素、メチル、エチル、メトキシ又は
エトキシ置換の1個を有していてよいか;又はAがそれ
が結合しているイミダゾール基と一緒になって1H−イミ
ダゾ[4,5−c]ピリジン環以外である場合には、R3とR
4の一方は、カルボキシ、メトキシカルボニル、エトキ
シカルボニル又はプロポキシカルボニル基であり、他方
は前記定義のものであり;Xは、非置換の又はメチル、エ
チル、メトキシ、エトキシ、弗素、塩素、臭素及び沃素
から選択された置換基1個を有していてよいフェニレン
であるか又は、Xは、隣接フェニルとメチレン基との間
の直接結合であり;R5は水素又はC1〜6−アルキル、
フェニル又はグリセリル基であり;R6はメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ペンチル、シク
ロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル又はフェニ
ルであり、前記のフェニル基の任意のものは、非置換で
あってよいか又は、独立してメチル、エチル、メトキ
シ、エトキシ、弗素、塩素、臭素、シアノ及びトリフル
オロメチルから選択された1個又は2個の置換基を有し
ていてよい、請求項1に記載の化合物。 - 【請求項3】式Ia: [式中R1、R2、R3、R4、X及びZは請求項1又は2にお
ける定義の任意のものである]化合物又はその生理学的
に認容性の塩。 - 【請求項4】式中のR1はC1〜6−アルキルであり;R2
は水素又はハロゲノであり;R3及びR4は水素、ハロゲ
ノ、C1〜6−アルキル、C1〜6−アルコキシ、ヒド
ロキシメチル及びヒドロキシから選択されたものであ
り;Xは直接結合又はp−フェニレンであり;Zは1H−テト
ラゾール−5−イル、カルボキシ及び式:−CO・NH・SO
2・R6の基(ここでR6はC1〜6−アルキル、C3〜8
−シクロアルキル又はフェニルであり)から選択されて
おり、ここでZはXに対して2−又は4位で結合してい
る、請求項1、2又は3に記載の化合物。 - 【請求項5】式中のXはp−フェニレンであり、ZはX
に対して2位で結合した1H−テトラゾール−5−イルで
ある、請求項1から5までのいずれか1項に記載の化合
物。 - 【請求項6】[式中のA、R1、R2、X及びZは、請求項
1に記載のものであり、R3及びR4は、水素、C1〜4−
アルキル、C1〜4−アルコシキ、ハロゲノ、トリフル
オロメチル、シアノ及びニトロから選択されたA上の任
意の置換基である]のI式の化合物又はR5が水素以外で
ある場合の生理学的に認容性の塩である、請求項1に記
載の化合物。 - 【請求項7】式中のR1はブチルである、請求項1から6
までのいずれか1項に記載の化合物。 - 【請求項8】2−ブチル−3−[(2′−(1H−テトラ
ゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)メチル]−
3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;2−ブチル−4−ヒ
ドロキシ−3−[(2′−(1H−テトラゾール−5−イ
ル)ビフェニル−4−イル)メチル]−3H−イミダゾ
[4,5−d]ピリダジン;2−ブチル−7−メチル−3−
[(2′−(1H−テトラゾール−5−イル)ビフェニル
−4−イル)メチル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリ
ジン;2−ブチル−5−メチル−3−[(2′−(1H−テ
トラゾール−5−イル)ビフェニル−4−イル)メチ
ル]−3H−イミダゾ[4,5−b]ピリジン;2−ブチル−
7−クロロ−3−[(2′−(1H−テトラゾール−5−
イル)ビフェニル−4−イル)メチル]−3H−イミダゾ
[4,5−b]ピリジン;及び2−ブチル−4−ヒドロキ
シ−3−[(2′−(1H−テトラゾール−5−イル)ビ
フェニル−4−イル)メチル]−3H−イミダゾ[4,5−
c]ピリジン;及び2−ブチル−6−(ヒドロキシメチ
ル)−3−[(2′−(1H−テトラゾール−5−イル)
ビフェニル−4−イル)メチル]イミダゾ[4,5−b]
ピリジン;及びその生理学的に認容性の塩から選択され
たI式の化合物である、請求項1に記載の化合物。 - 【請求項9】アルカリ金属、アルカリ土類金属、アルミ
ニウム及びアンモニウム塩及び生理学的に認容性のカチ
オンを生じる有機塩基との塩及び塩基性である式Iの化
合物に関しては、生理学的に認容性のアニオンを生じる
酸との塩から選択された、請求項1から8までのいずれ
か1項に記載の塩。 - 【請求項10】請求項1に記載の式IのZがカルボキシ
である化合物又はその生理学的に認容性の塩を製造する
ため、式II: [式中QはC1〜6−アルコキシカルボニル、フェノキ
シカルボニル、ベンジルオキシカルボニル及びカルバモ
イルから選択された保護されたカルボキシ基である]の
カルボン酸誘導体をカルボキシに変じ、その後、式Iの
化合物の塩を所望する場合には、生理学的に認容性のイ
オンを生じる適当な塩基又は酸との反応により、又は他
の慣用の造塩法によりこれを得、かつI式の化合物の光
学活性形が所望の場合には、前記反応を光学活性出発物
質を用いて実施するか又は式Iの化合物のラセミ形を適
当な塩基又は酸の形の光学活性形との反応により分割さ
せ、引続きこうして得た塩のジアステレオマー混合物の
慣用の分離及び酸又は塩基での慣用の処理による式Iの
前記化合物の所望の光学的活性形の遊離を実施し、ここ
でA、R1、R2、R3、R4、X及びZは他にことわりのない
かぎり請求項1から7までのいずれか1項に記載のもの
であることを特徴とする、請求項1に記載のI式のZが
カルボキシである化合物又はその生理学的に認容性の塩
の製法。 - 【請求項11】請求項1に記載のI式のZがテトラゾリ
ルである化合物又はその生理学的に認容性の塩を製造す
るため、式III: [式中Lはテトラゾリル基の窒素に付加されたトリチ
ル、ベンズヒドリル、トリアルキル錫又はトリフェニル
錫から選択された保護基である]の化合物の脱保護を行
い、その後式Iの化合物の塩を所望する場合には、生理
学的に認容性のイオンを生じる適当な塩基又は酸との反
応により、又は他の慣用の造塩法によりこれを得、かつ
I式の化合物の光学活性形が所望の場合には、前記反応
を光学活性出発物質を用いて実施するか又は式Iの化合
物のラセミ形を適当な塩基又は酸の形の光学活性形との
反応により分割させ、引続きこうして得た塩のジアステ
レオマー混合物の慣用の分離及び酸又は塩基での慣用の
処理による式Iの前記化合物の所望の光学的活性形の遊
離を実施し、ここでA、R1、R2、R3、R4、X及びZは他
にことわりのないかぎり請求項1から7までのいずれか
1項に記載のものであることを特徴とする、請求項1に
記載のI式のZがテトラゾリンである化合物又はその生
理学的に認容性の塩の製法。 - 【請求項12】請求項1に記載の式中のZが−CO・OR5
である化合物を製造するため、式IV: のイミダゾール誘導体に式V: [式中Halは塩素、臭素、沃素、メタンスルホニルオキ
シ又はp−トルエンスルホニルオキシ基から選択された
離脱しうる基である]の化合物を反応させ、その後、式
中のZがカルボキシである式Iの化合物(又はその酸の
塩化物、臭化物、アジ化物、無水物及びギ酸又は酢酸と
の混合無水物から選択された反応性誘導体)を式:HOR5
のヒドロキシ化合物又はその塩と反応させ、その後、式
Iの化合物の塩が所望である場合には、生理学的に認容
性のイオンを生じる適当な塩基又は酸との反応により、
又は他の慣用の造塩法によりこれを得、かつI式の化合
物の光学活性形が所望の場合には、前記反応を光学活性
出発物質を用いて実施するか又はI式の化合物のラセミ
形を適当な塩基又は酸の形の光学活性形との反応により
分割させ、引続きこうして得た塩のジアステレオマー混
合物の慣用の分離及び酸又は塩基での慣用の処理による
I式の前記化合物の所望の光学的活性形の遊離を実施
し、ここでA、R1、R2、R3、R4、X及びZは他にことわ
りのないかぎり請求項1から7までのいずれか1項に記
載のものであることを特徴とする、請求項1に記載の式
IのZが式−CO・OR5である化合物又はその生理学的に
認容性の塩の製法。 - 【請求項13】請求項1に記載のI式の化合物を製造す
るため、式VII: のジアミノ誘導体を式: R1・CO2H のカルボン酸又はそのC1〜4−アルキルオルトエステ
ルと反応させ、その後、I式中のZが式−CO・NH・SO2R
6又は−CO・OR5(R5は水素以外のものである)である化
合物が所望である場合には、式中のZがカルボキシ基で
あるI式のカルボン酸(又はその酸の塩化物、臭化物、
アジド、無水物及びギ酸又は酢酸との混合無水物から選
択された反応性誘導体)を式NH・SO2R6のスルホンアミ
ド又は式:HO・R5のヒドロキシ化合物又はその塩と反応
させ、その後、式Iの化合物の塩が所望である場合に
は、生理学的に認容性のイオンを生じる塩基又は酸との
反応により、又は他の任意の造塩法によりこれを得、I
式の化合物の光学活性形が所望の場合には、前記反応を
光学活性出発物質を用いて実施するか又はI式の化合物
のラセミ形を適当な塩基又は酸の形の光学活性形との反
応により分割させ、引続きこうして得た塩のジアステレ
オマー混合物の慣用の分離及び酸又は塩基での慣用の処
理によるI式の前記化合物の所望の光学的活性形の遊離
を実施し、ここでA、R1、R2、R3、R4、X及びZは他に
ことわりのないかぎり請求項1から7までのいずれか1
項に記載のものであることを特徴とする、請求項1に記
載の式Iの化合物又はその生理学的に認容性の塩の製
法。 - 【請求項14】請求項1から9までのいずれか1項記載
の式I又は式Iaの化合物又はそれらの生理学的に認容性
の塩を生理学的に認容性の稀釈剤又は担体と共に含有す
る、高血圧、うつ血性心臓疾患の治療剤。 - 【請求項15】式III: [式中A、R1、R2、R3、R4及びXは請求項1から7まで
のいずれか1項に記載のものであり、Lはトリチル、ベ
ンズヒドリル、トリアルキル錫及びトリフェニル錫から
選択された保護基である]の化合物。
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