JPH074862B2 - 多層シ−トの製造方法 - Google Patents
多層シ−トの製造方法Info
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- JPH074862B2 JPH074862B2 JP62051967A JP5196787A JPH074862B2 JP H074862 B2 JPH074862 B2 JP H074862B2 JP 62051967 A JP62051967 A JP 62051967A JP 5196787 A JP5196787 A JP 5196787A JP H074862 B2 JPH074862 B2 JP H074862B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- multilayer sheet
- treatment
- producing
- adhered
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- Expired - Lifetime
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B37/00—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
- B32B37/14—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the properties of the layers
- B32B37/15—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the properties of the layers with at least one layer being manufactured and immediately laminated before reaching its stable state, e.g. in which a layer is extruded and laminated while in semi-molten state
- B32B37/153—Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the properties of the layers with at least one layer being manufactured and immediately laminated before reaching its stable state, e.g. in which a layer is extruded and laminated while in semi-molten state at least one layer is extruded and immediately laminated while in semi-molten state
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B2310/00—Treatment by energy or chemical effects
- B32B2310/14—Corona, ionisation, electrical discharge, plasma treatment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B32—LAYERED PRODUCTS
- B32B—LAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
- B32B38/00—Ancillary operations in connection with laminating processes
- B32B38/0008—Electrical discharge treatment, e.g. corona, plasma treatment; wave energy or particle radiation
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐熱性、耐汚染性などの機能性に優れたフッ
素樹脂を構成材料とし、用途に応じてフッ素樹脂シート
に接着層を介して他のシートを積層してなる多層シート
の製造方法に関するものである。
素樹脂を構成材料とし、用途に応じてフッ素樹脂シート
に接着層を介して他のシートを積層してなる多層シート
の製造方法に関するものである。
ただし以下の「シート」は通常「フィルム」と称する厚
み0.2−0.3mm以下のものも含める。
み0.2−0.3mm以下のものも含める。
フッ素樹脂シートは、耐熱性、電気特性等に優れてお
り、種々の用途に使用されているが、接着性が低いため
に他材料との組み合わせ時の接着には前工程としてシー
トの表面処理をする必要があり、場合によっては多大な
工数がかかり、コストアップの原因にもなっていた。そ
のため、表面処理方法として、多くの提案がなされてい
るが、強固な接着力を得るには到っていない。
り、種々の用途に使用されているが、接着性が低いため
に他材料との組み合わせ時の接着には前工程としてシー
トの表面処理をする必要があり、場合によっては多大な
工数がかかり、コストアップの原因にもなっていた。そ
のため、表面処理方法として、多くの提案がなされてい
るが、強固な接着力を得るには到っていない。
本発明は、従来の方法では解決できなかった強固な接着
を容易に行ない得る製造方法について各種の接着性樹脂
や表面処理方法について検討した結果、接着性樹脂にエ
チレン・エチルアクリレート・無水マレイン酸3元共重
合体(以下EEM樹脂と略す)を使用し、さらにシートの
表面処理を組み合わせることにより強固な接着が得ら
れ、更にこの知見に基づき種々研究を進めて本発明を完
成するに至ったものである。
を容易に行ない得る製造方法について各種の接着性樹脂
や表面処理方法について検討した結果、接着性樹脂にエ
チレン・エチルアクリレート・無水マレイン酸3元共重
合体(以下EEM樹脂と略す)を使用し、さらにシートの
表面処理を組み合わせることにより強固な接着が得ら
れ、更にこの知見に基づき種々研究を進めて本発明を完
成するに至ったものである。
本発明は、フッ素樹脂シートの接着する面を表面処理し
た後に溶融状態のEEM樹脂を接着層とし、接着すべきシ
ートを重ね合わせて加圧した後に熱処理することを特徴
とする多層シートの製造方法である。
た後に溶融状態のEEM樹脂を接着層とし、接着すべきシ
ートを重ね合わせて加圧した後に熱処理することを特徴
とする多層シートの製造方法である。
本発明において用いられるフッ素樹脂シートは接着する
片面又は両面をあらかじめ表面処理しておくことが必要
である。表面処理方法としては、プラズマ処理、コロナ
放電処理、スパッタリングによるエッチング処理、薬品
処理、エンボス加工やサンドプラストによる表面粗化が
あるが、コロナ処理かコロナ処理と表面粗化の組み合わ
せが好ましい。
片面又は両面をあらかじめ表面処理しておくことが必要
である。表面処理方法としては、プラズマ処理、コロナ
放電処理、スパッタリングによるエッチング処理、薬品
処理、エンボス加工やサンドプラストによる表面粗化が
あるが、コロナ処理かコロナ処理と表面粗化の組み合わ
せが好ましい。
フッ素樹脂シートについては、特に制限はなく、各種フ
ッ素系モノマーの単独重合体やこれらのモノマーと共重
合可能な他モノマーとの共重合体のいずれも使用でき
る。
ッ素系モノマーの単独重合体やこれらのモノマーと共重
合可能な他モノマーとの共重合体のいずれも使用でき
る。
又、目的に応じて無機充填剤や顔料を含むフッ素樹脂シ
ートも使用可能である。
ートも使用可能である。
図をもって多層シートの製造方法を説明すると、押出機
で溶融したEEM樹脂をシーティングダイ(1)から溶融
押出し、溶融状態のままで、表面処理したフッ素樹脂シ
ート(4)と接着すべきシート(3)を加圧ロール
(2)で金属ロール(5)に強く押圧する。その際、冷
却ロール(5)の表面温度は、フッ素樹脂シートと接着
すべきシートの融点以下に設定し、冷却ロール(6)及
び冷却ロール(7)は段階的に温度を下げてゆく。しか
し、冷却ロール(5)から冷却ロール(7)の間で、多
層シートは相互に接着する。
で溶融したEEM樹脂をシーティングダイ(1)から溶融
押出し、溶融状態のままで、表面処理したフッ素樹脂シ
ート(4)と接着すべきシート(3)を加圧ロール
(2)で金属ロール(5)に強く押圧する。その際、冷
却ロール(5)の表面温度は、フッ素樹脂シートと接着
すべきシートの融点以下に設定し、冷却ロール(6)及
び冷却ロール(7)は段階的に温度を下げてゆく。しか
し、冷却ロール(5)から冷却ロール(7)の間で、多
層シートは相互に接着する。
さらに熱を加える必要がある場合は、張力を強くして巻
いた多層シートのロールを所定の熱履歴を加えることに
より接着を完全なものにできる。
いた多層シートのロールを所定の熱履歴を加えることに
より接着を完全なものにできる。
フッ素樹脂シートの両面にシートを接着する場合は、今
まで述べた工程の後で、反対面を表面処理し、同様に加
工すればよい。
まで述べた工程の後で、反対面を表面処理し、同様に加
工すればよい。
又、接着すべきシートが表面処理の必要のない樹脂で構
成されており、且、溶融押出成形可能な場合はシーティ
ングダイに多層ダイを用い共押出することもできる。
成されており、且、溶融押出成形可能な場合はシーティ
ングダイに多層ダイを用い共押出することもできる。
本発明の方法に従うと、汎用プラスチックシートや金属
箔や各種繊維製品、さらにゴムシート等に簡単にフッ素
樹脂シートが接着できるようになり、且つ、従来のもの
にはみられない強固な接着のため、広い分野への応用が
可能となる。
箔や各種繊維製品、さらにゴムシート等に簡単にフッ素
樹脂シートが接着できるようになり、且つ、従来のもの
にはみられない強固な接着のため、広い分野への応用が
可能となる。
(1)厚み200μmのエチレン・四フッ化エチレン共重
合体シートをサンドブラストにより片面粗化し、その面
をコロナ放電処理することにより表面のぬれ指数を54dy
ne/cmとした。EEM樹脂(ボンダインAX−8060 住友化学
工業製)を溶融状態で押出し、20μmの厚みの接着層と
して厚み100μmのアイオノマーシートと接着して3層
シートを作った。エチレン・四フッ化エチレン共重合体
シートとアイオノマーシート間の1810ピール強度を測定
したところ、アイオノマーシートが破断し測定できなか
った。
合体シートをサンドブラストにより片面粗化し、その面
をコロナ放電処理することにより表面のぬれ指数を54dy
ne/cmとした。EEM樹脂(ボンダインAX−8060 住友化学
工業製)を溶融状態で押出し、20μmの厚みの接着層と
して厚み100μmのアイオノマーシートと接着して3層
シートを作った。エチレン・四フッ化エチレン共重合体
シートとアイオノマーシート間の1810ピール強度を測定
したところ、アイオノマーシートが破断し測定できなか
った。
第1図は本発明の多層シートの製造方法の1例を示す断
面図。
面図。
Claims (3)
- 【請求項1】フッ素樹脂シートの接着する面を表面処理
した後に、溶融状態のエチレン・エチルアクリレート・
無水マレイン酸3元共重合体を接着層とし、接着すべき
シートを重ね合わせて加圧した後に熱処理することを特
徴とする多層シートの製造方法。 - 【請求項2】表面処理がコロナ放電処理である特許請求
の範囲第1項記載の多層シートの製造方法。 - 【請求項3】表面処理が、シート表面粗化とコロナ放電
処理の組み合わせである特許請求の範囲第1項記載の多
層シートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62051967A JPH074862B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 多層シ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62051967A JPH074862B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 多層シ−トの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63218336A JPS63218336A (ja) | 1988-09-12 |
JPH074862B2 true JPH074862B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=12901641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62051967A Expired - Lifetime JPH074862B2 (ja) | 1987-03-09 | 1987-03-09 | 多層シ−トの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH074862B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6680332B2 (ja) * | 2018-10-24 | 2020-04-15 | 大日本印刷株式会社 | 樹脂積層体 |
-
1987
- 1987-03-09 JP JP62051967A patent/JPH074862B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63218336A (ja) | 1988-09-12 |
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