JP2023098533A - 立体裁断型二部式着物 - Google Patents

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節子 伊東
Setsuko Ito
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Abstract

【課題】 適切なおはしょり部の幅(縦)をとりやすく、適切な寸法で仕立てることができる立体型二部式着物の提供にある。【解決手段】 上衣部とスカート部から構成された二部式着物である。この立体裁断型二部式着物は、下前身頃、下前衽、後ろ身頃、上前身頃と上前衽で形成され、前記スカート部には、ウエストベルトの下におはしょり部が設けられている。前記おはしょり部には、前記下前衽、前記上前衽、前記下前身頃と前記上前身頃の端部と、前記後ろ身頃の両端におはしょり折線に対して6個の凸状に形成した。【選択図】図3

Description

本発明は、簡単に着付けが出来る二部式着物に関するものである。
着物は、世界に誇れる民族衣装であるにも拘わらず着付けの難しさから、現在では着物を着ることが敬遠されている。特に、着付けの点では自分の体に合わせておはしょり部を紐で作ることが難しい。特許文献1には二部式着物で上衣におはしょり部を設けたものが提案されている。
実用新案登録第3218364
上衣におはしょり部を設けた場合、個人の体形によっては、適切なおはしょり部の幅(縦)をとることが難しく、適切な寸法で仕立てることが難しいという問題点があった。例えば、背中が湾曲している人や胸の大きな人の場合、上衣部では寸法の調整が難しいという問題があった。
本発明は、前記問題点を解消するために、上衣部とスカート部から構成された二部式着物である。この立体裁断型二部式着物は、下前身頃、下前衽、後ろ身頃、上前身頃と上前衽で形成され、前記スカート部には、ウエストベルトの下におはしょり部が設けられている。前記おはしょり部は前記下前衽、前記上前衽、前記下前身頃と前記上前身頃の端部と、前記後ろ身頃の両端におはしょり折線に対して6個の凸状に形成したたことを特徴とする。
また、前記おはしょり部の下に褄上げを有したことを特徴とする。
本発明によれば、スカート部におはしょり部を設けたことで、体に密着するような仕立てがしやすくなる。また、本発明によれば、袋状(下端部が長い)に形成されたおはしょり部によって、おはしょり部の形が崩れにくく、おなかの大きな人でも腰回りに余裕ができ、着付けやすくなる。
本発明に係る立体裁断型二部式着物1を着付けた全体図である。 本発明の上衣部であって、前身頃を開いた図である。 本発明のスカート部の展開図である。
本発明に係る立体裁断型二部式着物について、図1から図3に沿って説明する。なお、ここでは二部式着物の一例を示すもので、これに限定されるものではない。
図1は、本発明に係る立体裁断型二部式着物1を着付けた全体図である。
立体裁断型二部式着物1は、上衣2とスカート部3から構成される
図2は、本発明の上衣部2の上衣下前身頃21と上衣上前身頃22からなる前身頃を開いた図である。
上衣部2は、上衣後ろ身頃20、上衣下前身頃21、上衣上前身頃22、上衣後ろ衿23、袖29で構成される。この図は、上衣下前身頃裏面24と上衣上前身頃裏面25を示している。
衿先に取り付けられた紐26Aと上衣上前身頃裏面25の脇線に取り付けられた紐26Bとを結びつけることで、上衣下前身頃21を体に密着させることができる。また、上衣下前身頃21の脇線に取り付けられた紐27Aと上衣上前身頃22の衿裏側に取り付けられた紐27Bとを結ぶことで、上衣上前身頃22を体に密着させることができる。こうして、二部式着物の上衣部2が体に巻かれた状態になる。
さらに、ダーツ28は、上衣後ろ身頃20と袖29とを縫い付けた脇線近くの略腰部分の位置に、左右に設けられる。このダーツ28によって、着付け時の背中による皺を解消することができる。
図3は、本発明のスカート部3の展開図である。
スカート部3は、6枚の布である上前衽31、上前身頃32、2枚の布から構成される後身頃33、下前身頃34、下前衽35から構成され、これらを繋ぎ合わせて1枚の布に形成する。また、上前衽31と上前身頃32、下前身頃34と下前衽35及び後身頃33を各1枚で形成してもよい。
スカート部3の最上端に設けられたウエストベルト38の下端におはしょり部30を設ける。おはしょり部30は、おはしょり幅の中央のおはしょり折線36にそって、おはしょり部30の下端を上端に縫い付け袋状に設けられる。なお、おはしょり部30は、おはしょり折線36が凸状に形成されている。このおはしょり部30は、後身頃33と下前身頃34及び後身頃33と上前身頃32に対しても凸状に形成されている。
こうして、後身頃33と下前身頃34及び後身頃33と上前身頃32とを縫い付けることで、おはしょり部30の下端が長く形成される。こうして、おなかの大きな人でも腰回りに余裕ができ、着付けやすくなる。
本発明は、このように4か所の凸状を形成する立体裁断型である。
褄上げ37は、下前衽35の外側から下前身頃34と後身頃33を縫い付けた脇線に向かって、斜めに設けられている。なお、下前衽35の外側ではおはしょり部30の下端略5cm幅である。また、上記と同様に上前衽31の外側から上前身頃32と後身頃33を縫い付けた脇線に向かって、斜めに設けられている。なお、上前衽31の外側ではおはしょり部31の下端略5cm幅である。
留めボタン39は、後身頃33の上方のウエストベルト38に設けられている。また、留めボタン39は、上前衽31の上方のウエストベルト38の端部の裏側に設けられたボタンループ40にて留められる。
腰紐41は、ウエストベルト38の両端部に設けられる。
下前身頃34の端部を体に巻き付け、上前身頃32を下前身頃34より若干低い位置に体に巻きつける。つまり、下前身頃34は上前身頃32より若干高めに体に巻きつけられることになる。また、両端部の腰紐41は、体に巻きつけられたスカート部3を固定するよう結び付ける。
1 立体裁断型二部式着物
2 立体裁断型二部式着物の上衣
3 立体裁断型二部式着物のスカート部
20 上衣後ろ身頃
21 上衣下前身頃
22 上衣上前身頃
23 上衣後ろ衿
24 上衣下前身頃裏面
25 上衣上前身頃裏面
26 紐
27 紐
28 ダーツ
29 袖
30 おはしょり部
31 上前衽
32 上前身頃
33 後身頃
34 下前身頃
35 下前衽
36 おはしょり折線
37 褄上げ
38 ウエストベルト
39 留めボタン
40 ボタンループ
41 腰紐
本発明は、前記問題点を解消するために、上衣部とスカート部から構成された立体裁断型二部式着物である。このスカート部は、下前衽、下前身頃、後身頃、上前身頃と上前衽で形成されており、また後身頃の両端と下前身頃及び上前身頃の端部とが繋ぎ合わせられている。
スカート部のウエストベルトの下には、おはしょり折線で重ね合わされるおはしょり部が設けられている。
このおはしょり部は、後身頃の両端と下前身頃及び上前身頃の端部繋ぎ合わせて形成された各線と前記おはしょり折線の接する箇所で凸状に形成されたことを特徴とする立体裁断型二部式着物。
スカート部3の最上端に設けられたウエストベルト38の下端には、おはしょり折線36で重ね合わされるおはしょり部30設けられている。
スカート部3は、後身頃33の両端と下前身頃34及び上前身頃32の端部とが繋ぎ合わせられている。
このおはしょり部30は、前記後身頃33の両端と下前身頃34及び上前身頃32の端部とを繋ぎ合わせて形成された各線と前記おはしょり折線36の接する箇所で凸状に形成されている。

Claims (2)

  1. 上衣部とスカート部から構成される二部式着物であって、
    下前身頃、下前衽、後ろ身頃、上前身頃と上前衽で形成された前記スカート部は、ウエストベルトの下におはしょり部を設け、前記おはしょり部は前記下前衽、前記上前衽、前記下前身頃と前記上前身頃の端部と、前記後ろ身頃の両端におはしょり折線に対して凸状に形成したたことを特徴とする立体裁断型二部式着物。
  2. 前記おはしょり部の下に褄上げを有したことを特徴とする請求項1記載の立体裁断型二部式着物。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3081369U (ja) * 2001-04-25 2001-11-02 株式会社全国教育産業協会 簡易和服
JP2005232611A (ja) * 2004-02-18 2005-09-02 Etsumi Nakamura 和服
JP3218364U (ja) * 2018-07-18 2018-10-11 節子 伊東 二部式着物
JP3233405U (ja) * 2021-03-03 2021-08-05 有希子 仲川 サイズ調節可能な着物の下衣及び上衣

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