JPH0749142A - 座席用空気調和制御システム - Google Patents

座席用空気調和制御システム

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JPH0749142A
JPH0749142A JP5194655A JP19465593A JPH0749142A JP H0749142 A JPH0749142 A JP H0749142A JP 5194655 A JP5194655 A JP 5194655A JP 19465593 A JP19465593 A JP 19465593A JP H0749142 A JPH0749142 A JP H0749142A
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seat
person
air
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air conditioning
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Mariko Kawaguri
真理子 河栗
Nobuyuki Yoshiike
信幸 吉池
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車内の環境条件を、乗員が快適と感じる状態
に一致するように調節することができる座席用空気調和
制御システムを提供することを目的とする。 【構成】 人が着席するための座席1と、その座席1に
着席した人の生理状態を検出するための温度センサ7及
び湿度センサ8と、座席1及び、その近傍における環境
条件を調節するための温風ユニット10と、人が快適と
感じる状態に関する快適生理情報を予め格納した記憶素
子と、前記センサ7、8からの信号を入力し、その信号
が快適生理情報に一致するように、温風ユニット10を
制御するための制御回路9とから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車、電車、劇場、映画
館等様々な分野において利用されている空気調和制御シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば車等には、乗員が暑さや寒
さ等の不快感を感じた場合、乗員に冷風や温風を提供す
るための空気調和装置等が設けられている。このような
空気調和装置としては、図6に示すように、車体本体2
0内部においてエンジンルーム21に設けられた冷却装
置22と、加熱装置23と、それら装置において熱交換
された空気を乗員の居住空間としての車内24へ、送風
するための送風装置25と、前記熱交換された空気を車
内24へ吹き出すための複数の吹き出し口26と、その
吹き出し口26と送風装置25をつなぐ送風経路として
のダクト27と、車内24の空気の温度を検知するため
の室温センサ28等が設けられている。又、吹き出し口
26は、乗員が着席するための座席29に向けられるよ
うに構成されている。
【0003】さらに、前記冷却装置22は、図6に示す
ように、密閉された空間の中を冷媒が状態変化をおこし
ながら循環する、いわゆる冷凍サイクルであって、冷媒
を圧縮するための圧縮機30と、その圧縮されて高温高
圧状態になった冷媒ガスを凝縮するための凝縮器31
と、その凝縮器31に放熱用の送風を行うための放熱用
送風機32と、凝縮されて液化状態になった冷媒を高圧
から低圧への急激な圧力変化を利用して再びガス状態に
戻りやすくしてやるための膨張弁33と、膨張弁33を
通過してそれまでの高圧状態から急激に低圧状態に変化
した冷媒が液体から気体へと蒸発するための蒸発器34
と、それらをつなぐための冷媒配管35等から構成され
ていて、前記送風装置25は、蒸発器34において空気
を通過させて、熱交換させることが出来る所定の位置に
設けられている。
【0004】以上のような構成において、乗員が暑さの
ために不快感を感じて冷却装置22の運転スイッチ(図
示省略)を押すと、車内24の所定の場所に取り付けら
れた室温センサ28が、車内24の室温を検知し、予め
定められたプログラムに基づいて、セットしてある目標
とする室温との差を少なくするように前記冷却装置22
及び送風装置25が、自動的に作動を開始する。
【0005】すなわち、圧縮機30が稼動することによ
り高温高圧状態になった冷媒ガスは、凝縮器31に送ら
れて放熱用送風機32からの送風により放熱し凝縮して
高圧の冷媒液となる。高圧の冷媒液は、膨張弁33を通
過する際に急激に膨張して低圧の冷媒液としてきわめて
蒸発しやすい状態で蒸発器34へ送られる。蒸発器34
の表面に対して、送風装置25によって車内24あるい
は、車外から取り込んだ空気が送風され、その空気との
熱交換作用により蒸発器34内の冷媒液は、一挙に蒸発
を開始し再び冷媒ガスとして圧縮機30へ戻る。このよ
うに、冷媒液が蒸発する際に奪い取る蒸発熱によって蒸
発器34の表面を通過する空気は、除湿冷却され、前記
送風装置25によってダクト27を通って吹き出し口2
6から車内24へ吹き出される。車内24へ吹き出され
た冷却空気によって車内24の空気温度は徐々に低下し
て乗員の不快感を取り除くことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では、乗員個々の特性や活動状態によって、同
じ室温でも汗をかく場合と、かかない場合があり、人が
快適と感じる環境条件は、様々に変化するため、車内2
4の環境条件を、乗員が快適と感じる状態に一致するよ
うに調節することができない。その結果、同じ環境条件
の場合で、同じ乗員であっても、その時の活動状態等に
よって快適と感じる場合と不快と感じる場合がある他、
同じ環境条件の場合で、同じ車内24にいる、ある乗員
は快適であると感じていても、別の乗員は不快と感じる
という課題があった。
【0007】本発明は、従来の空調装置のこのような課
題を考慮し、車内の環境条件を、乗員が快適と感じる状
態に一致するように調節することができる座席用空気調
和制御システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、人が着席する
ための座席部と、その座席部に着席した人の生理状態を
検出するセンサと、座席部及び、その近傍における環境
条件を調節するための空気調和装置と、人が快適と感じ
る状態に関する快適生理情報を予め格納した記憶手段
と、前記センサからの信号を入力し、その信号が快適生
理情報に一致するように、空気調和装置を制御するため
の制御部とが設けられている座席用空気調和制御システ
ムである。
【0009】
【作用】本発明では、人が座席部に着席した際、その座
席部に着席した人の生理状態を検出するセンサからの信
号が制御部へ入力される。その信号は、予め記憶手段に
おいて格納されているところの、人が快適と感じる状態
に関する快適生理情報と比較されて、一致するように制
御部からの信号により空気調和装置が制御される。
【0010】さらに、座席部に前記センサが取り付けら
れている場合は、そのセンサによって人が着席している
位置も同時に検知する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0012】図1は、本発明にかかる座席用空気調和制
御システムの一実施例である、車に適用された場合の模
式図である。図2は、その実施例における、座席部分の
斜視図である。図3は、その実施例における、発汗感と
座席部の湿度の相関図である。
【0013】すなわち、図1において、車体本体20内
部には、エンジンルーム21に設けられた冷却装置22
と、その冷却装置において熱交換された空気を、乗員の
居住空間としての車内24に設けられた、人が着席する
ための座席部としての座席1へ送風するための送風装置
25と、前記熱交換された空気を座席1へ送るための複
数の送風経路としての送風ダクト36等が、設けられて
いる。又、送風ダクト36の吹き出し部分には、それぞ
れ開閉弁(図示省略)が設けられていて、座席毎に、冷
却装置22からの送風を制御出来るように構成されてい
る。車内24に設けられた座席1は、図2に示すよう
に、腰掛け部分1aと、背もたれ部分1bと、人が座る
ことのない側面部分1c等から構成されていて、その腰
掛け部分1aの表面には、冷風あるいは温風等を吹き出
すための複数の吹き出し孔2と、その吹き出し孔2とほ
ぼ平行するような位置にその座席1に着席した人の、生
理状態の一種である体温を検出する温度センサ7と、生
理状態の一種である発汗状態を検出する湿度センサ8
が、それぞれほぼ同じ場所に複数個づつ配設されてい
る。又、温度センサ7は、前記側面部分1cにも設けら
れている。
【0014】さらに、座席1の内部には、制御部として
の制御回路9と、吹き出し孔2から冷風あるいは温風等
を送風するための送風機5と、その送風機5と吹き出し
孔2とをつなぐ送風路3、送風空気を加熱するためのヒ
ータ4等が設けられている。それら、送風機5、ヒータ
4等は、温風ユニット10として、まとまったかたちで
座席1の内部に配設されている。さらにその温風ユニッ
ト10の側面には、吸い込みフィルター6が設けられ、
その半分部分には、上述した送風ダクト36の端末が連
結され、冷風が送り込まれるようになっている。
【0015】又、制御回路9は、送風機5、ヒータ4、
温度センサ7、湿度センサ8、さらに図1において説明
した冷却装置22及び、送風装置25等と電気的に接続
されていて、人が快適と感じる状態に関する快適生理情
報を予め格納した記憶手段としての記憶素子13を内蔵
している。さらに、温度センサ7としては、小型のサー
ミスタが用いられており、湿度センサ8としては、セラ
ミック基板上に半導体高分子の薄膜や微粉末を蒸着塗布
した電気抵抗式のセンサまたは、ナイロンリボンの湿度
変化による伸縮を利用したセンサが用いられている。
又、湿度センサ8は、その座席1に着席した人の発汗状
態に対応した湿度変化をはじめ、その座席1そのものが
含んでいる湿度も検知可能となるように構成されてい
る。尚、他の座席1’においても同様の構成であるが、
座席1’の専用の制御回路は設けられておらず、前記座
席1に内蔵された制御回路9と電気的に接続されてい
る。
【0016】次に、上記実施例の動作について図1、図
2及び、図3に基づいて説明する。
【0017】まず、図1において、人が車に乗ってエン
ジン(図示省略)を始動させると、制御回路9の働きに
より温度センサ7と湿度センサ8が検知動作を開始す
る。そこで、座席1の腰掛け部分1aに配設された複数
の温度センサ7の内、特定の温度センサ7の検知温度の
変化が所定の判定基準(すなわち、検知温度が変化を始
めた後、5分間で1℃以上温度が上昇し、かつ10分間
で30℃以上になること)を満足した場合、その信号を
受けた制御回路9は、その座席1に人が着席していると
判定する。さらに、前記特定の温度センサ7の内で最高
温度を検知した温度センサ7の配設されている位置に人
が着席していることも同時に、制御回路9は検知する。
すなわち、どこに乗員がいるかという、着席位置も判別
できるわけである。尚、上記所定の判定基準は、例え
ば、夏場のように、座席温度が30℃以上になっている
場合は、冷却装置22等を稼動させた際の温度変化が着
席部と非着席部の一つとしての座席の側面部分1cで異
なることを利用して、冷却装置22等を稼動させて10
分経過後においても、腰掛け部分1aに配設されている
温度センサ7が30℃以上を検知し、かつその温度セン
サ7の検知温度が変化を始めてから、5分間で1℃以上
温度が上昇しているならば、その温度センサ7が配設さ
れている位置に人が着席していると判定するものであ
る。このように非着席部の温度も検知することが必要な
ため、上述のように座席1の側面で座れない位置である
前記側面部分1cにも温度センサ7が、設けられてい
る。又、腰掛け部分1aに配設されている温度センサ7
と側面部分1cに配設されている温度センサ7の温度変
化の違いを基に、ほぼ同様の方法で、5分間で1℃以上
温度が上昇しているか、上昇していないかによって、座
席上に人がいるのか物が置いてあるのかの判定ができ
る。すなわち、上昇していれば、人が着席していると判
定し、そうでなければ物が置いてあると判定するのであ
る。これにより、冷却装置22等が座席の前側と後ろ側
で制御できるようになっている場合、人の着席位置がわ
かっているので、無駄なエネルギーを節約できる。ま
た、車には、衝突事故の際、同乗者の身の安全を確保す
るため、エアバックが作動してクッションとなる機構が
ある。その際、着席位置が分かると的確にエアバックを
作動させることが可能となる。
【0018】ところで、座席1に配設された温度センサ
7と湿度センサ8が、座席1に着席した人の生理状態の
検出に役立つことを実験データに基づいて説明する。
【0019】すなわち、車内24の座席1に覚醒状態で
被験者に着席してもらい、被験者の各部位の皮膚温を計
測しながら温冷感、発汗感、快適感等について申告して
もらう実験を重ねたところ、被験者の背中部やでん部の
温度は、被験者の温冷感に良く相関していることがわか
った。
【0020】一方、湿度においても、図3に示すように
背中部やでん部の湿度が65%RT以上になると、被験
者から発汗の申告がみられた。従って、座席1に着席し
た人の着席位置は、上述したように、温度センサ7によ
って検知されることから、その特定の位置における湿度
センサ8(湿度センサ8は、温度センサ7と同じ位置に
配設されている)の検知データは、車内24の湿度の影
響を受けにくく、その座席1に着席している人の発汗状
態に良く相関しているといえる。
【0021】以上のことから、例えば、暑さによる不快
感は、発汗作用を伴うため、座席1に配設された湿度セ
ンサ8で検知でき、寒さによる不快感は、座席1に配設
された温度センサ7で検知可能となる。これは、室温を
検知して、それを目標値に近づけるように空気調和装置
を制御するという従来の方法とは全く異なる。つまり、
座席1に配設された温度センサ7と湿度センサ8は、座
席1に着席した人の生理状態の検出に役立つわけであ
る。
【0022】次に、座席部及び、その近傍における環境
条件を調節するための空気調和装置としての、冷却装置
22、送風装置25、ヒータ4及び、送風機5等の具体
的な制御方法について説明する。
【0023】まず、図2において、座席1に着席してい
る人に対して行う、湿度センサ8を中心とした制御方法
について説明する。
【0024】すなわち、制御回路9が座席1への人の着
席を検知した後、上述したように、人の着席している場
所における湿度センサ8が検知したデータと、記憶素子
13に上述のような実験結果を基に決定し予め格納され
ているところの、人が快適と感じる状態に関する快適生
理情報とが、制御回路9において比較される。そこで、
前記検知データの値が65%RH以上であれば、制御回
路9からの電気信号により、65%RH以上を検知した
特定の湿度センサ8が配設されている座席1に内蔵され
た送風機5のみが作動を開始し、吹き出し孔2からその
人に対して送風を送り、発汗を抑える。その結果、湿度
センサ8の検知データが、所定の湿度以下になれば、送
風機5は停止する。
【0025】なお、上述した発汗を抑えるための送風に
よる風の温度が28℃を越えている場合は、体温が上昇
し逆に発汗を促進してしまう。そこで、温度センサ7に
より検知した、人のいない部位における、その温度セン
サ7によって、吹き出し孔2から吹き出される風の温度
を検知し、28℃を越えた場合は、送風機5の他に、図
1で説明した冷却装置22と送風装置25が作動を開始
する。その結果、風の温度は十分低くなり、その冷風が
送風機5により送り込まれるので、発汗は無くなる。
又、冷却装置22と、送風装置25の作動の際、座席1
につながる送風ダクト36の吹き出し部分に設けられた
開閉弁(図示省略)のみが、開状態になるように制御さ
れる。
【0026】このようにして、送風装置25により座席
1の吸い込みフィルター6部まで送風ダクト36を通っ
て送り出された冷風は、吸い込みフィルター6から、図
2に示す座席1内の送風機5によって吸い込まれ、送風
路3を通って吹き出し孔2から外部へ送り出される。こ
れにより、速やかに発汗が停止し、不快になるのを防ぐ
とともに、汗をかきすぎて風邪をひいたり、体温が上が
りすぎて脱水状態になるのを防ぐことが出来る。
【0027】次に、図2において、座席1に着席してい
る人に対する、温度センサ7を中心とした制御方法につ
いて説明する。
【0028】すなわち、人の着席している場所における
温度センサ7が検知したデータが、36℃以上になると
暑いという申告がみられることが上述した実験からわか
っているため、この場合、送風機5を作動させる。そし
て、人が快適と感じる状態に関する快適生理情報とし
て、予め記憶素子13に格納されている快適な温度範囲
33℃〜34℃になるまで送風を続ける。尚、制御回路
9に備えられているタイマー機能により予め格納されて
いる所定の時間を経過しても、温度が37℃のように高
い状態で、上記の快適な温度範囲にならない場合は、冷
却装置22等を作動させるようにしてももちろん良い。
【0029】一方、人が着席してから、制御回路9に備
えられているタイマー機能により予め格納されている所
定の時間(例えば、10分)を経過しても、人の着席し
ている場所における温度センサ7が検知した温度が29
℃のように低い状態のままで、人が快適と感じる状態に
関する快適生理情報として、予め記憶素子13に格納さ
れている快適な温度範囲33℃〜34℃に到達していな
い場合は、制御回路9からの電気信号により、ヒータ4
と送風機5等が作動して吹き出し孔2から温風を吹き出
すことにより、速やかに対処することができる。
【0030】ところで、上述した内容は、座席1に人が
着席している際の制御についての説明であったが、次
に、座席1(あるいは、座席1’)に人が着席していな
い場合における、座席1(あるいは、座席1’)の湿度
状態を制御するための座席内湿度管理について説明す
る。
【0031】すなわち、例えば座席1’において、人が
着席していた状態から離席した状態(すなわち、車から
降りた状態)に変わると、座席1’に配設された温度セ
ンサ7の働きによって、人が離席したことを検知して、
制御回路9からの指令により今まで着席していた人に対
する送風等の制御動作は通常は、一旦停止する。しか
し、人が離席した直後の所定時間内において、その場所
に配設されていた湿度センサ8による検知データが70
%RHを越える場合はかなり湿度が高い状態であるの
で、次に着席するひとが快適となるようにするため、制
御回路9からの電気信号により送風機5が稼動を開始し
て、その湿度センサ8による検知データが50%になる
まで稼動し続ける。尚、この時、冷却装置22及びヒー
タ4等をも稼動させることにより、冷却装置22等で作
られた除湿冷却風をヒータ4等で適当な温度に上げて除
湿風として、座席1’内を送風することで、速やかに座
席1’の湿度を低下させることが出来る。
【0032】このようにして、本実施例によれば、人の
発汗等による座席1’内の湿度増加を極力抑えて人が座
っていない時でも、座席1’の表面を乾燥した状態に保
つようにしておくことにより、その座席1’の表面の湿
度が70%を越えているなどして、その座席部に新たに
人が着席した際、その人が湿っぽい感触を受けたりある
いは、寒い場合は冷たく感じたいするという不都合が無
くなる。尚、上述した座席内湿度管理に関する制御は、
人が離席した直後に行うものとして説明したが、人が着
席する直前において行うなど、要するに人が着席してい
ない時においても、座席1’(あるいは、座席1)の湿
度を低く抑えて、人が着席した時に座席部の湿度による
不快感を感じないようにするものでありさえすればよ
い。
【0033】次に、本発明の別の実施例について説明す
る。
【0034】すなわち、上記実施例に示した空気調和装
置の一つの構成要素としての温風ユニット10におい
て、さらに、ヒータ4の表面(図示省略)に貴金属触媒
として白金、パラジウムを担持しておくと、空気中の不
快臭とされている硫化水素、メルカプタン、アンモニア
等を分解して脱臭することが出来る。この脱臭触媒によ
り、座席1内および車内24の不快な臭気が温風ユニッ
ト10の内部で除去され、無臭化された空気が送風され
るために、車内24を快適に保つことが出来る。尚、こ
のように脱臭触媒を使う場合は、その脱臭触媒を加温す
る必要がある。
【0035】次に、本発明の更に別の実施例について説
明する。
【0036】すなわち、図4はこの実施例における座席
1内の送風経路を示す模式図である。すなわち、座席1
内の送風経路は、車内24等の不快な臭気を吸着するた
めの吸着剤入りチューブ11と、送風空気を加熱するた
めのヒータ4と、座席1の表面に設けられた風を吹き出
すための吹き出し孔2から風を送り出すための送風機5
と、これらをつなぐ送風路3等から構成されている。図
4における矢印は風の流れを示している。すなわち、送
風機5の稼動により、活性炭などを詰め込んだ吸着剤入
りチューブ11を通過した空気は、その中に含まれる臭
いの成分が吸着されて、ヒータ4及び、送風機5を通過
して、吹き出し孔2から吹き出さられるが、一部は再び
前記吸着剤入りチューブ11を通過して、車内24へも
放出される。このようにすれば、座席1内および車内2
4の不快な臭気は、送風機5を稼動することによって吸
着剤入りチューブ11の内部で除去され、無臭化された
空気が送風されるために、車内24は快適な環境に保た
れる。
【0037】尚、上記実施例で説明した、触媒を用いた
臭いの成分を分解する方法と、本実施例で示した吸着剤
を用いた臭いの成分を吸着する方法の両方を用いてもよ
い。
【0038】又、上記吸着剤入りチューブ11の代わり
に、図5に示すように、香りの成分をチューブに詰め込
んだ香りのもと入りチューブ12を用いてもよい。すな
わち一般に、香りにより精神が安定化することはよく知
られている。特に、ヒノキ、バジルのように集注力を向
上させるもの、レモン、ユーカリ、ペパーミントのよう
に眠気をさますもの、ラベンダー、ナツメグのようにス
トレスを緩和するものなど乗客が快適に過ごせるような
香りが好ましい。そこで、上述のように、香りの成分を
チューブに詰めておくと、送風機5が稼動した際、車内
24を芳香がみたし、快適な環境が提供できる。また、
芳香により、精神状態を安定化するとともに、体臭やタ
バコ臭等の不快臭をマスキングする事が出来る。又、香
りの成分として、乾燥したハーブを送風路の一部に取り
付けても同様の効果がみられる。
【0039】次に、本発明の更に別の実施例について説
明する。
【0040】ところで、上記実施例では、座席1の内部
に送風機5を含む温風ユニット10や送風路3を内蔵し
ていたが、設置スペースや駆動電源設備の点で、そうし
た内蔵が困難な場合も考えられる。そこで、座席1(又
は、座席1’)には、腰掛け部分1aに、温度センサ7
と湿度センサ8を配設し(尚、座席1の側面部分1c
等、人が座ることのない部分にも温度センサ7が設けら
れていても良い)、制御回路9を設けるにとどめ、その
制御回路9と、従来から車内24に設けられている空気
調和装置とを電気的に接続し、制御しようとするもので
ある。
【0041】すなわち、こうした構成において、座席1
における乗員の温度及び、発汗状態を温度センサ7及
び、湿度センサ8で検知し、それらセンサからの検知デ
ータと、予め記憶素子13に格納されている、人が快適
と感じる状態に関する快適生理情報とを比較して、一致
するように空気調和装置を制御するものである。例え
ば、湿度センサ8の検知データが65%RH以上になる
と、空気調和装置の冷却装置22と送風装置34、又
は、送風装置34のみを稼動させて汗をしずめるように
する。この場合、急激に冷房すると体が冷えるため、室
温を1℃下げたら10分間くらいは、室温をそのまま保
ち、その後、また湿度センサ8により乗員の発汗状態を
みて温度調節するようにすると体に優しい空気調和制御
が可能となる。座席1の表面の快適な温度範囲は33℃
〜34℃であることがわかっているので、逆に、車内2
4が冷えていて乗員が着席後10分たっても快適な温度
範囲に到達しない場合は、加熱装置34等を駆動させる
ことにより寒さに対する不快感も速やかに解消すること
ができる。
【0042】次に、本発明の別の実施例について説明す
る。
【0043】即ち、上記実施例においては、座席部に温
度センサ7と湿度センサ8を両方配設するようにした
が、制御精度は若干落ちるものの、どちらか一方のセン
サだけしか配設されていなくても、もちろんよい。
【0044】すなわち、温度センサ7のみを配設した場
合でも、上述のように、温度範囲33℃〜34℃に温度
を適切に制御可能である。
【0045】又、湿度センサ8のみを配設した場合は、
その湿度センサ8とは別に予め配設されていて、人の着
席又は着席位置を検知出来るセンサ(図示省略)が人の
着席又は着席位置を検知した後、湿度センサ8の検知デ
ータが65%RT以上になれば、制御回路9からの指令
により送風機5を稼動させる。また、上述したように、
座席内湿度管理を行うために、人の着席又は着席位置を
検知出来るセンサが人の離席を検知した後、湿度センサ
8が70%RT以上を検知した場合、送風機5を稼動さ
せてもよい。又、この時、冷却装置22及びヒータ4等
をも稼動させるよにすれば更によい。
【0046】尚、上記実施例においては、温度センサ7
と湿度センサ8は、人の生理状態を検出する動作に関し
て互いに独立しており、その結果としての制御方法につ
いても個々に独立している場合について説明したが、両
方のセンサによって検出された人の生理状態に関するデ
ータを総合的に活用して、送風機5をはじめとする各種
の空気調和装置をより効果的に制御出来るようにしても
もちろんよい。
【0047】又、本発明のセンサは、上記実施例では、
温度センサ又は湿度センサであったが、例えば輻射熱を
利用した輻射センサなど、要するに人の生理状態を検出
できるものでありさえすればよい。
【0048】又、本発明の空気調和装置は、上記実施例
では、冷却装置22、加熱装置23、送風装置25、ヒ
ータ4及び、送風機5等であったが、要するに座席部及
び、その近傍における環境条件を調節できるものであり
さえすればよい。
【0049】又、本発明の快適生理情報は、上記実施例
では、温度又は湿度のデータをもとに実験的に割り出し
たが、要するに人が快適と感じる状態に関して良く相関
がとれるものでありさえすればよい。
【0050】又、本発明のセンサの取り付け場所は、上
記実施例では、座席1の腰掛け部分1aが中心であった
が、例えば背もたれ部分1bを中心とするなど、要する
に人の生理状態を検出できる場所でありさえすればよ
い。
【0051】又、本発明の座席用空気調和制御システム
は、上記実施例では車に用いられていたが、これに限ら
ず、電車、劇場、映画館など、他の座席を利用する分野
に適用可能である。
【0052】又、上記実施例においては、人の着席して
いない部分の座席1に配設された温度センサ7の検出温
度と風の温度とが相関関係にあることを利用した場合で
あったが、暖かい風の温度とその風の吹き出しにより上
昇する体温との間に相関関係がある点に着目し、人の着
席している部分の座席1に配設された温度センサ7の検
出温度とその風の温度とが相関関係にあることを利用す
るなど、要するに風の温度を検知できる手段でありさえ
すればどのような方法でもよい。
【0053】又、上記実施例においては、車内の環境条
件を、乗員が快適と感じる状態に一致するように調節す
る手段として、後ろと前の座席1、1’毎の制御を行う
ものについての説明を行ったが、座席1(あるいは座席
1’)の吹き出し孔2に個々に開閉弁(図示省略)を設
け、それらが個別に制御できるように構成することによ
って、同一座席1(1’)における一人以上の乗員に対
しても、個別に環境条件が調節できるわけで、このよう
にすれば更によい。
【0054】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、人が快適と感じる環境条件が、個人において
は、その時の活動状態等によって変化するものであり、
又、複数の人においては、個々の特性の違いによっても
変化するものであることを考慮し、人が快適と感じる状
態に関する快適生理情報を基に、座席部及び、その近傍
における環境条件を、人が快適と感じる状態に一致する
ように調節することができるという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例の座席用空気調和制御
システムの模式図である。
【図2】同実施例の座席部分の斜視図である。
【図3】同実施例の発汗感と座席部の湿度の相関図であ
る。
【図4】本発明にかかる他の実施例の座席用空気調和制
御システムにおける座席内の送風経路を示す模式図であ
る。
【図5】同実施例の座席用空気調和制御システムにおけ
る座席内の送風経路を示す模式図である。
【図6】従来の車における空気調和制御装置を説明する
模式図である。
【符号の説明】
1 座席 2 吹き出し孔 3 送風路 4 ヒータ 5 送風機 6 吸い込みフィルター 7 温度センサ 8 湿度センサ 9 制御回路 10 温風ユニット 11 吸着剤入りチューブ 12 香りのもと入りチューブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人が着席するための座席部と、その座席
    部に着席した人の生理状態を検出するセンサと、前記座
    席部及び、その近傍における環境条件を調節するための
    空気調和装置と、人が快適と感じる状態に関する快適生
    理情報を予め格納した記憶手段と、前記センサからの信
    号を入力し、その信号が快適生理情報に一致するよう
    に、前記空気調和装置を制御するための制御部とを備え
    たことを特徴とする座席用空気調和制御システム。
  2. 【請求項2】 センサは、前記座席部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の座席用空気調和制御シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 座席部は、前記空気調和装置の一部であ
    る送風機を内蔵していることを特徴とする請求項1又
    は、請求項2記載の座席用空気調和制御システム。
  4. 【請求項4】 座席部は、吸い込み部と吹き出し部とを
    有する送風経路を有し、その送風経路中を流れる空気中
    に存在する臭いの成分を、吸着する吸着剤、分解する脱
    臭触媒又は、マスキングするための香り発生器が、前記
    送風経路に設けられていることを特徴とする請求項3記
    載の座席用空気調和制御システム。
  5. 【請求項5】 センサからの信号は、前記座席部におけ
    る人の着席位置を検知することにも用いられていること
    を特徴とする請求項1又は、請求項2記載の座席用空気
    調和制御システム。
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