JPH0137239Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0137239Y2
JPH0137239Y2 JP4352285U JP4352285U JPH0137239Y2 JP H0137239 Y2 JPH0137239 Y2 JP H0137239Y2 JP 4352285 U JP4352285 U JP 4352285U JP 4352285 U JP4352285 U JP 4352285U JP H0137239 Y2 JPH0137239 Y2 JP H0137239Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torsion spring
core
stopper
brake mechanism
stopper case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4352285U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61157732U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP4352285U priority Critical patent/JPH0137239Y2/ja
Publication of JPS61157732U publication Critical patent/JPS61157732U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0137239Y2 publication Critical patent/JPH0137239Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はウインドレギユレータ等に使用される
ブレーキ機構に関する。
(従来の技術) ウインドレギユレータは、第5図に示す如く、
ベースプレートaに取り付けたブレーキ機構を有
し、該ブレーキ機構におけるピニオンbをハンド
ルcの操作により回転させ、ドリブンギヤd及び
これを一体的に連結され且つ前記ベースプレート
aに回動可能に枢着された主アームeを駆動し、
窓ガラスfを昇降させるもので、このウインドレ
ギユレータに用いられるブレーキ機構としては、
従来から第6図に示すものが知られている。
このブレーキ機構では、ストツパケース1内に
主トーシヨンスプリング2がストツパケース1の
内壁を圧接する如く配置されており、該トーシヨ
ンスプリング2の内側に切欠3aが刻設されたコ
ア3が回転可能に挿入されている。又、このコア
3はハンドル軸4に一体的に固着されている。更
に、前記コア3の切欠3aの空間内であつて主ト
ーシヨンスプリング2のフツク部2a,2b間に
は、ピニオン(第5図のピニオンb相当)と一体
的に形成されたストツパプレート5の爪部5aが
ハンドル軸4を中心に回転可能に挿入配置されて
いる。
従つて、ピニオン側からの回転力に対しては、
爪部5aの側端部5b又は5cがトーシヨンスプ
リング2のフツク部2a又は2bを押し、トーシ
ヨンスプリング2の外径を広げるように作用する
ため、トーシヨンスプリング2とストツパケース
1との圧接力が強くなり、ピニオンの回転が阻止
される。一方、ハンドル軸4側からの回転力に対
しては、トーシヨンスプリング2のフツク部2a
又は2bがコア3の側端部3b又は3cから外径
を縮める方向の力を受けるので、前記圧接力は小
さくなりハンドル軸4の回転は可能になり、トー
シヨンスプリング2及び爪部5aを介して前記ピ
ニオンを回転させることができる。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記従来のブレーキ機構を用いたウ
インドレギユレータにおける上昇操作力、下降操
作力は、ガラスの重量がかなりあるため、バラン
ススプリグが設けられていない場合には大きく異
なる。従つてバランススプリングを備えていない
ウインドレギユレータにおいては、ブレーキ機構
内で、このアンバランスを解消する必要がある。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、ウインドレギユレータでの上昇操作
力・下降操作力のアンバランスを解消できるブレ
ーキ機構を実現することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決する本考案は、両端にフツク
部が設けられた主トーシヨンスプリングをストツ
パケース内に該ストツパケース内壁に圧接する如
く配置し、切欠が刻設されたハンドル軸側のコア
を前記主トーシヨンスプリングの内壁に回転可能
に挿入すると共に、前記コアの切欠の空間内であ
つて前記主トーシヨンスプリングのフツク部間
に、ピニオンと一体的に形成されたストツパプレ
ートの爪部を挿入したブレーキ機構において、一
端にのみフツク部が設けられた副トーシヨンスプ
リングを前記ストツパケース内に前記ストツパケ
ース内壁に圧接する如く挿入して前記主トーシヨ
ンスプリングに並設すると共に、前記コアの切欠
の一方の側端部と該側端部に対向する前記ストツ
パプレートの爪部の側端部との間に、該副トーシ
ヨンスプリングのフツク部を配置するようにした
ことを特徴とするものである。
(作用) 本考案のブレーキ機構では、コアの回転方向に
よつて操作力にアンバランスを生じさせ、これを
利用してウインドレギユレータでの上昇操作力・
下降操作力のアンバランスを解消している。
(実施例) 以下、第1図乃至第3図を用いて本考案の実施
例を詳細に説明する。尚、これらの図において第
6図と同一部分には同一符号を付し、その説明は
省略する。図中、7は前記複数巻の主トーシヨン
スプリング2に並設された副トーシヨンスプリン
グで、主トーシヨンスプリング2と同様に、スト
ツパケース1の内壁に圧接する如く配置されてい
る。そして、一方の端部のみにフツク部7aが設
けられており、該フツク部7aは、コア3の一方
の側端部3bと該側端部3bと対向する爪部5a
の側端部5bとの間に配置されている。尚、副ト
ーシヨンスプリング7の他方の端部7bは単に内
側に曲げ込まれている。
このように構成した実施例の作動は次の通りで
ある。まず、ハンドル操作によつてガラスを上昇
させる場合には、第2図の反時計方向にコア3を
回転することになるが、このときコア3の回転に
際しては、主トーシヨンスプリング2及び副トー
シヨンスプリング7のフツク部2b、7aの双方
を巻き上げることになり、主トーシヨンスプリン
グ2単独を巻き上げていつたときに、このトーシ
ヨンスプリング2の最後尾(フツク部2a)が移
動を開始する巻上量をθ1としたとき、上昇時では
主トーシヨンスプリング2及び副トーシヨンスプ
リング7をθ1巻き上げた位置での操作力(負荷と
しての爪部5aを回転させる操作力を含む)がガ
ラスの上昇を続けるために必要なハンドル操作力
となる。尚、上昇においては、コア3の回転と同
期してガラスの上昇が始まる。
これに対し、ガラスを下降させる場合には、第
2図の時計方向にコア3を回転することになる
が、このときのコア3の回転に際しては、副トー
シヨンスプリング7がブレーキとして作用するた
め、主トーシヨンスプリング2を巻き上げるのに
必要な力に加え、副トーシヨンスプリング7のブ
レーキ力に打ち勝つ力が必要であり、両者を合わ
せた力が下降時に必要なハンドル操作力となる。
従つて、上記上昇時及び下降時のハンドル操作力
が等しくなるように副トーシヨンスプリング7の
ブレーキ力を設定すれば、ウインドレギユレータ
でのハンドル操作力のアンバランスを解消できる
ことになる。
ここで、副トーシヨンスプリング7のブレーキ
力の増減は、副トーシヨンスプリング7の巻数の
変更や、ストツパケース1への圧接力の変更によ
つて容易に行える。
上記構造をとることにより、ブレーキ機構が外
形上及び重量上並びにコスト上受ける影響は、副
トーシヨンスプリングの増設だけであり、ほとん
ど無視できる。
尚、本考案は上記実施例に限ることなく、種々
の変形が可能である。例えば、副トーシヨンスプ
リング7の端部7bは、第4図に示すように、面
取りを施したり、(第4図イ参照)斜め切断を行
つたり(第4図ロ参照)してもよい。しかし、ス
トツパケース1との摺動耐久性は第3図のものが
最もよい。又、本考案は第5図に示すタイプのウ
インドレギユレータのみでなく、他のタイプ例え
ば1本アームタイプのものにも適用可能である。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、コアの
回転方向によつて操作力にアンバランスを生じさ
せ、これを利用してウインドレギユレータでの上
昇操作力・下降操作力のアンバランスを解消して
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図は第1図の実施例の構成図、第3図は第1
図中の副トーシヨンスプリングの平面図、第4図
は副トーシヨンスプリングの変形例の説明図、第
5図はウインドレギユレータの構成図、第6図は
従来のブレーキ機構の構成図である。 1……ストツパケース、2……主トーシヨンス
プリング、2a,2b……フツク部、3……コ
ア、3a……切欠、3b,3c……側端部、4…
…ハンドル軸、5……ストツパプレート、5a…
…爪部、5b,5c……側端部、6……ピニオ
ン、7……副トーシヨンスプリング、7a……フ
ツク部、7b……端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端にフツク部が設けられた主トーシヨンスプ
    リングをストツパケース内に該ストツパケース内
    壁に圧接する如く配置し、切欠が刻設されたハン
    ドル軸側のコアを前記主トーシヨンスプリングの
    内壁に回転可能に挿入すると共に、前記コアの切
    欠の空間内であつて前記主トーシヨンスプリング
    のフツク部間に、ピニオンと一体的に形成された
    ストツパプレートの爪部を挿入したブレーキ機構
    において、一端にのみフツク部が設けられた副ト
    ーシヨンスプリングを前記ストツパケース内に前
    記ストツパケース内壁に圧接する如く挿入して前
    記主トーシヨンスプリングに並設すると共に、前
    記コアの切欠の一方の側端部と該側端部に対向す
    る前記ストツパプレートの爪部の側端部との間
    に、該副トーシヨンスプリングのフツク部を配置
    するようにしたことを特徴とするブレーキ機構。
JP4352285U 1985-03-25 1985-03-25 Expired JPH0137239Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4352285U JPH0137239Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4352285U JPH0137239Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61157732U JPS61157732U (ja) 1986-09-30
JPH0137239Y2 true JPH0137239Y2 (ja) 1989-11-10

Family

ID=30555269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4352285U Expired JPH0137239Y2 (ja) 1985-03-25 1985-03-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0137239Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0735831B2 (ja) * 1988-06-30 1995-04-19 株式会社大井製作所 ブレーキ機構

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61157732U (ja) 1986-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4778138A (en) Apparatus for adjusting height of seat for automobile
JPH0237825Y2 (ja)
JPH0137239Y2 (ja)
US4646888A (en) One-directional drive apparatus
US6032893A (en) Fishing reel
JPH0212329Y2 (ja)
US4646887A (en) Gear drive apparatus
JPH0385389U (ja)
JPH0574729B2 (ja)
JPS63132144U (ja)
JPH0110507Y2 (ja)
JPH0442468Y2 (ja)
JPS6168766A (ja) カセツト装着装置
JPH074755U (ja) ブレーキ機構
JPH0152617B2 (ja)
SU1411266A1 (ru) Телескопическа стрела грузоподъемного устройства
JPH0291886U (ja)
JPH0645034Y2 (ja) 自動車用ウインドレギュレータ
JPH0291885U (ja)
JPS6254350U (ja)
JPH0238749B2 (ja) Uindoregyureeta
JPS6441748U (ja)
JPH02114561U (ja)
JPH01136738U (ja)
JPS60125947U (ja) リクライニング装置