JPH0748647Y2 - 上掛け衣 - Google Patents
上掛け衣Info
- Publication number
- JPH0748647Y2 JPH0748647Y2 JP1988131515U JP13151588U JPH0748647Y2 JP H0748647 Y2 JPH0748647 Y2 JP H0748647Y2 JP 1988131515 U JP1988131515 U JP 1988131515U JP 13151588 U JP13151588 U JP 13151588U JP H0748647 Y2 JPH0748647 Y2 JP H0748647Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- folded
- edges
- edge
- fabric
- cuffs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)
- Outer Garments And Coats (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、主として女性が装う上掛け衣に関するもので
ある。
ある。
従来の技術 上掛け衣には、例えば年輩者や病人等の体が不自由な人
でも楽に脱着衣できるものとして比較的大きな三角布状
の肩掛けを挙げることができる。
でも楽に脱着衣できるものとして比較的大きな三角布状
の肩掛けを挙げることができる。
その肩掛けでは両手を自由に動かせるようにするべく、
左右の裾側を前側で縛り或いはクリップ等で止めること
が行なわれている。然し、これでは手を動かすと全体的
にズレ易いところから動作上制約されるばかりでなく、
体裁上もエレガントさに欠ける。
左右の裾側を前側で縛り或いはクリップ等で止めること
が行なわれている。然し、これでは手を動かすと全体的
にズレ易いところから動作上制約されるばかりでなく、
体裁上もエレガントさに欠ける。
この肩掛けの他に、左右の紐で縛るようなケープ類のも
のもあるが、それも上述した肩掛けと同様であり、ま
た、綿入れや半纏或いはどてら等にあってはエレガント
さに全く欠ける。
のもあるが、それも上述した肩掛けと同様であり、ま
た、綿入れや半纏或いはどてら等にあってはエレガント
さに全く欠ける。
考案が解決しようとする課題 本考案は、脱着衣が容易で行動も自由に取れしかもエレ
ガントに装い可能な上掛け衣を提供することを目的とす
る。
ガントに装い可能な上掛け衣を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 本考案に係る上掛け衣においては、略方形状に裁断した
布地の四隅を縦,横各縁辺の略中央付近より面内に折り
寄せ、その布地の折り寄せられた横方向縁辺の略中央付
近より内方の縁辺間を縫合し、且つ、残余外方の縁辺間
を左右の袖口として開放すると共に、該布地の折り寄せ
られた縦方向縁辺を上部の裏襟並びに下部の裾と連続す
る左右の表襟として開放し、前記左右の袖口より上部の
裏襟並びに下部の裾に亘る略三角面部分の袖部兼前身ご
ろと略菱形面部分の背身ごろとから着衣者の肩部より腰
部に至る上半身全体を被包可能な着衣として形成されて
いる。
布地の四隅を縦,横各縁辺の略中央付近より面内に折り
寄せ、その布地の折り寄せられた横方向縁辺の略中央付
近より内方の縁辺間を縫合し、且つ、残余外方の縁辺間
を左右の袖口として開放すると共に、該布地の折り寄せ
られた縦方向縁辺を上部の裏襟並びに下部の裾と連続す
る左右の表襟として開放し、前記左右の袖口より上部の
裏襟並びに下部の裾に亘る略三角面部分の袖部兼前身ご
ろと略菱形面部分の背身ごろとから着衣者の肩部より腰
部に至る上半身全体を被包可能な着衣として形成されて
いる。
作用 この上掛け衣では、両手を全長の開放された縦方向の縁
辺間から左右の袖口に通すだけで簡便に脱着衣すること
ができる。また、両手を左右の袖口に通して略三角面部
分を呈する袖部兼前身ごろで収容できると共に、上部の
裏襟,下部の裾とから、両手を自由に動かしても着崩れ
しないよう着衣者の上半身を被包できることにより極め
てエレガントな着物風に装うことができる。また、全体
を横方向で折り畳めば横長四辺形の帯状にできるから、
ショールや膝掛けとしても用いることができ、更に、小
さく嵩張らないよう方形に折り畳めることにより容易に
携帯することもできる。
辺間から左右の袖口に通すだけで簡便に脱着衣すること
ができる。また、両手を左右の袖口に通して略三角面部
分を呈する袖部兼前身ごろで収容できると共に、上部の
裏襟,下部の裾とから、両手を自由に動かしても着崩れ
しないよう着衣者の上半身を被包できることにより極め
てエレガントな着物風に装うことができる。また、全体
を横方向で折り畳めば横長四辺形の帯状にできるから、
ショールや膝掛けとしても用いることができ、更に、小
さく嵩張らないよう方形に折り畳めることにより容易に
携帯することもできる。
実施例 以下、添付図面を参照して説明すれば、次の通りであ
る。
る。
図示の上掛け衣は、第1図で示す如く方形状に裁断した
布地1を用いて形成されている。この布地1は、四隅1a
〜1dを縦,横各縁辺1e〜1hの略中央付近より面内に折り
寄せ、通常の女性の体格に相応する所望な裄丈,着丈を
有する上掛け衣の原型として形成されている。その布地
1は、第2図で示すように折り寄せられた横方向縁辺w
の略中央付近より内方の縁辺間w1を縫合し、且つ、残余
外方の縁辺間w2を左右の袖部10,11として開放するよう
形成されている。また、縦方向の縁辺lは縫合しないで
全長に亘って開放し、上部の裏襟12並びに下部の裾13と
連続する左右の表襟14,15として形成されている。その
縦方向の縁辺lに沿っては、レース地を縁飾り2として
縫着することによりハイミセス向きに形成されている。
布地1を用いて形成されている。この布地1は、四隅1a
〜1dを縦,横各縁辺1e〜1hの略中央付近より面内に折り
寄せ、通常の女性の体格に相応する所望な裄丈,着丈を
有する上掛け衣の原型として形成されている。その布地
1は、第2図で示すように折り寄せられた横方向縁辺w
の略中央付近より内方の縁辺間w1を縫合し、且つ、残余
外方の縁辺間w2を左右の袖部10,11として開放するよう
形成されている。また、縦方向の縁辺lは縫合しないで
全長に亘って開放し、上部の裏襟12並びに下部の裾13と
連続する左右の表襟14,15として形成されている。その
縦方向の縁辺lに沿っては、レース地を縁飾り2として
縫着することによりハイミセス向きに形成されている。
このように構成する上掛け衣では、左右の袖口10,11よ
り上部の裏襟12並びに下部の裾13に亘る略三角面部分を
裾部兼前身ごろ16,17とし、第3図で示す略菱形面部分
を後身ごろ18とすることから、着衣者の肩部より腰部に
至る上半身全体を被包可能な着衣として形成されてい
る。そのため、両手を縦方向の開放された縁辺lから袖
口10,11に通すだけで着物風のエレガントな着衣として
装うことができる。また、袖口10,11より上部の裏襟12
並びに下部の裾13に亘る袖部兼前身ごろ16,17が広く形
成されているから、肩がはいらないよう着衣できると共
に、左右の表襟14,15が裏襟12並びに裾13と連続するこ
とにより両手を自由に動かしても着ズレすることがな
い。
り上部の裏襟12並びに下部の裾13に亘る略三角面部分を
裾部兼前身ごろ16,17とし、第3図で示す略菱形面部分
を後身ごろ18とすることから、着衣者の肩部より腰部に
至る上半身全体を被包可能な着衣として形成されてい
る。そのため、両手を縦方向の開放された縁辺lから袖
口10,11に通すだけで着物風のエレガントな着衣として
装うことができる。また、袖口10,11より上部の裏襟12
並びに下部の裾13に亘る袖部兼前身ごろ16,17が広く形
成されているから、肩がはいらないよう着衣できると共
に、左右の表襟14,15が裏襟12並びに裾13と連続するこ
とにより両手を自由に動かしても着ズレすることがな
い。
その上掛け衣は、特に、クーラー使用時の保温や家でく
つろいでいる時の急な来客時等の家庭内用或いは病院内
等のナイティ,パジャマ等として最高なおしゃれ用品の
着衣に用いることができる。また、この上掛け衣は第4
図で示すように全体を横方向で二つに折り畳むことによ
り横長四辺形の帯状に畳めるからショールや膝掛けとし
て用いられ、更に小さく嵩張らないよう折り畳むことに
より手軽に携帯することもできる。
つろいでいる時の急な来客時等の家庭内用或いは病院内
等のナイティ,パジャマ等として最高なおしゃれ用品の
着衣に用いることができる。また、この上掛け衣は第4
図で示すように全体を横方向で二つに折り畳むことによ
り横長四辺形の帯状に畳めるからショールや膝掛けとし
て用いられ、更に小さく嵩張らないよう折り畳むことに
より手軽に携帯することもできる。
なお、上述した実施例ではハイミセス向けとして縁飾り
2を縦方向の縁辺lにのみ配したが、第5図の二ツ折り
状態で示すように左右の袖部10,11を含む横方向縁辺w
から縦方向の縁辺lに沿って配することにより若向き風
に形成することができる。また、第6図で示す如くレー
ス地を背中央に配置すれば背身ごろ18をおしゃれに装う
こともできる。各袖口10,11にはゴム紐等を通せば、ズ
レ動きをより確実に止められて行動をより自由に取れる
ようになる。
2を縦方向の縁辺lにのみ配したが、第5図の二ツ折り
状態で示すように左右の袖部10,11を含む横方向縁辺w
から縦方向の縁辺lに沿って配することにより若向き風
に形成することができる。また、第6図で示す如くレー
ス地を背中央に配置すれば背身ごろ18をおしゃれに装う
こともできる。各袖口10,11にはゴム紐等を通せば、ズ
レ動きをより確実に止められて行動をより自由に取れる
ようになる。
考案の効果 以上の如く、本考案に係る上掛け衣に依れば、極めて簡
単に脱着衣できて行動も自由に取れると共に、エレガン
トでおしゃれな着衣として形成することができる。ま
た、ショールや膝掛けとしても用いられ、小さく折り畳
んで手軽に携帯することもできる。
単に脱着衣できて行動も自由に取れると共に、エレガン
トでおしゃれな着衣として形成することができる。ま
た、ショールや膝掛けとしても用いられ、小さく折り畳
んで手軽に携帯することもできる。
第1図は本考案に係る上掛け衣の原型を示す説明図、第
2図は同上掛け衣の正面図、第3図は同上掛け衣の背面
図、第4図は同上掛け衣の二ツ折り状態で示す平面図、
第5,6図は本考案の変形例に係る上掛け衣の二ツ折り状
態で示す平面図である。 1:布地、1a〜1d:布地の四隅、1e〜1h:布地の縦横各縁
辺、w:布地の折り寄せられた横方向縁辺、w1:横方向の
縫合された縁辺、w2:横方向の開放された縁辺、l:布地
の折り寄せられた縦方向縁辺、10,11:袖口、12:裏襟、1
3:裾、14,15:表襟、16,17:袖部兼前身ごろ、18:後身ご
ろ。
2図は同上掛け衣の正面図、第3図は同上掛け衣の背面
図、第4図は同上掛け衣の二ツ折り状態で示す平面図、
第5,6図は本考案の変形例に係る上掛け衣の二ツ折り状
態で示す平面図である。 1:布地、1a〜1d:布地の四隅、1e〜1h:布地の縦横各縁
辺、w:布地の折り寄せられた横方向縁辺、w1:横方向の
縫合された縁辺、w2:横方向の開放された縁辺、l:布地
の折り寄せられた縦方向縁辺、10,11:袖口、12:裏襟、1
3:裾、14,15:表襟、16,17:袖部兼前身ごろ、18:後身ご
ろ。
Claims (1)
- 【請求項1】略方形状に裁断した布地(1)の四隅(1a
〜1d)を縦,横各縁辺(1e〜1h)の略中央付近より面内
に折り寄せ、その布地(1)の折り寄せられた横方向縁
辺(W)の略中央付近より内方の縁辺間(W1)を縫合
し、且つ、残余外方の縁辺間(W2)を左右の袖口(10,1
1)として開放すると共に、該布地(1)の折り寄せら
れた縦方向縁辺(l)を上部の裏襟(12)並びに下部の
裾(13)と連続する左右の表襟(14,15)として開放
し、前記左右の袖口(10,11)より上部の裏襟(12)並
びに下部の裾(13)に亘る略三角面部分の袖部兼前身ご
ろ(16,17)と略菱形面部分の背身ごろ(18)とから着
衣者の肩部より腰部に至る上半身全体を被包可能な着衣
として形成したことを特徴とする上掛け衣。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988131515U JPH0748647Y2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 上掛け衣 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988131515U JPH0748647Y2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 上掛け衣 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0253917U JPH0253917U (ja) | 1990-04-18 |
JPH0748647Y2 true JPH0748647Y2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=31387658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988131515U Expired - Lifetime JPH0748647Y2 (ja) | 1988-10-07 | 1988-10-07 | 上掛け衣 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0748647Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5420824U (ja) * | 1977-07-13 | 1979-02-09 | ||
JPS599015U (ja) * | 1982-07-05 | 1984-01-20 | 安田 初代 | 多用シヨ−ル |
-
1988
- 1988-10-07 JP JP1988131515U patent/JPH0748647Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0253917U (ja) | 1990-04-18 |
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