JPH0613526Y2 - ケーブルヘッド頭部の絶縁カバー - Google Patents

ケーブルヘッド頭部の絶縁カバー

Info

Publication number
JPH0613526Y2
JPH0613526Y2 JP3798688U JP3798688U JPH0613526Y2 JP H0613526 Y2 JPH0613526 Y2 JP H0613526Y2 JP 3798688 U JP3798688 U JP 3798688U JP 3798688 U JP3798688 U JP 3798688U JP H0613526 Y2 JPH0613526 Y2 JP H0613526Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
head
cable head
cylindrical body
cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3798688U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01143241U (ja
Inventor
栄作 橘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP3798688U priority Critical patent/JPH0613526Y2/ja
Publication of JPH01143241U publication Critical patent/JPH01143241U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0613526Y2 publication Critical patent/JPH0613526Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Patch Boards (AREA)
  • Insulators (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は閉鎖配電盤内において、ケーブルヘツドの頭部
に取付けられる絶縁カバーに関する。
〈従来の技術〉 閉鎖配電盤の外形寸法は製作、輸送、搬入、据付の各面
から考えて可及的に縮小化することが望ましく、その設
計に当つてはこれを念頭に置いて行われる。そして通常
は収納される主機器、例えば遮断器等が基準となつて閉
鎖配電盤の外形寸法が決められるが、特に盤幅寸法の縮
小化を図るためには従来より第5図及び第6図に示すよ
うな構造が一般的にとられている。
第5図は22,33KVの閉鎖配電盤のうちの配電線盤の一例
である。この例は第5図(C)のブロツクスケルトンに示
すように、母線(11)−遮断器(12)−変流器(13)−可撓導
体(14)−ケーブルヘツド(15)−ケーブル(16)と接続され
負荷に電力が供給されるものである。このような場合の
閉鎖配電盤の盤幅は遮断器(12)の幅が基準となつて決ま
るが、例えば1200mmの盤幅でこの遮断器(12)が収納可能
であるとする。しかしケーブルヘツド(15)の部分に於い
て、ケーブルヘツド(15)の充電部相互間に規定の絶縁距
離をとり、また、ケーブルヘツド(15)の充電部と枠体
(1)の大地間に規定の絶縁距離をとつた結果、この部分
に於いては1400mmの盤幅が必要であるという場合、第5
図(a),(b)の側面図、背面図に示すようにケーブルヘツ
ド(15)の部分の相間及び大地間に絶縁バリヤ(2)を設け
ることによつて盤幅を1200mmに縮小する手法が一般的に
とられている。そして絶縁バリヤ(2)は第6図の如く、
枠体(1)にボルト締付又は溶接等によつて固着された固
定具(3)の取付穴(31)と、この取付穴(31)に対応して絶
縁バリヤ(2)に設けられた取付穴(21)を合せた上ボルト
により取付けられる。
ところで、ケーブルヘツド(15)はケーブル(16)の端末処
理に用いられるものであるが、これは閉鎖配電盤が現地
の所定場所に設置された後、ケーブル(16)を布設すると
きに取付けられるものである。従つて、このケーブルヘ
ツド(15)を閉鎖配電盤の内部に取付ける時、絶縁バリヤ
(2)が取付けられていると作業が非常に困難で、しかも
絶縁バリヤ(2)を壊してしまう危険性があることから、
通常この時絶縁バリヤ(2)を一旦取りはずし、その後ケ
ーブルヘツド(15)の取付作業を行なう。そしてケーブル
ヘツド(15)の取付作業が終つてから再び絶縁バリヤ(2)
の取付けを行なつている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ケーブルヘツド(15)が取付けられた後絶縁バリヤ(2)を
取付ける時、第6図(a)に示す閉鎖配電盤の手前側にあ
るイ,ロの部分のボルトの締付作業は容易に行なうこと
が出来るが、閉鎖配電盤の奥側にあるハ,ニの部分のボ
ルトの締付作業はケーブルヘツド(15)があるために狭い
部分に身体を入れて行なわなければならず、こういつた
絶縁バリヤでは非常に作業が困難でそのため作業時間が
多くかかり、また取付構造も複雑なものになる等の欠点
があつた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記絶縁バリヤの問題点に鑑みてこれに代わる
有効な絶縁カバーを提案するもので、 上部をケーブルヘツドの頭部キヤツプの外径より小さい
内径の筒状体に形成するとともに下部を前記ケーブルヘ
ツドの頭部キヤツプの外径より若干大きい内径の筒状体
に形成した下段カバーと、該下段カバーの上部筒状体に
包囲状態に且つ前記上部筒状体の上端よりも上方に前記
ケーブルヘツドの頭部キヤツプの上面に設けられた端子
を覆う程度まで延出した状態で取付けられ、はめ込み用
のスリツトを設けた弾性を有する上段カバーで構成した
絶縁カバーによつてケーブルヘツドの頭部キヤツプ及び
端子部分を包囲状態に覆うことを特徴とするものであ
る。
〈作用〉 上記絶縁カバーとすることによつてケーブルヘツドの頭
部キヤツプ及び端子部分の充電部が包囲状態に覆われる
ため従来の絶縁バリヤを用いた場合と同様に閉鎖配電盤
の盤幅を縮小することができるようになる。
〈実施例〉 本考案の一実施例を第1図乃至第4図により詳細に説明
する。従来例を示す第5図乃至第6図と同一符号は同一
のものまたは相当のものを示す。
第1図は本考案の絶縁カバーの取付状態を示す図、第2
図は下段カバーの詳細図、第3図は上段カバーの詳細
図、第4図はケーブルヘツドの頭部キヤツプの外径が異
なる場合の対応方法を説明する図である。
第1図の取付状態を示す図のように、本考案の絶縁カバ
ーは上段カバー(5)と下段カバー(4)の組合せによつて構
成し、ケーブルヘツド(15)の頭部キヤツプ(15a)及び端
子(15b)部分を包囲状態に覆うようにしたものであり、
その詳細な構造は第2図及び第3図で示している。
第2図は下段カバー(4)の詳細図で、上部をケーブルヘ
ツド(15)の頭部キヤツプ(15a)の外径より小さい内径の
筒状体(4A)に形成するとともに下部をケーブルヘツド(1
5)の頭部キヤツプ(15a)の外径より若干大きい内径の筒
状体(4B)に形成する。そして上部筒状体(4A)の壁面に上
段カバー(5)取付用の係止孔(4a)を複数個所(図面では
3ケ所)設け、下部筒状体(4B)の内壁面に位置固定用の
係止片(4b)を複数個所(図面では4ケ所)設ける。この
係止片(4b)については第4図を用いて後述する。
第3図は上段カバー(5)の詳細図で、前記下段カバー(4)
の上部筒状体(4A)に包囲状態に取付けるものであり、は
め込み用のスリツト(5b)及びこのスリツト縁部にスリツ
ト閉塞用の封止片(5c),(5c′)を設けている。そして壁
面の比較的下部に下段カバー(4)に設けられた係止孔(4
a)に嵌合する係止凸部(5a)を前記係止孔(4a)と同数個内
側に向けて突設する。この係止孔(4a)と係止凸部(5a)は
入れ替えて設けてもよい。
而して、上段カバー(5)と下段カバー(4)のケーブルヘツ
ド(15)への取付けは、まずケーブルヘツド(15)の上方か
ら下段カバー(4)を被せ、次にケーブルヘツドの端子(15
b)に可撓端子(14)を接続し、その後上段カバー(5)を第
3図(a)に示すように封止片(5c),(5c′)を矢印の方向に
広げてスリツト(5b)の開口幅を大きくし下段カバー(4)
にはめ込んで下段カバー(4)の係止孔(4a)に上段カバー
(5)の係止凸部(5a)を嵌合させる。そして上段カバー(5)
の封止片(5c),(5c′)を合せて封止孔(5d)に図示しない
樹脂ボルトを挿入し樹脂ナツトにて締結する。
ところで、ケーブルヘツド(15)の外形寸法はケーブルサ
イズによつて異なり従つて頭部キヤツプ(15a)の直径寸
法も一定ではなく3段階程度に分かれる。このため下段
カバー(4)の下部筒状体(4B)の内壁面に設けている位置
固定用の係止片(4b)は第2図(b)に示すようにケーブル
ヘツド(15)の頭部キヤツプ(15a)の直径に応じた3段階
の内寸法D1,D2,D3を有した形状に形成している。そして
第4図に示すように頭部キヤツプ(15a)が小サイズの場
合は同図(a)の如くに装着し、中サイズの場合は同図(b)
の如く黒塗りした部分を切削して装着し、大サイズの場
合は同図(c)の如く黒塗りした部分を切削して装着する
ようにすれば頭部キヤツプ(15a)に対し安定した状態に
固定できる。
尚、以上のことから本考案の絶縁カバーは少なくとも上
段カバーにあつては弾性を有したものであることが必要
であり、下段カバーにあつてはナイフ程度のもので係止
片を容易に切削できる程度の軟度を有した樹脂製である
ことが望ましい。
〈考案の効果〉 以上のことから本考案の絶縁カバーによると、従来の絶
縁バリヤを用いた場合と同様に閉鎖配電盤の盤幅が縮小
できるうえ、非常に作業が容易でそのため作業時間が少
くてすみ、また取付構造も簡単なものになる等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示し、第1図は
絶縁カバーの取付状態を示す図、第2図は下段カバーの
詳細図で(a)は平面図、(b)は側面断面図、第3図は上段
カバーの詳細図で(a)は平面図、(b)は側面断面図、第4
図(a)(b)(c)はケーブルヘツドの頭部キヤツプの外径が
異なる場合のそれぞれの対応方法を説明する図である。 第5図及び第6図は従来例を示し、第5図は22,33KVの
閉鎖配電盤のうちの配電線盤の一例を示す図で(a)は側
面図、(b)は背面図、(c)はブロックスケルトン、第6図
はケーブルヘツド取付部分の詳細図で(a)は側面図、(b)
は背面図である。 4……下段カバー、4A……上部筒状体 4B……下部筒状体、4a……係止孔 4b……係止片、5……上段カバー 5a……係止凸部、5b……スリツト 5c,5c′……封止片、5d……封止孔 15……ケーブルヘツド、15a……頭部キヤツプ 15b……端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部をケーブルヘツドの頭部キヤツプの外
    径より小さい内径の筒状体に形成するとともに該上部筒
    状体壁面に上段カバー取付用の複数の係止部を設け、下
    部を前記ケーブルヘツドの頭部キヤツプの外径より若干
    大きい内径の筒状体に形成するとともに該下部筒状体内
    壁面に位置固定用の複数の係止片を設けた下段カバー
    と、 前記下段カバーの上部筒状体に包囲状態に且つ前記上部
    筒状体の上端よりも上方に前記ケーブルヘツドの頭部キ
    ヤツプの上面に設けられた端子を覆う程度まで延出した
    状態で前記係止部に嵌合させて取付られ、はめ込み用の
    スリツト及び該スリツト縁部に一体に設けられたスリツ
    ト閉塞用の封止片を設けた弾性を有する上段カバー で構成されたケーブルヘツドの頭部キヤツプ及び端子部
    分を包囲状態に覆うケーブルヘツド頭部の絶縁カバー。
JP3798688U 1988-03-22 1988-03-22 ケーブルヘッド頭部の絶縁カバー Expired - Lifetime JPH0613526Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3798688U JPH0613526Y2 (ja) 1988-03-22 1988-03-22 ケーブルヘッド頭部の絶縁カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3798688U JPH0613526Y2 (ja) 1988-03-22 1988-03-22 ケーブルヘッド頭部の絶縁カバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01143241U JPH01143241U (ja) 1989-10-02
JPH0613526Y2 true JPH0613526Y2 (ja) 1994-04-06

Family

ID=31264557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3798688U Expired - Lifetime JPH0613526Y2 (ja) 1988-03-22 1988-03-22 ケーブルヘッド頭部の絶縁カバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0613526Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5681960B2 (ja) * 2011-03-03 2015-03-11 株式会社ダイヘン ブッシング端子カバー

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01143241U (ja) 1989-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE69833159T2 (de) Antriebseinheit für eine dynamoelektrische Maschine
KR200485290Y1 (ko) 배전반
JPH0613526Y2 (ja) ケーブルヘッド頭部の絶縁カバー
KR200402632Y1 (ko) 변류기 케이스
US6667681B1 (en) Network protector fuse housing
JP2554846Y2 (ja) 配電線用絶縁カバー
KR19990022722U (ko) 배전반프레임용코너연결구설치구조
JP2000308242A (ja) バスダクト接続部
JP3521678B2 (ja) 高圧受電設備
JP2003304626A (ja) プラグイン分岐構造
JPS62183Y2 (ja)
KR200305508Y1 (ko) 배전용 피뢰기의 접속단자
JPH035076Y2 (ja)
US4927982A (en) Wire channel bushing and electrical enclosures coupled therewith
JPS644254Y2 (ja)
JPS6019471Y2 (ja) ガス絶縁機器の端末装置
CA2602866A1 (en) Guard and electrical enclosure employing the same
JPH0235160Y2 (ja)
JP2002044809A (ja) 高圧受電用キュービクル
JP2007151306A (ja) 金属閉鎖形スイッチギヤ
JP2961209B2 (ja) 架空配電線路の支持装置及びそれに使用する開閉装置
JP3385932B2 (ja) 母線外被接続装置
JP3459027B2 (ja) ブスバーと外部端子との接続構造
JPH0624996Y2 (ja) 地上設置型変圧器装置
JPH08298711A (ja) 電気機器の取付構造