JPH114520A - 電気接続箱のアース接続構造 - Google Patents

電気接続箱のアース接続構造

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JPH114520A
JPH114520A JP9153797A JP15379797A JPH114520A JP H114520 A JPH114520 A JP H114520A JP 9153797 A JP9153797 A JP 9153797A JP 15379797 A JP15379797 A JP 15379797A JP H114520 A JPH114520 A JP H114520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
bus bar
ground
fixed
earth
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9153797A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Oka
達也 岡
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication of JPH114520A publication Critical patent/JPH114520A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バスバーにアースプレート部を形成すると
き、導電材の歩留まりをあげる。 【解決手段】 導電板11を所要パターンに打ち抜いた
バスバー10を内部回路としてケース内部に収容してい
る自動車用の電気接続箱のアース接続構造であって、上
記ケース内部に収容されるバスバーの外周回路部15か
ら内部側へ突出するアースプレート部16を設け、該ア
ースプレート部を180度折り曲げて外周部分から外方
へと突出する接続部を設け、該接続部を上記ケースから
突出させて車体ボデーに固定してアース接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用ワイヤハ
ーネスに接続する電気接続箱のアース接続構造に関し、
詳しくは、電気接続箱の内部回路として収容するバスバ
ーを延在させて車体ボデーあるいは該車体ボデーに付設
した取付金属台と接続してアース接続するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気接続箱のアース回路
を車体ボデーと接続するために、図4(A)(B)に示
すように、内部回路のバスバー1に電気接続箱のロアケ
ース2およびアッパーケース3より外部へ突出させたア
ースプレート部1aを設け、車体ボデー4に付設した取
付台5にボルト6で固定して、アース接続するものが提
案されている(実開昭58−94283号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、バスバ
ー1に電気接続箱のロアケース2およびアッパーケース
3より突出したアースプレート部1aを設けると、ケー
スの内部に収容するバスバーの部分よりも、アースプレ
ート部1aの突出量が非常に長くなる。
【0004】バスバー1は、図5に示すように、導電板
7を回路設計に応じて所要パターンで打抜加工して形成
しているため、ケース収容部より突出したアースプレー
ト部1aを設けると、所要面積が大きくなり、導電板7
の歩留まりが非常に悪くなる。よって、バスバー1の製
作費が高くなる問題がある。
【0005】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、導電板の歩留まりが悪くならないように、ボデー
へのアースプレート部をバスバーに設けることを課題と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1で、導電板を所要パターンに打
ち抜いたバスバーを内部回路としてケース内部に収容し
ている自動車用の電気接続箱のアース接続構造であっ
て、 上記ケース内部に収容されるバスバーの外周回路
部から内部側へ突出するアースプレート部を設け、該ア
ースプレート部を180度折り曲げて外周部分から外方
へと突出する接続部を設け、該接続部を上記ケースから
突出させて車体ボデーに固定してアース接続しているこ
とを特徴とする電気接続箱のアース接続構造を提供して
いる。
【0007】上記のようにアースプレート部を、電気接
続箱のケース内部に収容するバスバーの外周部分から内
部側へ突出させた状態で、導電板を打抜加工してバスバ
ーをもうけると、導電板の所要面積はケース内部に収容
されるバスバーの面積となる。よって、従来のアースプ
レート部を突出させて形成する場合と比較して、導電板
の所要面積は小さくなり、導電板の歩留まりを向上させ
ることができる。
【0008】また、アースプレート部はケース内部位置
では2枚重ねた状態となるため、強度が向上する利点も
ある。
【0009】電気接続箱のケースはロアケースとアッパ
ーケースとで構成し、上記アースプレート部の折り曲げ
て二枚重ねとなった部分を嵌合する凹部を上記アッパー
ケースに設け、該凹部とロアケースとの間でアースプレ
ート部の二枚重ね部を挟んで固定すると共に、該固定部
分から外方へ突出する接続部をアッパーケースから突設
したフランジ部でカバーして、該フランジ部と共にアー
スプレート部の接続部に設けたボルト孔にボルトを通し
て、車体ボデーにボルト締めで固定し、電気接続箱の車
体ボデーへの固定とアース接続とを同時に行うことが好
ましい(請求項2)。
【0010】上記のように、アッパーケースに凹部を設
けてアースプレート部をロアケースとの間で挟持する
と、アースプレート部の位置決めを確実に行うことがで
きる。
【0011】また、アッパーケースに、アースプレート
部をカバーするフランジ部を突設すると、アースプレー
ト部を保護できると同時に、該フランジ部をアースプレ
ート部と同時に車体ボデーへボルトで固定すると、アー
ス接続とボデーアースとを1つのボルト締めで同時に行
うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態を参照して説明する。
【0013】図1はバスバー10を示し、図中、点線で
示す導電板11を打抜加工して形成している。バスバー
10は図2に示すロアケース12とアッパーケース13
とからなる電気接続箱のケース内部に絶縁板14と交互
に積層して水平配置されるもので、よって、バスバー1
0の外形ラインはケース内部に収容される大きさに設定
される。
【0014】上記のようにケース内の面積に対応して設
計されるバスバー10には、外形ラインに沿った外周回
路部15の一部より内部側に突出させてアースプレート
部16を設けている。該アースプレート部16の先端部
分にはボルト孔16aを穿設している。このように、ア
ースプレート部16をバスバー10のケース収容部の外
周回路部15よりも内側へ突出させて形成しているた
め、導電板11の所要面積は図中二点鎖線で示すよう
に、ケース収容部の面積に等しい面積となる。
【0015】上記アースプレート部16は内側より下向
きに180度折り曲げて、外周回路部15の下面に重ね
た後に外方へ突出させ、上記ボルト孔16aを備えた接
続部16bを設けている。
【0016】上記アースプレート部16の外方へ突出す
る接続部18bはロアケース12とアッパーケース13
から外方へ突出する寸法であり、アースプレート部16
の折り曲げて外周回路部15と二枚重となった部分16
cを、ロアケース12とアッパーケース13との端面で
挟んで固定している。この挟持部分では、アッパーケー
ス13に、凹部13aを設け二枚重ねになった部分16
bを挟めるようにしている。
【0017】さらに、アッパーケース13には外方へ突
出するフランジ部13bを設け、該フランジ部13b
で、アースプレート部16の外方へ突出する接続部16
bをカバーするようにし、該フランジ部13bにアース
プレート部16のボルト孔16aと連通するボルト孔1
3cを穿設している。
【0018】上記のように、バスバー10に設けたアー
スプレート部16は180度折り曲げて外方に突出させ
た接続部16bを形成した後、ロアケース12内に収容
した後、アッパーケース13を被せ、その凹部13aに
アースプレート部16の二枚重ね部分を収容して、接続
部16bを外方へ突出させている。
【0019】上記電気接続箱を自動車に搭載する時、図
3に示すように、アッパーケース13のフランジ部13
bとアースプレート部16のボルト孔16aにボルト2
0を通して、車体ボデー21のボルト孔21aに通した
後、ナット23で締め付けて固定している。なお、車体
ボデー21に付設した金属製取付台にボルト締めで固定
してもよい。
【0020】上記ボルト締めによる固定で、アースプレ
ート部16は車体ボデー21にアース接続される。同時
に、電気接続箱のアッパーケース13が固定される。
【0021】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、バスバ
ーに形成するアースプレート部を、ケース内に収容する
外周回路部より内側へ突設させて形成しているため、導
電板の所要面積をケース内に収容面積とすることができ
る。その結果、必要とする導電板の面積を従来より減少
でき、導電板の歩留まりを向上でき、その結果、バスバ
ーの製作費を低下させることができる。
【0022】さらに、アースプレート部を180度折り
曲げるために、外周回路部と二枚重ねとなり、強度が増
加できると共に、該二枚重ね部分をアッパーケースにも
受けた凹部にはめ込むため、アースプレートの位置決め
保持が確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のバスバーを示す斜視図で
ある。
【図2】 本発明の実施形態の電気接続箱の一部断面図
である。
【図3】 上記電気接続箱のアース接続形態を示す断面
図である。
【図4】 (A)は従来例の斜視図、(B)は断面図で
ある。
【図5】 従来のバスバーを打抜加工する導電材の概略
図である。
【符号の説明】
10 バスバー 12 ロアケース 13 アッパーケース 13a 凹部 15 外周回路部 16 アースプレート部 16b 接続部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電板を所要パターンに打ち抜いたバス
    バーを内部回路としてケース内部に収容している自動車
    用の電気接続箱のアース接続構造であって、 上記ケース内部に収容されるバスバーの外周回路部から
    内部側へ突出するアースプレート部を設け、該アースプ
    レート部を180度折り曲げて外周部分から外方へと突
    出する接続部を設け、該接続部を上記ケースから突出さ
    せて車体ボデーに固定してアース接続していることを特
    徴とする電気接続箱のアース接続構造。
  2. 【請求項2】 上記ケースをロアケースとアッパーケー
    スとで構成し、上記アースプレート部の折り曲げて二枚
    重ねとなった部分を嵌合する凹部を上記アッパーケース
    に設け、該凹部とロアケースとの間でアースプレート部
    の二枚重ね部を挟んで固定すると共に、該固定部分から
    外方へ突出する接続部をアッパーケースから突設したフ
    ランジ部でカバーして、該フランジ部と共にアースプレ
    ート部の接続部に設けたボルト孔にボルトを通して、車
    体ボデーにボルト締めで固定し、電気接続箱の車体ボデ
    ーへの固定とアース接続とを同時に行っている請求項1
    に記載の電気接続箱のアース接続構造。
JP9153797A 1997-06-11 1997-06-11 電気接続箱のアース接続構造 Withdrawn JPH114520A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9153797A JPH114520A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 電気接続箱のアース接続構造

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JP9153797A JPH114520A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 電気接続箱のアース接続構造

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Publication Number Publication Date
JPH114520A true JPH114520A (ja) 1999-01-06

Family

ID=15570348

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JP9153797A Withdrawn JPH114520A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 電気接続箱のアース接続構造

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JP (1) JPH114520A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014212607A (ja) * 2013-04-18 2014-11-13 住友電装株式会社 電気接続箱
CN110994504A (zh) * 2018-10-03 2020-04-10 矢崎总业株式会社 电气连接箱及其接地连接结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014212607A (ja) * 2013-04-18 2014-11-13 住友電装株式会社 電気接続箱
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Effective date: 20040907