JPS6041764Y2 - 閉鎖配電盤 - Google Patents

閉鎖配電盤

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Publication number
JPS6041764Y2
JPS6041764Y2 JP1769679U JP1769679U JPS6041764Y2 JP S6041764 Y2 JPS6041764 Y2 JP S6041764Y2 JP 1769679 U JP1769679 U JP 1769679U JP 1769679 U JP1769679 U JP 1769679U JP S6041764 Y2 JPS6041764 Y2 JP S6041764Y2
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JP
Japan
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current transformer
hole
ground plate
insulating
type current
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JP1769679U
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English (en)
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JPS55120210U (ja
Inventor
信男 正木
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は公称電圧3.3kv〜33kvの系統に適用さ
れる閉鎖配電盤に係り、その主回路断路部の絶縁特性の
改良に関するものである。
第1図は一般的な電力系統の代表部分を示す。
この電力系統を第2図で示すように単位盤毎に接続構成
する場合を説明する。
母線1は第2図で示す単位盤の天井部にそれぞれ共通に
配設され、各単位盤の各回路毎にしゃ断器2や交流器3
を介してケーブル41こ接続され、このケーブル4で負
荷などに電気を供給している。
このような閉鎖配電盤の製作上のポイントは、しゃ断器
2と盤側導体とを接続している主回路断路部5をいかに
設計し、特徴ある主回路断路部(以下PDSと略称する
)にするかで製品のコスト競争力が左右される。
第2図の場合、貫通形の変流器3をケーブル室6に収納
しているが、この種の機成の場合、変流器3に接続する
制御線が、所定の制御室に達するまで、盤内の各コンパ
ートメント間を渡るため配線作業に多くの手間を要し、
構造的にも困難である。
また負荷容量の変更により、貫通形の変流器3を交換す
る時は、ケーブル6内に配設されたケーブル4の1部分
を分解する必要があるなどのデメリットがある。
このため上記デメリットを解消し、かつ盤を縮小する場
合など、第3図に示す盤構成にすることがある。
即ち、貫通形変流器を、しゃ断器室7の前記PDSの前
方となる部分に取付けである。
この盤構成の場合前述した。
制御線の配線は、各種配線が施されたしゃ断器室7内で
他の配線と共に処理でき、また貫通形変流器3の交換は
、しゃ断器室7側からできるため、従来のケーブル室6
内で行つ場合に比べ作業スペースもあり容易である。
さらに母線1まわり、ケーブル4まわりを固体絶縁、複
合絶縁などにより縮小しても対応できるなどの特徴があ
る。
しかし、第3図の盤構成の場合、貫通形変流器3とPD
S 5との結合部をいかにコンパクトにするかが、機幅
の縮小に不可欠である。
この部分の従来の代表例を第4図に示す。
12はしゃ断器室7とケーブル室6との間を仕切る接地
板(以下これを取付板として説明する)で、PDS13
を貫通状態で取付ける。
このPDS13の前面に絶縁筒11を一体的に設け、こ
の絶縁筒11に貫通形変流器3を取付ける。
この場合、貫通形変流器3を装着するため、絶縁筒11
の径φBは必然的に小さくなり、取付板12の穴径φC
との差が大きくなる。
この場合の雷インパルス電圧特性はマイナスが低下し、
このマイナス特性で穴径φC寸法が決まる。
なぜならしゃ断器などのフィンガアーム8は円形導体が
使用されるが、取付板12の取付穴φCは打抜加工、切
抜加工が一般的であり、電界集中度旨はフィンガーアー
ム8の約3倍以上、取付穴φCの端部が高くなるためで
ある。
このマイナス電圧特性の向上のためには絶縁筒11のφ
Bを大きくする必要がある。
しかしこの場合は貫通形変流器3の径も大きくなり、そ
の外径φAが大きくなる。
このためしゃ断器の相間寸法は、この外径φAで左右さ
れるようになる。
従っていかに外径φAを適用電圧に相当したしゃ断器の
相間寸法以下におされるかが、第3図の盤構成を製品化
できるかどうかのポイントになっていた。
そこで従来はマイナス雷インパルス電圧特性を向上させ
るための方法として次のよな方法を採用していた。
(a) 取付板12の穴端部にリングを設け、電界緩
和する。
(b) PDS 13の内部に電極を埋め込み(図示
せず)エポキシレジンなどの内部で電界緩和する。
(C) 取付板12の穴端部に絶縁プツシを入れ電界
緩和する。
しかし、上記の(a)、 (b)、 (C)は、いずれ
も電界緩和のために別の用品を要し、形状がコンパクト
化できなかったり、面倒な取付作業を要した。
本考案の目的は、PDSの前面部に絶縁筒を一体的に設
け、これに貫通形変流器を装着するに当り、上記PDS
を貫通支持する接地板と、PDSに接続するフィンガー
アーム間における雷インパルスのマイナス特性を向上さ
せることにより、前記絶縁の径を小さくし、その結果貫
通形変流器の外径寸法を小さくして機幅をおさえて、保
守しやすい閉鎖配電盤を提供することにあり、その特徴
とするところは、取付用接地板の穴端部の電界緩和をせ
ずに、貫通形変流器とPDSとの組合せ部分を改良して
マイナス雷インパルス電圧特性を向上させることにある
以下本考案を第5図に示す一実施例を参照して説明する
貫通形変流器3のPDS13と対向する端面にヒダ14
を設ける。
一方PDSi3の接地板12への取付用フランジには上
記貫通形変流器3のヒダ14が入る凹形溝15を設ける
そして貫通形変流器3の取付けに当っては、そのヒダ1
4を凹形溝15に挿入する。
すなわち取付板12の穴端部に直交するようにヒダ14
と凹形溝15を設ける。
このような構成にすることにより、電気的には、取付板
12の穴端部16とフィンがアーム8との間に絶縁筒1
1とヒダ14が直交しており、複合絶縁が構成されたこ
とになる。
即ち、第4図で示す従来は、1枚の絶縁バーリヤ効果の
ある複合絶縁であるが、第5図で示す本考案のものは、
接地側にもヒダ14を設けた2枚の絶縁バーリヤ効果に
なる。
ここで、絶縁バーリヤ効果は、電位の高い方向に位置す
るほうが、絶縁特性が向上するため、フィンガアーム8
にマイナスが発生した場合、取付板12のほうが、電位
が高くなり、貫通形変流器3のヒダ14と、PDS 1
3のフランジに形成した溝15が双方バーリヤ効果とし
て作用し、マイナス電圧特性が向上する。
この結果、プラス、マイナスの電圧特性がほぼ同一にな
り、電気的にムダのない絶縁になる。
従って、絶縁筒11の外径φB寸法が小さくなり、貫通
形変流器13の外径φAを小さくでき、電圧に適したP
DS配置が可能になる。
上記実施例では貫通形変流器3にヒダ14を設けたが、
第6図に示すようにPDS13にそのフランジ面から絶
縁筒11の外側に延びるヒダ17を設け、貫通形変流器
3の端面には凹形溝18を設け、0寸法を縮小してもよ
い。
以上のように、本考案によれば貫通形変流器を主回路断
路部前面に取付ける閉鎖配電盤において、貫通形変流器
と、主回路断路部との対向面に互いに嵌合し合うひだと
凹形溝を設けたことにより、電気的特性を向上させ、主
回路断路部配置寸法を縮小でき、組立、保守点検の容易
な閉鎖配電盤が構成できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な系統例を示す単線結線図、第2図は従
来の閉鎖配電盤構成例を示す側面構成図、第3図は本考
案を用いようとする盤構成例を示す側面構成図、第4図
は従来の貫通変流器とPDSの組合せを示す断面図、第
5図は本考案の閉鎖配電盤における貫通形変流器とPD
Sの組合せの一実施例を示す断面図、第6図は本考案の
他の実施例を示す断面図である。 8・・・・・・導電体、15・・・・・・凹形溝、11
,13・・・・・・絶縁筒、12・・・・・・接地板、
3・・・・・・貫通形変流器、14・・・・・・ヒダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接地板に穴をあけ、この穴に、その内径より小さな外径
    を有し、その内部中心に軸線に沿って導電体が配設され
    る絶縁筒を貫通させ、この絶縁筒の周囲に設けた絶縁性
    のフランジを、前記接地板の穴の周囲に一側面側から接
    合させて取付け、上記接地板のフランジとの接合面と反
    対方向に延びる絶縁筒の周囲に貫通形変流器を装着して
    戒り、前記フランジの接地板の穴に面する部分と、これ
    に対向する貫通形変流器の端面部との間に、互いに嵌合
    し合う絶縁性のひだ及び溝を形成したことを特徴とする
    閉鎖配電盤。
JP1769679U 1979-02-16 1979-02-16 閉鎖配電盤 Expired JPS6041764Y2 (ja)

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JP1769679U JPS6041764Y2 (ja) 1979-02-16 1979-02-16 閉鎖配電盤

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Publication Number Publication Date
JPS55120210U JPS55120210U (ja) 1980-08-26
JPS6041764Y2 true JPS6041764Y2 (ja) 1985-12-19

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