JPH0235160Y2 - - Google Patents

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JPH0235160Y2
JPH0235160Y2 JP1984104843U JP10484384U JPH0235160Y2 JP H0235160 Y2 JPH0235160 Y2 JP H0235160Y2 JP 1984104843 U JP1984104843 U JP 1984104843U JP 10484384 U JP10484384 U JP 10484384U JP H0235160 Y2 JPH0235160 Y2 JP H0235160Y2
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JP
Japan
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gas
seal packing
insulating container
container
filled power
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JP1984104843U
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JPS6119938U (ja
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> この考案は、六フツ化イオウガス(以下SF6ガ
スという。)を封入した開閉器、しや断器の如く、
ガスを封入した電力機器に関し、更に詳細にいえ
ば、2以上のユニツトをボルト、およびナツトで
一体化して絶縁容器を構成しているガス封入電力
機器に関する。
<従来技術> 開閉器、しや断器の絶縁容器の内部に消弧特性
が優れたSF6ガス等を封入することにより優れた
開閉特性、しや断特性を提供できるガス封入電力
機器が従来から使用されている。
上記絶縁容器の構成としては、第4図に示すよ
うにエポキシ樹脂等製の容器下半部13と容器上
半部12とを、そのフランジ13′,12′を当接
させ、当接面所定位置に形成した凹溝16′内に、
ゴム製のシールパツキング16を取付けた状態で
ボルト14、およびナツト15により一体化した
構造が採用されている。そして、ボルト14、お
よびナツト15が中間電位であるから、絶縁容器
11内部に取付けられた高圧充電部17との間で
コロナが発生する虞れがあり、コロナ発生を確実
に防止するために、絶縁容器11内部であつて、
しかも容器上半部12と容器下半部13との当接
部全周に電位固定線20を取付けるとともに、電
位固定線20を絶縁容器11内の大地電位と接続
している。すなわち、電位固定線20を、高圧充
電部17と絶縁体21を介して固定され且つ絶縁
容器11を気密に貫通した導電性の駆動軸22
に、絶縁容器11内においてリード線23を介し
て接続しており、この駆動軸22を接地線24に
よつて大地電位に接続している。
したがつて、絶縁容器11を組立てる場合に、
ゴム製のシールパツキング16、ボルト14、ナ
ツト15の他に電位固定線20が必要であり、部
品点数が増加して高価になるとともに、絶縁容器
11の組立てに当たつて電位固定線20の機械的
固定が不完全になる場合があり、この場合には地
絡の虞れがあるという不都合を有している。
<目的> この考案は上記の問題点に鑑みてなされたもの
であり、電位固定線を特別に取付けることなく、
絶縁容器の外部に存在する中間電位部分を高圧充
電部分からシールドし、コロナの発生を防止でき
るガス封入電力機器を提供することを目的とす
る。
<構成> 上記の目的を達成するため、この考案のガス封
入電力機器の構成としては、絶縁容器を2以上に
分割し、各ユニツトのフランジをボルト、および
ナツトで一体的に結合してなるガス封入電力機器
において、上記フランジの互に当接する部分にガ
スシール用の導電性ゴムで形成されたシールパツ
キングを取付けるとともに、シールパツキングを
大地電位と接続したことを特徴としている。
<実施例> 以下、実施例を示す添付図面によつて詳細に説
明する。
第1図はガス封入電力機器の要部を示す縦断面
図であり、ユニツトとしてのエポキシ樹脂等製の
容器上半部2のフランジ2′とユニツトとしての
容器下半部3のフランジ3′とをボルト4、およ
びナツト5によつて一体的に連結するとともに、
当接部に導電性ゴムで形成されたシールパツキン
グ6を取付けて上記連結部を気密的に保持し、容
器上半部2と容器下半部3とで形成される絶縁容
器1内に高圧充電部7を取付けてある。
第2図をも参照して更に詳細に説明すれば、容
器下半部3の上端縁には水平外方にのびるフラン
ジ3′を形成してあるとともに、フランジ3′の所
定位置に、全周にわたつてのびるシールパツキン
グ6嵌入用の溝6′を形成してあり、更にフラン
ジ3′の所定位置に、ボルト4挿通用の孔4′を形
成してある。また、容器上半部2については、特
に図示していないが、容器下半部3と上下位置が
逆になつた点、およびフランジ2′下面にシール
パツキング嵌入用の溝を形成していない点が異な
るのみであり、他の部分の構成は同一である。
そして、上端が上記溝6′に臨み、下端が絶縁
容器1外部に臨むようフランジ3′に取付けられ
た埋込式の接地金属8を、接地線10を介して大
地電位と接続している。
以上の構成であれば、絶縁容器1内部の高圧充
電部7と、絶縁容器1外部の、中間電位となるボ
ルト4、およびナツト5との間に大地電位と接続
された導電性ゴム製のシールパツキング6が存在
して両者間をシールドするので、コロナの発生を
確実に防止できるとともに、絶縁容器1内部に電
位固定線を取付ける場合のように、部品点数が増
加して高価になり、或は地絡の虞れを生ずるとい
う不都合を確実に解消できることになる。
シールパツキング6に接続した接地金属8の下
端が、絶縁容器1の外部に臨んでいるので、当該
接地金属8と接地線10との接続を、目視確認す
ることができる。
第3図は他の実施例を示す要部断面図であり、
上記実施例と異なる点は、接地金属8をフランジ
3′に埋込式に取付ける代わりに、ガス上半部2
のフランジ2′と容器下半部3のフランジ3′との
間に、一端が導電性ゴム製のシールパツキング6
と接続され、他端寄り所定位置がボルト4と接続
される接地金属片8′を挟み込んで保持させ、ボ
ルト4を接地線10を介して大地電位9と接続し
た点のみである。
したがつて、この実施例の場合には、接地金属
片8′とボルト4との接続を目視確認することが
できるので、上記実施例の場合と同様にコロナの
発生を確実に防止できるとともに、電位固定線の
取付けに伴なう従来技術の不都合を確実に解消で
きることになる。
尚、この考案は以上の実施例に限定されるもの
ではなく、例えば接地金属片8′をナツト5と接
続すること、ナツト5を大地電位9と接続するこ
と等が可能である他、絶縁容器1を3つ以上のユ
ニツトで構成することもでき、その他この考案の
要旨を変更しない範囲において種々の設計変更を
施すことができる。
<効果> 以上のようにこの考案は、絶縁容器のユニツト
同士をボルト、およびナツトで一体的に連結する
とともに、連結部を導電性ゴム製のシールパツキ
ングでシールし、このシールパツキングを大地電
位と接続しているので、中間電位となるボルト、
ナツト等を高圧充電部からシールドしてコロナの
発生を確実に防止でき、しかも電位固定線の取付
けが不要となるので部品点数、組立工程数の減
少、ひいてはコストグウンを達成できるという特
有の実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はガス封入電力機器の一実施例を示す要
部縦断面図、第2図は容器下半部の斜視図、第3
図は他の実施例を示す要部縦断面図、第4図は従
来例を示す要部縦断面図。 1……絶縁容器、4……ボルト、5……ナツ
ト、6……シールパツキング、9……大地電位。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 絶縁容器を2以上に分割し、各ユニツトのフ
    ランジをボルト、およびナツトで一体的に結合
    してなるガス封入電力機器において、上記フラ
    ンジの互に当接する部分にガスシール用の導電
    性ゴムで形成されたシールパツキングを取付け
    るとともに、シールパツキングを大地電位と接
    続したことを特徴とするガス封入電力機器。 2 シールパツキングを、少なくとも一部が絶縁
    容器の外部に臨むようにフランジに取り付けら
    れた接地金属に接続し、この接地金属を接地線
    を介して大地電位に接続している上記実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のガス封入電力機
    器。 3 シールパツキングをボルトと接続し、ボルト
    を大地電位と接続することにより、シールパツ
    キングを大地電位と接続している上記実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のガス封入電力機
    器。
JP10484384U 1984-07-11 1984-07-11 ガス封入電力機器 Granted JPS6119938U (ja)

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JP10484384U JPS6119938U (ja) 1984-07-11 1984-07-11 ガス封入電力機器

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JP10484384U JPS6119938U (ja) 1984-07-11 1984-07-11 ガス封入電力機器

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Publication Number Publication Date
JPS6119938U JPS6119938U (ja) 1986-02-05
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JP10484384U Granted JPS6119938U (ja) 1984-07-11 1984-07-11 ガス封入電力機器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0245227A (ja) * 1988-08-05 1990-02-15 Jeco Co Ltd 油液残量計測装置

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JPS6119938U (ja) 1986-02-05

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