JPH0746657B2 - 着磁方法 - Google Patents

着磁方法

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JPH0746657B2
JPH0746657B2 JP60105223A JP10522385A JPH0746657B2 JP H0746657 B2 JPH0746657 B2 JP H0746657B2 JP 60105223 A JP60105223 A JP 60105223A JP 10522385 A JP10522385 A JP 10522385A JP H0746657 B2 JPH0746657 B2 JP H0746657B2
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magnetizing
magnetic
ferrite magnet
magnetic pole
motor
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清 木村
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F13/00Apparatus or processes for magnetising or demagnetising

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は小型モータの磁気回路に用いられる軸方向異方
性フェライト磁石の端面に多極着磁を施す方法に関す
る。
〔従来の技術〕 オーディオ機器やビデオ機器などの回転機構には小型マ
グネットモータが使用されている。この小型モータはコ
アレスモータ、ブラシレスモータ及びステッピングモー
タに大別されるが、ステッピングモータと共にブラシレ
スモータの伸びが著しい。
このブラシレスモータのうち最も広く使用されているブ
ラシレスDCモータにおいては、第4図(a),(b)に
示すように、カップ状ヨーク6の内壁に軸方向に異方性
を有するリング状フェライト磁石4を固着して磁気回路
を形成している。
最近はモータの小型化および高性能化の要求が強く、そ
れに伴い上記リング状フェライト磁石も偏平なもの(厚
さ1.5〜4mm程度)が使用されている。
このリング状軸方向異方性フェライト磁石は、ロータ状
態で端面に4〜8極程度の着磁を施しモータに組み込ま
れる。そのための着磁ヨークとしては、例えば第5図
(a),(b)に示す構造のものが一般に使用されてい
る。
同図において、1は純鉄等の軟磁性体からなるヨーク本
体であり、軸方向に所定間隔をおいて形成された磁極部
21〜28と、各磁極部を取囲む磁化コイル3とを有してい
る。磁化コイルは公知のパルス磁界発生方式のコンデン
サー型着磁電源(図示せず)に接続されている。
この着磁ヨークによれば、磁極部21〜28の端面とフェラ
イト磁石4の端面を密着せしめてから磁化コイル3に通
電することにより、第6図に示すような磁束の流れが生
じて着磁が行われる。
〔発明の解決しようとする問題点〕
従来の着磁ヨークにて着磁を行なった場合、モータの駆
動に必要な有効磁束量は得られるものの、モータの磁気
回路における空隙部での磁束密度分布が第7図に示すよ
うに台形波状となるので、電流リップルが大きくなり、
回転ムラが生ずてしまう。また磁極の中間に凹みが生じ
るので、凹部で空隙部の磁界が急激に変化してしまい、
コギングトルトが大きくなり、モータの振動や騒音を発
生させる原因になる。
本発明の目的は、上述した従来技術の問題点を解消し、
電流リップルを少くしうるような空隙磁束密度分布が得
られる着磁方法を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の着磁方法は、リング状軸方向異方性フェライト
磁石の端面に着磁ヨークの磁極部を対向させて多極着磁
を施す方法において、磁極部を取囲む磁化コイルに通電
した時に磁極部の少くとも一部が磁気的に飽和するよう
な形状とした着磁ヨークを用いるものである。
〔作用〕
本発明に用いられる着磁ヨークは、磁極部の断面形状を
例えば円弧状としたもので、このような形状の磁極部と
することにより、磁化コイルに通電した時に、磁極部先
端が磁気的に飽和し、正弦波の波形を得ることができ
る。
〔実施例〕
以下本発明の詳細を図面により説明する。
第1図(a),(b)は本発明の一実施例に係る着磁ヨ
ークの平面図、同側面図、第2図は第1図の着磁ヨーク
に通電した時の磁束の流れを示すための図、第3図は空
隙部の磁束密度波形を示す図である。
第1図(a),(b)において、1はヨーク本体、2′
〜2′は磁極部、3は磁化コイルである。磁極部
は、第2図に示すように断面が円弧状に形成されてい
る。フェライト磁石4と磁極部2′との間には非磁性体
からなるスペーサ5が介装されている。
次に、磁化コイル3に通電すると、各コイルが巻回され
ている磁極部は交互に磁化される。例えば磁極部2′
の先端がN極になると、両側の磁極部2′と2′
S極になる。
ここで、磁極部の断面は円弧状であるため、第2図のよ
うな磁束の流れが生じて、磁極部の先端は磁気的に飽和
する。その結果、フェライト磁石の内部には、比較的大
回りの磁束線が通過することになり、第3図に示すよう
な正弦波状の空隙磁束密度分布を得ることができる。
また本発明では、フェライト磁石と磁極部との間にスペ
ーサを設けているが、その厚さが大きすぎると有効磁束
量の低下を招くので、できるだけ薄くすることが望まし
く、具体的には1.0mm以下がよい。但し、強度の点から
は約0.3mm以上は必要である。
上述したように、本発明の着磁方法によって正弦波状の
空隙磁束密度が得られるため、電流リップルが減少し、
回転ムラを少くできる。特にこのような波形は、モータ
が低速回転(500〜2000r.p.m位)する時に極めて有利で
ある。
〔発明の効果〕
以上に記述の如く、本発明によれば、モータの空隙磁束
密度分布を正弦波状にすることができるので、モータ性
能の改善に極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)及び(b)はそれぞれ本発明に係る着磁ヨ
ークの一例を示す平面図及び側面図、第2図は第1図の
要部拡大断面図、第3図は本発明によって得られた空隙
磁束密度分布を示す図、第4図(a)及び(b)はそれ
ぞれモータ用磁気回路の一例を示す平面図及び断面図、
第5図(a)及び(b)はそれぞれ従来の着磁ヨークの
一例を示す平面図及び側面図、第6図は第5図の要部拡
大断面図、第7図は従来法によって得られた空隙磁束密
度分布を示す図である。 1:ヨーク本体、2,2′,2″:磁極部、3:磁化コイル、4:
フェライト磁石、5:スペーサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸方向異方性を有する円板状フェライト磁
    石の端面に対向する磁化コイルを巻回した磁極部を複数
    個有する着磁ヨークを配設し、前記磁化コイルに通電し
    て、前記フェライト磁石の端面に4〜8個の多極着磁を
    施す方法において、前記磁極部の磁石対向部側を円弧状
    の断面形状とし、多極着磁したフェライト磁石端面の空
    隙磁束密度分布を近似正弦波にしたことを特徴とする着
    磁方法。
JP60105223A 1985-05-17 1985-05-17 着磁方法 Expired - Fee Related JPH0746657B2 (ja)

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