JPS6138256Y2 - - Google Patents

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JPS6138256Y2
JPS6138256Y2 JP6283880U JP6283880U JPS6138256Y2 JP S6138256 Y2 JPS6138256 Y2 JP S6138256Y2 JP 6283880 U JP6283880 U JP 6283880U JP 6283880 U JP6283880 U JP 6283880U JP S6138256 Y2 JPS6138256 Y2 JP S6138256Y2
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JP
Japan
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antenna
vehicle body
flange
conductive
outer panel
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JP6283880U
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JPS56163309U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両用アンテナにおいて、そのア
ンテナロツドが絶縁材を介して絶縁状態で収容さ
れるアンテナケースを車体外板に接地させて取り
つける装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来、第1図に示すように、アンテナケース5
1の中心孔には、絶縁材57を介してアンテナロ
ツド58がアンテナケース51と絶縁状態で収納
されている。そして、アンテナケース51は、車
体外板Pに対し、その表裏両面に相対向するアン
テナオーメント53とアンテナベース52に保持
された状態において、アンテナベース52の上面
に形成された突起52aを車体外板Pに金属接触
させることで、アンテナケース51が車体外板P
に接地されているのが一般的であつた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが車体外板Pとアンテナベース52の突
起52aとを金属接触させるには、車体外板Pの
塗装面の一部を剥離しなければならない。この塗
装面の剥離はアンテナケース51の上端部に螺合
した鍔付ナツト54を強固に締めつけてアンテナ
ベース52の突起52aを車体外板Pに圧接させ
ることで行なわれていた。このため、突起52a
が圧接される車体外板Pの一部に歪みが生じる問
題点があるとともに、車体外板Pが、その塗装面
の剥離部分から腐蝕されかつこの腐蝕によつてア
ンテナ感度が低下する欠点があつた。
そこでこの考案では、上記した従来の問題点に
鑑み、車体外板の塗装面を剥離することなくアン
テナケースを車体外板に接地させることができる
車両用アンテナの取付装置を得ることを技術的課
題とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記課題解決のための手段は、アンテナロツド
が絶縁材を介して絶縁状態で収容されるアンテナ
ケースを車体外板に接地して取りつける装置であ
つて、前記車体外板の表裏両面に相対向して前記
アンテナケースを保持するアンテナオーメントと
アンテナベースとの両者のうち、すくなくとも一
方には前記車体外板に対し容量接続により高周波
的に導通する導電ゴムよりなるフランジを設けた
構成にしたことである。
(作用) したがつて、アンテナケースは、アンテナオー
メントとアンテナベースとの両者のうち、一方に
設けた導電ゴムよりなるフランジによつて車体外
板に高周波的に接地される。
実施例 以下、この考案の一実施例を第2図から第4図
にしたがつて説明する。
車両用アンテナの取付装置を縦断面で表わした
第2図において、アンテナケース1の中心孔に
は、従来と同様にして絶縁材7を介してアンテナ
ロツド8が絶縁状態で収納され、このアンテナロ
ツド8の所定位置には周知(例えば特公昭44−
17649号公報参照)のように、給電線が接続され
る。
上記アンテナケース1は、アンテナベース2、
車体外板Pの取付孔P1及びアンテナオーナメン
ト3を貫通し、このアンテナケース1の上端部に
螺合された鍔付ナツト4を締めつけることによつ
て車体外板Pに固定されるものである。
アンテナケース1、アンテナベース2、アンテ
ナオーナメント3及び鍔付ナツト4は金属によつ
て形成されており、アンテナベース2は、その下
面がアンテナケース1の大径部1a上面に当接し
てこのアンテナケース1に導通している。アンテ
ナベース2の上端外周面には係止鍔2aが一体に
形成されており、この係止鍔2aには車体外板P
に対し容量接続により高周波的に導通する第1の
導電フランジ5が取りつけられている。このフラ
ンジ5は導電ゴム、例えばEPDMのポリマーにカ
ーボン(MAF、粒径30mμ)を適宜に混合した
導電ゴムによつて形成されている。
アンテナオーナメント3は、その上面が鍔付ナ
ツト4の鍔部下面に当接してアンテナケース1に
導通されている。このアンテナオーナメント3の
下端外周面には係止鍔3aが一体に形成されてお
り、この係止鍔3aには車体外板Pに対し容量接
続により高周波的に導通する導電ゴム製の第2の
導電フランジ6が取りつけられている。
上記の構成において、第2図に示すように鍔付
ナツト4を締めつけると、アンテナベース2の第
1導電フランジ5とアンテナオーナメント3の第
2の導電フランジ6が車体外板Pの表裏両面に対
しそれぞれ面接触状に密接する。また、両導電フ
ランジ5,6は導電ゴム製であるから、これら導
電フランジ5,6によつて車体外板Pの塗装面が
損傷されることがないとともに車体外板Pの歪み
の発生も解消される。
上記の状態において、アンテナケース1は車体
外板Pに対しアンテナベース2の第1の導電フラ
ンジ5とアンテナオーナメント3の第2の導電フ
ランジ6との双方から容量接続により高周波的に
接地されるため、アンテナ感度の向上を図ること
もできた。ちなみに、第4図に示すように、この
実施例では、従来のものと比し、FM放送帯にお
いて約5dBの感度向上を図ることができた。
なお、アンテナベース2の第1の導電フランジ
5を次のように変更してもよい。
第5図と第7図に示すように、アンテナベース
2の係止鍔2aに対する導電フランジ5の折り返
し部分5aを大きくして、アンテナベース2と導
電フランジ5との導電性を一層高めてもよい。
第6図、第7図及び第8図に示すように、アン
テナベース2の導電フランジ5中央部のアンテナ
ケース用挿通孔7を可及的に小さく形成して車体
外板Pに対する接触面積を増大させてもよい。
第8図と第9図に示すように、アンテナベース
2の係止鍔2aを形成することなく、このアンテ
ナベース2の上面に導電フランジ5を固定または
載置してもよい。
また、アンテナオーナメント3の導電フランジ
6を次のように変更してもよい。
第10図に示すように、アンテナオーナメント
3の導電フランジ6中央部のアンテナケース用挿
通孔8を可及的に小さく形成して車体外板Pに対
する接触面積を増大させてもよい。
第11図に示すように、アンテナオーナメント
3と導電フランジ6とを導電ゴムによつて一体に
形成してもよい。
(考案の効果) 以上述べたように、この考案によればアンテナ
ケースを保持するアンテナオーナメントとアンテ
ナベースとの両者のうち、すくなくとも一方には
車体外板に対し容量接続により高周波的に導通す
る導電ゴムよりなるフランジを設けたから、車体
外板の塗装面を剥離することなくこの車体外板に
対しアンテナケースを接地させることができる。
このため、従来の金属接触による接地と異なつ
て、塗装面の剥離が原因する車体外板の腐蝕やこ
の腐蝕によるアンテナ感度の低下を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図は従来の車両用アンテナの取付装
置を一部破断して示す側面図である。第2図〜第
4図は本考案の一実施例を示すもので、第2図は
車体外板にアンテナケースを固定した状態を示す
側断面図、第3図は鍔付ナツトを外した状態を示
す側断面図、第4図はアンテナ感度の特性を示す
説明図、第5図〜第9図はアンテナベースにおけ
るフランジの別例をそれぞれ示す側断面図、第1
0図と第11図はアンテナオーナメントにおける
フランジの別例をそれぞれ示す側断面図である。 1……アンテナケース、2……アンテナベー
ス、3……アンテナオーナメント、4……鍔付ナ
ツト、5,6……導電フランジ、P……車体外
板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アンテナロツドが絶縁材を介して絶縁状態で収
    容されるアンテナケースを車体外板に接地して取
    りつける装置であつて、前記車体外板の表裏両面
    に相対向して前記アンテナケースを保持するアン
    テナオーメントとアンテナベースとの両者のう
    ち、すくなくとも一方には前記車体外板に対し容
    量接続により高周波的に導通する導電ゴムよりな
    るフランジを設けたことを特徴とする車両用アン
    テナの取付装置。
JP6283880U 1980-05-07 1980-05-07 Expired JPS6138256Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6283880U JPS6138256Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6283880U JPS6138256Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56163309U JPS56163309U (ja) 1981-12-04
JPS6138256Y2 true JPS6138256Y2 (ja) 1986-11-05

Family

ID=29657116

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JP6283880U Expired JPS6138256Y2 (ja) 1980-05-07 1980-05-07

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JP (1) JPS6138256Y2 (ja)

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JPS56163309U (ja) 1981-12-04

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