JPH0749059Y2 - 座 金 - Google Patents
座 金Info
- Publication number
- JPH0749059Y2 JPH0749059Y2 JP1990405990U JP40599090U JPH0749059Y2 JP H0749059 Y2 JPH0749059 Y2 JP H0749059Y2 JP 1990405990 U JP1990405990 U JP 1990405990U JP 40599090 U JP40599090 U JP 40599090U JP H0749059 Y2 JPH0749059 Y2 JP H0749059Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- washer
- connected body
- convex portions
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ボルト,ナット等によ
り電気機器相互或いは機器と部品,部品相互を接続する
時に用いる座金に関する。
り電気機器相互或いは機器と部品,部品相互を接続する
時に用いる座金に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように、ガス絶縁開閉
装置において、接地電位の架台1に箱体2をボルト,ナ
ットにより接続した場合、架台1及び箱体2の締付部分
が塗装膜により被覆され、絶縁状態にあるため、別の接
地部材で箱体2を接地している。
装置において、接地電位の架台1に箱体2をボルト,ナ
ットにより接続した場合、架台1及び箱体2の締付部分
が塗装膜により被覆され、絶縁状態にあるため、別の接
地部材で箱体2を接地している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の前記接続の場
合、箱体2を個別に接地しなければならないため、接地
作業が煩雑であり、構造が複雑になり、部品点数が増大
するという問題点がある。
合、箱体2を個別に接地しなければならないため、接地
作業が煩雑であり、構造が複雑になり、部品点数が増大
するという問題点がある。
【0004】本考案は、前記の点に留意し、接続時被接
続体が接続体と同電位になり、かつ防水作用を有する座
金を提供することを目的とする。
続体が接続体と同電位になり、かつ防水作用を有する座
金を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本考案の座金は、平板からなる環状の導電性基体
と、基体の内側及び外側に一体に装着され基体の厚みよ
り大なる厚みを有し弾性体からなる環状のシール体と、
基体の上面及び下面にそれぞれ形成された複数の凸部と
を備えたものである。
に、本考案の座金は、平板からなる環状の導電性基体
と、基体の内側及び外側に一体に装着され基体の厚みよ
り大なる厚みを有し弾性体からなる環状のシール体と、
基体の上面及び下面にそれぞれ形成された複数の凸部と
を備えたものである。
【0006】
【作用】前記のように構成された本考案の座金は、環状
の基体の上面及び下面に複数の凸部が形成されているた
め、ボルト,ナットによる締付時、上,下面の各凸部が
接続体,被接続体に塗装膜を破って圧入し、接続体と被
接続体とを電気的に同電位にし、かつ、基体の内側及び
外側のシール体が防水作用をし、防錆対策となる。
の基体の上面及び下面に複数の凸部が形成されているた
め、ボルト,ナットによる締付時、上,下面の各凸部が
接続体,被接続体に塗装膜を破って圧入し、接続体と被
接続体とを電気的に同電位にし、かつ、基体の内側及び
外側のシール体が防水作用をし、防錆対策となる。
【0007】
【実施例】1実施例について図1ないし図6を参照して
説明する。
説明する。
【0008】まず図5において、架台1に箱体2及び容
器3がボルト4,ナットにより装着され、架台1と箱体
2又は容器3との間に使用される座金が、本考案の座金
である。
器3がボルト4,ナットにより装着され、架台1と箱体
2又は容器3との間に使用される座金が、本考案の座金
である。
【0009】図1ないし図3について、本考案の座金5
を説明する。
を説明する。
【0010】6は弾性を有し平板からなる円環状の導電
性基体、7は基体6の内側及び外側に一体に装着された
シール体であり、基体6の厚みより大なる厚みを有し、
弾性体からなる円環状であり、基体6にはめ込み或いは
接着剤により装着されている。
性基体、7は基体6の内側及び外側に一体に装着された
シール体であり、基体6の厚みより大なる厚みを有し、
弾性体からなる円環状であり、基体6にはめ込み或いは
接着剤により装着されている。
【0011】8は基体6の上面及び下面に切起しにより
形成された複数の凸部であり、切起しの方向が上面と下
面と交互であり、上面が凸部8であれば下面に凹部9が
形成され、片面には凸部8と凹部9が交互に形成されて
いる。
形成された複数の凸部であり、切起しの方向が上面と下
面と交互であり、上面が凸部8であれば下面に凹部9が
形成され、片面には凸部8と凹部9が交互に形成されて
いる。
【0012】つぎに図6に、架台1の側板10に箱体2
の取付板11を本考案の座金5を介してボルト4及びナ
ット12により装着した状態を示す。
の取付板11を本考案の座金5を介してボルト4及びナ
ット12により装着した状態を示す。
【0013】この場合、図4に示すように、凸部8が側
板10の塗装膜13を破って側板10にくい込み、側板
10と基体6とが同電位になり、又、取付板11側も同
様に凸部8が取付板11に塗装膜を破って圧入する。従
って側板10と取付板11とが同電位になる。
板10の塗装膜13を破って側板10にくい込み、側板
10と基体6とが同電位になり、又、取付板11側も同
様に凸部8が取付板11に塗装膜を破って圧入する。従
って側板10と取付板11とが同電位になる。
【0014】さらに、ボルト4,ナット12の締付けに
より、シール体7が圧縮され、図6に示すように、凸部
8が切起しであるため凸部8も凹部9側へ変形する。
より、シール体7が圧縮され、図6に示すように、凸部
8が切起しであるため凸部8も凹部9側へ変形する。
【0015】そして、塗装膜13の破れた部分には、基
体6の内側,外側のシール体7により雨水の浸入が防止
され、錆びることがない。
体6の内側,外側のシール体7により雨水の浸入が防止
され、錆びることがない。
【0016】又容器3の取付板14の取付けに際して
も、本考案の座金5が使用される。
も、本考案の座金5が使用される。
【0017】
【考案の効果】本考案は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載する効果を奏する。
ているので、以下に記載する効果を奏する。
【0018】平板からなる環状の導電性基体6の内側及
び外側に基体6より厚みが大きく弾性体からなる環状の
シール体7が一体に装着され、基体6の上面及び下面に
複数の凸部8が形成されているため、この座金5を用い
て接続体に被接続体をボルト,ナットにより締付けるこ
とにより、凸部8が接続体,被接続体の塗装膜13を破
ってくい込み、座金5を介して被接続体が接続体と同電
位となり、従来のように、被接続体に個別の接地手段を
施す必要がなく、接地作業が省略され、構造が簡単で部
品点数も減少する。
び外側に基体6より厚みが大きく弾性体からなる環状の
シール体7が一体に装着され、基体6の上面及び下面に
複数の凸部8が形成されているため、この座金5を用い
て接続体に被接続体をボルト,ナットにより締付けるこ
とにより、凸部8が接続体,被接続体の塗装膜13を破
ってくい込み、座金5を介して被接続体が接続体と同電
位となり、従来のように、被接続体に個別の接地手段を
施す必要がなく、接地作業が省略され、構造が簡単で部
品点数も減少する。
【0019】さらに、塗装膜13の破壊部の周囲がシー
ル体7で保護され、雨水の浸入が防止され、防錆処理を
施す必要もない。
ル体7で保護され、雨水の浸入が防止され、防錆処理を
施す必要もない。
【図1】本考案の座金の1実施例の切断正面図である。
【図2】図1の一部の斜視図である。
【図3】図1の一部の拡大断面図である。
【図4】締付け時の一部の拡大断面図である。
【図5】取付状態の斜視図である。
【図6】図5の一部の拡大断面図である。
【図7】従来の取付状態を示す正面図である。
5 座金 6 基体 7 シール体 8 凸部
Claims (1)
- 【請求項1】 平板からなる環状の導電性基体と、該基
体の内側及び外側に一体に装着され前記基体の厚みより
大なる厚みを有し弾性体からなる環状のシール体と、前
記基体の上面及び下面にそれぞれ形成された複数の凸部
とを備えた座金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990405990U JPH0749059Y2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 座 金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990405990U JPH0749059Y2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 座 金 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0495114U JPH0495114U (ja) | 1992-08-18 |
JPH0749059Y2 true JPH0749059Y2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=33524395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990405990U Expired - Lifetime JPH0749059Y2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 座 金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0749059Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013108805A1 (ja) * | 2012-01-20 | 2013-07-25 | 矢崎総業株式会社 | アース接続構造及びその製造方法 |
JP5956825B2 (ja) * | 2012-05-10 | 2016-07-27 | 日本航空電子工業株式会社 | 接続部材及びそれを備えた接続構造体 |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP1990405990U patent/JPH0749059Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0495114U (ja) | 1992-08-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081120 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081120 |
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Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091120 |
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