JP2001270353A - 回転操作装置 - Google Patents

回転操作装置

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JP2001270353A
JP2001270353A JP2000088395A JP2000088395A JP2001270353A JP 2001270353 A JP2001270353 A JP 2001270353A JP 2000088395 A JP2000088395 A JP 2000088395A JP 2000088395 A JP2000088395 A JP 2000088395A JP 2001270353 A JP2001270353 A JP 2001270353A
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rotation
rotary
neutral
rotation position
claw
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JP2000088395A
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English (en)
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Terumi Akazawa
輝美 赤澤
Koichi Hashimoto
晃一 橋本
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Toyo Seat Co Ltd
Original Assignee
Toyo Seat Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転操作装置において、操作性の向上を図
る。 【解決手段】 中立回転位置から第1回転位置及び第2
回転位置の間で回転操作される回転操作部材1と、被回
転部Xと一体に回転する爪車5と、回転操作部材1によ
り回転駆動される回転軸10と、回転操作部材1の第1
回転位置側への回転操作時、及び第2回転位置側への回
転操作時に爪車5に掛止する第1及び第2爪部材6,7
と、中立回転位置と第1回転位置との間での回転には第
2爪部材7の爪車5への掛止を阻止し、中立回転位置と
第2回転位置との間での回転時には第1爪部材6の爪車
5への掛止を阻止する掛止規制部23とを備えること
で、回転操作部材1を中立回転位置と第1回転位置の間
で、又は中立回転位置と第2回転位置の間で、単に往復
回転操作することのみで被回転部Xを一方側と他方側と
に選択的に回転駆動でき、操作が格段に簡略化され、そ
の操作性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、例えば、車両用
シートのリフター装置の回転操作部分に適用される回転
操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両用シートのリフター装置
は、通常、シート側部に配置したダイヤル式あるいはレ
バー式の回転操作部材を回転操作することでシートクッ
ションを昇降作動させるようになっており、この場合の
回転操作装置としては、該回転操作部材とこれによって
回転駆動されてシート高さを変化させる被回転部との間
にシート高さ維持用の回転ロック機構を備えて該被回転
部を回転操作部材の回転操作量に対応する角度だけ直接
的に回転駆動するようにした直接駆動式とか、回転ロッ
ク機構と回転操作部材との間にラチエット機構を介在さ
せて該回転操作部材の繰り返し操作によって上記被回転
部を間欠的に回転駆動させるようにした間欠駆動式等が
知られている。
【0003】前者は、回転操作装置の基本形とも言える
ものであって、回転操作部材としてはダイヤル形部材と
かレバー形部材が採用されるが、これらいずれにおいて
も該回転操作部材の回転操作量とシートの昇降ストロー
クとが1:1に対応するものであって、装置のコンパク
ト化との兼ね合いから、昇降ストロークを十分に確保し
にくいという欠点があり、また特に回転操作部材として
ダイヤル形を採用した場合には大きな操作力を必要とし
操作性が悪いという欠点があった。
【0004】このような前者の構造に特有の欠点等を解
消すべく開発されたのが後者の構造であって、例えば特
開昭60−53435号公報に開示される如きものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上掲公知例
の如き従来のラチエット機構付きの回転操作装置におい
ては、回転操作部材を何度か往復回転操作することで所
要の昇降ストロークを小さい操作力で実現することがで
きるものの、シートの上昇側への操作と降下側への操作
とを切り換えるための切換手段を備え、操作方向に応じ
てこの切換手段を操作しなければならないことから、操
作が比較的煩雑で、操作性という点において改善の余地
があるものであった。
【0006】そこで本願発明は、かかる操作方向に応じ
た切換操作を不要とすることで操作性の向上を図るよう
にした回転操作装置を提供することを目的としてなされ
たものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
【0008】本願の第1の発明では、回転操作部材1か
らの回転操作力を受けて被回転部Xに回転力を付与する
回転駆動部Yと、上記回転操作部材1の非操作時には上
記被回転部Xをその時点の回転位置でロックする一方、
該回転操作部材1の操作時には上記被回転部Xに対する
ロック作用を解除する回転ロック機構Rとを備えた回転
操作装置において、上記回転操作部材1を中立回転位置
を中心として回転方向一方側の第1回転位置と他方側の
第2回転位置の間で回転操作可能とする一方、上記回転
駆動部Yを、多数の爪歯5a,5a,・・を備え且つ上
記被回転部Xと一体に回転可能とされた爪車5と、上記
爪車5と同軸上において該爪車5と相対回転可能に配置
され且つ上記回転操作部材1によって回転駆動される回
転軸10と、上記回転軸10と一体的に回転可能で且つ
該回転軸10の軸心に略直交する面方向に揺動自在とさ
れた一対の爪部材であって上記回転操作部材1の中立回
転位置から第1回転位置側への回転操作時に上記爪車5
の爪歯5a,5a,・・に掛止可能な第1爪部材6と中
立回転位置から第2回転位置側への回転操作時に該爪歯
5a,5a,・・に掛止可能な第2爪部材7と、上記回
転操作部材1の中立回転位置と第1回転位置との間での
回転操作時には上記第2爪部材7に係合して該第2爪部
材7の上記爪車5の爪歯5a,5a,・・への掛止を阻
止し、上記回転操作部材1の中立回転位置と第2回転位
置との間での回転操作時には上記第1爪部材6に係合し
て該第1爪部材6の上記爪車5の爪歯5a,5a,・・
への掛止を阻止する掛止規制部23とで構成したことを
特徴としている。
【0009】本願の第2の発明では、上記第1の発明に
かかる回転操作装置において、上記回転操作部材1を中
立回転位置に位置決めするように回動付勢する回動付勢
手段Qを設けたことを特徴としている。
【0010】本願の第3の発明では、上記第1又は第2
の発明にかかる回転操作装置において、上記回転駆動部
Yを上記回転操作部材1と回転ロック機構Rとの間に一
体的に装着可能としたことを特徴としている。
【0011】
【発明の効果】本願発明ではかかる構成とすることによ
り次のような効果が得られる。
【0012】 本願の第1の発明にかかる回転操作装
置によれば、上記回転操作部材1を中立回転位置から第
1回転位置側へ回転操作して上記被回転部Xを一方側へ
回転させる場合には、該回転操作部材1の第1回転位置
側への回転操作に伴って、上記回転ロック機構Rのロッ
ク作用が解除されるとともに、上記第1爪部材6が上記
爪車5の爪歯5a,5a,・・に掛止される一方、上記
第2爪部材7は上記掛止規制部23によって上記爪車5
の爪歯5a,5a,・・への掛止が阻止される。従っ
て、上記回転操作部材1の中立回転位置から第1回転位
置への回転操作により上記回転軸10にかかる回転力が
上記第1爪部材6及び爪車5を介して上記被回転部X側
に伝達され、該被回転部Xは一方側へ回転駆動される。
そして、上記回転操作部材1の回転操作が第1回転位置
側において停止されると、これを受けて上記回転ロック
機構Rが作動し上記被回転部Xを現在の回転位置でロッ
クする。従って、上記回転操作部材1を第1回転位置側
から中立回転位置側に復帰回転させる場合、上記被回転
部Xはその回転位置を保持し、また上記第2爪部材7は
上記掛止規制部23によって上記爪車5の爪歯5a,5
a,・・への掛止阻止状態が維持されていることから、
上記回転操作部材1は何ら作動を伴うことなく中立回転
位置へ復帰される。そして、この中立回転位置への復帰
後、再度、上記回転操作部材1を第1回転位置側に回転
操作することで上記被回転部Xは現在の回転位置から一
方側へさらに回転される。即ち、上記回転操作部材1を
中立回転位置と第1回転位置との間で往復回転させるこ
とで上記被回転部Xを所定の回転位置に回転させること
ができる。
【0013】これとは逆に、上記回転操作部材1を中立
回転位置から第2回転位置側へ回転操作して上記被回転
部Xを他方側へ回転させる場合には、該回転操作部材1
の第2回転位置側への回転操作に伴って、上記回転ロッ
ク機構Rのロック作用が解除されるとともに、上記第2
爪部材7が上記爪車5の爪歯5a,5a,・・に掛止さ
れる一方、上記第1爪部材6は上記掛止規制部23によ
って上記爪車5の爪歯5a,5a,・・への掛止が阻止
される。従って、上記回転操作部材1の中立回転位置か
ら第2回転位置への回転操作により上記回転軸10にか
かる回転力が上記第2爪部材7及び爪車5を介して上記
被回転部X側に伝達され、該被回転部Xは他方側へ回転
駆動される。そして、上記回転操作部材1の回転操作が
第2回転位置側において停止されると、これを受けて上
記回転ロック機構Rが作動し上記被回転部Xを現在の回
転位置でロックする。従って、上記回転操作部材1を第
2回転位置側から中立回転位置側に復帰回転させる場
合、上記被回転部Xはその回転位置を保持し、また上記
第1爪部材6は上記掛止規制部23によって上記爪車5
の爪歯5a,5a,・・への掛止阻止状態が維持される
ことから、上記回転操作部材1は何ら作動を伴うことな
く中立回転位置へ復帰される。そして、この中立回転位
置への復帰後、再度、上記回転操作部材1を第2回転位
置側に回転操作することで上記被回転部Xは現在の回転
位置から他方側へさらに回転される。即ち、上記回転操
作部材1を中立回転位置と第2回転位置との間で往復回
転させることで上記被回転部Xを所定の回転位置に回転
させることができる。
【0014】以上のように、本願の第1の発明にかかる
回転操作装置によれば、上記回転操作部材1をその中立
回転位置と第1回転位置の間で、又は中立回転位置と第
2回転位置の間で、単に往復回転操作を行うのみによっ
て上記被回転部Xを一方側と他方側とに選択的に回転駆
動することができ、例えば従来のように被回転部Xの回
転方向に対応して切換操作を行う必要がある場合に比し
て、操作が格段に簡略化され、その操作性が向上するも
のである。
【0015】 本願の第2の発明にかかる回転操作装
置によれば、上記に記載の効果に加えて次のような特
有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記回転操
作部材1を中立回転位置に位置決めするように回動付勢
する回動付勢手段Qを設けているので、上記回転操作部
材1の第1回転位置あるいは第2回転位置から中立回転
位置への復帰回転が自動的に且つ的確に行われることか
ら、操作性がより一層向上することになる。
【0016】 本願の第3の発明にかかる回転操作装
置によれば、上記又はに記載の効果に加えて次のよ
うな特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記
第1又は第2の発明にかかる回転操作装置において、上
記回転駆動部Yを上記回転操作部材1と回転ロック機構
Rとの間に一体的に装着可能としているので、例えば、
従来の直接駆動式の回転操作装置に上記回転駆動部Yを
取り付けることで該直接駆動式における基本的構造を大
きく変更することなく、操作性の良好な回転操作装置を
容易に得ることができ、その適用範囲の拡大が期待でき
るものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本願発明にかかる回転操作
装置を好適な実施形態に基づいて具体的に説明する。
【0018】図1及び図2には、車両用シートのリフタ
ー装置の回転操作装置として適用された本願発明の実施
形態にかかる回転操作装置Zを示している。この回転操
作装置Zは、回転操作部材1を引き上げ方向と押し下げ
方向(図1の矢印A−B方向)に選択的に操作すること
で、該回転操作部材1の回転操作力をシート(図示省
略)側に設けられたピニオン16(特許請求の範囲の
「被回転部X」に該当する)に伝達してこれを回転させ
るものであって、該ピニオン16の回転力によってこれ
に噛合するギヤプレート17が矢印C−D方向に回動変
位し、これに連結されたリンクバー18が押引されるこ
とでシートが昇降駆動される。そして、上記回転操作部
材1の回転操作によって上記ピニオン16を回転駆動さ
せるために、図3に示すように、上記回転操作部材1と
ピニオン16との間に、第1ブラケット2と第2ブラケ
ット3と揺動部材4と爪車5と第1及び第2の爪部材
6,7とリターンスプリング9と回転軸10及び回転ロ
ック機構11が備えられている。尚、この実施形態にお
いては、第1ブラケット2と第2ブラケット3と揺動部
材4と爪車5と第1及び第2の爪部材6,7と回転軸1
0とで特許請求の範囲の「回転駆動部Y」が構成されて
おり、しかもこれら各構成部材を一体的に組付けてユニ
ット化した状態で取り扱うようにしている。
【0019】以下、これら各部材の具体的構成等を図1
〜図3に基づいて説明する。回転操作部材1 上記回転操作部材1は、所定長さのレバー体で構成され
るものであって、その一端部に軸取付用ボス1aを設け
るとともに、その他端部を把持部1bとしている。この
回転操作部材1の軸取付用ボス1aには、後述する回転
軸10のセレーションを設けた小径部10cが非回動に
嵌着され、該回転操作部材1の回転操作によって該回転
軸10は該回転操作部材1と一体的に回転される。
【0020】尚、この実施形態においては、操作力の軽
減という観点から、上記回転操作部材1をレバー体で構
成しているが、本願発明はかかる構成に限定されるもの
ではなく、例えば、該回転操作部材1をダイヤル形状の
もので構成することもできることは無論である。
【0021】回転ロック機構11 上記回転ロック機構11は、特許請求の範囲の「回転ロ
ック機構R」に該当するものであって、この実施形態に
おいては、コイルバネの拡径変化に伴って生じる接触圧
を利用した従来公知のバネ式ブレーキ機構で構成してい
る。即ち、この回転ロック機構11は、円形筺状のケー
シング12と該ケーシング12の軸心部を貫通して配置
される回転軸13と、該ケーシング12内において上記
回転軸13の外周側に嵌挿配置されたコイルバネ(図示
省略)とを備えて構成され、該回転軸13の一方の軸端
部13aには上記ピニオン16が固着され、また該回転
軸13の他方の軸端部1bには後述の爪車5が固着され
る。
【0022】そして、この回転ロック機構11は、上記
爪車5側から上記軸端部13b側に回転力がかけられた
場合(即ち、後述のように、上記回転操作部材1が回転
操作された場合)には上記コイルバネによる接触圧が消
滅して該回転軸13の回転を許容する一方、上記ピニオ
ン16側から一方の軸端部13a側に回転力がかけられ
た場合(即ち、上記回転操作部材1が非操作状態で、シ
ート側から上記ギヤプレート17を介して上記ピニオン
16に回転力がかけられた場合)には上記コイルバネに
よる接触圧が増大して上記回転軸13の回転を阻止し、
上記ピニオン16を現在の回転位置のままロックするよ
うになっている。
【0023】尚、上記回転ロック機構11は、図1及び
図2に示すように、上記回転軸13の一方の軸端部13
a側を上記シート側部材19の裏面側(即ち、シートの
幅方向内側)へ突出させるとともに他方の軸端部13b
を上記第1ブラケット2の軸穴21から外方へ突出させ
た状態で、上記シート側部材19に固定されている。そ
して、この第1ブラケット2から突出した上記回転軸1
3の他方の軸端部13bには、後述の爪車5が非回動に
嵌挿固定されるとともにその端部は上記回転軸10の嵌
挿穴10dに相対回動可能に嵌挿される(図2を参
照)。
【0024】また、上記回転ロック機構11の上記ケー
シング12の外側には、コイルバネで構成されるリター
ンスプリング9(特許請求の範囲の「回動付勢手段Q」
に該当する)が遊嵌状態で配置される。尚、このリター
ンスプリング9の掛止構造については後述する。
【0025】回転軸10 上記回転軸10は、その軸方向にフランジ10aと大径
部10bと小径部10cとを順次設けた軸体で一体構成
される。そして、上記大径部10bは、後述する揺動部
材4の嵌挿支持部となるものであって、径方向に対向す
る二位置に略平行に延びる一対の面摺部を設けた面摺軸
とされている。また、上記小径部10cは、上述のよう
に、上記回転操作部材1の嵌挿固定部となるものであっ
て、その外周面に軸方向へ延びるセレーションを設けた
セレーション軸とされている。さらに、上記大径部10
bの軸心位置には、上記フランジ10a側の端面上に開
口する嵌挿穴10dが設けられている。この嵌挿穴10
dは、次述する回転ロック機構11の回転軸13の軸端
部13bが相対回転自在に嵌挿されるものであって、該
軸端部13bの外径より僅かに大きい内径寸法をもつ円
形穴とされている。第1ブラケット2 上記第1ブラケット2は、図3に示すように、板材を略
「コ」字状に折曲させて形成されるものであって、その
長手方向の中央部に位置する支持板部2aと該支持板部
2aの両側にそれぞれ連続する左右の脚部2b,2cと
を備えている。この支持板部2aには、上記回転ロック
機構11の回転軸13の軸端部13bが挿通される軸穴
21が形成されるとともに、該軸穴21の側方位置には
該軸穴21の軸心を曲率中心とする弧状面でなる掛止規
制部23が形成されている。
【0026】さらに、この第1ブラケット2の上記軸穴
21をその径方向に挟んで上記掛止規制部23の反対側
に位置する脚部2bは、上記支持板部2aよりも狭幅の
掛止部22とされており、該掛止部22には、図1及び
図2に示すように、上記リターンスプリング9の交差状
に延出する一対の端部9a、9bがその上下両側からそ
れぞれ掛止される。
【0027】このように構成された第1ブラケット2
は、図1及び図2に示すように、その支持板部2aの裏
面側に上記回転ロック機構11のケーシング12を収容
した状態で、上記シート側部材19側に衝合配置され且
つ固定ボルト24,24により締着固定される。
【0028】第2ブラケット3 上記第2ブラケット3は、図3に示すように、板材を略
「コ」字状に折曲させて形成されるものであって、その
長手方向の中央部に位置する支持板部3aと該支持板部
3aの両側にそれぞれ連続する左右の脚部3b,3bと
を備えている。この第2ブラケット3の支持板部3aに
はバーリング穴でなる軸穴31が形成されるとともに、
該軸穴31の上側位置には第1ストッパー32が、また
下側位置には第2ストッパー33が、それぞれ形成され
ている。尚、これら各ストッパー32,33は、図4及
び図5に示すように、上記回転操作部材1の回転操作に
対応してこれと一体的に回転する上記揺動部材4がその
回転方向に応じて選択的に係合し、該回転操作部材1の
最大回転位置規制を行う。
【0029】また、上記第2ブラケット3の支持板部3
aの長手方向寸法と上記各脚部3b,3bの高さ寸法
は、共に上記第1ブラケット2の支持板部2aの長手方
向寸法及び各脚部2b,2cの高さ寸法よりも大きく設
定されている。従って、図1及び図2に示すように、上
記第2ブラケット3を上記第1ブラケット2の外側に重
合状態で配置し且つこれを上記固定ボルト24,24に
よって上記第1ブラケット2と共に上記シート側部材1
9側に締着固定した状態においては、これら両者間に、
次述の揺動部材4と爪車5及び各爪部材6,7を配置す
るための空間部が形成される。
【0030】揺動部材4 上記揺動部材4は、厚板材を略「L」字状に折曲して形
成されるものであって、その長手方向の中央部4aに
は、対向位置に略平行に延びる一対の平行部をもつ面摺
穴で構成される軸穴41が設けられており、この軸穴4
1には上記回転軸10の大径部10bが非回動に嵌挿さ
れる。また、この揺動部材4の一端部4bには、後述す
る各爪部材6,7を取り付けるための一対のピン孔4
2,42が上下方向に所定間隔をもって形成されてい
る。さらに、この揺動部材4の他端部4cは、上記中央
部4aに対して略直交方向へ折曲してこれを掛止部43
としており、この掛止部43には、図1及び図2に示す
ように、上記リターンスプリング9の交差状に延出する
一対の端部9a、9bがその上下両側からそれぞれ掛止
される。
【0031】爪車5 上記爪車5は、図3に示すように、厚板環状体の外周に
複数の爪歯5a,5a,・・を備えて構成される。そし
て、この爪車5は、図1及び図2に示すように、上記第
1ブラケット2の外面側において、該第1ブラケット2
の軸穴21から突出する上記回転ロック機構11の軸端
部13bに非回動に取り付けられ、該回転軸13と一体
的に回転される。
【0032】第1爪部材6及び第2爪部材7 上記第1爪部材6と第2爪部材7は、図3に示すように
同一構造をもつものであって、共に板材で一体成形さ
れ、その一端寄り位置にはピン孔61,同71が設けら
れるとともに、その他端側には上記爪車5の爪歯5aに
掛止する掛止爪62,同72が設けられている。そし
て、これら各爪部材6,7は、図1及び図2に示すよう
に、その掛止爪62,同72を対向させた姿勢で、ピン
20,20により上記揺動部材4の各ピン孔42,42
部分に揺動自在に取り付けられる。また、これら各爪部
材6,7の間には付勢バネ8が装着されており、該各爪
部材6,7は該付勢バネ8によってその掛止爪62,同
72が接近する方向に常時付勢されている。
【0033】ところで、これら各爪部材6,7の上記揺
動部材4に対する取付位置、特に上記揺動部材4におけ
る上記軸穴41と上記各ピン孔42,42との間隔と、
上記各ピン孔42,42の間隔は、上記爪車5の径寸法
及び上記第1ブラケット2側の上記掛止規制部23の円
弧長さに応じて設定される。
【0034】即ち、図1に示すように、上記回転操作部
材1が上記第1ブラケット2及び第2ブラケット3の長
手方向へ延出した回転位置(以下、この回転位置を「中
立回転位置」という)において、上記第1爪部材6と第
2爪部材7はそれぞれ上記掛止規制部23の両端部と係
合してこれら各爪部材6,7がそれ以上に接近するのが
規制された状態とされる。
【0035】そして、この状態において、上記第1爪部
材6は、これを支持する上記ピン孔42の軸心と上記爪
車5の軸心とを結ぶ直線L1よりも上方側において上記
掛止爪62が上記爪車5の爪歯5aに掛止しており、こ
の中立回転位置から上記回転操作部材1が矢印A方向に
回転操作されるときには該回転操作部材1の回転操作力
が上記第1爪部材6を介して上記爪車5に伝達されるよ
うになっている。
【0036】また、上記第2爪部材7は、これを支持す
る上記ピン孔42の軸心と上記爪車5の軸心とを結ぶ直
線L2よりも下方側において上記掛止爪72が上記爪車
5の爪歯5aに掛止しており、この中立回転位置から上
記回転操作部材1が矢印B方向に回転操作されるときに
は該回転操作部材1の回転操作力が上記第2爪部材7を
介して上記爪車5に伝達されるようになっている。
【0037】そして、上記回転操作部材1の中立回転位
置から矢印A方向への回転操作によって上記第1爪部材
6の掛止爪62が上記爪車5の爪歯5aに掛止して該爪
車5が矢印A方向に回転駆動されるときには、図4に示
すように、上記第2爪部材7はその掛止爪72が上記掛
止規制部23に乗り上げられて上記爪車5の爪歯5aと
非接触状態とされる。この掛止規制部23による上記第
2爪部材7の爪車5との非接触状態は、上記回転操作部
材1がその中立回転位置と図4に示すように上記揺動部
材4が上記第2ブラケット3の第2ストッパー33と係
合してそれ以上の回転が規制される回転位置(以下、こ
の回転位置を「第1回転位置」という)との間で回転す
る期間中維持される(即ち、上記回転操作部材1が第1
回転位置から中立回転位置へ回転する場合にも維持され
る)。
【0038】これに対して、上記回転操作部材1の中立
回転位置から矢印B方向への回転操作によって上記第2
爪部材7の掛止爪72が上記爪車5の爪歯5aに掛止し
て該爪車5が矢印B方向に回転駆動されるときには、図
5に示すように、上記第1爪部材6はその掛止爪62が
上記掛止規制部23に乗り上げられて上記爪車5の爪歯
5aと非接触状態とされる。この掛止規制部23による
上記第1爪部材6の爪車5との非接触状態は、上記回転
操作部材1がその中立回転位置と図5に示すように上記
揺動部材4が上記第2ブラケット3の第1ストッパー3
2と係合してそれ以上の回転が規制される回転位置(以
下、この回転位置を「第2回転位置」という)との間で
回転する期間中維持される(即ち、上記回転操作部材1
が第2回転位置から中立回転位置へ回転する場合にも維
持される)。
【0039】作動説明 続いて、上記の如く構成された回転操作装置Zの作動状
態を、上記回転操作部材1を図1に示す中立回転位置と
図4に示す第1回転位置との間で回転操作してシート位
置を上昇させる場合(上昇操作時)と、上記回転操作部
材1を図1に示す中立回転位置と図5に示す第2回転位
置との間で回転操作してシート位置を降下させる場合
(降下操作時)とについてそれぞれ説明する。
【0040】上昇操作時の作動 シートを上昇させる場合には、上記回転操作部材1をそ
の中立回転位置(図1参照)と第1回転位置(図4参
照)との間で適数回往復回転させる。即ち、上記回転操
作部材1が中立回転位置から第1回転位置側へ回転操作
されると、この回転操作部材1の回転操作に伴って上記
回転ロック機構11のロック作用が解除され、上記回転
軸13を回転させての上記ピニオン16の回転が許容さ
れる状態となる。また、この状態においては、上記第1
爪部材6は上記爪車5の爪歯5aに掛止される一方、上
記第2爪部材7は上記掛止規制部23によって該爪車5
の爪歯5aへの掛止が阻止される状態となる。
【0041】従って、上記回転操作部材1をその中立回
転位置から第1回転位置側へ回転操作することで、該回
転操作部材1の回転操作力が上記回転軸10から上記揺
動部材4を介して上記第1爪部材6に伝達され、該第1
爪部材6によって上記爪車5は矢印A方向に回転駆動さ
れることになる。この爪車5の矢印A方向への回転によ
って上記回転ロック機構11の回転軸13と一体的に上
記ピニオン16が矢印A方向に回転し、該ピニオン16
に噛合して上記ギヤプレート17は矢印C方向へ回転す
ることで、上記リンクバー18が引き込まれてシートが
上昇変化する。この場合、上記回転操作部材1の矢印A
方向への回転操作に伴って上記揺動部材4もこれと一体
的に矢印A方向に回転し、図4に示すように、上記リタ
ーンスプリング9は、その一方の端部9aは該揺動部材
4の掛止部43に掛止されて矢印A方向へ回動される一
方、他方の端部9bは上記第1ブラケット2の掛止部2
2に掛止されたままその位置に止まっており、これによ
って該リターンスプリング9のバネ力によって上記回転
操作部材1は矢印B方向へ付勢される。
【0042】目標とするシート上昇幅が上記回転操作部
材1を中立回転位置から第1回転位置までの回転範囲内
で達成された場合にはこれが達成された時点で、また目
標とするシート上昇幅が上記回転操作部材1を中立回転
位置から第1回転位置までの回転範囲内で達成できず更
なる上昇が必要である場合には第1回転位置に達した時
点で、それぞれ上記回転操作部材1に対する回転操作力
を解除する。すると、この回転操作力の解除に伴って、
上記回転ロック機構11が作動し上記ピニオン16は現
在の回転位置でロックされて現在のシート高さが保持さ
れると共に、上記回転操作部材1は上記リターンスプリ
ング9の付勢力によって自動的に中立回転位置に復帰さ
れる(図1の状態)。尚、この回転操作部材1の中立回
転位置側への復帰回転時には、上記第1爪部材6の掛止
爪62は上記爪車5の爪歯5a,5a,・・上を摺動
し、また上記第2爪部材7の掛止爪72は上記掛止規制
部23上を摺動することで上記爪車5の爪歯5aとの接
触が阻止されるので、該回転操作部材1は何ら特別な作
動を伴うことなく中立回転位置に復帰される。
【0043】回転操作部材1が中立回転位置に復帰した
後は、さらに追加的なシート上昇が必要な場合には、再
度上記回転操作部材1を矢印A方向へ回転操作すること
で、上記ピニオン16が現在のロック回転位置からさら
に矢印A方向に回転してシート上昇が図られる。このよ
うな回転操作部材1の矢印A方向への回転操作は、シー
ト高さが目標とする位置に達するまで繰り返して行われ
る。
【0044】降下操作時の作動 シートを降下させる場合には、上記回転操作部材1をそ
の中立回転位置(図1参照)と第2回転位置(図5参
照)との間で適数回往復回転させる。即ち、上記回転操
作部材1が中立回転位置から第2回転位置側へ回転操作
されると、この回転操作部材1の回転操作に伴って上記
回転ロック機構11のロック作用が解除され、上記回転
軸13を回転させての上記ピニオン16の回転が許容さ
れる状態となる。また、この状態においては、上記第2
爪部材7は上記爪車5の爪歯5aに掛止される一方、上
記第1爪部材6は上記掛止規制部23によって該爪車5
の爪歯5aへの掛止が阻止される状態となる。
【0045】従って、上記回転操作部材1をその中立回
転位置から第2回転位置側へ回転操作することで、該回
転操作部材1の回転操作力が上記回転軸10から上記揺
動部材4を介して上記第2爪部材7に伝達され、該第2
爪部材7によって上記爪車5は矢印B方向に回転駆動さ
れることになる。この爪車5の矢印B方向への回転によ
って上記回転ロック機構11の回転軸13と一体的に上
記ピニオン16が矢印B方向に回転し、該ピニオン16
に噛合して上記ギヤプレート17は矢印D方向へ回転す
ることで、上記リンクバー18が押し出されてシートが
降下変化する。この場合、上記回転操作部材1の矢印B
方向への回転操作に伴って上記揺動部材4もこれと一体
的に矢印B方向に回転し、図5に示すように、上記リタ
ーンスプリング9は、その一方の端部9bは該揺動部材
4の掛止部43に掛止されて矢印B方向へ回動される一
方、他方の端部9aは上記第1ブラケット2の掛止部2
2に掛止されたままその位置に止まっており、これによ
って該リターンスプリング9のバネ力によって上記回転
操作部材1は矢印A方向へ付勢される。
【0046】目標とするシート降下幅が上記回転操作部
材1を中立回転位置から第2回転位置までの回転範囲内
で達成された場合にはこれが達成された時点で、また目
標とするシート降下幅が上記回転操作部材1を中立回転
位置から第2回転位置までの回転範囲内で達成できずに
更なる降下が必要である場合には第2回転位置に達した
時点で、それぞれ上記回転操作部材1に対する回転操作
力を解除する。すると、この回転操作力の解除に伴っ
て、上記回転ロック機構11が作動し上記ピニオン16
は現在の回転位置でロックされて現在のシート高さが保
持されると共に、上記回転操作部材1は上記リターンス
プリング9の付勢力によって自動的に中立回転位置に復
帰される(図1の状態)。尚、この回転操作部材1の中
立回転位置側への復帰回転時には、上記第2爪部材7の
掛止爪72は上記爪車5の爪歯5a,5a,・・上を摺
動し、また上記第1爪部材6の掛止爪62は上記掛止規
制部23上を摺動することで上記爪車5の爪歯5aとの
接触が阻止されるので、該回転操作部材1は何ら特別な
作動を伴うことなく中立回転位置に復帰される。
【0047】回転操作部材1が中立回転位置に復帰した
後は、さらに追加的なシート降下が必要な場合には、再
度上記回転操作部材1を矢印B方向へ回転操作すること
で、上記ピニオン16が現在のロック回転位置からさら
に矢印B方向に回転しシート降下が図られる。このよう
な回転操作部材1の矢印B方向への回転操作は、シート
高さが目標とする位置に達するまで繰り返して行われ
る。
【0048】以上のように、この実施形態の回転操作装
置Zによれば、上記回転操作部材1を中立回転位置と第
1回転位置との間で、又は中立回転位置と第2回転位置
の間で、往復回転させることのみによって上記ピニオン
16を所定の回転位置に回転させてシート高さを調整す
ることができるものであり、例えば従来のように被回転
部の回転方向に対応して切換操作を行う必要がある場合
に比して、操作が格段に簡略化され、その操作性が向上
することになる。
【0049】一方、上述のようにこの実施形態において
は、上記第1ブラケット2と第2ブラケット3と揺動部
材4と爪車5と第1及び第2の爪部材6,7と回転軸1
0とを一体的に組付けてユニット化し、これを上記回転
操作部材1と回転ロック機構11との間に一体的に装着
可能としているので、例えば、このユニット化されたも
のを従来の直接駆動式の回転操作装置に取り付けること
で該直接駆動式における基本的構造を大きく変更するこ
となく、操作性の良好な回転操作装置を容易に得ること
ができ、該回転操作装置の適用範囲の拡大が期待できる
ものである。
【0050】その他 (1) この実施形態においては、回転操作装置Zを車
両用シートのリフター装置の回転操作部に適用したもの
を一例として説明したが、本願発明はこれに限定される
ものではなく、被回転部の回転操作手段として広く適用
できることは勿論である。
【0051】(2) 上記実施形態においては、回転ロ
ック機構Rの一例としてブレーキ機構で構成される上記
回転ロック機構11を適用したものを示しているが、該
回転ロック機構Rとしてはかかる構造のものに限定され
るものではなく、例えば掛止爪方式のもの等、種々構造
のものを適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかる回転操作装置の正面図であ
る。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1に示した回転操作装置の要部分解斜視図で
ある。
【図4】図1に示した回転操作装置の一方側への操作状
態の説明図である。
【図5】図1に示した回転操作装置の他方側への操作状
態の説明図である。
【符号の説明】
1は回転操作部材、2は第1ブラケット、3は第2ブラ
ケット、4は揺動部材、5は爪車、6は第1爪部材、7
は第2爪部材、8は付勢バネ、9はリターンスプリン
グ、10は回転軸、11は回転ロック機構、12はケー
シング、13は回転軸、16はピニオン、17はギヤプ
レート、18はリンクバー、19はシート側部材、21
は軸穴、22は掛止部、23は掛止規制部、24は固定
ボルト、31は軸穴、32は第1ストッパー、33は第
2ストッパー、41は軸穴、42はピン孔、43は掛止
部、61はピン孔、62は掛止爪、71はピン孔、72
は掛止爪、Xは被回転部、Qは回動付勢手段、Rは回転
ロック機構、Yは回転駆動部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B087 BA15 BB21 BC24 3B091 GA01 3J105 AA03 AB02 AB23 AC01 AC10 BC13 DA34

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転操作部材(1)からの回転操作力を
    受けて被回転部(X)に回転力を付与する回転駆動部
    (Y)と、 上記回転操作部材(1)の非操作時には上記被回転部
    (X)をその時点の回転位置でロックする一方、該回転
    操作部材(1)の操作時には上記被回転部(X)に対す
    るロック作用を解除する回転ロック機構(R)とを備え
    た回転操作装置であって、 上記回転操作部材(1)が中立回転位置を中心として回
    転方向一方側の第1回転位置と他方側の第2回転位置の
    間で回転操作可能とされる一方、 上記回転駆動部(Y)が、 多数の爪歯(5a),(5a),・・を備え且つ上記被
    回転部(X)と一体に回転可能とされた爪車(5)と、 上記爪車(5)と同軸上において該爪車(5)と相対回
    転可能に配置され且つ上記回転操作部材(1)によって
    回転駆動される回転軸(10)と、 上記回転軸(10)と一体的に回転可能で且つ該回転軸
    (10)の軸心に略直交する面方向に揺動自在とされた
    一対の爪部材であって上記回転操作部材(1)の中立回
    転位置から第1回転位置側への回転操作時に上記爪車
    (5)の爪歯(5a),(5a),・・に掛止可能な第
    1爪部材(6)と中立回転位置から第2回転位置側への
    回転操作時に該爪歯(5a),(5a),・・に掛止可
    能な第2爪部材(7)と、 上記回転操作部材(1)の中立回転位置と第1回転位置
    との間での回転操作時には上記第2爪部材(7)に係合
    して該第2爪部材(7)の上記爪車(5)の爪歯(5
    a),(5a),・・への掛止を阻止し、上記回転操作
    部材(1)の中立回転位置と第2回転位置との間での回
    転操作時には上記第1爪部材(6)に係合して該第1爪
    部材(6)の上記爪車(5)の爪歯(5a),(5
    a),・・への掛止を阻止する掛止規制部(23)と、
    を備えたことを特徴とする回転操作装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記回転操作部材(1)を中立回転位置に位置決めする
    ように回動付勢する回動付勢手段(Q)が設けられてい
    ることを特徴とする回転操作装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記回転駆動部(Y)が上記回転操作部材(1)と回転
    ロック機構(R)との間に一体的に装着可能とされてい
    ることを特徴とする回転操作装置。
JP2000088395A 2000-03-28 2000-03-28 回転操作装置 Pending JP2001270353A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011090098A1 (ja) * 2010-01-21 2011-07-28 シロキ工業株式会社 有段下降装置及び有段リフタ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011090098A1 (ja) * 2010-01-21 2011-07-28 シロキ工業株式会社 有段下降装置及び有段リフタ装置
US8800947B2 (en) 2010-01-21 2014-08-12 Shiroki Corporation Stepped lowering device and stepped lifter device
JP5684736B2 (ja) * 2010-01-21 2015-03-18 シロキ工業株式会社 有段下降装置及び有段リフタ装置

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