JPH0625155Y2 - 車両用リクライニング等の調節レバー - Google Patents

車両用リクライニング等の調節レバー

Info

Publication number
JPH0625155Y2
JPH0625155Y2 JP1989080453U JP8045389U JPH0625155Y2 JP H0625155 Y2 JPH0625155 Y2 JP H0625155Y2 JP 1989080453 U JP1989080453 U JP 1989080453U JP 8045389 U JP8045389 U JP 8045389U JP H0625155 Y2 JPH0625155 Y2 JP H0625155Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
shaft
engaging
groove
elongated hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989080453U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0319333U (ja
Inventor
浩司 近田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Mining and Smelting Co Ltd filed Critical Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority to JP1989080453U priority Critical patent/JPH0625155Y2/ja
Publication of JPH0319333U publication Critical patent/JPH0319333U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0625155Y2 publication Critical patent/JPH0625155Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用リクライニング等の調節レバーに係る
ものである。
(従来技術) 従来公知の、実開昭63−161551号公報には、本
願の第1図に図示したように、軸Aに軸止されているレ
バーBの回動端部に形成した屈曲係合部Cを、軸Dに軸
止されている調節レバEーの回動端部に形成されている
係合長孔Fに係合させたものにおいて、前記係合長孔F
の形状は、前記軸Dより前記係合長孔Fに至る放射方向
線Gに対して略平行の平行溝に形成した車両用リクライ
ニング等の調節レバーEが記載されている。
また、別に公知の、実開昭61−68757号公報に
は、本願の第2図に図示したように、軸Aに軸止されて
いるレバーBの回動端部に設けた係合部Cを、軸Aより
離間している軸Dに軸止されている調節レバーEの回動
端部に形成した回動方向ハに長い係合長孔Fに係合さ
せ、調節レバーEを回動させてレバーBを回動させるも
のにおいて、前記係合長孔Fは始端部と終端部とに分割
形成し、前記始端部は回動方向ハと略平行の平行溝G
に、終端部は回動方向ハに対して傾斜している傾斜溝H
にした車両用リクライニング等の調節レバーについて記
載されている。
(考案が解決しようとする課題) 前記実開昭63−161551号公報に記載された第1
図のものは、調節レバーEの操作が重いという課題があ
った。
また、別に公知の、実開昭61−68757号公報に記
載されたものは、その始端部は調節レバーEの回動方向
ハと平行な平行溝Gであるから、調節レバーEが平行溝
Gの長さ分だけ回動しても、レバーBは外れる方向に動
かない構成である。そのように構成されているのは、レ
バーBを押える突起Iが調節レバーEに設けてあるか
ら、調節レバーEを回動させて突起IをレバーBの背中
から外さないことにはレバーBが動かないからである。
それだから、傾斜溝Hに係合部Cが臨むとようやくレバ
ーBが動くようになるが、該公知例の傾斜溝Hの傾斜は
終始同じだから、該調節レバーEに係る重さは終始同一
でこれ以上軽くできない。なお、傾斜溝Hの傾斜が終始
同じだから、調節レバーEの動き量は大きいという別の
問題もある。
(考案の目的) 本考案は、最初は軽く操作できるようにしたものであ
る。
(課題を解決するための手段) よって、本考案は、軸3に軸止されているレバー1の回
動端部に設けた係合部6を、前記軸3より離間している
軸4に軸止されている調節レバー2の回動端部に形成し
た放射方向ハに長い係合長孔13に係合させ、前記軸3
と前記軸6と前記係合部6および係合長孔13は略直線
上に位置するように配置し、前記調節レバー2を回動さ
せて前記レバー1を回動させるものにおいて、前記係合
長孔13は前記軸4に近い部分と遠い部分とを異なる形
状に形成し、前記軸4に近い部分は放射方向ハと略平行
の平行溝15に、前記軸4より遠い部分は放射方向ハに
対して傾斜している傾斜溝14とし、操作開始時は前記
係合部6と前記傾斜溝14が係合し、操作終了時は前記
係合部6と前記平行溝15が係合するようにした車両用
リクライニング等の調節レバーとしたものである。
(実施例) 本考案の一実施例を図面により説明すると、一例とし
て、1は車両シートの背凭シート等に取付けられるレバ
ー、2はレバー1に係合して背凭シート等の角度を調節
する調節レバー、3は前記レバー1を軸着する軸、4は
前記調節レバー2を軸着する軸である。
前記レバー1は軸3を中心に両側に伸びており、その一
端5には背凭シート等が取付けられ、その他端は直角に
屈曲された屈曲係合部6が形成される。該係合部6の形
状は任意でありコロ状に形成してもよい。前記レバー1
の軸3の近傍(図面では軸3の斜め上方位置)には屈曲
部7が形成され、固定部に設けた係合部8との間にバネ
9が張設されて、図面上レバー1を常時反時計回転(反
ロ方向)するように付勢する。
前記調節レバー2はL字状を呈し、中央部分を前記軸4
で軸止し、その一端10には、把持部11が形成され、
他端12には、前記係合部6が係合する放射方向ハに長
い(回動方向とは直交する)係合長孔13を形成する。
しかして、係合長孔13は前記軸4に近い部分と遠い部
分とを異なる形状に形成し、軸4に近い部分は、放射方
向ハと略平行の平行溝15に、軸4に遠い部分を放射方
向ハに傾斜する傾斜溝14に構成する。また、前記軸3
と前記軸4と前記係合部6および係合長孔13は略直線
上に位置するように配置する。
(作用) 次に作用を述べる。
把持部11を持って、調節レバー2をイ方向に回動させ
ると、調節レバー2の回動開始時は係合長孔13のうち
傾斜溝14部分に係合部6は係合しているから、傾斜溝
14により下方に押し下げられ、レバー1側はバネ9の
弾力に抗して、軸3を中心にロ方向に回転し、もって、
リクライニングの調節が行なえる。
この場合、回動操作は、比較的重いものであるが、本考
案では、操作開始時は、係合部6には傾斜溝14が係合
しているから、調節レバー2の回動の割合に比してレバ
ー1側の回動は少なく、したがって、調節レバー2の初
動操作は比較的軽くできる。初動操作が終了すると、前
記係合部6は平行溝15に移動するので、その後は、通
常の割合いでレバー1は回動し、この場合は、重くはな
るが、初期が軽いので、全体として、非常に軽い印象に
なる。
なお、本考案の係合長孔13を全て傾斜溝にすると、終
始軽く動くようにできるが、調節レバー2の回動範囲が
大きくなり過ぎる。
(効果) 前記実開昭63−161551号公報に記載された第1
図のものは、調節レバーEの操作が重いという課題があ
った。
また、別に公知の、実開昭61−68757号公報に記
載されたものは、その始端部は調節レバーEの回動方向
ハに平行な平行溝Gであるから、調節レバーEが平行溝
Gの長さ分だけ回動しても、レバーBは外れる方向に動
かない構成である。そのように構成されているのは、レ
バーBを押える突起Iが調節レバーEに設けてあるから
で、調節レバーEを回動させて突起IをレバーBの背中
から外さないことにはレバーBが動かないからである。
それだから、傾斜溝Hに係合部Cが臨むとようやくレバ
ーBが動くようになるが、該公知例の傾斜溝Hの傾斜は
終始同じだから、該調節レバーEに係る重さは終始同一
でそれ以上軽くはできない。
しかるに、本考案は、軸3に軸止されているレバー1の
回動端部に設けた係合部6を、前記軸3より離間してい
る軸4に軸止されている調節レバー2の回動端部に形成
した放射方向ハに長い係合長孔13に係合させ、前記軸
3と前記軸6と前記係合部6および係合長孔13は略直
線上に位置するように配置し、前記調節レバー2を回動
させて前記レバー1を回動させるものにおいて、前記係
合長孔13は前記軸4に近い部分と遠い部分とを異なる
形状に形成し、前記軸4に近い部分は放射方向ハと略平
行の平行溝15に、前記軸4より遠い部分は放射方向ハ
に対して傾斜している傾斜溝14とし、操作開始時は前
記係合部6と前記傾斜溝14が係合し、操作終了時は前
記係合部6と前記平行溝15が係合するようにした車両
用リクライニング等の調節レバーとしたものであるか
ら、調節レバー2をイ方向に回動させると、操作開始時
は傾斜溝14と係合部6の係合のため軽く、その後は、
平行溝15と係合部6の係合に移行するので、従来とお
り強く作用でき、初期が軽いので、全体として、非常に
軽い印象になる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1公知例図、第2図は第2公知例図、第3図
は本考案の側面図である。 符号の説明 1……レバー、2……調節レバー、3……軸、4……
軸、5……一端、6……係合部、7……屈曲部、8……
係合部、9……バネ、10……一端、11……把持部、
12……他端、13……係合長孔、14……傾斜溝、1
5……平行溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸3に軸止されているレバー1の回動端部
    に設けた係合部6を、前記軸3より離間している軸4に
    軸止されている調節レバー2の回動端部に形成した放射
    方向ハに長い係合長孔13に係合させ、前記軸3と前記
    軸4と前記係合部6および係合長孔13は略直線上に位
    置するように配置し、前記調節レバー2を回動させて前
    記レバー1を回動させるものにおいて、前記係合長孔1
    3は前記軸4に近い部分と遠い部分とを異なる形状に形
    成し、前記軸4に近い部分は放射方向ハと略平行の平行
    溝15に、前記軸4より遠い部分は放射方向ハに対して
    傾斜している傾斜溝14とし、操作開始時は前記係合部
    6と前記傾斜溝14が係合し、操作終了時は前記係合部
    6と前記平行溝15が係合するようにした車両用リクラ
    イニング等の調節レバー。
JP1989080453U 1989-07-08 1989-07-08 車両用リクライニング等の調節レバー Expired - Lifetime JPH0625155Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989080453U JPH0625155Y2 (ja) 1989-07-08 1989-07-08 車両用リクライニング等の調節レバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989080453U JPH0625155Y2 (ja) 1989-07-08 1989-07-08 車両用リクライニング等の調節レバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0319333U JPH0319333U (ja) 1991-02-26
JPH0625155Y2 true JPH0625155Y2 (ja) 1994-07-06

Family

ID=31625527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989080453U Expired - Lifetime JPH0625155Y2 (ja) 1989-07-08 1989-07-08 車両用リクライニング等の調節レバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0625155Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0336288Y2 (ja) * 1984-10-12 1991-08-01
JPH0336294Y2 (ja) * 1984-11-30 1991-08-01
JPH0439715Y2 (ja) * 1987-04-11 1992-09-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0319333U (ja) 1991-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60189447U (ja) 自動車用子供安全シ−ト
JPS58139159U (ja) ウエビング巻取装置
JPH0625155Y2 (ja) 車両用リクライニング等の調節レバー
JP3364253B2 (ja) 印字装置
JP4582882B2 (ja) 操作レバー固定構造
JPH0280207U (ja)
JPS6330280Y2 (ja)
JPH0591928A (ja) 機械的に位置調整するジヤツキ
JPH0249080Y2 (ja)
JPH0454714U (ja)
JPH068752Y2 (ja) ヘッドレスト係止装置
JPH0312535Y2 (ja)
JPH032623Y2 (ja)
JPH0614618Y2 (ja) 車両用シート
JPH0637005Y2 (ja) 自動車用シート
JPS6432656U (ja)
JPS6313046Y2 (ja)
JPH0415534Y2 (ja)
JPS5850113Y2 (ja) クラッチケ−ブルを用いた常時接触式クラッチレリ−ズ機構
JPH0418907Y2 (ja)
JP3079316U (ja) ロールスクリーンのカバー付きサイドホルダ
JPH028837Y2 (ja)
JPH0176621U (ja)
JPH0524582Y2 (ja)
JPS6311238Y2 (ja)