JPH074755U - ブレーキ機構 - Google Patents

ブレーキ機構

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Publication number
JPH074755U
JPH074755U JP3425593U JP3425593U JPH074755U JP H074755 U JPH074755 U JP H074755U JP 3425593 U JP3425593 U JP 3425593U JP 3425593 U JP3425593 U JP 3425593U JP H074755 U JPH074755 U JP H074755U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torsion spring
side end
core
stopper plate
claw
Prior art date
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Pending
Application number
JP3425593U
Other languages
English (en)
Inventor
充弘 斉藤
泰明 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiroki Corp
Original Assignee
Shiroki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shiroki Corp filed Critical Shiroki Corp
Priority to JP3425593U priority Critical patent/JPH074755U/ja
Publication of JPH074755U publication Critical patent/JPH074755U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ランバーサポート装置,ウインドレギュレー
タ等に使用されるブレーキ機構に関し、操作フィーリン
グが良好で、異音が発生せず、ハンドル軸の無為な振れ
現象がなく、組付の簡単なブレーキ機構を提供すること
を目的とする。 【構成】 一端部がストッパプレート5の爪部5aの他
方の側端部5c近傍のトーションスプリング2のフック
部2bに押接し、他端部がストッパプレート5の爪部5
aの一方の側端部5b近傍のコア3に係止され、中間部
がハンドル軸に巻回され、ストッパプレート5の爪部5
aの一方の側端部5bと対向するコア3の側端部3bを
ストッパプレート5の爪部5aの一方の側端部5b方向
に付勢するサブトーションスプリング7を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ランバーサポート装置,ウインドレギュレータ等に使用されるブレ ーキ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
ウインドレギュレータは、図3に示す如く、ベースプレートaに取り付けたブ レーキ機構を有し、該ブレーキ機構におけるピニオンbをハンドルcの操作によ り回転させ、ドリブンギヤd及びこれと一体的に連結され且つ前記ベースプレー トaに回動可能に枢着された主アームeを駆動し、窓ガラスfを昇降させるもの で、このウインドレギュレータに用いられるブレーキ機構としては、従来から図 4に示すものが知られている。
【0003】 このブレーキ機構では、ストッパケース1内にトーションスプリング2がスト ッパケース1の内壁を圧接する如く配置されており、該トーションスプリング2 の内側に切欠3aが刻設されたコア3が回転可能に挿入されている。又、このコ ア3はハンドル軸4に一体的に固着されている。更に、前記コア3の切欠3aの 空間内であって主トーションスプリング2のフック部2a,2b間には、ピニオ ン(図3のピニオンb相当)と一体的に形成されたストッパプレート5の爪部5 aがハンドル軸4を中心に回転可能に挿入配置されている。
【0004】 従って、ピニオン側からの回転力に対しては、爪部5a の側端部5b又は5 cがトーションスプリング2のフック部2a又は2bを押し、トーションスプリ ング2の外径を広げるように作用するため、トーションスプリング2とストッパ ケース1との圧接力が強くなり、ピニオンの回転が阻止される。一方、ハンドル 軸4側からの回転力に対しては、トーションスプリング2のフック部2a又は2 bがコア3の側端部3b又は3cから外径を縮める方向の力を受けるので、前記 圧接力は小さくなりハンドル軸4の回転は可能になり、トーションスプリング2 及び爪部5aを介して前記ピニオンを回転させることができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のブレーキ機構においては、ハンドル軸4を回転させて窓 ガラスを上昇/下降させる場合には、自然状態では、ピニオン側からの入力に対 して、ブレーキ力を確保するために、コア3の側端部3b,3cと、トーション スプリング2のフック部2a,2bとの間には空間が必ず存在する。
【0006】 よって、コア3の側端部3b,3cがトーションスプリング2のフック部2a, 2bに当接する迄操作者に無力感を与え、操作フィーリングが悪いという問題点 がある。
【0007】 更に、自然状態では、ハンドル軸4 (コア3) は回転フリーな状態にあるので 、走行中、コア3がトーションスプリング2のフック部2a,2bに当たり、異 音が発生するという問題点もある。
【0008】 又、ストッパケース1内に遊嵌しているハンドル軸4は、車両の走行中にスト ッパケース1の半径方向に振動し、ハンドル軸4の無為な振れ現象が発生すると いう問題点もある。
【0009】 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、操作フィーリン グが良好で、異音が発生せず、ハンドル軸の無為な振れ現象がないブレーキ機構 を提供することにある。
【0010】 又、本考案の別の目的は、組付の簡単なブレーキ機構を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本考案は、両端にフック部が設けられたトーションスプリ ングをストッパケース内に該ストッパケース内壁に圧接する如く配置し、切欠が 刻設されたハンドル軸側のコアを前記トーションスプリングの内壁に回転可能に 挿入すると共に、前記コアの切欠の空間内であって前記トーションスプリングの フック部間に、ピニオンと一体的に形成されたストッパプレートの爪部を挿入し たブレーキ機構において、一端部が前記ストッパプレートの爪部の他方の側端部 近傍の前記トーションスプリングのフック部に押接し、他端部が前記ストッパプ レートの爪部の一方の側端部近傍の前記コアに係止され、中間部が前記ハンドル 軸に巻回され、前記ストッパプレートの爪部の一方の側端部と対向するコアの側 端部を前記ストッパプレートの爪部の一方の側端部方向に付勢するサブトーショ ンスプリングを設けたものである。
【0012】
【作用】
本考案のブレーキ機構において、サブトーションスプリングは、常時ストッパ プレートの爪部の一方の側端部と対向するコアの側端部をストッパプレートの爪 部の一方の側端部方向に付勢しているので、ストッパプレートの爪部の一方の側 端部と対向するコアの側端部がトーションスプリングのフック部を押す操作の場 合には、操作時の無力感がない。
【0013】 又、逆方向の操作の場合には、サブトーションスプリングの付勢力に抗して操 作するので、操作時の無力感がない。 更に、サブトーションスプリングの付勢力でもって、自然状態では、コアの一 方の側端部はストッパプレートの爪部の一方の側端部方向に付勢されているので 、異音及びハンドル軸の無為な振れが発生しない。
【0014】
【実施例】
以下、図1及び図2を用いて本考案の実施例を詳細に説明する。尚、これらの 図において図4と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図中、7 は、サブトーションスプリングである。このサブトーションスプリング7の一端 部にはストッパプレート5の爪部5aの他方の側端部5c近傍のトーションスプ リング2のフック部2bに押接する押接端部7aが形成され、中間部にはハンド ル軸4に巻回する巻回部7bが形成され、他端部にはストッパプレート5の爪部 5aの一方の側端部5b近傍のコア3の上端面に形成された係止穴3dに係止さ れた係止部7cが形成されている。
【0015】 そして、このサブトーションスプリング7は、ストッパプレート5の爪部5a の一方の側端部5bと対向するコア3の側端部3bをトーションスプリング2の 一方のフック部2aに押圧する方向に付勢し、自然状態では、コア3の一方の側 端部3bは、トーションスプリング2の押接端部7aに押接している。又、本実 施例のサブトーションスプリング7の付勢方向は、ガラスを上昇させる方向とし た。
【0016】 このように構成した実施例の作動は次の通りである。まず、ハンドル操作によ ってガラスを上昇させる場合には、図2の時計方向にコア3を回転することにな るが、このときのコア3の側端部3bは、サブトーションスプリング7の付勢力 によって、トーションスプリング2のフック部2aに押接しているので、ただち にトーションスプリング2のフック部2aは押され、外径を縮める方向の力を受 け、ハンドル軸4の回転は可能になり、操作時の無力感及びガタがない。又、サ ブトーションスプリング7の付勢方向をガラスの上昇方向と一致させたことによ り、ヘルパースプリングとして作用し、ハンドル操作力の低減を行うことができ る。
【0017】 これに対し、ガラスを下降させる場合には、図2の反時計方向にコア3を回転 することになるが、このときのコア3の回転に際しては、コア3の側端部3cが トーションスプリング2のフック部2bを押すまでは、サブトーションスプリン グ7の付勢力に抗して回転することになり、操作時の無力感がなくなる。又、こ の時のハンドル操作力は、サブトーションスプリング7の付勢力が加わっている が、ガラスの自重により略相殺され問題はない。
【0018】 又、本実施例の構成のブレーキ機構のハンドル軸4は、自然状態においては、 サブトーションスプリング7の付勢力でもって、コア3の一方の側端部3bは、 トーションスプリング2のフック部2aに押接しているので、走行中の異音の発 生および、ハンドル軸4の無為な振れも発生しない。
【0019】 更に、サブトーションスプリング7は自己のばね形状によりハンドル軸4とユ ニット化ができ、ストッパケース1への組付が容易である。 尚、本考案は上記実施例に限ることなく、種々の変形が可能である。例えば、 本考案は図3に示すタイプのウインドレギュレータのみでなく、一般的なブレー キ機構、例えば、ランバーサポートに用いられるブレーキ機構も適用できる事は いうまでもない。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、サブトーションスプリングを設けたこ とにより、操作フィーリングが良好で、異音が発生せず、ハンドル軸の無為な振 れ現象がなく、組付の簡単なブレーキ機構を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1の実施例の構成図である。
【図3】ウインドレギュレータの構成図である。
【図4】従来のブレーキ機構の構成図である。
【符号の説明】
1 ストッパケース 2 トーションスプリング 2a,2b フック部 3 コア 3a 切欠 3b,3c 側端部 4 ハンドル軸 5 ストッパプレート 5a 爪部 5b,5c 側端部 6 ピニオン 7 サブトーションスプリング 7a 押接端部 7b 巻回部 7c 係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端にフック部(2a,2b)が設けら
    れたトーションスプリング(2)をストッパケース
    (1)内に該ストッパケース内壁に圧接する如く配置
    し、切欠(3a)が刻設されたハンドル軸(4)側のコ
    ア(3)を前記トーションスプリング(2)の内壁に回
    転可能に挿入すると共に、前記コア(3)の切欠の空間
    内であって前記トーションスプリング(2)のフック部
    (2a,2b)間に、ピニオン(6)と一体的に形成さ
    れたストッパプレート(5)の爪部(5a)を挿入した
    ブレーキ機構において、 一端部が前記ストッパプレート(5)の爪部(5a)の
    他方の側端部(5c)近傍の前記トーションスプリング
    (2)のフック部(2b)に押接し、他端部が前記スト
    ッパプレート(5)の爪部(5a)の一方の側端部(5
    b)近傍の前記コア(3)に係止され、中間部が前記ハ
    ンドル軸に巻回され、前記ストッパプレート(5)の爪
    部(5a)の一方の側端部(5b)と対向するコア
    (3)の側端部(3b)を前記ストッパプレート(5)
    の爪部(5a)の一方の側端部(5b)方向に付勢する
    サブトーションスプリング(7)を設けたことを特徴と
    するブレーキ機構。
JP3425593U 1993-06-24 1993-06-24 ブレーキ機構 Pending JPH074755U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3425593U JPH074755U (ja) 1993-06-24 1993-06-24 ブレーキ機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3425593U JPH074755U (ja) 1993-06-24 1993-06-24 ブレーキ機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH074755U true JPH074755U (ja) 1995-01-24

Family

ID=12409072

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3425593U Pending JPH074755U (ja) 1993-06-24 1993-06-24 ブレーキ機構

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JP (1) JPH074755U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014029164A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Ogura Clutch Co Ltd 動力伝達装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014029164A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Ogura Clutch Co Ltd 動力伝達装置

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