JPH0354101Y2 - - Google Patents

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JPH0354101Y2
JPH0354101Y2 JP13176288U JP13176288U JPH0354101Y2 JP H0354101 Y2 JPH0354101 Y2 JP H0354101Y2 JP 13176288 U JP13176288 U JP 13176288U JP 13176288 U JP13176288 U JP 13176288U JP H0354101 Y2 JPH0354101 Y2 JP H0354101Y2
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JP
Japan
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kimono
celebratory
length
infant
sleeve
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JP13176288U
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JPH0253912U (ja
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  • Outerwear In General, And Traditional Japanese Garments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 赤ちやんのお宮参り着物は、普通の長着の上に
広袖で、身丈、袖丈を普通の一つ身より長くした
上着に下着を重ねた祝着を着せかけて、その祝着
の付紐を抱く人の首にかけて背で結ぶようになつ
ているが、その祝着は高価なものであるのに特殊
な仕立であるため後々そのまま使用することはで
きず不経済であつた。また現在日常生活は殆んど
洋服で幼児が着物を着ることも少ないが、お正
月、七五三等のお祝いには矢張り女の子には着物
を着せるのでこれに見合つたお祝用の着物を整え
なければならなかつた。そこで赤ちやんのお宮参
りの祝着を仕立直すことも考えられるが、それに
は手数がかかるばかりか用布の裁ち方や模様の位
置などの関係で裁縫が難しいため和裁にうとい近
頃の婦人には不得手であり、専門家にゆだねれば
ならず、それでも必ずしも満足のいくものは得ら
れなかつた。
本考案は上記に鑑み、赤ちやんのお宮参りの祝
着に使用し、これをそのままお正月、七五三等の
祝着として使用できる新規な祝着を経済的に提供
しようとするものである。
以下図面を参照して実施例と共に説明する。
祝着1は、絽、紗、ゴースその他の透視性のあ
る生地を用いて、前身頃2、後身頃3の身幅を幼
児用着物4の前身頃5、後身頃6等の身幅にほぼ
相応させ、身丈は腰あげ7をした着丈とほぼ同程
度又はそれより長くし、該着物の裾8にほぼ相応
する部位より下方に身丈調節用あげ9を設け、裾
端をほつれないよう仕末してある。該身丈調節用
あげは1個あるいは数個設け、所望の部位から切
断して丈を詰めあるいは縫目を解いて丈を長くす
ることができる。祝着の袖10は、幼児用着物の
袖11幅とほぼ同程度で袖丈は幼児用着物の袖丈
とほぼ同程度あるいはそれより長くし、長いとき
は袖口12下方に袖丈調節用あげ13を設けてあ
る。この袖丈調節用あげは幼児用着物の袖が長い
とき縫目を解いて丈長とするもので1個もしくは
数個設けることができる。袖の振り14は縫閉し
てあるが、係止具で閉じるようにしてもよく、ま
た閉じないこともある。
幼児用着物は、錦紗、縮緬、綸子、羽二重、交
織その他の祝い用着物に適する用布で作られる。
第1〜3図示のお宮参り用祝着は、幼児用着物
は縮緬の一つ身の袷仕立で、腰あげ、肩あげを設
け、必要によつては胸元部に内あげを設け、また
裏地は全体ではなく袖裏、裾廻しのみに設けるこ
ともある。該幼児用着物の上にゴースで幼児用着
物の身幅とほぼ同幅で身丈は約10〜30cm程度長く
した祝着は、上記幼児用着物の裾に相応する部位
より下方内側に折込みを作りその接合部分を縫着
する身丈調節用あげを設け(第2図)、後身頃上
部に5色または紅白の糸で縫い、その糸の端を結
んだ背守15を設けてあり、また祝着の背守りを
縫うとき、幼児用着物も一緒に縫つてもよい。必
要によつては祝着の衿16と幼児用着物の衿17
を縫着あるいは安全ピン、割ピン等係止具で止着
してもよい。
また祝着の衿には祝着と同生地又は別生地で設
けた帽子18を縫着して設け(第4図)てもよ
く、該帽子を取外し自在に面フアスナー、スナツ
プその他の係止具で設けてもよい。
19,20,21は幼児用着物の肩あげ、ふ
き、赤ちやんを抱く者の肩にかかつて背で結べる
ように長くした付紐であり、この付紐は直接縫着
せず衿の内側に紐通しを設けこれに結び止めする
ようにしてもよい。22は祝着の肩あげである。
第5図示のものは、綸子の一つ身の幼児用晴着
着物を着用しその上にはおる祝着で着物と対をな
しており、ナイロン地を用いて上記幼児用着物の
身幅とほぼ同程度で身丈は長く、幼児用着物の裾
下方に3個の折込部を設け、該折込部の縫合部分
にレース、リボンその他の帯体23を設け(生地
にレースなどを直接縫着することもできる。)、袖
は幼児用着物の袖幅とほぼ同程度で、袖丈は長く
袖口下方に折込んで縫着する袖丈調節用あげを設
け(第6図)、又は袖下24の内側に適宜な間隔
に縫着した折込みの袖丈調節用あげを設ける(第
7図)こともできる。また祝着の衿下に上記帯体
を設けてもよく、祝着の前身頃、後身頃に三つ紋
25を設けてあるが五つ紋でもよい。幼児用着物
は一つ身に限らず種々の大きさの幼児用着物が採
用でき、祝着もそれに見合つて用いることができ
る。
本考案は上記のように、幼児用晴着着物の上に
その身頃および袖を覆う裾長の透視性のある祝着
を着るようにしたので、赤ちやんのお宮参りのと
きは赤ちやんを抱いた上に一つ身の幼児用晴着着
物と透視性のある祝着を重ねて着せかけてその付
紐を抱く人の肩にかけると、これが従来のお宮参
り用の祝着と同様に赤ちやんと抱く人に形よく添
うと共に幼児用晴着の色彩や模様が透視性のある
生地を通して眺められ華やかさと優雅さが錯綜し
今までにない美しさを呈するので赤ちやんのお宮
参りの祝着としてその役目をよく果し、かつ上に
かけた透視性のある祝着は軽く量ばらず着物に合
体してその身頃や袖をよく覆うので長時間赤ちや
んを抱いていても疲れることがなく、また着物の
塵除、雨除になつて着物を保護できる。この際祝
着の袖の振りの口を閉じておくと着物袖がこぼれ
たりしないので便利である。
また赤ちやんのお宮参り用として使用の後は、
幼児用晴着着物はそのままで、上に重ねる祝着は
そのままあるいは必要に応じて裾を裁落したり、
時には裾を伸ばしたり、又袖を長くするなどし、
お正月、七五三等の祝着として着用すると、ユニ
ークな趣で眺められ、また背部が覆われているか
ら固い帯を結ばず軽い帯で充分形を整えることが
できるので幼児が安楽に、かつ衛生的に着られ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は祝着の
前身頃を開いた正面図、第2図は第1図の−
線拡大端面図、第3図は幼児用着物を重ねた祝着
の正面図、第4図及び第5図は他の実施例を示す
祝着の前身頃を開いた一部切欠正面図及び祝着の
正面図、第6図は第5図の袖の一部切欠拡大端面
図、第7図は祝着の袖の他の実施例を示す一部切
欠拡大端面図、第8図及び第9図は使用状態の説
明図である。 1……祝着、2……祝着の前身頃、3……祝着
の後身頃、4……幼児用着物、5……幼児用着物
の前身頃、6……幼児用着物の後身頃、9……身
丈調節用あげ、10……祝着の袖、11……幼児
用着物の袖、13……袖丈調節用あげ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 絽、紗、ゴースその他の透視性のある生地
    で、幼児用着物の身頃および袖を覆うように作
    りその身丈又は袖丈もしくはその双方を必要に
    応じて所望の丈に調節するように形成した祝
    着。 2 身丈を着丈にほぼ相応させて縫成した幼児用
    着物と対をなし、該着物の色彩、模様等が透視
    性の生地から透視するようにした請求項1記載
    の祝着。
JP13176288U 1988-10-11 1988-10-11 Expired JPH0354101Y2 (ja)

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JP13176288U JPH0354101Y2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11

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Publication Number Publication Date
JPH0253912U JPH0253912U (ja) 1990-04-18
JPH0354101Y2 true JPH0354101Y2 (ja) 1991-11-28

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