JPH032623Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH032623Y2
JPH032623Y2 JP15653084U JP15653084U JPH032623Y2 JP H032623 Y2 JPH032623 Y2 JP H032623Y2 JP 15653084 U JP15653084 U JP 15653084U JP 15653084 U JP15653084 U JP 15653084U JP H032623 Y2 JPH032623 Y2 JP H032623Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil spring
cam
cam receiving
receiving member
pivot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15653084U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6171772U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15653084U priority Critical patent/JPH032623Y2/ja
Publication of JPS6171772U publication Critical patent/JPS6171772U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH032623Y2 publication Critical patent/JPH032623Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hinge Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本案は回動部材、例えば複写機のプラテンカバ
ーやプレーヤーの蓋等で代表される軸運動部材を
任意の回動角度で停止せしめるバランス型蝶番装
置に関するものである。
〈従来の技術〉 此種装置は特願昭58−63786号に示される様に、
支持部材とこの支持部材え枢軸により枢着された
回動部材と、上記支持部材に設けられたカム受部
材と、上記回動部材の先端に形成されると共に上
記カム受部材に圧接するカム部と、上記枢軸と上
記カム受部材との間に装架されたコイルばねと、
上記支持部材と上記回動部材とのいづれか一方に
設けられた長孔とを備え、上記枢軸と上記カム受
部材とのいづれか一方を上記長孔内に遊挿して上
記コイルばねにより上記枢軸とカム受部材間に接
近方向への力を作用させ、これにより上記カム受
部材と上記カム部間に上記回動部材とバランスす
る回転トルクを得ている。
第6図、第7図は上記装置の略解構成図で、第
6図は支持部材1と回動部材2とが枢軸3で枢着
されると共に、軸部材で作られたカム受部材4が
支持部材側の長孔1a内に遊挿され、且つこのカ
ム受部材4と枢軸3の間にはコイルばね5が装架
された構成の蝶番装置を示すものであり、又第7
図は上記枢軸3が支持部材1の長孔1aに遊挿さ
れた構成の蝶番装置を示すものである。
いづれの蝶番装置においても、カム受部材4に
はコイルばね5の力で回動部材2のカム部6が圧
接せしめられ、このカム部6に作用する回転トル
クによつて回動部材2は支持部材1に対し所望の
角度で停止せしめられる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上述装置においては、枢軸とカム受部材間に装
架されたコイルばねの力を調整出来ないから、回
動部材側に取付けた重量のバラツキを吸収する事
が困難である他、使用者の好みに合せてのトルク
調節が出来ないと云う不利益があつた。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案においては、上記支持部材側に上記コイ
ルばねの1端を係止するばね力調整部材を設けて
この調整部材をコイルばねの軸方向へ移動せしめ
る事によりコイルばねの力を調整する様に構成し
た蝶番装置が提供され、この装置ではコイルばね
の他端は長孔に遊挿された枢軸又はカム受部材に
連結されていて、カム受部材とカム部とを圧接す
る様に展張されている。
〈作用〉 本案装置ではコイルばねの支点が上記調整部材
の移動で変化するから、これによりコイルばねの
荷重が調整されてカム部とカム受部材との間に生
じる回転トルクが変化する。
〈実施例〉 第1図乃至第2図は本案装置の第1実施例を示
すもので、回動部材10は枢軸20によつて支持
部材30に枢着され、支持部材30は、例へばシ
ヤーシ等の支面40に固定されている。
上記支持部材30はコ状枠体で作られていて、
その対向する1対の枠面には水平方向に長孔3
1,31が透設されており、この長孔31にはカ
ム受部材50の両支軸端51,51が遊挿されて
いる。上記回動部材10は、対向する1対の回動
片11,11を有しており、此等回動片11,1
1の先端はカム部12,12に作られている。
このため上記カム受部材50の上記カム部1
2,12と対向する部分にはカム受面52,52
が設けてあり、このカム受面52はカム受部材5
0に装架されたコイルばね60によつてカム部1
2に圧接せしめられている。
上記コイルばね60は1端をカム受部材50に
連結すると共に他端をばね力調整部材70に係着
しており、この調整部材70は支承手段、例へば
支枠71によつて保持されると共にコイルばね6
0の軸方向に移行し且つ移動位置において固定さ
れる様に構成されている。
実施例では、この調整部材70は支枠71に螺
着された螺子で構成されており、この螺子の支枠
71からの突出寸法をナツト72で設定する事に
よりコイルばね60の荷重が調整される。
以上の処において本案装置は下記の如く構成す
る事も出来る。
上記調整部材70は、第3図の如く、螺子73
で変位せしめられる支板で構成しても良く、この
場合には軽い力で支板70を動かす事が出来ると
共にコイルばね60の荷重を微調整する事が出来
る。上記コイルばね60は第4図の如く、回動部
材10の枢軸20に連結しても良く、この場合に
は枢軸20を長孔31に遊挿する事になる。
上記回動部材10のカム部12は、第5図の如
く支持部材30を挟む様に構成しても良く、この
場合にはカム受部材50の外端部にカム受面52
が形成される。
上記コイルばね60は第4図、第5図の如く、
カム受部材50、又は枢軸20を押圧する構成で
も良く、この場合には支持部材30が調整部材7
0の支承手段として利用出来る。
上記カム部12やカム受面52の形状は任意に
成形すれば良く、例へばカム受面52側にもカム
作用を持たせる様に構成したり、或は又カム部1
2に係止凹部等を設ける様にしても良い。
〈考案の効果〉 本案装置はこの様にコイルばね60の力を調整
する事が出来るため、回動部材10に部品を取付
けた後に回動部材10のトルクを調整したり、或
は又使用者が個別的に自己の好みに適合する様ト
ルク調整し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の実施例を示す平面図、第2
図は仝側面図、第3図は仝上装置に使用するばね
力調整部材の他の実施例を示す略解平面図、第4
図は仝上装置の他の実施例を示す略解側面図、第
5図は本案装置の更に他の実施例を示す要部の平
面図、第6図、第7図は夫々従来装置の略解側面
図である。 図中10は回動部材、12はカム部、20は枢
軸、30は支持部材、50はカム受部材、52は
カム受面、60はコイルばね、70はばね力調整
部材、31は長孔を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠面に長孔を形成した支持部材と、この支持部
    材に枢軸で枢着された回動部材と、上記支持部材
    に設けられたカム受部材とを有し、上記枢軸とカ
    ム受部材のいづれか一方は上記長孔内に遊挿され
    上記回動部材の先端はカム部に作つてこれを上記
    カム受部材と当接せしめ、上記枢軸とカム受部材
    との内、上記長孔内に遊挿された側にはコイルば
    ねの1端を連結すると共にこのコイルばねの他端
    はばね力調整部材に係止して、この調整部材を支
    点としたコイルばねの力により上記カム受部材と
    上記カム部とを圧接せしめ、上記ばね力調整部材
    は上記コイルばねの軸方向に移動可能であると共
    に移動位置において固定される様に構成し、上記
    ばね力調整部材によつて上記コイルばねの支点を
    移動させ、これにより上記カム受部材とカム部と
    によつて生じる回転トルクを増減する様に構成し
    たバランス型蝶番装置。
JP15653084U 1984-10-17 1984-10-17 Expired JPH032623Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15653084U JPH032623Y2 (ja) 1984-10-17 1984-10-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15653084U JPH032623Y2 (ja) 1984-10-17 1984-10-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6171772U JPS6171772U (ja) 1986-05-16
JPH032623Y2 true JPH032623Y2 (ja) 1991-01-24

Family

ID=30714535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15653084U Expired JPH032623Y2 (ja) 1984-10-17 1984-10-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH032623Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6171772U (ja) 1986-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH032623Y2 (ja)
JPH0258583U (ja)
JPH085467Y2 (ja) 原稿圧着板開閉装置
JP3194632B2 (ja) 原稿圧着板開閉装置
JPS5996299U (ja) ブラインドのヘツドボツクス固定装置
JPH0510694Y2 (ja)
JPH027946Y2 (ja)
JPH01147751U (ja)
JP3008316U (ja) 高さ調整可能ローラー
JPH0354541Y2 (ja)
JP2582475Y2 (ja) 原稿圧着板開閉装置
JP2589708Y2 (ja) 原稿圧着板の開閉装置並びにこの開閉装置を取り付けた複写機
JPH0612712Y2 (ja) シートのランバーサポート調整装置
JPH0312535Y2 (ja)
JPH0330051Y2 (ja)
JPH0410604Y2 (ja)
JPS62126478U (ja)
JPH0476885U (ja)
JPH0439321U (ja)
JPS62120767U (ja)
JPS63132140U (ja)
JPS6165453U (ja)
JPH0439461U (ja)
JPH0195347U (ja)
JPH0428216U (ja)