JPH0542553U - グロ−ブボツクス等のリツドロツク装置 - Google Patents

グロ−ブボツクス等のリツドロツク装置

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JPH0542553U
JPH0542553U JP10033391U JP10033391U JPH0542553U JP H0542553 U JPH0542553 U JP H0542553U JP 10033391 U JP10033391 U JP 10033391U JP 10033391 U JP10033391 U JP 10033391U JP H0542553 U JPH0542553 U JP H0542553U
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JP
Japan
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hook
striker
lid
lock mechanism
lock device
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Withdrawn
Application number
JP10033391U
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Inventor
愼太郎 安部
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U-SHINLTD.
Original Assignee
U-SHINLTD.
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、車輌のグロ−ブボックスのリッ
ドロック装置に関し、車輌の振動などでストライカとロ
ック機構との間で発生するガタ音を防止することを目的
とする。 【構成】 ロック機構2に設けてフック50に係止勢力
を与える線状ばね51の一端側をフック50の内側に引
き出し、この引き出し部分を折曲形成して弾性部51g
を形成し、フック50の係止動作により、この弾性部5
1gとロック機構2の固定部2hとでストライカ1を挾
圧保持する構成となっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、リッドロック装置、例えば自動車の室内に取付けられるグロ−ブ (グラブ)ボックスのリッドロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のグロ−ブボックスリッドロック装置を図3及び図4に示す。 これらの図面において、1はグロ−ブボックスに固定されたストライカであり 、2はグロ−ブボックスリッドに固定されたロック機構である。 ロック機構2は、一方側から一対の軸受2aを突出させ、これら軸受2aには 後述するフック3と操作レバ−4とを回転可能に取付ける支軸5が軸挿されてい る。 また、このロック機構2には、U形部2bが設けられ、このU形部2bにより フック3の一方向(図中反時計方向)の回動を規制するようになっている。 さらに、このU形部2bの上方にはロック機構2と一体としたブラケット2c が形成され、さらに、このブラケット2cの直下にはロック機構2に接着材で固 着した発砲ウレタン等の弾性部材6が設けられている。
【0003】 フック3は、一対の軸受2aの間隔とほぼ同じ長さを有する筒状の軸受部3a と、この軸受部3aの中央から張り出し形成した腕部3bと、この腕部3bの先 端に形成された傾斜面3dを有するフック部3cとからなり、軸受部3aを上記 した一対の軸受2a間に配し、これら軸受2a及び軸受部3aに軸挿させた支軸 5に回転自在に取付けられ、腕部3bがロック機構2のU形部2b内に突入して いる。 また、このフック3は、軸受部3aに設けた線状ばね7によってストライカ1 の係止方向に常時旋回力が付勢されている。 すなわち、図3より分かる如く、一端部7aと他端部7bとの間に中間部7c を有するダブルト−ションのばね7の上記一端部7aをフック3の腕部3bの下 面に係止させ、コイル部7dをフック3の軸受部3aに巻装すると共に、中間部 7cをロック機構2の係止部2dに係止させてフック3を図4上で時計方向に旋 回させる旋回勢力が与えてある。 また、フック3はこの旋回力によってフック部3cがブラケット2cの受部2 eに当接して図示状態を保っている。
【0004】 操作レバ−4は、操作自在な操作部4aを有し、この操作部4aの内側面から 突出形成した一対の軸受4bと、この軸受4bの下端を連結するようにして設け た帯状板部4cと、ばね受4dとを有している。 上記した一対の軸受4bはロック機構2の軸受2aと共に支軸5によって軸支 され、操作レバ−4がロック機構2に回転自在に取付けられている。 上記した支軸5には両端部に抜け止め用のEリング5aが設けられている。 この操作レバ−4は、前記したばね7によってフック3と同方向への旋回勢力 が与えられている。 すなわち、ばね7は中間部7cからコイル部7eをフック3の軸受部3aに巻 装し、その他端部7bを操作レバ−4のばね受4dに係止させて操作レバ−4を 図4上で時計方向に旋回するように付勢している。 そして、この操作レバ−4は帯状板部4cがロック機構2のU形部2bの側面 部2fと当接して図示状態を保っている。 また、この操作レバ−4には、フック3を押動する押動部4eが設けられてい る。この押動部4eは操作レバ−4の内側面から突出形成され、上記操作レバ− 4の非操作状態でフック3の腕部3bの上面側に位置している。
【0005】 上記したリッドロック装置は、リッドを閉成動作させると、フック3の傾斜面 3dがグロ−ブボックスのストライカ1に当接する。 この状態でリッドを押圧するとストライカ1によって傾斜面3dが押動され、 フック3がばね7の弾力に抗して支軸5を支点に図4上で反時計方向に旋回する 。これよりストライカ1が傾斜面3dを乗り越えて弾性部材6に圧接する。 ストライカ1が傾斜面3dを乗り越えると、フック3はばね7の弾力により時 計方向に旋回しストライカ1に当接する。 したがって、ストライカ1が図4に示す如く弾性部材6とフック3とによって 挾圧され、リッドの閉成状態が保持される。
【0006】 リッドを開ける場合は、手動操作によって操作レバ−4の操作部4aをばね7 の弾力に抗して図4上で反時計方向に旋回させる。 操作レバ−4の旋回によってその押動部4eがフック3の腕部3bを押動する 。これより、フック3がばね7の弾力に抗して支軸5を支点に図4上で反時計方 向に旋回し、ストライカ1の係止を解除する。 操作部4aをさらに旋回させると、フック3がロック機構2のU形部2bの底 部2gに当接して操作レバ−4の旋回が阻止される。 この状態でリッドを開くと、ロック機構2がストライカ1から離れてリッドを 開放させることができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上記した従来のリッドロック装置は、ロック機構2の一部とフック3とでスト ライカ1を挾圧保持してリッドのロック状態を維持する構成となっているが、自 動車の振動やその他の要因でストライカ1とロック機構2が衝突し、ガタ音を発 生するおそれがある。 このため、従来のリッドロック装置では、ストライカ1と当接するロック機構 2部分に発砲ウレタン等の弾性部材6を備え、ストライカ1を弾性的に挾持して 上記したガタ音の発生を防止している。 しかしながら、このような弾性部材6ではストライカ1との係脱を繰り返して いるうちに摩耗してしまい、ガタ音の発生を確実に防止することには問題があっ た。 摩耗した弾性部材6を交換するとなると、リッドロック装置自体を取外さなけ ればならず、大変な手間がかかる。 また、この弾性部材6は別途生産しておき、リッドロック装置を組立てるとき に接着剤でロック機構2に貼付けるので、コストもかかり組立て時の作業能率も 悪いという欠点があった。
【0008】 そこで本考案では、簡単な構成で上記したガタ音の発生を確実に防止すると共 に、作業能率を高くして生産に有利となるこの種のスリッドロック装置の開発を 目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するため、本考案では、車輌のグロ−ブボックス等のボツ クスに設けたストライカを、そのボックスのリッドに設けたロック機構のフック によって係止してリッド閉成を保持させるリッドロック装置において、上記ロッ ク機構に設けてフックに係止勢力を与える線状ばねの一端側をフックの内側に引 き出し、この引き出し部分を折曲形成して弾性部を形成し、フックの係止動作に より、この弾性部とロック機構の固定部とでストライカを挾圧保持する構成とし たことを特徴とするリッドロック装置を提案する。
【0010】
【作用】
このリッドロック装置は、フックが係止動作することにより、線状ばねを折曲 形成した弾性部がストライカに当り、この弾性部とロック機構の固定部とでスト ライカを挾圧してリッドの閉成を保持する。
【0011】 このことから、線状ばねからなる弾性部によってストライカが確実に挾圧保持 されガタ音の発生が防止されると共に、この弾性部がフックに係止勢力を与える 線状ばねの一端側によって形成されているため、特に弾性部材及びその取付場所 を用意する必要のない耐久性のあるリッドロック装置となる。
【0012】
【実施例】
次に、本考案を自動車のグロ−ブボックスリッドロック装置として実施した一 例について図面に沿って説明する。 図1はリッドロック装置の縦断側面図であり、図2はばね51を備えたフック 50の拡大平面図である。 なお、本実施例の説明に当っては従来例と同一部材については同符号を付して 説明を省略する。
【0013】 ダブルト−ションの線状ばね51は、操作レバ−4のばね受4dに係止させる 一端部51a、フック50の軸受部50aに巻装させるコイル部51b、ロック 機構2の係止部2dに係止させる中間部51c、同じくフック50の軸受部50 aに巻装させるコイル部51d、そしてフック50の下面に向かって斜状形成さ せた直線部51e、この直線部51eからほぼ直角に折り曲げた折曲部51f、 この折曲部51fから起立させ、かつ、ヘヤ−ピン状に折曲形成した弾性部51 gからなり、一端部51aと中間部51cの間で操作レバ−4を、中間部51c と折曲部51fとの間でフック50を各々図1上で時計方向に旋回させる旋回勢 力が与えてある。
【0014】 また、フック50にはばね51の弾性部51gを挿通させる長孔50dと弾性 部51gを突入させる切込溝50eとが形成されている。 長孔50dは腕部50bからフック部50cにかけて形成され、切込溝50e はこの長孔50dに連通させてフック部50cの内面に下端側から上端側にかけ て形成されている。
【0015】 そして、上記したばね51は、コイル部51dから直線部51eを斜状形成さ せて折曲部51fをフック50の腕部50bの下面に配設し、また、弾性部51 gを長孔50dに挿通してこの弾性部51gをフック50の腕部50bに対しほ ぼ直角に起立させ、この弾性部51gの上方をフック部50cの切込溝50eに 突入してある。
【0016】 また、上記した弾性部51gはロック機構2の固定部2hとの間でストライカ 1を挾圧したとき、ストライカ1に対し適度な弾力で圧接するように上記した直 線部51eの長さが定められている。
【0017】 上記の如く構成したリッドロック装置は、フック50が係止動作することによ り、ストライカ1がフック50に備えたばね51の弾性部51gによって押圧さ れ、ロック機構2の固定部との間で挾圧してストライカ1を機械的なガタなく確 実にロックする。
【0018】
【考案の効果】
上記した通り、本考案に係るリッドロック装置は、ロック機構との間でストラ イカを挾持するフックに、ストライカと当接する弾性部を設け、この弾性部をフ ックに係止勢力を与える線状ばねの一端側を折曲形成して上記弾性部を構成した ので、ストライカを確実に挾圧保持してガタ音の発生を防止すると共に、耐久性 のあるリッドロック装置となる。 また、従来のような弾性部材やその取付場所が不要となるのでり、部品点数を 減らして組立て時の作業能率を高め、生産に有利なリッドロック装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を自動車のグロ−ブボックスに実施した
リッドロック装置の縦断側面図である。
【図2】本考案の実施例であるばねを備えたフックの拡
大平面図である。
【図3】従来のグロ−ブボックスリッドロック装置の平
面図である。
【図4】従来のグロ−ブボックスリッドロック装置の縦
断側面図である。
【符号の説明】
1 ストライカ 2 ロック機構 2h ロック機構の固定部 4 操作レバ− 5 支軸 50 フック 50d 長孔 51 ばね 51g 弾性部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌のグロ−ブボックス等のボツクスに
    設けたストライカを、そのボックスのリッドに設けたロ
    ック機構のフックによって係止してリッド閉成を保持さ
    せるリッドロック装置において、上記ロック機構に設け
    てフックに係止勢力を与える線状ばねの一端側をフック
    の内側に引き出し、この引き出し部分を折曲形成して弾
    性部を形成し、フックの係止動作により、この弾性部と
    ロック機構の固定部とでストライカを挾圧保持する構成
    としたことを特徴とするリッドロック装置。
JP10033391U 1991-11-11 1991-11-11 グロ−ブボツクス等のリツドロツク装置 Withdrawn JPH0542553U (ja)

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JP10033391U Withdrawn JPH0542553U (ja) 1991-11-11 1991-11-11 グロ−ブボツクス等のリツドロツク装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020084732A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 豊田合成株式会社 グラブボックスロック装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020084732A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 豊田合成株式会社 グラブボックスロック装置
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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960208