JPH0747597A - 折り曲げ線付きプラスチツクシート - Google Patents
折り曲げ線付きプラスチツクシートInfo
- Publication number
- JPH0747597A JPH0747597A JP17516594A JP17516594A JPH0747597A JP H0747597 A JPH0747597 A JP H0747597A JP 17516594 A JP17516594 A JP 17516594A JP 17516594 A JP17516594 A JP 17516594A JP H0747597 A JPH0747597 A JP H0747597A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plastic sheet
- folding
- line
- folding line
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 折り曲げ線付きプラスチツクシートにおい
て、該折り曲げ線1がプラスチツクシート2の厚み内に
形成されているとともに、プラスチツクシート2の一面
を凹ませて設けられた2本の罫線31,32と、他の面
の前記2本の罫線31,32の中間に対応する位置に該
他の面を凹ませて設けられた1本の罫線33とからなる
ことを特徴とする折り曲げ線付きプラスチツクシート 【効果】 プラスチツクシート2の両面にかかる折り曲
げ応力が3本の罫線31,32,33に分散吸収されて
折り曲げ易く、残留応力も小さいので人形ケースや折り
箱を組立てる際に折り曲げ角度が正確になり、組立て後
の平面性が良好である。また、両面の罫線が互いにずれ
て配置されているので、プラスチツクシート2の厚み内
に形成されているにもかかわらず罫線付設時に狭圧力が
集中して薄くなりすぎたりせず、折り曲げ易さが安定し
ている。
て、該折り曲げ線1がプラスチツクシート2の厚み内に
形成されているとともに、プラスチツクシート2の一面
を凹ませて設けられた2本の罫線31,32と、他の面
の前記2本の罫線31,32の中間に対応する位置に該
他の面を凹ませて設けられた1本の罫線33とからなる
ことを特徴とする折り曲げ線付きプラスチツクシート 【効果】 プラスチツクシート2の両面にかかる折り曲
げ応力が3本の罫線31,32,33に分散吸収されて
折り曲げ易く、残留応力も小さいので人形ケースや折り
箱を組立てる際に折り曲げ角度が正確になり、組立て後
の平面性が良好である。また、両面の罫線が互いにずれ
て配置されているので、プラスチツクシート2の厚み内
に形成されているにもかかわらず罫線付設時に狭圧力が
集中して薄くなりすぎたりせず、折り曲げ易さが安定し
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は折り曲げ線付きプラスチ
ツクシートに関する。
ツクシートに関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチツクシートを折り曲げ加工し、
人形ケース、包装容器等に加工する場合、折り曲げ線を
付設してこれに沿って折り曲げ加工する。従来の折り曲
げ線付きプラスチツクシートに形成する折り曲げ線は図
3イ,ロ,ハに部分断面図を示すように、たとえばプラ
スチツクシート2の一面のみに厚み方向に凹ませた凹溝
状の罫線3を1本または複数本設けたり、プラスチツク
シート2の表裏の対応位置に1対の罫線3を設けてなる
ものが用いられている。
人形ケース、包装容器等に加工する場合、折り曲げ線を
付設してこれに沿って折り曲げ加工する。従来の折り曲
げ線付きプラスチツクシートに形成する折り曲げ線は図
3イ,ロ,ハに部分断面図を示すように、たとえばプラ
スチツクシート2の一面のみに厚み方向に凹ませた凹溝
状の罫線3を1本または複数本設けたり、プラスチツク
シート2の表裏の対応位置に1対の罫線3を設けてなる
ものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の折り曲げ
線付きプラスチツクシートは折り曲げ性がいまひとつ充
分でなく、折り曲げ加工したときに所定角度に仕上らな
かったり、加工後の平面が残留応力により湾曲したりし
易いという問題があり、また表裏に一対の罫線2を設け
た場合には罫線の深さの調整が難しく、折り曲げ易さが
不安定となる問題があった。
線付きプラスチツクシートは折り曲げ性がいまひとつ充
分でなく、折り曲げ加工したときに所定角度に仕上らな
かったり、加工後の平面が残留応力により湾曲したりし
易いという問題があり、また表裏に一対の罫線2を設け
た場合には罫線の深さの調整が難しく、折り曲げ易さが
不安定となる問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、折り曲げ線付
きプラスチツクシートの折り曲げ性を改良せんとしたも
のであり、以下図面に基づいて説明する。
きプラスチツクシートの折り曲げ性を改良せんとしたも
のであり、以下図面に基づいて説明する。
【0005】図1は本発明の折り曲げ線付きプラスチツ
クシートの1例を示す1部分の斜視図、図2は本発明の
折り曲げ線付きプラスチツクシートの他の例および折り
曲げ線付設装置の1例を示す部分断面図であり、図3は
従来の折り曲げ線付きプラスチツクシートの1例を示す
部分断面図である。
クシートの1例を示す1部分の斜視図、図2は本発明の
折り曲げ線付きプラスチツクシートの他の例および折り
曲げ線付設装置の1例を示す部分断面図であり、図3は
従来の折り曲げ線付きプラスチツクシートの1例を示す
部分断面図である。
【0006】本発明は図1〜図2に示すように折り曲げ
線付きプラスチツクシートにおいて、該折り曲げ線1が
プラスチツクシート2の厚み内に形成されているととも
に、プラスチツクシート2の一面を凹ませて設けられた
2本の罫線31,32と、他の面の前記2本の罫線3
1,32の中間に対応する位置に該他の面を凹ませて設
けられた1本の罫線33とからなることを特徴とする折
り曲げ線付きプラスチツクシートに関するものである。
線付きプラスチツクシートにおいて、該折り曲げ線1が
プラスチツクシート2の厚み内に形成されているととも
に、プラスチツクシート2の一面を凹ませて設けられた
2本の罫線31,32と、他の面の前記2本の罫線3
1,32の中間に対応する位置に該他の面を凹ませて設
けられた1本の罫線33とからなることを特徴とする折
り曲げ線付きプラスチツクシートに関するものである。
【0007】プラスチツクシート2は、ポリ塩化ビニ
ル、ポリプロピレン等の硬質シートを用いることができ
る。
ル、ポリプロピレン等の硬質シートを用いることができ
る。
【0008】折り曲げ線1は、前記のようにプラスチツ
クシート2の厚み内に形成されているとともに、一面に
2本、他の面に1本、いずれも各面から凹ませて形成さ
れている、合計3本の罫線により構成され、この3本の
罫線により折り曲げ応力を分散するものである。なお、
折り曲げ方向は表裏どちらの場合でも効果があるが、2
本の罫線31,32を内側にした方がより折り曲げ易
い。
クシート2の厚み内に形成されているとともに、一面に
2本、他の面に1本、いずれも各面から凹ませて形成さ
れている、合計3本の罫線により構成され、この3本の
罫線により折り曲げ応力を分散するものである。なお、
折り曲げ方向は表裏どちらの場合でも効果があるが、2
本の罫線31,32を内側にした方がより折り曲げ易
い。
【0009】各罫線がプラスチツクシート2の厚み内に
凹ませて形成されているので、折り曲げ線1が薄く仕上
がるとともに、両面の罫線が互いにずれて配置されてい
るので、プラスチツクシート2の厚み内に形成されてい
るにもかかわらず罫線付設時に狭圧力が集中して薄くな
りすぎたりしない。
凹ませて形成されているので、折り曲げ線1が薄く仕上
がるとともに、両面の罫線が互いにずれて配置されてい
るので、プラスチツクシート2の厚み内に形成されてい
るにもかかわらず罫線付設時に狭圧力が集中して薄くな
りすぎたりしない。
【0010】罫線31,32,33は、折り曲げ線が外
観上悪影響を及ぼすほど幅広くならない程度に近接配置
すればよく、その深さは通常プラスチツクシート2の厚
さの5〜50%が好ましい。
観上悪影響を及ぼすほど幅広くならない程度に近接配置
すればよく、その深さは通常プラスチツクシート2の厚
さの5〜50%が好ましい。
【0011】本発明の折り曲げ線付きプラスチツクシー
トを製造するためには、たとえば図2に示すように2本
の罫線31,32に対応する2条の刃先41,42を有
する罫線刃4と、前記刃先41,42の中間に対応する
位置に1条の刃先53を突設した受け台5との間で狭圧
することにより罫線31,32,33を設けて折り曲げ
線1を有するプラスチツクシートが得られる。罫線刃
4、受け台5はロール状のものに刃先41,42,53
を突設したものでもよい。
トを製造するためには、たとえば図2に示すように2本
の罫線31,32に対応する2条の刃先41,42を有
する罫線刃4と、前記刃先41,42の中間に対応する
位置に1条の刃先53を突設した受け台5との間で狭圧
することにより罫線31,32,33を設けて折り曲げ
線1を有するプラスチツクシートが得られる。罫線刃
4、受け台5はロール状のものに刃先41,42,53
を突設したものでもよい。
【0012】
【発明の効果】以上、説明した如く本発明の折り曲げ線
付きプラスチツクシートは、プラスチツクシートの厚み
内に形成されているとともに、一面を凹ませて設けられ
た2本の罫線と、他の面の前記2本の罫線の中間に対応
する位置のシートの該他の面を凹ませて設けられた1本
の罫線とからなる折り曲げ線を有するので、プラスチツ
クシートの両面にかかる折り曲げ応力が3本の罫線に分
散吸収されて折り曲げ易く、残留応力も小さいので人形
ケースや折り箱を組立てる際に折り曲げ角度が正確にな
り、組立て後の平面性が良好である。また、両面の罫線
が互いにずれて配置されているので、プラスチツクシー
トの厚み内に形成されているにもかかわらず罫線付設時
に狭圧力が集中して薄くなりすぎたりせず、折り曲げ易
さが安定している。
付きプラスチツクシートは、プラスチツクシートの厚み
内に形成されているとともに、一面を凹ませて設けられ
た2本の罫線と、他の面の前記2本の罫線の中間に対応
する位置のシートの該他の面を凹ませて設けられた1本
の罫線とからなる折り曲げ線を有するので、プラスチツ
クシートの両面にかかる折り曲げ応力が3本の罫線に分
散吸収されて折り曲げ易く、残留応力も小さいので人形
ケースや折り箱を組立てる際に折り曲げ角度が正確にな
り、組立て後の平面性が良好である。また、両面の罫線
が互いにずれて配置されているので、プラスチツクシー
トの厚み内に形成されているにもかかわらず罫線付設時
に狭圧力が集中して薄くなりすぎたりせず、折り曲げ易
さが安定している。
【図1】本発明の折り曲げ線付きプラスチツクシートの
1例を示す1部分の斜視図
1例を示す1部分の斜視図
【図2】本発明の折り曲げ線付きプラスチツクシートの
他の例および折り曲げ線付設装置の1例を示す部分断面
図
他の例および折り曲げ線付設装置の1例を示す部分断面
図
【図3】従来の折り曲げ線付きプラスチツクシートの1
例を示す部分断面図
例を示す部分断面図
1 折り曲げ線 2 プラスチツクシート 3,31,32,33 罫線
Claims (1)
- 【請求項1】折り曲げ線付きプラスチツクシートにおい
て、該折り曲げ線がプラスチツクシートの厚み内に形成
されているとともに、一面を凹ませて設けられた2本の
罫線と、他の面の前記2本の罫線の中間に対応する位置
の該他の面を凹ませて設けられた1本の罫線とからなる
ことを特徴とする折り曲げ線付きプラスチツクシート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17516594A JPH0764012B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 折り曲げ線付きプラスチツクシート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17516594A JPH0764012B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 折り曲げ線付きプラスチツクシート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0747597A true JPH0747597A (ja) | 1995-02-21 |
JPH0764012B2 JPH0764012B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=15991407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17516594A Expired - Lifetime JPH0764012B2 (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 折り曲げ線付きプラスチツクシート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0764012B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008087206A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Inoac Corp | 合成樹脂成形品のヒンジ部の構造 |
US8123254B2 (en) | 2004-09-16 | 2012-02-28 | G.B.D. Corp. | Method for mounting artwork reproductions printed on a deformable substrate and for incorporating a printed deformable substrate in a publication |
-
1994
- 1994-07-27 JP JP17516594A patent/JPH0764012B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8123254B2 (en) | 2004-09-16 | 2012-02-28 | G.B.D. Corp. | Method for mounting artwork reproductions printed on a deformable substrate and for incorporating a printed deformable substrate in a publication |
JP2008087206A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Inoac Corp | 合成樹脂成形品のヒンジ部の構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0764012B2 (ja) | 1995-07-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |