JPH0748251B2 - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH0748251B2
JPH0748251B2 JP61248966A JP24896686A JPH0748251B2 JP H0748251 B2 JPH0748251 B2 JP H0748251B2 JP 61248966 A JP61248966 A JP 61248966A JP 24896686 A JP24896686 A JP 24896686A JP H0748251 B2 JPH0748251 B2 JP H0748251B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は磁気記録媒体に関し、特に高湿下でのヘッド目
詰り及び室温条件下でくり返し走行によるμ値(摩擦係
数)を改良した磁気記録媒体に関する。
〔発明の育景および従来技術の説明〕
磁気記録媒体においては、より高密度記録の要求が高ま
り、その一つの対応手段として磁性層の表面を平滑にす
ることが知られている。
しかしながら磁性層の表面を平滑にすると磁気記録媒体
の走行中に磁性層と装置系との接触の摩擦係数が増大す
る結果、短期間の使用で磁気記録媒体の磁性層が損傷を
受け、あるいは磁性層が剥離する傾向がある。
特にビデオテープではスチルモードのように磁性層を苛
酷な条件下におくことがあり、このような条件下で使用
した場合、磁性層から強磁性粉末が脱落し易く、磁気へ
ツドの目詰まりの原因ともなる。
従来より磁性層の走行耐久性を向上させるための対策と
しては、磁性層にコランダム、炭化珪素、酸化クロムな
どの研磨材(硬質粒子)を添加する方法が提案されてい
るが、磁性層の走行耐久性を向上させる目的で磁性層に
研磨材を添加する場合には、研磨材を相当多量に添加し
なければその添加効果が現れにくい。
しかし、研磨材を多量に添加した磁性層は、磁気ヘツド
などを著しく摩耗させる原因となり、また磁性層を平滑
化して電磁変換特性を向上させるとの趣旨にも反するこ
とになり好ましい方法であるとは言えない。
また脂肪酸や脂肪酸と脂肪族アルコールとのエステルを
磁性層中に潤滑剤として添加し、摩擦係数を低減させる
ことも行なわれている。
しかし、昨今のポータブルビデオテープレコーダやパー
ソナルコンピユータ用フレキシブルデイスクドライブ装
置の普及にともない、磁気記録媒体の使用条件も低温下
での使用、あるいは高温高湿下での使用など様々な態様
が予測される。従つて、磁気記録媒体は予測される種々
の、条件下においてもその走行耐久性が変動することが
ないような安定したものでなければならないが従来知ら
れているような潤滑剤では十分ではなかつた。
特に、ビデオテープおよびフロツピーデイスクにおいて
は、記録波長の圧縮、トラツク幅の圧縮による記録媒体
の小型化が急速に進むにつれ、磁性体の材質は従来の酸
化鉄系の強磁性粉末より強磁性合金粉末がよく用いられ
るようになり、磁性体粉末の大きさも、より小さいもの
が用いられるようになつてきた。
このような急激な磁性体粒子の小型化により電磁変換特
性は比較的優れたものが得られるが、同時に耐久性が向
上させることは難しかつた。
このような問題点を改良する一つの手段としてジエチレ
ングリコールエステル誘導体を潤滑剤として用い、結合
剤としてウレタン系、塩ビ系、エポキシ系の結合剤と組
み合せて用いることが提案されている(特開昭59−2270
30号、特公昭57−46128号)。
しかし、このような組合せでは高湿条件下で目詰りが発
生し、又室温条件下でくり返し走行によりμ値(摩擦係
数)が上昇するという問題が発生した。
そこで本発明者らはこれら潤滑剤組成と結合剤組成につ
いて鋭意検討した結果、特定の潤滑剤と特定の結合剤を
組み合せて用いることにより顕著に上記欠点が解消され
ることを見出し本発明に到つた。
〔発明の目的〕
本発明は高湿条件下での目詰りを防止し、又室温条件下
でくり返し走行によるμ値の上昇しない耐久性を改良し
た磁気記録媒体を提供することを目的とする。
〔発明の要旨〕
本発明は非磁性支持体上に強磁性粉末と結合剤と潤滑剤
を含む磁性層を設けてなる磁気記録媒体において該結合
剤として分子中に−SO3M基、−COOM基、−OSO3M基、 (MはH、Li、Na又はK、M′はひとつの基の中で同一
でも互いに異なってもよく、H、Li、Na、K又は置換、
未置換の炭化水素基から選ばれる)を含む樹脂を含み、
かつ該潤滑剤として下記一般式(I)で示される脂肪酸
誘導体化合物の少なくとも1種の化合物を含むことを特
徴とする磁気記録媒体に関する。
但しR:炭素数11以上21以下の炭化水素基 X:水素またはメチル基 R′:炭素数1以上8以下の炭化水素基 n:2〜20の整数 〔発明の詳細な記述〕 本発明における磁気記録媒体は、非磁性支持体上に、強
磁性粉末、前記例示の極性基を含有する樹脂を含む結合
剤及び前記一般式(I)で示される脂肪酸誘導体を含ん
でなる。
本発明で使用する非磁性支持体は、通常使用されている
ものを用いることができる。
非磁性支持体を形成する素材の例としては、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリカーボネー
ト、ポリエチレンナフタレート、ポリアミド、ポリアミ
ドイミド、ポリイミド等の各種合成樹脂フイルム、およ
びアルミ箔、ステンレス箔などの金属箔を挙げることが
できる。また、非磁性支持体の厚さは一般には3〜50μ
m、好ましくは5〜30μmである。
非磁性支持体は、磁性層が設けられていない側にバツク
層(バツキング層)が設けられたものであつてもよい。
本発明の磁気記録媒体の磁性層には、前記例示の極性基
は含有する樹脂と前記一般式(I)で示される脂肪酸誘
導体を含まれていることが必要である。前記一般式
(I)で示される脂肪酸誘導体は磁性層中に均等に含ま
れていてもよいし、特に磁性層表面に局在しても有効で
ある。本発明では前記一般式(I)で示される脂肪酸誘
導体であれは、何でも用いることができる。たとえば、 化合物13. H3C(CH214CO(OCH2CH22OCH3 などが挙げられる。
これらの脂肪酸誘導体のなかでもとくに効果の大きいも
のは、前記一般式のRが直鎖飽和の炭化水素基のもの
で、Xは水素の場合がより好ましい。nは2〜4が特に
好ましい。
nが5以上になると、純粋なものが得られ難くなり通常
nにある程度の幅をもつた混合物となるが、この場合
は、特に問題はない。
原料の脂肪酸が天然物である為に、Rの炭素数について
も、単一の炭素数のRだけで構成される場合のほかに、
異なつた炭素数の混合物である場合も多いが、異なつた
炭素数を持つRの混合物である場合が単一のRの場合よ
り、摩擦係数上優れることも多い。たとえば、 H3C(CH216COO(CH2CH2O)(CH24CH3 または H3C(CH214COO(CH2CH2O)(CH24CH3 を単独で用いる場合よりもこれらを(たとえば1:2〜2:1
の割り合いで)混合して作用したほうが、摩擦係数上優
れることが判明している。
これら脂肪酸誘導体は内添するのが工程の簡素化上好ま
しいが溶液の形で磁性層にトツプコートして用いること
もできる。磁性塗布液に内添して使用されるときの添加
される量は、強磁性粉末に対し、0.01wt%〜10.0wt%が
好ましく、より好ましくは、0.05wt%〜6wt%である。
トツプコート層として用いるときは10〜500mg/m2の塗布
量が好ましく、より好ましくは20から200mg/m2である。
本発明に使用する樹脂としては分子中に−SO3M基、−CO
OM基、−OSO3M基、 を含むポリウレタン樹脂、塩化ビニル系共重合体、ポリ
エステル樹脂等が用いられる。
以下、塩化ビニル系共重合体およびポリウレタン樹脂に
ついて詳細をのべる。
塩化ビニル系共重合体は、塩化ビニル繰返し単位と、エ
ポキシ基を有する繰返し単位と、上記特定の極性基を有
する繰返し単位とを含む塩化ビニル系共重合体である場
合が特に好ましい。
塩化ビニル系共重合体を構成する極性基を有する繰返し
単位は、−SO3M、−OSO3M、−COOM、−OPO(OM′)
よび−PO(OM′)を有するものである、塩化ビニル系
重合体にはこれらが単独であつても二以上が組合わされ
て含まれていてもよい。
ここで、Mは前記と同じ意味である。
これらのなかでも極性基として−SO3Naを有する繰返し
単位を含む塩化ビニル系共重合体が好ましい。
極性基を有する繰返し単位の共重合体中における含有率
は、通常0.01〜5.0モル%(好ましくは、0.5〜3.0モル
%)の範囲内にある。
エポキシ基を有する繰返し単位の共重合体中における含
有率は、通常1.0〜30モル%(好ましくは1〜20モル
%)の範囲内にある。そして、塩化ビニル系重合体は、
塩化ビニル繰返し単位1モルに対して通常0.01〜0.5モ
ル(好ましくは0.01〜0.3モル)のエポキシ基を有する
繰返し単位を含有するものである。
エポキシ基を有する繰返し単位の含有率が1モル%より
低いか、あるいは塩化ビニル繰返し単位1モルに対する
エポキシ基を有する繰返し単位の量が0.01モルより少な
いと塩化ビニル系共重合体からの塩酸ガスの放出を有効
に防止することができないことがあり、一方、30モル%
より高いか、あるいは塩化ビニル繰返し単位1モルに対
するエポキシ基を有する繰返し単位の量が0.5モルより
多いと塩化ビニル系共重合体の硬度が低くなることがあ
り、これを用いた場合には磁性層の走行耐久性が低下す
ることがある。
また、特定の極性基を有する繰返し単位の含有率が0.01
モル%より少ないと強磁性粉末の分散性が不充分となる
ことがあり、5.0モル%より多いと共重合体が吸湿性を
有するようになり耐候性が低下することがある。
通常、このような塩化ビニル系共重合体の数平均分子量
は、1.5万〜6万の範囲内にある。
このようなエポキシ基と特定の極性基を有する塩化ビニ
ル系共重合体は、例えば、次のようにして製造すること
ができる。
例えばエポキシ基と、極性基として−SO3Naとが導入さ
れてなる塩化ビニル系共重合体を製造する場合には、反
応性二重結合と、極性基として−SO3Naとを有する2−
(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン
酸ナトリウム(反応性二重結合と極性基とを有する単量
体)およびジグリシジルアクリレートを低温で混合し、
これと塩化ビニルとを加圧下ち、100℃以下の温度で重
合させることにより製造することができる。
上記の方法による極性基の導入に使用される反応性二重
結合と極性基とを有する単量体の例としては、上記の2
−(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホ
ン酸ナトリウムの外に2−(メタ)アクリルアミド−2
−メチルプロパンスルホン酸、ビニルスルホン酸および
そのナトリウムあるいはカリウム塩、(メタ)アクリル
酸−2−スルホン酸エチルおよびそのナトリウムあるい
はカリウム塩、(無水)マレイン酸および(メタ)アク
リル酸、(メタ)アクリル酸−2−リン酸エステルを挙
げることができる。
また、エポキシ基の導入には、反応性二重結合とエポキ
シ基とを有する単量体として一般にグリシジル(メタ)
アクリレートを用いる。
なお、上記の製造法の外に、例えば、塩化ビニルとビニ
ルアルコールなどとの重合反応により多官能−OHを有す
る塩化ビニル系共重合体を製造し、この共重合体と、以
下に記載する極性基および塩素原子を含有する化合物と
を反応(脱塩酸反応)させて共重合体に極性基を導入す
る方法を利用することができる。
ClCH2CH2SO2M、 ClCH2CH2OSO3M、 ClCH2COOM、 ClCH2OPO(OM′) ClCH2PO(OM′) ここで、M及びM′は前記と同じ意味である。
また、この脱塩酸反応を利用するエポキシ基の導入には
通常はエピクロルヒドリンを用いる。
なお、塩化ビニル系共重合体は、他の単量体を含むもの
であつてもよい。他の単量体の例としては、ビニルエー
テル(例、メチルビニルエーテル、イソブチルビニルエ
ーテル、ラウリルビニルエーテル)、α−モノオレフイ
ン(例、エチレン、プロピレン)、アクリル酸エステル
(例、(メタ)アクリル酸メチル、ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート等の官能基を含有する(メタ)ア
クリル酸エステル)、不飽和ニトリル(例、(メタ)ア
クリロニトリル)、芳香族ビニル(例、スチレン、α−
メチルスチレン)、ビニルエステル(例、酢酸ビニル、
プロピオン酸ビニル)を挙げることができる。ただし、
他の単量体を使用する場合、通常塩化ビニル系共重合体
中における他の単量体の量は20重量部以下とする。
なお、塩化ビニル系共重合体への極性基の導入に関して
は、前述のように特開昭57−44227号、同58−108032
号、同59−8127号、同60−101161号、同60−235814号、
同60−238306号、同60−238309号、同60−238371号、な
どの公報に記載があり、本発明においてもこれらを利用
することができる。
本発明で使用するポリウレタン系樹脂を構成する極性基
を有する繰返し単位は、−SO3M、−OSO3M、−COOM、−O
PO(OM′)及び−PO(OM′)を有するものであり、
これらは単独であつても二以上が組合わされて使用され
ていてもよい。
ここで、M及びM′は前記と同じ意味である。
これらのなかでも−SO3Naを有する繰返し単位を有する
ポリウレタン系樹脂が好ましい。
このようなポリウレタン系樹脂は、たとえば次のように
して製造することができる。
一般にポリウレタン樹脂は、ポリイソシアネート化合物
とポリオール成分との反応により製造される。そして、
一般にはポリオール成分としてポリオールと多塩基酸と
の反応により得られるポリエステルポリオールが使用さ
れている。
本発明におけるポリウレタン系樹脂は、この公知のポリ
ウレタン樹脂の製造方法を利用して、多塩基酸の一部と
して特定の極性基を有する多塩基酸を使用して特定の極
性基を有するポリエステルポリオールを調製し、得られ
たポリエステルポリオールとポリイソシアネート化合物
を反応させることにより得ることができる。
極性基を有する多塩基酸の例としては、5−スルホイソ
フタル酸、2−スルホイソフタル酸、4−スルホフタル
酸、3−スルホフタル酸、5−スルホイソフタル酸ジア
ルキル、2−スルホイソフタル酸ジアルキル、4−スル
ホフタル酸アルキル、3−スルホフタル酸アルキル、お
よびこれらのナトリウム塩およびカリウム塩を挙げるこ
とができる。
この反応自体は既に公知であり、本発明においても公知
の方法に従つて行なうことができる。
ポリオール成分の例としては、トリメチロールプロパ
ン、ヘキサントリオール、グリセリン、トリメチロール
エタン、ネオペンチルグリコール、ペンタエリスリトー
ル、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチ
レングリコールおよびジエチレングリコールを挙げるこ
とができる。
また、多塩基酸のうちジカルボン酸の例としては、フタ
ル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、アジピン酸、二量
化リノレイン酸、セバチン酸およびマレイン酸を挙げる
ことができる。
このようにして得られる特定の極性基を有するポリエス
テルポリオールの数平均分子量は、通常は、500〜8000
の範囲内にある。
ポリイソシアネート化合物の例としては、ジフエニルメ
タン−4,4′−ジイソシアネート、トリレンジイソシア
ネート、キシリレンジイソシアネートなどのジイソシア
ネート3モルとトリメチロールプロパン1モルの反応生
成物、ヘキサメチレンジイソシアネート3モルのビユー
レツトアダクト化合物、トリレジンイソシアネート5モ
ルのイソシアヌレートアダクト化合物、トリレンジイソ
シアネート3モルとヘキサメチレンジイソシアネート2
モルのイソシアヌレートアダクト化合物、ジフエニルメ
タンジイソシアネートのポリマーを挙げることができ
る。
ポリウレタン系樹脂の数平均分子量が、一般には1万〜
20万(好ましくは1.5万〜6万)の範囲内となるように
反応条件を設定する。
なお、上記の製造法の外に、例えば、多官能−OHが導入
されたポリウレタン樹脂を製造し、このポリウレタン樹
脂と以下に記載する極性基および塩素を含有する化合物
とを反応(脱塩酸反応)させてポリウレタン樹脂に極性
基を導入する方法を利用することができる。
ClCH2CH2SO3M、 ClCH2CH2OSO3M、 ClCH2COOM、 ClCH2OPO(OM′) ClCH2PO(OM′) ここで、M及びM′は前記と同じ意味である。
ポリウレタン系樹脂は、極性基を有する繰返し単位の共
重合体中における含有率が通常0.01〜5モル%(好まし
くは0.1〜2.0モル%)の範囲内にあるものである。
なお、ポリウレタン樹脂への極性基の導入に関しては、
前述のように特公昭54−157603号、同58−41565号、特
開昭57−92422号、同57−92423号などの公報に記載があ
り、本発明においてもこれらを利用することができる。
本発明の磁性層の結合剤は上記の塩化ビニル系共重合
体、ポリウレタン系樹脂等を単独または組合わせて使用
する。組合わせて使う場合通常塩化ビニル系共重合体と
ポリウレタン系樹脂とは重量比で、85:15〜10:90(好ま
しくは70:30〜30:70)の範囲内にて使用することが好ま
しい。
このように特定の極性基およびエポキシ基が導入されて
いる塩化ビニル系共重合体や特定の極性基が導入されて
いるポリウレタン系樹脂等を使用することにより、塩化
ビニル系共重合体および/またはポリウレタン系樹脂の
極性基が強磁性粉末との親和性を向上させるように作用
して強磁性粉末が磁性層中に良好に分散する。従つて、
磁性層の角型比が向上するので良好な再生出力を示す。
さらに、塊状体で分散している強磁性粉末が少ないので
走行中に強磁性粉末が脱離することがなく、従つて、瞬
間磁気ヘツド目詰まりなどの発生も低減することができ
ると考えられているが、前記一般式で示される脂肪酸誘
導体と組み合わせたときに高湿度でのヘツド目詰まりに
特に顕著な効果がある理由については不明な点が多い。
前述の極性基の含有量は全結合剤に対し、1〜100×10
-5モル/grであることが好ましい。但し極性基の種類に
よつて好ましい範囲が若干異なる。
結合剤としては、上記の塩化ビニル系共重合体および又
はポリウレタン系樹脂だけでなく以下に記載する樹脂を
混合して使用することもできる。混合して使用すること
のできる他の樹脂の例としては、塩化ビニル・酢酸ビニ
ル共重合体および塩化ビニル・酢酸ビニルとビニルアル
コール、無水マレイン酸および/またはアクリル酸との
共重合体、塩化ビニル・塩化ビニリデン共重合体、塩化
ビニル・アクリロニトリル共重合体、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、ニトロセルロース樹脂などのセルロース
誘導体、アクリル樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポ
リビニルブチラール樹脂、エポキシ樹脂およびフエノキ
シ樹脂を挙げることができる。
さらに、本発明の磁気記録媒体の磁性層を調製する際に
ポリイソシアネート化合物を添加することもできる。な
お、ポリイソシアネート化合物を使用する場合にはポリ
ウレタン系樹脂を製造する際に使用したポリイソシアネ
ート化合物を使用することができる。
本発明に使用されるポリイソシアネートは分子中に−N
=C=0基を2個以上有する脂肪族、芳香族および脂環
式化合物から選ばれるジ、トリおよびテトライソシアネ
ートである。
本発明で使用される強磁性粉末に特に制限はない。強磁
性合金粉末、強磁性金属粉末、γ−F2O3、Fe3O4、Co変
性酸化鉄CoO2の他変性バリウムフエライトおよび変性ス
トロンチウムフエライト等を挙げることができる。
強磁性粉末の形状に特に制限はないが通常は、針状、粒
状、サイコロ状、米粒状および板状のものなどが使用さ
れる。この強磁性粉末の比表面積は、30m2/g以上が好ま
しく、特に強磁性粉末が強磁性金属粉末の場合45m2/g以
上が電磁変換特性上好ましい。
本発明の磁気記録媒体の磁性層中の全結合剤の含有量
は、通常は強磁性粉末100重量部に対して10〜100重量部
であり、好ましくは15〜30部である。
本発明の磁気記録媒体の磁性層には、さらにモース硬度
5以上の無機質粒子を含有することが好ましい。
使用される無機質粒子は、モース硬度が5以上であれば
特に制限はない。モース硬度が5以上の無機質粒子の例
としては、Al2O3(モース硬度9)、TiO(同6)、TiO2
(同6.5)、SiO2(同7)、SnO2(同6.5)、Cr2O3(同
9)、およびα−Fe2O3(同5.5)を挙げることができ、
これらを単独あるいは混合して用いることができる。
とくに好ましのはモース硬度が8以上の無機質粒子であ
る。モース硬度が5よりも低いような比較的軟らかい無
機質粒子を用いた場合には、磁性層から無機質粒子が脱
落しやすく、またヘツドの研磨作用も殆どないため、ヘ
ツド目詰まりを発生しやすく、また走行耐久性も乏しく
なる。
無機質粒子の含有量は、通常、強磁性粉末100重量部に
対して0.1〜20重量部の範囲であり、好ましくは1〜10
重量部の範囲である。
また磁性層には上記の無機質粒子以外にも、カーボンブ
ラツク(特に、平均粒径が10〜300nmのもの)などを含
有させることが望ましい。
つぎに本発明の磁気記録媒体を製造する方法を、前記脂
肪酸誘導体を磁性塗料中に添加(内添)する場合を例に
とつて述べる。
まず、強磁性粉末と結合剤、前記の脂肪酸誘導体、そし
て必要に応じて、他の充填材、添加材などを溶剤と混練
し、磁性塗料を調製する。混練の際に使用する溶剤とし
ては、磁性塗料の調製に通常使用されている溶剤を使用
することができる。
混練の方法にも特に制限はなく、また各成分の添加順序
などは適宜設定することができる。
磁性塗料の調製には通常の混練機、例えば、二本ロール
ミル、三本ロールミル、ボールミル、ペブルミル、トロ
ンミル、サンドグライダー、セグバリアトライター、高
速インペラー分散機、高速ストーンミル、高速度衝撃ミ
ル、デイスパー、ニーダー、高速ミキサー、ホモジナイ
ザーおよび超音波分散機などを挙げることができる。
磁性塗料を調製する際には、分散剤、帯電防止剤、潤滑
剤等の公知の添加剤を併せて使用することもできる。
分散剤の例としては、レシチンなどの公知の分散剤を挙
げることができる。
分散剤を使用する場合は、通常は使用する強磁性粉末10
0重量部に対し、0.1〜10重量部の範囲で使用される。
帯電防止剤の例としては、カーボンブラツク、カーボン
ブラツクグラフトポリマーなどの導電性微粉末;サポニ
ンなどの天然界面活性剤;高級アルキルアミン類、第4
級アンモニウム塩類、ピリジンその他の複素環化合物の
塩類、ホスホニウムまたはスルホニウム類などのカチオ
ン性界面活性剤;ホスホン酸塩、燐酸塩、燐酸エステル
塩、スルホン酸塩、硫酸塩、硫酸エステル塩等の極性基
を含むアニオン性界面活性剤;アミノ酸類、アミノスル
ホン酸類、アミノアルコールの硫酸または燐酸エステル
類等の両性界面活性剤等を挙げることができる。帯電防
止剤として上記の導電性微粉末を使用する場合には、例
えば強磁性粉末100重量部に対し0.1〜10重量部の範囲で
使用され、界面活性剤を使用する場合にも同様に0.12〜
10重量部の範囲で使用される。
追加の潤滑剤の例としては、前記の脂肪酸、高級アルコ
ール類、ブチルステアレート、ソルビタンオレエート等
の炭素数12〜20の一塩基性脂肪酸と炭素数3〜20の一価
もしくは多価アルコールからなるエステル類、鉱物油、
動植物油、オレフイン低重合体、脂肪酸アミド、シリコ
ーンオイル、変性シリコーンオイルのほかにグラフアイ
ト微粉末、二硫化モリブデン微粉末、テトラフルオロエ
チレン重合体微粉末などの公知の潤滑剤およびプラスチ
ツク用潤滑剤を挙げることができる。
なお、上述した分散剤、帯電防止剤、潤滑剤などの添加
剤は、厳密に上述した作用効果のみを有するものである
との限定の下に記載したものではなく、例えば、分散剤
が潤滑剤あるいは帯電防止剤として作用することも有り
うる。従つて、上記分類により例示した化合物などの効
果作用が、上記分類に記載された事項に限定されないこ
とは勿論であり、また複数の作用効果を奏する物質を使
用する場合には、添加量は、その作用効果を考慮して決
定することが好ましい。
このようにして調製された磁性塗料は前述の非磁性支持
体上に塗布される。塗布は、前記非磁性支持体上に直接
行なうことも可能であるが、また、接着剤層などを介し
て非磁性支持体上に塗布することもできる。
非磁性支持体上への塗布法の例としては、エアードクタ
ーコート、ブレードコート、ロツドコート、押し出しコ
ート、エアナイフコート、スクイズコート、含浸コー
ト、リバースロールコート、トランスフアーロールコー
ト、グラビアコート、キスコートキヤストコート、スプ
レーコート及びスピンコート法等を挙げることができ、
またこれら以外の方法であつても利用することができ
る。
また、上記の強磁性粉末と結合剤の分散方法および支持
体への塗布方法などの詳細は特開昭54−46011号および
同54−21805号等の各公報に記載されている。
このようにして塗布される磁性層の厚さは、乾燥後の厚
さで一般には約0.5〜10μmの範囲、通常は1.5〜7.0μ
mの範囲になるよう塗布される。
非磁性支持体上に塗布された磁性層は磁気記録媒体がテ
ープ状で使用される場合通常、磁性層中の強磁性粉末を
配向させる処理、即ち磁場配向処理を施したあと、乾燥
される。また必要により表面平滑化処理が施される。表
面平滑化処理等が施された磁気記録媒体はつぎに所望の
形に裁断される。
〔実施例〕
本発明は以下の実施例、比較例により詳細に説明する。
ここで「部」は「重量部」を示す。
〔実施例および比較例〕
上記の組成物にボールミルを用いて48時間混練分散した
あと、これにポリイソシアネート10部を加え、さらに1
時間混練分散したあと、1μmの平均孔径を有するフイ
ルタを用いてろ過し、磁性塗料を調製した。得られた磁
性塗料を乾燥後の厚さが4.0μmになるように、厚さ10
μmのポリエチレンテレフタレート支持体の表面に塗布
した。
磁性塗料が塗布された非磁性支持体を、磁性塗料が未乾
燥の状態で3000ガウスの磁石で磁場配向を行ない、さら
に乾燥後、スーパーカレンダー処理を行なつた後1/2イ
ンチ幅にスリツトして、ビデオテープを製造した。
このようにして得られたテープをVHS−VTR(ナシヨナル
NV8200)で、25℃、80%という高湿度条件下において1
時間長のテープの全長にわたり記録−再生を行ない、そ
の間に発生するビデオヘツド目詰まりを1時間当たりの
発生回数で評価した。
またテープの走行性の評価としてビデオテープとステン
レスポールとを50gの張力(T1)で接触(巻きつけ角180
゜)させて、この条件下で、ビデオテープを3.3cm/sの
速度で走行させるのに必要な張力(T2)を測定した。こ
の測定値をもとに、下記計算式によりビデオテープの、
摩擦係数μをもとめた。
μ=1/π・ln(T2/T1) 摩擦係数のテストも25℃、80%で行つた。初期の摩擦係
数及び同じテープ表面をこの摩擦係数測定機にて300回
走行させたあとの摩擦係数を測定した。
また、高温(50℃、70%)でのスチル耐久性も全サンプ
ルに渡つてテストしたが、いずれも60分以上を記録し、
差は出なかつた。
磁性体 A:強磁性γ−Fe2O3粉末(比表面積40m2/g) B:強磁性金属(Fe)粉末(比表面積50m2/g) ビニル系樹脂 A−1:極性基含有塩化ビニル樹脂(重合度310) (塩ビ77wt%、硫酸根0.8wt%、エポキシ基3.9wt%、水
酸基0.5wt% A−2:塩化ビニル酢酸ビニル無水マレイン酸樹脂「400
×110A」(日本ゼオン(株)製)COOH基含有 A−3:塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニルアルコール/ホ
スホプロピルアクリレート(85/5/9/1/1)樹脂(重合度
350) B:塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール共重合体
(重合度400) (塩化ビニル80wt%、酢酸ビニル15wt%、ビニルアルコ
ール5wt%) C:塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体(重合度400) (塩化ビニル75wt%、酢酸ビニル25wt%) ポリウレタン系樹脂 A:ポリエステル系ポリウレタン(開環系、縮合系ポリエ
ステルを併せ持つ。重量平均分子量4万、1分子当り平
均2コとSO3Naをもつ。数平均分子量2.5万、初期弾性率
100kg/mm2、破断強度8kg/.mm2、破断伸度150%) B:ポリエステル系ポリウレタン(開環系、縮合系ポリエ
ステルを併せ持つ。重量平均分子量4万、数平均分子量
2.5万、初期弾性率100kg/mm2、破断強度8kg/mm2、破断
進度150%) C:ポリエステル系ポリウレタン(開環系、縮合系ポリエ
ステルを併せ持つ。重量平均分子量4万、1分子当り1.
5コの−COOHを持つ。数平均分子量2.5万、初期弾性率10
0kg/mm2、破断強度9kg/mm2、破断伸度130%) 添加剤 A−1:化合物1(CH3(CH216CO(OCH2CH22O−C
4H9)+ステアリン酸+オレイン酸 (三者の重量比=60:20:20) A−2:化合物4 (三者の重量比=50:25:25) A−3:化合物11 (三者の重量比=60:30:10) A−4:化合物9(H3C(CH212CO−(OCH2CH27OCH3
+ステアリン酸+パルミチン酸+ミリスチン酸+オレイ
ン酸 (四者の重量比=50:20:5:5:20) B:CH3(CH216COOC4H9+ステアリン酸+オレイン酸 (三者の重量比:60:20:20) 〔発明の効果〕 以上の結果から明らかなように、前記一般式(I)で示
される脂肪酸誘導体は、たしかに高温耐久性には有効だ
が前述のごとき極性基を含まない通常のバインダーと組
み合わせて用いると高湿度条件下でのヘツド目詰まりと
いう問題がおきる。また、逆に極性基を導入したバイン
ダーを用いても、潤滑剤に従来広く用いられてきた脂肪
酸アルキルエステルを使用する限り、高湿度条件下でヘ
ツド目詰まりが多発して問題が多い。これに対して本発
明による磁気記録媒体は、高温条件下での耐久性を維持
したうえで高湿条件下の目詰まりを皆無にした点で効果
は顕著である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−5424(JP,A) 特開 昭59−227030(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非磁性支持体上に強磁性粉末と結合剤と潤
    滑剤を含む磁性層を設けてなる磁気記録媒体において該
    結合剤として分子中に−SO3M基、−COOM基、−OSO3M
    基、 (MはH、Li、Na又はK、M′はひとつの基の中で同一
    でも互いに異なってもよく、H、Li、Na、K又は置換、
    未置換の炭化水素基から選ばれる)を含む樹脂を含み、
    かつ該潤滑剤として下記一般式(I)で示される脂肪酸
    誘導体化合物の少なくとも1種の化合物を含むことを特
    徴とする磁気記録媒体。 但しR:炭素数11以上21以下の炭化水素基 X:水素またはメチル基 R′:炭素数1以上8以下の炭化水素基 n:2〜20の整数
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