JPH0748734A - ポット精紡機用の搬送系 - Google Patents

ポット精紡機用の搬送系

Info

Publication number
JPH0748734A
JPH0748734A JP6164252A JP16425294A JPH0748734A JP H0748734 A JPH0748734 A JP H0748734A JP 6164252 A JP6164252 A JP 6164252A JP 16425294 A JP16425294 A JP 16425294A JP H0748734 A JPH0748734 A JP H0748734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spinning
conveyor belt
support
pot
cup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP6164252A
Other languages
English (en)
Inventor
Karl Koltze
コルツェ カール
Robert Hartel
ハルテル ローベルト
Joachim Stiller
シュティラー ヨアヒム
Karl-Josef Brockmanns
ブロックマンズ カール−ヨーゼフ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oerlikon Textile GmbH and Co KG
Original Assignee
W Schlafhorst AG and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by W Schlafhorst AG and Co filed Critical W Schlafhorst AG and Co
Publication of JPH0748734A publication Critical patent/JPH0748734A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/18Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins
    • D01H9/187Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins on individual supports, e.g. pallets
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H1/00Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
    • D01H1/08Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously cup, pot or disc type, in which annular masses of yarn are formed by centrifugal action

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポット精紡機に個別的に適合可能な搬送系を
提供し、しかもポット精紡機の紡績部における精紡コッ
プと空管との交換動作を完全に自動化する。 【構成】 各精紡ケーク11を空管18a上に巻き移し
た後に精紡コップ39が糸ガイド6によって、精紡ポッ
ト2の下に直立する位置可変の支持体22,24の上に
垂直姿勢で卸され、前記精紡コップ39が卸されて前記
糸ガイド6が持上げ位置を占めると、前記支持体22,
24が精紡コップと共に搬出可能であり、かつ、空管1
8bが、該空管内へ前記糸ガイドを侵入させかつ支持体
を取付けるために準備される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定置に配置された精紡
ポットと、トラバース運動を行なう糸ガイドとを有し、
しかも精紡ケークを巻き移すために規定された空管を、
すでに精紡中に前記糸ガイドに被せ嵌めて該糸ガイドに
よって保持するようになっているポット精紡機用の搬送
系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リング精紡機においてもオープンエンド
紡績機においても作業操作過程、特に、紡績された糸を
巻成した満管ボビンを空管と交換する交換操作が大幅に
自動化されているが、これに対してこのような広範囲に
わたる自動化はポット精紡機では未だに知られていな
い。ポット精紡機はドイツ連邦共和国特許出願公開第4
108929号明細書に基づいて公知になっており、当
該明細書には精紡コップの自動交換が記載されている。
しかしながら、空管を紡績部に自動的に供給し、また満
管ボビンを紡績部から自動的に搬出するための搬送系
は、当該明細書に開示されている実施例のみに限定され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、ポット精紡機に個別的に適合可能な搬送系を提供
し、しかもポット精紡機の紡績部における精紡コップと
空管との交換を完全に自動化することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の構成手段は、各精紡ケークを空管上に巻き移
した後に精紡コップが糸ガイドによって、精紡ポットの
下に直立する位置可変の支持体の上に垂直姿勢で卸さ
れ、前記精紡コップが卸されて前記糸ガイドが持上げ位
置を占めると、前記支持体が精紡コップと共に搬出可能
であり、かつ、空管が、該空管内へ前記糸ガイドを侵入
させかつ支持体を取付けるために準備される点にある。
【0005】
【作用】精紡ポット内へ給繊中に糸ガイドがすでに被せ
嵌められた空管を支持し、精紡ケークの形成終了後に該
精紡ケークが前記空管に巻き移されることは、米国特許
第802161号明細書に基づいてすでに公知になって
いる。しかしながら該公知のポット精紡機では各精紡コ
ップは個々に手操作によって前記糸ガイドから引き下ろ
されて、新たに被せ嵌められる空管と取換えられねばな
らない。
【0006】これに対して本発明では、空管に精紡ケー
クを巻き移した後に精紡コップを自動的に紡績部から取
出して搬出すると同時に、1本の空管を給送して、紡績
部に自動的に取付けるために準備することが可能にな
る。精紡コップを空管と交換するために人為的な手操作
による干渉は、本発明ではもはや必要ではなくなる。こ
れは、各精紡ケークを空管に巻き移した後に精紡コップ
は、精紡ポットの下に直立する位置可変の支持体の上
に、糸ガイドによって垂直姿勢で卸されるからである。
【0007】
【実施態様】本発明の搬送系は、紡績部の下にポット精
紡機に沿って、挿し嵌め心棒を装備した搬送ベルトを延
在させ、該搬送ベルトを介して空管を紡績部へ搬入可能
かつ精紡コップを前記紡績部から搬出可能であるように
構成することができる。本発明の搬送系をこのように構
成した場合には、精紡コップの交換動作は恰もリング精
紡機における玉揚げ動作のように経過する。挿し嵌め心
棒を装備した前記搬送ベルトは、その都度精紡コップの
受取り位置から空管の引渡し位置へ周期的に移動可能で
ある。リング精紡機における公知の玉揚げ操作に相応し
て、ポット精紡機における挿し嵌め心棒を装備した搬送
ベルトでは、精紡コップの交換操作はすべての紡績部お
いて同時に実施される。精紡ポットの下には搬送ベルト
が延在し、該搬送ベルト上には、精紡コップを受取るた
めに空の支持体が位置している。2つの空の支持体間に
は、1本の空管を装備した支持体が位置している。空の
支持体上に精紡コップを下ろした後に前記搬送ベルト
は、紡績部の相互間隔に相当するピッチの1/2分だけ
前進し、それによって精紡コップは精紡ポットの領域外
へ搬出され、かつ空管が、交換のために準備されている
糸ガイドの下へ給送される。次いで前記搬送ベルトは停
止され、糸ガイドが空管内へ侵入し、それに伴って該空
管は前記糸ガイドに被せ嵌められる。例えば糸ガイドに
設けたクランプ機構から成る適当な装置によって前記空
管は糸ガイドに位置固定される。これに続いて糸ガイド
は精紡ポット内へ復帰しかつ新たな精紡ケークを形成す
るための精紡位置に位置決めされる。
【0008】玉揚げ操作後、前記搬送ベルトは精紡コッ
プと共にポット精紡機から脱出して例えば引渡しステー
ションへ走行し、該引渡しステーションにおいて精紡コ
ップは、巻返し機へ搬送するための別の搬送装置に引渡
される。精紡機と巻返し機との間のこのような組合せ接
続方式自体はドイツ連邦共和国特許出願公開第4008
990号明細書に基づいて公知ではあるが、この場合の
精紡機がリング精紡機であるのは言うまでもないことで
ある。
【0009】本発明の別の構成によれば、紡績部の下に
ポット精紡機に沿って搬送ベルトが延在している。該搬
送ベルトを介して、挿し嵌め心棒を装備した支持体が搬
送可能である。前記搬送ベルト上には、精紡コップを受
取るための空の挿し嵌め心棒を有する支持体と、紡績部
で満管の精紡コップを引渡した後に糸ガイドに被せ嵌め
るために挿し嵌め心棒に空管を装着した支持体とが夫々
設けられている。このように搬送系を構成することによ
って各紡績部を個々に制御することが可能になる。必要
に応じて各紡績部は、満管精紡コップの巻成が終る毎
に、精紡コップを卸すために空の挿し嵌め心棒を有する
支持体を要求すると共に、また精紡コップの搬出後に新
たな空管を支持体から引き抜いて糸ガイドに被せ嵌める
ために、挿し嵌め心棒に空管を装着した支持体を要求す
ることができる。このような交換動作を実施できるよう
にするためには、空の挿し嵌め心棒を有する支持体と、
挿し嵌め心棒に空管を装着した支持体と、挿し嵌め心棒
に精紡コップを装着した支持体とを識別できる複数のセ
ンサが設けられていなければならない。搬送ベルトの定
常運転の場合、挿し嵌め心棒において全部で3種の占有
状態を有する支持体をごちゃ混ぜにして多数の紡績部に
沿って搬送し、必要に応じて、各紡績部に設けられたス
トッパによって、当該紡績部の目下の要求を適える挿し
嵌め心棒の占有状態を有する支持体を停止させるように
して、交換操作は行なわれる。しかし又、このような1
つの支持体の停止は、後続の全ての支持体が、1つの支
持体への精紡コップの規定の卸し時に、並びに該支持体
からの空管の引抜き時に停止されることを条件付ける。
搬送ベルトの搬送方向で見てポット精紡機の終端部に
は、空管を装着した支持体と、精紡コップを有していな
い挿し嵌め心棒を装備した支持体とを搬送ベルトを介し
てポット精紡機へ送り戻し、かつ精紡コップを装着した
支持体を搬送系から卸す分配ステーションを設けること
が必要になろう。
【0010】これに対して本発明の有利な実施態様で
は、紡績部の前にポット精紡機に沿って、挿し嵌め心棒
を有する支持体を搬送可能な搬送ベルトが配置されてお
り、前記挿し嵌め心棒上には空管が起立しており、空管
を装備した支持体が、必要に応じて精紡ケークを前記空
管上に巻き移すために別の搬送ベルトによって紡績部へ
供給可能であり、かつ、前記支持体が、精紡中及び巻き
移し中に当該紡績部の所定位置に残留するようにした。
このように構成した搬送系の利点は、支持体上へ精紡コ
ップを卸す際及び支持体から空管を受取る際にその他の
支持体の搬送が邪魔されることがないことである。挿し
嵌め心棒に所望のように例えば空管を装着した支持体は
例えば転轍器を介して紡績部で搬送ベルトから導出さ
れ、かつ別の搬送系例えば可逆ベルトを介して各紡績部
に供給される。精紡コップを載せた後に前記可逆ベルト
を介して、支持体は精紡コップと共に前記の搬送ベルト
へ搬入される。搬送ベルトの終端部には、精紡コップを
該搬送ベルトから取出す装置が設けられていなければな
らない。搬送ベルトの始端部ではポット精紡機に沿っ
て、満管の精紡コップの取出しに対応して、挿し嵌め心
棒に空管を装着した支持体が準備されねばならない。
【0011】本発明の有利な実施態様では、別の搬送ベ
ルトが設けられており、該搬送ベルトは、紡績部の後方
でポット精紡機の背面側に沿って配置されて、精紡コッ
プを装着した支持体を搬出するために使用される。本発
明のこの構成によって得られる利点は、挿し嵌め心棒に
空管を装着した支持体を、1つの搬送ベルトによって必
要に応じて紡績部に給送し、該紡績部で前記空管を支持
体から取外して、精紡ポット内で該空管への精紡ケーク
の巻き移しを行なうことができ、その間前記支持体は当
該紡績部に残留していることである。次いで精紡コップ
を装着した支持体が紡績部から搬出され、かつ、ポット
精紡機の領域外へ前記支持体を精紡コップと共に搬出す
る別の搬送ベルトへ引渡される。
【0012】またポット精紡機と巻返し機との間の完全
な接続組合せも考えられ、この場合、満管の精紡コップ
は、支持体に載った状態で巻返し機の糸巻返し部を通っ
て搬送され、この場合、精紡コップは該糸巻返し部では
支持体上に位置固定したまま、空管になるまで巻き戻さ
れ、次いで支持体に装着された空管としてポット精紡機
に再度給送され、当該空管は該ポット精紡機では給送ベ
ルトから導出され、かつ空管に精紡ケークを巻き移すた
めに個々の紡績部に供給される。
【0013】このような循環路は、人為的な干渉なしに
ポット精紡機への全自動的な空管給送とポット精紡機か
ら巻返し機への全自動的な精紡コップの給送を可能にす
る、完全に閉じた循環回路を形成する。この搬送系は、
ポット精紡機の搬送系から巻返し機の別の搬送系への移
し換えを必要とせず、かつ事実上、紡績部と糸巻返し部
とにおいて必要とするだけの数の支持体を循環させれば
よいことになる。
【0014】
【実施例】次に図面に基づいて本発明の実施例を詳説す
る。
【0015】図1にはポット精紡機の1つの紡績部にお
ける精紡コップ交換過程が8つの動作段階a,b,c,
d,e,f,g,hで示されている。ポット精紡機の紡
績部1の構造は、該紡績部の機能にとって最も重要な構
成要素並びに本発明に寄与する構成要素でもって概略的
に図示されている。
【0016】精紡ポット2は機械架台3内に支承されて
おり、該機械架台は図1では略示されているにすぎな
い。軸受4及び駆動装置5は、例えばドイツ連邦共和国
特許出願公開第4108929号明細書に基づいて公知
になっているような形式で構成される。精紡ポット2は
管状であり上下端共に開いている。本実施例では精紡ポ
ット2はかご形誘導電動機のかご形回転子として構成さ
れている。但し精紡ポット自体は非金属材料から製作さ
れて、固定子5aの領域で該精紡ポットの外周に薄肉の
金属リング5bをかご形回転子として付設しておくこと
も可能である。精紡ポット2の軸受4は略示されている
にすぎない。従って或る所定の実施態様の軸受に限定さ
れるものでないことは勿論である。例えば精紡ポットの
支承は磁気軸受又は空気軸受を介して行なうこともでき
る。
【0017】本実施例では精紡ポット2は機械架台3内
において定置に支承されている。これに対して精紡ポッ
ト2内に侵入している糸ガイド6は、精紡ケークを形成
するためにトラバース運動を行なう。
【0018】精紡ポット2の上位には懸架機構7及び糸
ガイド6用の駆動装置(図示せず)が配置されている。
この糸ガイドの駆動は例えば油圧シリンダ又は空圧シリ
ンダによって、或いはラックとピニオンとを介して行な
うことができる。糸ガイド6はガイド管8内をピストン
のように上下に往復摺動する。前記ガイド管8は、機械
架台3と固定的に結合された案内9に沿って摺動可能に
配置されている。従って二重矢印10によって示したよ
うに、ガイド管8の内部における糸ガイド6の上下運動
とは無関係に独自にまたガイド管8も案内9の内部を運
動することができる。図1では前記ガイド管8の駆動装
置の図示は省かれている。該駆動装置は、例えば糸ガイ
ド6の場合と同様にやはり油圧シリンダ又は空圧シリン
ダによって行なうことができる。糸ガイド6のストロー
ク距離は精紡ポット2の長さによって規定されるのに対
して、ガイド管8のストローク距離は案内9の長さによ
って制限される。糸ガイド6がガイド管8内で下限位置
を占めかつガイド管8が案内9から完全に進出した状態
にある場合に、精紡コップの卸し又は空管の受取りが可
能になる。なお、この動作工程は追って詳説する。
【0019】図1の動作段階aでは精紡ケーク11の形
成中の紡績部1が図示されている。図1では図示を省い
たドラフト装置から繊維スライバ12が矢印13の方向
にフィードローラ対14を介して糸ガイド6に供給され
る。糸ガイド6の開口15から生成中の糸16が進出し
かつ本実施例では、空管への巻き移し時に、リング精紡
機によって得られる精紡コップの場合のような構造の糸
巻成体、つまり綾巻パッケージへの巻返し時に特に良好
な巻戻し特性を有する糸巻成体、を生ぜしめるような糸
層17を形成しつつ卸される。
【0020】精紡動作中、糸ガイド6は空管18aを支
持し、該空管は糸ガイド6に被せ嵌められておりかつ該
糸ガイド6の上端部でホルダー19によって保持され
る。該ホルダー19はガイド管8の内部で糸ガイド6を
案内するために同時に併用される。しかし空管18aの
保持態様は本発明の思想の範囲外であり、かつ従来技術
例えば米国特許第802161号明細書に基づいてすで
に公知である。また前記ホルダー19は、糸ガイド6を
空管18aに対して相対的に摺動させる可能性も提供す
る。空管18aのホルダー19の作動並びに該空管18
aと糸ガイド6との間の相対運動の調整は制御導線20
を介して行なわれる。
【0021】図1に示した精紡コップ交換過程の動作段
階a〜hに基づいて次に本発明の搬送系の2つの実施態
様を説明する。ポット精紡機の紡績部1の下位には、挿
し嵌め心棒22を装備した搬送ベルト21又は挿し嵌め
心棒25を装備した支持体24を載せて搬送可能な搬送
ベルト23が延在している。両搬送ベルト21及び23
はエンドレスベルトであり、該エンドレスベルトはポッ
ト精紡機の全紡績部の下側に沿って延びており、しかも
夫々変向ガイドローラ26又は27を介して案内され、
該変向ガイドローラは、例えばモータ28又は29によ
って示したように前記搬送ベルトを駆動するために同時
に併用することができる。矢印30又は31は搬送ベル
ト21又は23の搬送方向を表している。搬送ベルト2
3が常時循環するのに対して、搬送ベルト21は、紡績
部で満管の精紡コップを空管と交換しようとする場合だ
け、及び精紡コップを搬出して新たな空管を給送しよう
とする場合だけ動かされるにすぎない。
【0022】精紡動作のあいだ搬送ベルト21は静止し
ている。紡績部1の下側では精紡ポット2よりも下位で
挿し嵌め心棒22が糸ガイド6に対して同心的に位置決
めされている。搬送方向30で見て前記挿し嵌め心棒2
2の後方に配置された次の挿し嵌め心棒に装着された空
管18bは待機位置にある。空管を装着した挿し嵌め心
棒と、空の挿し嵌め心棒との配列順序は、リング精紡機
において公知になっているような配列に相当している。
挿し嵌め心棒のピッチは、2つの隣り合った精紡ポット
の2本の中心軸線の間隔の1/2である。挿し嵌め心棒
上に精紡コップを卸したのち搬送ベルトは、精紡ポット
内へ収容するための空管を準備するために、2つの精紡
ポットの相互間隔の1/2に相当する距離値だけ前進す
る。
【0023】多数本の差し嵌め心棒22を上面に固定的
に装備した搬送ベルト21は、すべての紡績部における
同時管揚げだけを可能にする。図1の動作段階aに示し
た精紡コップ32は管揚げ操作後の精紡コップ32の搬
出を表わすものである。この理由から図1の動作段階a
においては、管揚げされた精紡コップ32を有する搬送
ベルト区分は、待機位置にある差し嵌め心棒22と待機
位置にある空管18bとを有する搬送ベルト区分に対し
て断絶して図示されている。
【0024】精紡コップを受取りかつ空管を引渡すため
の挿し嵌め心棒22の位置決めはセンサによって監視さ
れる。紡績部の精紡ポットの下位に差し嵌め心棒22が
正しく位置決めされているか否かはセンサ33によって
検査される。差し嵌め心棒22上に空管、例えば空管1
8b、が起立しているか否かは別のセンサ34によって
検出される。該センサ34は、挿し嵌め心棒を検出しな
いように前記のセンサ33の直ぐ上位に配置されてい
る。センサ34の傍に別の2つのセンサ35,36を配
置しておくことも可能である。しかし原則的には1つの
センサを配置すれば充分である。これらのセンサ35,
36によって、巻成された管糸、要するに精紡コップが
紡績部の下に位置しているか否かが検出される。空管の
中心線に整合して配置されたセンサ34からのセンサ3
5と36の距離を異ならせることによって、該センサの
前に目下位置している精紡コップの糸巻成状態を検出す
ることが可能である。図1の動作段階aから判るように
センサ33から挿し嵌め心棒22の位置決め状態が信号
線路33aを介して制御装置37、例えばマイクロプロ
セッサに伝送される。目下の状況ではセンサ34〜36
は所属の信号線路34a〜36aを介して制御装置37
にいかなる位置決め状態も伝送しない。制御装置37
は、精紡機の精紡動作過程を制御するために精紡機のコ
ンピュータ(図示せず)に、又は複数基の精紡機用の中
央コンピュータに接続しておくことも可能である。
【0025】図1の動作段階bでは、精紡の終了時点
と、精紡ポット2の内壁面に形成された精紡ケーク11
を、糸ガイド6に被せ嵌められた空管18aへ移し変え
る巻き移し開始時点が図示されている。巻き移し動作を
導入できるようにするために、糸ガイド6の下限位置に
おいて、該糸ガイド6に被せ嵌められた空管18aは、
糸ガイド6の開口15から進出して精紡ポット2の内壁
にまで延びている糸16に前記空管18aの下縁38が
到達するまで、ホルダー19によって糸ガイド6の開口
15を超えてシフトされる。空管の前記下縁38に設け
られているノッチ(図示せず)によって糸は捕捉されて
連行される。これと同時に糸ガイド6内への繊維スライ
バ12の給繊は停止され、該繊維スライバはドラフト装
置の下でクランプ・切断装置45によってクランプされ
て切断される。ここでは図示を省いたが過剰繊維スライ
バは吸出される。その瞬間に糸は空管18aに巻き付け
られ、これによって精紡ケーク11は空管18aに巻き
移される。この状況は図1の動作段階cに示されてい
る。すなわち図1の動作段階cでは精紡ケークは完全に
空管18aに巻き移された状態にあり、こうして精紡コ
ップ39が生じる。
【0026】この時点までに搬送ベルト23は、紡績部
1の精紡事象を考慮することなしに支持体24を搬送し
ている。挿し嵌め心棒を固定的に装備した連続的な搬送
ベルトによって、すべての紡績部で精紡コップと空管と
の交換プロセスを同時に実施する前記実施例とは異なっ
て、搬送ベルト23を用いた実施例では紡績部の個別制
御が可能である。つまり各紡績部は個別的に制御され
て、隣接した紡績部には無関係に精紡コップを精紡し、
該精紡コップは巻成動作終了後に搬送ベルト23の支持
体24上に直接卸される。搬送ベルト23は連続的に循
環するので、各紡績部には支持体24のためのストッパ
40が設置されており、該ストッパはセンサ33〜36
を介して制御される。この制御目的のためにストッパ4
0は信号線路40aを介して制御装置37と接続されて
いる。従って図1の動作段階aで示した紡績部において
紡績が行われる間に、搬送ベルト23を有する実施例で
は、紡績部の下側で、精紡コップを装着した支持体24
又は精紡コップ無装着の支持体24を支障なく搬送する
ことが可能である。つまり例えば精紡コップ320は、
丁度糸を紡績している紡績部の下を妨げなく通過搬送さ
れる。
【0027】搬送ベルト23における搬送に対する干渉
は、或る1つの紡績部において精紡ポットから精紡ケー
クを空管へ巻き移して、図1の動作段階cの場合のよう
に空管に交換するために巻成済み精紡コップを準備する
場合に始めて行われる。この場合ポット精紡機の制御装
置37によって、交換準備の整った紡績部の下位に位置
しているストッパ40が制御されて制止レバー41が搬
送ベルト23上にシフトされる。しかしながら前記スト
ッパ40が作動されるのは、センサ33が、挿し嵌め心
棒25を占有していない支持体24を確認した場合だけ
に限られる。
【0028】図1の動作段階dでは、搬送ベルト21の
挿し嵌め心棒22上に、巻成済み精紡コップ39を卸し
た状態が図示されている。精紡コップ39を挿し嵌める
ためにガイド管8が、矢印42で示したように、案内9
の内部を作動機構(図示せず)によって降下される。案
内9の内部でガイド管8が下限位置に達した場合、巻管
18aは挿し嵌め心棒22上に装着された状態にある。
制御導線20を介してホルダー19は、精紡コップ39
の巻管18aに対する解放命令を受取る。
【0029】同様の形式で、制止レバー41によって停
止させられている支持体24の挿し嵌め心棒25上への
精紡コップ390の卸し動作は経過する。
【0030】ホルダー19が巻管18aを解放するとガ
イド管8は、図1の動作段階eにおいて矢印44で示し
たように、上限位置へ再び復帰させられる。この場合糸
ガイド6は巻管18aから引き出される。ガイド管8が
上限位置へ復帰すると、糸ガイド6は、満管の精紡コッ
プ39の搬出を可能にする位置に在る。制御導線28a
を介して搬送ベルト21の駆動モータ28は次のような
命令、つまり変向ガイドローラ26を駆動して、精紡ポ
ット2の下に位置している空管18bを糸ガイド6の下
に位置決めするまで紡績部ピッチの1/2に相当する距
離値だけ矢印30の方向に搬送ベルト21を前進させよ
という命令を受取る。
【0031】搬送ベルト23による実施例の場合には、
信号線路40aを介して制止レバー41は引込められ、
かつ搬出のために支持体24は精紡コップ390と共に
解放される。制止レバー41は、センサ33及び34に
よって空管が検出・記録される時に始めて再び作動され
る。この空管とは本例では、支持体24上で搬出される
精紡コップ390に後続する空管180bのことであ
る。
【0032】搬送ベルト21は、センサ33,34が空
管18bを検出・記録するまで搬送される。
【0033】空管18bが糸ガイド6の下位に位置決め
されるか、或いは搬送ベルト23による実施例では空管
180bを装着した支持体24が糸ガイド6の下位に位
置決めされると、図1の動作段階fにおいて矢印46に
よって示したようにガイド管8は下限位置へ再び下降運
動する。ガイド管8が下限位置に在る場合、糸ガイド6
は空管18b内へ侵入している。ホルダー19は当該空
管に係合して、該空管を固定的に把持する。搬送ベルト
23による実施例では、このとき解放された精紡コップ
390が搬出される。それというのは、搬送ベルト23
は、矢印31で示した搬送方向に定常運動しているから
である。
【0034】空管18bがホルダー19によって把持さ
れた後、ガイド管8と糸ガイド6は、図1の動作段階g
において矢印47で示したように精紡ポット2よりも上
位の上限位置へ移動する。把持された空管18bは、糸
ガイド6の開口15が空管18bの下縁38を超えて下
方に向かって突出するまで、ホルダー19によって矢印
48で示すように上向移動される。繊維スライバ12は
クランプ・切断装置45から解放されてフィードローラ
対14を経てインジェクタ43内へ搬入され、該インジ
ェクタは繊維スライバを糸ガイド6内へ吹き込む。次い
で該糸ガイド6は精紡ポット2内へ移動し、繊維スライ
バの新たな給繊によって精紡動作が再開される。
【0035】この再開と同時に搬送ベルト21は動かさ
れるので、全ての紡績部から搬送ベルト21上に卸され
ていた巻成済み精紡コップ39が搬出されることにな
る。
【0036】搬送ベルト23による実施例では、挿し嵌
め心棒25から空管180bが引抜かれている支持体2
4を更に移送できるようにするために制止レバー41
は、矢印50で示した方向に引き戻される。精紡コップ
390を装着した支持体24はすでに搬出されている。
【0037】図1の動作段階hでは、図1の動作段階a
から既知になっている状態と同一の状況が図示されてい
る。糸ガイド6は精紡ポット2内の精紡位置へ侵入した
状態にある。この侵入と同時にドラフト装置から再び繊
維スライバ12が、矢印51で示した方向に給繊され
る。二重矢印52によって示したように、糸ガイド6は
再びその作業を続け、かつトラバース運動をしつつ精紡
ポット2内に新たな精紡ケーク11を形成する。その間
に、巻成済みの精紡コップ39は搬送ベルト21に載っ
て搬出されて、該搬送ベルト21には再び新たな空管1
8cが装備された状態にある。同時に該搬送ベルト21
は、空の挿し嵌め心棒22を紡績部の真下に位置させる
ように再び位置決めされている。
【0038】搬送ベルト21の代りに搬送ベルト23が
稼働中の紡績部の下に延びている場合には、制止レバー
41は引き戻されており、前記搬送ベルト23は、その
上位に位置している紡績部の作業には無関係に、搬送ベ
ルト23の搬送方向で見て上流側に位置している紡績部
の作業結果に基づいて生じる空管又は精紡コップを装着
しているか或いは装着していない支持体を搬送する。支
持体を位置決めするための操作干渉は、相応の紡績部に
おいて交換を必要とする場合に始めて行なわれる。
【0039】図2に示した本発明の別の実施例では搬送
ベルトは精紡ポットの真下に延在しているのではなく
て、ポット精紡機の前面に沿って延在している。
【0040】複数の精紡ポットと糸ガイド101′a〜
101′fとによって略示した複数の紡績部101a〜
101fから成るポット精紡機100の前面に沿って搬
送ベルト102が延在している。該搬送ベルト102に
載って支持体103が給送案内され、該支持体の差し嵌
め心棒に装着された空管104が給送部(図示せず)か
ら矢印105で示した搬送方向に給送案内される。紡績
部101a〜101fと搬送ベルト102との間には、
二重矢印107によって示したように両方向に駆動可能
な可逆搬送ベルト106が夫々延在している。
【0041】該可逆搬送ベルト106は、空管104を
装備した支持体103を必要に応じて紡績部101a〜
101fの1つに給送しかつ精紡コップ108を精紡部
から搬送ベルト102上へ搬送するために使用される。
紡績部101aでは、巻成済み精紡コップはすでに搬出
されており、かつ、精紡ポット内で形成された精紡ケー
クを空管に巻き移せるようにするために該紡績部には、
空管104を装備した支持体103が給送されねばなら
ない。空管を装備した支持体103を可逆搬送ベルト1
06を介して当該紡績部101aに給送できるようにす
るために、該可逆搬送ベルトは矢印109の搬送方向で
紡績部の方に向かって延びている。
【0042】各紡績部とは逆の側に位置している、可逆
搬送ベルト106の入口側には、切換え可能なデフレク
タ(そらせ器)110が配置されている。満管の精紡コ
ップ108を紡績部101aから可逆搬送ベルト106
に載せて搬出する際に、該精紡コップが自動的に搬送ベ
ルト102によって捕捉されて搬出される間に、空管
は、該搬送ベルト102の搬送路を塞いで可逆搬送ベル
ト106の方へ空管を導くことによって、紡績部へ給送
されねばならない。従って搬送ベルト102と紡績部1
01a〜101fとの間に延在している可逆搬送ベルト
106の各入口にデフレクタ110が設置されている。
矢印105の搬送方向で見て上流側には搬送ベルト10
2に沿って、つまり可逆搬送ベルト106の各入口の手
前にはセンサ111が夫々1つ設置されている。該セン
サ111によって満管の精紡コップ108が空管104
と識別される。空管を給送する紡績部、例えば紡績部1
01aに、空管104を装備した支持体103が接近
し、該支持体をセンサ111が検知すると、紡績部10
1aに所属したデフレクタ110が搬送ベルト102上
にシフトされる。搬送ベルト102は走行を続行するの
で、空管104を装備した支持体103はデフレクタ1
10に衝突して、搬送方向109に紡績部101aへ向
かって運動する可逆搬送ベルト106上へ誘導される。
紡績部101bでは、空管104を装備した支持体10
3はデフレクタ110によってすでに搬送ベルト102
から偏向誘導された状態にある。空管が紡績部101b
に丁度給送されるところである。また紡績部101bに
所属したデフレクタ110は、他の空管及び精紡コップ
の搬送を妨害しないようにするために、すでに搬送ベル
ト102から再び引き戻された状態にある。
【0043】例えば紡績部101cの場合のように、精
紡ケークが或る紡績部において空管に巻き移されると、
精紡コップ108は可逆搬送ベルト106に載って矢印
112で示した搬送方向で搬送ベルト102に供給され
る。紡績部101d及び101eでは、夫々糸ガイド1
01′d及び101′eから進出する糸が精紡され、か
つ精紡ポット内で精紡ケーク113が形成されている。
前記の両紡績部では、巻き移しのためにすでに空管10
4が待機している。
【0044】紡績部101fでは、精紡コップ108が
該紡績部から出て、可逆搬送ベルト106を介して搬送
方向112で搬送ベルト102に供給され、かつ該搬送
ベルトによって精紡コップ108を装備した支持体10
3が丁度引取られるところである。
【0045】搬送ベルト102に載って精紡コップ10
8を装備した支持体103並びに空管104を装備した
支持体103は共に搬送方向105で選別ステーション
114に供給される。該選別ステーションにおいて精紡
コップ108を装備した支持体103は、直ぐには必要
とされない空管104を装備した支持体103から分別
される。精紡コップ108を装備した支持体103は例
えば搬送ベルト115に載って矢印116で示した搬送
方向で巻返し機(図示せず)に供給される。直ぐには必
要とされない空管を装備した支持体103は前記選別ス
テーション114から搬送ベルト117を介して矢印1
18で示した搬送方向に搬出される。搬送方向120に
運動する搬送ベルト119と搬送方向122に運動する
搬送ベルト121とを介して、前記の直ぐには必要とし
ない空管104を装備した支持体103は搬送ベルト1
02に再供給することが可能である。
【0046】図3には本発明の搬送系の異なった実施例
が図示されている。ポット精紡機200は搬送装置を介
して巻返し機201と接続されている。なおポット精紡
機200の紡績部の数は、図示例の場合よりも多くても
少なくてもよい。
【0047】図2に示した前記実施例とは異なって、ポ
ット精紡機200の前面側に搬送ベルト202が延在し
ている以外に、またポット精紡機200の背面側にも搬
送ベルト203が延在している。精紡ポットと糸ガイド
204′a〜204′hとによって略示した各紡績部2
04a〜204hでは、各紡績部の下を通って連絡搬送
ベルト205が延在して前記の前面側搬送ベルト202
と背面側搬送ベルト203とを連絡している。
【0048】搬送ベルト202に載って、挿し嵌め心棒
に空管207を直立させて支持する支持体206が給送
される。空管207を装備した支持体206は紡績部2
04a〜204hに沿って矢印208の方向に搬送され
る。搬送ベルト202の幅は支持体206の直径よりも
狭い。連絡搬送ベルト205は、搬送路のオーバーラッ
プに基づいて必要に応じて支持体206を搬送ベルト2
02から連絡搬送ベルト205へ移せるように、搬送ベ
ルト202に近接している。連絡搬送ベルト205は矢
印209の方向に常時連続的に背面側の搬送ベルト20
3の方に向かって走行運動する。紡績部204a〜20
4hの下には制御可能な制止装置210が設けられてい
る。該制止装置は、精紡ケークが空管に巻き移されるま
でその都度、空管を装備した支持体を制止する。精紡中
も巻き移し中も連絡搬送ベルト205は常時走行する。
連絡搬送ベルト205は、規定数の支持体206を受容
できるように、搬送ベルト202に対する距離を設計さ
れている。例えば紡績部204f,204gにおけるよ
うに、連絡搬送ベルトを支持体が完全には占有していな
いところでは、空管207を装備した移動中の支持体2
06は搬送ベルト202から、矢印211で示したよう
に当該紡績部へ搬入される。また支持体206が連絡搬
送ベルト205を紡績部の前で完全に占有している部
位、例えば紡績部204dでは支持体206は自動的に
該紡績部を擦過して通過搬送される。どの紡績部におい
ても搬送ベルト202から引出されなかった、空管20
7を装備した支持体206はポット精紡機200の末端
部で搬送ベルト212上に導出される。該搬送ベルト2
12は支持体を矢印213の方向でポット精紡機200
の背面側の搬送ベルト203へ向かって搬送する。
【0049】該搬送ベルト203に載って支持体206
に装備された精紡コップ214はポット精紡機200か
ら搬出される。紡績部で精紡ケークが精紡ポットから空
管に巻き移されると、制止装置210は、精紡コップ2
14を装備した支持体206を解放し、かつ該精紡コッ
プ214は連絡搬送ベルト205を介して搬送ベルト2
03上へ移送される。紡績部204c,204e,20
4gでは精紡コップ214が搬送ベルト203へ向かっ
て丁度搬送されるところである。搬送ベルト203は、
精紡コップ214並びに、前記搬送ベルト212を介し
て搬送されてきた空管207を選別・準備ステーション
216へ搬送する。該選別・準備ステーション216に
おいては、先ず空管207を装備した支持体206が搬
送ベルト217上へ導かれ、矢印218の搬送方向で別
の選別ステーション219に供給される。該選別ステー
ション219で搬送ベルト202への戻し引渡しが行な
われる。
【0050】選別・準備ステーション216においては
精紡コップが巻返し機201での糸巻返しのために準備
される。準備されない精紡コップ214′は、必要に応
じて手操作で準備するために、矢印221によって示し
たように、待機位置220へ排出される。準備された精
紡コップ214は所属の支持体206に支持されて搬送
ベルト222に引渡され、該搬送ベルトは精紡コップを
矢印223の方向に相応して、綾巻パッケージのシンボ
ルで表した巻返し部224a〜224fに沿って搬送す
る。ポット精紡機200の装置と対比できるように、各
巻返し部の下位には、それぞれ1本の連絡搬送ベルト2
25が延びている。該連絡搬送ベルトは、精紡コップ2
14を装備した支持体206を矢印226の方向に搬送
ベルト222から巻返し部に搬送し、かつ巻返し機の背
面側の搬送ベルト227まで延在している。
【0051】巻返し部224a〜224fにおいて精紡
コップ214は綾巻パッケージに巻返される。支持体2
06に装着された空管207は搬送ベルト227に引渡
され、矢印228で示した方向に搬送されて選別ステー
ション219に給送される。該選別ステーションにおい
て、完全には空になっていない巻管つまり不完全巻戻し
巻管229が空管と選別され、かつ支持体206に支持
された状態のままで搬送ベルト230に引渡される。該
搬送ベルト230は、使用可能な残留糸を有する巻管
を、矢印231の方向で選別・準備ステーション216
へ搬送する。該選別・準備ステーションにおいて、糸巻
返しを継続させるために糸端部が準備される。この糸端
部の準備ができなかった場合には、当該精紡コップは排
出されて待機位置220へ移される。
【0052】図3に示した搬送系によって、ポット精紡
機と巻返し機との間に1つの閉じた循環回路が実現され
る。人為的な干渉なしに、また空管又は精紡コップを一
方の搬送系から他方の搬送系へ移し変えることなしに、
支持体はポット精紡機においても巻返し機においても使
用することができる。巻返し部への供給にあぶれた精紡
コップは、搬送ベルト232によって受取られる。該搬
送ベルトは矢印233の方向に運動し、しかも巻返し部
の下に延びる連絡搬送ベルト225に対して平行に延在
している。該搬送ベルト232は、巻戻されなかった精
紡コップを搬送ベルト227へ導き、該搬送ベルトから
前記精紡コップは選別ステーション219並びに選別・
準備ステーション216を介して改めて搬送ベルト22
2上に移されて巻返し部に供給されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リング精紡機における管揚げの場合に類似して
複数本の挿し嵌め心棒を装備した搬送ベルトによってポ
ット精紡機の紡績部に空管を給送しかつ該紡績部から精
紡コップを搬出するようにして行なうポット精紡動作段
階a,b,c,d,e,f,g,hを示す図である。
【図2】可逆ベルトを介して個々の巻成部に空管を支持
体に載せて給送しかつ精紡コップを搬出するようになっ
ているポット精紡機を示す図である。
【図3】精紡機の前面側に沿って空管を装備した支持体
用の搬送ベルトが延在し、また背面側に沿っては精紡コ
ップを装備した支持体を導出するための搬送ベルトが延
在し、前記の両搬送ベルトが巻成部の下位で空管を給送
し精紡コップを導出するためのベルトを介して互いに接
続されている形式のポット精紡機と糸巻返し機との複合
構造を示す図である。
【符号の説明】
1 紡績部、 2 精紡ポット、 3 機械架
台、 4 軸受、 5駆動装置、 5a 固定子、
5b 金属リング、 6 糸ガイド、7 懸架
機構、 8 ガイド管、 9 案内、 10 糸
ガイド並びにガイド管の運動方向を示す二重矢印、 1
1 精紡ケーク、 12 繊維スライバ、 13
スライバの供給方向を示す矢印、 14 フィード
ローラ対、 15 開口、 16 糸、 17
糸層、 18a 巻管、18b,180b 空管、
19 ホルダー、 20 制御導線、 21搬送
ベルト、 22 挿し嵌め心棒、 23 搬送ベル
ト、 24支持体、 25 挿し嵌め心棒、 26,
27 変向ガイドローラ、 28,29 モータ、
28a 制御導線、 30,31 搬送方向を示
す矢印、 32,320 精紡コップ、 33,3
4,35,36 センサ、33a,34a,35a,
36a 信号線路、 37 制御装置、 38空管
の下縁、 39,390 精紡コップ、 40 ス
トッパ、 40a信号線路、 41 制止レバー、
42 ガイド管の下降方向を示す矢印、 43 イ
ンジェクタ、 44 ガイド管の復帰方向を示す矢
印、 45 クランプ・切断装置、 46 ガイド
管の下降運動を示す矢印、 47ガイド管及び糸ガイド
の上向移動方向を示す矢印、 48 空管の上向移動
方向を示す矢印、 50 制止レバーの引き戻し方向
を示す矢印、 51給繊方向を示す矢印、 52 糸
ガイドのトラバース方向を示す二重矢印、100 ポ
ット精紡機、 101a〜101f 紡績部、 10
1′a〜101′f 糸ガイド、 102 搬送ベ
ルト、 103 支持体、 104 空管、 10
5 搬送方向を示す矢印、 106 可逆搬送ベル
ト、 107 可逆駆動方向を示す二重矢印、 10
8 精紡コップ、 109 搬送方向を示す矢印、
110 デフレクタ、 111 センサ、112
搬送方向を示す矢印、 113 精紡ケーク、
114 選別ステーション、 115 搬送ベル
ト、 116 搬送方向を示す矢印、 117 搬
送ベルト、 118 搬送方向を示す矢印、 119
搬送ベルト、 120 搬送方向を示す矢印、
121 搬送ベルト、 122搬送方向を示す矢
印、 200 ポット精紡機、 201 巻返し
機、202,203 搬送ベルト、 204a〜20
4h 紡績部、 204′a〜204′h 糸ガイ
ド、 205 連絡搬送ベルト、 206 支持
体、 207 空管、 208 搬送方向を示す矢
印、 209 連絡搬送ベルトの運動方向を示す矢
印、 210 制止装置、 211 搬入方向を示
す矢印、 212 搬送ベルト、 213 搬送方
向を示す矢印、 214 精紡コップ、 214′
準備されない精紡コップ、 215 搬送方向を示
す矢印、 216 選別・準備ステーション、 21
7 搬送ベルト、 218 搬送方向を示す矢印、
219 別の選別ステーション、220 待機位
置、 221 搬送方向を示す矢印、 222 搬
送ベルト、 223 搬送方向を示す矢印、 224
a〜224f 巻返し部、225 連絡搬送ベル
ト、 226 搬送方向を示す矢印、 227搬送ベ
ルト、 228 搬送方向を示す矢印、 229
不完全巻戻し巻管、 230 搬送ベルト、 231
搬送方向を示す矢印、 232 搬送ベルト、
233 搬送方向を示す矢印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨアヒム シュティラー ドイツ連邦共和国 メンヒェングラートバ ッハ ツェデルンシュトラーセ 24 (72)発明者 カール−ヨーゼフ ブロックマンズ ドイツ連邦共和国 ヴィリッヒ ヤーコプ −クレプス−シュトラーセ 80

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定置に配置された精紡ポットと、トラバ
    ース運動を行なう糸ガイドとを有し、しかも精紡ケーク
    を巻き移すために規定された空管を、すでに精紡中に前
    記糸ガイドに被せ嵌めて該糸ガイドによって保持するよ
    うになっているポット精紡機用の搬送系において、各精
    紡ケーク(11;113)を空管(18a;104;2
    07)上に巻き移した後に精紡コップ(39,390;
    108;214)が糸ガイド(6;101′a〜10
    1′f;204′a〜204′h)によって、精紡ポッ
    ト(2;101a〜101f;204a〜204h)の
    下に直立する位置可変の支持体(22,24;103;
    206)の上に垂直姿勢で卸され、前記精紡コップ(3
    9,390;108;214)が卸されて前記糸ガイド
    (6;101′a〜101′f;204′a〜204′
    h)が持上げ位置を占めると、前記支持体(22,2
    4;103;206)が精紡コップと共に搬出可能であ
    り、かつ、空管(18b,180b;104;207)
    が、該空管内へ前記糸ガイドを侵入させかつ支持体を取
    付けるために準備されることを特徴とする、ポット精紡
    機用の搬送系。
  2. 【請求項2】 紡績部(1)の下にポット精紡機に沿っ
    て、複数の挿し嵌め心棒(22)を装備した搬送ベルト
    (21)が延在し、該搬送ベルト(21)を介して空管
    (18b)が紡績部(1)へ搬入可能かつ精紡コップ
    (32,39)が前記紡績部(1)から搬出可能であ
    り、前記搬送ベルト(21)が、その都度精紡コップ
    (39)の受取り位置から空管(18b)の引渡し位置
    へ周期的に移動可能である、請求項1記載の搬送系。
  3. 【請求項3】 紡績部(1)の下にポット精紡機に沿っ
    て搬送ベルト(23)が延在し、該搬送ベルト(23)
    を介して、挿し嵌め心棒(24)を装備した複数の支持
    体(24)が搬送可能であり、かつ、前記搬送ベルト
    (23)上には、精紡コップ(390)を受容するため
    の空の挿し嵌め心棒(25)を有する支持体(24)
    と、紡績部(1)で満管の精紡コップ(390)を引渡
    した後に糸ガイド(6)に被せ嵌めるために挿し嵌め心
    棒(25)に空管(180b)を装着した支持体(2
    4)とが夫々設けられている、請求項1記載の搬送系。
  4. 【請求項4】 紡績部(101a〜101f)の前にポ
    ット精紡機(100)に沿って、挿し嵌め心棒を有する
    支持体(103)を搬送可能な搬送ベルト(102)が
    配置されており、前記挿し嵌め心棒上には空管(10
    4)が起立しており、空管(104)を装備した支持体
    (103)が、必要に応じて精紡ケーク(113)を前
    記空管(104)上に巻き移すために別の搬送ベルト
    (106)によって紡績部(101a〜101f)へ供
    給可能であり、かつ、前記支持体(103)が、精紡中
    及び巻き移し中に当該紡績部(101a〜101f)の
    所定位置に残留する、請求項1又は3記載の搬送系。
  5. 【請求項5】 別の搬送ベルト(203)が設けられて
    おり、該搬送ベルトが、精紡コップ(214)を有する
    支持体(206)を搬出するために紡績部(204a〜
    204h)の後方でポット精紡機(200)の背面側に
    沿って配置されており、各紡績部(204a〜204
    h)では、空管(207)を有する支持体(206)を
    搬送するための搬送ベルト(202)が、各紡績部(2
    04a〜204h)の下側に延在する連絡搬送ベルト
    (205)を介して、精紡コップ(214)を有する支
    持体(206)を搬出するための搬送ベルト(203)
    と接続されている、請求項1又は4記載の搬送系。
  6. 【請求項6】 精紡コップ(214)を有する支持体
    (206)を搬出するための搬送ベルト(203)が巻
    返し機(201)に達しており、該巻返し機において
    も、前記精紡コップ(214)を有する支持体(20
    6)を搬送して必要に応じて巻返し部に供給する搬送ベ
    ルト(222)が巻返し部(224a〜224f)に沿
    って延在しており、かつポット精紡機(200)が、空
    管(207)を有する支持体(206)を前記ポット精
    紡機(200)に戻して必要に応じて紡績部(204a
    〜204h)に供給する別の搬送ベルト(202)を介
    して前記巻返し機(201)と接続されている、請求項
    5記載の搬送系。
JP6164252A 1993-07-17 1994-07-15 ポット精紡機用の搬送系 Ceased JPH0748734A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4324039.9 1993-07-17
DE4324039A DE4324039A1 (de) 1993-07-17 1993-07-17 Transportsystem an einer Topfspinnmaschine

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0748734A true JPH0748734A (ja) 1995-02-21

Family

ID=6493087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6164252A Ceased JPH0748734A (ja) 1993-07-17 1994-07-15 ポット精紡機用の搬送系

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5515672A (ja)
JP (1) JPH0748734A (ja)
CH (1) CH691486A5 (ja)
DE (1) DE4324039A1 (ja)
IT (1) IT1270246B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019167645A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 株式会社豊田自動織機 ポット精紡機

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19520153B4 (de) * 1995-06-01 2006-06-08 Saurer Gmbh & Co. Kg Topfspinnmaschine
DE19523937B4 (de) * 1995-06-30 2004-02-19 Saurer Gmbh & Co. Kg Verfahren und Vorrichtung zum Topfspinnen
CH692667A5 (de) * 1995-06-01 2002-09-13 Schlafhorst & Co W Topfspinnmaschine und Verfahren zu ihrem Betrieb.
DE19523835A1 (de) * 1995-06-30 1997-01-02 Schlafhorst & Co W Verfahren und Vorrichtung zum Topfspinnen
DE19527002A1 (de) * 1995-07-24 1997-01-30 Chemnitzer Spinnereimaschinen Zentrierfugenspinnmaschine
DE19531147A1 (de) * 1995-08-24 1997-02-27 Chemnitzer Spinnereimaschinen Zentrifugenspinn-Spulmaschine
US5813208A (en) * 1995-10-16 1998-09-29 W. Schlafhorst Ag & Co. Device for holding and releasing bobbin tubes in a pot spinning machine
US5613642A (en) * 1995-12-19 1997-03-25 Ppg Industries, Inc. Process and system for winding and transporting a wound package
DE19548673A1 (de) * 1995-12-23 1997-06-26 Csm Gmbh Wickeldorn-Doffverfahren
DE19548668A1 (de) * 1995-12-23 1997-06-26 Csm Gmbh Bedienwagen für eine Vakuumspinnmaschine
DE19650598A1 (de) * 1996-12-06 1998-06-10 Schlafhorst & Co W Topfspinnvorrichtung
DE19802653A1 (de) * 1998-01-24 1999-07-29 Schlafhorst & Co W Zentrifugenspinn-/Spulmaschine
DE19854786A1 (de) 1998-11-27 2000-05-31 Schlafhorst & Co W Verfahren und Vorrichtung zum Umwickeln eines gesponnenen Garnkörpers
DE19905859A1 (de) 1999-02-12 2000-08-17 Schlafhorst & Co W Zentrifugenspinnmaschine und Verfahren zum Zentrifugenspinnen
DE10211850A1 (de) * 2002-03-18 2003-10-02 Schlafhorst & Co W Verfahren zum Betreiben einer Spinnvorrichtung
US20030110753A1 (en) * 2002-09-23 2003-06-19 Josep Galan Pujol Single position double twisting twister with precision weave pick up
WO2009127074A1 (de) * 2008-04-15 2009-10-22 Maschinenfabrik Rieter Ag Verfahren und vorrichtung zum herstellen eines vorgarns
DE102014119380A1 (de) * 2014-12-22 2016-06-23 Rieter Ingolstadt Gmbh Rotorspinnmaschine mit einer Vielzahl von Arbeitsstellen und einer Absaugeinrichtung
DE102017105034A1 (de) * 2017-03-09 2018-09-13 Maschinenfabrik Rieter Ag Spinnereimaschine

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US802161A (en) * 1904-08-24 1905-10-17 Lester Willis Gill Spinning-machine.
US2142760A (en) * 1937-04-22 1939-01-03 Prince-Smith William Spinning, twisting, and analogous machine
US2291819A (en) * 1939-08-02 1942-08-04 Lawrie L Witter Method of spinning
NL211948A (ja) * 1956-11-05
US3030761A (en) * 1959-09-10 1962-04-24 Negishi Eizaburo Automatic doffing and donning
US3098343A (en) * 1961-05-30 1963-07-23 Negishi Eizaburo Yarn end controlling device for a centrifugal spinning machine
US3205645A (en) * 1962-12-25 1965-09-14 Mitsubishi Shipbuilding & Eng Spinning pot of centrifugal spinning machine
JPS61178375A (ja) * 1985-01-31 1986-08-11 Murata Mach Ltd 精紡機の管理システム
US4901516A (en) * 1988-02-29 1990-02-20 Louis Vignon Spinning device with bobbin changer
DE3812342C2 (de) * 1988-04-14 1994-08-11 Zinser Textilmaschinen Gmbh Transportvorrichtung zum Bereitstellen von leeren Spulenhülsen und zum Abtransport von vollen Spinnspulen an einer doppelseitigen Spinnmaschine
DE4008990C2 (de) * 1989-06-15 1999-03-25 Schlafhorst & Co W Spinn-/Spulmaschinenkombination mit einem Transportsystem, in dem die Kopse beziehungsweise Hülsen auf Paletten aufgesetzt sind und gemeinsam mit diesen transportiert werden
EP0418418B1 (de) * 1989-09-21 1995-05-03 Maschinenfabrik Rieter Ag Fördervorrichtung an einer Spinnmaschine
DE4108929A1 (de) * 1991-03-19 1992-09-24 Schlafhorst & Co W Topfspinnvorrichtung
DE4208039C2 (de) * 1992-03-13 2002-01-17 Schlafhorst & Co W Topfspinnvorrichtung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019167645A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 株式会社豊田自動織機 ポット精紡機

Also Published As

Publication number Publication date
US5515672A (en) 1996-05-14
ITMI941269A0 (it) 1994-06-17
ITMI941269A1 (it) 1995-12-17
CH691486A5 (de) 2001-07-31
DE4324039A1 (de) 1995-01-19
IT1270246B (it) 1997-04-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0748734A (ja) ポット精紡機用の搬送系
US4781334A (en) Method and apparatus for increasing the winding speed of an automatic winding machine
JPS6356153B2 (ja)
US4899531A (en) Method and apparatus for automatic exchange of roving bobbins of a ring spinning machine
JP2730585B2 (ja) 紡績運転を迅速に再開する方法と装置
US5082192A (en) Apparatus for delivering individual packages or groups thereof to a package transport system
US5109662A (en) Operating method and apparatus for the automated removal of yarn remnants from winding tubes by an automated maintenance and servicing device traveling along a textile yarn processing machine
US4616789A (en) Yarn end readying device in winder
US6056228A (en) Tube magazine for a cheese producing textile machine
JPH0418047B2 (ja)
JP2693244B2 (ja) リボン支持体搬送ベルトを備えた自動巻取機
US6328247B1 (en) Cheese-producing textile machine
JP3262833B2 (ja) ポット精紡機
US5871168A (en) Winding station of a textile machine for producing cheeses
US5119621A (en) Maintenance device for exchanging yarn supply packages at spindle assembly stations of a yarn processing machine
US6511013B2 (en) Device for starting a work station of a cheese-producing textile machine
US6679450B2 (en) Tube feeding device for a work station of a cheese-producing textile machine
US4646981A (en) Process and apparatus for the simultaneous throwing of several textile threads delivered continuously
JP3476512B2 (ja) 自動巻取り機を駆動するための方法
US6012670A (en) Multiple dynamo-electric machine parts handling and winding methods and apparatus
US5916117A (en) Yarn guide for a pot spinning machine
US5343687A (en) Winder-to-double twister connecting system
US5010724A (en) Method and apparatus for producing packages
EP0721909A1 (en) Device for controlled positioning of spools in a coning station of an automatic coning machine
US5628173A (en) Method and apparatus for feeding sliver to a spinning machine without sliver cans at spinning stations

Legal Events

Date Code Title Description
A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20040512