JPH0747481Y2 - 甲板支持用ブラケット - Google Patents

甲板支持用ブラケット

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JPH0747481Y2
JPH0747481Y2 JP8488590U JP8488590U JPH0747481Y2 JP H0747481 Y2 JPH0747481 Y2 JP H0747481Y2 JP 8488590 U JP8488590 U JP 8488590U JP 8488590 U JP8488590 U JP 8488590U JP H0747481 Y2 JPH0747481 Y2 JP H0747481Y2
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JP
Japan
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deck
bracket
counter
supporting
counter body
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JP8488590U
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JPH0446172U (ja
Inventor
晃 久田
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はカウンター支持用のブラケットに関し、詳し
くは甲板支持用のブラケットに関する。
(考案の背景) カウンターの一種に、カウンター本体の後端より立ち上
がるバックガード部から甲板が後方に且つカウンター本
体と段違い状に延出する形態のものがある。
この甲板を有する従来のカウンターは、カウンター本体
及び甲板が一体に成形されたものであった。
この種の甲板を有するカウンターの場合、一般に通常の
カウンターに比べて前後方向の奥行が深く、全体として
豪華な感じがあるものの、カウンター自体の大きさが通
常のそれに比べて大きく且つ重量も重いために取扱いが
し辛く、また甲板の一部に切欠その他の加工を施す際に
おいても、カウンター全体を加工対象としなければなら
ず、加工がし難いといった難点があった。
そこで本考案者は、かかる甲板を有するカウンターにお
いて、これをカウンター本体と甲板とに分割してそれら
を別体と成すことを案出した。
このようにすると、重量の重いカウンターを、カウンタ
ー本体と甲板とに分けて取扱いすることができ、取扱い
作業性が向上するとともに、甲板に加工を施すに際して
も、カウンター本体とは別パーツである甲板のみを加工
対象として作業することができ、加工性も向上するとい
った利点が生ずる。またこの外、カウンター本体と甲板
とを重複させることにより、或いはその重複幅(前後方
向の)を調節することによって、即ちカウンター本体の
前後方向の出入調節を行うことによって、カウンター全
体の奥行幅を調節することが可能となり、更にバックガ
ード部を切断することによって、甲板の高さ位置も調節
できるといった優れた利点が得られる。
更に複数種類のカウンター本体及び甲板を様々に組み合
せてカウンターを構成することが可能となるといった副
次的な効果も生ずる。
(考案が解決しようとする課題) 以上のようにカウンター本体と甲板とを別体と成した場
合、上記のような種々の利点が生ずる。
しかしながらこの場合には、カウンターをどのようにし
て支持するかといった新たな問題が生ずる。
(課題を解決するための手段) 本願の考案はこのような事情を背景としてなされたもの
であり、その目的は、甲板を支持するためのブラケット
を提供することにある。
而して本願の第一の考案に係る甲板支持用ブラケット
は、カウンター本体と該カウンター本体の後端より立ち
上がるバックガード部から該本体とは段違い状に後方に
延出する甲板とが別体と成されたカウンターの該甲板支
持用のブラケットであって、壁面に固定される別途のブ
ラケットへの固定部と、前記甲板を載置させてこれを支
持する支持部とを有していることを特徴とする(請求項
(1))。
本願の別の考案に係る甲板支持用ブラケットは、請求項
(1)のブラケットにおいて、前記支持部に甲板の高さ
調整用のレベル調節機構が設けられていることを特徴と
する(請求項(2))。
本願の別の考案に係る甲板支持用ブラケットは、請求項
(1)又は(2)のブラケットにおいて、前記支持部に
前記甲板とのねじ部材による締結片部が形成されている
ことを特徴とする(請求項(3))。
本願の更に別の考案に係る甲板支持用ブラケットは、請
求項(1),(2)又は(3)のブラケットにおいて、
前記カウンター本体の前後方向の位置決めのためのスト
ッパ片部が設けられていることを特徴とする(請求項
(4))。
(作用及び考案の効果) 請求項(1)のブラケットを用いることにより、甲板を
カウンター本体とは別途に支持することができ、カウン
ター全体の取付作業が行い易くなる。
請求項(2)のブラケットはレベル調節機構を有してお
り、このためこのブラケットを用いれば、カウンター本
体とは別パーツである甲板を設置するに際してこれを適
正な高さに位置調節することが可能となる。
特に上述したようにカウンター本体と甲板とを別体と成
したカウンターにおいては、バックガード部を現場の状
況等に応じて切断することによりその高さを自由に調節
し得る特長を有しており、この場合、甲板支持用ブラケ
ットに高さ調節機構が付属していることに基づいて、甲
板の支持高さを簡単に且つ正確に調節できる利点が生ず
る。
請求項(3)のブラケットは、甲板との締結片部が甲板
支持部に形成されており、甲板を強固に固定し得てがた
つきを生ぜしめない利点を有する。即ち甲板の設置に際
して、これを単にブラケット上に載置するだけの支持構
造を採用することも可能であるが、この場合には甲板が
がたつく恐れがある。
しかるに本考案のブラケットを用いれば、甲板とブラケ
ットとを締結することができるため、甲板を強固に支持
できるようになる。
またこの締結片部は支持部に設けられているため、かか
る支持部に上記レベル調節機構が設けられる場合におい
て、その締結をレベル調節機構部の近傍で行い得る利点
がある。
一方請求項(4)のブラケットを用いた場合、カウンタ
ー本体の前後方向の位置決めを併せて行い得る利点があ
る。
前述したようにカウンター本体と甲板とを別体としたカ
ウンターにあっては、カウンター本体の後端部と甲板の
前端部とを一部重複させるようにしてカウンター本体を
設置することとなる。即ちカウンター本体の後端が壁面
等取付面より所定寸法離れた位置に位置させられること
になる。その際、甲板支持用ブラケットにストッパ片部
が設けられていると、カウンターの本体後端の位置決め
を容易、且つ正確に行い得る利点が生ずるのである。
またこの種、カウンター本体と甲板とが別体のカウンタ
ーにあっては、カウンター本体の出入り調節を行うこと
によってカウンター全体の奥行幅を調節できる利点を有
するが、その際上記ストッパ片部の位置を移動可能とし
ておくと、カウンター本体の出入り調節を容易、且つ正
確に行い得る利点が生ずる。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
第1図及び第2図において10はカウンターであって、12
はカウンター本体、14及び16はカウンター本体12の前端
及び後端よりそれぞれ立ち下り或いは立ち上がる前板部
及びバックガード部である。
18はカウンター本体12とは別体に構成された甲板で、前
端部に下方への折曲げ部20を有しており、この折曲げ部
20が、バックガード部16に被さるようにしてその上側に
載置される。
第2図はこのカウンター10の取付状態を示したものであ
って、図中22はカウンター本体支持用の主ブラケット、
24は副ブラケットで、これら主ブラケット22及び副ブラ
ケット24によってカウンター10が支持されている。
主ブラケット22は、第1図にも示しているように壁面26
への取付部28と、これより水平方向に突き出す支持部30
と、それら取付部28及び支持部30を連結し且つ補強する
三角形状の補強板部32とから成っており、その取付部28
においてビス34により壁面26に固定されている。
一方支持部30には、固定部36,52が設けられ、この固定
部36,52がビス38或いは図示を省略するボルト等によっ
てカウンター本体12と締結されるようになっている。ま
た支持部30の基端部には、上記副ブラケット24のための
第二固定部40が設けられている。この第二固定部40は、
前後方向の長穴42を備えており、この長穴42に副ブラケ
ット24のねじ部44を挿通させた上、これにナット46を締
め込むことによって、副ブラケット24がかかる第二固定
部40に締結されるようになっている。
副ブラケット24は、第3図にも示しているように主ブラ
ケット22における前記第二固定部40上に載置される水平
な載置部48と、これより直角上方に立ち上がるストッパ
片部50と、載置部48からの立上り部55と、立上り部55の
上端から水平に延び出す支持片部56とを有している。そ
してその載置部48の下面より前記ねじ部44が下方に突き
出し、また支持片部56にはレベル調節のためのボルト58
が取り付けられている。ボルト58は、回転操作によって
頭部60の高さが調節されるようになっており、その頭部
60の高さ変化によって、これに載せられる甲板18のレベ
ル調節を行う。
本例においては、主ブラケット22に対して副ブラケット
24を組み付けておき、そしてその副ブラケット24のスト
ッパ片部50に対してカウンター本体12の後端を当接させ
ることにより、かかるカウンター本体12の前後方向の位
置決めを行うことができる。そしてその位置決め状態に
おいてカウンター本体12を主ブラケット22にビス38等に
より締結し、これと共に甲板18をバックガード部16及び
副ブラケット24上に載せることによって、カウンター10
全体の設置を行うことができる。
上記のカウンター10は、カウンター本体12と甲板18とが
別体であることから、カウンター本体12の出入方向(前
後方向)の位置を調節することによって、カウンター10
全体の奥行幅を調節できるといった利点がある。その
際、副ブラケット24の固定位置を長穴42に沿って前後に
調節することにより、カウンター本体12を適正な位置に
位置決めすることができる。
このカウンター10は、また、バックガード部16を一部切
断することによって、その高さ調節をも行うことができ
る利点を有している。
このとき甲板18の支持高さが異なることになるが、その
支持高さの調節は副ブラケット24に設けたボルト58を回
転操作することによって容易に、且つ正確に行うことが
できる。
本実施例においては、副ブラケット24が、カウンター本
体12の位置決め機能と甲板18の支持機能とを備えている
ため、主ブラケット22に対して副ブラケット24を組み付
けるだけで、カウンター本体12の位置決めと甲板18の支
持とを行なうことができ、カウンターの設置施工が容易
である利点を有する。
第4図は本考案の更に他の実施例を示している。図示の
ようにこの例では、副ブラケット62の支持片部56に締結
片部64が設けられている。締結片部64には締結穴66が形
成されており、この締結穴66においてビス68によりカウ
ンター本体12と締結されるようになっている。
以上本考案の実施例を詳述したが、これらはあくまで本
考案の一実施例であり、本考案は、その主旨を逸脱しな
い範囲において、当業者の知識に基づき様々な変更を加
えた形態で構成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例である甲板支持用
ブラケットを含むカウンター支持構造の分解斜視図及び
側面断面図であり、第3図はその甲板支持用ブラケット
の斜視図、第4図は本考案の他の実施例に係る甲板支持
用ブラケットの斜視図である。 10:カウンター、12:カウンター本体 16:バックガード部、18:甲板 22:主ブラケット 24,62:副ブラケット 50:ストッパ片部 58:ボルト 64:締結片部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カウンター本体と該カウンター本体の後端
    より立ち上がるバックガード部から該本体とは段違い状
    に後方に延出する甲板とが別体と成されたカウンターの
    該甲板支持用のブラケットであって、 壁面に固定される別途のブラケットへの固定部と、前記
    甲板を載置させてこれを支持する支持部とを有している
    ことを特徴とする甲板支持用ブラケット。
  2. 【請求項2】請求項(1)のブラケットにおいて、前記
    支持部に甲板の高さ調整用のレベル調節機構が設けられ
    ていることを特徴とする甲板支持用ブラケット。
  3. 【請求項3】請求項(1)又は(2)のブラケットにお
    いて、前記支持部に前記甲板とのねじ部材による締結片
    部が形成されていることを特徴とする甲板支持用ブラケ
    ット。
  4. 【請求項4】請求項(1),(2)又は(3)のブラケ
    ットにおいて、前記カウンター本体の前後方向の位置決
    めのためのストッパ片部が設けられていることを特徴と
    する甲板支持用ブラケット。
JP8488590U 1990-08-10 1990-08-10 甲板支持用ブラケット Expired - Lifetime JPH0747481Y2 (ja)

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JPH0446172U JPH0446172U (ja) 1992-04-20
JPH0747481Y2 true JPH0747481Y2 (ja) 1995-11-01

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JPH0446172U (ja) 1992-04-20

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