JP2020137350A - アキシャルギャップモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】高回転時に発生する逆起電力を抑制することのできるアキシャルギャップモータを提供する。【解決手段】ロータは、当該ロータの回転軸を中心に複数の磁性体が環状に配置されたロータ部を複数備える。複数のロータ部には、第1のロータ部と、第1のロータ部の外側又は内側に配置された第2のロータ部と、が含まれる。第2のロータ部に配置された磁性体は、ステータに対して作用する磁力が第1のロータ部に配置された磁性体よりも弱くなるように構成された磁性体である。ステータは、第1のロータ部と対向するように複数のコイルが環状に配置される第1のステータ部と、第2のロータ部と対向するように複数のコイルが環状に配置される第2のステータ部と、を備える。第1のステータ部に配置されたコイルへの通電経路と、第2のステータ部に配置されたコイルへの通電経路と、は独立している。【選択図】図4
Description
本開示は、アキシャルギャップモータに関する。
回転軸方向において間隙を持って対向するように配置されたステータとロータとを備えるアキシャルギャップモータが知られている。
例えば、特許文献1には、ロータに永久磁石が周方向に複数配置され、ステータにコイルが周方向に複数配置されたアキシャルギャップモータが開示されている。このアキシャルギャップモータでは、通電されることによりコイルに発生する磁場と、永久磁石の磁場と、が互いに影響を及ぼし合うことにより、ロータがステータに対して回転する。
例えば、特許文献1には、ロータに永久磁石が周方向に複数配置され、ステータにコイルが周方向に複数配置されたアキシャルギャップモータが開示されている。このアキシャルギャップモータでは、通電されることによりコイルに発生する磁場と、永久磁石の磁場と、が互いに影響を及ぼし合うことにより、ロータがステータに対して回転する。
しかしながら、上述したアキシャルギャップモータでは、ロータが回転することにより、ロータの永久磁石の磁束に起因して、ステータのコイルに逆起電力が発生する。この逆起電力は、ロータの回転が増加するに伴い増大する。このため、高回転時に回転力の損失が生じ、アキシャルギャップモータの出力効率が低下するという問題があった。
本開示の一局面は、高回転時に発生する逆起電力を抑制することのできるアキシャルギャップモータを提供することを目的としている。
本開示の一態様は、アキシャルギャップモータであって、ステータと、ロータと、を備える。ロータは、ステータに対して回転可能に設けられる。また、ロータは、当該ロータの回転軸を中心に複数の磁性体が環状に配置されたロータ部を複数備え、複数のロータ部には、第1のロータ部と、第1のロータ部の外側又は内側に配置された第2のロータ部と、が含まれる。第2のロータ部に配置された磁性体は、ステータに対して作用する磁力が第1のロータ部に配置された磁性体よりも弱くなるように構成された磁性体である。ステータは、第1のステータ部と、第2のステータ部と、を備える。第1のステータ部は、第1のロータ部と対向するように複数のコイルが環状に配置される。第2のステータ部は、第2のロータ部と対向するように複数のコイルが環状に配置される。第1のステータ部に配置されたコイルへの通電経路と、第2のステータ部に配置されたコイルへの通電経路と、は独立している。
このような構成では、第1のステータ部に配置されたコイルが通電されると、第1のロータ部が用いられた回転制御が行われる。また、第2のステータ部に配置されたコイルが通電されると、第2のロータ部が用いられた回転制御が行われる。したがって、例えば高回転時には第2のステータ部に配置されたコイルにのみ通電されるように制御することで、高回転時に発生する逆起電力を抑制することができる。
本開示の一態様では、第1のロータ部は、第2のロータ部の外側に配置されてもよい。このような構成によれば、第1のステータ部に配置されたコイルが通電されることにより生じるトルクを高くすることができる。
本開示の一態様では、第1のロータ部に配置された磁性体として永久磁石が用いられ、第2のロータ部に配置された磁性体として軟磁性体が用いられてもよい。これにより、第2のロータ部に配置された磁性体として永久磁石が用いられる構成と比較して、第2のステータ部に配置されたコイルにのみ通電された状態で発生する逆起電力を一層抑制することができる。
本開示の一態様では、ロータとステータとの間には、第1のロータ部に配置された磁性体と第2のステータ部に配置されたコイルとの間で磁場を遮るための遮蔽部を有してもよい。これにより、第1のロータ部に配置された磁性体の磁場が、第2のステータ部に配置されたコイルへ影響することを抑制することができる。
本開示の一態様では、ロータは、複数のロータ部として、第1のロータ部及び第2のロータ部のみを備えてもよい。このような構成によれば、3つ以上のロータ部を備える構成と比較して、簡易な構成とすることができる。
以下、本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
[1.アキシャルギャップモータの構成]
図1に示すアキシャルギャップモータ100は、ステータ1と、ロータ2と、ロータ軸3と、を備える。
[1.アキシャルギャップモータの構成]
図1に示すアキシャルギャップモータ100は、ステータ1と、ロータ2と、ロータ軸3と、を備える。
ステータ1は、円盤状に形成され、ロータ軸3が貫通する貫通孔4を中心部に有している。
ロータ2は、円盤状に形成され、その中心を貫通するロータ軸3に固定されている。ロータ2及びロータ軸3は、ステータ1に対して回転可能に設けられている。
ロータ2は、円盤状に形成され、その中心を貫通するロータ軸3に固定されている。ロータ2及びロータ軸3は、ステータ1に対して回転可能に設けられている。
ステータ1及びロータ2は、ロータ2の回転軸Aの方向において間隙5を持って対向するように配置されている。
図2に示すように、ロータ2は、回転軸Aを中心に複数の磁性体が環状に配置されたロータ部を2つ備える。本実施形態では、ロータ2は、2つのロータ部として、第1のロータ部21と、第2のロータ部22と、を備える。
図2に示すように、ロータ2は、回転軸Aを中心に複数の磁性体が環状に配置されたロータ部を2つ備える。本実施形態では、ロータ2は、2つのロータ部として、第1のロータ部21と、第2のロータ部22と、を備える。
第1のロータ部21は、第2のロータ部22の外側に配置されている。第1のロータ部21には、磁性体として永久磁石211が配置されている。具体的には、第1のロータ部21では、回転軸A方向にN極とS極が配置され、周方向において隣り合う永久磁石211が互いに逆の極性となるように、N極とS極とが等間隔で交互に配置されている。
第2のロータ部22には、磁性体として軟磁性体221が配置されている。本実施形態では、軟磁性体221として鉄が用いられている。
図3に示すように、ステータ1は、回転軸Aを中心に複数のコイルが環状に配置されたステータ部を2つ備える。具体的には、ステータ部には、回転軸Aを中心に複数の磁心が環状に配置されており、各磁心の周囲にコイルが巻かれている。なお、本実施形態では、磁心として鉄が用いられている。
図3に示すように、ステータ1は、回転軸Aを中心に複数のコイルが環状に配置されたステータ部を2つ備える。具体的には、ステータ部には、回転軸Aを中心に複数の磁心が環状に配置されており、各磁心の周囲にコイルが巻かれている。なお、本実施形態では、磁心として鉄が用いられている。
本実施形態では、ステータ1は、2つのステータ部として、第1のステータ部11と、第2のステータ部12と、を備える。第1のステータ部11は、第1のロータ部21と対向するように配置される。第2のステータ部12は、第2のロータ部22と対向するように配置される。
第1のステータ部11は、第2のステータ部12の外側に配置されている。第1のステータ部11には、複数のコイル111が環状に配置されている。以下、第1のステータ部11に配置されたコイル111を第1のコイル111という。第2のステータ部12にも同様に、複数のコイル121が環状に配置されている。以下、第2のステータ部12に配置されたコイル121を第2のコイル121という。なお、詳細は後述するが、第1のコイル111への通電経路と、第2のコイル121への通電経路と、は独立している。
図4に示すように、ステータ1とロータ2との間に形成される間隙5は、永久磁石211と第2のコイル121との間で磁場を遮るための遮蔽部53を有する。
遮蔽部53は、ステータ1におけるロータ2と対向する側の面に形成された第1の段部13と、ロータ2におけるステータ1と対向する側の面に形成された第2の段部23と、により形成される。第1の段部13は、第1のステータ部11と第2のステータ部12との間において、第2のステータ部12側が第1のステータ部11側よりも凹んだ部分である。第2の段部23は、第1のロータ部21と第2のロータ部22との間において、第2のロータ部22側が第1のロータ部21側よりもステップ状に突出した部分である。第1の段部13及び第2の段部23は、回転軸Aを中心とする円に沿って全周に形成されている。
遮蔽部53は、ステータ1におけるロータ2と対向する側の面に形成された第1の段部13と、ロータ2におけるステータ1と対向する側の面に形成された第2の段部23と、により形成される。第1の段部13は、第1のステータ部11と第2のステータ部12との間において、第2のステータ部12側が第1のステータ部11側よりも凹んだ部分である。第2の段部23は、第1のロータ部21と第2のロータ部22との間において、第2のロータ部22側が第1のロータ部21側よりもステップ状に突出した部分である。第1の段部13及び第2の段部23は、回転軸Aを中心とする円に沿って全周に形成されている。
[2.モータ制御システム]
上述したアキシャルギャップモータ100は、図5に示すように、例えば車両に搭載されるモータ制御システム500に用いられる。本実施形態では、アキシャルギャップモータ100は、車両の走行用駆動源として、車両の駆動輪を回転させるように構成されている。モータ制御システム500は、アキシャルギャップモータ100、インバータ200、位置センサ300及び制御装置400を備える。
上述したアキシャルギャップモータ100は、図5に示すように、例えば車両に搭載されるモータ制御システム500に用いられる。本実施形態では、アキシャルギャップモータ100は、車両の走行用駆動源として、車両の駆動輪を回転させるように構成されている。モータ制御システム500は、アキシャルギャップモータ100、インバータ200、位置センサ300及び制御装置400を備える。
インバータ200は、図示しないバッテリから供給される直流電力を三相電流に変換し、第1のステータ部11及び第2のステータ部12のそれぞれに独立して供給する電力変換装置である。
位置センサ300は、ステータ1に対するロータ2の相対的な回転位置を検出するセンサである。
制御装置400は、CPU、ROM、RAM等を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。制御装置400は、位置センサ300から取得した回転位置を表す信号に基づいてインバータ200を制御することにより、アキシャルギャップモータ100の駆動を制御する。
制御装置400は、CPU、ROM、RAM等を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。制御装置400は、位置センサ300から取得した回転位置を表す信号に基づいてインバータ200を制御することにより、アキシャルギャップモータ100の駆動を制御する。
具体的には、制御装置400は、アキシャルギャップモータ100の駆動開始後、回転位置を表す信号に基づき算出されたロータ2の単位時間当たりの回転数が所定の回転数未満であると判定した場合、第1のステータ部11にのみ電流が供給されるようにインバータ200を制御する。これにより、第1のコイル111が通電され、第1のコイル111に発生する磁場の極と、永久磁石211の磁極と、の吸引及び反発によるマグネットトルクによって、ロータ2が回転する。つまり、ロータ2の単位時間当たりの回転数が所定の回転数未満の間は、第1のロータ部21を用いた周知の三相交流モータの制御方法により回転制御が行われる。
一方、制御装置400は、ロータ2の単位時間当たりの回転数が所定の回転数以上であると判定した場合、電流の供給を第1のステータ部11から第2のステータ部12へ切り替え、第2のステータ部12にのみ電流が供給されるようにインバータ200を制御する。これにより、第2のコイル121が通電され、第2のコイル121に発生する磁場の極と、軟磁性体221の極と、の吸引によるリラクタンストルクによって、ロータ2が回転する。つまり、ロータ2の単位時間当たりの回転数が所定の回転数に達してからは、第2のロータ部22を用いた周知のスイッチトリラクタンスモータの制御方法により回転制御が行われる。
なお、電流の供給を第2のステータ部12から第1のステータ部11へ切り替える場合の回転数の閾値は、電流の供給を第1のステータ部11から第2のステータ部12へ切り替える場合の回転数の閾値よりも低い値が用いられてもよい。
[3.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(3a)本実施形態では、アキシャルギャップモータ100が、第1のコイル111にのみ通電される第1の回転制御モード、及び、第2のコイル121にのみ通電される第2の回転制御モード、の2種類の回転制御モードで回転制御可能に構成されている。そして、低回転時には第1の回転制御モードで回転制御が行われる。一方、高回転時には第2の回転制御モードで回転制御が行われる。したがって、低回転時のトルクを高くしつつ、高回転時の逆起電力を抑制することで高い回転数を実現することができる。
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(3a)本実施形態では、アキシャルギャップモータ100が、第1のコイル111にのみ通電される第1の回転制御モード、及び、第2のコイル121にのみ通電される第2の回転制御モード、の2種類の回転制御モードで回転制御可能に構成されている。そして、低回転時には第1の回転制御モードで回転制御が行われる。一方、高回転時には第2の回転制御モードで回転制御が行われる。したがって、低回転時のトルクを高くしつつ、高回転時の逆起電力を抑制することで高い回転数を実現することができる。
この効果について図6を用いて説明する。図6には、第1の回転制御モードでのトルク特性B1と、第2の回転制御モードでのトルク特性B2と、が示されている。第2の回転制御モードでは、第1の回転制御モードと比較して、逆起電力の発生が抑制されるため、より高い回転数が実現される。本実施形態では、ロータ2の単位時間当たりの回転数が回転数k1未満である場合、第1の回転制御モードで回転制御が行われる。したがって、第2の回転制御モードで回転制御が行われる構成と比較して、低回転時に生じるトルクを高くすることができる。また、ロータ2の単位時間当たりの回転数が回転数k1以上である場合、第2の回転制御モードで回転制御が行われる。したがって、第1の回転制御モードで回転制御が行われる構成と比較して、高い回転数を実現することができる。なお、第1の回転制御モードと第2の回転制御モードとを切り替える基準となる切替回転数は回転数k1以外であってもよい。例えば、回転数k1以上回転数k2未満の範囲において効率等の観点で好ましい切替回転数が設定されてもよい。
(3b)本実施形態では、第1のロータ部21は、第2のロータ部22の外側に配置される。したがって、第1のコイル111が通電されることにより生じるトルクを高くすることができる。
(3c)本実施形態では、第1のロータ部21に配置された磁性体として永久磁石211が用いられ、第2のロータ部22に配置された磁性体として軟磁性体221が用いられる。これにより、第2のロータ部22に配置された磁性体として永久磁石が用いられる構成と比較して、第2のコイル121にのみ通電された状態で発生する逆起電力を一層抑制することができる。
(3d)本実施形態では、間隙5が、永久磁石211と第2のコイル121との間で磁場を遮るための遮蔽部53を有する。具体的には、間隙5における永久磁石211近傍の部分と第2のコイル121近傍の部分とが直線的に連通した形状とならないように構成されている。このため、間隙5が遮蔽部53を有しない構成と比較して、永久磁石211の磁場が第2のコイル121へ影響することを抑制することができる。したがって、第2の回転制御モードにおいて永久磁石211の磁束に起因して第2のコイル121に発生する逆起電力を一層抑制することができる。
(3e)本実施形態では、ロータ2は、複数のロータ部として、第1のロータ部21及び第2のロータ部22のみを備える。したがって、3つ以上のロータ部を備える構成と比較して、簡易な構成とすることができる。
[4.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
(4a)上記実施形態では、第1のロータ部21に永久磁石211が配置され、第2のロータ部22に軟磁性体221が配置されている構成を例示したが、第2のロータ部22に配置されている磁性体は軟磁性体221に限定されるものではない。例えば、第2のロータ部22には、磁性体として、ステータ1に対して作用する磁力が永久磁石211よりも弱い永久磁石が配置されていてもよい。具体的には、例えば、第2のロータ部22には、永久磁石211よりも発生する磁力自体が弱い永久磁石が配置されていてもよい。また例えば、第2のロータ部22には、永久磁石211と同じ磁力を持つ永久磁石が、当該永久磁石の露出を永久磁石211よりも少なくすることなどによって、ステータ1に対して作用する磁力が弱くなるように配置されていてもよい。
(4b)上記実施形態では、第1のステータ部11及び第2のステータ部12に対する電流の供給の切り替えが、ロータ2の単位時間当たりの回転数に基づき行われていたが、電流の供給の切り替えは、例えば出力効率に基づき行われるようにしてもよい。
(4c)上記実施形態では、第1のステータ部11にのみ電流が供給される又は第2のステータ部12にのみ電流が供給されるようにインバータ200が制御される構成を例示した。しかし、低回転時においては、第1のステータ部11及び第2のステータ部12の両方に電流が供給されるようにインバータ200が制御されるように構成されていてもよい。
(4d)上記実施形態では、遮蔽部53は、第1の段部13と第2の段部23とにより形成されていたが、遮蔽部53の形状はこれに限定されるものではない。例えば、図7に示すように、回転軸を含む平面を切断面とする断面形状がU字状の遮蔽部54であってもよい。遮蔽部54は、ステータ1におけるロータ2に対向する側の面に形成された突出部14と、ロータ2におけるステータ1と対向する側の面に形成された凹み部24と、により形成される。
(4e)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。
1…ステータ、2…ロータ、3…ロータ軸、4…貫通孔、5…間隙、11…第1のステータ部、12…第2のステータ部、13…第1の段部、14…突出部、21…第1のロータ部、22…第2のロータ部、23…第2の段部、24…凹み部、53,54…遮蔽部、100…アキシャルギャップモータ、111…第1のコイル、121…第2のコイル、200…インバータ、211…永久磁石、221…軟磁性体、300…位置センサ、400…制御装置、500…モータ制御システム、A…回転軸、B1,B2…トルク特性。
Claims (5)
- ステータと、
前記ステータに対して回転可能に設けられたロータと、
を備え、
前記ロータは、当該ロータの回転軸を中心に複数の磁性体が環状に配置されたロータ部を複数備え、複数の前記ロータ部には、
第1のロータ部と、
前記第1のロータ部の外側又は内側に配置された第2のロータ部と、が含まれ、
前記第2のロータ部に配置された磁性体は、前記ステータに対して作用する磁力が前記第1のロータ部に配置された磁性体よりも弱くなるように構成された磁性体であり、
前記ステータは、
前記第1のロータ部と対向するように複数のコイルが環状に配置された第1のステータ部と、
前記第2のロータ部と対向するように複数のコイルが環状に配置された第2のステータ部と、を備え、
前記第1のステータ部に配置されたコイルへの通電経路と、前記第2のステータ部に配置されたコイルへの通電経路と、が独立している、アキシャルギャップモータ。 - 請求項1に記載のアキシャルギャップモータであって、
前記第1のロータ部は、前記第2のロータ部の外側に配置される、アキシャルギャップモータ。 - 請求項1又は請求項2に記載のアキシャルギャップモータであって、
前記第1のロータ部に配置された磁性体として永久磁石が用いられ、前記第2のロータ部に配置された磁性体として軟磁性体が用いられる、アキシャルギャップモータ。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のアキシャルギャップモータであって、
前記ロータと前記ステータとの間には、前記第1のロータ部に配置された磁性体と前記第2のステータ部に配置されたコイルとの間で磁場を遮るための遮蔽部を有する、アキシャルギャップモータ。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のアキシャルギャップモータであって、
前記ロータは、複数の前記ロータ部として、前記第1のロータ部及び前記第2のロータ部のみを備える、アキシャルギャップモータ。
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