JPH0425826Y2 - - Google Patents

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JPH0425826Y2
JPH0425826Y2 JP1988135660U JP13566088U JPH0425826Y2 JP H0425826 Y2 JPH0425826 Y2 JP H0425826Y2 JP 1988135660 U JP1988135660 U JP 1988135660U JP 13566088 U JP13566088 U JP 13566088U JP H0425826 Y2 JPH0425826 Y2 JP H0425826Y2
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case body
cable
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lid
attached
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は例えば船舶用の各種受信機に用いる
ことができるアンテナ結合器に関する。
「従来の技術」 第9図に従来より船舶用として用いられている
アンテナ結合器の外観の構造を示す。
図中1は絶縁性樹脂材によつて形成されるアン
テナ結合器のケース本体を示す。このケース本体
1は上端が閉塞され、この閉塞端面にアンテナ2
がネジ込によつて植設される。
ケース本体1の下端には防水蓋兼支柱差込ネジ
穴具3がネジ込まれ、この防水蓋兼支柱差込ネジ
穴具3の下側に支柱7が連結される。
ケース本体1の内部には例えばインピーダンス
整合器のような回路を実装したプリント基板8が
装着される。このプリント基板8は上端にアンテ
ナ2との接触具を有し、下部から差込まれて接触
具がアンテナ2の下端と接触し、アンテナ2との
接続が達せられる。その接続状態は防水蓋兼支柱
差込穴具3の締付によつて固定される。
プリント基板8には直接ケーブル5が接続され
ケーブル5が支柱7の中空部を通つて船室内に引
き込まれる。
つまり支柱7は管状体が使われ、管状体の中空
部を通つてケーブル5が配線され、支柱は甲板或
は船室の屋根等に植設され、甲板或は屋根に形成
した孔を通じてケーブル5を船室内に導入する。
「考案が解決しようとする課題」 従来の構造のものでは支柱7にケーブル5を通
すため、支柱7は管状体を用いる必要がある。然
もケーブル5を支柱7の中空部に通すためケーブ
ル5の端末に設けたコネクタ5Aはケーブル5を
支柱7の中空部に貫通させた後から取付けなくて
はならない場合がある。つまりコネクタ5Aの外
径が支柱7の内径より大きい場合にはコネクタ5
Aを取外し、ケーブル5だけを先に支柱7に通
し、後でコネクタ5Aをケーブル5に接続しなけ
ればならない。
このようにケーブル5にコネクタ5Aを現場で
取付けなくてはならない場合は受信機等を設置す
る場合、その設置作業に手間が掛り面倒である。
またアンテナ結合器の内部に設けた回路部分の
故障点検などの際にはアンテナ結合器を支柱から
取外し、支柱からケーブル5を抜き出して甲板上
に降して作業しなければならない等の不都合があ
つた。
こうした不都合を解消したアンテナ結合器が提
供されれば利用者、特に現場作業者にとつて便利
である。
「課題を解決するための手段」 この考案においては上端が閉塞された筒状体が
絶縁材によつて形成され、閉塞面の外側にアンテ
ナが植設され、下端の開口面が蓋によつて密封さ
れ、側部に支柱取付部を有したケース本体と、 このケース本体の支柱取付部に結合し、この結
合によつてケース本体の支柱取付部との間で支柱
を挟持し、ケース本体を支柱の上端に支持するバ
ンドと、 ケース本体の下部開口面を塞ぐ蓋に取付けら
れ、ケース本体の内部に設けた電気回路と装置か
ら延長されたケーブルとの接続離脱を行なうリセ
プタクルと、 によつてアンテナ結合器を構成したものである。
「作用」 この考案の構成によればケース本体の下端に蓋
が取付けられ、この蓋にケーブルとの接続及び離
脱を行なうリセプタクルが取付けられる。これと
共に支柱はケース本体の側部にバンドによつて締
付けられる。
従つてこの考案によればケースは支柱に対して
貫通しない構造となるため支柱が特に中空部を持
つ管状体でなくてよく、またケーブルの先に接続
したコネクタもケーブルに接続したままで配線を
行なうことができる。
またアンテナ結合器を点検修理する際にもケー
ス本体を支柱から外すだけでケーブルが取付いた
状態のままアンテナ結合器を甲板上に降すことが
できる。
受信機等の装置を設置する場合も、またアンテ
ナ結合器の部分を点検修理する場合も簡単に作業
を済ませることができる利点が得られる。
「実施例」 第1図乃至第7図にこの考案によるアンテナ結
合器の構造を示す。
図中1は絶縁樹脂材によつて形成したケース本
体、2はこのケース本体1の上端に植設したアン
テナ、3はケース本体1の下端の開口兼を閉塞す
る蓋、5はケーブル、6はバンド、7は支柱、8
はプリント基板を指す点は従来と同じである。
この考案の特徴とする構造は第2図に示すよう
にケース本体1の内壁面に一対の凹溝1Aと1B
を形成した点と、 第4図に示すように、シールドケース14を設
け、このシールドケース14にプリント基板8を
収納した点と、 シールドケース14の側部に突片14A及び1
4Bを形成し、この突片14A,14Bをケース
本体1の内壁に形成した凹溝1A,1Bに係合さ
せた点である。
つまり、ケース本体1の内壁面に第2図に示す
ように一対のリブ1Cをケース本体1の軸芯に沿
つて形成し、このリブ1Cの形成によつてリブ1
Cの相互の間で凹溝1A,1Bを形成する。
ケース本体1の上端にはケース本体1を樹脂に
よつて成形するとき、金属のアンテナ受具15が
インサートされて支持される。
アンテナ受具15の上端面及び下端面にそれぞ
れネジ孔が形成され、上端面に形成したネジ孔に
アンテナ2がネジ込まれて固定されると共に下端
面に形成したネジ孔にビスがネジ込まれてタブ1
3(第1図参照)がアンテナ支持具15の下端面
に取付けられる。第2図に示す孔16はタブ13
をアンテナ支持具15にネジ込むためのネジを通
す孔を示す。
一方シールドケース14は予め蓋3に取付けら
れ、蓋3と一体化される。シールドケース14の
内部にプリント基板8がスペーサ8A,8B(第
4図参照)によつて挟み付けられて支持される。
第5図に示すビスCはスペーサ8A,8Bの相互
を締付けるビスを示す。
シールドケース14の上端部には絶縁板19が
取付けられ、この絶縁板19にリセプタクル21
が支持される。このリセプタクル21の端子はシ
ールドケース14の外壁を絶縁を保持して貫通
し、プリント基板8に形成された配線導体に電気
的に接続される。
蓋3の外側の面にはケーブルを接続するリセプ
タクル22が取付けられる。リセプタクル22の
外部導体は蓋3及びシールドケース14に電気的
に接続され、シールドケース14をケーブルを通
じて受信機(特に図示しない)のアース電位に接
続する。中心導体はシールドケース14の外壁を
貫通してプリント基板8に形成した配線導体に接
続される。
第4図に示すように、プリント基板8には高周
波増幅器或いはインピーダンス変換器等のアンテ
ナ結合回路9が実装される。この例では高周波増
幅用トランジスタを実装し、高周波増幅回路を構
成した場合を示す。9Aは高周波増幅用トランジ
スタから発生する熱をシールドケース14の外部
に伝えるヒートシンクを示す。
蓋3の内側の面(シールドケース14の取付
面)には第3図乃至第5図に示すようにゴム板3
Aを被着する。このゴム板3Aはケース本体1の
開口部に形成した凹没面1D(第1図及び第2図
参照)に当接し、ケース本体1の内部を密封す
る。
蓋3の四隅には蓋3をケース本体1に取付ける
ためのビス孔3Bが形成される。このビス孔3B
の部分は拡大すると第6図に示すようにゴム板3
Aの厚みT2の約1/2程度の高さT1を持つ打出3C
を形成し、この打出3Cの頂面にビス孔3Bを形
成する。ゴム板3Aは打出3Cの部分を避けて被
着する。
このようにビス孔3Bを打出3Cの頂面に形成
し、打出3Cの高さT1をゴム板3Aの厚みT2
約1/2程度に選定することによつてビスの締付時
にゴム板3Aを約1/2程度圧縮変形させて蓋3を
締付けるから、ゴム板3Aに圧接力を有効に与え
ることができる。
これに対し打出3Cを形成することなく、ビス
孔3Bを形成し、このビス孔3Bの部分にもゴム
板3Aを介在させたとすると、ビスの締付力はビ
スの周囲に存在するゴム板に集中して掛り、この
集中して掛る締付力によつて蓋3に反りが発生
し、ビスから離れた位置ではゴム板3Aに締付力
が与えられなくなる欠点が生じる。
従つてこの実施例の構造にすることによつてゴ
ム板3Aに均等に圧接力を与えることができ、ケ
ース本体1の気密性を高めることができる。
尚蓋3の外側には第7図に示すようにケーブル
カバー23が取付けられる。ケーブルカバー23
は上端にフランジ23Aを有し、このフランジ2
3Aに円弧状の長孔23Bと、この円弧状の長孔
23Bの各一端側に孔23Cを形成する。この孔
23Cの直径は取付用のナツト23Dの直径より
大きい直径に選定し、ナツト23Dを緩めるだけ
でこの孔23Cを通じてケーブルカバー23を着
脱できる構造としている。
また第1図に示すように、バンド6はケース本
体1の支柱取付部1Eに対して気密材6Aを介し
て締付けられる。このとき支柱7に突片7Aを取
付け、この突片7Aを支柱取付部1Eの凹部に係
合させることにより、支柱7がバンド6と支柱取
付部1Eの間から抜け出ないようにしている。
「変形実施例」 第8図にこの考案の変形実施例を示す。この例
では蓋3に防水ケーブル貫通具25を取付け、こ
の防水ケーブル貫通具25を通じてケーブル5を
アンテナ結合器に直結した場合を示す。
「考案の効果」 以上説明したようにこの考案によればケース本
体1に対し、支柱7はケース本体1の側部に設け
た支柱取付部1Eにバンド6で締付けられて固定
され、またケーブル5との接続及び離脱を行なう
リセプタクル22はケース本体1の下面を塞ぐ蓋
3に取付けられる。
つまりリセプタクル22は支柱7の軸芯上に位
置しないからケーブル5は支柱7を貫通しなくて
よい。このためケーブル5は支柱7の外周面に沿
つて配線されればよいから、ケーブル5にコネク
タを付けた状態で配線を行なうことができる。
よつてアンテナの設置、受信機等の装置の設置
を簡単に行なうことができる。
更にアンテナ結合器を点検し、修理する際もア
ンテナ結合器を単独で支柱7から取外すことがで
きる。よつて点検修理を簡単に行なうことができ
る。
更にこの考案によればプリント基板8はシール
ドケース14の内部に収納したから、プリント基
板8に実装したアンテナ結合回路はシールドされ
外部からの雑音を拾う率を低下させることがで
き、SN比の高い良質な受信信号を得ることがで
きる。
またプリント基板8を収納したシールドケース
14に突片14A,14Bを形成し、この突片1
4Aと14Bをケース本体1の内壁面に形成した
凹溝1Aを挿入して支持する構造としたから、シ
ールドケース14はケース本体1の内部で強固に
支持される。
よつてケース本体1に大きな加速度が与えられ
ても、アンテナ2とプリント基板8の間を接続す
るタブ13又はリセプタクル21がちぎれてしま
うような事故が起きることを防止でき、耐久性が
高く、信頼性の高いアンテナ結合器を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図はこの実施例に用いたケース本体を裏側から
見た底面図、第3図はケース本体に収納するシー
ルドケースと蓋を上部から見た平面図、第4図は
シールドケースと蓋を側部から見た断面図、第5
図は第4図の状態から90°回転した方向から見た
シールドケースの正面図、第6図はこの考案の実
施例に用いた蓋の取付構造を示す拡大断面図、第
7図はケース本体1に蓋3を取付けた状態を示す
底面図、第8図は他の実施例を説明するための斜
視図、第9図は従来の技術を説明するための断面
図である。 1……ケース本体、1A,1B……凹溝、1E
……支柱取付部、2……アンテナ、3……蓋、3
A……ゴム板、5……ケーブル、6……バンド、
7……支柱、8……プリント基板、9……アンテ
ナ結合回路、13……タブ、14……シールドケ
ース、14A,14B……突片、15……アンテ
ナ受具、16……孔、19……絶縁板、21,2
2……リセプタクル、23……ケーブルカバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 A 上端が閉塞された筒状体が絶縁材によつて形
    成され、閉塞面の外側にアンテナ2が植設さ
    れ、下端の開口面が蓋3によつて密封され、側
    部に支柱取付部1Eを有するケース本体1と、 B ケース本体1の支柱取付部に結合し、この結
    合によつてケース本体の支柱取付部との間で支
    柱7を挟持し、ケース本体1を支柱の上端に支
    持するバンド6と、 C 蓋3に取付けられケース本体1の内部に設け
    た電気回路と電気的に接続され、装置から延長
    されるケーブル5との接続及び離脱を行なうリ
    セプタクル22と を具備することを特徴とするアンテナ結合器。
JP1988135660U 1988-10-17 1988-10-17 Expired JPH0425826Y2 (ja)

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JP1988135660U JPH0425826Y2 (ja) 1988-10-17 1988-10-17

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JP1988135660U JPH0425826Y2 (ja) 1988-10-17 1988-10-17

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JPH0256377U JPH0256377U (ja) 1990-04-24
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